JP2003217214A - ディスク装置のカートリッジ位置決め機構 - Google Patents
ディスク装置のカートリッジ位置決め機構Info
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Abstract
騒音を低減することができる光ディスク装置のカートリ
ッジ位置決め機構を提供する。 【解決手段】 ディスクを内包するカートリッジを載置
するトレイ20と、ディスクを装着し回転させるスピン
ドルモータ90を保持するトラバースベース82と、ト
レイ20を搬入搬出駆動するローディングモータ61
と、トラバースベース82とローディングモータ61を
保持しトレイ20を搬入搬出自在に保持するシャーシ6
0と、カートリッジの位置決め穴に係合または離脱可能
にシャーシ60に保持されたアライメントピン102と
を備え、アライメントピン102は、トレイ20の搬入
完了状態でカートリッジの位置決め穴と係合する。
Description
等のディスクに記録もしくは再生または記録再生を行う
プレーヤまたはレコーダ等のディスク装置に関する。
および単体のディスクを載置するトレイを、ディスク装
置内部に搬入(ローディング)する際のカートリッジの
位置決め機構に関するものである。
録再生装置を示す。図26において、201は光ディス
ク記録再生装置のメカシャーシ201aとケース201
bからなる本体、204は光ディスク(図示せず)が収
納されているカートリッジ1および単体の光ディスク
(図示せず)を載置するトレイである。
の中央には、同心円に設けられた大小2つの凹部が設け
られている。大径の凹部が大径ディスク載置部231、
小径の凹部は小径ディスク載置部232でディスク記録
再生装置本体201に装着するディスク外径に応じて使
い分けるように準備されている。
外寸より少しだけ大きく、カートリッジ載置面233に
垂直に形成される前壁面234、左壁面235、右壁面
236が形成されている。トレイ204の奥側にはカー
トリッジ予圧部材237が前後方向に移動自在に圧縮コ
イルばね237aを介して設けられ、カートリッジ予圧
部材237aがトレイ204の前側に予圧された状態で
保持部250に保持される構造となっている。
01aの前側に設けられたローディングモータ280に
よって駆動されるローディングギア系281の最終段の
駆動ギアと係合するラックギア288が設けられ、ロー
ディングモータ280の回転方向を切り替えることで、
トレイ204のローディングとイジェクトが可能な構成
となっている。
脂成型品であり、メカシャーシ201aに形成したトレ
イ204のローディング時の摺動面は、平滑に成形され
ている。トレイ204の下面の摺動面は凸断面を有する
レール形状となっており、装置本体201の摺動面の近
傍に、数個のガイド部材が設けられ、トレイ204のロ
ーディング時の蛇行を防止する構造を有している。
228が上蓋として設けられている。アッパーベース2
28にはディスクをスピンドルモータに固定するクラン
パ210と、クランパ210をスピンドルモータに対し
て上下方向に着脱自由に保持するクランプアーム212
が設けられている。またトレイ204のローディング時
のカートリッジ1の振動を規制するため、アッパーベー
ス228の左右に設けられたカートリッジ押さえばね2
29とカートリッジ押さえばね229の前後両端に設け
られた合計4個のカートリッジ押さえ部230が、カー
トリッジ1の左右両端のリブを下方に付勢する。ローデ
ィング開始直後からローディング完了後まで、カートリ
ッジ押さえ部230を介して、カートリッジ押さえばね
229の下方への付勢力により、カートリッジ1をトレ
イ204に固定する。そしてカートリッジ押さえ部23
0によって下方に付勢されたカートリッジ1を介して、
トレイ204は装置本体201に付勢され、上下方向の
がたによる振動および騒音を発生することなくローディ
ング動作を行う。
9の付勢力は、ローディング開始直後からローディング
完了後まで、カートリッジ1をトレイ204に、トレイ
204をメカシャーシ201aに付勢し、カートリッジ
1、トレイ204、メカシャーシ201a間に発生する
がたを解消し、ローディング時およびディスク10の回
転時に発生する振動と騒音を低減する機能を有してい
る。なお、カートリッジ押さえ部230はローラで構成
されることがある。
持し回転するスピンドルモータ282、ディスクの情報
の読出しまたは書き込みを行う光ピックアップ283お
よび光ピックアップ283をディスクの半径方向に移動
させるトラバースモータ284とリードスクリュー29
7を保持している。トラバースベース266の後端26
6aをトーションばねで回動自在にメカシャーシ201
aに支持され、前端266bが下方に軽負荷で予圧され
ている。トラバースベース266の前端266bの左右
には、2つのスリット穴291が設けられており、メカ
シーシ201aの底面に設けられた回動軸292を回転
中心として挿入されたカムレバー285と係合してい
る。トラバースベース266はカムレバー285の回転
によって上下に駆動される。カムレバー285は搬入位
置付近のトレイ204に係合しトレイ204の動作に応
じて回転する。
完了するまでは、トラバースベース266上に保持され
るスピンドルモータ282、光ピックアップ283を駆
動するトラバースモータ284、および光ピックアップ
283が、トレイ204、カートリッジ1、ディスクと
の干渉を回避するため、トレイ204のローディング経
路より下側に待避し、ローディング完了時にこれらがデ
ィスクに接近する。
b側には2本のアライメントピン214が設けられてお
り、スピンドルモータ282に保持されたディスクとカ
ートリッジ1のクリアランスを維持し、カートリッジ1
がディスクと接触しない位置に位置決めする。さらにア
ライメントピン214の近傍にはディスク状態検出スイ
ッチ215が設けられ、カートリッジ1の検出穴と係合
状態を判別することで、カートリッジ1に収納されるデ
ィスクの書き込みの可否状態、ディスクの表裏、ディス
クの記録内容を検出するため、トラバースベースに設け
たプリント基板に実装されている。
装置の動作を、カートリッジ1に収納されたディスクの
再生を行う場合を例に挙げ説明を行う。前壁面234、
左壁面235、右壁面236に囲まれたトレイ204
に、カートリッジ1を載置する場合には、カートリッジ
1の後端でカートリッジ予圧部材237をトレイ204
に対して奥側へ押し込みながら、トレイ204の前方上
側から斜め下方にカートリッジ1を滑らせ、最後にカー
トリッジ1の前端が前壁面234の内側の壁面に接する
ように、カートリッジ載置面233に載置してトレイ2
04へのカートリッジ1の載置が完了する。
ってカートリッジ1の前端は前壁面234の内側に押し
つけられて、カートリッジ1はトレイ204に対して、
前後左右にがたつくことなく略位置決めされる。
は、ローディングモータの駆動力で、ディスク記録再生
装置本体201の内部に自動的にローディングされ、ま
たカートリッジ1のシャッタがオープナにより開放され
る。その後、スピンドルモータ282、光ピックアップ
等を固定したトラバースベース266に一体的に構成さ
れたアライメントピン214のカートリッジ1の位置決
め穴3への挿入操作によってカートリッジ1はトレイ2
04およびスピンドルモータに対して最終的に位置決め
される。ほぼ同時に状態検出スイッチ215によりカー
トリッジ1の状態が検出される。また装置本体201の
スピンドルモータ282のターンテーブル上にクランパ
210によりディスクが保持固定され、スピンドルモー
タ282の回転によりディスクが記録または再生可能な
状態に回転する。
装置本体201のカートリッジローディングのシーケン
スのタイミングチャートを示している。
に載置するカートリッジ載置作業を示す。
を載置後、トレイ204の後側に設けられたカートリッ
ジ予圧部材237によってカートリッジをトレイ204
の前壁面234に対して付勢するカートリッジ前方付勢
作業が発生する。
光ディスク記録再生装置201内へ押し込むトレイ押し
込み作業を示し、253はロードイジェクトスイッチ2
46を押すロードイジェクトスイッチ作業を示し、これ
らによってトレイ204のローディング開始のトリガー
とする。
ジェクトスイッチ作業253のいずれかの作業の選択
後、254のトレイ204のローディング作業が開始さ
れる。
255のカートリッジ1のシャッター2を開放するシャ
ッター開放作業と、256のカートリッジ1のトレイ2
04へのカートリッジ下方付勢作業が実施される。
終了間際でローディング作業254の終了までに、トレ
イ204に設けられた突起と係合するクランプアームと
クランパが、カートリッジ1に対して位置決めされるク
ランプ準備作業が完了する。
ートリッジ1のシャッター開放作業255も終了してお
り、カートリッジ1に内包されたディスク10のスピン
ドルモータへのクランプする準備が完了する。
前に、トレイ204上に設けられた、クランプアーム駆
動突起が、アッパーベースにヒンジで回動自在に設けら
れたクランプアームの一方を押し上げ、クランパ210
が保持されたもう一方を下降させる。その結果、ディス
ク10をクランプ可能な位置までクランパ210を下降
させる。
4に載置されたカートリッジ1のローディングが完了す
ると、トレイ204とラックギア217の係合が解除さ
れ、駆動ギア219による駆動力はトレイ204から切
り離され、ラックギア217だけがトレイ204に対し
て、後方に駆動される。ラックギア117の後方への駆
動力は、カムレバー221の回転力として伝達され、カ
ムレバー221の斜面に沿ってトラバースベース208
は上昇する。
置決め穴3にアライメントピン214が挿入されトレイ
204に対するカートリッジ1の位置決めが完了するカ
ートリッジ位置決め作業を示す。
ラバースベース208と一体的に設けられた2本のアラ
イメントピン214は、カートリッジ1の前側に2個設
けられた位置決め穴3に挿入される。
シャーシ209に対するガタや、カートリッジ1のトレ
イ204に対するガタによって、カートリッジ1はスピ
ンドルモータ205に対して位置ズレが発生する。カー
トリッジ1がスピンドルモータ205に対してズレた状
態でディスク10を回転させた場合、ディスク10の外
周部とカートリッジ1の内壁が接触し騒音が発生する。
位置ズレが大きい場合には接触が抵抗となり、ディスク
10のクランプ状態が解除され、カートリッジ1の内部
でディスク10が破損する可能性がある。
1の位置決め穴3に挿入されることで、カートリッジ1
のスピンドルモータ205に対する位置ズレは改善さ
れ、カートリッジ1とディスク10の間に十分なクリア
ランスが確保される。
58と並行して、カートリッジ1の状態検出穴4に状態
検出スイッチ215が入り、カートリッジ1内のディス
クの状態を検出する状態検出作業を示す。
位置決め穴3への挿入と前後して、状態検出スイッチ2
15もカートリッジ1の状態検出穴4に挿入される。
検出穴4と状態検出スイッチ215との間には大きなク
リアランスが確保されているために、カートリッジ1に
位置ズレが生じていても、カートリッジ1の状態検出に
関しては、余裕をもって挿入動作が保証されている。
がディスク10の中心穴5に貫入しディスクをスピンド
ルモータ205にクランパ210でクランプするディス
ククランプ作業を示す。
4、状態検出スイッチ215の挿入と並行して、トラバ
ースベース208の上昇の過程で、カートリッジ1に収
納されたディスク10のセンター穴53に、センターコ
ーン122が挿入され、ディスク10はカートリッジ1
内の空間内で浮上する。
で待機していたクランパ210が、センターコーン22
2と契合し、ディスク10のクランプは完了する。
スクを回転させ、光学ピックアップ207の作用により
ディスクへの記録あるいは記録の読み出しがなされる記
録/再生作業である。
ピンドルモータ205が回転し、光ピックアップ207
からレーザー光によるスポットがディスク10の裏面に
照射される。
て、ディスク10に記録済みのデータの再生を行う。
終了後、再びPCからの命令またはディスク記録再生装
置201のイジェクトスイッチ144からの入力信号に
従って、カートリッジ1およびカートリッジ1に収納さ
れたディスク10のイジェクト動作が開始される。
04のイジェクト動作については、ローディング動作の
ほぼ逆の過程となるため省略する。
ようなディスク記録再生装置においては、次のような課
題があった。
イッチを、スピンドルモータ等を保持するトラバースベ
ースと一体構造とするため、トラバースベースの外形形
状が大きく、重量の重いトラバースベースをローディン
グまたはイジェクト時に上下駆動する必要があり、トラ
バースベースの上下駆動力の増加および、イジェクト時
にトラバースベースとシャーシ間の衝突で発生する騒音
が大きくなっていた。
いため、ローディングおよびイジェクト駆動を行うロー
ディングモータおよびギヤ系の配置に制約が生じ、十分
な減速比の確保ができず、ローディングおよびイジェク
ト時に発生する騒音が大きくなっていた。
は、トラバースベース、アッパーベース、トレイ、およ
びメカシャーシと一体的に保持される構造となっていた
ため、外乱振動を吸収するダンパ部材は、重量の重いメ
カシャーシを支持する構成となり、ダンパ部材の経時変
化による変形に配慮すると、ゴム硬度の高いゴムを採用
する必要があり、大きな外乱振動は十分に吸収できなく
なっていた。
合に、カートリッジ予圧部材によってカートリッジはト
レイの前壁面の内側に付勢されて位置決めされる。
にカートリッジの位置調整を行うに場合、カートリッジ
の位置決め穴にアライメントピンを挿入する駆動力は、
カートリッジ予圧部材による付勢力に抗してカートリッ
ジを前後または左右に移動する必要があり、ローディン
グモータおよびローディングギア系への負荷が大きくな
り、消費電力および、騒音が大きくなってしまうという
課題があった。
合、カートリッジ押さえバネおよびカートリッジ押さえ
ローラよってカートリッジはトレイのカートリッジ載置
面に付勢される。
にカートリッジの位置調整を行うに場合、カートリッジ
の位置決め穴にアライメントピンを挿入する駆動力は、
カートリッジ押さえバネおよびカートリッジ押さえロー
ラによる付勢力に抗してカートリッジを前後または左右
に移動する必要があり、ローディングモータおよびロー
ディングギア系への負荷が大きくなり、消費電力およ
び、騒音が大きくなってしまうという課題があった。
決め機構は、このような課題に鑑みてなされたものであ
り、上記課題を解決するためトラバースベースを小型軽
量化し、駆動力や騒音を低減することができることを目
的としている。
解決すべく、下記の手段を備える。
ジ位置決め機構は、ディスクを内包するカートリッジを
載置するカートリッジ載置部材と、ディスクを装着し回
転させるディスク回転手段を保持するトラバースベース
と、カートリッジ載置部材を搬入搬出駆動する駆動手段
と、トラバースベースと駆動手段を保持しカートリッジ
載置部材を搬入搬出自在に保持するシャーシと、カート
リッジの位置決め穴に係合または離脱可能にシャーシに
保持された位置決め手段とを備え、位置決め手段は、カ
ートリッジ載置部材の搬入完了状態でカートリッジの位
置決め穴と係合することを特徴とするものである。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段をトラバースベ
ースとは別体に設けることで、トラバースベースの外形
形状が小さく、重量の軽いトラバースベースを構成する
ことが可能となり、ローディングおよびイジェクト時の
駆動トルク、ギア負荷、騒音の低減が可能となった。
ジ位置決め機構は、ディスクを内包するカートリッジを
載置するカートリッジ載置部材と、ディスクを装着し回
転させるディスク回転手段を保持するトラバースベース
と、トラバースベースを弾性支持するダンパ部材と、カ
ートリッジ載置部材を搬入搬出駆動する駆動手段と、ダ
ンパ部材と駆動手段を保持しカートリッジ載置部材を搬
入搬出自在に保持するシャーシと、カートリッジの位置
決め穴に係合または離脱可能にシャーシに保持された位
置決め手段とを備え、位置決め手段は、カートリッジ載
置部材の搬入完了状態でカートリッジの位置決め穴と係
合することを特徴とするものである。
ジ位置決め機構によれば、請求項1と同様な効果があ
る。
ジ位置決め機構は、請求項2において、ダンパ部材がト
ラバースホルダに設けられ、トラバースホルダがシャー
シに保持されるものである。
ジ位置決め機構によれば、請求項2と同様な効果があ
る。
ジ位置決め機構は、請求項2において、位置決め手段
が、カートリッジの左右2個の位置決め穴と少なくとも
1カ所で係合または離脱可能である。
ジ位置決め機構によれば、カートリッジの位置決め手段
の裕度拡大が可能となった。
ジ位置決め機構は、請求項2または請求項3において、
位置決め手段が、シャーシに対して前後に位置調整可能
に保持されるものである。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段の前後調整によ
ってカートリッジの位置決めの精度向上が可能となっ
た。
ジ位置決め機構は、請求項2において、トラバースベー
スと位置決め手段を上下駆動するカム部材を備え、トラ
バースベースと位置決め手段はカム部材に設けられた同
一カム機構を共用するものである。
ジ位置決め機構によれば、トラバースベースと位置決め
手段が同一のカム機構を共用することで、初期的および
経時的な摩耗によるカム機構のプロフィールのばらつき
によるトラバースベースおよび位置決め手段の上下駆動
シーケンスのずれを回避することが可能となった。
ジ位置決め機構は、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5または請求項6において、位置決め手
段の上下駆動をガイドするガイド部材を備え、ガイド部
材は多段のテーパ形状を有し、位置決め手段とガイド部
材間の空隙は位置決め手段がカートリッジの位置決め穴
挿入時に最小となるものである。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段とガイド部材間
の空隙をカートリッジ挿入時に最小とすることで、挿入
前の駆動負荷の低減と挿入時の位置決め精度向上が可能
となった。
ジ位置決め機構は、請求項2において、カートリッジが
カートリッジに内包されるディスクの状態を表す状態検
出穴を有し、状態検出穴に係合または離脱可能にシャー
シに保持された状態検出手段を備え、位置決め手段およ
び状態検出手段は同期して昇降するものである。
ジ位置決め機構によれば、状態検出手段をトラバースベ
ースとは別体に設けることで、トラバースベースの外形
形状がより小さく、かつ重量の軽いトラバースベースを
構成することが可能となり、ローディングおよびイジェ
クト時の駆動トルク、ギア負荷、騒音のより一層の低減
が可能となった。
ジ位置決め機構は、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8
において、位置決め手段を上下駆動する第2の駆動手段
を備えたものである。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段を上下駆動する
第2の駆動手段を設けることで、位置決め手段を上下駆
動する例えばカム機構が位置決め手段を位置決め穴に挿
入する位置から遠くても、位置決め手段の挿入時に発生
する曲げ応力に抗して、位置決め手段の挿入力の増強が
可能となった。
ッジ位置決め機構は、請求項9において、第2の駆動手
段が、位置決め手段がカートリッジの位置決め穴との係
合を完了する直前に駆動力を停止するものである。
ッジ位置決め機構によれば、請求項9と同様な効果のほ
か、位置決め手段の位置決め穴への挿入完了後に第2の
駆動手段の駆動力を停止することで、ローディング状態
が長時間継続する場合に発生する第2の駆動手段に生じ
るクリープ変形を回避することが可能となる。
ッジ位置決め機構は、請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項
8において、カートリッジの状態検出穴から状態検出手
段が離脱した後、状態検出手段の移動を規制する移動規
制手段を備えたものである。
ッジ位置決め機構によれば、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または
請求項8と同様な効果のほか、状態検出手段が離脱後に
上昇を規制されるため、イジェクト時にトレイまたはカ
ートリッジと状態検出手段の干渉を回避することが可能
となった。
ッジ位置決め機構は、請求項9、請求項10、または請
求項11において、第2の駆動手段と移動規制手段が一
体的に構成されるものである。
ッジ位置決め機構によれば、位置決め手段の第2の駆動
手段と、状態検出手段の規制手段を一体的に構成するこ
とで、部品点数の削減が可能となった。
ッジ位置決め機構は、請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、
請求項9、請求項10、請求項11または請求項12に
おいて、搬入時にカートリッジのシャッタを開くシャッ
タ開閉手段を備え、カートリッジ載置部材はシャッタ開
閉手段がカートリッジのシャッタを開く方向にカートリ
ッジの位置基準を有し、位置決め手段が少なくとも1箇
所に設けられるものである。
ッジ位置決め機構によれば、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8、請求項9、請求項10、請求項11または請求項
12と同様な効果のほか、少なくともカートリッジのシ
ャッターの開放側に位置決め手段を設けることで、カー
トリッジの左右方向の位置調整は不要となり、位置決め
手段は前後方向の位置調整だけを行うことが可能となっ
た。
て、図1〜図25を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明における第1の実施の形
態の光ディスク記録再生装置を示す分解斜視図、図2は
カートリッジを光ディスク記録再生装置内にローディン
グ(搬入)し、ディスクを回転させるまでのシーケンス
のフローを示したものである。
録再生装置に関して説明する。140は光ディスク記録
再生装置の装置本体であり、大きく分けてローディング
メカニズム190、トラバースメカニズム191、メカ
シャーシ60、トレイ20、ディスククランプメカニズ
ム192からなる。
置のカートリッジローディングのシーケンスのタイミン
グチャートを示している。
置するカートリッジ載置作業を示す。次の作業として、
121はトレイ20を光ディスク記録再生装置本体14
0内へ押し込むトレイ押し込み作業を示し、122はロ
ードイジェクトスイッチ(図示せず)を押すロードイジ
ェクトスイッチ作業を示し、これらによってトレイ20
のローディング開始のトリガーとする。
ジェクトスイッチ作業122のいずれかの作業の選択
後、123のトレイ20のローディング作業が開始され
る。
124のカートリッジ1のシャッター2を開放するシャ
ッター開放作業が実施され、ローディング作業123の
終了時には、カートリッジ1のシャッター開放作業12
4も終了しており、カートリッジ1に内包されたディス
クのスピンドルモータ90へのクランプする準備が完了
する。すなわち、ローディング作業123の終了間際で
ローディング作業123の終了までに、125のトレイ
20に設けられた突起130と係合するクランプアーム
73に設けたクランパ84が、カートリッジ1に対して
位置決めされるクランプ準備作業が完了する。
置決め穴3にアライメントピン102が挿入されトレイ
20に対するカートリッジ1の位置決めが完了するカー
トリッジ位置決め作業を示す。このとき131のカート
リッジ位置決め補助作業が行われる。
出穴4に状態検出スイッチまたは回路基板85に設けた
状態検出スイッチ105と係合する状態検出レバー10
6が入り、カートリッジ1内のディスクの状態を検出す
る状態検出作業を示す。
がカートリッジ1を付勢しトレイ20に押さえ固定する
カートリッジ固定作業によって、カートリッジ1のがた
つきを解消する。
ディスクの中心穴に貫入しディスク10をクランパ84
とともにクランプするディスククランプ作業を示す。
クを回転させ、光学ピックアップ99の作用によりディ
スクへの記録あるいは記録の読み出しがなされる記録/
再生作業である。
リッジイジェクトのシーケンスについてはカートリッジ
ローディングのシーケンスの逆の順で発生するため説明
は省略する。
の機構部分について説明する。
3に示すように、トレイ20の両側に設けた軸28にカ
ートリッジ保持手段であるカートリッジホルダ27の中
央の穴27aを嵌合し、先端の係合部27bを例えはコ
イルばねを用いたばね49により内方に付勢し、係合部
27bをカートリッジの1の被係合部6(図6等参照)
に係合し一対のカートリッジホルダ27でカートリッジ
1を把持するように保持している。21はカートリッジ
載置面、22、23は単体のディスクを載置する凹部、
25、26は両側壁、29はシャッタオープナ、30は
カートリッジホルダ27の一部を進入させるスリットで
ある。
に基づくローディング作業123であるが、これはロー
ディングメカニズム190におけるラックアンドピニオ
ンの作用によるもので、ローディングメカニズム190
はメカシャーシ60のトレイ20を搬入搬出させる開口
部60aの内側に設けられ、ローディングモータ61
と、ローディングギヤ系66を有する。一方、トレイ2
0の裏面の一側に図4に示すようにローディンクギヤ系
66の駆動ギヤ(出力ピニオン)66aと係合するラッ
ク40を搬入搬出方向に設けている。なお、41はラッ
ク40と平行に設けた金属製のシャフト、42はシャフ
ト41を軸受けするホルダでメカシャーシ60に固定さ
れる。これによりトレイ20の一側がメカシャーシ60
に搬入搬出方向に移動自在に設けられるが、他側はメカ
シャーシ60のガイド段部63に摺動自在に支持され、
かつメカシャーシ60に突設した弾性の浮上り防止部2
09でトレイ20の他側のうき上がりを防止している。
メカシャーシ60に対するトレイ20の搬出位置はトレ
イ20にカートリッジ1を着脱できる位置に規制され、
またトレイ20の搬入位置はカートリッジ1のディスク
がスピンドルモータ90によって駆動される位置に規制
される。
1に設けたシャッタ2を開くものであり、トレイ20に
搬入搬出方向に直角な方向に移動自在に設けたオープナ
29と、オープナ29をトレイ20のローディング動作
に連動して移動させる例えば溝形のカムガイド(図示せ
ず)とで構成され、カムガイドはアッパベース83の裏
面に設けている。トレイ20を搬出した状態ではオープ
ナ29がカムガイドによってシャッタ2を開くための位
置に移動しており、トレイ20にカートリッジ1を載置
しカートリッジホルダ27に保持された固定状態からト
レイ20がローディングを開始するとオープナ29がカ
ムガイドに沿って搬入方向と直角な方向に移動し、オー
プナ29の突起部がシャッタ2の先端の突起の端部に係
合し、シャッタ2をその閉じ方向に付勢された閉じばね
のばね力に抗して開き始め、ローディング完了前に完全
に開く。シャッタ2が開くことによって、カートリッジ
1内のディスクにスピンドルモータ90を係合させ、か
つ光ピックアップ99を接近させることが可能となる。
一方トレイ20の搬出動作に伴ってオープナ29は上記
と反対方向に移動し、シャッタ2は閉じばねによって閉
じ方向に移動する。
搬入位置付近での移動とともに動作するディスククラン
プメカニズム192によって行われる。ディスククラン
プメカニズム192は図1に示したとおり、アッパーベ
ース83上に取り付けられており、クランプアーム73
と、クランプアーム73の中間部を支持するクランプ押
圧ばね76と、クランプアーム73の一端に設けられア
ッパーベース83に設けた貫通穴83aに位置するクラ
ンパ84とからなる。クランパ84は、ディスク10を
スピンドルモータ90に装着するに際して、クランパ8
4でターンテーブル91にデイスク2を固定する構成と
なっている。クランパ84は上下2つに分割可能な部材
で構成され、内部には磁石を内蔵している。また、ディ
スク10をターンテーブル91に対してセンタリングを
行うため、中央に構成されたセンターコーンの頂上部に
は磁性体が埋め込まれている。クランパ84に内蔵され
た磁石と磁性体との磁気吸引力で、クランパ84はディ
スク10をターンテーブル91に固定する。
ってアッパーベース83の上面側に浮きでるように付勢
され、貫通穴83aに設けたストッパ83bに係止して
いる。一方クランプアーム73の他端に対向して貫通穴
83cが設けられ、クランプアーム73の他端をアッパ
ーベース83の裏面側に突出するように折曲して受け部
73aとしている。
トレイ20の関係を示し、アッパーベース83は省略し
ているが、メカシャーシ60は図5(b)に示す。トレ
イ20の奥右側に突起130が起立している。トレイ2
0が装置内部、つまり矢印Aの方向へとスライドし、ト
レイ20のローディングが完了に近づくと、突起130
がクランプアーム73の受け部73aと接触する。クラ
ンプアーム73は中間の支点部を中心として常にクラン
プ押圧ばね76の作用により受け部73aが下降するよ
う付勢されている。しかし、トレイ20上の突起130
と当接することで、クランプアーム73の受け部73a
が上昇し、支点部を中心として矢印B方向に回動し、ク
ランプアーム73の前端部の穴に、回転自在に取り付け
られているクランパ84がシャッタ2を開いたカートリ
ッジ1内のディスクの中心部に降下する。しかし、この
状態ではまだ、後述するトラバースホルダ70が上昇し
てきていないため、ディスクのチャッキングは行われ
ず、クランパ84は待機の状態となる。
ジ1の位置決め穴3に挿入されるカートリッジ位置決め
作業126について図6から図9を用いて説明する。
ピン102を備えるアライメントピンピース102A
は、その側面の一対の突起部(カムフォロア)108が
カム部材であるスライドカム100に構成された略Z字
形のカム溝109と摺動自在に係合し、またアライメン
トピン102の突出方向と同方向に設けた断面5角形状
の一対の筒状の貫通部102aがメカシャーシ60に立
設された例えば断面が十字形をなす柱状突起(図示せ
ず)にスライド自在に嵌合することでC方向に動くこと
ができる。
ーシ60に設けた、ローディングモータ61およびロー
ディングギヤ系66等とトラバースホルダ70等とを仕
切るためトレイ20の搬入搬出方向と直角な方向に延び
る仕切り板178に沿って摺動自在に係合している(図
1)。スライドカム100の一端にカム摺動部100a
が突設され、トレイ20の裏面のラック40と平行でラ
ック40と反対側の側部近傍に設けた溝状のロードカム
249にカム摺動部100aが摺動自在に係合してい
る。ロードカム249はトレイ20の搬入が終了する搬
入位置付近でスライドカム100を少し移動させるため
例えば略45度傾斜した傾斜部249aを有し、さらに
傾斜部249aに連続してカム摺動部100aをトレイ
20の移動方向と直交する方向に案内する延出部249
bを設けている。またスライドカム100はローディン
グギヤ系66に対向する位置にラック110を設け、カ
ム摺動部100aが傾斜部249aを移動することによ
りラック部110がローディングギヤ系66の駆動ギヤ
66aよりも1つモータ61側の中間歯車65と噛合す
る。したがって、モータ61がトレイ20のローディン
グ後も回転することによりトレイ20の移動方向と直角
な方向にスライドカム100が移動しカム摺動部100
aは延長部249bに移動する。スライドカム100の
移動によりカム溝109に沿って突起部108が上昇し
アライメントピン102が上昇する。なお、反対方向に
移動する場合はこの反対の動作が行われる。
の引き込みが完了した後もローディングモータ61は回
転を継続し、ローディングギヤ系66の中のスライドカ
ム100のラック110を駆動する中間歯車65がスラ
イドカム100をD方向に移動させる。このためにトレ
イ20の引き込み後にアライメントピン102がトレイ
20上のカートリッジ1の位置決め穴3に向かって上昇
する。そしてトレイ20の貫通孔20aを貫通した後、
カートリッジ1の位置決め穴3と係合することでカート
リッジ1内のディスクと平行な方向に関しての位置決め
が終了する。なお、スライドカム100とアライメント
ピンピース102Aの詳細は後述する。またローディン
グモータ61の回転はローディングギヤ系66のプーリ
62や中間ギア65を介した後、最終段の駆動ギア66
が、ここでは図示しないトレイ20のラック40を駆動
するためにトレイ20が移動する。
5(b)に示すように、ローディング完了後のカートリ
ッジ1の位置決め穴3と係合することで、スピンドルモ
ータ90に保持されたディスク10とカートリッジ1の
クリアランスを維持し、カートリッジ1がディスク10
と接触しない位置に位置決めする機能を有している。
02の上昇を補助するアシストアーム104が回動自在
に設けられている。アシストアーム104はスライドカ
ム100の左右移動によってアライメントピン102の
上部に設けられたカムプレート119を介して駆動され
る。アシストアーム104はローディング時にアライメ
ントピン102の下からアライメントピン102の上昇
を補助する力を与える。カートリッジ1の位置がトレイ
20に対して位置ズレしている場合、カートリッジ1の
位置決め穴3にアライメントピン102を強制的に挿入
することで、カートリッジ1の位置ズレを補正する構成
となっているが、位置ズレ量が大きい場合、挿入力が不
足してアライメントピン102が変形しても、カートリ
ッジ1の位置ズレを補正することが十分となるようにア
シストアーム104は位置決め穴3のアライメントピン
102を挿入する時だけ挿入力を補助する。また、上昇
完了する直前に補助を解除する機能を有している。上記
の機能に加えてアシストアーム104には、検出レバー
106がカートリッジの状態検出穴4から離脱した後
に、検出レバー106のカートリッジ1の方向への移動
規制をする機能を有している。
の状態検出穴4の検出、すなわち図2における状態検出
作業126に関して説明する。
入される一対の状態検出レバー106の動きを説明する
図、図10、図11は状態検出レバー106がトーショ
ンスプリング111により付勢されている状態を説明す
る図、図12、図13はアシストアーム104が回動し
た状態を示す図、図14、図15は状態検出レバー10
6がカートリッジ1の状態検出穴4の有無を検出してい
る状態を説明する図である。いずれの図もメカシャーシ
60は、説明を容易にするために省略してある。なお、
DVD−RAMのカートリッジ1においては、状態検出
レバー106aはアクティブサイド検出用の穴に、状態
検出レバー106bは書き込み禁止検出用穴に対応して
いる。
ライメントピン102はまだカートリッジ1の位置決め
穴3に挿入されていない状態である。このとき、スライ
ドカム100の内部の突起112がアシストアーム10
4のF部に接している。アシストアーム104は回動軸
113を中心として回動できる構造であり、この回動軸
113は図示しないメカシャーシ60の回動軸保持部に
回動自在に保持されている。図10の状態ではこの姿勢
を維持し、状態検出レバー106の上昇を抑制してい
る。このとき、図11に示すようにアシストアーム10
4の先端部114はH方向に回動せしめられ、一対の状
態検出レバー106が上昇する動きを妨げる働きをし、
結果的にG方向のカートリッジ1から離れる方向に状態
検出レバー106を押し下げている。
うに、トーションスプリング111により常に付勢さ
れ、回動軸115を中心として常にI方向に回動する荷
重を受けている。トーションスプリング111の一端は
状態検出レバー106に、他端はメカシャーシ60の壁
面に接触している。しかし前述のとおり、アシストアー
ム104が状態検出レバー106が回動しようとする動
きを妨げている。なお、状態検出レバー106の回動軸
115は図示しないメカシャーシ60の回動軸保持部に
回動自在に保持されている。
へ移動し、前述のようにアライメントピン102がカー
トリッジ1の位置決め穴3に挿入されたのち、図13に
示すようにスライドカム100の内部の突起112はア
シストアーム104のJ部に接するために、図10のよ
うに状態検出レバー106を押さえ込んでいた状態から
図12のように回動軸113を中心に、図11における
H方向とは反対方向に回動する。これによりアライメン
トピン102が穴3からずれてアライメントピン102
の近傍がたわむようなことがあっても、先端部114の
近傍の押し上げ部114aでアライメントピン102の
近傍を押し上げる補助が行われる。状態検出レバー10
6はアシストアーム104の抑制力から開放されて、ト
ーションスプリング111の作用によりカートリッジ1
に向かって回動軸115を中心に、図12で示したI方
向に回動する。
状態検出穴4に挿入した状態が図14であり、ここでは
状態検出レバー106のうち状態検出レバー106aに
対応する状態検出穴4が塞がっていた状態を示してい
る。この状態は図9および図14に示すように回路基板
116上に設けられ、それぞれの状態検出レバー106
a、106bに対応して位置決めされた状態検出スイッ
チ105a、105bにて検出される。検出スイッチ1
05は検出レバー106を介して、カートリッジ1の検
出穴52と係合状態を判別することで、カートリッジ1
に収納されるディスク10の書込みの可否状態、ディス
ク10の裏表、ディスク10の記録容量を検出する機能
を有している。
とカートリッジ1の状態検出穴4との間に状態検出レバ
ー106が介在している。しかし、直接に状態検出スイ
ッチ105がカートリッジ1の状態検出穴4を検出する
ような手段を用いてもよく、さらには構成が許すなら
ば、アライメントピンピース102Aと状態検出レバー
106、もしくはアライメントピンピース102Aと状
態検出スイッチ105を一体構造とし、アライメントピ
ン102がカートリッジ1の位置決め穴3に挿入される
と同時にカートリッジ1の状態検出穴4を検出するよう
な構成にすることも可能である。
明する。図7から図10に示すように、メカシャーシ6
0にはアライメントピン102の前後方向の位置規制を
行い、ガイド部材であるアジャストプレート103が、
メカシャーシ60に対して前後方向に位置調整可能に固
定手段により固定されて設けられている。これは、アラ
イメントピン102がカートリッジ1の位置決め穴3と
係合する直前にアジャストプレート103のガイド溝1
17とアライメントピン102のガイド部118との隙
間を最小にし、アライメントピン102を前後方向にガ
タなく保持する機能を有している。ガイド溝117は例
えば略ハの字形であり、詳細には図10(b)、(c)
に示すように両傾斜面が多段のテーパ形状を有し、図1
0(b)はガイド部118がガイド溝117の下方に位
置しガイド部118とガイド溝117との間の隙間が大
きいが、図10(c)はガイド部118がガイド溝11
7の上方に位置しガイド部118とガイド溝117との
間の隙間が小さく、ガイド部118がガイド溝117に
位置決めされる。
を押圧する作業、すなわち図2における作業128に関
して図16〜図21を用いて説明する。
カム100との関係を説明する図、図17はトラバース
ホルダ70とカートリッジ付勢部材であるサイドアーム
71の構成を示す図である。図18はアライメントピン
107とサイドアーム71の動作を司るスライドカム1
00のカム溝形状である。図19、図20はサイドアー
ム71の各状態を示す図である。図21はサイドアーム
71がトレイ20のクランプする位置を示す図である。
ローディング完了後のカートリッジ1の振動を規制する
サイドアーム71とサイドアーム71をカートリッジに
付勢するサイドアームバネ72が設けられている。サイ
ドアーム71はカートリッジ1をトレイ20に付勢し、
トレイ20をメカシャーシ60に付勢し、これによりカ
ートリッジ1、トレイ20、メカシャーシ60間に発生
するガタを解消し、ディスク10の回転時に発生する振
動と騒音を低減する機能を有している。
0に形成した略Z字形の互いに平行な2本のカム溝10
9に、アライメントピンピース102Aとは反対側に位
置してトラバースホルダ70の一端から突出している一
対のピンすなわちカムフォロア183とが摺動自在に係
合している。トラバースホルダ82の他端両側にはディ
スク面と平行な面上で、かつカムフォロア183とは垂
直に一対の回動支軸84が突出しており、トラバースホ
ルダ70はメカシャーシ60の軸受け部67で、この回
動支軸84を中心として回動自在に係合している。した
がってトラバースホルダ70は、スライドカム100が
トレイ20の移動方向と直角な方向にスライドすること
に伴って、スライドカム100のカム溝109の形状に
沿って回動支軸84を中心として回動する構造となって
いる。これによりスライドカム100はトラバースホル
ダ70を昇降する昇降手段を構成する。
ホルダ70の4隅にはダンパ部材を構成するダンパ例え
ばゴムダンパ71と固定ねじ85によりトラバースベー
ス82が弾性的に支持されている。ゴムダンパ71で弾
性的に支持されていることで、ディスク記録再生装置本
体140に対して外部からの振動または衝撃が与えられ
た場合の、ディスク10の記録再生動作に対する影響を
低減する効果を有している。
を保持し回転させるスピンドルモータ90、ガイドシャ
フト97、サブガイドシャフト98、これらガイドシャ
フト97、98の長手方向に摺動自在に保持されディス
クの情報の読出しまたは書き込みを行う光学ピックアッ
プ99、光学ピックアップ99をガイドシャフト97、
98に沿ってディスクの半径方向にリードスクリューに
より移動させるトラバースモータ94が取り付けられて
いる。よってトラバースホルダ70がスライドカム10
0の作用により上昇することでトラバースベース80が
カートリッジ1内のディスク10に接近する。
0の両側面に一対の切り欠き部86が左右対称に設けら
れており、この切り欠き部86の端部に一対のサイドア
ーム143の力点77がメカシャーシ60を貫通して接
している。一対のサイドアーム143はメカシャーシ6
0の両側面に配置され、図1に示すようにメカシャーシ
60の両側面に設けられた回動支軸78に中間部が軸支
され、回動支軸78を中心として回動自在に構成されて
いる。また、サイドアーム143は図21に示すように
メカシャーシ60にローディングされたカートリッジ1
の中心線に対して左右対称に位置している。サイドアー
ム143とメカシャーシ60にはトーションスプリング
143aが取り付けられており、トーションスプリング
143aの付勢方向は常にサイドアーム143の作用点
79を下降させる方向すなわちK方向である。よってト
ラバースホルダ70が上昇することでサイドアーム14
3の作用点79が下降する。
09の形状およびアライメントピンピース102、トラ
バースホルダ70の係合から各部品の動作タイミングを
図18を用いて説明する。
108のスタート地点はカム溝109のL地点、トラバ
ースホルダ70のカムフォロア183のスタート地点は
カム溝109のM地点である。
突起部108がトラバースホルダ70よりも先行してス
ライドカム100のカム溝109を上昇する。アライメ
ントピンピース102Aが最高位置まで達し、カートリ
ッジ1の位置決め穴3にアライメントピン102の挿入
が完了したとき、すなわちカム溝109のN地点にきた
ときに、トラバースホルダ70のカムフォロア183は
O地点におり、このときサイドアーム143はまだカー
トリッジ1を付勢するまでには至っていない。つまり図
19で示した状態である。さらにローディングモータ6
1のローディングギヤ系66によりスライドカム100
が移動すると、アライメントピンピース102はカム溝
109の平坦部を移動するだけでその高さ方向に変化は
ないが、トラバースホルダ70は上昇を続け、P地点に
到達すると同時にサイドアーム143の作用点79はカ
ートリッジ1と当接する図20の状態となる。この時点
以降、サイドアーム143は作用点79と回動支軸78
においてのみ保持され、力点77は切欠き部86から浮
きトラバースホルダ70との接触はなくなる。つまりア
ライメントピン102にてカートリッジ1が位置決め固
定された後に、サイドアーム143がカートリッジ1の
上部を固定するタイミングとなっている。このためにア
ライメントピン102は確実にカートリッジ1の位置決
め穴3に貫入することができる。
ーム143の作用点79がカートリッジ1を押圧する位
置はカートリッジ1の奥行き方向の略中央部かつ内部の
ディスク10の中央部である。
ア183がスライドカム100のN地点に到達すると、
トラバースベース82に固定されるスピンドルモータ9
0のターンテーブル91にディスク10を載置した状態
となり、既述のとおり待機状態にあったクランパ74に
よりディスク10をクランプしローディングが完了す
る。このあとスピンドルモータ90によりディスク10
が回転し、記録あるいは再生が開始される。
82とトラバースホルダ70を別部品としたが、トラバ
ースホルダ70を廃止し、トラバースベース82を直接
スライドカム100にて駆動し、トラバースベース82
にてサイドアーム143を駆動する構成としてもよい。
際の一連のシーケンスである。
で、カートリッジ1のローディングの際にカートリッジ
1を付勢しないために、トレイ20の滑らかな移動が可
能となる。負荷が低減されるためにローディングモータ
61に高トルクを要求する必要がなくなり、低消費電力
の装置を実現でき、さらには歯車などの駆動部材の寿命
を延ばす、といった効果が期待できる。
生装置の動作をカートリッジ1の再生を行う場合を例に
あげて説明を行う。トレイ20にカートリッジ1を載置
し、カートリッジ1に挿入力を与えると、トレイ20に
設けたストッパを介して挿入力はトレイ20に伝達さ
れ、トレイ20は手動によるローディングをディスク記
録再生装置140に対して開始する。
く途中で、トレイ20のイジェクトエンドスイッチ(図
示せず)によりトレイ20の通過の信号を検出し、ロー
ディングモータ61に駆動電圧が与えられ、ローディン
グモータ61の回転に従動する駆動ギア66の回転によ
ってトレイ20は自動のローディング動作が始まる。
ておらず、スムーズに移動する。
前に、トレイ20の下面に設けられたロードカム249
に係合しているスライドカム100の突起100aがト
レイ20の駆動力により、トレイ下面に設けられたロー
ドカム249の傾斜部249aを通過するときにスライ
ドカム100に横方向の駆動力が発生しスライドカム1
00は右方向に移動する。
らラックギア101が中間ギア65に係合し、中間ギア
65によるスライドカム100の駆動が開始される。そ
れと同時に駆動ギア66はトレイ20のラック40から
離脱し駆動ギア66のトレイ20の駆動は停止する。こ
の後トレイ20はスライドカム100の突起112によ
りローディング駆動される。
ドカム249の延長部249bに入るとトレイ20の移
動は完了する。
ライメントピン102の突起部108とトラバースホル
ダ82のカムフォロア183が係合し、スライドカム1
00のカム溝109に沿って上昇する。
に、スライドカム100の同一のカム溝109を使用す
るため、アライメントピン102とトラバースベース8
0の上下駆動には所定の時間差が発生する。この時間差
は、メカシャーシ60に設けられた縦溝部分に位置関係
に依存する。スライドカム100の中間ギア65による
駆動が開始されると、まずアライメントピン102の上
昇が始まる。
ン102のディスク記録再生装置の本体140に対する
前後方向の移動を規制するアジャストプレート103の
ガイド溝117に沿って上昇する。アライメントピン1
02のガイド部118とアジャストプレート103のガ
イド溝117はそれぞれ多段のテーパ形状を有してお
り、上昇中の負荷を軽減するためにアライメントピン1
02のカートリッジ1の位置決め穴3への挿入前には所
定の隙間を有し、アライメントピン102が位置決め穴
3と係合する直前にガイド溝とアライメントピン102
のガイドの隙間を最小とすることで、アライメントピン
102の前後方向のガタを最小に保持する。
00のカム溝109のカムプロフィールによって上昇の
力を与えられるが、カム溝109はスライドカム100
の左右駆動を行うため、ディスク記録再生装置140の
幅方向の中央付近に設けられ、カートリッジ1の位置決
め穴3およびアライメントピン102はディスク記録再
生装置140の端部付近に存在するため、アライメント
ピン102の駆動に際して、アライメントピン102と
アジャストプレート103との摩擦抵抗及び、カートリ
ッジ1の位置ズレによる位置決め穴3への挿入負荷によ
り、アライメントピン102には曲げ応力が生じ正規の
高さまで上昇しない可能性がある。
ライメントピン102のスライドカム100のカム溝1
09の駆動力に加えて、アシストアーム104がアライ
メントピン102の上昇する力を第2の駆動手段として
補助することにより、アライメントピン102の位置決
め穴3への挿入力を増強し、カートリッジ1の位置決め
を確実なものとしている。
ことで、アシストアーム104の上面に設けられたカム
部に当接している、スライドカム100に設けられたア
シストアーム押圧面により、アシストアーム104はロ
ーディング動作ともに回動し、アシストアーム104が
アライメントピン102の下部に当接し、アライメント
ピン102が上昇する力を補助する。そして樹脂で成形
するため常時負荷がかかりクリープ変形しないように、
アシストアーム104には、アライメントピン102の
上昇完了直前に補助する駆動力を停止しアライメントピ
ン102から離脱する。
動自在に取り付けられており、トーションスプリング1
11により常にアシストアーム104の下面に付勢され
ている。スライドカム100が左右方向に移動すること
で、回動支軸を中心に検出レバー106はアシストアー
ム104の規制の下に上下移動する。よって、検出レバ
ー106の昇降時の高さはアシストアーム104によっ
て規制される。アシストアーム104が完全に上昇する
直前に、検出レバー106はカートリッジ1に当接す
る。カートリッジ1がない場合にはメカシャーシ60に
設けられたフック状の一対のストッパに各検出レバー1
06a、106bの先端部付近が当接し、所定の高さで
位置決めされる。
に回動自在に取り付けられており、前方の2対の突起部
であるカムフォロア183がスライドカム100に係合
しておりアライメントピン102が上昇した後、スライ
ドカム100のカム溝109に沿って上昇する。トラバ
ースホルダ82が上昇完了直後に検出スイッチ105に
よりローディングエンドを検出し、ローディングを完了
する。
後のカートリッジ1の位置ズレおよび振動を規制するサ
イドアーム71は、メカシャーシ60の左右にある回動
支軸84に回転自在に係合しており、サイドアーム71
の力点77はトラバースホルダ82の下部に付勢されて
いる。サイドアーム71の作用点79はトレイ20の上
方にある。サイドアーム71はトラバースホルダ82の
上昇に同期して、回動支軸84を中心に作用点79が下
降する方向に回転する。トラバースホルダ82が完全に
上昇する直前に作用点79がカートリッジ1に接触し、
トラバースホルダ82が更に上昇するとトラバースホル
ダ82から力点77が離脱し、カートリッジ1にはサイ
ドアーム71のサイドアームバネ72の力でトレイ20
に押しつけられる方向に付勢し、カートリッジ1の前後
左右上下の位置決めが完了する。
録再生装置140が、カートリッジ1に入っていない単
体のディスクをローディングする状態を説明する。
リッジ1をローディングしたときとまったく同じ動作を
するためにその説明は省略する。
ースホルダ70の上昇する方向への回動とともにその作
用点79が降下する。しかし、作用点79はディスクの
上面よりも上方にとどまっており、かつ力点77はトラ
バースホルダの切り欠き部86に接触しているためにそ
の位置からさらに下降することは無く、サイドアーム1
43の作用点79とディスクとの間に十分なクリアラン
スを保ったままその姿勢を維持する。したがって、たと
え単体のディスクをローディングしたとしてもサイドア
ーム143の作用点79がディスクに干渉することはな
い。
ーム143の作用点79が通る切欠き部113を形成し
ており、かつ、サイドアーム143の作用点79が最も
降下したときのアッパーベース83との関係は、サイド
アーム143の作用点79が最も下降した状態をアッパ
ーベース83の下面よりも下方にすることで、サイドア
ーム143とアッパーベース83の干渉が一切なくな
る。このためサイドアーム143を取り外すことなくア
ッパーベース83をメカシャーシ60に対してスライド
させて取付けるなど、アッパーベース83の取り付け方
法の自由度が増し、組立時間の短縮や部品交換作業時間
の短縮が期待できる。
のような効果がある。すなわち、カートリッジ位置決め
手段として、第1の実施の形態で説明したアライメント
ピン102はカートリッジ1の左右両側に存在せず、左
側にだけアライメントピン102が存在する構成であ
る。
ーディング動作が開始すると、カートリッジ1のシャッ
タ2の先端にオープナ29を係合させて左側にシャッタ
ー2を開きながらローディングを行う。
てカートリッジ1に付勢力が生じ、カートリッジ1はト
レイ20の左壁面25に付勢される。
ドとなる左壁面25、右壁面26を有しているが、カー
トリッジ1の幅寸法に大小のばらつきを有するためカー
トリッジ1の最大幅以上のカートリッジ載置面21をト
レイ20は左壁面25、右壁面26の位置関係で構成し
ている。
メントピン102がスライドカム100の移動により上
昇し、カートリッジ1の左側の位置決め穴3と係合す
る。カートリッジ1はトレイ20の左壁面25と左側の
アライメントピン102の2箇所を固定することによっ
て位置決めされる。
が設けられ、メカシャーシ60に設けられたシャフトホ
ルダ42の係合穴で保持されている。このため、トレイ
20はメカシャーシ60に対して左右のガタなくローデ
ィングまたはイジェクトの駆動が可能となっているが、
トレイ20に対するカートリッジ1の位置決め基準に対
してもガイドシャフト41とシャフトホルダ42による
構成は有効である。トレイ20のカートリッジ1の位置
決め基準をカートリッジ1のシャッター2の開く側であ
る左側とし、右側は常に隙間が生じるように幅寸法の裕
度を設ける。このトレイ20の位置決め基準の設定によ
り、カートリッジ1はトレイ20に対して左右方向に位
置調整を実施する必要は事実上なくなり、アライメント
ピン102がカートリッジ1の位置決め穴3に挿入され
て位置決め動作を行うのは実質的に前後方向のみとな
る。
ピン102がカートリッジ1の左右2個の位置決め穴3
に係合する構成と同じ効果が得ることが可能となる。
施の形態の光ディスク装置のカートリッジ位置決め機構
について説明する。ディスク記録再生装置140の構成
について実施の形態1と共通する箇所については省略
し、異なる構成について図23から図25を用いて説明
する。すなわち、アライメントピン102、102′を
第1の実施の形態のように片側のみならず左右両側に設
け、カートリッジ1の左右両側に形成した穴3に位置決
め嵌合するものである。アライメントピンピース102
Aはアライメントピン102と反対向きに延出する腕1
02bの先端部にアライメントピン102′を形成して
いる。
る。
決め手段はシャーシに対して前後のみならず左右に位置
調整可能に構成し、より一層位置精度を向上することも
可能である。またトラバースベースをシャーシに対して
前後または左右に位置調整する位置調整機構を設けるこ
とは可能である。トラバースベースの前後左右調整によ
ってカートリッジの位置決めの精度向上が可能となる。
ッジ位置決め機構によれば、位置決め手段をトラバース
ベースとは別体に設けることで、トラバースベースの外
形形状が小さく、重量の軽いトラバースベースを構成す
ることが可能となり、ローディングおよびイジェクト時
の駆動トルク、ギア負荷、騒音の低減が可能となった。
ジ位置決め機構によれば、請求項1と同様な効果があ
る。
ジ位置決め機構によれば、請求項2と同様な効果があ
る。
ジ位置決め機構によれば、カートリッジの位置決め手段
の裕度拡大が可能となった。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段の前後調整によ
ってカートリッジの位置決めの精度向上が可能となっ
た。
ジ位置決め機構によれば、トラバースベースと位置決め
手段が同一のカム機構を共用することで、初期的および
経時的な摩耗によるカム機構のプロフィールのばらつき
によるトラバースベースおよび位置決め手段の上下駆動
シーケンスのずれを回避することが可能となった。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段とガイド部材間
の空隙をカートリッジ挿入時に最小とすることで、挿入
前の駆動負荷の低減と挿入時の位置決め精度向上が可能
となった。
ジ位置決め機構によれば、状態検出手段をトラバースベ
ースとは別体に設けることで、トラバースベースの外形
形状がより小さく、かつ重量の軽いトラバースベースを
構成することが可能となり、ローディングおよびイジェ
クト時の駆動トルク、ギア負荷、騒音のより一層の低減
が可能となった。
ジ位置決め機構によれば、位置決め手段を上下駆動する
第2の駆動手段を設けることで、位置決め手段を上下駆
動する例えばカム機構が位置決め手段を位置決め穴に挿
入する位置から遠くても、位置決め手段の挿入時に発生
する曲げ応力に抗して、位置決め手段の挿入力の増強が
可能となった。
ッジ位置決め機構によれば、請求項9と同様な効果のほ
か、位置決め手段の位置決め穴への挿入完了後に第2の
駆動手段の駆動力を停止することで、ローディング状態
が長時間継続する場合に発生する第2の駆動手段に生じ
るクリープ変形を回避することが可能となる。
ッジ位置決め機構によれば、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または
請求項8と同様な効果のほか、状態検出手段が離脱後に
上昇を規制されるため、イジェクト時にトレイまたはカ
ートリッジと状態検出手段の干渉を回避することが可能
となった。
ッジ位置決め機構によれば、位置決め手段の第2の駆動
手段と、状態検出手段の規制手段を一体的に構成するこ
とで、部品点数の削減が可能となった。
ッジ位置決め機構によれば、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8、請求項9、請求項10、請求項11または請求項
12と同様な効果のほか、少なくともカートリッジのシ
ャッターの開放側に位置決め手段を設けることで、カー
トリッジの左右方向の位置調整は不要となり、位置決め
手段は前後方向の位置調整だけを行うことが可能となっ
た。
記録再生装置の分解斜視図である。
ディングのシーケンスを示すフロー図である。
である。
斜視図、(b)はトレイのローディングエンド状態の斜
視図である。
に挿入される状態を示す説明図である。
ス、スイッチレバー、ローディング機構の関係を示し、
トレイの搬出方向に向かってみた斜視図である。
である。
上の状態検出スイッチとの関係を示す斜視図である。
示す正面図である。
トアームとトーションスプリングの状態を示す側面図で
ある。
である。
入された状態を示し、カートリッジを下から見上げた状
態の斜視図である。
る。
す斜視図である。
ムフォロアの位置の説明図である。
状態を示す側面からみた説明図である。
を示す説明図である。
位置を示す平面からみた説明図である。
態を示す側面からみた説明図である。
了状態の斜視図である。
ース、スイッチレバー、ローディング機構の関係を示
し、トレイの搬出方向に向かってみた斜視図である。
視図である。
す斜視図である。
ある。
Claims (13)
- 【請求項1】 ディスクを内包するカートリッジを載置
するカートリッジ載置部材と、前記ディスクを装着し回
転させるディスク回転手段を保持するトラバースベース
と、前記カートリッジ載置部材を搬入搬出駆動する駆動
手段と、前記トラバースベースと前記駆動手段を保持し
前記カートリッジ載置部材を搬入搬出自在に保持するシ
ャーシと、前記カートリッジの位置決め穴に係合または
離脱可能に前記シャーシに保持された位置決め手段とを
備え、前記位置決め手段は、前記カートリッジ載置部材
の搬入完了状態で前記カートリッジの位置決め穴と係合
することを特徴とするディスク装置のカートリッジ位置
決め機構。 - 【請求項2】 ディスクを内包するカートリッジを載置
するカートリッジ載置部材と、前記ディスクを装着し回
転させるディスク回転手段を保持するトラバースベース
と、前記トラバースベースを弾性支持するダンパ部材
と、前記カートリッジ載置部材を搬入搬出駆動する駆動
手段と、前記ダンパ部材と前記駆動手段を保持し前記カ
ートリッジ載置部材を搬入搬出自在に保持するシャーシ
と、前記カートリッジの位置決め穴に係合または離脱可
能に前記シャーシに保持された位置決め手段とを備え、
前記位置決め手段は、前記カートリッジ載置部材の搬入
完了状態で前記カートリッジの位置決め穴と係合するこ
とを特徴とするディスク装置のカートリッジ位置決め機
構。 - 【請求項3】 ダンパ部材はトラバースホルダに設けら
れ、前記トラバースホルダがシャーシに保持される請求
項2記載のディスク装置のカートリッジ位置決め機構。 - 【請求項4】 位置決め手段は、カートリッジの左右2
個の位置決め穴と少なくとも1カ所で係合または離脱可
能である請求項2記載のディスク装置のカートリッジ位
置決め機構。 - 【請求項5】 位置決め手段は、前記シャーシに対して
前後に位置調整可能に保持される請求項2または請求項
3記載のディスク装置のカートリッジ位置決め機構。 - 【請求項6】 トラバースベースと位置決め手段を上下
駆動するカム部材を備え、前記トラバースベースと前記
位置決め手段は前記カム部材に設けられた同一カム機構
を共用する請求項2記載のディスク装置のカートリッジ
位置決め機構。 - 【請求項7】 位置決め手段の上下駆動をガイドするガ
イド部材を備え、前記ガイド部材は多段のテーパ形状を
有し、前記位置決め手段と前記ガイド部材間の空隙は前
記位置決め手段がカートリッジの位置決め穴挿入時に最
小となる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
求項5または請求項6記載のディスク装置のカートリッ
ジ位置決め機構。 - 【請求項8】 カートリッジは前記カートリッジに内包
されるディスクの状態を表す状態検出穴を有し、前記状
態検出穴に係合または離脱可能に前記シャーシに保持さ
れた状態検出手段を備え、位置決め手段および前記状態
検出手段は同期して昇降する請求項2記載のディスク装
置のカートリッジ位置決め機構。 - 【請求項9】 位置決め手段を上下駆動する第2の駆動
手段を備えた請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載
のディスク装置のカートリッジ位置決め機構。 - 【請求項10】 第2の駆動手段は、位置決め手段がカ
ートリッジの位置決め穴との係合を完了する直前に駆動
力を停止する請求項9記載のディスク装置のカートリッ
ジ位置決め機構。 - 【請求項11】 カートリッジの状態検出穴から状態検
出手段が離脱した後、前記状態検出手段の移動を規制す
る移動規制手段を備えた請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請
求項8記載のディスク装置のカートリッジ位置決め機
構。 - 【請求項12】 第2の駆動手段と移動規制手段が一体
的に構成される請求項9、請求項10、または請求項1
1記載のディスク装置のカートリッジ位置決め機構。 - 【請求項13】 搬入時にカートリッジのシャッタを開
くシャッタ開閉手段を備え、カートリッジ載置部材は前
記シャッタ開閉手段が前記カートリッジのシャッタを開
く方向に前記カートリッジの位置基準を有し、前記位置
決め手段が少なくとも1箇所に設けられる請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11
または請求項12記載のディスク装置のカートリッジ位
置決め機構。
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JP2002014081A JP4152633B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | ディスク装置のカートリッジ位置決め機構 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7281254B2 (en) | 2003-08-19 | 2007-10-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc drive having a traverse holder that is rotatable around an axis that is mutually different from the axis of a traverse base |
US7299480B2 (en) | 2003-09-22 | 2007-11-20 | Victor Company Of Japan, Limited | Loading disc optical detection apparatus |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014081A patent/JP4152633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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