JP3205183B2 - ティーチング装置 - Google Patents
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Description
用データを確保するためのティーチング装置に関するも
のである。
三次元座標軸と、α,βのヘッド姿勢軸とで5軸制御可
能な大型の三次元レーザ加工機において、移動軌跡座標
の入力のためのティーチング操作は以下のようにして行
われる。すなわち、教示線としての罫書き線21が付さ
れた教示用ワーク4がテーブル1上のパレット3に載置
される。そして、レーザ加工機の加工ヘッドにティーチ
ング用ヘッド71を取り付けた状態で、ジョイステック
レバー25の操作により、レーザ加工機の前記5軸のう
ち必要な軸を動作させる。これにより、ティーチング用
ヘッド71を移動させて罫書き線21上の教示点に対向
させ、この対向状態で教示点データ、すなわちその教示
点におけるティーチング用ヘッド71の座標データ及び
姿勢データを取り込んで、メモリに記憶させる。
ティーチング方法においては、図8に示すように、ティ
ーチング用ヘッドとして先鋭ピン71aを有する単純な
スタイラス71を用い、その先鋭ピン71aの先端を罫
書き線21上の所要の教示点に対向させてデータを取り
込むようにしていた。
き線21上の教示点に対向させるために、先鋭ピン71
aをその近傍から覗き込みながら、スタイラス71の上
方のジョイスティックレバー25を操作する。そして、
スタイラス71が教示点の法線方向に配置されると、デ
ータ記憶のために入力スイッチをONする。
であると、スタイラス71は平面の法線方向である鉛直
方向を向いたままX,Y,Z方向へ移動するのみでよい
ため、その作業に困難さはさほど伴わない。
あって、教示点を通る法線が傾斜していると、スタイラ
ス71も法線上に傾斜配置する必要がある。従って、作
業者は、スタイラス71の先端、すなわち先鋭ピン71
aの先端を覗き込みながら、その上方のジョイスティッ
クレバー25を操作することにより、スタイラス71を
教示点に移動させて、かつそのスタイラス25を法線方
向に沿って斜めに指向するという無理な姿勢の苦渋作業
を強いられることになる。
って見えにくく、いっそうの苦渋を強いられた。加え
て、レーザ加工機においては、教示点データの取り込み
等を指示するためのキーを有するティーチングボックス
が、加工機の加工エリアを避けてスタイラス71から離
れた位置に配置されている。このため、作業者は、1つ
の教示点データを取り込むごとに、スタイラス71の位
置とティーチングボックスの位置とに移動しなければな
らず、作業がいっそう面倒になるばかりでなく、作業能
率が悪いという問題もあった。
指向が、目視に依存する手作業により行われているた
め、その作業が難しく、正確な教示点データを得るため
には、かなりの熟練を要するという問題があった。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、ティーチング操作を容易かつ短時間に遂
行することができるとともに、熟練者でなくても教示点
データを正確に取り込むことができるティーチング装置
を提供することにある。
めに、請求項1においては、レーザ加工機の加工ヘッド
先端に取り付けられ、三次元座標軸及びヘッド姿勢軸に
より運動制御されるティーチング用ヘッドと、そのティ
ーチング用ヘッドのケーシング内に付設され、教示用ワ
ーク上に付された教示線及びその周囲を撮影する光ファ
イバーを用いた撮影手段と、撮影された映像に基づいて
ティーチング用ヘッドを教示線上の教示点またはその近
傍に指向させるための操作手段と、ティーチング用ヘッ
ドを教示点またはその近傍に近づけた状態で、教示点ま
たはその近傍の1点における法線方向を検出する法線方
向検出手段と、その法線方向検出手段から得られた情報
から法線方向を演算する法線方向演算手段と、ティーチ
ング用ヘッドを教示点またはその近傍に近づけた状態で
ティーチング用ヘッド先端と教示点またはその近傍の1
点との間のギャップ量を演算するギャップ量演算手段
と、前記両演算手段の演算結果に応じて、ティーチング
用ヘッドを姿勢変更し、同ヘッドを教示点またはその近
傍の1点における法線方向に指向させるとともに、教示
用ワークに対して所定のギャップ量の位置に移動させる
制御手段と、ティーチング用ヘッドが前記法線方向に指
向され、かつ所定のギャップ量が確保された状態で、テ
ィーチング用ヘッドの座標データ及び姿勢データを取り
込んで記憶する記憶手段とを備えた。
ドは、法線検出手段の交番磁界を発生する励磁用コイル
と、その励磁用コイルの中心に配置された測定子と、そ
の測定子の変位を検出するセンサとを有し、その測定子
には撮影手段としての光ファイバーを一体に付設した。
に際して、撮影手段により教示用ワーク上の教示線及び
その周囲が撮影され、ティーチング用ヘッドが教示線上
の教示点またはその近傍の1点に指向される。この指向
状態で法線検出手段により教示点またはその近傍の1点
を通る法線位置が検出される。その検出結果に応じてそ
の教示点またはその近傍の1点におけるティーチング用
ヘッドの座標データ及び姿勢データが記憶される。
軸の周りで運動制御される。さらに、法線が検出される
と、ヘッドがその法線上に位置するように移動される。
測定子が傾斜し、それにより法線方向が検出される。
基づいて詳細に説明する。はじめに、図2においてこの
実施例の三次元レーザ加工機の構成を説明する。この実
施例のレーザ加工機は、座標軸としてのX,Y,Z軸
と、図7(a)に示すように、ヘッド姿勢軸としての垂
直軸及び傾斜軸よりなるα,β軸とを有する5軸制御タ
イプであって、ヘッドの移動軌跡の記憶に基づくティー
チング及びティーチングプレイバック機能を有する。テ
ーブル1はベース2上にX軸方向へ移動可能に支持さ
れ、その上面にはパレット3を介して加工用ワーク(図
示しない)及び教示用ワーク4が載置される。教示用ワ
ーク4上には教示線としての罫書き線21が付されてお
り、図1に示すように、その罫書き線21上には多数の
教示点P2が設定される。加工ヘッド5はコラム6にY
軸方向とZ軸方向との2方向に移動可能に支持されると
ともに、姿勢制御用のα軸とβ軸とのまわりを回転可能
に支持され、その先端にはノズル7が取り付けられてい
る。
所定の位置に対し、その位置を通る法線上において所定
距離をおいて対向配置される。この状態でレーザ発振器
8から供給されるレーザ光が、加工ヘッド5の先端に取
付られたノズル7からワークに照射されて、レーザ加工
が施される。
9はティーチング操作を行う際、前記ノズル7と交換し
て加工ヘッド5の先端に装着される。すなわち、ティー
チング用ヘッド9のケーシング10は締付ナット11に
より加工ヘッド5の先端の保持筒12に取り外し可能に
取り付けられ、その下部にはスリーブ13が複数のネジ
14により固定されている。スリーブ13はケーシング
10の一部を構成している。スリーブ13の下端には開
口13aが形成され、その開口13aはガラス等の透明
材よりなる防塵フィルタ50により閉じられている。
れ、その中心には強磁性体よりなる筒状の測定子16が
挿入されている。コイル用電源24は励磁コイル15に
対して交流電流または直流脈動電流を供給する。従っ
て、励磁コイル15は交流電流または直流脈動電流の周
波数に対応した交番磁界を発生する。この交番磁界の磁
束は測定子16を通る。そして、測定子16が教示用ワ
ーク4と適当な距離をおいて対向していると、測定子1
6を通る磁束中心は教示用ワーク4に対して最短距離、
すなわちワーク4の面の傾きに対応した法線方向に形成
される。このため、測定子16の先端部分は法線方向へ
変位しようとする。この変位は後述するセンサ31によ
り検出される。また、測定子16を通る磁束は、測定子
16の先端と教示用ワーク4との間のギャップ量の大小
に応じて強弱が変化し、この強弱に応じてギャップ量が
検出される。
測定子16の中心に配設され、その先端面が測定子16
の先端から露出されている。測定子16及び光ファイバ
17は前記ケーシング10の下端開口13aに臨むとと
もに、その下端開口13aの内方に位置している。同じ
く撮影手段を構成する光源18及びCCDカメラ19は
ティーチング用ヘッド9の外側において、光ファイバ1
7の基端に分配器20を介して接続されている。そし
て、光源18から光ファイバ17を通して教示用ワーク
4上の罫書き線21及びその周囲に光が照射されるとと
もに、その反射光が光ファイバ17を通してカメラ19
に導かれて、罫書き線21が撮影される。このとき、測
定子16及び光ファイバ17の先端がケーシング10の
下端開口13aの内方に位置するとともに、その下端開
口13aがフィルタ50により閉じられているため、ケ
ーシング10の下端がワーク等に当たっても測定子16
や光ファイバ17の損傷を防止できるとともに、フィル
タ50により塵埃などの侵入を防止できる。従って、常
に良好な撮像を得ることができる。
プレイ22は前記コラム6の側部に配設され、ケーブル
23を介してカメラ19の出力端子に接続されている。
そして、カメラ19により教示用ワーク4上の罫書き線
21が撮影されるとき、その罫書き線21及びその周囲
の映像がディスプレイ22上に表示される。また、図3
及び図4に示すように、ディスプレイ22の表示面には
ターゲット位置を表す中心点P1と、その中心点P1を
中心としたサークルGが映し出される。
25は前記ディスプレイ22に近接してコラム6の側部
に配設されている。そして、ディスプレイ22上の映像
に基づいて、このジョイステックレバー25を操作する
ことにより、テーブル1または加工ヘッド5をX軸、Y
軸及びZ軸方向に相対移動させて、ティーチング用ヘッ
ド9の先端を教示用ワーク4の所定位置に移動させるこ
とができる。
テックレバー25の近傍に位置するように配置されてい
る。また、ティーチングボックス26は、ティーチング
モードを設定するためのモード設定キー28、ティーチ
ング用ヘッド9を法線上に配置させるための指令手段と
しての操作キー29、並びに教示点データの記憶のため
にその教示点データの取り込みを開始させるためのデー
タ入力キー30を備えている。ここで、教示点データ
は、教示点またはその近傍の1点のX,Y,Z軸方向の
座標データ及びα,β軸方向の姿勢データを含む。
ギャップ量検出手段を構成するセンサ31は前記ティー
チング用ヘッド9のケーシング10内に固定され、測定
子16の基端に連結されている。このセンサ31は例え
ば3分力計等の変位計により構成され、図6に示すよう
に、測定子16のX’軸方向の変位量を検出する第1検
出素子32、Y’軸方向の変位量を検出する第2検出素
子33、及びZ’軸方向の変位量を検出する第3検出素
子34を備えている。
ワーク4の所定位置を指向した状態で、励磁コイル15
に電流を流したときに、測定子16に発生するX’,
Y’,Z’軸方向の変位量を各検出素子32,33,3
4が感知して、その所定位置における法線方向が後述す
るメインコントローラ38により演算される。また、各
素子32,33,34は磁力の強弱に基づく変位量の大
小を感知して、メインコントローラ38はティーチング
用ヘッド9の先端と教示用ワーク4との間のギャップ量
D1を演算する。
は前記ベース2の側方に設置され、そのテーブル上には
各種データ等を入力するためのキーボード37が載置さ
れている。また、制御装置36には、演算処理用のメイ
ンコントローラ38、作業プログラムやティーチングデ
ータ等を記憶する記憶手段としてのメモリ39、及びメ
インコントローラ38からの制御信号に基づいてX,
Y,Z軸,α,β軸の駆動用の各サーボモータ(図示し
ない)を制御するためのサーボコントローラ40を備え
ている。メインコントローラ38はティーチングヘッド
9を法線方向に指向させるための制御を行う制御部38
a,ギャップ量を演算するためのギャップ量演算部38
b,法線方向を演算するための法線方向演算部38cを
備えている。この制御装置36は制御手段,法線方向演
算手段及びギャップ量演算手段を構成する。
ザ加工機におけるティーチング装置について動作を説明
する。さて、このレーザ加工機においてティーチング操
作を行う場合には、罫書き線21を付した教示用ワーク
4をテーブル1上にセットするとともに、ティーチング
用ヘッド9を加工ヘッド5の先端に取り付ける。この状
態で、テイーチングボックス26上のモード設定スイッ
チ28によりティーチングモードを設定すると、制御装
置36のメインコントローラ38は図5に示すプログラ
ムを実行する。
8からの光が教示用ワーク4上の罫書き線21及びその
周囲に照射され、その反射光がカメラ19に導かれて罫
書き線21及びその周囲が撮影されて、その映像が図3
に示すようにディスプレイ22に表示される。
クレバー25が操作されると、その操作に応じてテーブ
ル1のX軸方向への移動、加工ヘッド5のY軸及びZ軸
方向への移動のうちの少なくともひとつ方向への移動が
行われる。これにより、ティーチング用ヘッド9がその
先端において罫書き線21上の教示点としようとする所
定の1点またはその近傍の1点に指向される。このと
き、罫書き線21がサークルG内に位置するようにす
る。
による検出に応じて、ティーチング用ヘッド9が教示用
ワーク4に対して予め設定された距離Dまで接近移動
し、カメラの焦点合わせが行われる。
1がサークルG内に位置するか否かが検出され、サーク
ルG外に位置する場合はプログラムがステップS2に戻
る。サークルG内に位置する場合はプログラムがステッ
プS5に進行する。このステップS4における判断は、
撮像の画像処理に基づいて行われる。
モニタ中心P1に対して罫書き線21上の最接近位置が
サーチされ、その最短距離の座標データが確定された教
示点データP2のデータとして一旦メモリ39に設定さ
れる。
点P2を通る法線の検出のために、教示点P2がモニタ
中心P1と一致するように、ティーチング用ヘッド9が
X軸,Y軸またはZ軸方向に微少移動される。
31が感知する磁力の強弱に基づいて、図6に示すよう
にモニタ中心P1における法線方向のX’,Y’,Z’
軸が検出される。そして、その検出データから測定子1
6における法線ベクトルV’が演算され、さらに機械系
座標のX,Y,Z軸に対する法線ベクトルVが演算され
る。すなわち、教示点P2における法線の方向が検出さ
れる。
操作により、ティーチング用ヘッド9がα軸またはβ軸
の少なくとも一方を中心に回動して、同ヘッド9が教示
点P2における法線方向Vに一致される。
30の操作に基づいてティーチング用ヘッド9の位置デ
ータ、すなわちティーチング用ヘッド9が位置するX,
Y,Z軸の座標データとα,β軸の姿勢データが取り込
まれて、それらのデータがメモリ39の所定領域にアド
レス順に記憶される。
の作成が終了される。そして、このティーチング操作を
繰り返し行うことにより、罫書き線21上の多数の教示
点データを順に取り込むことができる。これらの教示点
データはプ以降のレーザ加工用の移動データとして供給
される。
装置においては、コントローラ38の制御の下に、メモ
リ39内のプログラムに基づいて教示データの取り込み
が自動的に行われる。そして、ティーチング操作時に、
教示用ワーク4上の罫書き線21がカメラ19により撮
影されて、ディスプレイ22上に表示される。このた
め、教示点P2がヘッド9のかげに隠れたりすることが
なく、しかも作業者がティーチング用ヘッド9を近傍か
ら覗き込む必要もなく、教示用ワーク4が三次元形状で
あっても、ティーチング用ヘッド9を罫書き線21上の
教示点P2に対し容易かつ正確に指向させることができ
る。
イスティックレバー25がディスプレイ22の近傍に配
置されているため、ディスプレイ22の画像を見なが
ら、ヘッド9の移動操作を簡単に行うことができる。
明され、しかも、教示点P2の画像取り込みが測定子1
6の先端の中心位置で行われるため、正確かつ明確な教
示点P2の画像を得ることができて、ティーチング作業
の効率化に寄与できる。
いては、メインコントローラ38の制御により、ティー
チング用ヘッド9が測定子16の変化量を検出する各素
子32,33,34の検出結果に応じて、法線方向に指
向するように自動的に姿勢変更されるとともに教示点に
対する所定のギャップ量Dの位置に移動される。このた
め、作業者がジョイステックレバー25等を操作して、
ティーチング用ヘッド9の姿勢及び所定ギャップ量の位
置へ移動する必要がなく、ティーチング用ヘッド9を教
示点P2との対応位置へ容易に配置することができる。
従って、熟練者でなくても速く、正確にティーチングを
行うことができる。 加えて、この実施例においては、
法線の検出を交番磁界を利用して行っているため、作業
者の勘や熟練に依存することなく法線の検出を的確かつ
素早く行うことができる。そして、カメラ19をヘッド
9に設けるのではなく、ヘッド9には光ファイバ17の
みを設けて、カメラ19をヘッド9の外部に設けたため
に、ヘッド9を小型化でき、振動などによるカメラ19
の故障をも未然に防止できる。
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。 (1)図7(b)に示すように、ヘッド姿勢軸として垂
直軸及び水平軸よりなるA軸及びB軸を有する5軸制御
タイプの三次元レーザ加工機においてこの発明を具体化
すること。 (2)図5のプログラムにおいて、ステップS5の処理
を省略すること。従って、ステップS8において、罫書
き線21上のP2点におけるX,Y,Z軸方向の座標デ
ータが教示点の座標データとして記憶され、P2点の近
傍におけるP1点のα,β軸またはA,B軸方向の姿勢
データが教示点の姿勢データとして記憶される。但し、
P1,P2位置は近接しているため問題はない。このよ
うに構成すれば、ティーチング用ヘッド9をP1点に移
動させることが不要となり、ティーチング作業をスピー
ドアップできる。 (3)図5のプログラムにおいて、ステップS8の処理
を省略すること。従って、姿勢データは検出された法線
方向データの基づいて演算され、演算されて結果が記憶
されて設定される。このように構成すれば、ティーチン
グ用ヘッド9を法線方向に指向させることが不要になっ
てティーチング作業のスピードアップを図り得るととも
に、教示用ワークが凹凸の起伏が激しいもの等の場合に
おいて、ティーチング用ヘッドと教示用ワークとの干渉
を避けることができる。 (4)図1に2点鎖線で示すように、法線を検出するた
めのセンサ31がギャップセンサを兼用することなく、
ギャップ量を検出するための専用の静電容量センサ35
等のギャップセンサを設けること。 (5)ギャップセンサ35からの検出出力に基づいてヘ
ッド9がワーク4に対して常に所定距離を維持するよう
に構成すること。 (6)センサ31からの検出出力に基づいてヘッド9が
常にワーク4に対して法線方向を指向するように構成す
ること。 (7)この発明を、レーザ加工機ではなく、専用のティ
ーチング装置において具備させること。
は、以下に示す効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、撮影手段により教示用ワーク上の教示線及びその周
囲を撮影することにより、ティーチング用ヘッドを教示
線上の教示点またはその近傍の1点に指向させた状態
で、ティーチング用のデータを作成でき、ティーチング
操作の熟練を要することなく容易に遂行できる。
軸の周りで運動制御されるため、5軸制御タイプのレー
ザ加工機に実施が可能であり、ティーチング用ヘッドが
法線方向に指向されるため、そのヘッドの位置データと
法線方向データの作成が可能となり、教示データの作成
が容易である。
より、教示線及び教示点の画像を確認しながら操作手段
によりティーチング用ヘッドの移動を操作でき、作業を
ミスなく容易に行うことができる。
いて測定子が変位し、それにより法線方向が検出され、
熟練を要することなく法線を検出できる。
おけるティーチング装置の一実施例を示すもので、特に
ティーチング用ヘッド部分を断面にして示すブロック図
である。
である。
表示状態を示す正面図である。
正面図である。
る。
ある。
る。(b)は別例の姿勢軸を示す説明図である。
…ティーチング用ヘッド、10…ケーシング、13a…
下端開口,15…励磁コイル、16…測定子、17…光
ファイバ、18…撮影手段を構成する光源、19…撮影
手段を構成するCCDカメラ、21…罫書き線、22…
CRTディスプレイ、25…操作手段を構成するジョイ
スティックレバー、26…ティーチングボックス、31
…法線方向検出手段を構成するセンサ、36…制御手
段,法線方向演算手段及びギャップ量演算手段を構成す
る制御装置、38…メインコントローラ、39…メモ
リ、50…防塵フィルタ,P1…ヘッド中心点、P2…
教示点。
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザ加工機の加工ヘッド先端に取り付
けられ、三次元座標軸及びヘッド姿勢軸により運動制御
されるティーチング用ヘッドと、 そのティーチング用ヘッドのケーシング内に付設され、
教示用ワーク上に付された教示線及びその周囲を撮影す
る光ファイバーを用いた撮影手段と、 撮影された映像に基づいてティーチング用ヘッドを教示
線上の教示点またはその近傍に指向させるための操作手
段と、 ティーチング用ヘッドを教示点またはその近傍に近づけ
た状態で、教示点またはその近傍の1点における法線方
向を検出する法線方向検出手段と、 その法線方向検出手段から得られた情報から法線方向を
演算する法線方向演算手段と、ティーチング用ヘッドを
教示点またはその近傍に近づけた状態でティーチング用
ヘッド先端と教示点またはその近傍の1点との間のギャ
ップ量を演算するギャップ量演算手段と、前記両演算手
段の演算結果に応じて、ティーチング用ヘッドを姿勢変
更し、同ヘッドを教示点またはその近傍の1点における
法線方向に指向させるとともに、教示用ワークに対して
所定のギャップ量の位置に移動させる制御手段と、 ティーチング用ヘッドが前記法線方向に指向され、かつ
所定のギャップ量が確保された状態で、ティーチング用
ヘッドの座標データ及び姿勢データを取り込んで記憶す
る記憶手段とを備えたティーチング装置 。 - 【請求項2】 前記ティーチング用ヘッドは、法線検出
手段の交番磁界を発生する励磁用コイルと、その励磁用
コイルの中心に配置された測定子と、その測定子の変位
を検出するセンサとを有し、その測定子には撮影手段と
しての光ファイバーを一体に付設したことを特徴とする
請求項1に記載のティーチング装置。
Priority Applications (1)
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JP17934094A JP3205183B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | ティーチング装置 |
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Publications (2)
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ID=16064136
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JP17934094A Expired - Fee Related JP3205183B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | ティーチング装置 |
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