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JP2003223213A - ティーチング方法及びその装置並びにティーチング装置を備えたレーザ加工機 - Google Patents

ティーチング方法及びその装置並びにティーチング装置を備えたレーザ加工機

Info

Publication number
JP2003223213A
JP2003223213A JP2002024535A JP2002024535A JP2003223213A JP 2003223213 A JP2003223213 A JP 2003223213A JP 2002024535 A JP2002024535 A JP 2002024535A JP 2002024535 A JP2002024535 A JP 2002024535A JP 2003223213 A JP2003223213 A JP 2003223213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teaching
data
machining
line
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002024535A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sasaki
真二 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippei Toyama Corp filed Critical Nippei Toyama Corp
Priority to JP2002024535A priority Critical patent/JP2003223213A/ja
Publication of JP2003223213A publication Critical patent/JP2003223213A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティーチング操作を容易かつ短時間に遂行す
ることができるとともに、熟練者でなくても加工データ
を正確に取り込むことができるティーチング方法を提供
する。 【解決手段】 ステップS1では、教示用ワークの教示
線をティーチングする。ステップS2では、ティーチン
グされたデータに基づいて教示データを作成する。ステ
ップS3では、教示データを記憶手段に記憶する。ステ
ップS4では、教示用ワークの教示作業を終了し、ステ
ップS5では実際に加工するワークの加工線に沿って移
動する。ステップS6では、前記加工線のティーチング
によって、教示データとのズレ量を検出し、このズレ量
に基づいて前記教示データを修正して加工データを作成
する。ステップS7では得られた加工データを記憶手段
に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばレーザ加
工用データを確保するためのティーチング方法及びその
装置並びにティーチング装置を備えたレーザ加工機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示すようなX,Y,Zの
三次元座標軸と、C軸,A軸の二つのヘッド姿勢軸とで
5軸制御可能な三次元レーザ加工機において、加工ヘッ
ドの移動軌跡座標の入力のためのティーチング操作は以
下のようにして行われる。すなわち、教示線としての罫
書き線21が付された教示用ワーク4がテーブル1上の
治具3に載置される。そして、レーザ加工機の加工ヘッ
ドにティーチング用ヘッド71を取り付け、ジョイステ
ィックレバー25による5軸移動の操作により、レーザ
加工機の前記5軸のうち必要な軸を動作させる。これに
より、ティーチング用ヘッド71を移動させて罫書き線
21上の教示点に対向させ、この対向状態で教示点デー
タ、すなわちその教示点におけるティーチング用ヘッド
71の座標データ及び姿勢データを取り込んでメモリに
記憶させる。この動作を罫書き線21の多数箇所で行っ
て教示データを作成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のティ
ーチング方法においては、三次元ワークの1個ごとに製
造過程でひずみが生じるため、加工精度の要求される溶
接作業を行う場合には、ワーク1個ごとに溶接ラインを
教示しなければない。又、ティーチングを終了した後に
加工ヘッドの交換を必要として、その教示のための時間
や教示のための熟練した作業者が必要となることから、
自動化が求められていた。
【0004】そこで、ワークの溶接ラインを先行する検
出器によりオンラインで検出しながら溶接作業を行う方
法も提案されている。しかしながら、溶接ラインの途中
に大きな隙間や過小な隙間が存在していると、溶接ライ
ンの適正な認識を行うことができないという問題があっ
た。又、溶接ラインの途中に仮溶接部分があり、オンラ
インでの溶接ラインの検出を必ずしも十分に行うことが
できないという問題もあった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、ティーチング操作を容易かつ短時間に遂行すること
ができるとともに、熟練者でなくても加工データを正確
に取り込むことができるティーチング方法及びその装置
並びにティーチング装置を備えたレーザ加工機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、教示用ワークの教示線
に沿って加工ヘッドを操作してティーチングによりその
教示データを記憶する行程と、上記行程により得られた
教示データを用いて実ワークの加工線に沿って撮影手段
を有した加工ヘッドを移動して、加工線を撮影する行程
と、上記行程により得られた撮像データに基づいて前記
教示データと実ワークの加工線とのズレ量を演算する行
程と、上記行程により得られたズレ量のデータに基づい
て前記教示データを修正して実ワークの加工データを修
正する行程と、上記行程により得られた加工データを記
憶手段に記憶する行程とを含むことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、教示用ワークの
教示線に沿って加工ヘッドを操作して教示データを記憶
する手段と、上記手段により得られた教示データを用い
て実ワークの加工線に沿って加工ヘッドを移動して、加
工線を撮影する撮影手段と、上記撮影手段により撮影さ
れた撮像データに基づいて前記教示データと実ワークの
加工線とのズレ量を演算する手段と、上記手段により得
られたズレ量のデータに基づいて前記教示データを修正
して実ワークの加工データを記憶する手段とを含むこと
を要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記ズレ量を演算する手段は、夫々の教示データ
と、それらの教示データに対応して、前記加工線とのX
軸及びY軸方向のズレ量を演算するものであることを要
旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記ズレ量を演算する手段は、加工ヘッドの法線方
向のズレ量及び実ワークと加工ヘッドの先端とのギャッ
プ量のズレ量を演算するものであることを要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一項に記載のティーチング装置を備えるととも
に、三次元座標軸及びヘッド姿勢軸により運動制御され
る加工ヘッドと、この加工ヘッドの運動を手動操作によ
り制御する操作手段とを備えたことを要旨とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て前記ティーチング装置は、前記加工ヘッドに設けら
れ、その加工ヘッドを用いて、教示用ワーク上に付され
た教示線及びその周囲又は実ワークの加工線及びその周
囲を撮影する撮影手段と、上記撮影手段により撮影され
た撮像データに基づいて加工ヘッドを前記教示線上の教
示点近傍又は前記加工線上の加工点近傍における法線方
向を検出する法線方向検出手段と、その法線方向検出手
段から得られたデータから教示点近傍又は加工点近傍に
おける法線方向を演算する法線方向演算手段と、加工ヘ
ッドの先端に設けられ、かつ加工ヘッドを前記教示点又
はその近傍あるいは加工点又はその近傍に近付けた状態
で、加工ヘッド先端と教示点又はその近傍あるいは加工
点又はその近傍との間のギャップ量を検出するギャップ
量検出手段と、上記ギャップ量検出手段により検出され
たデータからギャップ量を演算するギャップ量演算手段
と、前記教示用ワークによる法線方向及びギャップ量の
演算手段の演算データに基づいて、加工ヘッドを姿勢変
更し、同ヘッドを教示点における法線方向に指向させる
とともに、教示用ワークに対して所定のギャップ量の位
置に移動する制御手段と、上記制御手段による加工ヘッ
ドの移動により該加工ヘッドの座標データ及び姿勢デー
タを取り込んで、この位置における点を教示点として教
示データを記憶する教示データ記憶手段と、その記憶さ
れた教示用ワークの教示データに基づいて、実ワークの
加工線に沿って加工ヘッドを操作して、前記撮影手段に
より撮像された実ワークの加工線と教示データのそれぞ
れの教示点とのX軸及びY軸方向のズレ量、法線方向の
ズレ量及びギャップ量のズレ量を検出するズレ量検出手
段と、上記ズレ量検出手段により検出されたズレ量に基
づいて前記教示用ワークの教示データを各教示点ごとに
修正して実ワークの加工データを演算する加工データ演
算手段と、上記演算手段により演算された加工データを
記憶す加工データ記憶手段とを有するものであることを
要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明をレーザ加工機の
ティーチング装置として具体化した実施形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0013】初めに、図3において、この実施形態の三
次元レーザ加工機の構成を説明する。この実施形態のレ
ーザ加工機は、座標軸としてのX,Y,Z軸と、模式図
を表す図8(a)に示すように、ヘッド姿勢軸としての
垂直軸及び傾斜軸よりなるC,A軸とを有する5軸制御
タイプである。このレーザ加工機は加工ヘッド5の移動
軌跡の記憶に基づくティーチング及びティーチングプレ
イバック機能を有する。テーブル1はベース2上にX軸
方向へ移動可能に支持され、その上面には治具3を介し
て教示用ワーク4又は実際に加工される実ワーク4' が
載置される。教示用ワーク4上には教示線としての罫書
き線21が付されており、図2に示すように、その罫書
き線21上には多数の教示点P2が設定される。実ワー
ク4' には加工線21' が形成されている。加工ヘッド
5はコラム6にY軸方向とZ軸方向との2方向に移動可
能に支持されるとともに、その先端にはノズル7が取り
付けられている。このノズル7は姿勢制御用の前記C軸
とA軸との周りを図示しないサーボモータを備えた駆動
機構により回転可能に支持されている。
【0014】そして、このノズル7が実ワーク4' 上の
所定の位置に対し、その位置を通る法線上において所定
距離をおいて対向配置される。この状態でレーザ発振器
8から供給されるレーザ光が、加工ヘッド5の先端に取
付られたノズル7からワークに照射されて、例えば溶接
等のレーザ加工が施される。
【0015】加工ヘッド5はティーチングヘッドとして
の機能を兼用するものである。図2に示すように、加工
ヘッド5のC軸周りを回転する前記回転支持筒9の内部
には光ファイバーケーブ10に接続されたコリメータ1
1が所定位置において非回転状態で支持され、回転支持
筒9の下端部には第1反射ミラー12が収容されてい
る。前記回転支持筒9の下端部にはノズル7が水平のA
軸の周りで回転可能に支持されている。このノズル7の
内部には集光レンズ13が収容されている。
【0016】撮影手段を構成するCCDカメラ15は第
1反射ミラー12のホルダー12aの背面に固定されて
いる。図3に示すように、CRTディスプレイ22は前
記コラム6の側部に配設され、図2に示すようにケーブ
ル16を介してカメラ15の出力端子に接続されてい
る。CCDカメラ15の撮影データはメインコントロー
ラ38にも送られるようになっている。そして、カメラ
15により教示用ワーク4上の罫書き線21が撮影され
るとき、その罫書き線21及びその周囲の映像がディス
プレイ22上に表示される。又、図4に示すように、デ
ィスプレイ22の表示面にはターゲット位置を表す中心
点P1と、その中心点P1を中心としたサークルGが映
し出される。
【0017】上述した撮影手段は実ワーク4' の加工線
21' の撮影にも用いられる。操作手段を構成するジョ
イスティックレバー25は、前記ディスプレイ22に近
接してコラム6の側部に配設されている。そして、ディ
スプレイ22上の映像に基づいて、このジョイスティッ
クレバー25を操作することにより、テーブル1又は加
工ヘッド5をX軸、Y軸及びZ軸方向に相対移動させ
て、加工ヘッド5の先端を教示用ワーク4の所定位置に
移動させることができる。
【0018】ティーチングボックス26は前記ジョイス
ティックレバー25の近傍に位置するように配置されて
いる。又、ティーチングボックス26は、ティーチング
モードを設定するためのモード設定キー28、加工ヘッ
ド5を法線上に配置させるための指令手段としての操作
キー29、並びに教示点データの記憶のためにその教示
点データの取り込みを開始させるためのデータ入力キー
30を備えている。ここで、教示点データは、教示点又
はその近傍の1点のX,Y,Z軸方向の三つの座標デー
タ及びC,A軸方向の二つの姿勢データを含む。
【0019】図2に示すように、ノズル7の下端部には
ギャップ量検出手段としての機能を有し、かつ法線方向
演算のためのデータを取得するための静電容量センサ3
1が装着されている。この静電容量センサ31は後述す
るメインコントローラ38にケーブル32を介して接続
されている。この静電容量センサ31は、加工ヘッド5
が教示用ワーク4の所定位置を指向した状態で、教示用
ワーク4とノズル7との間の静電容量を検出する。この
静電容量センサ31により検出された検出電圧がメイン
コントローラ38に供給される。そして、メインコント
ローラ38はノズル7の先端と教示用ワーク4との間の
ギャップ量D1を演算する。又、静電容量センサ31か
らの検出電圧に基づいて、一つの教示点における法線方
向が次に述べるメインコントローラ38の法線方向演算
部38cにより演算される。
【0020】図3に示すように、制御装置36は前記ベ
ース2の側方に設置され、そのテーブル上には各種デー
タ等を入力するためのキーボード37が載置されてい
る。又、制御装置36は、図2に示すように演算処理用
のメインコントローラ38、作業プログラムやティーチ
ングデータ等を記憶する記憶手段としてのメモリ39を
備えている。又、制御装置36はメインコントローラ3
8からの制御信号に基づいてX,Y,Z軸,C,A軸の
駆動用の各サーボモータ(図示しない)を制御するため
のサーボコントローラ40を備えている。メインコント
ローラ38は加工ヘッド5のノズル7を法線方向に指向
させるための制御を行う制御部38a,ギャップ量を演
算するためのギャップ量演算部38b,法線方向を演算
するための法線方向演算部38cを備えている。又、前
記メインコントローラ38は、教示データを演算するた
めの教示データ演算部38d及び実ワーク4' の加工デ
ータを演算するための加工データ演算部38eを備えて
いる。前記制御装置36は制御手段,法線方向演算手
段、ギャップ量演算手段、教示データ演算手段及び加工
データ演算手段を構成する。前記メモリ39は、教示デ
ータ記憶部(教示データ記憶手段)39aと、加工デー
タ記憶部(加工データ記憶手段)39bを備えている。
【0021】この実施形態では、静電容量センサ31、
CCDカメラ15及びメインコントローラ38等により
法線方向検出手段を構成するとともに、後述する教示デ
ータと実ワークの加工線とのズレ量を検出するズレ量検
出手段を構成している。
【0022】可視光スポット41はレーザ発振器8の内
部に設けた可視光レーザとしてのHe−Neレーザ発振
部(図示略)から、He−Neレーザ光を発振させるこ
とにより形成される。そして、加工ヘッド5内から集光
レンズ13を介してノズル7先端部近くの教示用ワーク
4上にスポットとなって表示される。可視光スポット4
1は前記ターゲット位置を表す中心点P1に形成され
る。
【0023】次に、前記のように構成された三次元レー
ザ加工機におけるティーチング装置について動作を説明
する。最初に、ティーチング方法の概要を図1に基づい
て説明する。ステップS1では、教示用ワーク4の教示
線21をティーチングする。ステップS2では、ティー
チングされたデータに基づいて教示データを作成する。
ステップS3では、教示データを記憶手段に記憶する。
ステップS4では、教示用ワークの教示作業を終了し、
ステップS5では実ワーク4' の加工線21' に沿って
移動する。ステップS6では、前記加工線21' への移
動によって、教示データとのズレ量を検出し、このズレ
量に基づいて前記教示データを修正して加工データを作
成する。ステップS7では得られた加工データを記憶手
段に記憶する。
【0024】次に、このレーザ加工機において図1に示
すティーチング操作を行う具体的な方法を図6及び図7
に基づいて説明する。罫書き線21を付した教示用ワー
ク4をテーブル1上にセットする。この状態で、ティー
チングボックス26上のモード設定キー28によりティ
ーチングモードを設定すると、制御装置36のメインコ
ントローラ38は図6及び図7に示すプログラムを実行
する。
【0025】すなわち、図6のステップS1において、
He−Neレーザ発振部(図示略)からのHe−Neレ
ーザ光が可視光スポット41として教示用ワーク4上の
罫書き線21の近傍又は該線21上に照射される。可視
光スポット41の反射光がCCDカメラ15に導かれて
罫書き線21及びその周囲が撮影されて、それらの映像
が図4に示すようにディスプレイ22に表示される。
【0026】次に、ステップS2においてジョイスティ
ックレバー25が操作されると、その操作に応じてテー
ブル1のX軸方向への移動、加工ヘッド5のY軸及びZ
軸方向への移動のうちの少なくとも一つ方向への移動が
行われる。これにより、加工ヘッド5がその先端におい
て罫書き線21上の教示点P2としようとする所定の1
点又はその近傍の1点に指向される。このとき、罫書き
線21がサークルG内に位置するようにする。
【0027】次に、ステップS3において、静電容量セ
ンサ35による検出に応じて、加工ヘッド5が教示用ワ
ーク4に対して予め設定された距離Dまで接近移動し、
カメラの焦点合わせが行われる。
【0028】次に、ステップS4において、罫書き線2
1がサークルG内に位置するか否かが検出され、サーク
ルG外に位置する場合はプログラムがステップS2に戻
る。サークルG内に位置する場合はプログラムがステッ
プS5に進行する。このステップS4における判断は、
撮像の画像処理に基づいて行われる。
【0029】ステップS5においては、制御装置36は
モニタ中心点P1(可視光スポット41)に対して罫書
き線21上の最接近位置がサーチされ、その最短距離の
X,Y,Z座標データが確定された教示点P2の座標デ
ータとして一旦メモリ39に設定される。
【0030】ステップS6においては、確定された教示
点P2を通る法線の検出のために、教示点P2が図5に
示すようにモニタ中心点P1と一致するように、加工ヘ
ッド5がX軸,Y軸又はZ軸方向に微少移動される。
【0031】ステップS7においては、教示点P2を通
る法線の検出が次のようにして行われる。この法線の検
出には、本願と同一出願人による特開平8−30017
1号公報に示された方法を用いている。すなわち、加工
ヘッド5のノズル7先端を教示用ワーク4表面の教示点
P2に対しほぼ法線方向に向けるように位置決めする。
この時の座標データ及び姿勢データをもとに、教示点P
2を囲む教示点P2付近の円周方向の3点の座標を算出
して加工ヘッド5をその3点に順次移動させる。この時
のノズル7とワーク4間の距離を一定に保つ位置で、教
示点P2付近のワーク4表面における3点の座標を検出
し、この3点で形成される平面に対する法線ベクトルを
求める。この法線ベクトルにノズル7の姿勢を一致させ
るように加工ヘッド5のC,A軸の姿勢データを演算す
る。この姿勢データに基づいて加工ヘッド5を上記教示
点P2において姿勢変更する。この法線検出方法及び装
置は、上記の公報に詳細に記載されているので、本実施
形態にそれを適用する。
【0032】ステップS8においては、操作キー29の
操作により、加工ヘッド5がC軸又はA軸の少なくとも
一方を中心に回動して、同ヘッド5が教示点P2におけ
る法線方向に一致される。
【0033】ステップS9においては、データ入力キー
30の操作に基づいて加工ヘッド5の位置データ、すな
わち加工ヘッド5が位置するX,Y,Z軸の座標データ
とC,A軸の姿勢データが取り込まれて、それらのデー
タがメモリ39の所定領域にアドレス順に記憶される。
【0034】ステップS10においては、1つの教示点
データの作成が終了される。そして、このティーチング
操作を繰り返し行うことにより、罫書き線21上の多数
の教示点データを順に取り込むことができる。そして、
ステップS11において、予め予定していた全教示点で
のデータの取込が終了したか否かが判断され、NOの場
合にはステップS2に戻る。YESの場合にはステップ
S12において教示データとしてメモリ39の記憶部3
9aに記憶される。
【0035】以上の操作により教示用ワーク4の教示デ
ータの作成が終了する。続いて、この教示データに基づ
いて、実ワーク4' の加工線21' のティーチング動作
が行われるが、この動作を図7に基づいて説明する。
【0036】ステップS13において、作業者によって
教示用ワーク4が実ワーク4' に取り換えられる。ステ
ップS14において、前記教示データに基づいて、加工
ヘッド5を実ワーク4' の加工線21' に沿って移動す
る。ステップS15においては、カメラ15により加工
線21' 及び加工点P2' を撮影する。
【0037】ステップS16において、カメラ15によ
る撮影データに基づいて、図9に示す加工線21' 上の
一つの加工点P2' とモニタ中心点P1とのX軸,Y軸
方向のズレ量ΔX,ΔY、図示しないが法線方向のズレ
量ΔC,ΔA、ギャップ量D1のズレ量Δd1を検出す
る。
【0038】ステップS17において、前記各ズレ量に
基づいて加工データ演算部38eにより前記教示データ
を修正演算して実ワーク4' の加工データを作成する。
ステップS18において、一点の加工データの作成が終
了した後、ステップS19において、全ての加工点P
2' のデータが作成されたか否かが判断され、NOの場
合にはステップS14に戻る。YESの場合には、加工
データ記憶部39bに一つの実ワーク4' の加工データ
を記憶する。この加工データは実ワーク4' の以降のレ
ーザ加工用の移動データとして供給される。
【0039】以上説明した実施形態のティーチング装置
においては、次のような効果がある。 (1) この実施形態では、コントローラ38の制御の
下に、メモリ39内のプログラムに基づいて教示データ
の取り込みが自動的に行われる。そして、ティーチング
操作時に、教示用ワーク4上の罫書き線21がカメラ1
5により撮影されて、ディスプレイ22上に表示され
る。このため、教示点P2がヘッド5の影に隠れたりす
ることがなく、しかも作業者が加工ヘッド5を近傍から
覗き込む必要もない。教示用ワーク4が三次元形状であ
っても、加工ヘッド5を罫書き線21上の教示点P2に
対し容易かつ正確に指向させることができる。
【0040】(2) ヘッド5の移動に際しては、ジョ
イスティックレバー25がディスプレイ22の近傍に配
置されているため、ディスプレイ22の画像を見なが
ら、ヘッド5の移動操作を簡単に行うことができる。
【0041】(3) 罫書き線21がHe−Neレーザ
発振部(図示略)からのHe−Neレーザ光により照明
され、しかも、教示点P2の画像取り込みがノズル7の
先端の中心位置で行われる。このため、正確かつ明確な
教示点P2の画像を得ることができて、ティーチング作
業の効率化に寄与できる。
【0042】(4) メインコントローラ38の制御に
より、加工ヘッド5が静電容量センサ31の検出結果に
応じて、法線方向に指向するように自動的に姿勢変更さ
れる。又、教示点に対する所定のギャップ量D1の位置
に移動される。このため、作業者がジョイスティックレ
バー25等を操作して、加工ヘッド5の姿勢及び所定ギ
ャップ量の位置へ移動する必要がなく、加工ヘッド5を
教示点P2との対応位置へ容易に配置することができ
る。従って、熟練者でなくても速く、正確にティーチン
グを行うことができる。
【0043】(5) 法線の検出を静電容量センサ31
の検出電圧に基づいてメインコントローラ38の制御部
38a及び法線方向演算部38cにより行っているた
め、作業者の勘や熟練に依存することなく法線の検出を
的確かつ素早く行うことができる。
【0044】(6) 教示用ワーク4をティーチングし
た後、その教示データを用いて、実ワーク4' の加工線
21' に沿って加工ヘッド5を移動させる。次に、実ワ
ーク4' の加工線21' と教示データとのX軸及びY軸
上でのズレ量、法線方向のズレ量、ギャップ量のズレ量
を修正する。このため、教示用ワーク4のティーチング
がそれほど精度の高いものでなくても良く、教示データ
のティーチングは容易であり、しかも実ワーク4' にお
ける加工点P2' の位置、法線方向及びギャップ量は、
教示用ワーク4における教示データに比べて精度の良い
加工データを得ることができる。
【0045】なお、この発明は前記実施形態の構成に限
定されるものではなく、次のように任意に変更して具体
化することも可能である。 ○ 図8(b)に示すように、ヘッド姿勢軸として垂直
軸及び傾斜軸よりなるC軸及びB軸を有する一点指向タ
イプの三次元レーザ加工機においてこの発明を具体化す
ること。
【0046】○ 図6のプログラムにおいて、ステップ
S5の処理を省略すること。従って、ステップS8にお
いて、罫書き線21上の教示点P2におけるX,Y,Z
軸方向の座標データが教示点の座標データとして記憶さ
れる。教示点P2の近傍における中心点P1のC,A軸
又はC,B軸方向の姿勢データが教示点の姿勢データと
して記憶される。但し、中心点P1,教示点P2位置は
近接しているため問題はない。このように構成すれば、
加工ヘッド5の中心点P1を教示点P2に移動させるこ
とが不要となり、ティーチング作業をスピードアップで
きる。
【0047】○ 図6のプログラムにおいて、ステップ
S8の処理を省略すること。従って、姿勢データは検出
された法線方向データに基づいて演算され、演算された
結果が記憶されて設定される。このように構成すれば、
加工ヘッド5を法線方向に指向させることが不要になっ
てティーチング作業のスピードアップを図り得るととも
に、教示用ワークが凹凸の起伏が激しいもの等の場合に
おいて、加工ヘッドと教示用ワークとの干渉を避けるこ
とができる。
【0048】○ 図示しないが、法線を検出するデータ
を取得する静電容量センサ31を、ギャップ量を検出す
るための専用の静電容量センサとすること。 ○ 静電容量センサ31からの検出出力に基づいてヘッ
ド5がワーク4に対して常に所定距離を維持するように
構成すること。
【0049】○ 静電容量センサ31からの検出出力に
基づいてヘッド5が常にワーク4に対して法線方向を指
向するように構成すること。 ○ この発明を、レーザ加工機ではなく、専用のティー
チング装置において具体化すること。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、ティーチング操作を容易に遂行することができると
ともに、熟練者でなくても加工データを正確に取り込む
ことができる。すなわち、教示用ワークをティーチング
した後、その教示データを用いて、実ワークの加工線に
沿って加工ヘッドを移動させて、実ワークの加工線上の
加工点と教示データとのX軸及びY軸上でのズレ量、法
線方向のズレ量、ギャップ量のズレ量を修正する。この
ため、教示用ワークのティーチングがそれほど精度の高
いものでなくても良く、教示データのティーチングは容
易である。しかも実ワークにおける加工点のX,Y軸の
座標位置、法線方向、及びギャップ量は教示用ワークに
おける教示データに比べて精度の良い加工データを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した三次元レーザ加工機に
おけるティーチング装置によるティーチング方法の概要
を示すフローチャート。
【図2】 この発明を具体化した三次元レーザ加工機に
おけるティーチング装置の一実施形態を示すもので、特
に加工ヘッド部分を断面にして示すブロック図。
【図3】 三次元レーザ加工機の全体構成を示す斜視
図。
【図4】 ティーチング動作時におけるディスプレイの
表示状態を示す正面図。
【図5】 同じくディスプレイの表示状態の変化を示す
正面図。
【図6】 ティーチング動作を示すフローチャート。
【図7】 教示データから加工データを演算する過程を
示すフローチャート。
【図8】 (a)は実施形態の姿勢軸を示す説明図、
(b)は別例の姿勢軸を示す説明図。
【図9】 加工データを修正演算する動作時におけるデ
ィスプレイの表示状態を示す正面図。
【符号の説明】
4…教示用ワーク、5…加工ヘッド、21…教示線とし
ての罫書き線、21'…加工線、22…CRTディスプ
レイ、25…操作手段を構成するジョイスティックレバ
ー、26…ティーチングボックス、31…ギャップ量検
出手段を構成する静電容量センサ、36…制御手段,法
線方向演算手段及びギャップ量演算手段を構成する制御
装置、38…メインコントローラ、39…記憶手段とし
てのメモリ、41…可視光スポット、D1…ギャップ
量、P1…モニタ中心点、P2…教示点、P2' …加工
点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E068 CA10 CA12 CB04 CC02 CC06 CE05 5H269 AB11 BB09 CC02 CC07 DD01 DD06 JJ09 JJ19 JJ20 QC02 QC10 QD03 QE07 SA03 SA08 SA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教示用ワークの教示線に沿って加工ヘッ
    ドを操作してティーチングによりその教示データを記憶
    する行程と、 上記行程により得られた教示データを用いて実ワークの
    加工線に沿って撮影手段を有した加工ヘッドを移動し
    て、加工線を撮影する行程と、 上記行程により得られた撮像データに基づいて前記教示
    データと実ワークの加工線とのズレ量を演算する行程
    と、 上記行程により得られたズレ量のデータに基づいて前記
    教示データを修正して実ワークの加工データを修正する
    行程と、 上記行程により得られた加工データを記憶手段に記憶す
    る行程とを含むティーチング方法。
  2. 【請求項2】 教示用ワークの教示線に沿って加工ヘッ
    ドを操作して教示データを記憶する手段と、 上記手段により得られた教示データを用いて実ワークの
    加工線に沿って加工ヘッドを移動して、加工線を撮影す
    る撮影手段と、 上記撮影手段により撮影された撮像データに基づいて前
    記教示データと実ワークの加工線とのズレ量を演算する
    手段と、 上記手段により得られたズレ量のデータに基づいて前記
    教示データを修正して実ワークの加工データを記憶する
    手段とを含むティーチング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ズレ量を演算す
    る手段は、夫々の教示データと、それらの教示データに
    対応して、前記加工線とのX軸及びY軸方向のズレ量を
    演算するものであるティーチング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ズレ量を演算す
    る手段は、加工ヘッドの法線方向のズレ量及び実ワーク
    と加工ヘッドの先端とのギャップ量のズレ量を演算する
    ものであるティーチング装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか一項に記載のテ
    ィーチング装置を備えるとともに、三次元座標軸及びヘ
    ッド姿勢軸により運動制御される加工ヘッドと、この加
    工ヘッドの運動を手動操作により制御する操作手段とを
    備えたレーザ加工機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ティーチング装
    置は、 前記加工ヘッドに設けられ、その加工ヘッドを用いて、
    教示用ワーク上に付された教示線及びその周囲又は実ワ
    ークの加工線及びその周囲を撮影する撮影手段と、 上記撮影手段により撮影された撮像データに基づいて加
    工ヘッドを前記教示線上の教示点近傍又は前記加工線上
    の加工点近傍における法線方向を検出する法線方向検出
    手段と、 その法線方向検出手段から得られたデータから教示点近
    傍又は加工点近傍における法線方向を演算する法線方向
    演算手段と、 加工ヘッドの先端に設けられ、かつ加工ヘッドを前記教
    示点又はその近傍あるいは加工点又はその近傍に近付け
    た状態で、加工ヘッド先端と教示点又はその近傍あるい
    は加工点又はその近傍との間のギャップ量を検出するギ
    ャップ量検出手段と、 上記ギャップ量検出手段により検出されたデータからギ
    ャップ量を演算するギャップ量演算手段と、 前記教示用ワークによる法線方向及びギャップ量の演算
    手段の演算データに基づいて、加工ヘッドを姿勢変更
    し、同ヘッドを教示点における法線方向に指向させると
    ともに、教示用ワークに対して所定のギャップ量の位置
    に移動する制御手段と、 上記制御手段による加工ヘッドの移動により該加工ヘッ
    ドの座標データ及び姿勢データを取り込んで、この位置
    における点を教示点として教示データを記憶する教示デ
    ータ記憶手段と、 その記憶された教示用ワークの教示データに基づいて、
    実ワークの加工線に沿って加工ヘッドを操作して、前記
    撮影手段により撮像された実ワークの加工線と教示デー
    タのそれぞれの教示点とのX軸及びY軸方向のズレ量、
    法線方向のズレ量及びギャップ量のズレ量を検出するズ
    レ量検出手段と、 上記ズレ量検出手段により検出されたズレ量に基づいて
    前記教示用ワークの教示データを各教示点ごとに修正し
    て実ワークの加工データを演算する加工データ演算手段
    と、 上記演算手段により演算された加工データを記憶す加工
    データ記憶手段とを有するものであるレーザ加工機。
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