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JP2003195570A - 静電グラフィック画像用マゼンタ色トナー粒子 - Google Patents

静電グラフィック画像用マゼンタ色トナー粒子

Info

Publication number
JP2003195570A
JP2003195570A JP2002320227A JP2002320227A JP2003195570A JP 2003195570 A JP2003195570 A JP 2003195570A JP 2002320227 A JP2002320227 A JP 2002320227A JP 2002320227 A JP2002320227 A JP 2002320227A JP 2003195570 A JP2003195570 A JP 2003195570A
Authority
JP
Japan
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group
substituted
unsubstituted
carbon atoms
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002320227A
Other languages
English (en)
Inventor
John C Wilson
ジョン・チャールズ・ウィルソン
Matthew C Ezenyilimba
マシュー・チゴジー・エゼニーイリンバ
Dinesh Tyagi
ディネシュ・ティアギ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NexPress Solutions LLC
Original Assignee
NexPress Solutions LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NexPress Solutions LLC filed Critical NexPress Solutions LLC
Publication of JP2003195570A publication Critical patent/JP2003195570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 蒸発制限コアレッセンッス(ELC)法に
よるトナーの調製に、優位に使用可能である染料を提供
する。 【解決手段】 結着樹脂と構造: 式中、Rは、水素原子又はアルキル基を示し、R
よびRは、水素原子、置換又は無置換アルキル基、シ
クロアルキル基、置換又は無置換フェニル基、置換又は
無置換ピリジル基、アルカノイル基、アルコキシカルボ
ニル基等を示し;Yは、シアノ基、又は、式:CO−
W、CO−OW、またはCO−NHWの残基を示し;お
よび、Zはチアゾール部II: 式中、RおよびRは、置換または無置換アルキル基
を示し、または、RおよびRは窒素原子と共に、5
員環または6員環系を示し、および、Rは、アルキ
ル、アリール、アルケニル、またはシクロアルキル基を
示す、を有する染料とを含有することを特徴とする静電
グラフィックトナー粒子組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電グラフィック
トナーに関し、より詳細には、マゼンタ色のトナー粒子
形成用組成物、およびこれらから形成されたトナー粒子
に関する。
【0002】
【従来の技術】BASF社から商業的に入手可能なマゼ
ンタ色の染料、ネプチューン(Neptune)525
を、蒸発制限コアレッセンス(ELC)法に用いると、
該方法中に用いる酢酸エチルの蒸発中、染料結晶化が起
こり、結果として、ほとんどまたは全く染料を含有しな
いトナー粒子が多く形成されることになる。
【0003】
【化4】
【0004】結晶化速度は、密詰めを可能にする分子の
対称性および共平面性および分子の配列などの要因によ
り高められることが、一般的には認識されている。ネプ
チューン(Neptune)525などの染料により示
される結晶化傾向を除去する、または実質的に減少させ
るために、分子詰めを阻止するであろう染料分子構造を
変化させることが考えられよう。
【0005】BASF AG社による国際特許出願WO
92/19684およびその対応カナダ特許出願第21
06779号は、式(I)のN−アミノピリドン染料を
記載している。
【0006】
【化5】
【0007】式中、Rは、水素原子、または、1から
4の炭素原子を有するアルキル基を示し、RおよびR
は、同一でも異なっていてもよく、独立に、水素原
子、任意に置換した1から12の炭素原子を有するアル
キル基、5から7の炭素原子を有するシクロアルキル
基、任意に置換したフェニル基、任意に置換したピリジ
ル基、任意に置換した1から12の炭素原子を有するア
ルカノイル基、1から12の炭素原子を有するアルコキ
シカルボニル基、任意に置換した1から12の炭素原子
を有するシクロアルキルスルホニル基、任意に置換した
フェニル置換のフェニルスルホニル基、ピリジルスルホ
ニル基、任意に置換したベンゾイル基、ピリジルカルボ
ニル基、または、チエニルカルボニル基を示し;また
は、RおよびR はこれらと隣接する窒素原子と共
に、1から4の炭素原子を有するアルキル基で任意に置
換したスクシンイミド基、1から4の炭素原子を有する
アルキル基で任意に置換したフタルイミド基、または、
任意にさらなるヘテロ原子を含有する、5員環または6
員環の飽和へテロ環残基を示し;Xは、CHまたは窒素
原子を示し;Yは、シアノ基、または、式:CO−W、
CO−OW、またはCO−NHWで表される残基を示
し、式中、Wは、水素原子、任意に置換され、エーテル
官能性を有する1または2の酸素原子が介在してもよ
い、1から8の炭素原子を有するアルキル基、5から7
の炭素原子を有するシクロアルキル基、フェニル基、ト
リル基を示し;および、Zは、芳香族炭素環またはヘテ
ロ環残基を示す。
【0008】上記出願はさらに、エネルギー源の助けに
よる拡散または昇華による、点車体からプラスチックコ
ート紙へピリドン染料を転写する方法を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】本発明は、有機バインダーポリマーと、構
造:
【0010】
【化6】
【0011】式中、Rは、水素原子、または、1から
約4の炭素原子を有するアルキル基を示し、Rおよび
は、各々独立して、水素原子、置換または無置換の
1から約12の炭素原子を有するアルキル基、5から7
の炭素原子を有するシクロアルキル基、置換または無置
換のフェニル基、置換または無置換のピリジル基、2か
ら約12の炭素原子を有するアルカノイル基、2から約
12の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基、1か
ら約12の炭素原子を有するアルキルスルホニル基、5
から7の炭素原子を有するシクロアルキルスルホニル
基、置換または無置換のフェニルスルホニル基、置換ま
たは無置換のピリジルスルホニル基、置換または無置換
のベンゾイル基、置換または無置換のピリジルカルボニ
ル基、または、置換または無置換のチエニルカルボニル
基を示し;または、RおよびRは窒素原子と共に、
置換または無置換のスクシンイミド基、置換または無置
換のフタルイミド基、または、5員環または6員環の飽
和へテロ環基を示し;Yは、シアノ基、または、式:C
O−W、CO−OW、またはCO−NHWの残基を示
し、式中、Wは、水素原子、1から約8の炭素原子を有
する置換または無置換アルキル基、約8までの炭素原子
を有するアルコキシアルキル基、5から7の炭素原子を
有するシクロアルキル基、置換または無置換のフェニル
基を示し;および、Zは、チアゾール部II:
【0012】
【化7】
【0013】式中、RおよびRは、各々独立して、
置換または無置換の1から約8の炭素原子を有するアル
キル基を示し、または、RおよびRは窒素原子と共
に、5員環または6員環系を示し、および、Rは、約
10までの炭素原子を有する置換または無置換のアルキ
ル、アリール、アルケニル、またはシクロアルキル基を
示す、を有する染料とを含有することを特徴とする静電
グラフィックトナー粒子組成物に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】上記構造I中、Rは好ましくは
メチル基を示し、Rは好ましくは水素原子を示し、R
は好ましくはベンゾイル基を示し、Yは好ましくはシ
アノ基を示す。
【0015】上記構造II中、RおよびRは、同一
のアルキル基を示すことが可能であり、好ましくはn−
ブチル基を示す。RおよびRは窒素原子と共に、モ
ルホリノ基、ピペリジノ基、またはピロリジノ基を示す
ことも可能である。Rは好ましくはアルキル基、より
好ましくはメチル基を示す。
【0016】下記の合成式1は、WO92/19684
に記載されたものを変更したものであるが、本発明のチ
アゾールN−アミノピリドン染料の調製に利用した。式
1、ならびにそれに続く式2,3、および4において、
Arは、本発明によれば、3位が、置換または無置換の
約10までの炭素原子を有するアルコキシ、アルケノキ
シ、シクロアルコキシ、またはアリールオキシ基で置換
したフェニル環を示す。好ましくは、該フェニルの3位
の置換基は、無置換アルコシキ基であり、より好ましく
はメトキシ基である。
【0017】式1に示すように、第1工程は、チオシア
ン酸カリウムとアロイルクロリドの反応、それに続く、
米国特許第4560751号の実施例1に含まれる一般
方法を用いた、2級アミンと上記で得られた生成物との
反応で、相当するチオウレアを形成するものである。こ
のようにして得られたチオウレアの構造を表1に示す。
【0018】式1:チオウレアの合成
【化8】
【0019】反応系列の第2工程、以下の式2は、クロ
ロ酢酸とチオウレアの反応から2−アミノ−4−アリー
ルチアゾールを調製するための米国特許第456075
1号の実施例1の一般方法を利用する。調製した2−ア
ミノ−4−アリールチアゾールの構造を表2に示す。
【0020】式2:2−アミノ−4−アリールチアゾー
ルの合成
【化9】
【0021】反応系列の第3工程、以下の式3は、文
献:J. Chem. Soc., Perkin Trans.I, 1983, p.346に報
告された一般方法に従った、オキシ塩化燐とDMFから
のヴィルスマイア(Vilsmeier)反応を経由し
た5位での2−アミノ−4−アリールチアゾールのホル
ミル化を伴う。調製したチアゾールアルデヒドの構造を
表3に示す。
【0022】式3:5−ホルミル−2−アミノ−4−ア
リールチアゾールの合成
【化10】
【0023】反応系列の第4工程、以下の式4は、文
献:Polish Journal of Chemistry,Vol. 58, 1984, p.
85 (CA 123:313975)に報告されたように調製した、1−
アミノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−4−メチル−6
−ピリドンのアシル化、それに続く該アシル化生成物の
チアゾールアルデヒドとの縮合である。WO92/19
684に記載された一般方法は、表4に示す構造のピリ
ドン染料を調製するために使用した。
【0024】式4:ピリドン染料の合成
【化11】
【0025】アシルアミノ−5−シアノ−2−ヒドロキ
シ−4−メチル−6−ピリドン、特にベンゾイルアミノ
誘導体もまた、以下に示す式5により調製可能である。
【0026】式5:1−アミノ−5−シアノ−2−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−ピリドンおよび1−ベンゾイ
ルアミノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−4−メチル−
6−ピリドンの合成
【化12】
【0027】以下の解釈に制限されるつもりではない
が、以下の構造IIIに示されたチアゾール環の4位
に、フェニル基などの芳香族置換基が、チアゾール核
と、延長して共役した共平面配列に存在することが可能
である。このような配列は、結果として染料の結晶化と
なるような方法で、分子のアラインメントを促進すると
予想することができる。したがって、このような染料結
晶化の可能性を避けるために、種々の置換基が、芳香環
に、チアゾリルの4位の位置で導入された。以下の構造
IVに示すように、フェニル環の3−メトキシ基の置換
により、蒸発制限コアレッセンス法を行った場合に結晶
化しない染料が結果として得られた。さらに、該染料が
トナー粒子を製造するために使用された場合には、すべ
ての粒子が着色された。立体効果と、チアゾール環の4
位でフェニル基に、3−メトキシ置換基を導入すること
により得られる水素結合との組み合わせにより、チアゾ
リル環とピリドン核により形成された共役系との共平面
から、フェニル環が移動すると理論付けられる。
【0028】
【化13】
【0029】チアゾールにおけるフェニル環の3位への
メチル置換基の導入は、染料の結晶化を防止するのに有
効ではなかった。同様に、4位でのメトキシ置換基の配
置および3位および4位双方へのメトキシ基の導入は、
染料結晶化を未然に防ぐのに有効ではなかった。フェニ
ル4位のプロピレンオキシ置換基は、幾分、染料結晶化
の傾向を減少させたが、4位での他のアルキルおよびア
ルコキシ基は、著しい効果を示さなかった。
【0030】
【実施例】以下に示す実施例においては、すべての融点
は、未修正である。NMRスペクトルは、GE QE−
300NMRスペクトロメーターを用いて測定した。す
べての化学薬剤は、特記しない限り、商業的に入手可能
である。
【0031】N,N−ジブチル−N’−ベンゾイルチオ
ウレア(化合物1−1)
【0032】600mlのアセトン中の36.93g
(380mmol)のチオシアン酸カリウムの溶液に、5
3.42g(380mmol)の塩化ベンゾイルを15分か
けて滴下した。得られた混合物を20分間加熱還流し
た。該混合物に、51.70g(400mmol)のジブチ
ルアミンを10分間かけて添加した。該混合物を3時間
撹拌し、100mlの濃塩酸と800mlの氷の溶液に
注いだ。黄色の固体沈殿を収集し、水で洗浄し、イソプ
ロパノールで再結晶した。白色固体を収集し、乾燥する
と、70.12gの生成物(63.1%収率)が得られ
た。融点は90−93℃。NMRスペクトルは、所望の
構造とよい一致を示した。C1624OSとして
の分析理論値:C,65.7;H,8.3;N,9.
6;S,11.0.測定値:C,65.84;H,8.
25;N,9.61;S,10.7.
【0033】N,N−ジブチル−N’−(3−メトキシ
ベンゾイル)チオウレア(化合物1−24)
【0034】630mlのアセトン中の38.87g
(0.40mol)のチオシアン酸カリウムの溶液に、6
8.24g(0.40mol)のm−アニソイルクロリド
を15分かけて滴下した。該混合物を加熱還流し、還流
を20分間持続した。該混合物に、51.7g(0.4
0mol)のジブチルアミンを10分かけて添加した。該
混合物を一昼夜撹拌した。該混合物を、840mlの氷
水中の103mlの濃塩酸の混合物に添加した。油性残
渣を塩化メチレンで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮した。生成物の収率は94.62%であり、さ
らなる精製なしに使用した。C1726Sと
しての分析理論値:C,63.3;H,8.1;N,
8.7;S,9.9.測定値:C,62.54;H,
8.38;N,8.66;S,9.19.
【0035】2−ジブチルアミノ−4−(4−t−ブチ
ルフェニル)チアゾール(化合物2−2)
【0036】174.15g(0.50mol)のN,N
−ジ−n−ブチル−N’−(4−t−ブチルベンゾイ
ル)チオウレア(化合物1−2)、44.0g(1.1
0mol)の水酸化ナトリウム、および500mlの水の
混合物に、56.70g(0.60mol)のクロロ酢酸
を添加した。該混合物を撹拌し、スチームバスで22時
間加熱し、冷却した。水相を固相からデカントし、固体
を水およびメタノールで洗浄した。メタノールから固体
を再結晶すると、85.6g(49.7%収率)の生成
物;融点:48.5−49.5℃が得られた。NMRス
ペクトルは、所望の構造とよい一致を示した。C21
32Sとしての分析理論値:C,73.20;H,
9.36;N,8.13;S,9.30.測定値:C,
73.04;H,9.29;N,8.02;S,9.1
9.
【0037】2−ジブチルアミノ−4−(3−メトキシ
フェニル)チアゾール(化合物2−12)
【0038】114.95g(356.5mmol)のN,
N−ジ−n−ブチル−N’−(3−メトキシベンゾイ
ル)チオウレア(化合物1−24)、31.37g(7
84.2mmol)の水酸化ナトリウム、および350ml
の水の混合物を調製し、これに、40.42g(42
7.8mmol)のクロロ酢酸を添加した。該混合物を撹拌
し、スチームバスで23時間加熱し、次いで冷却した。
該混合物を塩化メチレンで抽出し、抽出物を水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。油性残渣は
放置すると結晶化し始めた。チアゾールの収量は、10
0.8gであり、さらなる精製をすることなく使用し
た。
【0039】2−モルホリノ−4−フェニル−5−チア
ゾールカルボキサルデヒド(化合物3−3)
【0040】240mlのDMF中の24.63g(1
00mmol)の2−モルホリノ−4−フェニル−5−チア
ゾール(化合物2−3)の溶液に、60mlのDMF中
の17.63g(115mmol)のオキシ塩化リンの溶液
を30分かけて滴下した。該溶液を16時間撹拌する
と、反応中、固体が形成した。該混合物を、1.2Lの
水中の50gの炭酸ナトリウムの溶液中に注いだ。多量
の沈殿が形成され、さらなる水の添加が必要であった。
該固体を収集し、水およびメタノールで洗浄し、アセト
ニトリルから再結晶した。白色固体を収集し、乾燥する
と、19.59g(71.4%収率)の生成物;融点:
180.5−181.5℃が得られた。NMRスペクト
ルは、所望の構造とよい一致を示した。C1414
Sとしての分析理論値:C,61.3;H,5.
1;N,10.2;S,11.7.測定値:C,61.
04;H,5.14;N,10.23;S,11.5
8.
【0041】2−ジブチルアミノ−4−(3−メトキシ
フェニル)−5−チアゾールカルボキサルデヒド(化合
物3−11)
【0042】100.8g(316.5mmol)の粗2−
ジ−n−ブチルアミノ−4−(3−メトキシフェニル)
チアゾール(化合物2−12)および630mlのDM
Fの溶液に、188mlのDMF中の55.81g(3
64mmol)のオキシ塩化リンの溶液を約30分かけて滴
下した。該溶液を一昼夜撹拌し、3.5Lの水中の15
8.1gの炭酸ナトリウムの溶液中に注いだ。油性沈殿
を塩化メチレンで抽出し、抽出物を水で洗浄して、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮した。茶色のオイルの収量
は、88.77gで、さらなる精製をすることなしに使
用した。C 26Sとしての分析理論値:
C,65.9;H,7.6;N,8.1;S,9.3.
測定値:C,66.20;H,7.85;N,8.6
0;S,7.93.
【0043】3−[2−ジブチルアミノ−4−(4−プ
ロポキシフェニル)−5−チアゾリデン]−1−ベンゾ
イルアミノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−4−メチル
−6−ピリドン(染料4−8)
【0044】96.50g(256.6mmol)の2−ジ
−n−ブチルアミノ−4−(4−プロポキシフェニル)
−5−チアゾールカルボキサルデヒド(化合物3−9)、
69.19g(256.6mmol)の1−ベンゾイルアミ
ノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−4−メチル−6−ピ
リドン、2.5gのp−トルエンスルホン酸一水和物、
および2Lのトルエンの混合物を、ディーンスタークト
ラップを装備した5Lの丸底フラスコ中で、19時間加
熱還流した。この熱い溶液を濾過し、濾液を冷却して、
900mlまで濃縮した。冷却および放置時、第1収分
を収集した。濾液を400mlまで濃縮し、冷却、放置
した。第2収分を収集し、P−950リグロインで洗浄
し、乾燥した。第2収分の収量は、69.26g(4
3.13%);Tm(DSC)=223.5℃であっ
た。NMRスペクトルは、所望の構造とよい一致を示し
た。染料のHPLC分析は、96.8%の純度を示し
た。C 3539Sとしての分析理論値:C,
67.2;H,6.3;N,11.2;S,5.1.測
定値:C,67.03;H,6.12;N,11.2
8;S,4.94.
【0045】3−[2−ジブチルアミノ−4−(3−メ
トキシフェニル)−5−チアゾリデン]−1−ベンゾイ
ルアミノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−4−メチル−
6−ピリドン(染料4−9)
【0046】2500mlのエタノール中の113.0
g(326mmol)の2−ジ−n−ブチルアミノ−4−
(3−メトキシフェニル)−5−チアゾールカルボキサ
ルデヒド(化合物3−11)の溶液に、87.3g(32
4mmol)の1−ベンゾイルアミノ−5−シアノ−2−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−ピリドンおよび3gのp−
トルエンスルホン酸一水和物を添加した。該混合物を2
時間、加熱還流した。その時点で、出発原料は存在しな
いことをTLCプレートで確認した。該混合物を10℃
まで冷却すると、赤色固体が沈殿した。該混合物を一昼
夜放置した。750mlのエタノールを、濃縮した沈殿
に添加し、固体を収集した。固体を乾燥すると、150
gの粗生成物が得られた。これを、750mlの塩化メ
チレンに溶解し、ガラス濾過器中、シリカゲルのパッド
を通過させた。濾液を約300mlまで濃縮し、2Lの
P−950リグロインに注いだ。生成物の収量は、14
2g(73%)であった。染料のHPLC分析は、99
+%の純度を示した。C 35Sとしての
分析理論値:C,66.3;H,5.9;N,11.
7;S,5.4.測定値:C,66.5;H,5.8
7;N,11.53;S,5.19.
【0047】1−アミノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ
−4−メチル−6−ピリドンカリウム(式5)
【0048】13.01g(100mmol)のアセト酢酸
エチル、9.01g(100mmol)のシアノアセトヒド
ラジド、および150mlの3A−エタノールの混合物
に、100mlの3A−エタノール中の6.60g(1
00mmol)の85%KOHの溶液を添加した。該混合物
をスチームバスで2時間加熱還流し、ついで冷却した。
固体を収集し、メタノールで洗浄して乾燥した。生成物
の収量は、11.56g(56.9%)であった。C
Kとしての分析理論値:C,41.37;
H,2.98;N,20.67;K,19.24.測定
値:C,39.86;H,3.00;N,20.36;
K,19.2.
【0049】1−ベンゾイルアミノ−5−シアノ−2−
ヒドロキシ−4−メチル−6−ピリドン(式5)
【0050】50mlの水中の10.16g(50mmo
l)の1−アミノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−4−
メチル−6−ピリドンカリウムの溶液に、50mlの塩
化メチレン中の7.03g(50mmol)の塩化ベンゾイ
ルの溶液を添加した。該混合物を1時間急速撹拌し、つ
いで濾過した。固体をイソプロパノールで洗浄し、空気
乾燥した。生成物の収量は、3.90g(29.0
%);融点:256℃であった。NMRスペクトルは、
所望の構造とよい一致を示した。C1411
としての分析理論値:C,62.5;H,4.1;N,
15.6.測定値:C,62.23;H,4.31;
N,15.85.
【0051】表1 チオウレア
【表1】
【0052】表1 チオウレア
【表2】
【0053】表1 チオウレア
【表3】
【0054】表2 2−アミノ−4−アリールチアゾール
【表4】
【0055】表3 2−アミノ−4−アリール−5−チアゾールカルボキサ
ルデヒド
【表5】
【0056】表4 ピリドンマゼンタ染料
【表6】
【0057】本発明のトナー粒子組成物は、染料および
バインダーポリマーを、好ましくは約1:4から約1:
50の染料:ポリマーの重量比で、より好ましくは、約
1:10から約1:40の染料:ポリマーの重量比で含
有する。好ましくはトナー粒子組成物は、バインダーポ
リマーとしてポリエステルを含有し、トナー粒子は、蒸
発制限コアレッセンス法(evaporative limited coales
cence process)により形成される。
【0058】実施例1(本発明) 100.0gの酢酸エチルに、24.0gの“KAO
C”(登録商標)バインダーポリマー、および1.0g
の染料4−9を添加した。蒸発制限コアレッセンス法で
有機相を含有する該混合物を、3.05mlのポリ(ア
ジピン酸−コ−N−メチルアミノエタノール)の10重
量%水溶液および14.0gのNALCO(登録商標)
1060シリカを含有するpH4の緩衝液170mlを
含有する水相と混合した。得られた有機−水相混合物を
ついでPOLYTRON(登録商標)ミキサーを用いて
非常に高いせん断にかけ、次いでMICROFLUID
IZER(登録商標)装置で処理した。開放容器中、室
温で一昼夜撹拌することにより形成した粒子から溶媒を
除去した。なお、前記開放容器中での一昼夜撹拌の間
に、有機溶媒は蒸発した。粒子を収集し、0.1N水酸
化カリウム溶液で洗浄してシリカを除去し、次いで、水
で洗浄して乾燥した。該トナー粒子は、約4.2μの体
積平均径を有し、非球体であり、トナー粒子内に均一に
分散した染料を含有するものであった。該マゼンタ色ト
ナーの混在物は、ベースラインカラーセットから得られ
たものよりも、結果としてカラーガムットが実質的に増
加した着色トナーのセットである。
【0059】比較例2 染料4−9をNeptune525マゼンタ染料に置き
換えた以外は、実施例1の方法を行った。溶媒除去の
際、染料がトナー粒子から結晶析出した。
【0060】比較例3 染料4−9を染料4−1に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子から
結晶析出した。
【0061】比較例4 染料4−9を染料4−2に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料が、形成されたト
ナー粒子から結晶析出した。
【0062】比較例5 染料4−9を染料4−7に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、トナー粒子からの幾ら
かの染料結晶化が観察された。
【0063】比較例6 染料4−9を染料4−8に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料が、形成されたト
ナー粒子から結晶析出した。
【0064】比較例7 染料4−9を染料4−10に置き換えた以外は、実施例
1の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子か
ら結晶析出した。
【0065】比較例8 染料4−9を染料4−11に置き換えた以外は、実施例
1の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子か
ら結晶析出した。
【0066】比較例9 染料4−9を染料4−3に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子から
結晶析出した。
【0067】比較例10 染料4−9を染料4−4に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子から
結晶析出した。
【0068】比較例11 染料4−9を染料4−5に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子から
結晶析出した。
【0069】比較例12 染料4−9を染料4−6に置き換えた以外は、実施例1
の方法を行った。溶媒除去の際、染料がトナー粒子から
結晶析出した。
【0070】本発明にしたがって調製した染料は、蒸発
制限コアレッセンッス(ELC)法によるトナーの調製
に、優位に使用可能である。このように調製した染料
は、結晶化する傾向がほとんどなく、彩度および色相角
を保持するものである。これらのトナー調製の有用性に
加えて、これらの染料はまた、熱媒体、インク等の他の
マーキング材料中への着色剤としても使用可能である。
これらは、シアン、イエロー、およびマゼンタ(CY
M)法に基づく減法混色の原色着色系におけるマゼンタ
着色剤として特に有用である。これらはまた、黒、オレ
ンジ、紫、および緑からなる群から選択される1以上の
着色剤と共に、減法混色の原色マーキング粒子が使用さ
れる方法においても、有用である。
【0071】本発明を、その好ましい実施態様をいくつ
か特に参照することにより、詳細に説明したが、いかな
る変更および改変も、上記特許請求の範囲に規定した本
発明の精神および範囲内であれば達成可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー・チゴジー・エゼニーイリンバ アメリカ合衆国・ニューヨーク・14568・ ウォルワース・フェアウェイ・5・サーク ル・1363 (72)発明者 ディネシュ・ティアギ アメリカ合衆国・ニューヨーク・14450・ フェアポート・ホワイト・オルダー・サー クル・18 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA21 AB03 CA08 CA21 EA07 4H056 CA01 CC02 CC08 CE03 DD04 DD19 DD29

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機バインダーポリマーと、構造: 【化1】 〔式中、Rは、水素原子、または、1から約4の炭素
    原子を有するアルキル基を示し、RおよびRは、各
    々独立して、水素原子、置換または無置換の1から約1
    2の炭素原子を有するアルキル基、5から7の炭素原子
    を有するシクロアルキル基、置換または無置換のフェニ
    ル基、置換または無置換のピリジル基、2から約12の
    炭素原子を有するアルカノイル基、2から約12の炭素
    原子を有するアルコキシカルボニル基、1から約12の
    炭素原子を有するアルキルスルホニル基、5から7の炭
    素原子を有するシクロアルキルスルホニル基、置換また
    は無置換のフェニルスルホニル基、置換または無置換の
    ピリジルスルホニル基、置換または無置換のベンゾイル
    基、置換または無置換のピリジルカルボニル基、また
    は、置換または無置換のチエニルカルボニル基を示し;
    または、RおよびRは窒素原子と共に、置換または
    無置換のスクシンイミド基、置換または無置換のフタル
    イミド基、または、5員環または6員環の飽和へテロ環
    基を示し;Yは、シアノ基、または、式:CO−W、C
    O−OW、またはCO−NHWの残基を示し、式中、W
    は、水素原子、1から約8の炭素原子を有する置換また
    は無置換アルキル基、約8までの炭素原子を有するアル
    コキシアルキル基、5から7の炭素原子を有するシクロ
    アルキル基、置換または無置換のフェニル基を示し;お
    よび、Zは、チアゾール部II: 【化2】 式中、RおよびRは、各々独立して、置換または無
    置換の1から約8の炭素原子を有するアルキル基を示
    し、または、RおよびRは窒素原子と共に、5員環
    または6員環系を示し、および、Rは、約10までの
    炭素原子を有する置換または無置換のアルキル、アリー
    ル、アルケニル、またはシクロアルキル基を示す〕を有
    する染料とを含有することを特徴とする静電グラフィッ
    クトナー粒子組成物。
  2. 【請求項2】 Rがメチル基を示すことを特徴とす
    る、請求項1記載のトナー粒子組成物。
  3. 【請求項3】 Rが水素原子を示し、Rがベンゾイ
    ル基を示すことを特徴とする、請求項1記載のトナー粒
    子組成物。
  4. 【請求項4】 Yがシアノ基を示すことを特徴とする、
    請求項1記載のトナー粒子組成物。
  5. 【請求項5】 RおよびRは、各々、同一の無置換
    アルキル基を示すことを特徴とする、請求項1記載のト
    ナー粒子組成物。
  6. 【請求項6】 RおよびRは、各々、n−ブチル基
    を示すことを特徴とする、請求項5記載のトナー粒子組
    成物。
  7. 【請求項7】 RおよびRは窒素原子と共に、モル
    ホリノ基、ピペリジノ基、またはピロリジノ基を示すこ
    とを特徴とする請求項1記載のトナー粒子組成物。
  8. 【請求項8】 Rがアルキル基を示すことを特徴とす
    る、請求項1記載のトナー粒子組成物。
  9. 【請求項9】 Rがメチル基を示すことを特徴とす
    る、請求項8記載のトナー粒子組成物。
  10. 【請求項10】 染料が、構造: 【化3】 を有することを特徴とする、請求項1記載のトナー粒子
    組成物。
  11. 【請求項11】 染料およびバインダーポリマーを、約
    1:4から約1:50の染料:ポリマー重量比で含有す
    ることを特徴とする、請求項1記載のトナー粒子組成
    物。
  12. 【請求項12】 染料およびバインダーポリマーを、約
    1:10から約1:40の染料:ポリマー重量比で含有
    することを特徴とする、請求項11記載のトナー粒子組
    成物。
  13. 【請求項13】 バインダーポリマーが、ポリエステル
    を含有することを特徴とする、請求項1記載のトナー粒
    子組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1の組成物から形成されたこと
    を特徴とするトナー粒子。
  15. 【請求項15】 蒸発制限コアレッセンス法により形成
    されたことを特徴とする請求項14記載のトナー粒子。
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