JP2003215363A - 光導波路モジュール - Google Patents
光導波路モジュールInfo
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光導波路チップの種類や大きさが異なる場合
でも、光導波路チップの的確な温度調節ができる信頼性
の高い光導波路モジュールを提供する。 【解決手段】 例えばアレイ導波路型回折格子等の、少
なくとも温度によって光透過特性が変化する光導波路回
路を有する光導波路チップ9と、発熱機能を有して光導
波路チップ9の温度を調節する温度調節モジュール8と
を設ける。温度調節モジュール8は個別に作動可能な複
数のヒータ回路31,32を有する構成とする。
でも、光導波路チップの的確な温度調節ができる信頼性
の高い光導波路モジュールを提供する。 【解決手段】 例えばアレイ導波路型回折格子等の、少
なくとも温度によって光透過特性が変化する光導波路回
路を有する光導波路チップ9と、発熱機能を有して光導
波路チップ9の温度を調節する温度調節モジュール8と
を設ける。温度調節モジュール8は個別に作動可能な複
数のヒータ回路31,32を有する構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信等に用いら
れる光導波路モジュールに関するものである。
れる光導波路モジュールに関するものである。
【0002】
【背景技術】近年、光通信においては、その伝送容量を
飛躍的に増加させる方法として、高密度波長多重伝送
(D−WDM)の研究開発が盛んに行なわれ、実用化が
進みつつある。この高密度波長多重伝送は、例えば互い
に異なる波長を有する複数の光を波長多重化して伝送さ
せるものであり、その波長多重数を増やすことで1本の
光ファイバの伝送容量を効率的に増加させることが可能
である。最近では、100以上の波長を使用した波長多
重通信システムが製品化されている。
飛躍的に増加させる方法として、高密度波長多重伝送
(D−WDM)の研究開発が盛んに行なわれ、実用化が
進みつつある。この高密度波長多重伝送は、例えば互い
に異なる波長を有する複数の光を波長多重化して伝送さ
せるものであり、その波長多重数を増やすことで1本の
光ファイバの伝送容量を効率的に増加させることが可能
である。最近では、100以上の波長を使用した波長多
重通信システムが製品化されている。
【0003】この波長多重通信において重要な役割を担
う光部品の一つに光波長合分波器がある。光波長合分波
器は、光波長合波器と光波長分波器を総称したもので、
多くの光波長合波器および光波長分波器はもう一方の機
能も併せ持っている。
う光部品の一つに光波長合分波器がある。光波長合分波
器は、光波長合波器と光波長分波器を総称したもので、
多くの光波長合波器および光波長分波器はもう一方の機
能も併せ持っている。
【0004】光波長合分波器として実用化が進んでいる
ものに、アレイ導波路型回折格子(AWG;Array
ed Waveguide Grating)がある。
アレイ導波路型回折格子は、図6に示すように、石英ガ
ラスやシリコンなどにより形成された基板1上に導波路
形成領域10を形成して成り、導波路形成領域10には
同図に示すような光導波路回路が形成されている。
ものに、アレイ導波路型回折格子(AWG;Array
ed Waveguide Grating)がある。
アレイ導波路型回折格子は、図6に示すように、石英ガ
ラスやシリコンなどにより形成された基板1上に導波路
形成領域10を形成して成り、導波路形成領域10には
同図に示すような光導波路回路が形成されている。
【0005】なお、本明細書において、基板上に光導波
路回路が形成されている構成を光導波路チップと呼び、
この光導波路チップのうち、基板上にアレイ導波路型回
折格子の光導波路回路が形成されている構成をアレイ導
波路型回折格子チップと呼ぶ。
路回路が形成されている構成を光導波路チップと呼び、
この光導波路チップのうち、基板上にアレイ導波路型回
折格子の光導波路回路が形成されている構成をアレイ導
波路型回折格子チップと呼ぶ。
【0006】アレイ導波路型回折格子の光導波路回路
は、1本以上の光入力導波路2と、該光入力導波路2の
出射側に接続された第1のスラブ導波路3と、該第1の
スラブ導波路3の出射側に接続されたアレイ導波路4
と、該アレイ導波路4の出射側に接続された第2のスラ
ブ導波路5と、該第2のスラブ導波路5の出射側に接続
されて複数並設された光出力導波路6を有している。
は、1本以上の光入力導波路2と、該光入力導波路2の
出射側に接続された第1のスラブ導波路3と、該第1の
スラブ導波路3の出射側に接続されたアレイ導波路4
と、該アレイ導波路4の出射側に接続された第2のスラ
ブ導波路5と、該第2のスラブ導波路5の出射側に接続
されて複数並設された光出力導波路6を有している。
【0007】前記アレイ導波路4は、第1のスラブ導波
路3から導出された光を伝搬するものであり、複数のチ
ャンネル導波路4aを並設して形成されており、隣り合
うチャンネル導波路4aの長さは互いに設定量(ΔL)
異なっている。上記光導波路回路を有する導波路形成領
域10は石英系ガラス材料により形成されている。
路3から導出された光を伝搬するものであり、複数のチ
ャンネル導波路4aを並設して形成されており、隣り合
うチャンネル導波路4aの長さは互いに設定量(ΔL)
異なっている。上記光導波路回路を有する導波路形成領
域10は石英系ガラス材料により形成されている。
【0008】なお、光出力導波路6は、例えばアレイ導
波路型回折格子によって分波あるいは合波される互いに
異なる波長の信号光の数に対応させて設けられるもので
あり、アレイ導波路4を構成するチャンネル導波路4a
は、通常、例えば100本といったように多数設けられ
るが、同図においては、図の簡略化のために、これらの
チャンネル導波路4a、光出力導波路6および光入力導
波路2の各々の本数を簡略的に示してある。
波路型回折格子によって分波あるいは合波される互いに
異なる波長の信号光の数に対応させて設けられるもので
あり、アレイ導波路4を構成するチャンネル導波路4a
は、通常、例えば100本といったように多数設けられ
るが、同図においては、図の簡略化のために、これらの
チャンネル導波路4a、光出力導波路6および光入力導
波路2の各々の本数を簡略的に示してある。
【0009】光入力導波路2には、例えば送信側の光フ
ァイバ(図示せず)が接続されて、波長多重光が導入さ
れるようになっており、光入力導波路2を通って第1の
スラブ導波路3に導入された光は、その回折効果によっ
て広がってアレイ導波路4に入射し、アレイ導波路4を
伝搬する。
ァイバ(図示せず)が接続されて、波長多重光が導入さ
れるようになっており、光入力導波路2を通って第1の
スラブ導波路3に導入された光は、その回折効果によっ
て広がってアレイ導波路4に入射し、アレイ導波路4を
伝搬する。
【0010】このアレイ導波路4を伝搬した光は、第2
のスラブ導波路5に達し、さらに、光出力導波路6に集
光されて出力されるが、アレイ導波路4の全てのチャン
ネル導波路4aの長さが互いに異なることから、アレイ
導波路4を伝搬した後に個々の光の位相にずれが生じ、
このずれ量に応じて集束光の波面が傾き、この傾き角度
により集光する位置が決まる。
のスラブ導波路5に達し、さらに、光出力導波路6に集
光されて出力されるが、アレイ導波路4の全てのチャン
ネル導波路4aの長さが互いに異なることから、アレイ
導波路4を伝搬した後に個々の光の位相にずれが生じ、
このずれ量に応じて集束光の波面が傾き、この傾き角度
により集光する位置が決まる。
【0011】なお、アレイ導波路型回折格子において、
アレイ導波路から第2のスラブ導波路に光が入射する際
に、光が集光する角度(回折角)をφとすると、この角
度φと集光する光の波長(光透過中心波長)λとの間に
は、次式(1)に示すような関係がある。
アレイ導波路から第2のスラブ導波路に光が入射する際
に、光が集光する角度(回折角)をφとすると、この角
度φと集光する光の波長(光透過中心波長)λとの間に
は、次式(1)に示すような関係がある。
【0012】
ns・d・sinφ+nc・ΔL=m・λ・・・・・(1)
【0013】nsは第1、第2のスラブ導波路の等価屈
折率、dはチャンネル導波路同士の、第1、第2のスラ
ブ導波路側の端部間隔、φは回折角、ncはアレイ導波
路の等価屈折率、ΔLは隣り合うチャンネル導波路の長
さの差、mは回折次数をそれぞれ示す。
折率、dはチャンネル導波路同士の、第1、第2のスラ
ブ導波路側の端部間隔、φは回折角、ncはアレイ導波
路の等価屈折率、ΔLは隣り合うチャンネル導波路の長
さの差、mは回折次数をそれぞれ示す。
【0014】ところで、一般に、石英等のガラス材料
は、温度によって屈折率が変化することから、温度によ
って導波路の屈折率ns、ncが変化し、式(1)にお
けるλとφの関係が変化する。そのため、温度が変化す
るとアレイ導波路型回折格子の光透過特性が変化し、光
透過中心波長が変化する。
は、温度によって屈折率が変化することから、温度によ
って導波路の屈折率ns、ncが変化し、式(1)にお
けるλとφの関係が変化する。そのため、温度が変化す
るとアレイ導波路型回折格子の光透過特性が変化し、光
透過中心波長が変化する。
【0015】この変化量は、石英系の材料を用いた回路
の場合、約0.01nm/℃であり、通常、光通信に求
められる動作温度範囲である0℃〜70℃の温度範囲で
は、光透過中心波長が0.7nm以上変化することか
ら、実用上無視できない大きさである。
の場合、約0.01nm/℃であり、通常、光通信に求
められる動作温度範囲である0℃〜70℃の温度範囲で
は、光透過中心波長が0.7nm以上変化することか
ら、実用上無視できない大きさである。
【0016】このため、アレイ導波路型回折格子を使用
する際には、光導波路チップとしてのアレイ導波路型回
折格子チップに温度調節モジュールを設けてアレイ導波
路型回折格子の温度を調節するようにしている。
する際には、光導波路チップとしてのアレイ導波路型回
折格子チップに温度調節モジュールを設けてアレイ導波
路型回折格子の温度を調節するようにしている。
【0017】図8には、温度調節モジュールを有する光
導波路モジュールの例が断面図により示されている。こ
の光導波路モジュールは、パッケージ20内に、アレイ
導波路型回折格子チップの光導波路チップ9と、均熱板
12と、温度調節モジュール8とを設けて形成されてい
る。温度調節モジュール8と光導波路チップ9は重ね合
わせられ、光導波路チップ9の接合面と温度調節モジュ
ール8の接合面間に均熱板12が設けられている。
導波路モジュールの例が断面図により示されている。こ
の光導波路モジュールは、パッケージ20内に、アレイ
導波路型回折格子チップの光導波路チップ9と、均熱板
12と、温度調節モジュール8とを設けて形成されてい
る。温度調節モジュール8と光導波路チップ9は重ね合
わせられ、光導波路チップ9の接合面と温度調節モジュ
ール8の接合面間に均熱板12が設けられている。
【0018】均熱板12は、銅やアルミニウムといった
高熱伝導性を有する材料を主材料として作製された板で
ある。均熱板12と光導波路チップ9と温度調節モジュ
ール8とは、通常、熱伝導性の優れたシリコーンオイル
コンパウンド(シリコーングリース)等(図示せず)に
よって接合されている。シリコーングリースとして、例
えば東レ・ダウコーニング(株)社製の製品名SC10
2等が適用される。
高熱伝導性を有する材料を主材料として作製された板で
ある。均熱板12と光導波路チップ9と温度調節モジュ
ール8とは、通常、熱伝導性の優れたシリコーンオイル
コンパウンド(シリコーングリース)等(図示せず)に
よって接合されている。シリコーングリースとして、例
えば東レ・ダウコーニング(株)社製の製品名SC10
2等が適用される。
【0019】図7には、上記光導波路モジュールの要部
構成が分解状態で示されている。同図に示すように、光
導波路チップ9の上面には、その端部側にチップ上板1
9が接合され、端面研磨されている。光導波路チップ9
には、端面研磨した光ファイバアレイ21が接続されて
いる。そして、光導波路チップ9の光導波路(この場
合、アレイ導波路型回折格子回路の光入力導波路2と光
出力導波路6)が、それぞれ、光ファイバアレイ21の
光ファイバ22と光接続されている。
構成が分解状態で示されている。同図に示すように、光
導波路チップ9の上面には、その端部側にチップ上板1
9が接合され、端面研磨されている。光導波路チップ9
には、端面研磨した光ファイバアレイ21が接続されて
いる。そして、光導波路チップ9の光導波路(この場
合、アレイ導波路型回折格子回路の光入力導波路2と光
出力導波路6)が、それぞれ、光ファイバアレイ21の
光ファイバ22と光接続されている。
【0020】また、温度調節モジュール8は、リード線
26を介して、制御部である温度コントローラ(図示せ
ず)と接続されている。温度調節モジュール8には図示
されていないヒータ回路が形成されており、このヒータ
回路がリード線26を介して温度コントローラと接続さ
れている。
26を介して、制御部である温度コントローラ(図示せ
ず)と接続されている。温度調節モジュール8には図示
されていないヒータ回路が形成されており、このヒータ
回路がリード線26を介して温度コントローラと接続さ
れている。
【0021】温度調節モジュール8は発熱機能を有して
おり、温度調節モジュール8は、図示されていないRT
D(Resistance Temperature Device)や抵抗温度検出
素子等の温度検出素子によって検出される温度が予め定
めた設定温度となるように、上記温度コントローラによ
り温度調節を行なう。
おり、温度調節モジュール8は、図示されていないRT
D(Resistance Temperature Device)や抵抗温度検出
素子等の温度検出素子によって検出される温度が予め定
めた設定温度となるように、上記温度コントローラによ
り温度調節を行なう。
【0022】図7、図8に示す光導波路モジュールにお
いて、温度調節モジュール8が上記温度コントローラに
より温度調節を行うと、均熱板12による熱拡散によっ
て、光導波路チップ9の温度が全体に均一、かつ、一定
になるように構成されている。
いて、温度調節モジュール8が上記温度コントローラに
より温度調節を行うと、均熱板12による熱拡散によっ
て、光導波路チップ9の温度が全体に均一、かつ、一定
になるように構成されている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記アレイ
導波路型回折格子モジュールは、非常に高い信頼性が要
求される光導波路モジュールであり、アレイ導波路型回
折格子モジュールには、非常に厳しい温度制御が要求さ
れている。
導波路型回折格子モジュールは、非常に高い信頼性が要
求される光導波路モジュールであり、アレイ導波路型回
折格子モジュールには、非常に厳しい温度制御が要求さ
れている。
【0024】しかしながら、アレイ導波路型回折格子モ
ジュールを含む従来の光導波路モジュールにおいて、温
度調節モジュール8は、1つのヒータ回路を有して構成
されていたので、接続するピンへの過電流、ヒータの断
線等による温度調節不能の事態に対処することができな
かった。
ジュールを含む従来の光導波路モジュールにおいて、温
度調節モジュール8は、1つのヒータ回路を有して構成
されていたので、接続するピンへの過電流、ヒータの断
線等による温度調節不能の事態に対処することができな
かった。
【0025】したがって、従来の光導波路モジュール
は、温度調節モジュール8の温度調節不能が生じた場合
には温度調節モジュール8の交換等を余儀なくされ、寿
命が短いといった問題があった。
は、温度調節モジュール8の温度調節不能が生じた場合
には温度調節モジュール8の交換等を余儀なくされ、寿
命が短いといった問題があった。
【0026】また、アレイ導波路型回折格子モジュール
は、要求仕様によって、アレイ導波路型回折格子チップ
の特にアレイ導波路部分の大きさを変えなければならな
いことがある。このように、アレイ導波路型回折格子モ
ジュール等の光導波路モジュールにおいて、光導波路チ
ップ9の大きさが変わると、1種類のヒータ回路を有す
る温度調節モジュール8によって幾種類もの光導波路チ
ップの温度調節を正確に行うことは難しい。
は、要求仕様によって、アレイ導波路型回折格子チップ
の特にアレイ導波路部分の大きさを変えなければならな
いことがある。このように、アレイ導波路型回折格子モ
ジュール等の光導波路モジュールにおいて、光導波路チ
ップ9の大きさが変わると、1種類のヒータ回路を有す
る温度調節モジュール8によって幾種類もの光導波路チ
ップの温度調節を正確に行うことは難しい。
【0027】例えば、図9の(a)は、同一温度調節モ
ジュール8を用いて、互いに大きさの異なるアレイ導波
路型回折格子チップの温度を70℃に保つ制御を行った
場合の、アレイ導波路型回折格子チップの光透過中心波
長変化(中心波長シフト量)を示す。この温度調節は、
同図の(b)に示す温度サイクルで、0℃から70℃ま
での範囲内で環境温度(外部温度)を変化させた中で行
ったものである。
ジュール8を用いて、互いに大きさの異なるアレイ導波
路型回折格子チップの温度を70℃に保つ制御を行った
場合の、アレイ導波路型回折格子チップの光透過中心波
長変化(中心波長シフト量)を示す。この温度調節は、
同図の(b)に示す温度サイクルで、0℃から70℃ま
での範囲内で環境温度(外部温度)を変化させた中で行
ったものである。
【0028】図9の(a)において、特性線aは、10
0GHz−16chアレイ導波路型回折格子チップ用の
温度調節モジュール8により、100GHz−16ch
アレイ導波路型回折格子チップの温度調節を行った結果
を示す。また、特性線bは、同じ温度調節モジュール8
により、100GHz−40chアレイ導波路型回折格
子チップの温度調節を行った結果を示す。
0GHz−16chアレイ導波路型回折格子チップ用の
温度調節モジュール8により、100GHz−16ch
アレイ導波路型回折格子チップの温度調節を行った結果
を示す。また、特性線bは、同じ温度調節モジュール8
により、100GHz−40chアレイ導波路型回折格
子チップの温度調節を行った結果を示す。
【0029】このように、100GHz−16chアレ
イ導波路型回折格子チップ用の温度調節モジュール8
は、100GHz−16chアレイ導波路型回折格子チ
ップの温度調節は良好にできても、100GHz−40
chアレイ導波路型回折格子チップ用の温度調節を良好
に行うことができず、中心波長が、環境温度に左右され
ていることが分かる。
イ導波路型回折格子チップ用の温度調節モジュール8
は、100GHz−16chアレイ導波路型回折格子チ
ップの温度調節は良好にできても、100GHz−40
chアレイ導波路型回折格子チップ用の温度調節を良好
に行うことができず、中心波長が、環境温度に左右され
ていることが分かる。
【0030】そこで、光導波路チップの大きさに対応さ
せて性能が異なる温度調節モジュール8を複数種類用意
することが考えられるが、そうすると、温度調整モジュ
ール8の種類が多くなり、量産性が悪くなると共に、コ
スト高になるといった問題が生じた。
せて性能が異なる温度調節モジュール8を複数種類用意
することが考えられるが、そうすると、温度調整モジュ
ール8の種類が多くなり、量産性が悪くなると共に、コ
スト高になるといった問題が生じた。
【0031】本発明は上記従来の課題を解決するために
成されたものであり、その目的は、光導波路チップの種
類や大きさが異なる場合でも、光導波路チップの的確な
温度調節が可能で、光透過特性等の特性を長期にわたっ
て良好に維持できる信頼性が高くより安価な光導波路モ
ジュールを提供することにある。
成されたものであり、その目的は、光導波路チップの種
類や大きさが異なる場合でも、光導波路チップの的確な
温度調節が可能で、光透過特性等の特性を長期にわたっ
て良好に維持できる信頼性が高くより安価な光導波路モ
ジュールを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明は、少なく
とも温度によって光透過特性が変化する光導波路回路を
有する光導波路チップと、発熱機能を有して前記光導波
路チップの温度を調節する温度調節モジュールとを有
し、該温度調節モジュールは個別に作動可能な複数のヒ
ータ回路を有する構成をもって課題を解決する手段とし
ている。
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明は、少なく
とも温度によって光透過特性が変化する光導波路回路を
有する光導波路チップと、発熱機能を有して前記光導波
路チップの温度を調節する温度調節モジュールとを有
し、該温度調節モジュールは個別に作動可能な複数のヒ
ータ回路を有する構成をもって課題を解決する手段とし
ている。
【0033】また、第2の発明は、上記第1の発明の構
成に加え、前記複数のヒータ回路のうち少なくとも2つ
のヒータ回路は互いに電気抵抗値が異なる構成をもって
課題を解決する手段としている。
成に加え、前記複数のヒータ回路のうち少なくとも2つ
のヒータ回路は互いに電気抵抗値が異なる構成をもって
課題を解決する手段としている。
【0034】さらに、第3の発明は、上記第1または第
2の発明の構成に加え、少なくとも1つのヒータ回路の
電気抵抗値は2.5Ω以上である構成をもって課題を解
決する手段としている。
2の発明の構成に加え、少なくとも1つのヒータ回路の
電気抵抗値は2.5Ω以上である構成をもって課題を解
決する手段としている。
【0035】さらに、第4の発明は、上記第1または第
2または第3の発明の構成に加え、前記温度調節モジュ
ールは2つのヒータ回路を有し、それぞれのヒータ回路
は電気入力端子と電気出力端子を有しており、これらの
端子がそれぞれ対応する出力ピンと電気接合されている
構成をもって課題を解決する手段としている。
2または第3の発明の構成に加え、前記温度調節モジュ
ールは2つのヒータ回路を有し、それぞれのヒータ回路
は電気入力端子と電気出力端子を有しており、これらの
端子がそれぞれ対応する出力ピンと電気接合されている
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0036】さらに、第5の発明は、上記第1乃至第4
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記ヒータ回路が
温度調節モジュール内で接触することを防止する電気的
絶縁構成が設けられている構成をもって課題を解決する
手段としている。
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記ヒータ回路が
温度調節モジュール内で接触することを防止する電気的
絶縁構成が設けられている構成をもって課題を解決する
手段としている。
【0037】さらに、第6の発明は、上記第1乃至第5
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記温度調節モジ
ュールは0.8mm以上の厚みを有する構成をもって課
題を解決する手段としている。
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記温度調節モジ
ュールは0.8mm以上の厚みを有する構成をもって課
題を解決する手段としている。
【0038】さらに、第7の発明は、上記第1乃至第6
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記光導波路回路
は、1本以上の光入力導波路と、該光入力導波路の出射
側に接続された第1のスラブ導波路と、該第1のスラブ
導波路の出射側に接続され、互いに設定量異なる長さの
複数並設されたチャネル導波路から成るアレイ導波路
と、該アレイ導波路の出射側に接続された第2のスラブ
導波路と、該第2のスラブ導波路の出射側に接続された
複数の光出力導波路とを備えたアレイ導波路型回折格子
の回路を有する構成をもって課題を解決する手段として
いる。
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記光導波路回路
は、1本以上の光入力導波路と、該光入力導波路の出射
側に接続された第1のスラブ導波路と、該第1のスラブ
導波路の出射側に接続され、互いに設定量異なる長さの
複数並設されたチャネル導波路から成るアレイ導波路
と、該アレイ導波路の出射側に接続された第2のスラブ
導波路と、該第2のスラブ導波路の出射側に接続された
複数の光出力導波路とを備えたアレイ導波路型回折格子
の回路を有する構成をもって課題を解決する手段として
いる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略又は簡略化する。
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略又は簡略化する。
【0040】図1には、本発明に係る光導波路モジュー
ルの一実施形態例の要部構成が分解状態で示されてお
り、図2には本実施形態例の光導波路モジュールの断面
構成が示されている。
ルの一実施形態例の要部構成が分解状態で示されてお
り、図2には本実施形態例の光導波路モジュールの断面
構成が示されている。
【0041】これらの図に示すように、本実施形態例は
図7、図8に示した光導波路モジュールとほぼ同様に形
成されたアレイ導波路型回折格子モジュールであり、本
実施形態例が従来例と異なる特徴的なことは、図1、図
3に示すように、温度調節モジュール8が、個別に作動
可能な複数(ここでは2つ)のヒータ回路31,32を
有することである。
図7、図8に示した光導波路モジュールとほぼ同様に形
成されたアレイ導波路型回折格子モジュールであり、本
実施形態例が従来例と異なる特徴的なことは、図1、図
3に示すように、温度調節モジュール8が、個別に作動
可能な複数(ここでは2つ)のヒータ回路31,32を
有することである。
【0042】なお、図3では、2つのヒータ回路31,
32を区別しやすいように、ヒータ回路32を破線で示
しているが、ヒータ回路32とヒータ回路31は、共に
連続的な回路により形成されている。
32を区別しやすいように、ヒータ回路32を破線で示
しているが、ヒータ回路32とヒータ回路31は、共に
連続的な回路により形成されている。
【0043】温度調節モジュール8はセラミック素子ま
たはラバー等によってモジュール化されており、その厚
みは1.0mmである。温度調節モジュール8の厚みは
特に限定されるものではないが、温度調節モジュール8
の厚みを0.8mm以上とすると、複数のヒータ回路を
設けた温度調節モジュール8の製造性を良好にできる。
たはラバー等によってモジュール化されており、その厚
みは1.0mmである。温度調節モジュール8の厚みは
特に限定されるものではないが、温度調節モジュール8
の厚みを0.8mm以上とすると、複数のヒータ回路を
設けた温度調節モジュール8の製造性を良好にできる。
【0044】また、ヒータ回路31,32は互いに電気
抵抗値が異なる。ヒータ回路31の電気抵抗値は2.5
Ω、ヒータ回路32の電気抵抗値は2.8Ωであり、両
ヒータ回路31,32の電気抵抗値は、いずれも2.5
Ω以上である。
抵抗値が異なる。ヒータ回路31の電気抵抗値は2.5
Ω、ヒータ回路32の電気抵抗値は2.8Ωであり、両
ヒータ回路31,32の電気抵抗値は、いずれも2.5
Ω以上である。
【0045】それぞれのヒータ回路31,32は、その
一方側に電気入力端子33,34を有し、他方側に電気
出力端子35,36を有しており、これらの端子がそれ
ぞれ対応する出力ピン(図示せず)と電気接合されてい
る。また、端子33,34,35,36は、対応するリ
ード線26,27を介し、温度コントローラ(図示せ
ず)に接続されている。
一方側に電気入力端子33,34を有し、他方側に電気
出力端子35,36を有しており、これらの端子がそれ
ぞれ対応する出力ピン(図示せず)と電気接合されてい
る。また、端子33,34,35,36は、対応するリ
ード線26,27を介し、温度コントローラ(図示せ
ず)に接続されている。
【0046】また、温度調節モジュール8には、ヒータ
回路31,32が温度調節モジュール8内で接触するこ
とを防止する電気的絶縁構成が設けられている。この電
気的絶縁構成は、ヒータ回路31,32を互いに間隔を
介して配置した構成と、ヒータ回路31,32の電気入
力端子33,34と電気出力端子35,36の配置部
に、それぞれ、絶縁カバー28,29を設けた構成であ
る。
回路31,32が温度調節モジュール8内で接触するこ
とを防止する電気的絶縁構成が設けられている。この電
気的絶縁構成は、ヒータ回路31,32を互いに間隔を
介して配置した構成と、ヒータ回路31,32の電気入
力端子33,34と電気出力端子35,36の配置部
に、それぞれ、絶縁カバー28,29を設けた構成であ
る。
【0047】なお、図1、図2において、絶縁カバー2
8,29は省略して示しており、図2においては、リー
ド線26,27も省略して示している。
8,29は省略して示しており、図2においては、リー
ド線26,27も省略して示している。
【0048】図1に示すように、光導波路チップ9は、
厚みが1.0mmの単結晶シリコン(Si)に、従来例
と同様のアレイ導波路型回折格子の回路構成を形成した
アレイ導波路型回折格子チップである。光導波路チップ
9の大きさは約30mm×25mm、光導波路チップ9
のアレイ導波路4の形成領域は15mm×10mmであ
る。光導波路チップ9の表面側にはRTD(Resistance
Temperature Device)40が設けられている。
厚みが1.0mmの単結晶シリコン(Si)に、従来例
と同様のアレイ導波路型回折格子の回路構成を形成した
アレイ導波路型回折格子チップである。光導波路チップ
9の大きさは約30mm×25mm、光導波路チップ9
のアレイ導波路4の形成領域は15mm×10mmであ
る。光導波路チップ9の表面側にはRTD(Resistance
Temperature Device)40が設けられている。
【0049】光導波路チップ9は均熱板12上に重ね合
わせてあり、均熱板12の光導波路チップ9との接合面
には接着剤7が設けられている。この接着剤7は、シリ
コーンを主成分とする接着剤7であり、熱伝導性に優れ
た室温硬化型のシリコーンRTV(Room Temperature V
ulcanizing)接着剤である。
わせてあり、均熱板12の光導波路チップ9との接合面
には接着剤7が設けられている。この接着剤7は、シリ
コーンを主成分とする接着剤7であり、熱伝導性に優れ
た室温硬化型のシリコーンRTV(Room Temperature V
ulcanizing)接着剤である。
【0050】熱伝導性シリコーンRTVの例として、東
レ・ダウコーニング社製のSEシリーズ(SE440
0、SE4410、SE4420、SE4422、SE
4440、SE4450、SE4486、SE918
4)等がある。これらの熱伝導性シリコーンRTVは
0.75〜1.05W/(m・K)の熱伝導率を有して
おり、一般的なシリコーンRTVの熱伝導率(0.17
〜0.33W/(m・K))より数倍高い熱伝導率を有
している。
レ・ダウコーニング社製のSEシリーズ(SE440
0、SE4410、SE4420、SE4422、SE
4440、SE4450、SE4486、SE918
4)等がある。これらの熱伝導性シリコーンRTVは
0.75〜1.05W/(m・K)の熱伝導率を有して
おり、一般的なシリコーンRTVの熱伝導率(0.17
〜0.33W/(m・K))より数倍高い熱伝導率を有
している。
【0051】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、本実施形態例の光導波路モジュールを100個形成
し、実験用の筐体に組み込み、光導波路チップ9の温度
が70℃になるように、温度調節モジュール8による温
度調節を行った。
り、本実施形態例の光導波路モジュールを100個形成
し、実験用の筐体に組み込み、光導波路チップ9の温度
が70℃になるように、温度調節モジュール8による温
度調節を行った。
【0052】この温度調節は、温度調節モジュール8の
一方のヒータ回路31のみを作動させて行ったものであ
り、その結果、図4の特性線b、cに示すように、10
0個の光導波路モジュールのうち、2個の光導波路モジ
ュールに異常が生じ、他の光導波路モジュールは、同図
の特性線aに示すように、温度調節モジュール8の消費
電力が殆ど変化しなかった。
一方のヒータ回路31のみを作動させて行ったものであ
り、その結果、図4の特性線b、cに示すように、10
0個の光導波路モジュールのうち、2個の光導波路モジ
ュールに異常が生じ、他の光導波路モジュールは、同図
の特性線aに示すように、温度調節モジュール8の消費
電力が殆ど変化しなかった。
【0053】上記異常があった光導波路モジュールは、
図4の特性線b、cに示すように、時間経過と共に消費
電力が大きくなっている。これは、温度調節モジュール
8内での絶縁性が崩れ、最後には断線するのだと予測さ
れる。ヒータ回路31内で鋭角に曲がる部分で大きな発
熱があり、試験終了後に確認したところ、断線する寸前
であった。しかし、ヒータ回路32に異常はなかった。
図4の特性線b、cに示すように、時間経過と共に消費
電力が大きくなっている。これは、温度調節モジュール
8内での絶縁性が崩れ、最後には断線するのだと予測さ
れる。ヒータ回路31内で鋭角に曲がる部分で大きな発
熱があり、試験終了後に確認したところ、断線する寸前
であった。しかし、ヒータ回路32に異常はなかった。
【0054】そこで、上記異常があった2つの光導波路
モジュールについては、ヒータ回路32を作動させるこ
とにより、光導波路チップ9の温度調節を行うことにし
た。その結果、これらの光導波路モジュールについて
も、光導波路チップ9の温度を良好に調節することがで
き、光導波路チップ9の光透過中心波長は殆どずれなか
った。
モジュールについては、ヒータ回路32を作動させるこ
とにより、光導波路チップ9の温度調節を行うことにし
た。その結果、これらの光導波路モジュールについて
も、光導波路チップ9の温度を良好に調節することがで
き、光導波路チップ9の光透過中心波長は殆どずれなか
った。
【0055】本実施形態例によれば、上記のように、た
とえ温度調節モジュール8が有する一方のヒータ回路3
1の断線等による温度調節不能の事態が生じても、他方
のヒータ回路32を用いて対処することができる。
とえ温度調節モジュール8が有する一方のヒータ回路3
1の断線等による温度調節不能の事態が生じても、他方
のヒータ回路32を用いて対処することができる。
【0056】したがって、本実施形態例の光導波路モジ
ュールは、光導波路チップ9の温度調節制御を良好に行
うことができ、光導波路チップ9の光透過特性等の特性
を長期にわたって良好に維持できる信頼性の高い光導波
路モジュールを実現できる。
ュールは、光導波路チップ9の温度調節制御を良好に行
うことができ、光導波路チップ9の光透過特性等の特性
を長期にわたって良好に維持できる信頼性の高い光導波
路モジュールを実現できる。
【0057】また、本発明者は、上記実施形態例におい
て、光導波路チップ9として、互いに大きさの異なるア
レイ導波路型回折格子チップを適用し、その温度を温度
調節モジュール8により70℃に保つ制御を行った場合
の、光透過中心波長変化について以下のように、検討し
た。
て、光導波路チップ9として、互いに大きさの異なるア
レイ導波路型回折格子チップを適用し、その温度を温度
調節モジュール8により70℃に保つ制御を行った場合
の、光透過中心波長変化について以下のように、検討し
た。
【0058】つまり、100GHz−16chアレイ導
波路型回折格子チップと100GHz−40chアレイ
導波路型回折格子チップとを用意し、それぞれのチップ
に対応させて、ヒータ回路31,32を個別に作動させ
ることにした。
波路型回折格子チップと100GHz−40chアレイ
導波路型回折格子チップとを用意し、それぞれのチップ
に対応させて、ヒータ回路31,32を個別に作動させ
ることにした。
【0059】すなわち、光導波路チップ9に100GH
z−16chアレイ導波路型回折格子チップを適用した
場合は、電気抵抗値が2.5Ωのヒータ回路31のみを
作動させ、光導波路チップ9に100GHz−40ch
アレイ導波路型回折格子チップを適用した場合は、電気
抵抗値が2.8Ωのヒータ回路32のみを作動させた。
なお、上記検討に際し、環境温度は、従来例と同様に、
図5の(b)に示すように0℃から70℃までの範囲内
で変化させた。
z−16chアレイ導波路型回折格子チップを適用した
場合は、電気抵抗値が2.5Ωのヒータ回路31のみを
作動させ、光導波路チップ9に100GHz−40ch
アレイ導波路型回折格子チップを適用した場合は、電気
抵抗値が2.8Ωのヒータ回路32のみを作動させた。
なお、上記検討に際し、環境温度は、従来例と同様に、
図5の(b)に示すように0℃から70℃までの範囲内
で変化させた。
【0060】その結果、100GHz−16chアレイ
導波路型回折格子チップの光透過中心波長変化は図5の
(a)の特性線aに示すようになり、100GHz−4
0chアレイ導波路型回折格子チップの光透過中心波長
は、同図の特性線bに示すようになった。
導波路型回折格子チップの光透過中心波長変化は図5の
(a)の特性線aに示すようになり、100GHz−4
0chアレイ導波路型回折格子チップの光透過中心波長
は、同図の特性線bに示すようになった。
【0061】これらの特性線a、bに示すように、上記
実施形態例は、光導波路チップ9の大きさ等に対応させ
て、温度調節モジュール8のヒータ回路31,32を個
別に作動させることにより、光導波路チップ9の温度調
節を的確に行うことができ、アレイ導波路型回折格子チ
ップの光透過中心波長ずれを抑制できる。
実施形態例は、光導波路チップ9の大きさ等に対応させ
て、温度調節モジュール8のヒータ回路31,32を個
別に作動させることにより、光導波路チップ9の温度調
節を的確に行うことができ、アレイ導波路型回折格子チ
ップの光透過中心波長ずれを抑制できる。
【0062】したがって、上記実施形態例の光導波路モ
ジュールは、光導波路チップの種類や大きさが異なる場
合でも、光導波路チップの的確な温度調節が可能で、光
透過特性等の特性を長期にわたって良好に維持できる信
頼性の高い光導波路モジュールを実現できる。
ジュールは、光導波路チップの種類や大きさが異なる場
合でも、光導波路チップの的確な温度調節が可能で、光
透過特性等の特性を長期にわたって良好に維持できる信
頼性の高い光導波路モジュールを実現できる。
【0063】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
るものでなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、温度調節モジュール8のヒータ回
路31は電気抵抗値を2.5Ωとし、ヒータ回路32は
電気抵抗値を2.8Ωとしたが、これらのヒータ回路3
1,32の電気抵抗値は特に限定されるものでなく適宜
設定されるものである。
るものでなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、温度調節モジュール8のヒータ回
路31は電気抵抗値を2.5Ωとし、ヒータ回路32は
電気抵抗値を2.8Ωとしたが、これらのヒータ回路3
1,32の電気抵抗値は特に限定されるものでなく適宜
設定されるものである。
【0064】ただし、ヒータ回路の電気抵抗値を2.0
Ωとし、例えば環境温度を0℃付近として、光導波路チ
ップ9の温度を70℃に制御した場合、環境温度の影響
を受け、光導波路チップ9の温度が70℃に達するまで
の時間が、ヒータ回路の電気抵抗値を2.5Ωとした場
合の約2倍かかった。
Ωとし、例えば環境温度を0℃付近として、光導波路チ
ップ9の温度を70℃に制御した場合、環境温度の影響
を受け、光導波路チップ9の温度が70℃に達するまで
の時間が、ヒータ回路の電気抵抗値を2.5Ωとした場
合の約2倍かかった。
【0065】このように、ヒータ回路の電気抵抗値が
2.5Ωより小さいと、環境温度の影響を受けやすくな
るので、複数のヒータ回路のうち少なくとも1つのヒー
タ回路の電気抵抗値は2.5Ω以上とすることが好まし
い。
2.5Ωより小さいと、環境温度の影響を受けやすくな
るので、複数のヒータ回路のうち少なくとも1つのヒー
タ回路の電気抵抗値は2.5Ω以上とすることが好まし
い。
【0066】また、上記実施形態例では、温度調節モジ
ュール8は2つのヒータ回路31,32を設けて構成し
たが、個別に作動可能な3つ以上のヒータ回路を設けて
温度調節モジュール8を構成してもよい。
ュール8は2つのヒータ回路31,32を設けて構成し
たが、個別に作動可能な3つ以上のヒータ回路を設けて
温度調節モジュール8を構成してもよい。
【0067】この場合も、上記実施形態例と同様の効果
を奏することができる。また、温度調節モジュール8
に、個別に作動可能な3つ以上のヒータ回路を設けた構
成において、少なくとも2つのヒータ回路を互いに電気
抵抗値が異なる回路とすることによって、温度調節モジ
ュール8による光導波路チップ9の温度調節のバリエー
ションを広げることができる。
を奏することができる。また、温度調節モジュール8
に、個別に作動可能な3つ以上のヒータ回路を設けた構
成において、少なくとも2つのヒータ回路を互いに電気
抵抗値が異なる回路とすることによって、温度調節モジ
ュール8による光導波路チップ9の温度調節のバリエー
ションを広げることができる。
【0068】さらに、上記実施形態例では、光導波路チ
ップ9をアレイ導波路型回折格子チップとしたが、光導
波路チップ9はアレイ導波路型回折格子チップに限定さ
れるものではなく適宜設定されるものであり、本発明
は、例えば周知のマッハツェンダ回路を用いた光導波路
回路等、温度に依存して光透過特性が変化する光導波路
回路を有する光導波路チップ9を適用して形成すること
ができる。
ップ9をアレイ導波路型回折格子チップとしたが、光導
波路チップ9はアレイ導波路型回折格子チップに限定さ
れるものではなく適宜設定されるものであり、本発明
は、例えば周知のマッハツェンダ回路を用いた光導波路
回路等、温度に依存して光透過特性が変化する光導波路
回路を有する光導波路チップ9を適用して形成すること
ができる。
【0069】さらに、上記実施形態例では、光導波路チ
ップ9の基板1をシリコンとしたが、光導波路チップ9
の基板1は、シリコン以外の基板としてもよい。ただ
し、基板1をシリコン等、熱伝導率が50W/(m・
K)以上の材質により形成すると、上記実施形態例のよ
うに基板1側に温度調節モジュール8を設ける場合に、
温度調節モジュール8による光導波路チップ9の温度調
節をより一層良好に行なうことができる。
ップ9の基板1をシリコンとしたが、光導波路チップ9
の基板1は、シリコン以外の基板としてもよい。ただ
し、基板1をシリコン等、熱伝導率が50W/(m・
K)以上の材質により形成すると、上記実施形態例のよ
うに基板1側に温度調節モジュール8を設ける場合に、
温度調節モジュール8による光導波路チップ9の温度調
節をより一層良好に行なうことができる。
【0070】さらに、上記実施形態例では、光導波路チ
ップ9の基板1側に温度調節モジュール8を設けたが、
温度調節モジュール8は導波路形成領域10側に設けて
もよい。
ップ9の基板1側に温度調節モジュール8を設けたが、
温度調節モジュール8は導波路形成領域10側に設けて
もよい。
【0071】さらに、上記実施形態例では、均熱板12
と光導波路チップ9との接合面には熱伝導性に優れたシ
リコーンRTVの接着剤7を設けたが、接着剤7の種類
は特に限定されることはなく適宜設定されるものであ
り、また、接着剤7以外の接合剤を設けてもよい。
と光導波路チップ9との接合面には熱伝導性に優れたシ
リコーンRTVの接着剤7を設けたが、接着剤7の種類
は特に限定されることはなく適宜設定されるものであ
り、また、接着剤7以外の接合剤を設けてもよい。
【0072】なお、均熱板12と光導波路チップ9との
接合面に、上記実施形態例のように熱伝導性に優れた接
着剤7等の接合剤を設けると、温度調節モジュール8に
よる光導波路チップ9の温度調節を良好に行いやすい。
接合面に、上記実施形態例のように熱伝導性に優れた接
着剤7等の接合剤を設けると、温度調節モジュール8に
よる光導波路チップ9の温度調節を良好に行いやすい。
【0073】
【発明の効果】本発明は、光導波路チップの温度を調節
する温度調節モジュールを、個別に作動可能な複数のヒ
ータ回路を有するモジュールとしたものである。したが
って、本発明は、例えば1つのヒータ回路に断線等によ
る温度調節不能の事態が生じても、他のヒータ回路を用
いて対処することができるし、光導波路チップの種類や
大きさが異なる場合に、作動させるヒータ回路の種類や
個数等を変えることによって、光導波路チップの的確な
温度調節ができる。
する温度調節モジュールを、個別に作動可能な複数のヒ
ータ回路を有するモジュールとしたものである。したが
って、本発明は、例えば1つのヒータ回路に断線等によ
る温度調節不能の事態が生じても、他のヒータ回路を用
いて対処することができるし、光導波路チップの種類や
大きさが異なる場合に、作動させるヒータ回路の種類や
個数等を変えることによって、光導波路チップの的確な
温度調節ができる。
【0074】したがって、本発明は、たとえ光導波路チ
ップの種類や大きさが異なる場合でも、光導波路チップ
の的確な温度調節が可能で、光透過特性等の特性を長期
にわたって良好に維持できる信頼性の高い光導波路モジ
ュールを実現できる。
ップの種類や大きさが異なる場合でも、光導波路チップ
の的確な温度調節が可能で、光透過特性等の特性を長期
にわたって良好に維持できる信頼性の高い光導波路モジ
ュールを実現できる。
【0075】また、本発明において、複数のヒータ回路
のうち少なくとも2つのヒータ回路は互いに電気抵抗値
が異なる構成によれば、光導波路チップの種類や大きさ
に対応させて、より的確に、光導波路チップの温度調節
ができる。
のうち少なくとも2つのヒータ回路は互いに電気抵抗値
が異なる構成によれば、光導波路チップの種類や大きさ
に対応させて、より的確に、光導波路チップの温度調節
ができる。
【0076】さらに、本発明において、少なくとも1つ
のヒータ回路の電気抵抗値は2.5Ω以上である構成に
よれば、このヒータ回路は環境温度の影響を受けにくい
ので、光導波路チップの温度調節を迅速、かつ、的確に
行うことができる。
のヒータ回路の電気抵抗値は2.5Ω以上である構成に
よれば、このヒータ回路は環境温度の影響を受けにくい
ので、光導波路チップの温度調節を迅速、かつ、的確に
行うことができる。
【0077】さらに、本発明において、温度調節モジュ
ールは2つのヒータ回路を有し、それぞれのヒータ回路
は電気入力端子と電気出力端子を有しており、これらの
端子がそれぞれ対応する出力ピンと電気接合されている
構成によれば、出力ピンと電気的に接続されている制御
部によって、2つのヒータ回路を的確に個別作動でき
る。
ールは2つのヒータ回路を有し、それぞれのヒータ回路
は電気入力端子と電気出力端子を有しており、これらの
端子がそれぞれ対応する出力ピンと電気接合されている
構成によれば、出力ピンと電気的に接続されている制御
部によって、2つのヒータ回路を的確に個別作動でき
る。
【0078】さらに、本発明において、ヒータ回路が温
度調節モジュール内で接触することを防止する電気的絶
縁構成が設けられている構成によれば、ヒータ回路の温
度調節モジュール内での接触をより一層確実に防止で
き、上記効果を発揮できる。
度調節モジュール内で接触することを防止する電気的絶
縁構成が設けられている構成によれば、ヒータ回路の温
度調節モジュール内での接触をより一層確実に防止で
き、上記効果を発揮できる。
【0079】さらに、本発明において、温度調節モジュ
ールは0.8mm以上の厚みを有する構成によれば、温
度調節モジュールの製造性を良好にできる。
ールは0.8mm以上の厚みを有する構成によれば、温
度調節モジュールの製造性を良好にできる。
【0080】さらに、本発明において、光導波路回路
は、アレイ導波路型回折格子の回路とした構成によれ
ば、波長分割多重伝送において重要な役割を果たし、厳
しい温度制御が要求されるアレイ導波路回折格子の回路
の温度を的確に調節でき、波長分割多重伝送用として良
好な機能を果たす光導波路モジュールを実現できる。
は、アレイ導波路型回折格子の回路とした構成によれ
ば、波長分割多重伝送において重要な役割を果たし、厳
しい温度制御が要求されるアレイ導波路回折格子の回路
の温度を的確に調節でき、波長分割多重伝送用として良
好な機能を果たす光導波路モジュールを実現できる。
【図1】本発明に係る光導波路モジュールの一実施形態
例を分解状態で示す要部構成図である。
例を分解状態で示す要部構成図である。
【図2】上記実施形態例の断面構成図である。
【図3】上記実施形態例に適用されている温度調節モジ
ュールの構成例を示す説明図である。
ュールの構成例を示す説明図である。
【図4】上記実施形態例の光導波路モジュールに適用し
た温度調節モジュールの機能例を示すグラフである。
た温度調節モジュールの機能例を示すグラフである。
【図5】上記実施形態例の光導波路モジュールによる光
導波路チップの温度調節機能例を示すグラフである。
導波路チップの温度調節機能例を示すグラフである。
【図6】アレイ導波路型回折格子チップの一例を示す説
明図である。
明図である。
【図7】従来の光導波路モジュールの例を分解状態で示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】図7に示した光導波路モジュールの断面説明図
である。
である。
【図9】従来の光導波路モジュールによる光導波路チッ
プの温度調節機能例を示すグラフである。
プの温度調節機能例を示すグラフである。
1 基板
2 光入力導波路
3 第1のスラブ導波路
4 アレイ導波路
5 第2のスラブ導波路
6 光出力導波路
8 温度調節モジュール
9 光導波路チップ
31,32 ヒータ回路
33,34 電気入力端子
35,36 電気出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 長谷川 淳一
東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古
河電気工業株式会社内
(72)発明者 田中 完二
東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古
河電気工業株式会社内
Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 LA19 NA01 QA04
RA08 TA11
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも温度によって光透過特性が変
化する光導波路回路を有する光導波路チップと、発熱機
能を有して前記光導波路チップの温度を調節する温度調
節モジュールとを有し、該温度調節モジュールは個別に
作動可能な複数のヒータ回路を有することを特徴とする
光導波路モジュール。 - 【請求項2】 複数のヒータ回路のうち少なくとも2つ
のヒータ回路は互いに電気抵抗値が異なることを特徴と
する請求項1記載の光導波路モジュール。 - 【請求項3】 少なくとも1つのヒータ回路の電気抵抗
値は2.5Ω以上であることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の光導波路モジュール。 - 【請求項4】 温度調節モジュールは2つのヒータ回路
を有し、それぞれのヒータ回路は電気入力端子と電気出
力端子を有しており、これらの端子がそれぞれ対応する
出力ピンと電気接合されていることを特徴とする請求項
1または請求項2または請求項3記載の光導波路モジュ
ール。 - 【請求項5】 ヒータ回路が温度調節モジュール内で接
触することを防止する電気的絶縁構成が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つ
に記載の光導波路モジュール。 - 【請求項6】 温度調節モジュールは0.8mm以上の
厚みを有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれか一つに記載の光導波路モジュール。 - 【請求項7】 光導波路回路は、1本以上の光入力導波
路と、該光入力導波路の出射側に接続された第1のスラ
ブ導波路と、該第1のスラブ導波路の出射側に接続さ
れ、互いに設定量異なる長さの複数並設されたチャネル
導波路から成るアレイ導波路と、該アレイ導波路の出射
側に接続された第2のスラブ導波路と、該第2のスラブ
導波路の出射側に接続された複数の光出力導波路とを備
えたアレイ導波路型回折格子の回路を有することを特徴
とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の光
導波路モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014449A JP2003215363A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 光導波路モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014449A JP2003215363A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 光導波路モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003215363A true JP2003215363A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014449A Pending JP2003215363A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 光導波路モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003215363A (ja) |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014449A patent/JP2003215363A/ja active Pending
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