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JP2003218941A - 通信装置及びプログラム - Google Patents

通信装置及びプログラム

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Publication number
JP2003218941A
JP2003218941A JP2002014890A JP2002014890A JP2003218941A JP 2003218941 A JP2003218941 A JP 2003218941A JP 2002014890 A JP2002014890 A JP 2002014890A JP 2002014890 A JP2002014890 A JP 2002014890A JP 2003218941 A JP2003218941 A JP 2003218941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
mail
destination
electronic mail
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002014890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2002014890A priority Critical patent/JP2003218941A/ja
Publication of JP2003218941A publication Critical patent/JP2003218941A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DNSサーバが無くても電子メールシステム
を運用することができるとともに、電子メールの転送プ
ロトコル以外にプロトコルを要しない通信装置を提供す
る。 【解決手段】 通信装置1は、記憶部13に他の通信装
置のIPアドレスを登録したアドレステーブル14を保
持している。電子メールを送信する際には、通信部12
から宛先のIPアドレスを用いてSMTP等により直接
宛先の通信装置へ送信する。また、自装置のIPアドレ
スが変更された場合には、アドレステーブル14に登録
されている宛先に対して、IPアドレスの変更通知を各
通信装置のIPアドレスを用いて電子メールによって送
信し、これを受けた通信装置ではIPアドレスの変更通
知の電子メールを識別して、その内容によってアドレス
テーブルを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して電子メールの送受信を行う技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク技術の発達ととも
に、電子メールを利用した通信が一般化してきている。
図7は、一般的な電子メールを利用した通信の一例の説
明図である。図中、21,24はメールクライアント、
22,23はメールサーバ、25はDNSサーバであ
る。例えばメールクライアント21からメールクライア
ント24に対して電子メールを送信する場合には、ま
ず、メールクライアント21が属するドメインに設けら
れているメールサーバ22に対してメールクライアント
24宛の電子メールを例えばSMTP等を用いて送信す
る。このとき、メールサーバ22のIPアドレスが分か
らない場合には、DNSサーバ25のIPアドレスを用
いてAレコードを引き、メールサーバ22のIPアドレ
スを取得してから、取得したIPアドレスを用いてメー
ルサーバ22へ電子メールを送信する。
【0003】メールサーバ22は、宛先の電子メールア
ドレスから、宛先のメールクライアント24が属するド
メインに設けられているメールサーバ23のIPアドレ
スを、DNSサーバ25に対してMXレコードを引くこ
とによって取得する。そして、取得したIPアドレスを
用いて、メールサーバ23に対してメールクライアント
21から受け取った電子メールを転送する。メールサー
バ23は、メールサーバ22からメールクライアント2
4宛の電子メールを受け取って保持する。そして、メー
ルクライアント24からPOPなどによってメールサー
バ23に電子メールの取り出し要求を行うことによっ
て、メールクライアント21から発信されたメールクラ
イアント24宛の電子メールがメールクライアント24
に届くことになる。
【0004】このように、通常利用されている電子メー
ルシステムでは、DNSサーバ25が存在していること
が前提となっており、DNSサーバがなければ電子メー
ルシステムを運用することができなかった。
【0005】また、上述のように電子メールを送信する
際にはSMTP等のプロトコルを用いるが、このほかの
種々の情報、例えばユーザ宛の情報ではなくユーザが利
用する通信装置の管理情報などを転送しようとすると、
他のプロトコルを利用することになる。従って管理情報
などを転送するために別のプロトコルを利用可能に構成
しておく必要があり、装置規模の増大及びコストアップ
につながるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、DNSサーバが無くても電
子メールシステムを運用することができるとともに、電
子メールの転送プロトコル以外にプロトコルを要しない
通信装置と、そのような通信処理を行うプログラムを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信装置にお
いて、ネットワークを介して通信を行う通信手段と、宛
先に対応づけてIPアドレスが登録されたアドレステー
ブルを保持する記憶手段と、前記アドレステーブルから
宛先に対応するIPアドレスを取得して前記通信手段か
ら前記IPアドレスを指定して前記電子メールを送信す
る制御手段を有することを特徴とするものである。また
本発明は、コンピュータに実行させるプログラムであっ
て、予め宛先に対応づけてIPアドレスが登録されたア
ドレステーブルを保持しておき、前記アドレステーブル
から宛先に対応するIPアドレスを取得し、取得した前
記IPアドレスを指定して前記電子メールを送信するこ
とを特徴とするものである。このようにIPアドレスを
用いて電子メールの送信を行うことによって、電子メー
ルアドレスからIPアドレスへの変換に必要であったD
NSサーバを不要とすることができる。従って、DNS
サーバが無くても運用可能な電子メールシステムを構築
することが可能となる。
【0008】このような本発明の構成において、自装置
のIPアドレスが変更された場合に、変更された自装置
のIPアドレスを、アドレステーブルに登録されている
各宛先に対して該宛先のIPアドレスを指定して電子メ
ールにより通知するように構成することができる。ま
た、自装置のIPアドレスを指定して送られてきた電子
メールを受信する機能を有し、IPアドレスが変更され
た際の電子メールを受け取ったとき、受け取った電子メ
ールの内容に基づいて前記記憶手段中のアドレステーブ
ルを更新するように構成することができる。このような
構成によって、電子メールシステム内の各通信装置のア
ドレステーブルを常に最新の情報に一致させることがで
きる。それとともに、アドレステーブルの情報を通信装
置間で転送する際にも電子メールの形態で通信すること
ができ、他のプロトコルを必要としないという利点があ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を含む通信システムにおける通信形態の一例の説明図
である。図中、1〜5は通信装置、11は制御部、12
は通信部、13は記憶部、14はアドレステーブル、1
5は操作部である。通信装置1〜5は、いずれも同様の
本発明の通信装置であり、少なくともネットワークを介
してIPアドレスを用いた電子メールの送受信を行うこ
とができる。通信装置1についてのみ、内部の概略構成
を示しているが、他の通信装置2〜5についても同様の
構成を取ることができる。また、図1では5台の通信装
置の相互間で電子メールの送受信を行うものとして図示
しているが、通信装置の台数は任意である。
【0010】通信装置1は、制御部11,通信部12,
記憶部13,操作部15などを含んで構成することがで
きる。制御部11は、操作部15から指定された宛先に
対して、送信すべき情報を電子メールとして通信部12
から送信する。このとき、宛先の指定は操作部15から
直接IPアドレスの入力を受けるほか、記憶部13に記
憶されているアドレステーブル14から1ないし複数が
選択される。アドレステーブル14から選択された場
合、記憶部13から選択された宛先のIPアドレスを取
得する。そして、IPアドレスを用いて宛先の通信装置
に対して通信部12から例えばSMTP等により電子メ
ールを送信する。
【0011】また制御部11は、自装置のIPアドレス
が変更されたとき、その変更されたIPアドレスを他の
通信装置2〜5に対して電子メールで通知する機能を有
している。このような通知は、アドレステーブル14に
登録されているそれぞれの宛先に対して、各宛先のIP
アドレスを用いてSMTP等によって行うことができ
る。
【0012】さらに制御部11は、他の通信装置2〜5
からSMTP等により送られてくる電子メールを、通信
部12を介して受信する。このとき、他の通信装置2〜
5からIPアドレスが変更された旨の電子メールを他の
通常の電子メールと区別し、IPアドレスが変更された
旨の電子メールについてはその内容に基づいて記憶部1
3中のアドレステーブル14を更新する。
【0013】通信部12は、ネットワークを介して、I
Pアドレスを用いて通信装置2〜5やその他のネットワ
ーク上の種々の装置との間で通信が可能である。
【0014】記憶部13は、通信装置1において保存が
必要な種々の情報を記憶しておくことができる。特に、
アドレステーブル14を記憶している。図2は、アドレ
ステーブルの一例の説明図である。アドレステーブル1
4には、識別番号とともに、宛先の名称及び宛先のIP
アドレスが登録されている。識別番号は、例えば操作部
15に設けられているワンタッチキーや短縮番号などに
対応づけておくことができる。また宛先の名称は、宛先
の選択時や選択された宛先を表示したり、通信ログとし
て出力するなど、ユーザに対して宛先を提示する際の名
称であり、ユーザが任意に登録することができる。IP
アドレスは、閉じたシステムであればシステム内で一意
に設定される。またインターネットを利用したシステム
では、グローバルIPアドレスが設定される。もちろ
ん、図2に示す情報の他、種々の宛先に関する情報を登
録可能に構成してもよい。
【0015】操作部15は、表示手段や入力手段などを
有し、ユーザからの各種の指示入力を受け付ける。例え
ば電子メールを送信する際に、宛先となるIPアドレス
を直接入力したり、ワンタッチキーや短縮番号などを利
用して、あるいはアドレステーブルの宛先名称の一覧表
示から選択するなどして宛先を指定し、さらに送信の指
示等を行うことができる。また、自装置のIPアドレス
の設定操作などを行うこともできる。
【0016】次に、本発明の通信装置の実施の一形態に
おける動作の一例について説明する。図3は、本発明の
通信装置の実施の一形態における電子メール送信時の動
作の一例を示すフローチャートである。通信装置1に
は、予め、例えば図2に示したアドレステーブル14が
登録されているものとする。なお、アドレステーブル1
4の初期設定は、操作部15から設定登録を行えばよ
い。
【0017】まずS31において、ユーザは宛先などの
電子メールの送信に必要な設定入力を操作部15から行
う。宛先の入力は、直接、電子メールアドレスあるいは
IPアドレスを入力するほか、ワンタッチキーや短縮番
号などによって入力したり、あるいはアドレステーブル
14の内容を一覧表示させて選択するなどといった種々
の入力方法を利用することができる。なお、ワンタッチ
キーや短縮番号などが操作された場合には、記憶部13
に記憶されているアドレステーブル14から、対応する
IPアドレスを取得すればよい。また、アドレステーブ
ル14の内容を一覧表示する場合には、例えば宛先名称
を表示して、選択された宛先に対応するIPアドレスを
取得すればよい。なお、宛先は複数設定してもよい。S
32において、送信開始が指示されたか否かを判定し、
送信開始が指示されるまで、S31における各種の設定
を行う。
【0018】送信開始が指示されたら、S33におい
て、送信する電子メールを作成する。例えば通信装置1
がインターネットファクシミリである場合には、このS
33において、原稿上の画像を読み取って、読み取った
画像を添付ファイルとする電子メールを作成すればよ
い。
【0019】電子メールが作成されたら、S34におい
て、宛先の1つについて、IPアドレスを用いて例えば
SMTP等によって直接宛先へ電子メールを送信する。
S35において、すべての宛先に対して送信したか否か
を判定し、未送信の宛先が残っている場合には、S34
へ戻って、未送信の宛先に対する電子メールの送信を行
う。すべての宛先に送信し終えたら、送信処理を終了す
る。
【0020】このようにして、電子メールの送信を、I
Pアドレスを用いて例えばSMTP等で行うので、DN
Sサーバを用いずに電子メールの送信を行うことができ
る。
【0021】上述の電子メール送信時の動作例では、S
31において宛先など、各種の設定を行い、S33にお
いて送信する情報を例えば読み取るなどして電子メール
を作成しているが、電子メールの送信依頼を他の外部装
置から受けることも可能である。その場合には、S31
で設定される情報及びS33で作成する電子メールの内
容などは外部装置から受け取ることになる。本発明で
は、このようなサーバとしての利用なども可能である。
【0022】図4は、本発明の通信装置の実施の一形態
におけるIPアドレス変更時の動作の一例を示すフロー
チャートである。上述のように各通信装置のIPアドレ
スを利用して電子メールの送信を行うため、自装置のI
Pアドレスを変更してしまうと他の通信装置からの電子
メールを受信できなくなる。そのために、他の通信装置
が保持しているアドレステーブルを更新する必要が生じ
る。このアドレステーブルの更新を自動化するため、自
装置のIPアドレスが変更された場合には、他の通信装
置に対して変更されたIPアドレスを通知する。この場
合にも、各通信装置のIPアドレスを用いて電子メール
で通知することができる。
【0023】S41において自装置のIPアドレスを変
更し、設定する。すると、S42において、記憶部13
中のアドレステーブル14から1つの宛先に対応づけら
れているIPアドレスを取得する。そして、S43にお
いて、S42で取得したIPアドレスを用いて、新たに
設定された自装置のIPアドレスの情報を含む電子メー
ルを例えばSMTP等によって送信する。S44におい
て、アドレステーブル14中のすべての宛先に対してI
Pアドレスの変更を通知したか否かを判定し、未送信の
宛先が残っている場合にはS42へ戻って、未送信の宛
先に対して順にIPアドレスの変更を電子メールで通知
する。すべての宛先に通知したら、自装置のIPアドレ
スの変更処理を終了する。
【0024】図5は、本発明の通信装置の実施の一形態
における電子メール受信時の動作の一例の説明図、図6
は、同じくフローチャートである。上述の図3で説明し
た電子メール送信時の処理によって送信された電子メー
ルは、宛先の通信装置において受信され、受信時の処理
が行われる。また、上述の図4で説明したIPアドレス
変更時の電子メールについても受信し、アドレステーブ
ルの変更処理を行う必要がある。ここでは図5(A)に
示すように、通信装置3から通信装置1へ電子メールが
送信されるものとして、通信装置1における電子メール
の受信動作の一例を説明する。通信装置1の記憶部13
には、図5(B)に示すような内容(図2と同内容)の
アドレステーブル14が格納されているものとする。
【0025】図6に示したフローチャートにおいて、通
信装置3から自装置のIPアドレスを指定した電子メー
ルが送られてくると、S51において、送られてきた電
子メールを通信部12を介して受信する。そしてS52
において、受信した電子メールがIPアドレスの変更を
通知する電子メールであるか否かを判定する。通常の電
子メールであれば、S53において、受け取った電子メ
ールを通常の電子メールとして処理する。例えばインタ
ーネットファクシミリ装置であれば、受信した電子メー
ルの内容を図示しない記録手段によって記録出力した
り、あるいは、クライアントへの配信を行うことができ
る。このようにして通常の電子メールの受信処理を終了
する。
【0026】受け取った電子メールがIPアドレスの変
更を通知するものであった場合には、S54において、
受け取った電子メールの内容(すなわち変更後の新しい
IPアドレス)によってアドレステーブル14を更新す
る。例えば通信装置3の新しいIPアドレスが「20
0.***.50.200」であったとすると、この新
しいIPアドレスが電子メールによって通知される。こ
の電子メールの内容に従ってアドレステーブル14内の
通信装置3に対応するIPアドレスを更新する。これに
よって、図5(B)に示すアドレステーブル14は、図
5(C)に示すように更新される。これによって、IP
アドレスの変更通知の電子メールに対する処理を終了す
る。
【0027】なお、このようなアドレステーブル14の
更新によって、宛先を例えば操作部15のワンタッチキ
ーや短縮番号などに対応づけている場合には、それらの
ワンタッチキーあるいは短縮番号などに新たなIPアド
レスが対応づけられることになる。
【0028】また、上述のようなアドレステーブル14
の更新のため、例えば図2や図5(B)、(C)に示す
構成のうち識別番号等についてはすべての通信装置1〜
5において共通の識別子としておき、IPアドレスの変
更通知には、自装置の識別番号などの共通の識別子を付
加しておくと更新を容易に行うことができる。もちろ
ん、識別番号とは別に共通識別子を設けておいたり、あ
るいは、旧IPアドレスとともに電子メールを送信する
ことによって、旧IPアドレスを新IPアドレスに変更
することができる。
【0029】IPアドレスの変更を行った通信装置3で
は、通信装置1の他にも、図5(A)に点線で示すよう
に、通信装置2,4,5にも、IPアドレスの変更を通
知する電子メールが送られる。これによって、上述の通
信装置1における動作と同様にして、通信装置2,4,
5に記憶されているアドレステーブルも更新される。
【0030】このようにして、それぞれの通信装置1〜
5におけるIPアドレスは各通信装置1〜5においてア
ドレステーブルとして共有される。そして、IPアドレ
スが変更された場合でも、自動的に各通信装置1〜5に
おけるアドレステーブルを更新して、アドレステーブル
を常に最新の状態に保つことができる。
【0031】また、上述のように本発明を含むシステム
では、IPアドレス変更時の通知についてもIPアドレ
スを利用した電子メールによって行うことができる。従
って、IPアドレスの変更通知を行うために別のプロト
コルを用意しなくてもよく、SMTPなどの電子メール
を送信する際に利用するプロトコルをそのまま用いるこ
とができる。従って、例えばSMTPなどの特定のプロ
トコルのみによって、電子メール、及び、IPアドレス
の変更通知などの管理情報の通信を行うことが可能であ
る。
【0032】上述の実施の形態では、各通信装置1〜5
はIPアドレスの変更通知の電子メールをそれぞれが他
の通信装置に通知しているが、例えばアドレステーブル
を管理する管理装置を設置あるいは1台の通信装置に管
理機能を付加して管理装置として運用し、管理装置に対
してIPアドレスの変更を通知すると管理装置が他の通
信装置に対して通知を行うように構成してもよい。この
場合、例えば新たに通信装置が追加された場合、管理装
置のIPアドレスのみを知っていれば、管理装置に対し
て自装置のIPアドレスの変更通知を行うことによっ
て、IPアドレスを知らない他の通信装置に対しても自
装置のIPアドレスを通知することが可能である。
【0033】また、管理装置あるいは管理機能を有する
通信装置に対してアドレステーブルを要求する電子メー
ルを送信することによって管理装置からアドレステーブ
ルを電子メールで受け取ることができるように構成する
こともできる。これによって、新たな通信装置が加入し
た場合に、アドレステーブルの設定操作を大幅に軽減す
ることが可能となる。この場合、要求を受け取る管理装
置あるいは管理機能を有する通信装置では、アドレステ
ーブルを要求する電子メールを他の電子メールと区別し
て処理し、アドレステーブルの全部または一部を電子メ
ールで問い合わせ元へ返送する機能を有していればよ
い。
【0034】もちろん、このような管理機能を多くの通
信装置(あるいはすべての通信装置)が有している構成
であってもよい。その場合、すべての通信装置が同じア
ドレステーブルを有していなくても、例えば電子メール
を送信しようとした通信装置内のアドレステーブルに宛
先の通信装置のIPアドレスが登録されていない、ある
いはアドレステーブルを有していないときには、他の通
信装置に対して問い合わせを行って、宛先の通信装置の
IPアドレスあるいは当該IPアドレスを含むアドレス
テーブルの全部または一部を返送してもらうように構成
することができる。
【0035】上述のような本発明の実施の形態における
各種の動作は、例えばプログラムによって記述してお
き、コンピュータに実行させることによって実現するこ
とも可能である。その場合、プログラム及びアドレステ
ーブルなどのデータは、メモリやディスクなどの外部記
憶手段に記憶させておくほか、各種の記録媒体に記録し
ておくことが可能である。あるいは、ネットワークを介
してプログラムをコンピュータに転送し、実行させるこ
とも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、宛先としてIPアドレスを使用して電子メー
ルの送信を行うので、DNSサーバが無くてもメールシ
ステムを運用することができる。また、IPアドレスが
変更された場合など、管理情報についてもIPアドレス
を使用した電子メールによって通知することによって、
管理情報の転送のために電子メールとは別のプロトコル
を用意しておく必要が無く、通常の電子メールと同じプ
ロトコルによって管理情報の転送を行うことができる。
さらに、このような管理情報の転送によって、IPアド
レスなどをシステム内の通信装置において共通化し、ま
た常に最新の情報に容易に更新、維持してゆくことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を含む通信システム
における通信形態の一例の説明図である。
【図2】アドレステーブルの一例の説明図である。
【図3】本発明の通信装置の実施の一形態における電子
メール送信時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の通信装置の実施の一形態におけるIP
アドレス変更時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の通信装置の実施の一形態における電子
メール受信時の動作の一例の説明図である。
【図6】本発明の通信装置の実施の一形態における電子
メール受信時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】一般的な電子メールを利用した通信の一例の説
明図である。
【符号の説明】
1〜5…通信装置、11…制御部、12…通信部、13
…記憶部、14…アドレステーブル、15…操作部、2
1,24…メールクライアント、22,23…メールサ
ーバ、25…DNSサーバ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して通信を行う通信手
    段と、宛先に対応づけてIPアドレスが登録されたアド
    レステーブルを保持する記憶手段と、前記アドレステー
    ブルから宛先に対応するIPアドレスを取得して前記通
    信手段から前記IPアドレスを指定して前記電子メール
    を送信する制御手段を有することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、自装置のIPアドレス
    が変更された場合に、変更された前記自装置のIPアド
    レスを前記アドレステーブルに登録されている各宛先に
    対して該宛先のIPアドレスを指定して電子メールによ
    り通知することを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、自装置のIPアドレス
    を指定して送られてきた電子メールを受信する機能を有
    し、IPアドレスが変更された際の電子メールを受け取
    ったとき、受け取った電子メールの内容に基づいて前記
    記憶手段中のアドレステーブルを更新することを特徴と
    する請求項2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 予め宛先に対応づけてIPアドレスが登
    録されたアドレステーブルを保持しておき、前記アドレ
    ステーブルから宛先に対応するIPアドレスを取得し、
    取得した前記IPアドレスを指定して前記電子メールを
    送信する処理をコンピュータに実行させることを特徴と
    するプログラム。
  5. 【請求項5】 自装置のIPアドレスが変更された場合
    に、変更された前記自装置のIPアドレスを前記アドレ
    ステーブルに登録されている各宛先に対して該宛先のI
    Pアドレスを指定して電子メールにより通知する処理を
    コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4に
    記載のプログラム。
  6. 【請求項6】 さらに、自装置のIPアドレスを指定し
    て送られてきた電子メールを受信する処理と、該処理に
    よってIPアドレスが変更された際の電子メールを受け
    取ったとき、受け取った電子メールの内容に基づいて前
    記アドレステーブルを更新する処理をコンピュータに実
    行させることを特徴とする請求項5に記載のプログラ
    ム。
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