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JP2003214750A - サーモサイフォン - Google Patents

サーモサイフォン

Info

Publication number
JP2003214750A
JP2003214750A JP2002014809A JP2002014809A JP2003214750A JP 2003214750 A JP2003214750 A JP 2003214750A JP 2002014809 A JP2002014809 A JP 2002014809A JP 2002014809 A JP2002014809 A JP 2002014809A JP 2003214750 A JP2003214750 A JP 2003214750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working fluid
pores
condenser
evaporation
condensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002014809A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Sone
和哉 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Twinbird Corp
Original Assignee
Twinbird Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Twinbird Corp filed Critical Twinbird Corp
Priority to JP2002014809A priority Critical patent/JP2003214750A/ja
Priority to CNB021471606A priority patent/CN1257376C/zh
Priority to US10/341,875 priority patent/US6725907B2/en
Publication of JP2003214750A publication Critical patent/JP2003214750A/ja
Priority to US10/700,705 priority patent/US7013954B2/en
Priority to HK03108990.0A priority patent/HK1056906B/xx
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B25/00Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00
    • F25B25/005Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00 using primary and secondary systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/14Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で安価にでき、耐圧性に優れ、作
動流体の循環が妨げられることのないサーモサイフォン
を提供する。 【解決手段】 凝縮器3を、複数の細孔7が形成された
押出材からなる凝縮部4と、凝縮部4の細孔7の上流側
に設けられて気体管12から戻った気体状の作動流体を凝
縮部4の各細孔7に導く分岐部5と、凝縮部4の細孔7
の下流側に設けられて凝縮部4の細孔7内で凝縮した作
動流体を集めて液体管9に導く集合部6とで構成すると
共に、分岐部5の上方に気体管12が接続され、集合部6
の下方に液体管9が接続されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、作動流体の相変化
を利用して熱を効率よく輸送するサーモサイフォンに関
するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種のサーモサ
イフォンとしては、例えば、特開2001−33139
号公報等に記載されているものが知られている。これ
は、スターリング冷凍機(冷凍機)に取り付けられる凝
縮器部(凝縮器)と、この凝縮器部に液体ライン(液体
管)、蒸発器部(蒸発部)、気体ライン(気体管)から
なる循環経路を接続して構成されている。そして、スタ
ーリング冷凍機を動作させることで凝縮器部から熱を奪
い、この凝縮器部内の冷媒(作動流体)を凝縮させ、凝
縮した冷媒を、液体ラインを経て蒸発器部に供給し、供
給された冷媒を蒸発器部内で気化させて周囲の熱を気化
潜熱として奪い、気化した冷媒を、気体ラインを経て凝
縮器部に戻すことで、蒸発器部周囲の熱が凝縮器部に移
動し、更にスターリング冷凍機に移動する。なお、前記
凝縮器部は、上記公報に記載された銅管をコイル状に巻
いたものの他に、金属塊を切削加工したり金属板を絞り
成形することによって成形されるものも知られている。
また、前記蒸発器部は、上記公報に記載された銅管を曲
げたものの他に、ロールボンド法等によって形成される
ものも知られている。
【0003】しかしながら、従来のサーモサイフォンに
おいては、銅管をコイル状に巻くことで成形された凝縮
器では、この凝縮器と冷凍機との密着性を良好に保つこ
とが難しいという問題があった。また、切削加工等によ
り製造された凝縮器では、この凝縮器と冷凍機との密着
性を良好に保つために精密加工が必要であり、製造コス
トも高くなるという問題があった。また、銅管の蒸発器
では、蒸発器周囲の冷却が進むと、凝縮した作動流体が
蒸発器内に溜まってしまい、循環経路が塞がれてしまう
虞があった。更に、ロールボンド法で製造される蒸発器
では、フロンや代替フロン等の作動流体を用いる場合は
問題ないが、脱フロンの観点から他の作動流体、例えば
二酸化炭素を用いる場合、内圧に耐えられず使用できな
いという問題があった。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、製造が容
易で安価にでき、なおかつ耐圧性に優れるサーモサイフ
ォンを提供することを目的とする。また、作動流体の循
環が妨げられることのないサーモサイフォンを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のサー
モサイフォンは、冷凍機に取り付けられて作動流体を凝
縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した作動流体を排
出する液体管と、この液体管から供給された作動流体を
気化させて容器内の熱を奪う蒸発管と、この蒸発管内で
気化した作動流体を前記凝縮器に戻す気体管よりなるサ
ーモサイフォンにおいて、前記凝縮器を、複数の細孔が
形成された押出材からなる凝縮部と、この凝縮部の細孔
の上流側に設けられて前記気体管から戻った気体状の作
動流体を前記凝縮部の各細孔に導く分岐部と、前記凝縮
部の細孔の下流側に設けられてこの凝縮部の細孔内で凝
縮した作動流体を集めて前記液体管に導く集合部とで構
成すると共に、前記分岐部の上方に前記気体管が接続さ
れ、前記集合部の下方に前記液体管が接続されるように
構成したものである。
【0006】本発明の請求項1は以上のように構成する
ことにより、押出材で成形された凝縮部を冷凍機の形状
に合わせて曲げ成形し、両端に分岐部と集合部を取り付
けることで、凝縮器が形成される。そして、気体状の作
動流体が気体管から分岐部を経て凝縮部の複数の細孔内
に導入された後、この細孔内で凝縮し、集合部で合流し
た後、液体管に導出される。また、分岐部の上方に気体
管が接続され、集合部の下方に液体管が接続されるよう
に構成したことで、集合部で凝縮した作動流体が液体管
から導出されると共に、分岐部で凝縮した作動流体が気
体管から導出されることなく細孔内に導かれる。
【0007】また、本発明の請求項2のサーモサイフォ
ンは、請求項1において、前記凝縮部の外周に、この凝
縮部と前記冷凍機の吸熱部とを密着させる締付部材を設
けたものである。
【0008】本発明の請求項2は以上のように構成する
ことにより、凝縮部が冷凍機の吸熱部に密着する。
【0009】更に、本発明の請求項3のサーモサイフォ
ンは、冷凍機に取り付けられて作動流体を凝縮させる凝
縮器と、この凝縮器で凝縮した作動流体を排出する液体
管と、この液体管から供給された作動流体を気化させて
容器内の熱を奪う蒸発器と、この蒸発器内で気化した作
動流体を前記凝縮器に戻す気体管よりなるサーモサイフ
ォンにおいて、前記蒸発器を、複数の細孔が略平行に形
成された押出材からなる蒸発部と、この蒸発部の細孔の
上流側に設けられて前記液体管から供給された液体状の
作動流体を前記蒸発部の細孔に導く導入部と、前記蒸発
部の細孔の下流側に設けられてこの蒸発部の細孔内で蒸
発した作動流体を集めて前記気体管に導く排気部とで構
成すると共に、前記蒸発部を前記容器の外周に沿って設
けたものである。
【0010】本発明の請求項3は以上のように構成する
ことにより、押出材で成形された蒸発部を適宜曲げ成形
し、両端に導入部と排気部を取り付けることで、蒸発器
が形成される。そして、凝縮器で凝縮した作動流体が、
液体管を経て蒸発器の導入部から蒸発部の細孔内に導入
され、この細孔内で蒸発器周囲の熱を気化潜熱として奪
って蒸発し、排気部で合流した後、気体管に導出され
る。また、蒸発部を容器の外周に沿って設けることで、
容器は外周から効率良く冷却される。
【0011】また、本発明の請求項4のサーモサイフォ
ンは、請求項3において、前記蒸発器の複数の細孔を上
下に並べて略水平に配置したものである。
【0012】本発明の請求項4は以上のように構成する
ことにより、上方の細孔には液体状の作動流体が比較的
溜まりにくく、下方の細孔が液体状の作動流体で塞がれ
たとしても、気体状の作動流体が下方の細孔を迂回して
上方の細孔内を通過し、経路内での作動流体の循環が妨
げられることがない。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明の第一実施形態につい
て、図1〜6に基づいて説明する。1は冷凍機であり、
この冷凍機1の吸熱部2に凝縮器3が取り付けられてい
る。この凝縮器3は、押出材で形成された薄板状の凝縮
部4と、この凝縮部4の上流側の一端4aに取り付けら
れた分岐部5と、凝縮部4の下流端の他端4bに取り付
けられた集合部6とで構成されている。なお、これら凝
縮部4、分岐部5、集合部6は、いずれもアルミニウム
合金等で構成されている。そして、前記凝縮部4には、
複数の細孔7が凝縮部4の面方向と平行に並んで形成さ
れている。すなわち、複数の細孔7は、凝縮部4の長手
方向に平行に形成されると共に、凝縮部4の断面におい
て上下方向に一列に並ぶように形成されている。そし
て、これらの細孔7は、凝縮部4の一端4a及び他端4
bで開口している(7a,7b)。なお、凝縮部4は前
記冷凍機1の吸熱部2の外形に沿った形状に曲げて形成
され、細孔7が略水平となるように吸熱部2の外周に沿
って取り付けられている。また、前記分岐部5は内部に
空間5aを有する中空円筒状に形成されていると共に、
前記凝縮部4の一端4aに開口した細孔7(開口7a)
が空間5aと連通するように、凝縮部4の一端4aが分
岐部5の側面5bに形成された取付孔5cにロウ付け等
で強固に隙間なく接続されている。更に、前記集合部6
は内部に空間6aを有する中空円筒状に形成されている
と共に、前記凝縮部4の他端4bに開口した細孔7(開
口7b)が空間6aと連通するように、凝縮部4の他端
4bが集合部6の側面6bに形成された取付孔6cにロ
ウ付け等で強固に隙間なく接続されている。なお、前記
分岐部5の上部には、後述する気体管12を接続するため
の接続孔5dが形成されていると共に、前記集合部6の
下部には、後述する液体管9を接続するための接続孔6
dが形成されている。更に、前記凝縮部4の外周には、
弾性力によって凝縮部4を冷凍機1の吸熱部2に密着さ
せる締付部材8が取り付けられている。なお、前記凝縮
器3の凝縮部4は、吸熱部2に取り付けられた状態にお
いて、複数の細孔7が上下に並んだ状態となっている。
【0014】前記集合部6の接続孔6dには、銅製の液
体管9がロウ付け等で強固に隙間なく接続されている。
この液体管9は、内径が1.4mm程度に形成されてお
り、その基端が前記接続孔6dに接続されていると共
に、その先端が斜め下方に徐々に低くなるように形成さ
れている。そして、この液体管9の先端には、蒸発器た
る銅製の蒸発管10が接続されている。この蒸発管10は、
内径が4mm程度に形成されていると共に、容器11の外
面に沿って徐々に低くなるように取り付けられている。
また、前記蒸発管10の後部には、この蒸発管10と一体に
気体管12が設けられている。この気体管12は、容器11の
外面に沿って略垂直に上昇した後、その端部が前記分岐
部5の接続孔5dにロウ付け等で強固に隙間なく接続さ
れている。そして、これら凝縮器3、液体管9、蒸発管
10、気体管12によって、サーモサイフォンの経路13が形
成されており、この経路13内に図示しない二酸化炭素等
の作動流体が封入されている。なお、この作動流体は、
その内圧が室温において最大でも6MPa程度となるよ
うに封入されている。なお、15は冷凍機1、容器11、サ
ーモサイフォンの経路13を収容する筐体である。
【0015】次に、凝縮器3の製造工程について説明す
る。まず、図4に示すように、アルミニウム合金等を押
し出し成形することによって、凝縮部4を形成する。な
お、押し出し成形自体は公知の技術であるので、その説
明を省略する。この押し出し成形によって、両端7a,
7bが開口した内寸1mm角程度の複数の細孔7が面方
向と平行に形成された薄板状の凝縮部4が形成される。
つぎに、図5に示すように、凝縮部4の一端4aを、細
孔7の一端7aが分岐部5の空間5aと連通するように
分岐部5の取付孔5cに挿入し、ロウ付け等で強固に隙
間なく接続する。また、前記凝縮部4の他端4bを、細
孔7の他端7bが集合部6の空間6aと連通するように
集合部6の取付孔6cに挿入し、ロウ付け等で強固に隙
間なく接続する。なお、前記分岐部5と集合部6は、こ
れらに形成された接続孔5d,6dがそれぞれ逆向きと
なる状態で凝縮部4に取り付けられる。そして、図6に
示すように、凝縮部4を、その内面が前記吸熱部2の外
面に沿うようにC字状に曲げ成形すると共に、その両端
部4a,4bを冷凍機1の吸熱部2の外面に対して略直
交するように、逆方向に折り曲げる。このようにして、
凝縮器3は形成される。
【0016】次に、本実施例の作用について説明する。
冷凍機1を駆動して吸熱部2を冷却すると、この吸熱部
2に接続された凝縮器3が冷却される。すると、この凝
縮器3の細孔7内にある気体状の作動流体が凝縮する。
また、分岐部5及び集合部6も熱伝導によって冷却され
るので、これらの内部においても作動流体が凝縮する。
そして、これら分岐部5と集合部6のうち、集合部6内
の作動流体は、集合部6の下方に形成された接続孔6d
から液体管9に導出されることになるが、分岐部5内の
作動流体は、接続孔5dが上方に形成されているため、
この接続孔5dから導出されることはない。このとき、
集合部6の空間6a内は、作動流体が凝縮したこと、及
び凝縮した作動流体が導出されることによって、圧力が
他の部分よりも相対的に低下している。一方、蒸発管10
内の作動流体は気体のままである。この気体状の作動流
体は、内径の細い液体管9を逆流せず、内径の太い気体
管12に流れることになるため、この気体管12から接続孔
5dを通って分岐部5に導入される。このとき、分岐部
5側が集合部6側よりも圧力が高くなっているため、分
岐部5に導入された気体状の作動流体は、分岐部5内で
凝縮した作動流体と共に細孔7の開口7a側から7b側
に向かって流れることになり、この過程で気体状の作動
流体は凝縮する。なお、前記凝縮器3の凝縮部4内に内
寸の小さな細孔7を複数形成することで、熱交換面積を
比較的大きくすることができるばかりでなく、細孔7の
内面から中心までの距離を小さくできるため、細孔7内
で効率的に作動流体を凝縮させることができる。また、
凝縮部4内に内寸の小さな細孔7を複数形成すること
で、凝縮部4の耐圧強度を比較的高くできる。なお、冷
凍機1が動作すると、吸熱部2及び凝縮器3が低温とな
るため、収縮する。このとき、吸熱部2と凝縮器3の熱
膨張係数が異なっていると、吸熱部2と凝縮器3の間に
隙間ができてしまう虞があるが、締付部材8によって凝
縮器3が吸熱部2に弾力的に押し付けられているため、
凝縮器3は吸熱部2と密着を保つことができる。
【0017】集合部6の接続孔6dから液体管9に導出
された作動流体は、この液体管9を流下して蒸発管10に
至る。そして、作動流体は蒸発管10を流下する過程で容
器11の熱を気化熱として奪い、蒸発する。そして、蒸発
管10で蒸発した作動流体は、気体管12から接続孔5dを
経て、再び凝縮器3に戻ることになる。このように、凝
縮した作動流体が蒸発管10内で蒸発することで、この蒸
発管10が巻き付けられた容器11内が冷却されることにな
る。
【0018】以上のように、上記第一実施形態は、冷凍
機1に取り付けられて作動流体を凝縮させる凝縮器3
と、この凝縮器3で凝縮した作動流体を排出する液体管
9と、この液体管9から供給された作動流体を気化させ
て容器11内の熱を奪う蒸発管10と、この蒸発管10内で気
化した作動流体を前記凝縮器3に戻す気体管12よりなる
サーモサイフォンにおいて、前記凝縮器3を、複数の細
孔7が形成された押出材からなる凝縮部4と、この凝縮
部4の細孔7の上流側に設けられて前記気体管12から戻
った気体状の作動流体を前記凝縮部4の各細孔7に導く
分岐部5と、前記凝縮部4の細孔7の下流側に設けられ
てこの凝縮部4の細孔7内で凝縮した作動流体を集めて
前記液体管9に導く集合部6とで構成すると共に、分岐
部5の上方に気体管12が接続され、集合部6の下方に液
体管9が接続されるように構成したことで、細孔7の表
面積を大きく且つ内面から中心までの距離を小さくして
細孔7内の作動流体を効率的に凝縮させられるばかりで
なく、凝縮器3の耐圧強度を高くすることができる。ま
た、前記分岐部5の上方に前記気体管12が接続され、前
記集合部6の下方に前記液体管9が接続されるように構
成したことで、作動流体は集合部6から液体管9に導出
され、気体管12から分岐部5に導入されることになり、
逆流しない。
【0019】また、前記凝縮部4の外周に、この凝縮部
4と前記冷凍機1の吸熱部2とを密着させる締付部材8
を設けたことにより、吸熱部2と凝縮器3の熱膨張係数
に差があったとしても、吸熱部2と凝縮器3の間に隙間
ができず、締付部材8によって凝縮器3が吸熱部2に弾
力的に押し付けられて凝縮器3と吸熱部2との密着を保
つことができる。
【0020】次に、本発明の第二実施形態について、図
7〜11に基づいて説明する。なお、前記第一実施形態
と共通する部分については共通の符号を付し、その説明
を省略する。前記集合部6の接続孔6dには、銅製の液
体管20がロウ付け等で強固に隙間なく接続されている。
この液体管20は、内径が4mm程度に形成され、その基
端がほぼ垂直に前記接続孔6dに接続されており、中間
部が斜め下方に徐々に低くなるように形成されていると
共に、先端がほぼ垂直に垂下して蒸発器21に接続されて
いる。この蒸発器21は、押出材で形成された薄板状の蒸
発部22と、この蒸発部22の上流側の一端22aに取り付け
られた導入部23と、蒸発部22の下流側の他端22bに取り
付けられた排気部24とで構成されている。なお、これら
蒸発部22、導入部23、排気部24は、いずれもアルミニウ
ム合金等で構成されている。そして、前記蒸発部22に
は、複数の細孔25が蒸発部22の面方向と平行に並んで形
成されている。すなわち、複数の細孔25は、蒸発部22の
長手方向に平行に形成されると共に、蒸発部22の断面に
おいて上下方向に一列に並ぶように形成されている。そ
して、これらの細孔25は、蒸発部22の一端22a及び他端
22bで開口している(25a,25b)。なお、蒸発部22
は、細孔25が略水平となるように、且つ容器26の外周に
沿って取り付けられている。また、前記導入部23は内部
に空間23aを有する中空円筒状に形成されていると共
に、前記蒸発部22の一端22aに開口した細孔25(開口25
a)が空間23aと連通するように、蒸発部22の一端22a
が導入部23の側面23bに形成された取付孔23cにロウ付
け等で強固に隙間なく接続されている。更に、前記排気
部24は内部に空間24aを有する中空円筒状に形成されて
いると共に、前記蒸発部22の他端22bに開口した細孔25
(開口25b)が空間24aと連通するように、蒸発部22の
他端22bが排気部24の側面24bに形成された取付孔24c
にロウ付け等で強固に隙間なく接続されている。なお、
前記導入部23の上部には接続孔23dが形成されており、
この接続孔23dに液体管20が接続されていると共に、前
記排気部24の上部には接続孔24dが形成されており、こ
の接続孔24dに銅製の気体管27が接続されている。この
気体管27は内径が4mm程度に形成され、容器26の外面
に沿って略垂直に上昇した後、その端部が凝縮器3の分
岐部5の接続孔5dにロウ付け等で強固に隙間なく接続
されている。そして、これら凝縮器3、液体管20、蒸発
器21、気体管27によって、サーモサイフォンの経路28が
形成されており、この経路28内に図示しない二酸化炭素
等の作動流体が封入されている。なお、前記蒸発器21の
蒸発部22は、容器26に取り付けられた状態において、複
数の細孔25が上下に並んだ状態となっている。
【0021】次に、蒸発器21の製造工程について説明す
る。まず、図9に示すように、アルミニウム合金等を押
し出し成形することによって、蒸発部22を形成する。こ
の押し出し成形によって、両端25a,25bが開口した内
寸1mm角程度の複数の細孔25が面方向と平行に形成さ
れた薄板状の蒸発部22が形成される。つぎに、図10に
示すように、蒸発部22の一端22aを、細孔25の一端25a
が導入部23の空間23aと連通するように導入部23の取付
孔23cに挿入し、ロウ付け等で強固に隙間なく接続す
る。また、前記蒸発部22の他端22bを、細孔25の他端25
bが排気部24の空間24aと連通するように排気部24の取
付孔24cに挿入し、ロウ付け等で強固に隙間なく接続す
る。なお、前記導入部23と排気部24は、これらに形成さ
れた接続孔23d,24dがそれぞれ同じ向きとなる状態で
蒸発部22に取り付ける。そして、図11に示すように、
蒸発器22を、細孔25が略水平となるように、且つ容器26
の外周に沿わせて曲げ成形する。このようにして、蒸発
器21は形成される。そして更に、前記接続孔23d,24d
が上側となるように、前記蒸発器21を容器26に対してロ
ウ付け等で固定する。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
冷凍機1を駆動して吸熱部2を冷却すると、この吸熱部
2に接続された凝縮器3内で作動流体が凝縮し、集合部
6の接続孔6dから液体管20に導出される。この液体状
の作動流体は液体管20を流下して、接続孔23dから導入
部23の空間23aに至り、この空間23aから蒸発部22の複
数の細孔25に流入する。なお、これらの細孔25は前述し
た通り、上下方向に並んで形成されているため、液体状
の作動流体の多くは下側の細孔25に流入し、上側の細孔
25に流入する作動流体の量は少ないものになる。そし
て、作動流体は蒸発部22の細孔25内で容器26の熱を気化
熱として奪い、蒸発する。更に、蒸発部22の細孔25で蒸
発した作動流体は、排気部24の接続孔24dから気体管27
を通り、分岐部5の接続孔5dを経て、再び凝縮器3に
戻ることになる。このように、凝縮した作動流体が蒸発
部22の細孔25内で蒸発することで、蒸発器21が固定され
た容器26内が冷却されることになる。なお、サーモサイ
フォン周囲の環境温度が低い場合や、容器26内が冷却さ
れることで経路28全体の平均温度が低下した場合、経路
28内の作動流体のうち、液体として存在する作動流体の
割合が大きくなり、この液体状の作動流体が蒸発器21内
の下方の細孔25に溜まって、下方の細孔25を経由する経
路28を塞いでしまう虞がある。また、容器26内が冷却さ
れるに従って、細孔25内で作動流体が容器26から気化熱
として奪える熱量が減少することで単位時間当たりの蒸
発量が減少するため、蒸発器21内に存在する液体状の作
動流体の量が増えることになり、下方の細孔25に液体状
の作動流体が溜まって下方の細孔25を経由する経路28を
塞いでしまう虞がある。しかしながら、上方の細孔25に
は液体状の作動流体が比較的溜まりにくく、気体状の作
動流体が下方の細孔25を迂回して上方の細孔25内を通過
することで、経路28内での作動流体の循環が妨げられる
ことなく、効率よく容器26を冷却することができる。な
お、前記蒸発器21の蒸発部22内に内寸の小さな細孔25を
複数形成することで、熱交換面積を比較的大きくするこ
とができるばかりでなく、細孔25の内面から中心までの
距離を小さくできるため、細孔25内で効率的に作動流体
を蒸発させることができる。また、蒸発部22内に内寸の
小さな細孔25を複数形成することで、蒸発部22の耐圧強
度を比較的高くできる。
【0023】以上のように、上記第二実施形態は、冷凍
機1に取り付けられて作動流体を凝縮させる凝縮器3
と、この凝縮器3で凝縮した作動流体を排出する液体管
20と、この液体管20から供給された作動流体を気化させ
て容器26内の熱を奪う蒸発器21と、この蒸発器21内で気
化した作動流体を前記凝縮器3に戻す気体管27よりなる
サーモサイフォンにおいて、前記蒸発器21を、複数の細
孔25が略平行に形成された押出材からなる蒸発部22と、
この蒸発部22の細孔25の上流側に設けられて前記液体管
20から供給された液体状の作動流体を前記蒸発部22の細
孔25に導く導入部23と、前記蒸発部22の細孔25の下流側
に設けられてこの蒸発部22の細孔25内で蒸発した作動流
体を集めて前記気体管27に導く排気部24とで構成すると
共に、蒸発部22を容器26の外周に沿って設けたことによ
り、細孔25の表面積を大きく且つ内面から中心までの距
離を小さくして細孔25内の作動流体を効率的に蒸発させ
ることができ、蒸発器22の耐圧強度を高くすることがで
きる。また、蒸発部22を容器26の外周に沿って設けるこ
とで、容器26を外周から効率良く冷却することができ
る。
【0024】また、前記蒸発器21の複数の細孔25を上下
に並べて略水平に配置したことにより、下方の細孔25に
液体状の作動流体が溜まったとしても、気体状の作動流
体が上方の細孔25から排気部24、気体管27を経て凝縮器
3に至ることで、経路28内での作動流体の循環が妨げら
れず、効率よく容器26を冷却することができる。
【0025】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可
能である。例えば、第二実施形態において、第一実施形
態に示したように蒸発部を傾斜させて設けても良い。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1のサーモサイフォン
は、冷凍機に取り付けられて作動流体を凝縮させる凝縮
器と、この凝縮器で凝縮した作動流体を排出する液体管
と、この液体管から供給された作動流体を気化させて容
器内の熱を奪う蒸発管と、この蒸発管内で気化した作動
流体を前記凝縮器に戻す気体管よりなるサーモサイフォ
ンにおいて、前記凝縮器を、複数の細孔が形成された押
出材からなる凝縮部と、この凝縮部の細孔の上流側に設
けられて前記気体管から戻った気体状の作動流体を前記
凝縮部の各細孔に導く分岐部と、前記凝縮部の細孔の下
流側に設けられてこの凝縮部の細孔内で凝縮した作動流
体を集めて前記液体管に導く集合部とで構成すると共
に、前記分岐部の上方に前記気体管が接続され、前記集
合部の下方に前記液体管が接続されるように構成したも
のであり、押し出し成形された凝縮部を冷凍機の形状に
合わせて曲げ成形し、両端に分岐部と集合部を取り付け
ることで、凝縮器を形成することができるので、凝縮器
の精密加工が不要となり、構造が単純で、安価であると
共に、耐圧強度の高い凝縮器を得ることができる。ま
た、前記分岐部の上方に前記気体管が接続され、前記集
合部の下方に前記液体管が接続されるように構成したこ
とで、集合部で凝縮した作動流体は液体管から導出さ
れ、分岐部で凝縮した作動流体は気体管から導出される
ことなく細孔内に導かれるので、作動流体が逆流せずに
凝縮器の分岐部側から集合部側へ正しく流れるようにで
き、これによってサーモサイフォンの性能を安定、向上
させることができる。
【0027】また、本発明の請求項2のサーモサイフォ
ンは、請求項1において、前記凝縮部の外周に、この凝
縮部と前記冷凍機の吸熱部とを密着させる締付部材を設
けたものであり、凝縮部が冷凍機の吸熱部に密着するの
で、サーモサイフォンの性能を向上させることができ
る。
【0028】また、本発明の請求項3のサーモサイフォ
ンは、冷凍機に取り付けられて作動流体を凝縮させる凝
縮器と、この凝縮器で凝縮した作動流体を排出する液体
管と、この液体管から供給された作動流体を気化させて
容器内の熱を奪う蒸発器と、この蒸発器内で気化した作
動流体を前記凝縮器に戻す気体管よりなるサーモサイフ
ォンにおいて、前記蒸発器を、複数の細孔が略平行に形
成された押出材からなる蒸発部と、この蒸発部の細孔の
上流側に設けられて前記液体管から供給された液体状の
作動流体を前記蒸発部の細孔に導く導入部と、前記蒸発
部の細孔の下流側に設けられてこの蒸発部の細孔内で蒸
発した作動流体を集めて前記気体管に導く排気部とで構
成すると共に、前記蒸発部を前記容器の外周に沿って設
けたものであり、押し出し成形された蒸発部を適宜曲げ
成形し、両端に導入部と排気部を取り付けることで、蒸
発器が形成されるので、蒸発器の精密加工が不要とな
り、構造が単純で、安価であると共に、耐圧強度の高い
蒸発器を得ることができる。また、蒸発部を容器の外周
に沿って設けることで、容器を外周から効率良く冷却す
ることができる。
【0029】さらに、本発明の請求項4のサーモサイフ
ォンは、前記蒸発器の複数の細孔を上下に並べて略水平
に配置したものであり、下方の細孔に液体状の作動流体
が溜まったとしても、気体状の作動流体は上方の細孔を
通過でき、経路内での作動流体の循環が妨げられずに効
率よく容器を冷却できる高性能のサーモサイフォンを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示すサーモサイフォン
の斜視図である。
【図2】同上要部の拡大斜視図である。
【図3】同上要部の一部を切り欠いて更に拡大した部分
斜視図である。
【図4】同上凝縮部の製造過程を示す説明図である。
【図5】同上凝縮部の製造過程を示す説明図である。
【図6】同上凝縮部の製造過程を示す説明図である。
【図7】本発明の第二実施形態を示すサーモサイフォン
の斜視図である。
【図8】同上要部の拡大斜視図である。
【図9】同上蒸発部の製造工程を示す説明図である。
【図10】同上蒸発部の製造工程を示す説明図である。
【図11】同上蒸発部の製造工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 冷凍機 2 吸熱部 3 凝縮器 4 凝縮部 5 分岐部 6 集合部 7 細孔 8 締付部材 9,20 液体管 10 蒸発管 11,26 容器 12,27 気体管 21 蒸発器 22 蒸発部 23 導入部 24 排気部 25 細孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月19日(2002.9.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、蒸発器21の製造工程について説明す
る。まず、図9に示すように、アルミニウム合金等を押
し出し成形することによって、蒸発部22を形成する。こ
の押し出し成形によって、両端25a,25bが開口した内
寸1mm角程度の複数の細孔25が面方向と平行に形成さ
れた薄板状の蒸発部22が形成される。つぎに、図10に
示すように、蒸発部22の一端22aを、細孔25の一端25a
が導入部23の空間23aと連通するように導入部23の取付
孔23cに挿入し、ロウ付け等で強固に隙間なく接続す
る。また、前記蒸発部22の他端22bを、細孔25の他端25
bが排気部24の空間24aと連通するように排気部24の取
付孔24cに挿入し、ロウ付け等で強固に隙間なく接続す
る。なお、前記導入部23と排気部24は、これらに形成さ
れた接続孔23d,24dがそれぞれ同じ向きとなる状態で
蒸発部22に取り付ける。そして、図11に示すように、
蒸発22を、細孔25が略水平となるように、且つ容器26
の外周に沿わせて曲げ成形する。このようにして、蒸発
器21は形成される。そして更に、前記接続孔23d,24d
が上側となるように、前記蒸発器21を容器26に対してロ
ウ付け等で固定する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機に取り付けられて作動流体を凝縮
    させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した作動流体を排出
    する液体管と、この液体管から供給された作動流体を気
    化させて容器内の熱を奪う蒸発管と、この蒸発管内で気
    化した作動流体を前記凝縮器に戻す気体管よりなるサー
    モサイフォンにおいて、前記凝縮器を、複数の細孔が形
    成された押出材からなる凝縮部と、この凝縮部の細孔の
    上流側に設けられて前記気体管から戻った気体状の作動
    流体を前記凝縮部の各細孔に導く分岐部と、前記凝縮部
    の細孔の下流側に設けられてこの凝縮部の細孔内で凝縮
    した作動流体を集めて前記液体管に導く集合部とで構成
    すると共に、前記分岐部の上方に前記気体管が接続さ
    れ、前記集合部の下方に前記液体管が接続されるように
    構成したことを特徴とするサーモサイフォン。
  2. 【請求項2】 前記凝縮部の外周に、この凝縮部を前記
    冷凍機の吸熱部に密着させる締付部材を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のサーモサイフォン。
  3. 【請求項3】 冷凍機に取り付けられて作動流体を凝縮
    させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した作動流体を排出
    する液体管と、この液体管から供給された作動流体を気
    化させて容器内の熱を奪う蒸発器と、この蒸発器内で気
    化した作動流体を前記凝縮器に戻す気体管よりなるサー
    モサイフォンにおいて、前記蒸発器を、複数の細孔が略
    平行に形成された押出材からなる蒸発部と、この蒸発部
    の細孔の上流側に設けられて前記液体管から供給された
    液体状の作動流体を前記蒸発部の細孔に導く導入部と、
    前記蒸発部の細孔の下流側に設けられてこの蒸発部の細
    孔内で蒸発した作動流体を集めて前記気体管に導く排気
    部とで構成すると共に、前記蒸発部を前記容器の外周に
    沿って設けたことを特徴とするサーモサイフォン。
  4. 【請求項4】 前記蒸発器の複数の細孔を上下に並べて
    略水平に配置したことを特徴とする請求項3記載のサー
    モサイフォン。
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