JP2003213876A - 物品取付具およびその位置スペーサ - Google Patents
物品取付具およびその位置スペーサInfo
- Publication number
- JP2003213876A JP2003213876A JP2002007537A JP2002007537A JP2003213876A JP 2003213876 A JP2003213876 A JP 2003213876A JP 2002007537 A JP2002007537 A JP 2002007537A JP 2002007537 A JP2002007537 A JP 2002007537A JP 2003213876 A JP2003213876 A JP 2003213876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor piece
- anchor
- mounting bolt
- wall surface
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】壁面構成部材Hの開口部11に挿通された
取付ボルト3の先端部(壁面構成部材Hの裏面側)に取
付けた2つのアンカ片1、2と、取付ボルト3の基端部
に取付けられる取付部材とで、壁面構成部材Hが挟持さ
れる。取付ボルト3に対して、第1アンカ片1は一体回
転される一方、第2アンカ片2は回転自在とされる。取
付ボルト3が回転自在に貫通される貫通孔8dを有する
本体部8aと、本体部8aから突出して伸びる規制部8
b、8cとを有する位置スペーサ8が設けられる。第1
アンカ片1と第2アンカ片2とが取付ボルト3を中心に
して所定の展開角度でもって展開された状態で、本体部
8aを開口部11内に挿通したとき、規制部8b、8c
が該各アンカ片1、2の基端部の各側面に当接されて、
各アンカ片1と2との展開角度が変更されてしまうのが
規制される。
Description
面に手摺り等の物品を取付けるための物品取付具および
その位置スペーサに関するものである。
取付ける場合、壁面構成部材が例えば石膏ボードのよう
に脆いものであると、壁面構成部材取付の表面側(物品
が位置される側の面)から取付ねじ等によって物品の取
付を行ったのでは、物品からの大きな荷重を支承するこ
とが不可能となり、採用できないものとなる。このた
め、壁面構成部材に開口部を形成して、アンカ片をこの
開口部より挿通させて壁面構成部材の裏面側に配置し
て、壁面構成部材の裏面側に密着された状態のアンカ片
によって物品からの荷重を支承させることが行われる。
した物品取付具としては種々のものが提案されている
が、壁面構成部材の表面側に配設される取付部材とアン
カ片とを、壁面構成部材の開口部を挿通される取付ボル
トを介して連結することにより、アンカ片と取付部材と
で壁面構成部材を挟持するようにしたものがある。そし
て、取付ボルトを有するものの中には、アンカ片にあら
かじめ取付ボルトの一端部が連結されて、取付ボルトの
基端部を把持しつつアンカ片が壁面構成部材の開口部よ
りその裏面側へと挿通させる作業を行うようにしたもの
もある(特開2000−145089号公報、特開20
01−241410号公報、特開2001−24141
8号公報、特開平9−72318号公報、特許第290
3313号公報参照)。また、特開2001−3249
2号公報には、アンカ片のうち壁面構成部材の裏面側に
当接される所定面に両面接着テープをあらかじめ貼り付
けて、ボルトによる固定を行う前に、上記両面接着テー
プによってアンカ片を壁面構成部材の裏面にあらかじめ
仮固定することも提案されている。
よる物品からの荷重の支承は、もっぱらアンカ片が壁面
構成部材の裏面側に圧接されることによって受け持たれ
るようになっている。例えば、アンカ片を壁面構成部材
の開口部から上方へ伸びるように配置した場合、壁面構
成部材の表面側に配置されて取付ボルトに連結される物
品としての例えば手摺りに対して下方への荷重が作用し
たときは、アンカ片が壁面構成部材の裏面側に圧接され
ることになり、荷重支承が効果的に行われることにな
る。この一方、アンカ片が上記のように開口部から上方
へ伸びた状態において、手摺りに上方への荷重が作用し
た場合は、開口部から上方へ伸びるアンカ片には壁面構
成部材の裏面側から剥離されるような力を受けるので、
この下方への荷重支承を効果的に行うことができないも
のとなる。
作用する荷重の作用方向というものをあらかじめ想定し
て、物品への荷重作用方向とは反対方向にアンカ片が伸
びるように位置設定される。また、アンカ片を壁面構成
部材の開口部を境にして例えば上下の両方向に伸びるよ
うに設定して、物品に対して作用する上方向および下方
向の両方の荷重をに対しても対応できるようにすること
も行われている。
人は、荷重を広い方向で支承できることという観点か
ら、次のような物品取付具を開発した。すなわち、壁面
構成部材に形成された開口部を通してその裏面側に挿通
されるアンカ片として、第1アンカ片と第2アンカ片と
を用い、第1アンカ片を取付ボルトの一端部に当該取付
ボルトと一体回転するように取付ける一方、第2アンカ
片を第1アンカ片よりも取付ボルトの基端部側において
当該取付ボルトに螺合させることなく回転自在に嵌合さ
せる形式のものとしてある。
と第2アンカ片とを互いに取付ボルトの軸方向に重ねた
状態で、壁面構成部材の開口部を通してその裏面側に挿
通される。取付ボルトを壁面構成部材の開口部の長さ方
向(壁面構成部材の厚さ方向)に伸びるようにすること
によって、第2アンカ片は重力によって下方に伸びる姿
勢とされ、第1アンカ片を取付ボルトの基端部を回動さ
せることにより上方へ伸びる姿勢とすることにより、上
下方向に長く伸びるアンカ片構造となる。
具にあっては、2つのアンカ片を所定の展開角度に展開
させることが望まれる。例えば、2つのアンカ片を取付
ボルトを中心としてほぼ180度の角度をなすような展
開状態とする場合、第2アンカ片は自重によって鉛直下
方に伸びるので、取付ボルトを壁面構成部材の表面側か
ら回転させつつ、第1アンカ片がほぼまっすぐ上方を向
くような姿勢状態とする必要がある。この場合、各アン
カ片は壁面構成部材の裏面側に位置されているので、少
なくとも第2アンカ片の姿勢状態は、取付ボルトの基端
部に設けた目印等の回転位置を参考にして確認せざるを
得ないものであった。つまり、第2アンカ片の姿勢状態
は、壁面構成部材の表面側に居る作業者からは直接目視
できないものとなり、2つのアンカ片の所定展開状態と
いうものを正確に設定することが難しいという問題を生
じる。このような問題は、2つのアンカ片が180度以
外の角度でもって展開させる場合も同様である。
所定角度傾斜された所定の取付角度状態とすることも望
まれる場合がある。例えば、階段における手摺りの取付
に際しては、各アンカ片は、鉛直方向に伸びるのではな
く、階段の傾斜方向と直交する方向(鉛直方向に対して
傾斜した方向)に伸びるようにすることが望まれる。こ
の場合、第2アンカ片は、そのまままでは、自重によっ
て鉛直下方に伸びる状態となるので、鉛直方向に対して
傾斜させて配置することが難しいものとなる。
れたもので、その第1の目的は、2つのアンカ片を確実
に所定の展開状態とすることができるようにした物品取
付具を提供することにある。本発明の第2の目的は、上
記第1の目的に加えて、2つのアンカ片を確実に所望の
取付角度でもって配置できるようにした物品取付具を提
供することにある。本発明の第3の目的は、上記第2の
目的を達成するために用いる位置スペーサを提供するこ
とにある。
るため、本発明にあっては次のような解決手法を採択し
てある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に
記載のように、壁面構成部材に形成された開口部より挿
通されて該壁面構成部材の裏面側に配置されるアンカ片
と該壁面構成部材の表面側に配設される取付部材とを、
該開口部を挿通される取付ボルトを介して連結すること
により、該アンカ片と該取付部材とで該壁面構成部材を
挟持するようにした物品取付具であって、前記アンカ片
として、第1アンカ片と第2アンカ片とが設けられ、前
記第1アンカ片の基端部に前記取付ボルトの先端部が一
体回転するように連結され、前記第2アンカ片の基端部
には取付孔が形成されて、該第2アンカ片が前記第1ア
ンカ片よりも前記取付ボルトの基端部側に位置された状
態で該取付孔が該取付ボルトに対して螺合されることな
く回転自在に嵌合されており、前記開口部内に挿通され
る本体部と、該本体部より突出して伸びる規制部と、を
有する位置スペーサが設けられ、前記本体部は、前記取
付ボルトが螺合されることなく回転自在に貫通される貫
通孔を有し、前記第1アンカ片と第2アンカ片とが前記
取付ボルトを中心にして所定の展開角度でもって展開さ
れた状態で、前記本体部を前記開口部内に挿通したと
き、前記規制部が該各アンカ片の基端部の各側面に当接
される、ようにしてある。これにより、位置スペーサの
本体部を壁面構成部材の開口部内に挿通して、その規制
部が各アンカ片の側面に当接した状態となるように取付
ボルトの回転位置を調整すれば、自動的に、各アンカ片
が所定角度でもって展開された状態が得られることにな
る。
あっては次のような解決手法を採択してある。すなわ
ち、特許請求の範囲における請求項2に記載のように、
前記規制部は、前記貫通孔の周方向に間隔をあけて一対
設けられており、前記各アンカ片同士が前記所定の展開
角度で展開された状態で、前記本体部を前記開口部内に
挿通したとき、前記一対の規制部の一方が該各アンカ片
の基端部の一側面に当接され、該一対の規制部の他方が
該各アンカ片の基端部の他側面に当接される、ようにし
てある。これにより、位置スペーサの本体部を壁面構成
部材の開口部内に挿通して、その一対の規制部がそれぞ
れ各アンカ片の基端部の側面に当接した状態となるよう
に取付ボルトの回転位置を調整すれば、各アンカ片は所
定の展開状態(所定の展開角度)となる。また、両アン
カ片同士は、所定の展開状態が維持されたまま、一対の
規制部を介して互いに一体回転される状態となり、取付
ボルトの回転位置調整によって、各アンカ片を所望の取
付角度、例えば鉛直方向に対して傾斜した取付状態とす
ることができる。
解決手法を合わせて採択することができる。すなわち、
前記位置スペーサは、全体的に合成樹脂により形成さ
れ、前記本体部には前記貫通孔と該本体部の外周とを連
通させる切欠部が形成されて、該切欠部を通して前記取
付ボルトがその径方向から該貫通孔に挿通可能とされて
いる、ようにすることができる(請求項3対応)。この
場合、位置スペーサの製造を例えば射出成形によって簡
単かつ安価に行うことができる。また、切欠部を利用し
て、位置スペーサを取付ボルトに対してその側方から嵌
合させることができる。
て螺合されると共に互いに一体回転されるように仮固定
されて、所定以上のトルクを受けたとき該仮固定が破断
されて該第1アンカ片が該取付ボルトに対して螺合状態
を維持しつつ相対回転可能とされている、ようにするこ
とができる(請求項4対応)。これにより、取付ボルト
を長いものとして、各アンカ片を壁面構成部材の裏面側
に位置させる作業を容易なものとすることができる。ま
た、各アンカ片と取付部材とで壁面構成部材を挟持した
状態から取付ボルトを強くねじ込んでいくことにより、
取付ボルトを、第1アンカ片に対する仮固定を解除して
壁面構成部材の裏面側に深く挿入された状態とすること
ができ、取付ボルトが壁面構成部材の表面側に長く突出
したままとなってしまう事態を防止できる。
少なくとも第2アンカ片には、前記壁面構成部材の裏面
側に当接される所定面において接着材が設けられてい
る、ようにすることができる(請求項5対応)。この場
合、接着材によるアンカ片の壁面構成部材への接着力を
利用して、アンカ片の支承能力を向上させることができ
る。また、作業途中においてアンカ片を壁面構成部材の
裏面に対して所望位置に仮固定して、その後の作業を容
易にする上でも好ましいものとなる。
ける物品取付具における位置スペーサにあっては、次の
ような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の
範囲における請求項6に記載のように、壁面構成部材に
形成された開口部より挿通されて該壁面構成部材の裏面
側に配置される一対のアンカ片を有する物品取付具に用
いられる位置スペーサであって、前記開口部内に挿通可
能とされると共に、該開口部の軸線方向に伸びる貫通孔
が形成された本体部と、それぞれ前記本体部より前記貫
通孔の軸線方向一端部側に向けて突出して伸び、前記貫
通孔の周方向に間隔を有する一対の規制部と、を有し、
前記各アンカ片同士が前記壁面構成部材の裏面側におい
て所定の展開角度で展開された状態で、前記本体部を前
記開口部内に挿通したとき、前記一対の規制部の一方が
該各アンカ片の基端部の一側面に当接され、該一対の規
制部の他方が該各アンカ片の基端部の他側面に当接され
る、ようにしてある。これにより、請求項2に対応した
物品取付具に用いる位置スペーサが提供される。
つのアンカ片を所望の展開状態に確実に設定することが
できる。請求項2に記載された発明によれば、2つのア
ンカ片を所望の取付角度に確実に設定することができ
る。請求項3に記載された発明によれば、取付ボルトに
対する位置スペーサの嵌合を容易に行うことができる。
請求項4に記載された発明によれば、2つのアンカ片を
壁面構成部材の開口部を通してその裏面側に位置させる
作業の容易化と、取付ボルトが壁面構成部材の表面側に
長く突出したままとなってしまう事態の防止とを共に満
足させることができる。請求項5に記載された発明によ
れば、荷重支承能力の向上と、取付作業の容易化とを図
ることができる。請求項6に記載された発明によれば、
請求項2に記載された物品取付具において使用される位
置スペーサを提供することができる。
具Mは、第1アンカ片1と、第2アンカ片2と、取付ボ
ルト3と、取付部材4とを有する(図1〜図7では図示
略で、図13参照)。各アンカ片1、2と取付部材4と
で、後述するように壁面構成部材Hを挟持するものであ
る。
剛性に優れた金属材料(例えば鋼板)や合成樹脂(繊維
強化された合成樹脂を含む−以下同じ)によって、全体
的に細長くかつ湾曲された形状とされている。すなわ
ち、各アンカ片1、2は、全体的に一方向に湾曲された
形状とされ、特にその先端部側においては曲がりの度合
いが強くなっていて、横方向に大きく曲げられている。
そして、取付ボルト3を中心として両アンカ片1と2と
を相対回転させて互いに重ね合わせたとき、幅方向にお
いては互いにはみ出ないように整合されるように形状設
定されている(ほぼ合同形状に設定)。
aが形成され、このねじ孔1aに取付ボルト3の先端部
3fが螺合されている。そして、取付ボルト3の先端部
3fに第1アンカ片1が螺合された状態において、取付
ボルト3と第1アンカ片1とが仮固定されている。この
仮固定は、第1アンカ片1と取付ボルト3とが一体回転
するように、かつ所定以上の相対トルクが作用したとき
には固定解除されるように設定されている。このような
仮固定を行うには、例えば、かしめや部分溶接等によっ
て得ることができる。
て、第1アンカ片1よりも取付ボルト3の基端部3e側
において、第2アンカ片2の基端部2e(に形成された
取付孔2a)が回転自在に嵌合されている。すなわち、
第2アンカ片2は、取付ボルト3に対しては螺合される
ことなく自由に回転自在とされて、第1アンカ片1と取
付ボルト3とに対してそれぞれ相対回転可能とされてい
る。
成された開口部11を通して壁面構成部材Hの裏面側に
配設されるものであり、取付ボルト3を介して連結され
たアンカ片1、2と後述する取付部材4とで壁面構成部
材Hを挟持して、アンカ片1、2の壁面構成部材Hへの
取付完了状態となる。なお、この取付作業の点について
は後述する。
られる。位置スペーサ8は、実施形態では、全体的に合
成樹脂による一体成形品とされている。この位置スペー
サ8は、本体部8aと、一対の規制部8b、8cとを有
する。本体部8aは、ほぼ円筒形とされて、その外径は
壁面構成部材Hに形成された開口部11内にほぼがたつ
きなく嵌合できるような大きさとされている。この本体
部8aには、貫通孔8dが形成されている。貫通孔8d
の内径は、取付ボルト3の外径よりも若干大きく設定さ
れて、貫通孔8dに取付ボルト3を挿通した状態で、互
いに相対回転可能とされている。
されている。切欠部8eは、貫通孔8dと本体部8aの
外周面とを連通している。切欠部8eに対して、取付ボ
ルト3をその径方向外方側から接近させることにより、
取付ボルト3が切欠部8eを通って、貫通孔8dに挿通
された状態が可能とされている。より具体的には、切欠
部8eの開口幅は、本体部8a外周面に付近においては
取付ボルト3の外径よりも大きくされている一方、貫通
孔8d付近では取付ボルト3の外径よりも若干小さくな
るように形成されている。これにより、切欠部8eに対
して、取付ボルト3をその径方向が外方側から押し込ん
でいったとき、本体部8aが弾性変形して切欠部8eの
開口幅が強制的に拡開されて、取付ボルト3は貫通孔8
dに嵌合される。切欠部8eを拡開させるような大きな
外力が作用しない限り、取付ボルト3の貫通孔8dに対
する嵌合状態が維持される。
部8aから、貫通孔8dの軸線方向に伸びるように突出
形成されている。より具体的には、規制部8b、8c
は、取付ボルト3の先端部側に向けて(各アンカ片1、
2の存在する方向に向けて)伸びるように、本体部8a
から突出されている。各規制部8b、8cの突出長さ
は、実施形態では互いに同じとされている。
と、いま、各アンカ片1、2が壁面構成部材Hの裏面側
から若干離間した状態を考える(後述する両面接着テー
プが壁面構成部材Hの裏面に接触しない余裕の間隔で、
1cm〜2cm程度)。この状態で、位置スペーサ8の
貫通孔8dに取付ボルト3を挿通した状態で、その本体
部8aを開口部11内に挿入する。この挿入状態におい
て、各規制部8b、8cの先端が、少なくとも第1アン
カ片1の側面に到達するような長さ、つまり、各規制部
8b、8cが各アンカ片1、2の基端部の側面に当接可
能な長さとされる。
方向に間隔をあけて配置され、実施形態では互いにほぼ
180度間隔を有するように配置されている。各規制部
8b、8cの相対向する面は、それぞれほぼ平坦面とさ
れて、互いにほぼ平行となるように設定されている。そ
して、規制部8b、8cの間隔は、各アンカ片1、2の
基端部1e、2eの幅よりも若干大きい程度に設定され
ている。
するように、アンカ片1、2の基端部側面に当接され
て、アンカ片1、2の取付ボルト3を中心とした自由な
回転を規制するものである。このため、規制部8b、8
cが当接されるアンカ片1、2の基端部の両側面は、そ
れぞれ、互いにほぼ平行な平坦面となるように形成され
ている。
付ボルト3を貫通させた状態で、位置スペーサ8を各ア
ンカ片1、2の方向(取付ボルト3の先端部3f方向)
に向けて移動させて、一対の規制部8b、8cによっ
て、各アンカ片1、2の基端部1e、2eを挟持した状
態とした場合を考える。この状態では、第1アンカ片1
と第2アンカ片2とは、互いにほぼ180度反対方向に
伸びる所定の展開状態となる(両アンカ片1と2とのな
す相対角度がほぼ180度)。この所定の展開状態で、
各アンカ片1、2のうち一方が回転された場合、規制部
8b、8cを介して他方のアンカ片も同じ角度だけ回転
されることとなって、両アンカ片1と2とのなす相対角
度は一定のままとなる(上記所定の展開状態の維持)。
て、アンカ片1、2がほぼ鉛直方向に沿って互いに上下
反対方向に伸びる状態を示す(第1アンカ片1が上方へ
伸び、第2アンカ片が下方へ伸びる状態)。また、図
6、図7は、図4、図5の状態から、取付ボルト3を7
0度程度回転させた状態を示す。この図6、図7におい
て、鉛直方向線が符号Eで示される。
に示すように、その基端面に開口するようにして、六角
レンチ等の回転工具が係合可能な係合孔3dが形成され
ている。なお、係合孔3dの断面形状は、回転工具が相
対回転不能に係合される異形状であれば、四角形等適宜
の形状を採択し得るものである。
の裏面側に臨む側となる所定面1g、2gには、あらか
じめ両面接着テープ9あるいは10が貼り付けられてい
る(特に図1参照)。各両面接着テープ9、10は、回
転抵抗力付与手段および剥離防止手段となるもので、施
工前の状態では、両面接着テープ9、10の一方の接着
面がアンカ片1、2の所定面1g、2g(壁面構成部材
Hの裏面側を向くことになる面)にあらかじめ接着され
ており、他方の接着面は剥離紙によって覆われている。
そして、施工直前に剥離紙がはがされて、他方の接着面
が露出される。
面1gに接着された両面接着テープ9は、その長手方向
略中間部のみに位置するように小さい面積とされてい
る。これに対して、第2アンカ片2の所定面2gに接着
された両面接着テープ10は、その長手方向略中間部か
ら先端付近にまで伸びる大きな面積を有するようにされ
ている。
0が接着された所定面2gとは反対側の面には、複数の
突起部2bが形成されている(図5参照)。より具体的
には、突起部2bは合計4個形成されて、各アンカ片1
と2とを重合させたときに、第1アンカ片1の両面接着
テープ9を跨いで、2つの突起部2bが取付ボルト3に
近い側に位置され、残りの2つの突起部2bが取付ボル
ト3よりも遠い側に位置されている。なお、突起部2b
は、実施形態では、金属板からなる第2アンカ片2をプ
レス成形するときに合わせて成形されている。
ンカ片1に接着された両面接着テープ9の厚さよりも幾
分高くなるように形成されている。すなわち、各アンカ
片1と2とを取付ボルト3の軸方向に重合させたとき
に、両アンカ片1と2との間に両面接着テープ9の厚さ
よりも大きい所定間隙が形成され、この所定間隙内に第
1アンカ片1の両面接着テープ9が位置される。すなわ
ち、各突起部2bに囲まれた空間(凹部とみることもで
きる)に、第1アンカ片1の両面接着テープ9が位置さ
れることになる。
ンカ片2とを取付ボルト3を中心として相対回転させた
ときに、各突起部2bと第1アンカ片1の両面接着テー
プ9とが相互に干渉しないように位置設定されている。
換言すれば、取付ボルト3を中心とした突起部2bの移
動軌跡(回動軌跡)が、両面接着テープ9の移動軌跡
(回動軌跡)とずれた位置関係となるように設定されて
いる。
付具Mの壁面構成部材Hに対する取付手法について説明
するが、その取付前の準備として、両面接着テープ9、
10の剥離紙がはがされる。
のアンカ片1、2を互いに重なるようにした状態とし
て、アンカ片1、2をその先端部側から開口部11内に
挿入させる。両アンカ片1と2とを重ね合わせたとき、
突起部2bによって、第1アンカ片1の両面接着テープ
9が第2アンカ片2に接触しないようにされる。この状
態から、2つのアンカ片1、2をねじり込むようにして
さらに開口部11内に深く挿入していく。この挿入の
際、アンカ片1、2の湾曲形状設定によって、アンカ片
が直線の場合に比して、壁面構成部材Hの裏面側に小さ
な間隔しかなくても挿入が可能である。このようにして
2つのアンカ片1、2の開口部11内への挿通が進ん
で、やがてアンカ片1、2は、完全に開口部11を通り
抜けることになる。
り抜けた状態では、第2アンカ片2はその自重によっ
て、鉛直下方を向く姿勢状態となる。この状態から、取
付ボルト3の基端部3eを回転させて、第1アンカ片1
が上方に伸びる姿勢状態とし(第1アンカ片1と第2ア
ンカ片2とがほぼ180度の角度をなす所定の展開状
態)、この状態が図8に示される。
下方向に伸びた図8の状態において、位置スペーサ8
を、その切欠部8eを利用して、貫通孔8dに嵌合させ
る(図1、図8に、嵌合完了前の状態が示される)。貫
通孔8dに対する取付ボルト3の嵌合を行った後、位置
スペーサ8を取付ボルト3に沿って移動させて、その本
体部8aを開口部11内に挿入していく(図9参照)。
なお、位置スペーサ8が開口部11に嵌合された状態で
は、開口部11の中心と取付ボルト3の軸心とがほぼ一
致した状態となる。
によって各アンカ片1、2の各基端部1e、2eが挟む
ことが可能となるるように、取付ボルト3をその基端部
側から回転位置を調整する。一対の規制部8bが各アン
カ片1と2の基端部1e、2eの一側面に当接され、他
方の規制部8cが各アンカ片1と2の基端部1e、2e
の他側面に当接された状態で、各アンカ片1と2とは、
所定の展開状態が確保される(図10)。なお、一対の
規制部8b、8cによって各アンカ片1、2の基端部1
e,2eを挟むように位置スペーサ8を深く挿入しよう
としても、両アンカ片1と2との相対角度が所望の展開
状態に対応していないときは、規制部8bあるいは8c
の少なくとも一方の先端面がいずれかのアンカ片1、2
の板面に当接して、深く挿入することはできないもので
ある。換言すれば、位置スペーサ8が所定以上深く挿入
されたことが、一対の規制部8b、8cによって各アン
カ片1、2の基端部1e、2eを挟持した状態であるこ
との確認ともなる。
示すようにほぼ鉛直方向に伸びるような取付角度が所望
の取付角度であるときは、アンカ片1、2の展開状態お
よび取付角度ともに所望のものとなっているので(図1
0の状態)、取付ボルト3の基端部3eを手前に引っ張
ることにより、両面接着テープ9、10を壁面構成部材
Hの裏面に接着させる。これにより、各アンカ片1、2
は、所望の展開状態で、かつ所望の取付角度となった状
態で、壁面構成部材Hに仮固定される(図12)。両面
接着テープ9、10を利用した仮固定が行われた後は、
取付ボルト3から手を離しても、アンカ片1、2が壁面
構成部材Hの裏面側に不用意に落下してしまう事態が防
止される。
直方向Eに対して傾斜した取付角度状態が所望の取付角
度状態であるときは、図10の状態から取付ボルト3の
回転位置を調整して、第1アンカ片1が、図7に示すよ
うに、鉛直方向Eに対して傾斜された位置となるように
する。このとき、前述したように、取付ボルト3の回転
つまり第1アンカ片1の回転に応じて、規制部8b、8
cを介して第2アンカ片2も第1アンカ片1と同じ角度
だけ回転されることになる。つまり、第1アンカ片1と
第2アンカ片2との所望の展開状態(実施形態では各ア
ンカ片1と2とがほぼ180度の相対角度をなす展開状
態)が、位置スペーサ8の規制部8b、8cによって維
持されつつ、第1アンカ片1と第2アンカ片2とは取付
ボルト3と一体となって回転されることになる。図6、
図7に示すような所望取付角度となった後は、取付ボル
ト3を手前に引っ張って、両面接着テープ9、10を利
用した仮固定が行われる。
8aの厚さよりも大きいときは、図11に示すように、
厚さ調整用のスペーサ7を別途用いることが好ましい。
このスペーサ7は、例えば合成樹脂により形成されて、
壁面構成部材Hの厚さの相違つまり開口部11の長さの
相違に対応するもので、位置スペーサ8よりも取付ボル
ト3の基端部3e側において、当該取付ボルト3に取付
けられる。すなわち、スペーサ7は、壁面構成部材Hの
厚さに対応した厚さとされ、その外径は開口部11の内
径とほぼ同径とされて当該開口部11に嵌合される。ス
ペーサ7は、その中心部に、取付ボルト3が挿通される
挿通孔7aを有するが、取付ボルト3に対して取付、取
外しを容易に行えるように、周方向に切欠部7bが形成
されて、この切欠部7bを利用して取付ボルト3からの
取外し、取付けが行われる。
の直径よりも幾分小さくされて、取付け、取外しの際
は、弾性変形を利用して切欠部7bの開口幅を広げるこ
とにより行われる。また、同形状で厚さの異なるスペー
サを追加していくことで、壁面構成部材Hの厚さが異な
る場合に適応させてもよい。
が行われた後は、図13に示すように、取付ボルト3の
基端部3eに、開口部11のより大径のフランジ状の連
結部材21、ワッシャ22を嵌合させた後、取付ボルト
3に螺合したロックナット23を締め付けて、連結部材
21を壁面構成部材Hの表面に圧接させる。上記連結部
材21とロックナット23とが、実質的に取付部材4を
構成する。各アンカ片1、2と取付部材4とによって壁
面構成部材Hがしっかりと挟持される。なお、上記連結
部材21の外周面には、後述する物品取付のために雄ね
じ部21aが形成されている。
れた係合孔3dに回転工具をあてがって、取付ボルト3
に対して第1アンカ片1に対して螺合が進む状態への回
転力を与える。これにより、第1アンカ片1と取付ボル
ト3との仮固定が解除され、さらなる取付ボルト3への
回転力付与によって、取付ボルト3は壁面構成部材Hの
裏面側へと奥深く進行して、壁面構成部材Hの表面側へ
の突出長さが小さくされる(図12の状態から図13の
状態への移行)。
1、2は、壁面構成部材Hの裏面側に圧接されるような
方向の荷重は勿論のこと、剥離される方向の荷重、さら
には壁面構成部材Hの裏面に沿って摺動(回転方向)さ
れる方向の荷重をも支承することができ、広い方向に渡
っての荷重支承能力が大きなものとなる。ちなみに、図
13の取付完了状態において、図示を略す物品からの荷
重が下方向のときは、上方に向けて伸びる第1アンカ片
1が壁面構成部材Hの裏面側に圧接される方向の力を受
けて荷重支承が十分に行われ、これに加えて、下方に向
けて伸びる第2アンカ片2は壁面構成部材Hの裏面側か
ら剥離される方向の力を受けるが、第2アンカ片2は両
面接着テープ9の接着作用によって剥離することが規制
されるので、この分荷重支承能力が従来よりも大きくな
る(このため両面接着テープ10を、その面積を大とし
かつ第2アンカ片2の少なくとも先端部に位置するよう
に設定してある)。
手摺り35を固定する一例について説明する。手摺り3
5は、その端部にフランジ部35aを有し、このフラン
ジ部35aに抜け止めされた状態で固定具36が手摺り
35の端部に回転自在に嵌合されている。固定具36
は、キャップ状に形成されて、その内面に雌ねじ部36
aが形成されており、この雌ねじ部36aが、連結部材
21の外周に形成された雄ねじ部21aに螺合される。
なお、手摺り35のうち少なくともフランジ部35a側
の端部は筒状とされて、固定具36を連結部材21に奥
深く螺合させたときに、ロックナット23が手摺り35
内に挿入状態とされる。
しては、手摺りに限らず、照明器具等の各種電気製品
等、壁面構成部材Hへの取付を行うことが要求される種
々のものとすることができる。また、第1アンカ片1と
取付ボルト3との仮固定を行わないようにすることもで
きる(常時一体回転)。第1アンカ片1、第2アンカ片
2の形状は、開口部11を挿通可能な適宜の形状を選択
できる。接着材としては、面接着テープ9、10の他、
接着剤特に速乾性の2液硬化型の接着剤を用いることも
できる。また、接着材は、第2アンカ片2のみに用いる
ようにしてもよく、あるいは接着材を全く用いないよう
にすることもできる。
は、実施形態に示すような連結部材21を利用する場合
に限らず、例えば、ブラケットやハンガーのような物品
をその背面部を保持部として直接取付ボルト3に固定す
る等、適宜の手法を選択できるものである。取付部材4
としては、種々の形式のものを採択することができ、例
えば複数の部材に分割した形式でなく、例えば連結部材
21を取付ボルト3に螺合される形式として、1つの部
材のみによって構成することもできる。
金属等適宜の材質で形成することができる。また、規制
部8b、8cは、アンカ片1、2への当接面が1つの面
とされる場合に限らず、2つのアンカ片1、2の所望相
対角度(所望展開状態)に対応して、所定角度をなす2
つの連続した面によって構成することもできる。例えば
両アンカ片1と2とが例えば90度の相対角度をなすと
きが所望の展開状態であるときは、一対の規制部8b、
8cのうち一方の規制部が90度の角度をゆうする2つ
の当接面を有して各アンカ片1、2の基端部の一側面に
当接され、他方の規制部が270度の角度をなす2つの
当接面を有して各アンカ片1、2の基端部の他側面に当
接されるようにすればよい。規制部8b、8cは、その
いずれか一方のみを設けるようにすることもできる。
ず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたも
のを提供すること、および本発明の主要構成要素となる
部品の提供をも暗黙的に含むものである。
カ片が壁面構成部材の裏面側に位置させた状態で、取付
ボルトに位置スペーサを嵌合させようとしている状態を
示す一部断面斜視図。
図。
開状態にすると共に、2つのアンカ片がほぼ鉛直方向に
伸びる状態を示す側面図。
伸びる状態を示すもので、図4に対応した側面図。
嵌合させる直前の状態を示す一部断面斜視図。
スペーサを壁面構成部材の開口部内に深く挿入していく
状態を示す一部断面斜視図。
によって2つのアンカ片を所望展開状態に保持した状態
を示す一部断面斜視図。
に対応した一部断面斜視図。
成部材の裏面に接着した状態を示す側面断面図。
成部材を挟持すると共に、取付部材に対する物品の取付
例を示す側面断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】壁面構成部材に形成された開口部より挿通
されて該壁面構成部材の裏面側に配置されるアンカ片と
該壁面構成部材の表面側に配設される取付部材とを、該
開口部を挿通される取付ボルトを介して連結することに
より、該アンカ片と該取付部材とで該壁面構成部材を挟
持するようにした物品取付具であって、 前記アンカ片として、第1アンカ片と第2アンカ片とが
設けられ、 前記第1アンカ片の基端部に前記取付ボルトの先端部が
一体回転するように連結され、 前記第2アンカ片の基端部には取付孔が形成されて、該
第2アンカ片が前記第1アンカ片よりも前記取付ボルト
の基端部側に位置された状態で該取付孔が該取付ボルト
に対して螺合されることなく回転自在に嵌合されてお
り、 前記開口部内に挿通される本体部と、該本体部より突出
して伸びる規制部と、を有する位置スペーサが設けら
れ、 前記本体部は、前記取付ボルトが螺合されることなく回
転自在に貫通される貫通孔を有し、 前記第1アンカ片と第2アンカ片とが前記取付ボルトを
中心にして所定の展開角度でもって展開された状態で、
前記本体部を前記開口部内に挿通したとき、前記規制部
が該各アンカ片の基端部の各側面に当接される、ことを
特徴とする物品取付具。 - 【請求項2】請求項1において、 前記規制部は、前記貫通孔の周方向に間隔をあけて一対
設けられており、 前記各アンカ片同士が前記所定の展開角度で展開された
状態で、前記本体部を前記開口部内に挿通したとき、前
記一対の規制部の一方が該各アンカ片の基端部の一側面
に当接され、該一対の規制部の他方が該各アンカ片の基
端部の他側面に当接される、ことを特徴とする物品取付
具。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記位置スペーサは、全体的に合成樹脂により形成さ
れ、 前記本体部には前記貫通孔と該本体部の外周とを連通さ
せる切欠部が形成されて、該切欠部を通して前記取付ボ
ルトがその径方向から該貫通孔に挿通可能とされてい
る、ことを特徴とする物品取付具。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
おいて、 前記第1アンカ片は前記取付ボルトに対して螺合される
と共に互いに一体回転されるように仮固定されて、所定
以上のトルクを受けたとき該仮固定が破断されて該第1
アンカ片が該取付ボルトに対して螺合状態を維持しつつ
相対回転可能とされている、ことを特徴とする物品取付
具。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
おいて、 前記第1アンカ片と第2アンカ片とのうち少なくとも第
2アンカ片には、前記壁面構成部材の裏面側に当接され
る所定面において接着材が設けられている、ことを特徴
とする物品取付具。 - 【請求項6】壁面構成部材に形成された開口部より挿通
されて該壁面構成部材の裏面側に配置される一対のアン
カ片を有する物品取付具に用いられる位置スペーサであ
って、 前記開口部内に挿通可能とされると共に、該開口部の軸
線方向に伸びる貫通孔が形成された本体部と、 それぞれ前記本体部より前記貫通孔の軸線方向一端部側
に向けて突出して伸び、前記貫通孔の周方向に間隔を有
する一対の規制部と、を有し、 前記各アンカ片同士が前記壁面構成部材の裏面側におい
て所定の展開角度で展開された状態で、前記本体部を前
記開口部内に挿通したとき、前記一対の規制部の一方が
該各アンカ片の基端部の一側面に当接され、該一対の規
制部の他方が該各アンカ片の基端部の他側面に当接され
る、ことを特徴とする物品取付具における位置スペー
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007537A JP3853659B2 (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | 物品取付具およびその位置スペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007537A JP3853659B2 (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | 物品取付具およびその位置スペーサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003213876A true JP2003213876A (ja) | 2003-07-30 |
JP3853659B2 JP3853659B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=27646034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007537A Expired - Fee Related JP3853659B2 (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | 物品取付具およびその位置スペーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3853659B2 (ja) |
-
2002
- 2002-01-16 JP JP2002007537A patent/JP3853659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3853659B2 (ja) | 2006-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6154896B2 (ja) | 異形断面材レール用のホルダ | |
US7258519B2 (en) | Mounting body for attachment to bolt body and nut body | |
JPH08320010A (ja) | セルフタッピング式アンカ | |
JP3389974B2 (ja) | タイル等の陶板の乾式施工法による取付け構造 | |
JPS61228110A (ja) | 親板式締付固着装置 | |
JP2009215730A (ja) | 壁材への固定構造、およびアンカーボルト | |
JP2003213876A (ja) | 物品取付具およびその位置スペーサ | |
JP3986749B2 (ja) | 物品取付具 | |
JP2860522B2 (ja) | 鋼製下地材の金属製固定金具 | |
JP2001032492A (ja) | バー等の壁面取付方法とこれに用いる取付具 | |
JP3886723B2 (ja) | 物品取付具 | |
JP2002339539A (ja) | 物品取付具 | |
JP2002364621A (ja) | 物品取付具 | |
JPH0723669Y2 (ja) | ワイヤハーネスの固定具 | |
JP3002145B2 (ja) | 足場構築用インサート | |
JP3345326B2 (ja) | パイプ等取付具 | |
WO2011021713A1 (ja) | 物品の取り付け具 | |
JP3293102B2 (ja) | 手摺り連結スペーサー金具 | |
JPS6111530Y2 (ja) | ||
JP2002061622A (ja) | 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法 | |
CA2977637C (en) | Wall anchor | |
JP3536175B2 (ja) | 固定金具 | |
JP4140335B2 (ja) | 中空部用ファスナー | |
JPH07224972A (ja) | 長尺体支持具 | |
JP2504203Y2 (ja) | 照明器具の取付装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060906 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |