JP2003215454A - ズームレンズ - Google Patents
ズームレンズInfo
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- JP2003215454A JP2003215454A JP2002016454A JP2002016454A JP2003215454A JP 2003215454 A JP2003215454 A JP 2003215454A JP 2002016454 A JP2002016454 A JP 2002016454A JP 2002016454 A JP2002016454 A JP 2002016454A JP 2003215454 A JP2003215454 A JP 2003215454A
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Abstract
やビデオカメラ、フイルムカメラなどに最適な変倍比が
5倍程度のズームレンズを提供する。 【構成】 物体側より順に正の屈折力を有する第1レン
ズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を
有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ
群、正の屈折力を有する第5レンズ群を有し、第2レン
ズ群、第4レンズ群を光軸方向へ移動させることによっ
てズーミングを行なうズームレンズで構成し、一定の条
件を満足させる。
Description
ビデオカメラ、フイルムカメラなどに用いられる変倍比
が5倍程度のズームレンズに関するものである。
高性能ズームレンズとして、物体側から順に負、正の屈
折力で構成されたズームレンズや、特開平11−239
67号公報に開示されている物体側から順に負、正、正
の屈折力で構成されたズームレンズなどが知られてい
る。また、高変倍率のズームレンズとして、特許第28
07909号公報に開示されている物体側より順に正、
負、正、正、正の屈折力で構成されたズームレンズなど
も知られている。
に負、正の屈折力の順で構成されたズームレンズにおい
ては、多画素の撮像素子に対応できるレンズではあるが
変倍比を3倍以上にすることは困難であった。また、物
体側から順に正、負、正、正、正の屈折力で構成された
ズームレンズにおいては、変倍比を3倍以上にすること
はさほど困難ではないが多画素の撮像素子に対応した光
学性能であるとは言い難いものであった。
ものであって、多画素の撮像素子を搭載したデジタルカ
メラやビデオカメラ、フイルムカメラなどに最適な変倍
比が5倍程度のズームレンズを提供することを目的とす
るものである。
めに本発明は、物体側より順に正の屈折力を有する第1
レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折
力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レン
ズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を有し、第2レ
ンズ群、第4レンズ群を光軸方向へ移動させることによ
ってズーミングを行なうズームレンズで、以下の条件式
(1)、(2)、(3)を満足することを特徴とするも
のである。 (1) 0.3<f4/f5<0.4 (2) 0.01<|β4w|<0.38 (3) 1.35<f1/ft<1.55 ただし、 f1:第1レンズ群の焦点距離 f4:第4レンズ群の焦点距離 f5:第5レンズ群の焦点距離 ft:望遠端における全系の焦点距離 β4w:広角端における第4レンズ群の結像倍率 である。
第5レンズ群の焦点距離の比率を与える条件式である。
条件式(1)の上限値を越えると第4レンズ群の焦点距
離が長くなり、ズームおよびフォーカス時に第4レンズ
群の移動量が大きくなり、レンズ全体の大型化を招いて
しまう。一方、下限値を越えると球面収差を良好に補正
することが困難となり、さらにバックフォーカスを充分
に確保することが困難となる。
ズ群の結像倍率を規定する条件式である。条件式(2)
の上限値を越えると非点収差が、広角側ではプラス方向
に倒れ、望遠側ではマイナス方向に倒れてしまい光学性
能を満足することができない。一方、下限値を越える
と、非点収差が、広角側ではマイナス方向に倒れ、望遠
側ではプラス方向に倒れてしまい光学性能を満足するこ
とができない。
おける全系の焦点距離の適切な比率を与える条件式であ
る。条件式(3)の上限値を越えると第1レンズ群の屈
折力が緩くなり、第1レンズ群のレンズ径が増大し、小
型軽量化が困難となる。一方、下限値を越えると第1レ
ンズ群の屈折力が強くなるため、球面収差の補正が困難
となる。
ことにより、無限遠から有限物体へのフォーカシングを
行なうことができる。広角側においては、第4レンズ群
を物体側へ移動させることによってフォーカシングを行
ない、望遠側においては、より近接撮影を可能にするた
めに第3レンズ群に干渉しない程度まで第4レンズ群を
物体側へ移動させてフォーカシングを行ない、さらに近
距離物体へのフォーカシングについては、第2レンズ群
のみを体側へ移動させることによって行なうことで、ズ
ーミングによる第1レンズ群と第2レンズ群の間隔およ
び第3レンズ群と第4レンズ群の間隔を有効に利用する
ことができる。
1、数値実施例2および数値実施例3を示す。各実施例
において、全体諸元中のfは焦点距離、Bfはバックフ
ォーカス、FnoはFナンバー、2ωは画角を示し、レ
ンズ諸元中の番号は物体側から順にレンズの面番号、r
はレンズ面の曲率半径、dはレンズ面間隔、nはd線の
屈折率、νはアッベ数を示す。
は数値実施例2のレンズ断面図、図3は数値実施例2の
広角端のレンズ断面図、図4は数値実施例2の望遠端の
レンズ断面図、図5は数値実施例3のレンズ断面図であ
る。図6乃至図8は、本発明の数値実施例1の無限遠撮
影時の広角端、中間焦点距離、望遠端における光線収差
を示す。図9乃至図11は、本発明の数値実施例1の撮
影距離200mm時の広角端、中間焦点距離、望遠端に
おける光線収差を示す。図12乃至図14は、本発明の
数値実施例2の無限遠撮影時の広角端、中間焦点距離、
望遠端における光線収差を示す。図15乃至図17は、
本発明の数値実施例2の撮影距離300mm時の広角
端、中間焦点距離、望遠端における光線収差を示す。図
18乃至図20は、本発明の数値実施例2の撮影距離1
00mm時の広角端、中間焦点距離、望遠端における光
線収差を示す。図21乃至図23は、本発明の数値実施
例3の無限遠撮影時の広角端、中間焦点距離、望遠端に
おける光線収差を示す。図24、図25は、本発明の数
値実施例3の撮影距離270mm時の広角端、中間焦点
距離における光線収差、図26は撮影距離400mm時
の望遠端における光線収差を示す。
非球面で構成された面であることを示しており、非球面
の形状は以下の式により定義される。ただし、レンズ面
の曲率半径をr、光軸方向をX軸、光軸と垂直方向をY
軸、A1、A2、A3およびA4を非球面係数とする。
示すように、本発明は、5倍程度の変倍比を持ち、光学
性能が良好な小型軽量のズームレンズを実現することが
できる。
である。
収差図である。
である。
の収差図である。
焦点距離の収差図である。
端の収差図である。
図である。
の収差図である。
図である。
端の収差図である。
焦点距離の収差図である。
端の収差図である。
端の収差図である。
焦点距離の収差図である。
端の収差図である。
図である。
の収差図である。
図である。
端の収差図である。
焦点距離の収差図である。
端の収差図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 物体側より順に正の屈折力を有する第1
レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折
力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レン
ズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を有し、第2レ
ンズ群、第4レンズ群を光軸方向へ移動させることによ
ってズーミングを行ない、以下の条件を満足する事を特
徴とするズームレンズ。 (1) 0.3<f4/f5<0.4 (2) 0.01<|β4w|<0.38 (3) 1.35<f1/ft<1.55 f1:第1レンズ群の焦点距離 f4:第4レンズ群の焦点距離 f5:第5レンズ群の焦点距離 ft:望遠端における全系の焦点距離 β4w:広角端における第4レンズ群の結像倍率 - 【請求項2】 第4レンズ群を光軸方向へ移動させるこ
とにより、有限物体へのフォーカシングを行なうことを
特徴とする請求項1記載のズームレンズ。 - 【請求項3】 広角側では第4レンズ群を光軸方向に移
動させることによりフォーカシングを行ない、望遠側で
は第2レンズ群および第4レンズ群を光軸方向に移動さ
せることによりフォーカシングを行なうことを特徴とす
る請求項1記載のズームレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002016454A JP2003215454A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | ズームレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002016454A JP2003215454A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | ズームレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003215454A true JP2003215454A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27652515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002016454A Pending JP2003215454A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | ズームレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003215454A (ja) |
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-
2002
- 2002-01-25 JP JP2002016454A patent/JP2003215454A/ja active Pending
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Legal Events
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