[go: up one dir, main page]

JP2003218649A - 通信用半導体集積回路および無線通信装置 - Google Patents

通信用半導体集積回路および無線通信装置

Info

Publication number
JP2003218649A
JP2003218649A JP2002018888A JP2002018888A JP2003218649A JP 2003218649 A JP2003218649 A JP 2003218649A JP 2002018888 A JP2002018888 A JP 2002018888A JP 2002018888 A JP2002018888 A JP 2002018888A JP 2003218649 A JP2003218649 A JP 2003218649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
current
amplifier
circuit
bias
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002018888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3942013B2 (ja
Inventor
Kenji Toyoda
研次 豊田
Kazuaki Hori
和明 堀
Kazuhiko Hikasa
和彦 日笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002018888A priority Critical patent/JP3942013B2/ja
Priority to US10/323,819 priority patent/US6750719B2/en
Publication of JP2003218649A publication Critical patent/JP2003218649A/ja
Priority to US10/836,197 priority patent/US7288986B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3942013B2 publication Critical patent/JP3942013B2/ja
Priority to US11/902,968 priority patent/US7463091B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/02Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation
    • H03F1/0205Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
    • H03F1/0261Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers with control of the polarisation voltage or current, e.g. gliding Class A
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/24Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers of transmitter output stages
    • H03F3/245Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers of transmitter output stages with semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45076Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
    • H03F3/4508Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using bipolar transistors as the active amplifying circuit
    • H03F3/45085Long tailed pairs
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid-state elements
    • H03G1/0023Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid-state elements in emitter-coupled or cascode amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G2201/00Indexing scheme relating to subclass H03G
    • H03G2201/40Combined gain and bias control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利得制御アンプとその利得を直線的に変化さ
せるようなバイアス電流を供給するバイアス回路とを含
む高周波電力増幅回路を備えた通信用半導体集積回路お
よびそれを用いた無線通信装置において、利得制御アン
プの利得のリニア特性を向上させる。 【解決手段】 通信用高周波電力増幅回路を構成するリ
ニアアンプにバイアス電流を供給するバイアス電流生成
回路を、各々電流値と開始レベルの異なる複数の可変電
流源により構成し、これらの可変電流源を入力制御電圧
により制御してそれらの電流を合成してバイアス電流と
なすとともに、この合成電流が入力制御電圧に対して指
数関数的に変化するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電力増幅回
路のパワーコントロール信号電圧による出力電力の制御
性さらには利得制御アンプの利得のリニア特性を向上さ
せる技術に関し、特に高周波電力増幅回路を内蔵する通
信用半導体集積回路およびこの通信用半導体集積回路を
組み込んだ携帯電話機等の無線通信装置に適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話機、携帯電話機等の無線通信
装置(移動体通信装置)の送信側出力部には、高周波電
力増幅回路が組み込まれている。この高周波電力増幅回
路は、最終段の半導体増幅素子がディスクリートの部品
(出力パワーMOSFET等)で構成され、その前段に
はリニアアンプと呼ばれる利得制御アンプ(利得制御ア
ンプ)が接続された構成にされ、該リニアアンプおよび
そのバイアス電流を与えるバイアス回路は1つの半導体
チップ上に半導体集積回路として構成されることが多
い。
【0003】また、一般に、携帯電話機では使用環境に
合わせて基地局からのパワーレベル指示信号によって周
囲環境に適応するように出力(送信パワー)を変えて通
話を行ない、他の携帯電話機との間で混信を生じさせな
いようシステムが構成されている。例えば北米の900
MHz帯の標準方式や欧州のGSM(Global Systemfor
Mobile Communication)方式等のセルラ方式携帯電話
機における送信側出力段の高周波電力増幅器モジュール
は、APC(Automatic Power Control)回路から出力
される制御電圧VAPCによって通話に必要な出力電力と
なるように、出力パワー素子のゲートバイアス電圧が制
御される構成になっている。
【0004】ところで、従来GSMやDCS(Digital
Cellular System)方式の携帯電話機では、一般に利得
制御アンプは段階的にゲインを切り替えるように構成さ
れている。これに対し、CDMA(Code Division Mult
iple Access)方式の携帯電話機では、利得制御アンプ
特に送信信号のレベルを制御するアンプは、ゲインをリ
ニアに制御する必要がある。そこで、ベースバンド回路
などから供給される出力制御電圧VAPCに対してアンプ
のゲインが直線的に変化するようなバイアス電流をアン
プに与えるリニアゲイン変換回路が用いられている。こ
のリニアゲイン変換回路から出力されるバイアス電流
は、制御電圧VAPCに対して指数関数的に変化すること
が必要とされる。そこで、従来は、例えば図8に示すよ
うなバイポーラトランジスタQaと、制御電圧VAPCに
応じてQaにベース電位を与える定電圧源VBBおよび減
衰用アンプABBからなるリニアゲイン変換回路が使用さ
れることがある。減衰用アンプABBを用いるのは、制御
電圧VAPCの変動範囲が0〜2V程度であるのに対して
トランジスタQaのベース電圧の変動範囲は0.7〜
0.9Vと小さいためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8のバイアス回路
は、トランジスタのベース・エミッタ間PN接合に流れ
る電流が指数関数的に変化することを利用して、ベース
電圧を制御することで出力電流Ioutが制御電圧VAP
Cに対して指数関数的に変化するようにしたものである
が、トランジスタQaのベース・エミッタ間電圧VBEの
バラツキや減衰用アンプABBのゲインバラツキに対して
非常に敏感である。そのため、トランジスタの製造バラ
ツキや温度変動によってリニアアンプのバイアス電流Io
utが大きく変化して、制御電圧VAPCとリニアアンプの
ゲインとの関係が一定にならなかったり、ゲインの可変
範囲が製品によってばらついてしまうという課題がある
ことが分かった。
【0006】本発明の目的は、利得制御アンプとその利
得を直線的に変化させるようなバイアス電流を供給する
バイアス回路とを含む高周波電力増幅回路を備えた通信
用半導体集積回路およびそれを用いた無線通信装置にお
いて、利得制御アンプの利得のリニア特性を向上させる
ことにある。本発明の他の目的は、パワーコントロール
信号に基づく出力電力の制御性に優れかつ電力効率が高
い高周波電力増幅回路を提供することにある。本発明の
他の目的は、無線通信装置およびそれを用いた無線通信
装置の通話時間および電池寿命を長くできる高周波電力
増幅回路を提供することにある。本発明の前記ならびに
そのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および
添付図面からあきらかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、通信用高周波電力増幅回
路を構成するリニアアンプにバイアス電流を供給するバ
イアス電流生成回路を、各々電流値の大きさと開始レベ
ルの異なる複数の可変電流源により構成し、これらの可
変電流源を入力制御電圧により制御してそれらの電流を
合成してバイアス電流となすとともに、この合成電流が
入力制御電圧に対して指数関数的に変化するように構成
したものである。
【0008】上記した手段によれば、バイアス電流の指
数関数特性をトランジスタのベース・エミッタ間PN接
合の電圧−電流特性を使用せずに、複数の電流源の電流
を合成して実現するため、製造バラツキに伴なうトラン
ジスタのベース・エミッタ間電圧のバラツキや温度変化
に伴なうベース・エミッタ間電圧の変動によりバイアス
電流が変化するのを回避することができる。これによっ
て、安定した精度の高いバイアス電流をリニアアンプに
供給するバイアス回路を実現できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、通信用高周波電力
増幅回路を構成する利得制御アンプとしてのリニアアン
プに供給するバイアス電流を生成するバイアス回路の実
施例の概略を示す。この実施例のバイアス回路20は、
各々電流値の大きさと開始レベルの異なる複数の可変電
流源VC1,VC2……VCnを備え、これらの可変電
流源VC1,VC2……VCnを入力制御電圧VAPCに
より制御してそれらの電流を合成してバイアス電流とな
すとともに合成電流が入力制御電圧VAPCに対して指数
関数的に変化するように構成したものである。
【0010】具体的には、可変電流源VC1,VC2…
…VCnはそれぞれ図2(A)に示すような電圧‐電流
特性を有するように構成される。1つ1つの可変電流源
の特性は、図2(A)から分かるように、それぞれ設定
された基準電位VR1,VR2……VRnを中心に±ΔVの範
囲だけ電流が直線的に変化するとともに、前の電流源の
電流飽和到達レベルが次の電流源の電流開始レベルとほ
ぼ一致するようにつまり電流可変範囲が重ならないよう
に設定され、また直線の傾きつまり電流の変化率が電流
源I1,I2……Inの順に大きくなるように設定され
ている。そして、実施例のバイアス回路20は、上記可
変電流源VC1,VC2……VCnのすべての電流I
1,I2……Inを合成してそれらの電流値の総和に等
しい電流をバイアス電流Ioutとしてリニアアンプ10に
流すように構成されている。そして、この合成電流が入
力制御電圧VAPCに対して指数関数的に変化する。これ
によって、リニアアンプ10の利得(Pout/Pi
n)が入力制御電圧VAPCに応じて直線的に変化するよ
うに制御される。
【0011】図2(B)に、入力制御電圧VAPCに対す
るバイアス電流Ioutの変化の様子を実線で示す。図2
(B)から分かるように、バイアス電流Ioutは折れ線グ
ラフのように変化する。最初の分線A1は電流源VC1
の電流I1、次の分線A2は電流源VC1とVC2の電
流I1,I2を加算したもの、次の分線A3は電流源V
C1とVC2とVC3の電流I1,I2,I3を加算し
たもの、最後の分線Anはすべての電流源の電流I1,
I2……Inを加算したものに相当する。この実施例の
バイアス回路20では、図2(B)の折れ線が指数曲線
と近似するように、各可変電流源の電流値I1,I2…
…Inが設定されている。
【0012】図3には、上記バイアス回路20の具体的
な回路例が示されている。図3に示されているように、
各可変電流源VC1,VC2……VCnは、前記基準電
位VR1,VR2……VRnのいずれかがベース端子に印加さ
れたバイポーラトランジスタQ11,Q21,……Qn1
と、これらのトランジスタとそれぞれ対をなすトランジ
スタQ12,Q22,……Qn2と、例えばQ11,Q1
2のように各対をなすトランジスタのエミッタ端子に抵
抗R11,R12;R21,R22……Rn1,Rn2を
介して接続された定電流源IE1,IE2,……IEn
とから構成されている。そして、対をなす一方のトラン
ジスタQ11,Q21,……Qn1のコレクタ端子は電源
電圧Vccに接続され、他方のトランジスタQ12,Q
22,……Qn2のコレクタ端子は共通接続されて、Q
12,Q22,……Qn2のコレクタ電流I1,I2,…
…Inを合成してバイアス電流Ioutを生成するように構
成されている。
【0013】また、リニアアンプ10の出力レベルを制
御するための制御電圧VAPCに応じてトランジスタQ1
1,Q21……Qn1のベース電圧VR1,VR2,……VR
nと、トランジスタQ12,Q22……Qn2のベース電
圧VB1,VB2,……VBnを生成するための抵抗分圧回路
22が設けられている。さらに、上記可変電流源VC
1,VC2……VCnとは別に、オフセット電流Ioffを
流すため、トランジスタQ01,Q02と抵抗R01,
R02、定電流用トランジスタQc0とそのエミッタ抵
抗Re0とからなる電流源Coffが設けられている。こ
の電流源Coffは、制御電圧VAPCが0Vであっても最小
限のバイアス電流をリニアアンプ10に流すために設け
られたものである。
【0014】また、各可変電流源VC1,VC2……V
Cnの定電流源IE1,IE2,……IEnは、それぞ
れバイポーラトランジスタQc1,Qc2,……Qcn
とエミッタ抵抗Re1,Re2,……Renとから構成さ
れており、トランジスタQc1,Qc2,……Qcnお
よびQc0のベースには、これらとカレントミラー接続
されたトランジスタQcrのベース電圧と同一の電圧が
印加されている。各可変電流源VCi(i=1,2,…
…n)の定電流源IEiがそれぞれバイポーラトランジ
スタQciとエミッタ抵抗Reiとにより構成されるこ
とにより、エミッタ抵抗がないトランジスタ単独の電流
源に比べてトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBE
のばらつきによる電流のばらつきが小さくされる。
【0015】上記トランジスタQc0には基準電流IREF
が流されるように構成されており、これによって各トラ
ンジスタQc1,Qc2,……Qcnには基準電流IREF
に比例した電流Ie1,Ie2,……Ien,Ioffが
流れるようにされる。そして、その電流値はトランジス
タQc0のサイズ(特にエミッタ)とQc1,Qc2,
……Qcnのサイズ比、及び、抵抗Re1,Re2,……
Renの比によって決定される。各トランジスタQc
1,Qc2,……Qcnに流れる電流Ie1,Ie2,
……Ienが、図1のバイアス回路の各可変電流源VC
1,VC2……VCnの飽和電流となる。また、抵抗R
01,R02;R11,R12……Rn1,Rn2の抵抗値によっ
て、電流変化率(図2(B)の分線A1,A2……Anの
傾き)が決定される。さらに、各可変電流源VC1,V
C2……VCnの電流可変範囲±ΔVは、対を成すトラ
ンジスタのベース電位差によって決定される。
【0016】つまり、対を成すトランジスタのベース電
位差が2ΔVとなるように、抵抗分圧回路22におい
て、トランジスタQ11,Q21……Qn1のベース電
圧VR1,VR2,……VRnと、トランジスタQ12,Q2
2……Qn2のベース電圧VB1,VB2,……VBnが生成
される。また、制御電圧VAPCに応じて変化する電圧VR
1,VR2,……VRnとVB1,VB2,……VBnの交差電位
が、図2の各電流波形の中心電位V1,V2……Vnと
なるように抵抗分圧回路22を構成する抵抗の比が設定
されている。
【0017】この実施例のバイアス回路では、各可変電
流源VC1,VC2……VCnの電流変化率が抵抗R0
1,R02;R11,R12……Rn1,Rn2の抵抗値によって
決まるので、抵抗がばらついても抵抗比はほぼ一定であ
るため、図2(B)に示されている合成電流として出力
されるバイアス電流Ioutの指数関数曲線はほとんど
変わらないという利点がある。
【0018】図4には、図1のリニアアンプ10とバイ
アス回路20を有する高周波電力増幅回路を適用して好
適なCDMA方式の携帯電話機の送信系回路の構成が示
されている。図4において、破線で囲まれた回路ブロッ
クは、単結晶シリコンのような1個の半導体チップ上
に、半導体集積回路として形成される。ただし、最終段
の出力パワーアンプ70は別個のICとして構成されて
いても良い。
【0019】この実施例における携帯電話機の送信系回
路は、図4に示されているように、ベースバンド信号処
理やシステム全体の制御等を行なうベースバンド回路1
00と、ベースバンド回路100で符号拡散されたI/
Q送信データをアナログ信号に変換するD/A変換回路
30、変調用の局部発振信号を生成する発振器(VC
O)40と、該発振器40で生成された局部発振信号を
1/2に分周するとともに互いに位相が90°ずれた発
振信号φ1,φ0を生成する分周位相回路50と、発振
信号φ1,φ0に対して上記I,Q信号で直交変調を行
なう変調回路60と、変調信号を電力増幅するリニアア
ンプ10と、該リニアアンプ10のバイアス電流を供給
するバイアス回路20と、リニアアンプ10で増幅され
た信号をさらに増幅するパワーアンプ70などから構成
され、パワーアンプ70で増幅された信号がアンテナ8
0より送信される。D/A変換回路30はベースバンド
回路100と共に1つの半導体チップ上に半導体集積回
路として構成することが可能である。
【0020】特に制限されるものでないが、この実施例
では、リニアアンプ10は図8に示されているトランジ
スタQ1,Q2からなる差動増幅回路が2段縦続接続さ
れ、各増幅回路に対してバイアス回路20から制御電圧
VAPCに応じて指数関数的に変化するバイアス電流Iout
が供給される。これによって、リニアアンプ10のゲイ
ンは、制御電圧VAPCに応じて0dBから55dBまで
可変できるようにされている。
【0021】また、図4の実施例の送信系回路では、バ
イアス回路20の前段に制御電圧VAPCのレベルを負の
方向へシフトさせるレベルシフタ90が設けられている
とともに、リニアアンプ10の後段の出力パワーアンプ
70はそのゲインを0dBと20dBの2段階に切り替
えられるように構成されている。そして、ベースバンド
回路100からのゲイン切替え制御信号GSにより、パ
ワーアンプ70のゲインを0dBから20dBへ切り替
えるタイミングに合わせてバイアス回路20に供給され
る制御電圧VAPCのレベルをレベルシフタ90によりシ
フトさせ、リニアアンプ10とパワーアンプ70のトー
タルのゲインを制御電圧VAPCに応じて0dBから75
dBまで直線的に変化させることができるようにされて
いる。これにより、トータルの消費電力の低減が可能に
なる。
【0022】具体的には、図5に示すように、制御電圧
VAPCが徐々に増加してリニアアンプ10のゲインGRF
が約30dBになるレベルV1に達した時(符号t1)
に、ゲイン切替え制御信号GSによりパワーアンプ70
のゲインGPAを0dBから20dBへ切り替えるととも
に、レベルシフタ90におけるレベルシフト量を0Vか
ら−V1に切り替える。すると、バイアス回路20に供
給される電圧が(VAPC−V1)となり、リニアアンプ
10のゲインGRFは再び0dBから変化されるようにな
る。そして、リニアアンプ10のゲインGRFが最大の5
5dBに達した時に、リニアアンプ10とパワーアンプ
70を合わせたトータルゲインGtotalが75dBにな
るように制御される。
【0023】携帯電話器の送信系回路に要求される高周
波電力増幅回路の利得はW−CDMAの場合0〜約75
dBであり、この全範囲においてリニアアンプ10とパ
ワーアンプ70の利得を同時にリニアに可変制御する方
式も考えられる。一方、図4のようにリニアアンプ10
とパワーアンプ70とからなる高周波電力増幅回路にお
いては、一般にアンテナに近いパワーアンプ70の消費
電力の方がリニアアンプ10の消費電力よりも大きい。
そのため、パワーアンプ70の利得を制御電圧VAPCに
応じて上記のように2段階に切り替えるようにすれば、
所望利得が低い範囲(30dB以下)ではパワーアンプ
70はゲインが0dBで動作されるため、トータルの消
費電力がパワーアンプ70とリニアアンプ10のゲイン
を両方変化させる場合に比べて少なくて済む。
【0024】しかも、携帯電話器は平均して送信電力が
小さくて済む基地局に近いところで使用される確率の方
が、大きな送信電力が必要とされる基地局から離れた場
所での使用確率よりも高いため、上記のように、パワー
アンプ70の利得を2段階に切り替え、所望利得が低い
範囲では0dBで動作させるようにすれば、消費電力の
低減が可能となる。これによって特に低出力時の効率が
向上し、消費電流が低減するので、携帯電話機の通話時
間および電池寿命が長くなる。この傾向は今後基地局の
数が増加するに従って高くなると予想されるので、本発
明の適用による効果はより大きくなる。
【0025】図4には、I/Q送信信号により直接送信
周波数の局部発振信号を変調するダイレクトアップコン
バージョン方式の携帯電話機の送信系回路の例を示し
た。図6には、I/Q送信信号により中間周波数の局部
発振信号を変調し、前段リニアアンプ10Aで増幅した
後、ミクサMIXで高周波発振器(RF−VCO)から
の発振信号φRFと合成して所望の送信周波数信号に変換
し、これを後段リニアアンプ10Bで増幅しさらにパワ
ーアンプ70で電力増幅してアンテナより送信する2ス
テップダイレクトアップコンバージョン方式の携帯電話
機の送信系回路の例を示す。
【0026】この携帯電話機に対しても図4の実施例に
おけるゲイン制御(図5)をそのまま適用して、制御電
圧VAPCが所定のレベルV1に達した時はパワーアンプ
70のゲインGPAを0dBから20dBへ切り替えると
ともに、レベルシフタ90におけるレベルシフト量を0
Vから−V1に切り替える。このようにして、バイアス
回路20A,20Bから出力されるバイアス電流Iou
tを指数関数的に制御して、前段リニアアンプ10Aの
ゲインと後段リニアアンプ10Bのゲインを直線的に変
化させ、例えば前段リニアアンプ10Aで20dB、後
段リニアアンプ10Bで35dBを分担させてトータル
で55dBをカバーし、パワーアンプ70と合わせたト
ータルゲインGtotalが75dBになるように制御する
ことができる。
【0027】なお、図6には、リニアアンプ10A,1
0Bに応じて2つのバイアス回路20A,20Bを設け
た構成が示されているが、図3のようなバイアス回路を
1つだけ設け、その出力部にカレントミラー回路を設け
てリニアアンプ10Aと10Bに同一もしくは比例した
バイアス電流Iout1、Iout2を供給するように構成する
ことも可能である。
【0028】次に、本発明のバイアス回路を、ポーラー
ループ方式のリニア送信回路を有する携帯電話機に適用
する場合の実施例を、図7を用いて説明する。ポーラー
ループは、GMSK変調の位相シフトにさらに振幅シフ
トを加えたEDGE(Enhanced Data Rates for GMS Ev
olution)と呼ばれる方式でデータ通信を行なう送信回
路のアーキテクチャの1つであり、位相を制御するフィ
ードバックループ(位相ループ)と振幅を制御するフィ
ードバックループ(振幅ループ)の2つのループを備え
る。
【0029】図7の実施例のポーラーループでは、直交
変調回路60において中間周波数の発振器IF−VCO
で生成された中間発振信号をI/Q信号で変調した信号
に位相成分と振幅成分とが含まれており、そのうち振幅
成分を検出する振幅検出回路AM‐DTC1、変調信号
にフィードバック信号を掛け合わせて位相成分を抽出す
るミクサMIX1、ミクサMIX1の出力に帯域制限を
かけて直流電圧を生成するロウパスフィルタLPF、送
信信号を生成する送信用発振器Tx−VCO、送信信号
に振幅変調をかける振幅変調回路AM−MOD、パワー
アンプ70の出力レベルを検出するカプラCPL、カプ
ラCPLの出力とRF−VCOの発振信号を合成するミ
クサMIX2、ミクサMIX2の出力を増幅する利得制
御アンプVGA1、増幅された信号から振幅成分を検出
する振幅検出回路AM‐DTC2、振幅検出回路AM‐
DTC2の出力と前記振幅検出回路AM‐DTC1の出
力との誤差を増幅する誤差アンプER−AMP、該誤差
アンプER−AMPの出力を増幅し前記振幅変調回路A
M−MODにフィードバックする利得制御アンプVGA
2などを備える。
【0030】上記カプラCPL−ミクサMIX2−利得
制御アンプVGA1−振幅検出回路AM‐DTC2−誤
差アンプER−AMP−振幅変調回路AM−MODによ
り振幅制御ループが構成される。また、上記ミクサMI
X2の出力をミクサMIX1にフィードバックすること
により位相をロックさせる位相制御ループが構成され
る。具体的には、変調回路60の出力信号とミクサMI
X2からのフィードバック信号に位相差が生じている
と、この誤差を減少させるような電圧が送信用発振器T
x−VCOの周波数制御端子に供給され、ミクサMIX
2からのフィードバック信号の位相が変調回路60の出
力信号の位相と一致するようになる。この位相ループに
より、送信用発振器Tx−VCOの出力の位相が電源電
圧変動や温度変化に対してずれないような制御が行われ
る。なお、送信用発振器Tx−VCOの振幅は一定であ
る。
【0031】振幅制御ループにおいては、カプラCPL
により検出されたパワーアンプ70の出力がミクサMI
X2により中間周波数帯(IF)に変換されたフィード
バック信号は、利得制御アンプVGA1により増幅され
てから、振幅検出回路AM−DTC2により検波され、
振幅成分が出力される。一方、位相変調回路60により
変調された送信信号が振幅検出回路AM−DTC1によ
り検波され、振幅成分が出力される。振幅検出回路AM
−DTC1により検出された送信信号の振幅成分とAM
−DTC2により検出されたフィードバック信号の振幅
成分は、誤差アンプER−AMPで比較されて誤差分が
増幅され、その出力は、利得制御アンプVGA2により
再び増幅されて、振幅変調回路AM−MODの振幅制御
端子に入力される。
【0032】本実施例においては、上記利得制御アンプ
VGA1とVGA2に対応して、これらの回路に出力制
御電圧VAPCに応じたバイアス電流Iout1,Iout2を供
給するバイアス回路20Aと20Bが設けられており、
これらのバイアス回路20Aと20Bは図3の回路と同
様な構成を有するようにされる。ただし、電圧−電流特
性は、利得制御アンプVGA1に対応するバイアス回路
20Aのみ図2の実線で示すような指数関数的に変化さ
れるバイアス電流Iout1を生成し、バイアス回路20B
は、図2に破線で示すように、指数関数的に減少すなわ
ち(logIout1+logIout2)=一定となるように
変化するバイアス電流Iout2を生成するように可変電流
源IE1〜IEnが構成される。そのため、ベースバン
ド回路100から出力される出力制御信号VAPCに基づ
いて、利得制御アンプVGA1とVGA2に対する差動
制御信号Vapc,/Vapcを生成する差動アンプD−AM
Pが設けられている。これにより、利得制御アンプVG
A1のゲインとVGA2のゲインとの和が一定になるよ
うに制御される。
【0033】上記送信系回路においては、振幅変調回路
AM−MODは送信用発振回路Tx−VCOの出力を利
得制御アンプVGA2の出力に応じて変化させるが、利
得制御アンプVGA1の出力と位相変調回路60の出力
に振幅誤差が生じていると、この誤差を減少させるよう
な信号が利得制御アンプVGA2から出力される。従っ
て、利得制御アンプVGA1のゲインを減衰または増加
させると、振幅変調回路AM−MODの出力はその分増
幅または減衰され、フィードバック信号の振幅と位相変
調回路60の出力の振幅とが一致する。このとき、パワ
ーアンプ70の出力は送信用発振回路Tx‐VCOの一
定振幅の出力を振幅変調回路AM−MODとパワーアン
プ70で増幅した信号になるので、利得制御アンプVG
A1のゲインを制御することで、パワーアンプ70の出
力振幅を制御できる。しかも、利得制御アンプVGA2
のゲインは、VGA1のゲインとVGA2のゲインとの
合計が一定になるように制御される。つまり、利得制御
アンプVGA1のゲインが減少または増加すれば、その
ゲインの変化分だけ、利得制御アンプVGA2のゲイン
が増加または減少される。このように制御することで、
発振を防止してループの安定性を保つことができる。
【0034】このようにポーラーループでは、位相制御
ループと振幅制御ループの相乗作用により、パワーアン
プ70の出力の位相と振幅を正確に制御できるので、G
SMとEDGEの両方式に対応したデュアルモードの送
信回路に適した方式と考えられている。これは、GMS
K変調方式を採用するGSMが位相成分のみに送信情報
を持たせているのに対し、EDGE方式は、転送レート
を高めるために振幅成分にも情報を持たせているため
で、従来GSM方式のみに対応していた送信回路では、
パワーアンプ70の出力振幅が一定になるように制御を
かけていたため、EDGEのように振幅が変化する方式
には対応できなかったからである。ポーラーループで
は、先に述べたように、パワーアンプ70の出力からの
フィードバック信号と位相変調回路60の出力を比較
し、利得制御アンプでゲインを調整するので、EDGE
による振幅の変調成分に影響を与えることなくパワーア
ンプ出力(正確にはパワーアンプの平均出力電力)を制御
できる。従って、振幅の変調成分を持たないGSMも同
時に対応できることになる。
【0035】しかし、GSM、EDGEどちらの方式の
場合においても、パワーアンプの出力は電源や温度変動
及び素子ばらつきに対し、感度が低くなければならな
い。GSM方式の規格では、アンテナ端において、立ち
上がり(ランプアップ)期間、立下り(ランプダウン)期間
及び、データ送信期間の電力は、図8に示すようなタイ
ムマスクに常に収まらなければならないと規定されてい
る。ポーラーループにおいて、このような出力電力の制
御を行うためには、ループ内の回路特性に変動が少ない
ことが要求され、特に利得制御アンプVGA1、VGA
2は、広いゲインの可変範囲(約50dB)を確保し、そ
の全範囲でばらつきを抑えることが要求される。このた
め、その実現は非常に困難になる。もしばらつきが許容
できない場合は、ばらつき情報をベースバンド回路に取
り込み、ばらつきを補正するように利得制御アンプVG
A1、VGA2のゲインを制御する方式も考えられる
が、このようにすると、ベースバンドICの製造コスト
を引き上げてしまうので、好ましくない。また、利得制
御アンプのゲインが制御信号に対し非線形な場合も、ベ
ースバンド回路に対する負担が増え、製造コストが上が
ってしまうので、ゲイン制御は線形であることが望まれ
る。
【0036】従って、前記実施例(図2)のような構成
を有するバイアス回路を用いることで、広いゲイン可変
範囲を確保しつつ、電源や温度変動及び素子ばらつきに
対し感度が低く、且つゲイン制御の線形性も良好な利得
制御アンプを実現でき、ベースバンド回路への負担を低
減できるので、ベースバンドICの製造コストを引き下
げることができる。
【0037】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0038】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるCDM
A方式やEDGE方式の無線通信装置に適用されるバイ
アス回路について説明したが、本発明はそれに限定され
るものでなく、利得制御アンプをリニア制御する方式の
無線通信装置に適用されるバイアス回路に広く利用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。すなわち、利得制御アンプとその利
得を直線的に変化させるようなバイアス電流を供給する
バイアス回路とを含む高周波電力増幅回路を備えた通信
用半導体集積回路およびそれを用いた無線通信装置にお
いて、製造バラツキに伴なうトランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧のバラツキや温度変化に伴なうベース・エ
ミッタ間電圧の変動によりバイアス電流が変化するのを
回避することができるため、安定した精度の高いバイア
ス電流を利得制御アンプに供給するバイアス回路を実現
できるようになる。これによって、利得制御アンプの利
得のリニア特性が向上されるようになる。
【0040】また、利得制御アンプと出力パワーアンプ
を有する高周波電力増幅回路において、出力パワーアン
プのゲインを2段階に切り替えられるように構成し、出
力要求レベルが低い時は出力パワーアンプのゲインを低
い方へ切り替えて利得制御アンプのみでゲインを調整す
るようにしたため、低出力時の電力効率が向上するよう
になる。その結果、本発明の高周波電力増幅回路を使用
した携帯電話機においては、通話時間および電池寿命が
長くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である高周波電力増幅回路の
要部の構成図である。
【図2】図1の高周波電力増幅回路のバイアス回路にお
ける出力制御電圧と各電流源の電流およびそれらを合成
したバイアス電流との関係を示すグラフである。
【図3】図1の高周波電力増幅回路のバイアス回路の具
体的な回路構成例を示す回路図である。
【図4】実施例のバイアス回路を適用して好適な携帯電
話機の送信系回路の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4のシステムにおける出力制御電圧とリニア
アンプのゲインおよびパワーアンプのゲインとの関係を
示すグラフである。
【図6】実施例のバイアス回路を適用して好適な携帯電
話機の送信系回路の他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】実施例のバイアス回路を適用して好適なポーラ
ーループ方式の送信系回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】従来の高周波電力増幅回路におけるバイアス回
路の一例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
100 ベースバンド回路 10 高周波増幅用リニアアンプ 20 バイアス回路 30 D/A変換器 40 局部発振器 60 直交変調回路 70 出力パワーアンプ 90 レベルシフタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日笠 和彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5J100 AA14 BA01 BC01 CA01 CA05 CA18 CA19 CA21 DA06 EA02 FA01 FA02 5K060 BB07 CC11 DD04 HH01 HH06 JJ08 LL01 MM00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得制御アンプと制御電圧に応じて該利
    得制御アンプのバイアス電流を生成するバイアス回路と
    を含む高周波電力増幅回路を備えた通信用半導体集積回
    路であって、 前記バイアス回路は、各々電流値の異なる複数の可変電
    流源を有し、前記制御電圧に応じてこれらの可変電流源
    に流される電流を合成した電流を前記バイアス電流とし
    て前記利得制御アンプに供給し、 前記複数の可変電流源は、各々前記制御電圧の所定の範
    囲において該制御電圧に応じて電流が直線的に変化し、
    かつ前記合成した電流が前記制御電圧に応じて指数関数
    的に変化するように構成されていることを特徴とする通
    信用半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記バイアス回路は、前記制御電圧が
    「0」である場合に所定の電流を流すオフセット電流源
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信用
    半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記利得制御アンプの後段に出力パワー
    アンプが接続され、該出力パワーアンプは第1ゲインと
    該第1ゲインよりも高い第2ゲインの2段階に切り替え
    可能に構成され、 前記制御電圧の出力要求レベルが予め設定された所定レ
    ベルよりも低い時は、前記出力パワーアンプは第1ゲイ
    ンで動作され、前記利得制御アンプは前記バイアス回路
    から供給されるバイアス電流が変化されることで前記制
    御電圧に応じたゲインで増幅動作し、 前記制御電圧の出力要求レベルが前記所定レベルよりも
    高い時は、前記出力パワーアンプは第2ゲインで動作さ
    れ、前記バイアス回路には前記制御電圧がシフトされた
    電圧が供給されてその電圧に基づいて前記利得制御アン
    プへのバイアス電流を生成し、 前記出力パワーアンプのゲインと前記利得制御アンプの
    ゲインの和が前記制御電圧に応じて直線的に変化するよ
    うに制御されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の通信用半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 利得制御アンプと、制御電圧に応じて該
    利得制御アンプのバイアス電流を生成するバイアス回路
    と、前記利得制御アンプの後段に接続された出力パワー
    アンプとを含む高周波電力増幅回路を備えた無線通信装
    置であって、 前記利得制御アンプは前記バイアス回路から供給される
    前記バイアス電流によって前記制御電圧に応じてゲイン
    が連続的に変化するように構成され、 前記出力パワーアンプは第1ゲインと該第1ゲインより
    も高い第2ゲインの2段階に切り替え可能に構成され、 前記制御電圧の出力要求レベルが予め設定された所定レ
    ベルよりも低い時は、前記出力パワーアンプは第1ゲイ
    ンで動作され、前記利得制御アンプは前記バイアス回路
    から供給されるバイアス電流が変化されることで前記制
    御電圧に応じたゲインで増幅動作し、 前記制御電圧の出力要求レベルが前記所定レベルよりも
    高い時は、前記出力パワーアンプは第2ゲインで動作さ
    れ、前記バイアス回路には前記制御電圧がシフトされた
    電圧が供給されてその電圧に基づいて前記利得制御アン
    プへのバイアス電流を生成し、 前記出力パワーアンプのゲインと前記利得制御アンプの
    ゲインの和が前記制御電圧に応じて直線的に変化するよ
    うに制御されることを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記バイアス回路は、各々電流値の異な
    る複数の可変電流源を有し、前記制御電圧に応じてこれ
    らの可変電流源に流される電流を合成した電流を前記バ
    イアス電流として前記利得制御アンプに供給し、 前記複数の可変電流源は、各々前記制御電圧の所定の範
    囲において該制御電圧に応じて電流が直線的に変化し、
    かつ前記合成した電流が前記制御電圧に応じて指数関数
    的に変化するように構成されていることを特徴とする請
    求項4に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記バイアス回路は、前記制御電圧が
    「0」である場合に所定の電流を流すオフセット電流源
    を備えていることを特徴とする請求項5に記載の無線通
    信装置。
  7. 【請求項7】 前記利得制御アンプと前記バイアス回路
    は同一の半導体チップ上に形成され、前記出力パワーア
    ンプは別個の半導体チップ上に形成されていることを特
    徴とする請求項4、5または6に記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 直交変調回路および振幅変調回路と、出
    力信号の振幅成分を検出して前記振幅変調回路にフィー
    ドバックを行なう振幅制御ループと、直交変調回路の出
    力信号と出力フィードバック信号の位相を比較して位相
    調整を行なう位相制御ループと、位相変調と振幅変調を
    行なって送信する無線通信装置であって、 前記振幅制御ループには、前記出力フィードバック信号
    を増幅する第1可変利得アンプと、該アンプにより増幅
    された信号から振幅成分を検出する第1振幅検出手段
    と、該第1振幅検出手段の出力信号と前記振幅変調回路
    の出力信号から振幅成分を検出する第2振幅検出手段か
    らの検出信号との誤差を増幅する誤差アンプと、該誤差
    アンプの出力信号を増幅して前記振幅変調回路に供給す
    る第2可変利得アンプと、出力制御電圧に基づいて前記
    第1可変利得アンプにバイアス電流を供給する第1バイ
    アス制御回路と、前記出力制御電圧に基づいて前記第2
    可変利得アンプにバイアス電流を供給する第2バイアス
    制御回路と、が設けられ、 前記第1および第2バイアス回路は、各々電流値の異な
    る複数の可変電流源を有し、前記制御電圧に応じてこれ
    らの可変電流源に流される電流を合成した電流を前記バ
    イアス電流として前記第1および第2利得制御アンプに
    供給し、 前記第1バイアス回路の複数の可変電流源は、各々前記
    制御電圧の所定の範囲において該制御電圧に応じて電流
    が直線的に増加し、かつ前記合成した電流が前記制御電
    圧に応じて指数関数的に増加するように構成され、 前記第2バイアス回路の複数の可変電流源は、各々前記
    制御電圧の所定の範囲において該制御電圧に応じて電流
    が直線的に減少し、かつ前記合成した電流が前記制御電
    圧に応じて指数関数的に減少するように構成されている
    ことを特徴とする無線通信装置。
JP2002018888A 2002-01-28 2002-01-28 通信用半導体集積回路および無線通信装置 Expired - Lifetime JP3942013B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018888A JP3942013B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 通信用半導体集積回路および無線通信装置
US10/323,819 US6750719B2 (en) 2002-01-28 2002-12-20 Communication semiconductor integrated circuit device and wireless communication system
US10/836,197 US7288986B2 (en) 2002-01-28 2004-05-03 Communication semiconductor integrated circuit device and wireless communication system
US11/902,968 US7463091B2 (en) 2002-01-28 2007-09-27 Communication semiconductor integrated circuit device and wireless communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018888A JP3942013B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 通信用半導体集積回路および無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003218649A true JP2003218649A (ja) 2003-07-31
JP3942013B2 JP3942013B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=27606224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002018888A Expired - Lifetime JP3942013B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 通信用半導体集積回路および無線通信装置

Country Status (2)

Country Link
US (3) US6750719B2 (ja)
JP (1) JP3942013B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7432765B2 (en) 2005-03-30 2008-10-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Variable gain amplifier, mixer and quadrature modulator using the same
US7514980B2 (en) 2005-06-23 2009-04-07 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Exponential function generator and variable gain amplifier using the same
JP2009212783A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fujitsu Ltd 無線端末装置及び送信電力制御方法
WO2011121979A1 (ja) * 2010-03-29 2011-10-06 旭化成エレクトロニクス株式会社 位相調整回路、位相調整方法

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2416254B (en) * 2002-05-31 2006-06-28 Renesas Tech Corp Semiconductor integrated circuit for communication, radio-communications apparatus, and transmission starting method
GB2389253B (en) * 2002-05-31 2005-09-21 Hitachi Ltd Transmitter and semiconductor integrated circuit for communication
KR100456476B1 (ko) * 2002-12-23 2004-11-09 한국전자통신연구원 주파수 호핑 시스템 및 그 방법
EP1595331B1 (en) * 2003-02-14 2007-11-21 Analog Devices, Inc. System and method for reducing transfer function ripple in a logarithmic rms-to-dc converter
JP4245391B2 (ja) * 2003-03-27 2009-03-25 株式会社ルネサステクノロジ 無線通信システムおよび通信用半導体集積回路
US7805115B1 (en) * 2003-06-02 2010-09-28 Analog Devices, Inc. Variable filter systems and methods for enhanced data rate communication systems
JP3841416B2 (ja) * 2003-10-07 2006-11-01 松下電器産業株式会社 送信装置、送信出力制御方法、および無線通信装置
US7038542B2 (en) 2003-10-22 2006-05-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Variable gain amplifier
US7149483B1 (en) * 2003-10-28 2006-12-12 Magnolia Broadband Inc. Amplifying diversity signals using power amplifiers
US6903608B2 (en) * 2003-10-30 2005-06-07 Sige Semiconductor Inc. Power level controlling of first amplification stage for an integrated RF power amplifier
US7177370B2 (en) * 2003-12-17 2007-02-13 Triquint Semiconductor, Inc. Method and architecture for dual-mode linear and saturated power amplifier operation
JP2005252471A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Fujitsu Ltd 無線通信装置及びその増幅回路の制御方法
US7366484B2 (en) * 2004-06-04 2008-04-29 Skyworks Solutions, Inc. Systems and methods for adjusting the bias level of a mixer in a transmitter
US7248845B2 (en) * 2004-07-09 2007-07-24 Kyocera Wireless Corp. Variable-loss transmitter and method of operation
US7983632B2 (en) * 2004-09-24 2011-07-19 Broadcom Corporation Feedback control loop for amplitude modulation in a polar transmitter with a translational loop
JP4690835B2 (ja) * 2004-12-21 2011-06-01 ルネサスエレクトロニクス株式会社 送信機及びそれを用いた移動体通信端末
JP4752272B2 (ja) * 2005-01-05 2011-08-17 ソニー株式会社 通信装置
US7321259B1 (en) * 2005-10-06 2008-01-22 Altera Corporation Programmable logic enabled dynamic offset cancellation
DE102006027557B4 (de) * 2006-06-14 2010-07-15 Atmel Automotive Gmbh System zur Kalibrierung mindestens eines Quadraturmodulators und Betriebsverfahren hierfür
WO2008074147A1 (en) * 2006-12-21 2008-06-26 Icera Canada ULC Edge power ramp using logarithmic resistor attenuator
US8284822B2 (en) * 2007-02-27 2012-10-09 Broadcom Corporation Method and system for utilizing direct digital frequency synthesis to process signals in multi-band applications
US7826550B2 (en) * 2007-02-28 2010-11-02 Broadcom Corp. Method and system for a high-precision frequency generator using a direct digital frequency synthesizer for transmitters and receivers
US8116387B2 (en) * 2007-03-01 2012-02-14 Broadcom Corporation Method and system for a digital polar transmitter
KR101481507B1 (ko) * 2007-03-12 2015-01-13 엘지전자 주식회사 부가 제어 신호 송수신 방법
US8344803B2 (en) 2007-11-09 2013-01-01 Hittite Microwave Norway As Variable gain amplifier
US8279006B2 (en) * 2007-11-12 2012-10-02 Hittite Microwave Norway As Low noise amplifier
US8456236B2 (en) * 2008-05-19 2013-06-04 Hittite Microwave Norway As Multiple input variable gain amplifier
US8073406B2 (en) * 2008-12-16 2011-12-06 Mediatek Inc. Amplitude modulation circuit in polar transmitter and method for calibrating amplitude offset in polar transmitter
EP2244379A1 (en) * 2009-04-23 2010-10-27 Alcatel Lucent Method for preventing impacts by a power detector on a signal path of an RF circuit, device, power amplifier system, and network element thereof
US8923436B2 (en) * 2010-08-03 2014-12-30 Nec Corporation Transmitter and method for controlling same
JP5932689B2 (ja) * 2013-03-15 2016-06-08 パナソニック株式会社 送信装置
US20170186073A1 (en) * 2015-12-24 2017-06-29 Wal-Mart Stores, Inc. Shopping cart display
SG11202105159SA (en) * 2019-01-10 2021-06-29 Skyworks Solutions Inc Apparatus and methods for biasing of power amplifiers
US20240429867A1 (en) * 2023-06-23 2024-12-26 Qualcomm Incorporated Active mixers with enhanced image rejection ratio (irr)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1127068A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 利得制御増幅器及びその制御方法
US6175279B1 (en) * 1997-12-09 2001-01-16 Qualcomm Incorporated Amplifier with adjustable bias current
JP3592980B2 (ja) * 1999-06-29 2004-11-24 株式会社東芝 送信回路及び無線送信装置
US6278325B1 (en) * 2000-12-13 2001-08-21 Industrial Technology Research Institute Programmable gain amplifier with a large extent for the variation of gains

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7432765B2 (en) 2005-03-30 2008-10-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Variable gain amplifier, mixer and quadrature modulator using the same
US7514980B2 (en) 2005-06-23 2009-04-07 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Exponential function generator and variable gain amplifier using the same
JP2009212783A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fujitsu Ltd 無線端末装置及び送信電力制御方法
WO2011121979A1 (ja) * 2010-03-29 2011-10-06 旭化成エレクトロニクス株式会社 位相調整回路、位相調整方法
CN102484633A (zh) * 2010-03-29 2012-05-30 旭化成微电子株式会社 相位调整电路、相位调整方法
US20120256673A1 (en) * 2010-03-29 2012-10-11 Takeji Fujibayashi Phase adjustment circuit and phase adjustment method
JP5216162B2 (ja) * 2010-03-29 2013-06-19 旭化成エレクトロニクス株式会社 位相調整回路、位相調整方法
CN102484633B (zh) * 2010-03-29 2014-11-26 旭化成微电子株式会社 相位调整电路、相位调整方法
US8942621B2 (en) * 2010-03-29 2015-01-27 Asahi Kasei Microdevices Corporation Phase adjustment circuit and phase adjustment method

Also Published As

Publication number Publication date
US20040203553A1 (en) 2004-10-14
US20030141932A1 (en) 2003-07-31
US7288986B2 (en) 2007-10-30
US6750719B2 (en) 2004-06-15
US20080024227A1 (en) 2008-01-31
JP3942013B2 (ja) 2007-07-11
US7463091B2 (en) 2008-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3942013B2 (ja) 通信用半導体集積回路および無線通信装置
US7049892B2 (en) High frequency power amplifier circuit device
EP2387150B1 (en) Automatic bias control circuit for linear power amplifiers
US7340227B2 (en) Wireless communication system and semiconductor integrated circuit
JP2004007445A (ja) 通信用半導体集積回路および無線通信装置並びに補正方法
US20040092236A1 (en) Semiconductor integrated circuit device and wireless communication system
US20040174213A1 (en) Doherty bias circuit to dynamically compensate for process and environmental variations
JP2005518684A (ja) 電力増幅器の制御
JP2010514281A (ja) 電流操作を基にした高周波可変利得増幅器のための電流制御されたバイアシング
US20110001564A1 (en) Variable gain amplifier
JP4330549B2 (ja) 高周波電力増幅装置
US6906592B2 (en) Continuously variable gain radio frequency driver amplifier having linear in decibel gain control characteristics
US7026874B2 (en) Methods and apparatus for improving the operation of a variable gain amplifier (VGA)
US7782133B2 (en) Power amplifier with output power control
JP2007067820A (ja) 高周波電力増幅器
JP2007174553A (ja) 高周波電力増幅用電子部品および無線通信装置
JP2010068077A (ja) 半導体集積回路
JP2001036366A (ja) 利得可変増幅回路および利得制御回路並びに通信機器
JP2005348312A (ja) 高周波電力増幅用電子部品
JP5652166B2 (ja) 電力増幅器、w−cdma用電力増幅器、マルチバンド用電力増幅器および携帯情報端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3942013

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070427

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20070821

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term