JP2003189703A - ロータリー式耕耘機 - Google Patents
ロータリー式耕耘機Info
- Publication number
- JP2003189703A JP2003189703A JP2001400169A JP2001400169A JP2003189703A JP 2003189703 A JP2003189703 A JP 2003189703A JP 2001400169 A JP2001400169 A JP 2001400169A JP 2001400169 A JP2001400169 A JP 2001400169A JP 2003189703 A JP2003189703 A JP 2003189703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary
- tilling
- plowing
- outside
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 28
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000012364 cultivation method Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 33
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 102100033040 Carbonic anhydrase 12 Human genes 0.000 description 1
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 101000867855 Homo sapiens Carbonic anhydrase 12 Proteins 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耕耘爪の取付け方向を一本ずつ変更することな
く、耕土面の「内盛り耕耘方式」、或いは「外盛り耕耘
方式」の切り替えを、安全に、かつ、容易に行なう。 【解決手段】走行作業機2の後部にロータリー式の耕耘
部3を備え、かつ、耕耘爪6をロータリー筒7の長手方
向に複数列装着したロータリー5を、耕耘部3における
ロータリー軸51の左右両側に着脱可能に取り付けて成
るロータリー式耕耘機である。左右のロータリー5を互
いに交換し、耕土面を平坦状に耕起させる内盛り耕耘方
式、又は、中央部に溝を形成すると共にその両側に山状
の盛土を形成する外盛り耕耘方式で耕耘する。
く、耕土面の「内盛り耕耘方式」、或いは「外盛り耕耘
方式」の切り替えを、安全に、かつ、容易に行なう。 【解決手段】走行作業機2の後部にロータリー式の耕耘
部3を備え、かつ、耕耘爪6をロータリー筒7の長手方
向に複数列装着したロータリー5を、耕耘部3における
ロータリー軸51の左右両側に着脱可能に取り付けて成
るロータリー式耕耘機である。左右のロータリー5を互
いに交換し、耕土面を平坦状に耕起させる内盛り耕耘方
式、又は、中央部に溝を形成すると共にその両側に山状
の盛土を形成する外盛り耕耘方式で耕耘する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリー式耕耘
機、特に、センタードライブ方式(中央駆動方式)のロ
ータリー式耕耘機に関するものである。
機、特に、センタードライブ方式(中央駆動方式)のロ
ータリー式耕耘機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のセンタードライブ方式(中央駆動
方式)のロータリー式耕耘機は、図7に示すように、耕
耘部3の駆動軸(図示せず)の左右両側に、鋳鉄製の円
筒状の爪軸7をボルト(図示せず)で取り付け、更に、
前記爪軸7に放射状に取り付けられた12〜20本の爪
取付け口21に耕耘爪6を短いボルトで取り付けた構造
になっている。
方式)のロータリー式耕耘機は、図7に示すように、耕
耘部3の駆動軸(図示せず)の左右両側に、鋳鉄製の円
筒状の爪軸7をボルト(図示せず)で取り付け、更に、
前記爪軸7に放射状に取り付けられた12〜20本の爪
取付け口21に耕耘爪6を短いボルトで取り付けた構造
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、耕土面を「内盛り耕耘方式」から「外盛り耕耘方
式」に切り替える場合、或いは、耕土面を「外盛り耕耘
方式」から「内盛り耕耘方式」に切り替える場合に、爪
取付け口21のボルトを外して耕耘爪6の取付け方向を
一本ずつ変更させていたので、危険を伴う上、耕耘爪6
の刃のある方向、すなわち、右勝手、或いは左勝手を間
違えないように、耕耘爪6を付け替えなければならぬの
で、作業が煩雑で、かつ、面倒であった。
は、耕土面を「内盛り耕耘方式」から「外盛り耕耘方
式」に切り替える場合、或いは、耕土面を「外盛り耕耘
方式」から「内盛り耕耘方式」に切り替える場合に、爪
取付け口21のボルトを外して耕耘爪6の取付け方向を
一本ずつ変更させていたので、危険を伴う上、耕耘爪6
の刃のある方向、すなわち、右勝手、或いは左勝手を間
違えないように、耕耘爪6を付け替えなければならぬの
で、作業が煩雑で、かつ、面倒であった。
【0004】本発明は、係る従来の問題を解消するもの
であり、耕耘爪の取付け方向を一本ずつ変更させること
なく、耕土面の切り替え、すなわち、「内盛り耕耘方
式」から「外盛り耕耘方式」へ、或いは、「外盛り耕耘
方式」から「内盛り耕耘方式」への切り替えを、安全
に、かつ、容易に行なうことができるロータリー式耕耘
機を提供することを目的とするものである。
であり、耕耘爪の取付け方向を一本ずつ変更させること
なく、耕土面の切り替え、すなわち、「内盛り耕耘方
式」から「外盛り耕耘方式」へ、或いは、「外盛り耕耘
方式」から「内盛り耕耘方式」への切り替えを、安全
に、かつ、容易に行なうことができるロータリー式耕耘
機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るロータリー式耕耘機は、走行作業機2
の後部にロータリー式の耕耘部3を備え、かつ、耕耘爪
6をロータリー筒7の長手方向に複数列装着したロータ
リー5を、耕耘部3におけるロータリー軸51の左右両
側に着脱可能に取り付けて成るロータリー式耕耘機にお
いて、左右のロータリー5を互いに交換し、耕土面を平
坦状に耕起させる内盛り耕耘方式、又は、中央部に溝を
形成すると共にその両側に山状の盛土を形成する外盛り
耕耘方式で耕耘することを特徴としている。
め、本発明に係るロータリー式耕耘機は、走行作業機2
の後部にロータリー式の耕耘部3を備え、かつ、耕耘爪
6をロータリー筒7の長手方向に複数列装着したロータ
リー5を、耕耘部3におけるロータリー軸51の左右両
側に着脱可能に取り付けて成るロータリー式耕耘機にお
いて、左右のロータリー5を互いに交換し、耕土面を平
坦状に耕起させる内盛り耕耘方式、又は、中央部に溝を
形成すると共にその両側に山状の盛土を形成する外盛り
耕耘方式で耕耘することを特徴としている。
【0006】そして、内盛り耕耘時には、前記ロータリ
ー5の内側に位置する耕耘爪6aの先端部が耕耘部3の
外側を向き、その他の耕耘爪6の先端部が耕耘部3の内
側を向いている。
ー5の内側に位置する耕耘爪6aの先端部が耕耘部3の
外側を向き、その他の耕耘爪6の先端部が耕耘部3の内
側を向いている。
【0007】一方、外盛り耕耘時には、前記ロータリー
5の外側に位置する耕耘爪6aの先端部が耕耘部3の内
側を向き、その他の耕耘爪6の先端部が耕耘部3の外側
を向いている。
5の外側に位置する耕耘爪6aの先端部が耕耘部3の内
側を向き、その他の耕耘爪6の先端部が耕耘部3の外側
を向いている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1において、1は、耕耘作業機の一つで
あるロータリー式耕耘機であり、走行作業機2の後部に
ロータリー式の耕耘部3を備えている。走行作業機2
は、機体フレーム2aの前部上方側に搭載したエンジン
1aからトランスミッションケース4を介して左右の車
輪4a及びロータリー式耕耘部3のロータリー(耕耘装
置)5を駆動するように形成されている。
あるロータリー式耕耘機であり、走行作業機2の後部に
ロータリー式の耕耘部3を備えている。走行作業機2
は、機体フレーム2aの前部上方側に搭載したエンジン
1aからトランスミッションケース4を介して左右の車
輪4a及びロータリー式耕耘部3のロータリー(耕耘装
置)5を駆動するように形成されている。
【0010】上記走行作業機2は、トランスミッション
ケース4の後部から耕耘部3の後部上方に向けて延出し
たハンドル4bによって操舵する。また、トランスミッ
ションケース4の上部からハンドル4bの方向に延設し
た操作レバー4cを操作することによって車輪4a及び
ロータリー5の正逆回転及び変速を行なうようにしてい
る。
ケース4の後部から耕耘部3の後部上方に向けて延出し
たハンドル4bによって操舵する。また、トランスミッ
ションケース4の上部からハンドル4bの方向に延設し
た操作レバー4cを操作することによって車輪4a及び
ロータリー5の正逆回転及び変速を行なうようにしてい
る。
【0011】図1中、符号10は、前照灯であり、エン
ジン1aの前方に設けられている。この前照灯10は、
図2に示すように、機体フレーム2aに設けた取付片2
bに、ゴム又はスポンジ製のワッシャ、或いはシールワ
ッシャ等からなる緩衝用の取付座11を介して取り付け
られている。
ジン1aの前方に設けられている。この前照灯10は、
図2に示すように、機体フレーム2aに設けた取付片2
bに、ゴム又はスポンジ製のワッシャ、或いはシールワ
ッシャ等からなる緩衝用の取付座11を介して取り付け
られている。
【0012】図3(a)に示すように、ロータリー式の
耕耘部3は、トランスミッションケース4から後方に向
けて一連に形成されている耕耘部ケース50の下部に駆
動軸(以下、ロータリー軸と称する)51を回転可能に
軸支している。そして、耕耘部ケース50の左右両側に
突出しているロータリー軸51にロータリー5を着脱可
能に装着させている。このロータリー5は、爪軸(以
下、ロータリー筒と称する)7と、ロータリー筒7の長
手方向(軸方向)に所定の間隔で設置した耕耘爪6で構
成されている。
耕耘部3は、トランスミッションケース4から後方に向
けて一連に形成されている耕耘部ケース50の下部に駆
動軸(以下、ロータリー軸と称する)51を回転可能に
軸支している。そして、耕耘部ケース50の左右両側に
突出しているロータリー軸51にロータリー5を着脱可
能に装着させている。このロータリー5は、爪軸(以
下、ロータリー筒と称する)7と、ロータリー筒7の長
手方向(軸方向)に所定の間隔で設置した耕耘爪6で構
成されている。
【0013】上記ロータリー5と上記ロータリー軸51
とは、ロータリー5のロータリー筒7に設けた取付孔7
0を、ロータリー軸51の端部近傍に設けた取付孔53
に一致させた後、両孔53,70に取付ピン72を差し
込むことによって連結されている。
とは、ロータリー5のロータリー筒7に設けた取付孔7
0を、ロータリー軸51の端部近傍に設けた取付孔53
に一致させた後、両孔53,70に取付ピン72を差し
込むことによって連結されている。
【0014】このロータリー筒7は、取付孔70のほか
に、取付孔71を備えている。この取付孔71の中心a
からロータリー筒7の外端部b迄の距離Lは、取付孔7
0の中心a′からロータリー筒7の内端部c迄の距離
L′と同距離となっている。符号74は、取付ピン72
の脱落を防止するための針金状の治具である。
に、取付孔71を備えている。この取付孔71の中心a
からロータリー筒7の外端部b迄の距離Lは、取付孔7
0の中心a′からロータリー筒7の内端部c迄の距離
L′と同距離となっている。符号74は、取付ピン72
の脱落を防止するための針金状の治具である。
【0015】更に、上記ロータリー筒7の外周面には、
爪取付ブラケット13が、ロータリー筒7の長手方向に
複数列(図3(a)の場合、3列)固着されており、各
爪取付ブラケット13にそれぞれ耕耘爪6がボルト・ナ
ット15によって取り付けられている。
爪取付ブラケット13が、ロータリー筒7の長手方向に
複数列(図3(a)の場合、3列)固着されており、各
爪取付ブラケット13にそれぞれ耕耘爪6がボルト・ナ
ット15によって取り付けられている。
【0016】この場合、耕耘爪6は、その先端部が耕耘
部3の内側、すなわち、耕耘部ケース50の方を向くよ
うに取り付けられるが、内側の爪取付ブラケット13に
取り付けられた耕耘爪6のうち、ロータリー筒7の下側
に取り付けられた耕耘爪6aは、その先端部が耕耘部3
の外側に向けられている。
部3の内側、すなわち、耕耘部ケース50の方を向くよ
うに取り付けられるが、内側の爪取付ブラケット13に
取り付けられた耕耘爪6のうち、ロータリー筒7の下側
に取り付けられた耕耘爪6aは、その先端部が耕耘部3
の外側に向けられている。
【0017】更に、上記ロータリー5は、その上部を耕
耘爪6の回転軌跡A(図1参照)に沿って湾曲せしめた
ロータリーカバー8で覆うとともに、その側部をサイド
カバー80で覆っている。また、上記ロータリーカバー
8の後端に、リヤカバー81を上下揺動可能に設けてい
る。更に、耕耘部ケース50の背後には、耕耘深さDを
調節する耕深調節杆9が上記ロータリーカバー8に対し
て上下調節可能に取り付けられている。図3(b)中、
符号Kは、耕土面を示している。
耘爪6の回転軌跡A(図1参照)に沿って湾曲せしめた
ロータリーカバー8で覆うとともに、その側部をサイド
カバー80で覆っている。また、上記ロータリーカバー
8の後端に、リヤカバー81を上下揺動可能に設けてい
る。更に、耕耘部ケース50の背後には、耕耘深さDを
調節する耕深調節杆9が上記ロータリーカバー8に対し
て上下調節可能に取り付けられている。図3(b)中、
符号Kは、耕土面を示している。
【0018】しかして、図3(a)の如く耕耘爪6及び
6aを配列させた後、図1に示すように、ロータリー耕
耘機1を矢印X方向に前進させるとともに、ロータリー
5を矢印Y方向に正転させると、「内盛り耕耘方式」と
なり、耕地Eは、図5(a)に示すように、耕耘幅W内
で平坦な耕土面Kとなる。
6aを配列させた後、図1に示すように、ロータリー耕
耘機1を矢印X方向に前進させるとともに、ロータリー
5を矢印Y方向に正転させると、「内盛り耕耘方式」と
なり、耕地Eは、図5(a)に示すように、耕耘幅W内
で平坦な耕土面Kとなる。
【0019】ところで、耕耘方式を「内盛り耕耘方式」
から「外盛り耕耘方式」に変更する場合には、図4
(a)に示すように、左右のロータリー5を相互に交換
する。その場合、ロータリー筒7の外端部bが耕耘部3
の内側、すなわち、耕耘部ケース50側に面するととも
に、耕耘爪6aが対角線(図示せず)上に位置するよう
にセットする。その際、取付ピン72は、ロータリー筒
7の取付孔71及びロータリー軸51の取付孔53に挿
入する。図4(b)中、符号K′は、耕土面を示してい
る。
から「外盛り耕耘方式」に変更する場合には、図4
(a)に示すように、左右のロータリー5を相互に交換
する。その場合、ロータリー筒7の外端部bが耕耘部3
の内側、すなわち、耕耘部ケース50側に面するととも
に、耕耘爪6aが対角線(図示せず)上に位置するよう
にセットする。その際、取付ピン72は、ロータリー筒
7の取付孔71及びロータリー軸51の取付孔53に挿
入する。図4(b)中、符号K′は、耕土面を示してい
る。
【0020】しかして、図1に示すように、ロータリー
耕耘機1を矢印X方向に前進させるとともに、ロータリ
ー5を矢印Y方向に正転させると、外向きの耕耘爪6が
耕地Eを耕耘しながら耕起土を内側から外側に向けて、
順次、移動せしめ、図6(a)に示すように、耕耘巾W
内において、耕土面K′は、中央部が凹入した溝31を
形成するとともに、両側に盛土33を山状に形成する。
その際、ロータリカバー8のサイドカバー80を上方に
退避させるか、或いは、取り外すと、耕起土の外盛り量
を一層大きくすることができる。
耕耘機1を矢印X方向に前進させるとともに、ロータリ
ー5を矢印Y方向に正転させると、外向きの耕耘爪6が
耕地Eを耕耘しながら耕起土を内側から外側に向けて、
順次、移動せしめ、図6(a)に示すように、耕耘巾W
内において、耕土面K′は、中央部が凹入した溝31を
形成するとともに、両側に盛土33を山状に形成する。
その際、ロータリカバー8のサイドカバー80を上方に
退避させるか、或いは、取り外すと、耕起土の外盛り量
を一層大きくすることができる。
【0021】再度、左右のロータリー5を、図4(a)
の配置状態から図3(a)の配置状態に変更すると、
「外盛り耕耘方式」から「内盛り耕耘方式」に変更する
ことができる。
の配置状態から図3(a)の配置状態に変更すると、
「外盛り耕耘方式」から「内盛り耕耘方式」に変更する
ことができる。
【0022】従って、本発明のロータリー耕運機によれ
ば、左右のロータリー5を相互に交換するだけで、「内
盛り耕耘方式」から「外盛り耕耘方式」に、或いは、
「外盛り耕耘方式」から「内盛り耕耘方式」に簡単に変
更することができる。
ば、左右のロータリー5を相互に交換するだけで、「内
盛り耕耘方式」から「外盛り耕耘方式」に、或いは、
「外盛り耕耘方式」から「内盛り耕耘方式」に簡単に変
更することができる。
【0023】ところで、耕耘部3の後方に培土器(図示
せず)を装着した培土作業を同時に行なう場合に「外盛
り耕耘方式」を採用すると、上記のように、上記ロータ
リ5によって、予め、耕土面Kの中央に凹溝31が形成
され、かつ、その両側に盛土33が形成されているの
で、耕起土を左右に振り分けながら畝溝35(図6
(b)参照)を形成する培土抵抗が「内盛り耕耘方式」
にて畝溝35′(図5(b)参照)を形成する場合に比
べて格段に低減する。
せず)を装着した培土作業を同時に行なう場合に「外盛
り耕耘方式」を採用すると、上記のように、上記ロータ
リ5によって、予め、耕土面Kの中央に凹溝31が形成
され、かつ、その両側に盛土33が形成されているの
で、耕起土を左右に振り分けながら畝溝35(図6
(b)参照)を形成する培土抵抗が「内盛り耕耘方式」
にて畝溝35′(図5(b)参照)を形成する場合に比
べて格段に低減する。
【0024】従って、ロータリー耕耘機1の動力負荷が
低減し、燃費を改善しながら培土作業を能率よく、か
つ、円滑に行なうことができる。
低減し、燃費を改善しながら培土作業を能率よく、か
つ、円滑に行なうことができる。
【0025】以上の説明では、ロータリー5として、耕
作爪6の形状及び配列が図3(a)のものについて説明
したが、「内盛り耕耘方式」、或いは、「外盛り耕耘方
式」で耕耘できるものであれば、図3(a)における耕
作爪の形状及び配列に限定されるものではない。
作爪6の形状及び配列が図3(a)のものについて説明
したが、「内盛り耕耘方式」、或いは、「外盛り耕耘方
式」で耕耘できるものであれば、図3(a)における耕
作爪の形状及び配列に限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明は、走行作業機2
の後部にロータリー式の耕耘部3を備え、かつ、耕耘爪
6をロータリー筒7の長手方向に複数列装着したロータ
リー5を、耕耘部3におけるロータリー軸51の左右両
側に着脱可能に取り付けて成るロータリー式耕耘機にお
いて、左右のロータリー5を互いに交換し、耕土面を平
坦状に耕起させる内盛り耕耘方式、又は、中央部に溝を
形成すると共にその両側に山状の盛土を形成する外盛り
耕耘方式で耕耘するように構成されている。
の後部にロータリー式の耕耘部3を備え、かつ、耕耘爪
6をロータリー筒7の長手方向に複数列装着したロータ
リー5を、耕耘部3におけるロータリー軸51の左右両
側に着脱可能に取り付けて成るロータリー式耕耘機にお
いて、左右のロータリー5を互いに交換し、耕土面を平
坦状に耕起させる内盛り耕耘方式、又は、中央部に溝を
形成すると共にその両側に山状の盛土を形成する外盛り
耕耘方式で耕耘するように構成されている。
【0027】従って、左右のロータリー5を相互に交換
する簡単な作業で「内盛り耕耘方式」から「外盛り耕耘
方式」に、或いは、「外盛り耕耘方式」から「内盛り耕
耘方式」に簡単に変更することができる。
する簡単な作業で「内盛り耕耘方式」から「外盛り耕耘
方式」に、或いは、「外盛り耕耘方式」から「内盛り耕
耘方式」に簡単に変更することができる。
【0028】また、本発明によれば、耕耘部3の後方に
培土器を装着した培土作業を同時に行なう場合に「外盛
り耕耘方式」を採用すると、上記のように、上記ロータ
リ部5によって、予め、耕土面Kの中央に凹溝31が形
成され、かつ、その両側に盛土33が形成されているの
で、耕起土を左右に振り分けながら畝溝35を形成する
培土抵抗が「内盛り耕耘方式」のものに比べて格段に低
減する。
培土器を装着した培土作業を同時に行なう場合に「外盛
り耕耘方式」を採用すると、上記のように、上記ロータ
リ部5によって、予め、耕土面Kの中央に凹溝31が形
成され、かつ、その両側に盛土33が形成されているの
で、耕起土を左右に振り分けながら畝溝35を形成する
培土抵抗が「内盛り耕耘方式」のものに比べて格段に低
減する。
【0029】従って、ロータリー耕耘機1の動力負荷が
低減し、燃費を改善しながら培土作業を能率よく、か
つ、円滑に行なうことができる。
低減し、燃費を改善しながら培土作業を能率よく、か
つ、円滑に行なうことができる。
【図1】本発明に係るロータリー耕耘機の側面図であ
る。
る。
【図2】前照灯の取付部の側面図である。
【図3】(a)内盛り耕耘方式時におけるロータリー部
の背面図、(b)内盛り耕耘による耕耘面の概略図であ
る。
の背面図、(b)内盛り耕耘による耕耘面の概略図であ
る。
【図4】(a)外盛り耕耘方式時におけるロータリー部
の背面図、(b)外盛り耕耘による耕耘面の概略図であ
る。
の背面図、(b)外盛り耕耘による耕耘面の概略図であ
る。
【図5】(a)内盛り耕耘の断面図、(b)培土器によ
り畝溝を形成した断面図である。
り畝溝を形成した断面図である。
【図6】(a)外盛り耕耘の断面図、(b)培土器によ
り畝溝を形成した断面図である。
り畝溝を形成した断面図である。
【図7】従来のロータリー部の説明図である。
2 走行作業機
3 ロータリー式の耕耘部
6 耕耘爪
7 ロータリー筒
5 ロータリー
31 溝
33 盛土
51 ロータリー軸
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鎌田 直樹
島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地
1 三菱農機株式会社内
(72)発明者 山根 勉
島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地
1 三菱農機株式会社内
Fターム(参考) 2B033 AA06 AB01 AB11 AC04 AC08
BA02 BB02 BD02 BD05 CA12
Claims (3)
- 【請求項1】 走行作業機2の後部にロータリー式の耕
耘部3を備え、かつ、耕耘爪6をロータリー筒7の長手
方向に複数列装着したロータリー5を、耕耘部3におけ
るロータリー軸51の左右両側に着脱可能に取り付けて
成るロータリー式耕耘機において、左右のロータリー5
を互いに交換し、耕土面を平坦状に耕起させる内盛り耕
耘方式、又は、中央部に溝を形成すると共にその両側に
山状の盛土を形成する外盛り耕耘方式で耕耘することを
特徴とするロータリー式耕耘機。 - 【請求項2】 内盛り耕耘時には、前記ロータリー5の
内側に位置する耕耘爪6aの先端部が耕耘部3の外側を
向き、その他の耕耘爪6の先端部が耕耘部3の内側を向
いている請求項1記載のロータリー式耕耘機。 - 【請求項3】 外盛り耕耘時には、前記ロータリー5の
外側に位置する耕耘爪6aの先端部が耕耘部3の内側を
向き、その他の耕耘爪6の先端部が耕耘部3の外側を向
いている請求項1記載のロータリー式耕耘機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001400169A JP2003189703A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ロータリー式耕耘機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001400169A JP2003189703A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ロータリー式耕耘機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003189703A true JP2003189703A (ja) | 2003-07-08 |
Family
ID=27604883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001400169A Pending JP2003189703A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ロータリー式耕耘機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003189703A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007252222A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Yanmar Co Ltd | 管理機 |
WO2013033764A1 (en) * | 2011-09-05 | 2013-03-14 | Soilkee Pty Ltd | Tilling apparatus |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001400169A patent/JP2003189703A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007252222A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Yanmar Co Ltd | 管理機 |
WO2013033764A1 (en) * | 2011-09-05 | 2013-03-14 | Soilkee Pty Ltd | Tilling apparatus |
US9516799B2 (en) | 2011-09-05 | 2016-12-13 | Soil-Kee Pty. Ltd. | Tilling apparatus |
AU2012307078B2 (en) * | 2011-09-05 | 2017-03-30 | Soilkee Pty Ltd | Tilling apparatus |
EA027708B1 (ru) * | 2011-09-05 | 2017-08-31 | Сойлки Пти Лтд. | Культиватор |
US11805716B2 (en) | 2011-09-05 | 2023-11-07 | Soil-Kee Pty. Ltd. | Tilling apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5213054B2 (ja) | 中耕除草機 | |
JP2003189703A (ja) | ロータリー式耕耘機 | |
KR102205203B1 (ko) | 경반층을 없애주는 쟁기-로터리 장치 | |
JP3878031B2 (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JP4205599B2 (ja) | 代掻作業機 | |
JP2001112303A (ja) | 耕耘作業機 | |
JP4116154B2 (ja) | 管理作業機 | |
JPH1042603A (ja) | 正逆転耕耘装置 | |
JP4553858B2 (ja) | 部分耕耘直播装置 | |
JP4029971B2 (ja) | 畦切り装置 | |
JP3979520B2 (ja) | 複合耕耘装置 | |
JP2004089084A (ja) | 歩行型耕耘機 | |
KR200199115Y1 (ko) | 배토판을 갖는 트랙터용 갓돌림 배토기 | |
JP2006217877A (ja) | 農作業機 | |
JP5396706B2 (ja) | 耕耘機 | |
JP4116155B2 (ja) | 管理作業機のロータリ耕耘装置 | |
JPS627802B2 (ja) | ||
JPH0787802A (ja) | センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置 | |
JPH051216Y2 (ja) | ||
JP3035163U (ja) | 耕耘機における耕耘装置 | |
JP2001016901A (ja) | 除草・耕耘回転具及びそれを用いる除草・耕耘装置 | |
JP2006149366A (ja) | 農作業機 | |
JPH09275709A (ja) | ロータリ耕耘機の尾輪装置 | |
JP2578015Y2 (ja) | 土壌管理作業機 | |
JP2006254845A (ja) | 管理作業機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051115 |