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JP2003182509A - 乗員保護システム - Google Patents

乗員保護システム

Info

Publication number
JP2003182509A
JP2003182509A JP2001386515A JP2001386515A JP2003182509A JP 2003182509 A JP2003182509 A JP 2003182509A JP 2001386515 A JP2001386515 A JP 2001386515A JP 2001386515 A JP2001386515 A JP 2001386515A JP 2003182509 A JP2003182509 A JP 2003182509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collision
occupant protection
vehicle
confirmation
obstacle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001386515A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Enomoto
高明 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001386515A priority Critical patent/JP2003182509A/ja
Priority to US10/318,084 priority patent/US7051830B2/en
Priority to EP02028428A priority patent/EP1329366B1/en
Priority to DE60202992T priority patent/DE60202992T2/de
Publication of JP2003182509A publication Critical patent/JP2003182509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • B60R21/0136Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to actual contact with an obstacle, e.g. to vehicle deformation, bumper displacement or bumper velocity relative to the vehicle

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  • Air Bags (AREA)
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突予知後、衝突前に作動される乗員保護装
置を的確に作動させることができる乗員保護システムを
提供する。 【解決手段】 車両に搭載した、繰り返し作動させるこ
とができる可逆式の乗員保護装置30を作動するシステ
ムであって、車両周辺の障害物を検出する障害物検出手
段10と、障害物検出手段10からの検出信号に基づい
て車両と前記障害物との衝突を予知する衝突予知手段2
1と、衝突予知手段21による衝突予知があった後に、
車両の衝突を確認する衝突確認手段22と、衝突予知手
段21による衝突予知後に前記乗員保護装置30を作動
させ、その後衝突確認手段22により車両の衝突を確認
できないときには乗員保護装置30の作動をキャンセル
する乗員保護装置制御手段23とを備えた乗員保護シス
テム1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
シートベルト装置、エアバッグ装置等の乗員保護装置を
的確に作動させて乗員の保護を図るシステムに関する。
より詳しくは、衝突予知に基づいて衝突前に作動される
乗員保護装置を適切に作動させるようにした乗員保護シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衝突があったときに乗員の保護を
図るため、車両には種々の装置が搭載されている。この
ような乗員保護装置としては、例えば火薬を点火してバ
ッグを一気に展開させるエアバッグ装置や、火薬或いは
バネで強い張力を発生させてシートベルトを巻き取るよ
うにしたプリテンショナ機能が付加されたシートベルト
装置等がある。従来、一般的な乗員保護装置は衝突が発
生した時に作動させるように設計されている。よって、
一度、起動させしまうと停止させることができない不可
逆式である。これら不可逆式乗員保護装置については、
確実に車両が衝突したとの確証を得てから起動させるこ
とが必要である。
【0003】そして、最近においてはより確実に乗員の
保護を図るという観点から、車両の衝突を予知し、この
予知の段階で作動させる乗員保護装置ついて提案されて
いる。このように衝突の予知後、実際の衝突前に衝突に
備えて対処しておけば、より確実に乗員保護が図れるか
らである。
【0004】上記の様に衝突を予知したときに作動され
る乗員保護装置としては、例えば衝突予知があったとき
にモータ等を用いてシートベルトの弛みを巻き取り、衝
突に備えるようにしたプリテンショナ付のシートベルト
装置がある。このような衝突予知した際にシートベルト
を予備的に巻き取るシートベルト装置に関しては、例え
ば特開2001−247009号公報の従来技術として
記載されるように、衝突が予知されるとプリテンショナ
を作動させ、一定時間が経過すると作動を停止させるよ
うになっている。
【0005】上記のシートベルト装置を一例として、衝
突予知後、衝突前に作動される乗員保護装置は、衝突が
回避できた場合にはその作動をキャンセルすることで通
常状態に復帰させることが可能である。よって、前述し
た火薬等を用いた不可逆式の乗員保護装置とは異なり、
可逆式であり扱い易いというが利点がある。
【0006】よって、従来においては、衝突予知後、衝
突前に作動される乗員保護装置については、誤った衝突
予知に基づいて作動させた場合について特に検討がなさ
れていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衝突予
知があった後、これが誤りであったときには速やかに通
常状態に復帰させることが望ましい。乗員保護装置の作
動時間の設定が長ければ、衝突が回避された以後も例え
ば乗員をシートベルトで拘束することになる。このよう
な場合には、乗員に不快を与えることになる。また、そ
の逆に設定時間を短かくしてしまうと、前記特開200
1−247009号公報で課題として指摘されるように
衝突予知から実際の衝突までの時間が比較的長くなった
場合には、乗員保護装置が停止してしまい本来の機能を
発揮しないという事態を招くので好ましくない。
【0008】よって、前述したような衝突予知後、衝突
前に作動させる乗員保護装置の作動については、乗員の
保護を優先しながら高度に制御することへの必要性が高
まってきている。
【0009】したがって、本発明の目的は、衝突予知
後、衝突前に作動される乗員保護装置を的確に作動させ
ることができる乗員保護システムを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1に記
載の如く、車両に搭載した、繰り返し作動させることが
できる可逆式の乗員保護装置を作動するシステムであっ
て、車両周辺の障害物を検出する障害物検出手段と、前
記障害物検出手段からの検出信号に基づいて車両と前記
障害物との衝突を予知する衝突予知手段と、前記衝突予
知手段による衝突予知があった後に、車両の衝突を確認
する衝突確認手段と、前記衝突予知手段による衝突予知
後に前記乗員保護装置を作動させ、その後前記衝突確認
手段により車両の衝突を確認できないときには当該乗員
保護装置の作動をキャンセルする乗員保護装置制御手段
とを備えた乗員保護システムにより達成される。
【0011】請求項1記載の発明によれば衝突予知手段
により車両が衝突するとの予知があった後に、さらに衝
突確認手段により車両の衝突が確認され、この確認に基
づいて乗員保護装置制御手段が可逆式の乗員保護装置の
作動をキャンセルすることができる。よって、乗員保護
を図りつつ、実際の車両の状況に応じて可逆式の乗員保
護装置の作動状態を高精度に制御できる乗員保護システ
ムとなる。
【0012】また、請求項2に記載の如く、請求項1に
記載の乗員保護システムにおいて、前記衝突確認手段
は、前記衝突予知手段が用いた前記障害物検出手段から
の検出信号を前記衝突予知後にさらに用いて車両の衝突
を確認するように構成してもよい。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、衝突予知
手段が衝突予知に用いる障害物検出手段からの検出信号
を衝突確認にも用いるので、構成を簡素化して衝突確認
を行うことができる。
【0014】また、請求項3に記載の如く、請求項2に
記載の乗員保護システムにおいて、前記障害物が車両に
接触したことを検知する接触検知手段がさらに配設さ
れ、前記衝突確認手段は、前記障害物検出手段からの検
出信号を用いた第1の衝突確認及び前記接触検知手段か
らの検知信号を用いた第2の衝突確認を確認手法として
用いる乗員保護システムとしてもよい。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、衝突確認
手段が2つの確認手法を用いるので車両の衝突をより確
実に確認できるようになる。なお、前記第1の衝突確認
及び第2の衝突確認については、確認の順序に特に定め
は無く、どちらの確認を先に行ってもよい。
【0016】また、請求項4に記載の如く、請求項2又
は3に記載の乗員保護システムにおいて、前記障害物検
出手段は少なくとも車両と前記障害物との相対速度及び
相対距離を検出し、前記衝突予知手段及び衝突確認手段
は前記相対速度と相対距離とで形成した判定マップを用
いて前記衝突予知及び前記衝突確認を実行する乗員保護
システムとすることができる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、障害物検
出手段が検出信号として相対速度及び相対距離を検出
し、これにより定まる特定点が判定マップ上の何処に位
置するかという簡単な判断で衝突予知及び衝突確認を行
うことができる。
【0018】また、請求項5に記載の如く、請求項1に
記載の乗員保護システムにおいて、前記衝突確認手段は
前記障害物が車両に接触したことを検知する接触検知手
段である乗員保護システムとしてもよい。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、接触検知
手段による検知信号を用いて簡易に衝突確認することが
できる。
【0020】また、請求項6に記載の如く、請求項1か
ら5のいずれかに記載の乗員保護システムにおいて、作
動後はその停止ができない不可逆式の乗員保護装置をさ
らに備え、前記衝突確認手段により車両の衝突が確認さ
れたときに、前記乗員保護装置制御手段が前記不可逆式
乗員保護装置を作動させる乗員保護システムとすること
が望ましい。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、衝突確認
手段により車両の衝突が確認されたときエアバッグ装置
等の不可逆式乗員保護装置も作動されるので、さらに確
実に乗員の保護が図れる乗員保護システムとすることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る乗員保護システムの実施例を説明する。
【0023】図1は実施例の乗員保護システム1の概要
構成を示したブロック図である。図1において、障害物
検出手段としての障害物検知センサ10は車両周辺に存
在する障害物を検出して制御部20に検出信号を供給す
るようになっている。
【0024】上記障害物検出センサ10としは、車両周
辺に存在し車両が前進した際に衝突する虞のある障害物
を検出できる種々のセンサを広く採用することができる
が、ミリ波センサを用いることが推奨される。ミリ波セ
ンサを用いることにより、障害物と車両(自車)との相
対距離や相対速度を検出することができる。ミリ波セン
サを車両前方のバンパ等に埋設すれば前方の障害物を検
出できるように構成できる。このミリ波センサは1つに
限らず複数を配設してもよい。複数のミリ波センサを配
設する場合には、検出範囲が異なるミリ波センサを併設
すると衝突予知を多段階に行い精度を向上させることが
できる。
【0025】上記制御部20は本乗員保護システム1を
全体として制御するもので電子制御ユニットECUによ
り実現できる。より詳細には、制御部20は後述する衝
突予知手段としての衝突予知ECU21、衝突確認手段
としての衝突確認ECU22及び各種乗員保護装置の作
動を制御する作動制御ECU23を含んで構成されてい
る。
【0026】まず、上記衝突予知ECU21は障害物検
出センサ10からの検出信号を参照して車両に衝突する
可能性のある障害物を確認し、衝突の予知判定を行う。
例えば、前述したようにミリ波センサを用いた場合には
車両と障害物との相対速度及び相対距離が確認できる。
よって、衝突予知ECU21は車両の速度、加速度等を
参照し、車両がその障害物と衝突する可能性があるか、
否かを判定して衝突の可能性が高い場合には衝突すると
の予知を実行する。
【0027】衝突予知ECU21は、例えば上記衝突予
知の判定を行うためにROM等に判定用のマップを格納
してこれを用いる。図2は衝突予知ECU21が衝突予
知を行う際に用いる判定マップの例を示した図である。
【0028】図2に示す判定マップの場合は、横軸が相
対速度Vr、縦軸が相対距離Lrとしている。この判定
マップでは領域αが車両が障害物と衝突すると判定され
る衝突不可避な領域、領域βは車両が障害物と衝突せず
に回避できると判定される衝突回避可能な領域である。
【0029】上記衝突領域αと衝突回避領域βとは、例
えばブレーキ制動曲線BLとハンドル曲線HAとを用い
て形成した曲線により区切られている。車両と障害物と
の相対速度が大きくなる程、ブレーキで制動しても検出
した障害物に車両が衝突する確率が高くなる。このよう
な境界が上記ブレーキ制動曲線BLである。ミリ波セン
サにより検出されたミリ波データの値が、このブレーキ
制動曲線BLより下であれば衝突する確率が高いという
ことになる。同様に、車両と障害物との相対速度が大き
くなる程、運転者がハンドルを操作して衝突を回避しよ
うとしても検出した障害物に車両が衝突する確率が高く
なる。このような境界が上記ハンドル曲線HAである。
ミリ波センサにより検出されたミリ波データの値が、こ
のハンドル曲線HAより下にあるときには衝突する確率
が高いということになる。
【0030】前記衝突領域αは、ブレーキ制動曲線BL
及びハンドル曲線HAより下となる領域として設定され
る。よって、この衝突領域αはブレーキで制動し、かつ
ハンドル操作をしても車両が障害物に極めて高い確率で
衝突すると判定される領域となる。
【0031】衝突予知ECU21はミリ波センサで検出
されたデータから、相対速度Vr及び相対距離Lrを確
認し、この2つから図2の判定マップ上に特定点を定め
る。そして、この特定点が衝突領域αに属したときに、
衝突予知ECU21は衝突するとの予知判定を実行する
ことになる。このように、判定マップを用いると衝突予
知を簡易に実行することができる。この判定マップは、
例えば車両の衝突試験やシミュレーション等を行って得
たデータに基づいて作製することができる。また、この
判定マップは車種毎に最適なものを準備して衝突予知E
CU21がアクセスするROM等に格納しておくのが好
ましい。
【0032】再度、図1を参照した本乗員保護システム
1を構成する他の要素について説明する。上記のように
衝突予知ECU21が車両の衝突を予知した場合の衝突
予知信号は、乗員保護装置制御手段としての作動制御E
CU23、及び衝突確認ECU22に供給される。な
お、上記制御部20を構成する各ECU21から23は
信号入・出力部25を介して多重通信網CANで後述す
る可逆式乗員保護装置30及び不可逆乗員保護装置40
と接続されている。
【0033】作動制御ECU23は、上記衝突予知信号
を受けると所定の作動信号を直ちに可逆式の乗員保護装
置30に供給して作動させる。図1では可逆式の乗員保
護装置30の一例としてモータ式のシートベルト装置3
1、バンパ移動装置32及びシート移動装置33を例示
している。これらの装置は衝突が予知されたときに直ち
に作動させておくことで、実際の衝突に備えて乗員の保
護を図ることができる装置である。
【0034】モータ式のシートベルト装置31は、モー
タ等を作動させてシートベルトの弛みを取るプリテンシ
ョナ機能が付加されたものである。衝突が予知されたと
きに予備的に作動させることで乗員の保護をより確実に
図ることができる。また、バンパ移動装置32は、モー
タ等を用いて可動に構成したバンパを衝突が予知された
ときに前方に迫り出させるものである。衝突が予知され
たときにバンパを前方に出しておくことで衝突による衝
撃を緩和し乗員保護を図ることができる。さらに、シー
ト移動装置33は、モータ等を作動させてシートの位置
を標準に戻すものである。衝突が予知されたときに、シ
ートが前方或いは後方へ行き過ぎている場合にシート位
置を標準の位置に戻すことで、衝突に備えて乗員を保護
することができる。
【0035】上記シートベルト装置31、バンパ移動装
置32及びシート移動装置33はモータ等の作動をキャ
ンセルすること、すなわち停止或いは逆転させて標準位
置に戻す等を行ってそれまでの作動を解除することで、
通常の状態に復帰させることができる。なお、駆動源は
モータに限らず、油圧等を用いてもよい。
【0036】ところで、図1に示した可逆式の乗員保護
装置31から33は単なる例示である。本発明の可逆式
の乗員保護装置は極めて広い概念である。例えば、衝突
が予知された際に、エアバッグ装置の点火判定の閾値を
下げ、衝突が回避されたときには元の閾値に戻すという
システムは、本発明の可逆式乗員保護装置の範疇に含ま
れるものである。
【0037】さらに、本乗員保護システム1の作動制御
ECU23は従来において一般的な不可逆式の乗員保護
装置40の作動制御も行う。図1で例示するのは火薬を
用いてバッグを展開させるエアバッグ装置41、火薬で
シートベルトを一気に巻き取るプリテンショナ付のシー
トベルト装置42である。
【0038】本乗員保護システム1では、衝突予知EC
U21による衝突予知後、さらに後述する衝突確認EC
U22により衝突が確認されたときに、作動制御ECU
23が上記不可逆式の乗員保護装置40を作動させるよ
うになっている。このように、衝突確認ECU22によ
る確認があったときにエアバッグ装置等の不可逆式の乗
員保護装置40を作動させることで、乗員保護を確実に
実行できるシステムとなる。
【0039】つぎに、上記衝突確認ECU22について
説明する。この衝突確認ECU22は、前記衝突予知後
に車両と障害物との衝突確認のために設けられている。
前述した衝突予知ECU21は障害物検出センサ10か
らの信号に基づいて高い確率で衝突の予知を行う。しか
しながら、予知後に衝突回避されるという場合も完全に
排除できない。このような場合には、上記可逆式乗員保
護装置30の作動をキャンセルし通常状態に復帰させる
ことが望ましい。よって、本乗員保護システム1では衝
突確認ECU22が設けられている。
【0040】本実施例の衝突確認ECU22は、2つの
確認手法を用いて車両の衝突を確認するようにしてい
る。その1つ目は、前記衝突予知ECU21が用いた図
2の判定マップを用いる手法である。前述した衝突予知
ECU21は判定マップを衝突予知に用いていたが、本
衝突確認ECU22の場合にはこの判定マップを衝突確
認に用いる。
【0041】障害物検出センサ10としてミリ波センサ
を用いた場合には、車両と障害物との相対速度及び相対
距離が確認できる。前記衝突予知ECU21はミリ波セ
ンサで検出されたデータから相対速度Vr及び相対距離
Lrを確認し、この2つから上記判定マップ上に特定点
を定め衝突領域αに属したときに衝突するとの予知判定
を実行していた。
【0042】衝突確認ECU22は、衝突予知ECU2
1が衝突予知の判定を実行したことを確認すると、衝突
領域α内となった特定点のその動きを監視して衝突確認
する。例えば、特定点が衝突領域αから衝突回避領域β
へ出た場合には衝突予知が誤判定であったと判断する。
このように、特定点が衝突領域αから衝突回避領域βへ
出る場合としては、車両が走行している道路上に金属箔
等が舞っており、これをミリ波センサが高感度に検知し
たために特定点が一瞬、衝突領域αに入ったがその後消
えたような場合が想定される。
【0043】また、衝突確認ECU22は衝突領域αに
入った特定点の位置から衝突時間を推定する。この衝突
推定時間は自車と障害物との相対距離、相対速度が確認
できるので簡単な演算で求めることができる。そして、
この衝突推定時間が経過しても実際に衝突が発生してい
ない場合には、衝突予知が誤判定であったとの判断を行
う。
【0044】なお、衝突確認ECU22が実施に衝突が
生じなかったことを確認するためには、例えばエアバッ
ク装置41が作動されたときにエアバッグECUからエ
アバグ作動信号FONを衝突確認ECU22に供給する
ように設定しておけばよい。
【0045】上記の様に衝突予知後で衝突推定時間とな
っても実際の衝突が発生しない場合としては、例えば道
路上に金属箔の付いた空き箱などが落ちおりこれをミリ
波センサが検出したがその上を車両が通過した等の場合
が想定される。なお、上記の空き箱の場合は衝突推定時
間となった以後、特定点は判定マップの衝突領域α内か
ら消えることになる。
【0046】ところで、衝突推定時間となった以後も特
定点が衝突領域α内に継続的に留まる場合には異常があ
ると推定できる。この場合はミリ波センサ等に異常があ
ると考えられるので、衝突確認ECU22から運転者へ
故障の警告を発するようにすればよい。図1での図示は
省略するが、この警告はインストルメントパネルに設け
た警告灯を点滅させる、或いは音声で警告する等の公知
の警告手段を用いればよい。
【0047】つぎに、上記衝突確認ECU22が用いる
2つ目の確認手法について説明する。本乗員保護システ
ム1は、さらに検出されている障害物に車両が実際に接
触したことを検知する接触検知手段を備えている。この
接触検知手段としては、例えばバンパに埋設したタッチ
センサや、車両に発生した衝撃を検知する減速度センサ
(Gセンサ)を採用することができる。衝突確認ECU
22は、このようなセンサからの検知信号を確認するこ
とで車両と障害物との実際の衝突を確認する。なお、G
センサがエアバッグ装置41の起動判定用にすでに配設
されている場合にはこれを流用してもよい。エアバッグ
装置41のGセンサからの検知信号を用いる場合には、
前述したエアバグ作動信号FONと同様にエアバッグE
CUから衝突に伴って所定値以上の衝撃が発生したこと
を通知する減速度信号GONを衝突確認ECU22に供
給する。もちろん、図1の参照符号50で示すように新
たなGセンサやタッチセンサ50をバンパ等に配設して
もよい。
【0048】上記制御部20を構成する各ECU21か
ら23は、信号入・出力部25を介して多重通信網CA
Nで可逆式乗員保護装置30の各々、及び不可逆乗員保
護装置40の各々と接続されている。
【0049】上記のように、衝突予知ECU21が衝突
予知したときには作動制御ECU23が多重通信網CA
Nを介して作動信号を供給して、可逆式乗員保護装置3
0の各々を作動させる。そして、衝突予知後に衝突確認
ECU22が予知判定は誤りであったと判断したときに
は、作動制御ECU23が多重通信網CANを介して作
動キャンセル信号を可逆式乗員保護装置30の各々に供
給する。
【0050】なお、前述したエアバッグ装置41からの
エアバグ作動信号FONや減速度信号GON等は多重通
信網CANから信号入・出力部25を介して衝突確認E
CU22に供給される。
【0051】以下さらに、制御部20が実行する処理ル
ーチンの一例を示す。この例では、障害物検出センサ1
0としてミリ波センサを用いると共に、前述した衝突予
知及び衝突確認でマップ判定を用いた場合である。図3
は制御部20が実行する処理ルーチンを示したフローチ
ャートである。
【0052】図3において、衝突予知ECU21はミリ
波センサからの検出信号(ミリ波データ)を処理して車
両に衝突する可能性のある障害物の監視を行い(S10
0)、判定マップ上に特定された点が衝突回避領域βか
ら衝突領域αに入ったか、否かに基づいて衝突可能性の
判定を行う(S102)。このステップ102で特定点
が衝突領域αに入っていない、すなわち特定点が衝突回
避領域βにある場合には継続的な監視が繰返される。
【0053】一方、特定点が衝突回避領域βから衝突領
域αに入ったときには、衝突予知ECU21は衝突する
可能性が大きいとして、衝突するとの衝突予知を実行す
る。この衝突予知信号は作動制御ECU23及び衝突確
認ECU22に供給される。
【0054】衝突予知信号を受けた作動制御ECU23
は直ちに可逆式乗員保護装置30の各々を作動させる
(S104)。これと同時に、衝突確認ECU22は衝
突予知ECU21が予知に用いていた判定マップをさら
に監視して、衝突領域αに入った特定点が衝突回避領域
βに戻ったか、否かを確認する(S106)。このステ
ップ106で特定点が衝突回避領域βへ戻った場合に
は、衝突予知が誤判定であったと判断できる。よって、
衝突確認ECU22は作動制御ECU23へ衝突予知キ
ャンセル信号を供給し、作動制御ECU23がキャンセ
ル信号を供給して可逆式乗員保護装置30の作動をキャ
ンセルする(S108)。これにより、乗員保護装置3
0は通常の状態に復帰するので、前記ステップ100か
らの処理を繰り返す。
【0055】上記ステップ106で、特定点が衝突領域
αに留まる場合には衝突の可能性が極めて高いが、本実
施例では接触検知手段からの検知信号を確認して、最終
的に衝突を確認する(S110)。すなわち、このステ
ップ110でタッチセンサ、Gセンサ等からの検知信号
に基づいて車両が実際に障害物に衝突したことを確認す
る。衝突が確認されない場合には、衝突予知が誤判定で
あったとして、前記ステップ108以後の処理を同様に
行う。なお、このようにステップ110を設けると、例
えば質量が小さいダンボールなどの障害物が通路上に存
在しており、これをミリ波センサが検出し、実際に車両
に衝突した場合に誤判定として処理される。
【0056】上記ステップ110で接触検知手段によっ
て、車両と障害物との接触が検知されたときには、予知
後、実際に衝突したと確認できるので不可逆式乗員保護
装置40の各々を作動させて(S112)、本処理ルー
チンによる処理を終了する。
【0057】上記処理ルーチンによれば、可逆式の乗員
保護装置の作動を的確に制御するとともに、実際の衝突
が発生したときにはエアバッグ装置、火薬式のシートベ
ルト装置も作動させることができるので確実に乗員の保
護を図ることができる。
【0058】なお、上述した実施例ではより好ましい実
施形態として、衝突確認ECU22が判定マップ及び接
触センサの2つの確認手法を用いる例を示したが、いず
れか一方の確認手法を用いて衝突確認を行うようにして
もよい。
【0059】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、請求項1記載の発明によれば衝突予知手段により車
両が衝突するとの予知があった後に、さらに衝突確認手
段により車両の衝突が確認され、この確認に基づいて乗
員保護装置制御手段が可逆式の乗員保護装置の作動をキ
ャンセルする。よって、乗員保護を図りつつ、実際の車
両の状況に応じて可逆式の乗員保護装置の作動状態を高
精度に制御できる乗員保護システムとなる。
【0061】また、請求項2に記載の発明によれば、衝
突予知手段が衝突予知に用いる障害物検出手段からの検
出信号を衝突確認にも用いるので、構成を簡素化して衝
突確認を行うことができる。
【0062】また、請求項3に記載の発明によれば、衝
突確認手段が2つの確認手法を用いるので車両の衝突を
より確実に確認できるようになる。
【0063】また、請求項4に記載の発明によれば、障
害物検出手段が検出信号として相対速度及び相対距離を
検出し、これにより定まる特定点が判定マップ上の何処
に位置するかという簡単な判断で衝突予知及び衝突確認
を行うことができる。
【0064】また、請求項5に記載の発明によれば、接
触検知手段による検知信号を用いて簡易に衝突確認する
ことができる。
【0065】また、請求項6に記載の発明によれば、衝
突確認手段により車両の衝突が確認されたときエアバッ
グ装置等の不可逆式乗員保護装置が作動されるので、さ
らに確実に乗員の保護が図れる乗員保護システムとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の乗員保護システムの概要構成を示した
ブロック図である。
【図2】衝突予知ECUが衝突予知をする際に用いる判
定マップの例を示した図である。
【図3】制御部が実行する処理ルーチンを示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 乗員保護保護システム 10 障害物検出センサ(障害物検出手段) 20 制御部 21 衝突予知ECU(衝突予知手段) 22 衝突確認ECU(衝突確認手段) 23 作動制御ECU(乗員保護装置制御手段) 30 可逆式乗員保護装置 31 モータ式シートベルト装置 32 バンパ移動装置 33 シート移動装置 40 不可逆式乗員保護装置 41 エアバッグ装置 42 火薬式シートベルト装置 50 タッチセンサ、Gセンサ(接触検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/08 B60R 21/08 N 22/46 22/46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載した、繰り返し作動させるこ
    とができる可逆式の乗員保護装置を作動するシステムで
    あって、 車両周辺の障害物を検出する障害物検出手段と、 前記障害物検出手段からの検出信号に基づいて車両と前
    記障害物との衝突を予知する衝突予知手段と、 前記衝突予知手段による衝突予知があった後に、車両の
    衝突を確認する衝突確認手段と、 前記衝突予知手段による衝突予知後に前記乗員保護装置
    を作動させ、その後前記衝突確認手段により車両の衝突
    を確認できないときには当該乗員保護装置の作動をキャ
    ンセルする乗員保護装置制御手段とを備えた、ことを特
    徴とする乗員保護システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の乗員保護システムにお
    いて、 前記衝突確認手段は、前記衝突予知手段が用いた前記障
    害物検出手段からの検出信号を前記衝突予知後にさらに
    用いて車両の衝突を確認する、ことを特徴とする乗員保
    護システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の乗員保護システムにお
    いて、 前記障害物が車両に接触したことを検知する接触検知手
    段がさらに配設され、前記衝突確認手段は、前記障害物
    検出手段からの検出信号を用いた第1の衝突確認及び前
    記接触検知手段からの検知信号を用いた第2の衝突確認
    を確認手法として用いる、ことを特徴とする乗員保護シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の乗員保護システ
    ムにおいて、 前記障害物検出手段は少なくとも車両と前記障害物との
    相対速度及び相対距離を検出し、前記衝突予知手段及び
    衝突確認手段は前記相対速度と相対距離とで形成した判
    定マップを用いて前記衝突予知及び前記衝突確認を実行
    する、ことを特徴とする乗員保護システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の乗員保護システムにお
    いて、 前記衝突確認手段は前記障害物が車両に接触したことを
    検知する接触検知手段である、ことを特徴とする乗員保
    護システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の乗員
    保護システムにおいて、 作動後はその停止ができない不可逆式の乗員保護装置を
    さらに備え、 前記衝突確認手段により車両の衝突が確認されたとき
    に、前記乗員保護装置制御手段が前記不可逆式乗員保護
    装置も作動させる、ことを特徴とする乗員保護システ
    ム。
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