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JP2003197060A - キースイッチ装置及びキーボード装置 - Google Patents

キースイッチ装置及びキーボード装置

Info

Publication number
JP2003197060A
JP2003197060A JP2001396086A JP2001396086A JP2003197060A JP 2003197060 A JP2003197060 A JP 2003197060A JP 2001396086 A JP2001396086 A JP 2001396086A JP 2001396086 A JP2001396086 A JP 2001396086A JP 2003197060 A JP2003197060 A JP 2003197060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
lever
switch device
key switch
lever member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001396086A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2001396086A priority Critical patent/JP2003197060A/ja
Priority to TW92105916A priority patent/TWI222652B/zh
Publication of JP2003197060A publication Critical patent/JP2003197060A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、薄型化が容易であって、キートップ
上面の周縁部を手指等で押圧した場合にも、確実に接点
部を接触させてキー入力を行うことができるキースイッ
チ装置及びこれを備えたキーボード装置を提供する。 【解決手段】 本発明のキースイッチ装置1は、ベース
プレート2に一端側を回動自在に係合された複数のレバ
ー部材3〜5と、該レバー部材3〜5の他端側と係合さ
れることによりベースプレート2に対して昇降自在に支
持された保持部材6と、前記ベースプレート2と保持部
材6との間に設けられ、前記保持部材6の昇降動作に伴
いスイッチング動作を行うスイッチ素子9とを備え、左
右対称に配置された第1、第2レバー部材3,4の回動
軸(軸部3f、4f)が、保持部材6の溝部6f(案内
溝)に係合され、レバー部材5の回動軸(軸部5d)
が、レバー部材3,4の係合部の回動軸(軸部3f、4
f)に対して交差して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等の入出力機器に使用され
るキーボード装置に適用して好適なキースイッチ装置及
びこれを備えたキーボード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キーボード装置に適用した従来のX型の
キースイッチ装置を図4,図5に基づいて以下に説明す
る。金属板等からなる取付部材31は、底壁31aと、
この底壁31aから両持ち状態で切り起こされ、複数個
が整列して形成された比較的長い支持部31bと、底壁
31aから片持ち状態で切り起こされ、前記支持部31
bと対をなすように複数個が整列されて形成された半円
弧状の保持部31cを有する。また、この底壁31a上
面には、複数個の固定接点32を備えたフレキシブル基
板(図示せず)が配置されている。可動接点部材33
は、樹脂材等からなるコップ状の可動部33aと、可動
部33aの内部上面に設けられた接点部33bを有し、
この可動接点部材33は、固定接点32に対向させた状
態で、フレキシブル基板上に取り付けられている。そし
て、可動部33aが押されて移動すると、接点部33b
が固定接点32に接触し、また、可動部33aの押圧を
解除すると、可動部33aが自己復帰して、接点部33
bは非接触状態に戻るようになっている。合成樹脂の成
型品からなる第1のレバー部材34は、コ字状をなし、
一対の腕部34aと、この一対の腕部34aの一端部を
連結する連結部34bと、一対の腕部34aの他端部に
設けられた円柱状の係止部34cを有する。合成樹脂の
成型品からなる第2のレバー部材35は、H型をなし、
一対の腕部35aと、この一対の腕部35aの中央部を
連結する連結部35bと、一対の腕部35aの両端部に
設けられた円柱状の係止部35c、35dを有する。そ
して、第1と第2のレバー部材34,35は、第1のレ
バー部材34内に第2のレバー部材35を位置させて両
者の中心部に置いて、回動軸34dによって第1と第2
のレバー部材34,35が回動可能に交叉状に組み合わ
されて、X型のパンタグラフ構造とされ、回動軸34d
を支点として回動し、第1、第2のレバー部材34,3
5の上部側が昇降可能となっている。また、このように
組み合わされた第1,第2のレバー部材34,35の取
付部材31への取付は、先ず、第2のレバー部材35の
一対の腕部35aの一端部側を、図4に示すように、矢
印X方向に押圧して互いに近づけた状態にして、係止部
35cを保持部31cに合わせた後、矢印X方向の押圧
力を解除すると、腕部35aの自己復帰力により係止部
35cが保持部31c内に係止した状態となる。次に、
第1のレバー部材34の一対の腕部34aの一端部側
を、図4に示すように、矢印Y方向に押圧して互いに近
づけた状態にして、係止部34cを支持部31bに合わ
せた後、矢印Y方向の押圧力を解除すると、腕部34a
の自己復帰力により係止部34cが支持部31b内に係
止した状態となる。このように、第1と第2のレバー部
材34,35の双方は、一対の腕部34a、35aを押
圧した状態で取付部材31に取り付けられるものであ
る。そして、第1,第2のレバー部材34,35が取付
部材31に取り付けられた際、交叉状の中心部の下部に
可動接点部材33が位置して、第2のレバー部材35に
よって可動接点部材33を押圧可能となっている。合成
樹脂の成型品からなるキートップ36は、舟形を裏返し
た形状をなし、下面内部に設けられた上下方向の溝から
なるガイド部36aと、下面内部に設けられた横方向の
溝からなるガイド部36bを有する。そして、キートッ
プ36は、ガイド部36aに第1のレバー部材34の連
結部34bを嵌入すると共に、ガイド部36bに第2の
レバー部材35の係止部35dを嵌入して、第1,第2
のレバー部材34,35によって取付、支持された構成
となっている。このように構成された一つのキートップ
36と,一組の第1,第2のレバー部材34,35と,
可動接点部材33と固定接点32、及び取付部材31と
で一つのキースイッチ装置が形成され、このようなキー
スイッチ装置を複数個配設することによってキーボード
装置が構成されるものである。次に、このような従来の
キースイッチ装置の動作を説明すると、先ず、キートッ
プ26の上面を押圧すると、第1,第2のレバー部材3
4,35が押されて、第1,第2のレバー部材34,3
5は、回動軸34dを支点として回動して降下する。こ
の時、第2のレバー部材35の係止部35aは、保持部
31cに保持された状態で回動すると共に、第1のレバ
ー部材34の係止部34cは、支持部31bに支持され
た状態で横方向にスライド移動し、また、キートップ3
6側に置いては、第2のレバー部材35の係止部35d
がガイド部36b内を横方向にスライド移動すると共
に、第1のレバー部材34の連結部34bがガイド部3
6a内を縦方向にスライド移動する。
【0003】そして、この第1,第2のレバー部材3
4,35の降下によって、回動接点部材33の可動部3
3aが押され、接点部33bが固定接点32に接触して
ON状態となる。次に、キートップ36の押圧力を解除
すると、可動部33aの自己復帰により第1,第2のレ
バー部材34,35が押し戻されて上昇すると共に、キ
ートップ36も上昇し、第1,第2のレバー部材34,
35,とキートップ36は、押圧前の元の状態に戻り、
OFF状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のキースイッ
チ装置は、パーソナルコンピュータのキーボード装置な
どに広く用いられているが、近年の電子機器の小型化に
伴い、キースイッチ装置にも小型化、薄型化の要求が高
まる傾向にある。しかしながら、図4,5に示す構成の
キースイッチ装置では、レバー部材34,35の回動中
心である回動軸34dが、レバー部材34,35の長さ
方向中心にあり、この回動軸34dを中心にしてレバー
部材34,35の上端側にキートップ36が接続され、
レバー部材34,35の下端側が取り付け部材31側に
接続されているので、キースイッチ装置の小型化、薄型
化を目指してレバー部材34,35を短くしていくと、
レバー部材34,35がスムーズに回動できる限界長さ
があって、更なる小型化、薄型化ができなくなるという
欠点があった。また、上記レバー部が側面視X型に配置
されたキースイッチ装置では、キートップ36の軸支部
側の上面周縁部で押下された場合に、キートップ36が
図5A−B方向に傾斜して水平に降下せずに押下される
場合があり、キートップが押下されたにも関わらず接点
部33bと固定接点32とが接触されない場合があっ
た。従って、キートップ上面の周縁部を手指等で押圧し
た場合にも、確実に接点部を接触させてキー入力を行う
ことができるキースイッチ装置が求められていた。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、小型化、薄型化が容易であって、
キートップ上面の周縁部を手指等で押圧した場合にも、
確実に接点部を接触させてキー入力を行うことができる
キースイッチ装置を提供することを目的とする。また本
発明は、上記キースイッチ装置を備え、小型化が容易
で、かつ操作性に優れたキーボード装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。本発明に係るキ
ースイッチ装置は、基部と、該基部に一端側を可動自在
に係合された複数のレバー部材と、該レバー部材の他端
側と係合されることにより前記基部に対して昇降自在に
支持されたキートップと、前記キートップの昇降動作に
伴いスイッチング動作を行うスイッチ素子とを備え、前
記レバー部材両端の係合部に、前記レバー部材をその回
動面内で回動自在とする回動軸がそれぞれ形成されてお
り、前記レバー部材の一方の係合部が、前記基部又はキ
ートップに対して前記回動軸を可動自在に支持する第1
の係合部とされ、他方の係合部が、前記回動軸を軸支す
る第2の係合部とされており、前記複数のレバー部材
が、第1、第2レバー部材と、これら第1、第2レバー
部材の回動軸又は回動軸線と交差する回動軸を有する第
3レバー部材とにより構成されており、前記第1、第2
レバー部材のキートップ側の係合部が、前記キートップ
に形成された案内溝に、前記第1、第2レバー部材の回
動軸を可動自在に係合した第1の係合部とされたことを
特徴とする。
【0007】上記構成のキースイッチ装置において、各
レバー部材は従来のキースイッチ装置のように交差位置
で2本のレバー部材が軸止されているのではなく、それ
ぞれ独立に基部及びキートップに係合され、少なくとも
1本のレバー部材の回動軸が他のレバー部材の回動軸と
交差するように配置されている。このような構成とされ
たことで、キースイッチの小型化、薄型化を目的として
レバー部材の長さを短くした場合にも、キー入力時の操
作性を損なうことがなく、また従来のX型の支持構造を
備えたキースイッチ装置よりも容易に小型化、薄型化す
ることが可能である。
【0008】また、キー入力時にキートップ上面の周縁
部が押圧された場合に、キートップが傾いた状態で降下
されず、ほぼ水平の状態を保ったまま降下されるように
なっている。これは、例えば2本のレバー部材でキート
ップを支持する場合を考えると、従来のキースイッチ装
置のように、これらのレバー部材のキートップ側の回動
軸が平行に配置されていると、これらの回動軸と垂直な
方向へのキートップの傾斜が許容されるが、本発明の構
成では、2本のレバー部材の回動軸のうち、一方の回動
軸の回動方向への傾きを、この回動軸と交差する回動軸
を有するレバー部材が規制するため、結果としてキート
ップは水平に維持されたまま昇降される。従って、本発
明のキースイッチ装置によれば、キートップの水平方向
のがたつきを防止できるとともに、キートップが傾くこ
となく昇降され、キー入力時に確実にスイッチ素子のス
イッチング動作が行われる。
【0009】或いは、基部と、該基部に一端側を可動自
在に係合された複数のレバー部材と、該レバー部材の他
端側と係合されることにより前記基部に対して昇降自在
に支持されたキートップと、前記キートップの昇降動作
に伴いスイッチング動作を行うスイッチ素子とを備え、
前記レバー部材両端の係合部に、前記レバー部材をその
回動面内で回動自在とする回動軸がそれぞれ形成されて
おり、前記レバー部材の一方の係合部が、前記基部又は
キートップに対して前記回動軸を可動自在に支持する第
1の係合部とされ、他方の係合部が、前記回動軸を軸支
する第2の係合部とされており、前記複数のレバー部材
が、第1、第2レバー部材と、これら第1、第2レバー
部材の回動軸又は回動軸線と交差する回動軸を有する第
3レバー部材とにより構成されており、前記第1、第2
レバー部材のキートップ側の係合部が、前記キートップ
に形成された案内溝に、前記第1、第2レバー部材の回
動軸を回動自在に軸支した第2の係合部とされたことを
特徴とする構成も適用可能である。この構成によって
も、先のキースイッチ装置と同等の効果を得ることがで
きる。
【0010】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記複数のレバー部材が、一対の腕部と、該腕部を連結
する少なくとも一本の連結部とを有する平面視コ字形又
は額縁形とされ、前記腕部の両端部に前記回動軸を備え
たことを特徴とする。上記構成によれば、レバー部材に
よるキートップの支持強度を低下させることなく、レバ
ー部材に囲まれた内側にスイッチ素子を配置することが
できる。
【0011】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記第1、第2レバー部材のキートップ側の回動軸の下
側に、前記第3レバー部材のキートップ側の回動軸が配
置されたことを特徴とする。上記構成によれば、第1,
第2レバー部材の回動軸と交差する回動軸を備えた第3
レバー部材を、第1、第2レバー部材の下側に配置する
ことで、キートップ下の空間を有効に利用することがで
き、キースイッチ装置の薄型化、小型化がより容易にな
る。
【0012】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記第1、第2レバー部材が、それぞれを係合する前記
基部に形成された一対の鈎型の回動軸受部により挟まれ
ており、前記一対の鈎型の回動軸受部により前記第1、
第2レバー部材が、その回動軸長さ方向に位置規制され
たことを特徴とする。上記構成によれば、第1、第2レ
バー部材の回動軸方向への移動が制限されるので、キー
トップのがたつきを効果的に抑制することができる。
【0013】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記第3レバー部材が、前記基部に形成された一対の鈎
型の摺動軸受部を挟み込んで係合されており、前記第3
レバー部材が、前記鈎型の摺動軸受部によりその回動軸
長さ方向に位置規制されたことを特徴とする。上記構成
によれば、第3レバー部材についても、その回動軸方向
への移動を規制することができるので、キートップのが
たつきを更に抑制することができる。
【0014】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記キートップと、前記第3レバー部材とが、前記キー
トップの回動軸受部と前記第3レバー部材の軸部とにお
いて係合されており、前記回動軸受部が、前記第3レバ
ー部材の一対の腕部により挟まれて位置規制されたこと
を特徴とする。上記構成によれば、キートップと、第3
レバー部材とが相互に位置規制されるので、キートップ
のがたつきを更に効果的に抑制することができる。
【0015】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記キートップが、前記レバー部材と係合された保持部
材と、該保持部材に被着されたキーキャップとからなる
ことを特徴とする。このような構成とすることで、保持
部材、レバー部材、基部よりなる構成部材をキーキャッ
プの種類によらず共通の部材として用いることができる
ので、適用範囲が広く、かつキーキャップ等の交換が容
易なキースイッチ装置を提供することができる。
【0016】次に、本発明に係るキースイッチ装置は、
前記第1、第2レバー部材のキートップ側の軸部を、可
動自在に支持する前記案内溝が、前記保持部材に刻設さ
れた凹部と、前記保持部材に被着されたキーキャップと
に挟まれて形成されたことを特徴とする。このような構
成とすることで、第1、第2レバー部材とキートップと
の係合をより容易に行うことができ、キースイッチ装置
の組み立て作業を容易にすることができる。また、第
1、第2レバー部材の回動軸が、キーキャップと保持部
材に挟まれるので、前記回動軸とキーキャップとが常に
平行を保たれ、キーキャップの傾きをさらに生じにくく
することができる。
【0017】次に、本発明に係るキーボード装置は、先
のいずれかに記載のキースイッチ装置を備えたことを特
徴とする。このような構成のキーボード装置は、上記本
発明のキースイッチ装置を備えたことで、小型化、薄型
化が容易であるとともに、キースイッチのキートップが
常に水平を保持した状態で昇降されるので、キースイッ
チ装置を押圧した際に確実にキー入力を行うことがで
き、優れた操作性を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限
定されるものではない。図1は、本発明の一実施の形態
であるキースイッチ装置を示す斜視構成図であり、図2
は、図1に示すキースイッチ装置の分解斜視図である。
また、図3Aは、図1に示すキースイッチ装置の平面透
視図であり、図3Bは図1に示すキースイッチ装置の部
分断面構造を示す側面図である。
【0019】これらの図に示すキースイッチ装置1は、
ベースプレート(基部)2と、このベースプレート2に
一端を係合された第1レバー部材3、第2レバー部材
4、第3レバー部材5と、各レバー部材3〜5のベース
プレート2と反対側端部に係合された保持部材6と、こ
の保持部材6を介して被着されたキーキャップ10とを
備えて構成されている。本実施形態において保持部材6
とキーキャップ10とによりキースイッチ装置1のキー
トップが構成されている。
【0020】ベースプレート2は、金属材料からなる略
平板状の部材であり、各レバー部材3,4,5を回動自
在に係合するために、ベースプレート2の一部を片持ち
に切り起こして互いに平行に形成した、一対の側面視鈎
型の切り起こし部からなる回動軸受部23,24、及び
摺動軸受部25を備えている。これらの摺動軸受部のう
ち、回動軸受部23と24とはその鈎型の先端側23
a、24aが互いに反対側を向くように配置されてお
り、摺動軸受部25の一方の切り起こし部は回動軸受部
23の間に配置され、他方の切り起こし部は回動軸受部
24の間に配置されている。回動軸受部23,24の切
り起こし部と、摺動軸受部25の切り起こし部とは平面
視において直交され、回動軸受部23,23に形成され
る軸受23b、23bどうしは同軸位置に、回動軸受部
24,24に形成される軸受24b、24bどうしは同
軸位置に、摺動軸受部25,25に形成される軸受25
b、25bどうしも同軸位置に形成されている。また、
このベースプレート2の寸法は、各レバー部材3〜5を
係合支持できる範囲において自由に変更することがで
き、またその材質も樹脂材料など他の材料に変更するこ
とができる。
【0021】各レバー部材3〜5は、樹脂材料や金属材
料などからなり、保持部材6及びキーキャップ10を昇
降可能に支持するとともに、その昇降幅を所定範囲内に
収めるように作用する。第1レバー部材3は、平面視コ
字形の形状であり、一対の腕部3a、3bとこれら腕部
3a、3bの先端部内面側を連結する軸部(連結部)3
fとが一体に形成されている。また、前記軸部3fと反
対側の腕部3a、3bの先端部外面には、ベースプレー
ト2の回動軸受部23に係合される軸部3d、3dがこ
のレバー部材3の外側に突出して同軸位置に形成されて
おり、これらの軸部3d、3dが回動軸受部23、23
の軸受23b、23bにそれぞれ係合されて第1レバー
部材3が軸部3d、3dを中心にベースプレート2に対
して回動可能とされている。すなわち、ベースプレート
2の回動軸受部23、23と、第1レバー部材3の軸部
3d、3dにより回動係合部(第2の係合部)13、1
3が形成されている。さらに、第1レバー部材3の腕部
3a、3bの先端部下面側(ベースプレート2側)には
テーパー部3mが形成されており、腕部3a、3bに対
して同一の傾斜角度となるように形成されている。これ
らのテーパー部3mは、第1レバー部材3のベースプレ
ート2に対する角度を決定するものであり、第1レバー
部材3が最大限起立された状態ではこれらのテーパー部
3mがベースプレート2上面に当接した状態となり、第
1レバー部材3の起立角度を規定するように作用する。
また、第1レバー部材3の保持部材6側には、円柱状の
軸部3fが架設されており、この軸部3fが後述する保
持部材6に係合されることで第1レバー部材3が保持部
材6の溝部6f(後述する)に対して回動及び摺動可能
とされており、第1レバー部材3の保持部材6側が摺動
係合部(第1の係合部)16aとされている。
【0022】第2レバー部材4は、上記第1レバー部材
3と同一形状に形成されており、腕部4a、4bとこれ
らの先端部内面側を連結する軸部(連結部)4fとから
構成されている。また、この軸部4fと反対側の腕部4
a、4bの先端部外面側に、軸部4d、4dが同軸位置
に突設されており、これらの軸部4d、4dが回動軸受
部24の軸受24bに係合されてベースプレート2に対
してこの軸部4d、4dを中心に回動可能とされるとと
もに、回動軸受部24内で軸部4d、4dは回動可能と
されている。また、前記円柱状の軸部4fが保持部材6
の溝部6fに回動及び摺動可能に係合されるようになっ
ている。従って、第2レバー部材4の軸部4d、4d
と、ベースプレート2の回動軸受部24,24により回
動係合部(第2の係合部)14,14が形成され、第2
レバー部材4の軸部4fと、保持部材6の溝部6fとに
より摺動係合部(第1の係合部)16aが形成されてい
る。また、図3Bに示すように、腕部4a、4bの先端
部下面側にテーパー部4mが形成されており、第2レバ
ー部材4の起立角度を規定できるようになっている。
【0023】第3レバー部材5は、平面視コ字形に形成
されており、より詳細には、上記第1,第2レバー部材
3,4の腕部と同様にベースプレート2に対して傾動さ
れる腕部5a、5bと、これら腕部5a、5bの両端部
に架設された軸部5cとから構成されている。また、腕
部5a、5bの先端部内面側には、円柱状の軸部5d、
5dが突設されている。これらの軸部5d、5dは、ベ
ースプレート2に形成された摺動軸受部25に回動自在
及び摺動自在に係合され、軸部5cは保持部材6に回動
可能に軸支されるようになっている。従って第3レバー
部材5では、図3Aに示すように、ベースプレート2と
係合される軸部5d、5dが摺動軸受部25、25に係
合されて摺動係合部(第1の係合部)15、15を形成
し、軸部5cが保持部材6とともに回動係合部(第2の
係合部)16dを形成している。また、図3Aに示すよ
うに、第3レバー部材5の腕部5a、5bの内面側に
は、内部に収納されるスイッチ素子9との干渉を防止す
るためのスイッチ素子9の逆碗状の外形に沿う形状の凹
部5h、5hが形成されている。
【0024】以上の各レバー部材3〜5は、キースイッ
チ装置1に組み込まれた状態では、レバー部材3と、レ
バー部材4とが、図3Bに示すように左右対称に配置さ
れており、これらのレバー部材3,4の下側にレバー部
材5が配置されている。そして、第1,第2レバー部材
3,4の軸部3f、4fと、第3レバー部材5の軸部5
cとが平面視において直交するように配置されている。
また、ベースプレート2と、第1、第2レバー部材3,
4との係合部において、レバー部材3,4は、それぞれ
と係合された回動軸受部23,24により挟まれている
ため、その回動軸方向への移動が制限されており、第3
レバー部材5は、その腕部5a、5bにより摺動軸受部
25を挟み込むことで、摺動軸受部25により軸部5d
の回動軸長さ方向への移動を制限されているため、ベー
スプレート2上でのレバー部材3〜5のがたつきが抑え
られるようになっている。
【0025】保持部材6は、側面視凹型を成して形成さ
れており、より詳細には略平板状の基板部6aと、この
下基板部6aの両側に立設された側壁部6c、6cと、
これらの側壁部6c、6cに連続して形成された前記下
基板部6aと上基板部6b、6bとを備えて構成されて
いる。すなわち、保持部材6は、その中央部に溝部(案
内溝)6fを備えている。また、上基板部6b、6b
は、前記溝部6fの延在方向の一側が下基板部6aより
も突出して形成されており、この突出された部分の下側
に、2本の互いに平行な軸受部6d、6dがベースプレ
ート2側に突出して形成されている。そして、図1に示
すように、上記保持部材6の中央部に形成された溝部
(案内溝)6fに、先の第1、第2レバー部材3,4の
軸部3f、4fが、回動及び摺動自在に係合されて摺動
係合部(第1の係合部)16aを形成し、前記軸受部6
d、6dに先の第3レバー部材5の軸部5cが挿通され
て回動係合部(第2の係合部)16dを形成している。
また、第1、第2レバー部材3,4の軸部3f、4f
と、第3レバー部材5の軸部5cとは、平面視において
直交するとともに、軸部3f、4fの下側に軸部5cが
配置されている。このように軸部5cの方が下側に配置
されることで、キーキャップ10下側の空間を有効に利
用することができ、キースイッチ装置1の薄型化がより
容易になる。
【0026】スイッチ素子9は、ゴム等の弾性を有する
樹脂材などからなる逆カップ状の可動部9bと、その内
面上部に設けられた接点部9aとを有して構成されてお
り、その広口側をベースプレート2側に向けた状態で保
持部材6の基板部6aと、レバー部材3〜5とに囲まれ
たベースプレート2上に載置されている。前記接点部9
aは、ベースプレート2上に設けられた固定接点(図示
せず)に対向して配置されている。また、このスイッチ
素子9は、非使用時に保持部材6を上昇位置に付勢する
作用を奏する。また、スイッチ素子9は、可動接点が形
成された上シートと固定接点が形成された下シートとを
各々の接点が対向するように積層したシートスイッチを
ベースプレート2の上側又は下側に配置したものに置き
換えても良い。
【0027】キーキャップ10は、成形加工などによっ
て外形が略台形状に形成され、下方が解放された逆舟形
の形状とされている。また、その上面には数字やアルフ
ァベットなどの文字(図示せず)が印刷により形成され
ている。キーキャップ10は、保持部材6に接続されて
キースイッチ装置1のキートップを構成している。ま
た、このキーキャップ10と、保持部材6の溝部6fと
により形成される空間内に、先のレバー部材3,4の軸
部3f、4fが係合されている。これにより第3レバー
部材の軸部5c回動方向にキーキャップ10及び保持部
材6が傾斜しないようになっており、さらには、保持部
材6の下基板部6aが、第1、第2レバー部材3,4の
腕部3a、3b、4a、4bに挟まれて軸部3f、4f
長さ方向への保持部材6の移動が制限されるようになっ
ている。
【0028】上記構成部材を備えた本実施形態のキース
イッチ装置1は、非使用状態では図1に示すように、保
持部材6及びキーキャップ10が、スイッチ素子9の弾
性力により上方に付勢されている。そして、キー入力に
よりキーキャップ10の上面側から押圧されると、キー
キャップ10と接続されている保持部材6が連動して降
下される。そして、保持部材6の下面側で押圧されたス
イッチ素子9が変形され、スイッチ素子9内部の接点部
がベースプレート2上の固定接点に当接されてスイッチ
がオン状態となり、キーキャップ10を押圧する手指が
離されると、スイッチ素子9の弾性復帰力により再び保
持部材6及びキーキャップ10が上方に付勢される。
【0029】上記のキーキャップ10の昇降動作に伴
い、各レバー部材3〜5は以下のように動作する。対称
に配置された第1レバー部材3と第2レバー部材4と
は、保持部材6との係合部が下方に移動するのに伴い、
固定軸の回動軸受部23、24に係合された軸部3d、
4dを中心に腕部3a、3b、4a、4bが傾動され
る。そして、保持部材6の溝部6fに係合された軸部3
f、4fは、溝部6fに案内されて互いに接近する方向
に水平移動する。また、第3レバー部材5は、保持部材
6の軸部6dに係合された軸部5cを中心にして腕部5
a、5bが傾動され、それに伴いベースプレート2の摺
動軸受部25内で摺動されながら軸部5d、5dが水平
移動する。
【0030】このように、本実施形態のキースイッチ1
は、従来のX型の支持構造を備えたキースイッチ装置の
ように、レバー部材の中心部に回動軸が形成されていな
いため、キースイッチ装置の小型化、薄型化のために各
レバー部材3〜5の長さを短くしても、キースイッチ装
置の昇降動作の滑らかさが損なわれることが無く、また
各レバー部材3〜5を従来より短く、小さくすることが
できる。従って、本実施形態のキースイッチ装置1を入
力手段として備えるならば、キーボード装置や電子機器
を、キー入力時の操作性を損なうことなく容易に小型
化、薄型化することができる。
【0031】また、本実施形態のキースイッチ装置1
は、キーキャップ10を水平に保持したまま昇降動作を
行うことができ、キーの空打ちを防止して確実なキー入
力を可能にしている。これは、上記のレバー部材3〜5
を備えたことでキーキャップ10の周縁部が押下された
場合にもキーキャップ10(保持部材6)が傾かない構
造とされていることによる。すなわち、仮に第3レバー
部材5を設けない場合を考えると、左右対称に配置され
た第1、第2レバー部材3,4においては、保持部材6
側の軸部3f、4fの軸回り方向には保持部材6を傾動
し得るが、本実施形態ではレバー部材5が設けられてい
ることで、これらの軸部3f、4fに交差する方向の軸
部5dにより上記軸部3f、4fの軸回り方向への傾き
が制限されるようになっている。
【0032】また、本実施形態のキースイッチ装置1
は、キートップの水平方向でのがたつきがほとんど無
く、キー入力の際に優れた操作性を得ることができる。
これは、レバー部材3〜5と、保持部材6及びベースプ
レート2との係合部において水平方向のがたつきを抑え
る構造が採用されていることによる。すなわち、ベース
プレート2とレバー部材3,4との係合部においては、
まず軸受部23,24が、一対の平行な切り起こし部か
ら構成されていることで、軸受部23,24に挟まれる
位置に係合されたレバー部材3,4の回動軸長さ方向の
移動が軸受部23,24により制限されるようになって
おり、第3レバー部材5にあってはレバー部材5の腕部
5a、5bにより摺動軸受部25の切り起こし部を挟み
込むようになっていることで、レバー部材5の回動軸長
さ方向の移動が制限されるようになっている。一方、保
持部材6と第3レバー部材5との係合部においては、保
持部材6の軸受部6d、6dを第3レバー部材5の腕部
5a、5bが挟み込むようになっているため、保持部材
6がレバー部材5の回動軸長さ方向への移動を規制する
ようになっている。
【0033】このように、本実施の形態のキースイッチ
装置1によれば、キー入力時のキートップ昇降時にキー
トップが傾くことが無く、またキートップのがたつきも
ほとんど無いため、キースイッチを空打ちすることが無
く、優れた操作性を得ることができる。
【0034】(キーボード装置)図6は、上記実施の形
態のキースイッチ装置を備えたキーボード装置の一例を
示す斜視図であり、キーボード装置100は、筐体10
1上に配列された複数のキースイッチ装置102を備え
て構成されている。このような構成とされた本実施形態
に係るキーボード装置100によれば、キートップの昇
降動作時にキートップの水平位置を保持することがで
き、またキートップのがたつきがほとんど無いキースイ
ッチ装置102を備えたことで、キー入力時にキーの空
打ちをすることが無く、快適にキー入力を行うことがで
きる。尚、スペースキーなど寸法の大きいキースイッチ
装置103においては、図1示すキースイッチ装置1か
らキーキャップ10を除いた構成部材を横長のキーキャ
ップの下部に複数配置した構成であっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るキースイッチ装置は、基部と、該基部に一端側を可
動自在に係合された複数のレバー部材と、該レバー部材
の他端側と係合されることにより前記基部に対して昇降
自在に支持されたキートップと、前記キートップの昇降
動作に伴いスイッチング動作を行うスイッチ素子とを備
え、前記レバー部材両端の係合部に、前記レバー部材を
その回動面内で回動自在とする回動軸がそれぞれ形成さ
れており、前記レバー部材の一方の係合部が、前記基部
又はキートップに対して前記回動軸を可動自在に支持す
る第1の係合部とされ、他方の係合部が、前記回動軸を
軸支する第2の係合部とされており、前記複数のレバー
部材が、第1、第2レバー部材と、これら第1、第2レ
バー部材の回動軸又は回動軸線と交差する回動軸を有す
る第3レバー部材により構成されており、前記第1、第
2レバー部材のキートップ側の係合部が、前記キートッ
プに形成された案内溝に、前記第1、第2レバー部材の
回動軸を回動及び摺動自在に係合した第1の係合部とさ
れた構成を備えたことで、従来のX型の支持構造を備え
たキースイッチ装置よりも小型化、薄型化するのが容易
であり、また小型化、薄型化した際にもキー入力時の操
作性を損なうことがない。また、キートップの水平方向
へのがたつきを防止するとともに、キートップ上面の周
縁部が押圧された場合に、キートップが傾いた状態で降
下されず、ほぼ水平の状態を保ったまま降下されるよう
になっている。従って、本発明のキースイッチ装置によ
れば、キー入力時の空打ちがなく、またキートップのが
たつきもないので、優れた操作性を得ることができる。
【0036】次に、本発明に係るキーボード装置は、上
記本発明のキースイッチ装置を備えたことで、小型化が
容易であり、かつ快適なキー入力を行うことができる操
作性に優れたキーボード装置とされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施の形態であるキース
イッチ装置の斜視構成図である。
【図2】 図2は、図1に示すキースイッチ装置の分解
斜視図である。
【図3】 図3Aは、図1に示すキースイッチ装置の上
面透視図であり、図3Bは部分断面構造を示す側面図で
ある。
【図4】 図4は、従来のキースイッチ装置を備えたキ
ーボード装置の分解斜視図である。
【図5】 図5は、図4に示すキースイッチ装置の断面
図である。
【図6】 図6は、本発明に係るキースイッチ装置を備
えたキーボード装置の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…キースイッチ装置、2…ベースプレート(基部)、
3…第1レバー部材、4…第2レバー部材、5…第3レ
バー部材、3a、3b、4a、4b、5a、5b…腕
部、3d、4d、5d…軸部(回動軸)、3f、4f、
5c…軸部(連結部)、23,24,6d…回動軸受
部、25…摺動軸受部、6f…溝部(案内溝)、13、
14、16d…回動係合部(第2の係合部)、16a、
15…摺動係合部(第1の係合部)、6…保持部材(キ
ートップ)、9…スイッチ素子、10…キーキャップ
(キートップ)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、該基部に一端側を可動自在に係
    合された複数のレバー部材と、該レバー部材の他端側と
    係合されることにより前記基部に対して昇降自在に支持
    されたキートップと、前記キートップの昇降動作に伴い
    スイッチング動作を行うスイッチ素子とを備え、 前記レバー部材両端の係合部に、前記レバー部材をその
    回動面内で回動自在とする回動軸がそれぞれ形成されて
    おり、前記レバー部材の一方の係合部が、前記基部又は
    キートップに対して前記回動軸を可動自在に支持する第
    1の係合部とされ、他方の係合部が、前記回動軸を軸支
    する第2の係合部とされており、 前記複数のレバー部材が、第1、第2レバー部材と、こ
    れら第1、第2レバー部材の回動軸又は回動軸線と交差
    する回動軸を有する第3レバー部材とにより構成されて
    おり、 前記第1、第2レバー部材のキートップ側の係合部が、
    前記キートップに形成された案内溝に、前記第1、第2
    レバー部材の回動軸を可動自在に係合した第1の係合部
    とされたことを特徴とするキースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のレバー部材が、一対の腕部
    と、該腕部を連結する少なくとも一本の連結部とを有す
    る平面視コ字形又は額縁形とされ、前記腕部の両端部に
    前記回動軸を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    キースイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2レバー部材のキートップ
    側の回動軸の下側に、前記第3レバー部材のキートップ
    側の回動軸が配置されたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のキースイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2レバー部材が、それぞれ
    を係合する前記基部に形成された一対の鈎型の回動軸受
    部により挟まれており、 前記一対の鈎型の回動軸受部により前記第1、第2レバ
    ー部材が、その回動軸長さ方向に位置規制されたことを
    特徴とする請求項2から3のいずれか1項に記載のキー
    スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記第3レバー部材が、前記基部に形成
    された一対の鈎型の摺動軸受部を挟み込んで係合されて
    おり、 前記第3レバー部材が、前記鈎型の摺動軸受部によりそ
    の回動軸長さ方向に位置規制されたことを特徴とする請
    求項2から4のいずれか1項に記載のキースイッチ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記キートップと、前記第3レバー部材
    とが、前記キートップの回動軸受部と前記第3レバー部
    材の軸部とにおいて係合されており、 前記回動軸受部が、前記第3レバー部材の一対の腕部に
    より挟まれて位置規制されたことを特徴とする請求項2
    から5のいずれか1項に記載のキースイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記キートップが、前記支持部材と係合
    された保持部材と、該保持部材に被着されたキーキャッ
    プとからなることを特徴とする請求項1から8のいずれ
    か1項に記載のキースイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2レバー部材のキートップ
    側の軸部を、可動自在に支持する前記案内溝が、前記保
    持部材に刻設された凹部と、前記保持部材に被着された
    キーキャップとに挟まれて形成されたことを特徴とする
    請求項7に記載のキースイッチ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の
    キースイッチ装置を備えたことを特徴とするキーボード
    装置。
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