JP2003205940A - 缶 蓋 - Google Patents
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Abstract
来の巻締装置でも巻締安定性、密封性が確保でき、缶蓋
ブランクの縮径、板厚減少に伴うゲージダウンが可能な
缶蓋を得る。 【解決手段】 センターパネル、強化環状溝、チャック
ウォール、及びカール部を有する缶蓋において、前記強
化環状溝が下端円弧部から垂直或いはほぼ垂直に立ち上
る外側壁を有し、且つ前記チャックウォールが、前記外
側壁の上端に接続する曲率半径R1の内側に凸の湾曲部
と曲率半径R2の外側に凸の湾曲部から成る第1チャッ
クウォール部、及び前記曲率半径R2の外側に凸の湾曲
部と急傾斜部から成る第2チャックウォール部から成る
缶蓋とすることより、センターパネル縮径による耐圧性
向上を維持しながら、チャックウォールとシーミングチ
ャックとの係合性を高める。
Description
料の節約を図った缶蓋に関する。
材料を最大限に低減させることが製罐メーカーにとって
重要な技術的課題となっており、以前から種々の方法が
提案されている。蓋材の低減を図るには、蓋の構成から
みれば、蓋材の薄肉化、及び蓋材表面積の縮小化が考え
られるが、これらの方策は当然缶内の陽圧又は負圧に対
する耐圧性(耐変形性)及び容器の密封性が確保でき、
しかも巻締作業性や使用勝手性が良い等の条件を満たさ
なければならない。
図る手段として、一般にチャックウォールとパネル面と
の間に強化環状溝を形成することが行われているが、強
化環状溝及びそれに連なるチャックウォールの形状が缶
蓋の耐圧性に重要な影響を及ぼすため、より耐圧性を高
めるために強化環状溝とチャックウォールの形状が近年
種々提案されている。例えば、強化環状溝の形態とし
て、従来の強化環状溝はほぼV字状に広がっていたが、
外側壁の開き角度を従来よりも小さくして垂直壁に近づ
くようにしたもの(例えば特開平8−192840号公
報、特開2000−109068号公報)、さらに内側
壁及び外側壁ともほぼ垂直に構成したもの(例えば、実
用新案登録第25442号公報、特表平11−5057
91号公報)、あるいは、内側壁を傾斜させ外側壁をほ
ぼ垂直にしたもの(米国特許4,217,843号明細
書、米国特許4,093,102号明細書)が提案されて
いる。
高い程、内圧に対する耐圧強度が向上すると言われてい
るが、外側壁を垂直で且つ高くすると、蓋巻締時にシー
ミングチャックが入りづらくなリ、巻締不良を生じる不
都合が生じる。それを回避するには、外側壁が垂直で高
い程、それに応じてチャックウォールの開き角度を大き
くしなければならないが、そうすると外側壁とチャック
ウォールの繋ぎ部が高い位置で屈曲角度が大きくなっ
て、くびれが発生し易くなり、内圧増加に伴って飛び移
り変形してバックリングを起し易くなるという問題が生
じる。そのため、上記従来技術では強化環状溝の外側の
高さを、センターパネルよりも低くして屈曲位置を低く
するか、あるいは外側壁をやや傾斜させてその分若干高
くして、屈曲角度を小さくしており、強化環状溝の内側
壁及び外側壁ともほぼ垂直にして、しかも外側壁を高く
するという手段を採用することができない。
を小さくして蓋材の節約を図る手段として、チャックウ
ォールを30°〜60°の角度で傾斜させ、強化環状溝
の直径を小さくするようにしたものが提案されている
(特表平11−505791号公報)。このようにチャ
ックウォールの傾斜角を大きくして強化環状溝の直径を
小さくして、中央パネル面の面積を小さくさせると、耐
圧強度が向上し、板厚減少、ブランク径の縮径が可能
で、蓋材節約に有効であるが、現在の二重巻締装置によ
る巻締では、チャックウォールとシーミングチャックと
の十分な接触抵抗が得にくく、また巻締時のシーミング
チャックとシーミングロールとの隙間角が大きいので、
巻締時のバックアップが十分でなく、巻締部がスプリン
グバックにより緩み易く、巻締安定性、密封性の点で満
足するものではない。
缶蓋の耐圧強度を高める手段として、強化環状溝を垂直
にして高くすること、センターパネル径を小さくするこ
とが有効な方策として提案されているが、一方において
これらの方策は、前記のように巻締時のシーミングチャ
ックとの係合性を悪くするという、一長一短があり、未
だ前記両手段がもつ有利な機能を十分に活用した缶蓋は
得られてない。
な機能を十分に活かして、蓋の形状効果による耐圧性を
向上させることができ、蓋のバックリング時の飛び移り
変形も少なく、且つ従来の巻締装置でも巻締安定性、密
封性を確保でき、缶蓋ブランクの縮径、板厚減少に伴う
ゲージダウンが可能な缶蓋を提供することを目的とす
る。
明の缶蓋は、センターパネル、強化環状溝、チャックウ
ォール、及びカール部を有する缶蓋において、前記強化
環状溝が下端円弧部から垂直或いはほぼ垂直に立ち上る
外側壁を有し、且つ前記チャックウォールが、前記外側
壁の上端に接続する曲率半径R1の内側に凸の湾曲部と
曲率半径R2の外側に凸の湾曲部から成る第1チャック
ウォール部、及び前記曲率半径R2の外側に凸の湾曲部
と急傾斜部から成る第2チャックウォール部から成るこ
とを特徴とするものである。このように、前記強化環状
溝の外側壁を、下端円弧部から垂直或いはほぼ垂直に立
ち上るような構成とすることにより耐圧性が向上し、ま
た、前記強化環状溝の外側壁の上部端と前記カール部を
繋ぐ前記チャックウォールを2以上の曲線の組み合わせ
を含む構成とすることによって、前記した垂直に立ち上
がる外側壁を設けても、特に高く設けても、前記チャッ
クウォールの曲率半径R2の外側に凸の湾曲部でのくび
れの発生を効果的に防止できる。さらに、前記チャック
ウォールは、カール部と繋がる側が急傾斜部となるよう
に構成して前記カール部と繋がるようにすることによっ
て、巻締時のチャックウォールとの係合性が向上し、巻
締安定性、密封性に優れた缶蓋が得られる。
面高さh1より高く、h2>h1の関係を満たすことが
望ましく、特に、h1+t≦h2≦3.25mm(但
し、tはセンターパネルの板厚)の関係を満たしている
ことが望ましい。外側壁の高さh2がh1+tよりも小
さいと強化環状溝による耐圧性が十分に向上せず、また
3.25mm以上であると、チャックウォールが十分に
確保できないので、上記範囲が望ましい。また、前記強
化環状溝の下端円弧部は、曲率半径r2が、0.65m
m≦r2≦2.00mmの円弧部となっているのが望ま
しい。耐圧性向上には曲率半径は小さい方が有利である
が、小さ過ぎると成形加工が困難となるので、上記範囲
が望ましい。
1はR1≧1.85mm、曲率半径R2はR2≧0.6
5mmの円弧部となっているのが望ましく、このような
構成にすることによって、より一層効果的に、前記チャ
ックウォールの曲率半径R2の外側に凸の湾曲部でのく
びれの発生を防止できる。その場合、前記チャックウォ
ールの曲率半径R1の内側に凸の湾曲部と、曲率半径R
2の外側に凸の湾曲部分の間に、30°〜60°傾斜し
ている緩傾斜部を設けることが、前記曲率半径R1とR
2から成る湾曲部を滑らかに接続する点で望ましい。そ
の場合、チャックウォールの急傾斜部の高さh3は、前
記カール部頂面から2.5〜3.5mmであるのが望ま
しい。さらに、センターパネル径と缶蓋外径との比kを
0.75<k≦0.85の範囲にすると、センターパネ
ル縮径による耐圧性向上を維持しながら、チャックウォ
ールとの係合性を高めることができて望ましい。
基づき詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る
缶蓋の要部断面を拡大して示している。本実施形態の缶
蓋1は、センターパネル2、強化環状溝3、チャックウ
ォール4、カール部5からなっている。強化環状溝3
は、センターパネル2の周縁部に曲率半径r1の湾曲部
10を介して接続する垂直或いはほぼ垂直な内側壁1
1、半径r2の下端円弧部12及び垂直或いはほぼ垂直
な外側壁13からなり、該外側壁13の上端がチャック
ウォール4に接続している。強化環状溝の外側壁13及
び内側壁11は互いに軸線に対して平行(即ち、垂直
壁)であることが望ましいが、外側壁13は軸線に対し
て外側に0°〜2°、内側壁11は軸線に対して内側に
0°〜2°傾斜しても良い。外側壁13の高さh2はセ
ンターパネル内面高さh1よりも高く、h2>h1の関
係を満たしていなければならず、より望ましくはh1+
t≦h2≦3.25mm(但し、tはセンターパネルの
板厚)の条件を満たすようにする。具体的には、h2は
センターパネル内面高さh1よりも0.23〜1.00
mm高くなるように形成する。
溝3の外側壁13とカール部5間に位置し、第1チャッ
クウォール部15と第2チャックウォール部16から成
り、前記第1チャックウォール部15は、外側壁13の
上端に接続する曲率半径R1の内側に凸の湾曲部17
と、曲率半径R2の外側に凸の湾曲部18及び両湾曲部
を繋ぐ繋ぎ部19から構成されている。繋ぎ部19は、
より望ましくは、内側に凸の湾曲部17と外側に凸の湾
曲部18が直接繋がって形成されるか、或いは内側に凸
の湾曲部17と外側に凸の湾曲部18とを次第に曲率半
径を変化させた1または複数の曲線で繋いで、連続的に
内側凸から外側凸に滑らかに変化する曲線で形成するの
が望ましい。尚、前記繋ぎ部19は、垂直面に対して傾
斜した傾斜部としても良く、傾斜部の傾斜角度θ1は3
0°〜60°、望ましくは40〜50°である。30°
以下であるとセンターパネルの縮径効果が得られず、6
0°以上である巻締が困難となると共に、耐圧性向上に
も不利となる。
は、外側に凸の湾曲部18と急傾斜部20から構成さ
れ、前記湾曲部18から滑らかに急傾斜部20に変化さ
せて形成するのが望ましく、前記急傾斜部20の傾斜角
度θ2は、3°〜15°外側に傾斜させるのが望まし
く、3゜以下であるとシーミングチャックの嵌合が困難
となり、一方、15°よりも大きいと二重巻締時の巻締
ロールに対するバックアップ効果が得られず、巻締がル
ーズとなる。そして、前記した第1チャックウォール部
15及び第2チャックウォール部16により、くびれの
原因となる屈曲をなくして曲率変化部の応力集中を緩和
し座屈強度を向上させることができる。
の曲率半径R1は、0.65mm〜2.0mmの範囲が
望ましく、0.65mm以下では繋ぎ部が尖がり状とな
り、応力が集中し易くなり望ましくない。また、曲率半
径R1の上限は、前記外側壁13の上端の位置から制限
を受け、大きすぎると垂直、或いはほぼ垂直に立ち上が
る前記外側壁13の長さが短くなると共に、曲率半径R
2の湾曲部18の形成が困難になるため、2.0mm以
下が望ましい。また、湾曲部18の曲率半径R2は、第
2チャックウォール部16の急傾斜部20の傾斜角度と
湾曲部17の曲率半径R1から決定される。前記急傾斜
部20の高さh3は、カール部頂面からの垂直距離で
2.5〜3.5mmの範囲、缶蓋の高さHに対してはそ
の上部から約35〜55%、望ましくは40〜50%の
範囲内の位置にあればよく、これにより二次巻締時にお
けるシーミングチャックの垂直部でのバックアップ性が
向上する。
径(カール部外径)D2との比k(=D1/D2)が
0.75<k≦0.85の範囲となるように選択する。
センターパネル径と缶蓋外径との比kが0.75よりも
小さいと、センターパネル外径が缶蓋外径に対して小さ
くなりすぎ、外側壁13を強化環状溝3の下端円弧部1
0からほぼ垂直に、或いは垂直に立ち上がるように設け
ることができない。また、チャックウォールの傾斜角も
上記限度を超えて大きくしなければならないか、或いは
缶蓋高さを高くしなければならない不都合が生じる。一
方、kが0.85よりも大きいとセンターパネルの縮径
効果が得られない。
き締め時及び内圧負荷時の要部断面を示し、鎖線の状態
が巻き締め時の形状を示し、実践が内圧負荷時(0.7
MPa)の形状を示している。この図2から明らかなよ
うに、本発明の缶蓋の内圧負荷時における形状は、セン
ターパネル2が上方に膨張すると共に湾曲部10の曲率
半径r1が大となり、その結果、外側壁13の上端に接
続する曲率半径R1の内側に凸の湾曲部17を支点とし
て、環状強化溝3が上方及び径方向内方に移動する。
1、下端円弧部12及び垂直或いはほぼ垂直に立ち上が
る外側壁13の内、前記内側壁11及び下端円弧部12
は、その形状を保ちながら上方に移動する。一方、外側
壁13は、垂直或いはほぼ垂直状態から急傾斜に変化す
るが、そのその状態が急傾斜であるため耐圧性が低下す
ることはなく、特に外側壁13の高さが高い程この傾向
が現れる。また、内側に凸の湾曲部17が支点となるた
め、内圧負荷時外側に凸の湾曲部18でのくびれの発生
を効果的に防止できる。さらに、前記チャックウォール
4のカール部と繋がる側が急傾斜部20であるため、同
様に耐圧性が向上し、密封性に優れた缶蓋とすることが
できる。
は、図3に示すように、急傾斜部作用面22と緩傾斜部
作用面23とを備えた従来のシーミングチャック21を
有する通常のシーマで巻締可能であり、シーミングチャ
ック21が缶蓋1に嵌合した状態でチャックウォール4
の急傾斜部20とシーミングチャックの急傾斜部作用面
22との隙間傾斜角αが小さいので、巻締開始時から湾
曲部18を中心としてシーミングチャックと広い接触面
積で圧接し、第1巻締ロールの接触開始時の強い抵抗に
対しても缶蓋とシーミングチャックとの滑りが生じるこ
となく巻締することができる。そして、チャックウォー
ル4の急傾斜部20とシーミングチャックの急傾斜部作
用面22との隙間傾斜角が小さいので、1次巻締終了時
には、巻締部のチャックウォール4がシーミングチャッ
クの急傾斜部作用面22にバックアップされた状態にな
り、より完全に所定形状に1次巻締することができる。
る2次巻締が行われるので、2次巻締は巻締開始から巻
締部がシーミングチャックにバックアップされた状態で
行われる。その結果、より強い圧接力で巻締することが
でき、巻締部が強固に成形される。従って、巻締終了後
のスプリングバック量が少なく、巻締部が緩むことなく
強固な巻締が達成できる。
また比較例1として、特表平11−505791号公報
記載の缶蓋形状を実施例1とほぼ同様の缶蓋外径となる
ように変更した缶蓋、比較例2として従来の缶蓋を、そ
れぞれ表1に示す各寸法とし、それらの内圧変化とセン
ターパネルの中央部分の変形量との関係を調べた。その
結果を図4のグラフに示す。尚、図4は実施例と比較例
1、2との缶蓋形状の相違点が明確になるように重ねあ
わせて比較したものであり、実線が実施例1の缶蓋1、
1点鎖線が比較例1の缶蓋30、点線が比較例2の缶蓋
31を表している。
内圧上昇に対するセンターパネル中央部分の変形量は、
図5に示すように、本実施例の方が明らかに小さくなっ
ている。特に実施例と比較例2とは内圧が0.1MPa
から変形量に明らかな差があり、内圧が高くなるにつれ
てその差は次第に拡大している。例えば、比較例1が内
圧0.3MPaでは約0.3mm多く、0.5MPaで
は約0.5mmに拡大している。また、比較例1と比較
すると、内圧が0.3MPaまではセンターパネルの変
形量は殆ど同じであるが、内圧が0.4MPaからは明
らかに比較例2の方が変形量が多くなっている。以上の
結果から本発明の缶蓋が内圧上昇に対するセンターパネ
ルの変形量が少なく耐圧性に優れていることが分かる。
化環状溝の外側壁を下端円弧部から垂直或いはほぼ垂直
に立ち上るような構成とすること、及び前記強化環状溝
の外側壁の上部端と前記カール部を繋ぐ前記チャックウ
ォールを2以上の曲線と急傾斜部の組み合わせを含む構
成とすることによって、両手段がもつ有利な機能を活か
して、蓋の形状効果による耐圧性が向上させることがで
き、蓋のバックリング時の飛び移り変形も少なく、且つ
従来の巻締装置でも巻締安定性、密封性を確保でき、缶
蓋ブランクの縮径、板厚減少に伴うゲージダウンが可能
な缶蓋を得ることができる。特に前記環状強化溝の外側
壁を垂直に、且つセンターパネルよりも高くする手段を
用いることにより、顕著に耐圧性、巻安定性、密封性、
ゲージダウン等を向上させることができる。
る。
内圧負荷時の要部断面図である。
である。
を比較するために重ね合わせた要部断面図である。
ル中央部の変形量との関係を示すグラフである。
ル 3 強化環状溝 4 チャックウォ
ール 5 カール部 10 湾曲部 11 内側壁 12 下端円弧部 13 外側壁 15 第1チャッ
クウォール部 16 第2チャックウォール部 17、18 湾曲
部 19 繋ぎ部 20 急傾斜部 21 シーミングチャック 22 急傾斜部作
用面 23 緩傾斜部作用面 h1 センターパネル内面高さ h2 強化環状溝の外側壁高さ θ1 繋ぎ部の傾斜角度 θ2 急傾斜部の傾斜角度 R1 湾曲部17の曲率半径 R2 湾曲部18の曲率半径 D1 センターパネル径 D2 缶蓋外径
Claims (8)
- 【請求項1】 センターパネル、強化環状溝、チャック
ウォール、及びカール部を有する缶蓋において、前記強
化環状溝が下端円弧部から垂直或いはほぼ垂直に立ち上
る外側壁を有し、且つ前記チャックウォールが、前記外
側壁の上端に接続する曲率半径R1の内側に凸の湾曲部
と曲率半径R2の外側に凸の湾曲部から成る第1チャッ
クウォール部、及び前記曲率半径R2の外側に凸の湾曲
部と急傾斜部から成る第2チャックウォール部から成る
ことを特徴とする缶蓋。 - 【請求項2】 前記外側壁の高さh2はセンターパネル
内面高さh1より高く、h2>h1の関係を満たしてい
る請求項1に記載の缶蓋。 - 【請求項3】 前記外側壁の高さh2とセンターパネル
内面高さh1は、h 1+t≦h2≦3.25mm(但
し、tはセンターパネルの板厚)の関係を満たしている
請求項1又は2に記載の缶蓋。 - 【請求項4】 前記強化環状溝の下端円弧部は曲率半径
r2が、0.65mm≦r2≦2.00mmの円弧部と
なっている請求項1〜3の何れかに記載の缶蓋。 - 【請求項5】 前記チャックウォールの曲率半径R1が
R1≧1.85mm、曲率半径R2がR2≧0.65m
mの円弧部である請求項1〜4の何れかに記載の缶蓋。 - 【請求項6】 前記チャックウォールの曲率半径R1の
内側に凸の湾曲部と、曲率半径R2の外側に凸の湾曲部
分の間に、30°〜60°傾斜している緩傾斜部を有し
ていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の
缶蓋。 - 【請求項7】 センターパネル径と缶蓋外径との比kが
0.75<k≦0.85である請求項1〜6の何れかに
記載の缶蓋。 - 【請求項8】 前記チャックウォールの急傾斜部の高さ
h3は、前記カール部頂面から2.5〜3.5mmであ
る請求項1〜7の何れかに記載の缶蓋。
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