JP2003178844A - 同軸コネクタ - Google Patents
同軸コネクタInfo
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着する際に、中心導体ピンが回路パターン
を傷つけることを防止できると共に、回路パターンと安
定かつフレキシブルに接続できる表面実装型の同軸コネ
クタを提供する。 【解決手段】 回路基板10にはんだ付けにより固定接
続される略円筒状の第1の外導体1と、第1の外導体1
の内部に配置され、外周に第2の外導体3が形成された
絶縁体2によって中央部が保持された中心導体ピン5と
を備え、中心導体ピン5は、回路基板10と垂直方向に
弾性を有していると共に回路基板10側の先端に導電性
を有した球状回転構造物7が設けられ、回路基板10に
装着されたときに、球状回転構造物7が回路基板10の
回路パターン12と接触接続するように構成する。
を傷つけることを防止できると共に、回路パターンと安
定かつフレキシブルに接続できる表面実装型の同軸コネ
クタを提供する。 【解決手段】 回路基板10にはんだ付けにより固定接
続される略円筒状の第1の外導体1と、第1の外導体1
の内部に配置され、外周に第2の外導体3が形成された
絶縁体2によって中央部が保持された中心導体ピン5と
を備え、中心導体ピン5は、回路基板10と垂直方向に
弾性を有していると共に回路基板10側の先端に導電性
を有した球状回転構造物7が設けられ、回路基板10に
装着されたときに、球状回転構造物7が回路基板10の
回路パターン12と接触接続するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
等の基板表面に装着して信号を伝達する表面実装型の同
軸コネクタに係わり、さらに詳しくは、中心導体ピンを
プリント回路基板等の表面に形成された回路パターンに
接続させるための構造に関する。
等の基板表面に装着して信号を伝達する表面実装型の同
軸コネクタに係わり、さらに詳しくは、中心導体ピンを
プリント回路基板等の表面に形成された回路パターンに
接続させるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、電子回路などが形成されたプリ
ント回路基板の表面に装着する従来の表面実装型の同軸
コネクタの構造を示す断面図である。図において、1は
コネクタ本体となる略円筒状の第1の外導体、2は絶縁
体、3は絶縁体2の外周に形成された円筒状の第2の外
導体、5は絶縁体2に中央部が保持される中心導体ピ
ン、10はプリント回路基板、11は第1の外導体1が
はんだ(半田)接続される回路パターン、12は中心導
体ピン5がはんだ接続される回路パターン、13ははん
だ(半田)である。第1の外導体1、絶縁体2、第2の
外導体3および中心導体ピン5は一体構造となってお
り、同軸コネクタを構成している。尚、図9には示され
ていないが、他のプリント回路基板あるいは電子装置な
どに装着された相手方の同軸コネクタがあり、この相手
方の同軸コネクタと図9には示した同軸コネクタとが嵌
合することにより、同軸コネクタ間で信号の伝達が行わ
れる。
ント回路基板の表面に装着する従来の表面実装型の同軸
コネクタの構造を示す断面図である。図において、1は
コネクタ本体となる略円筒状の第1の外導体、2は絶縁
体、3は絶縁体2の外周に形成された円筒状の第2の外
導体、5は絶縁体2に中央部が保持される中心導体ピ
ン、10はプリント回路基板、11は第1の外導体1が
はんだ(半田)接続される回路パターン、12は中心導
体ピン5がはんだ接続される回路パターン、13ははん
だ(半田)である。第1の外導体1、絶縁体2、第2の
外導体3および中心導体ピン5は一体構造となってお
り、同軸コネクタを構成している。尚、図9には示され
ていないが、他のプリント回路基板あるいは電子装置な
どに装着された相手方の同軸コネクタがあり、この相手
方の同軸コネクタと図9には示した同軸コネクタとが嵌
合することにより、同軸コネクタ間で信号の伝達が行わ
れる。
【0003】次に、図9に示した構造を有した従来の表
面実装型の同軸コネクタをプリント回路基板10に装着
する場合について説明する。第1の外導体1が接続され
る回路パターン11および中心導体ピン5が接続される
回路パターン12の表面には、予めはんだペーストが塗
布されている。そして、第1の外導体1を回路パターン
11に、中心導体ピン5を回路パターン12にそれぞれ
位置合わせして押圧した状態で加熱し、はんだペースト
を溶融させた後に冷却することによって、第1の外導体
1と回路パターン11のはんだ接続および中心導体ピン
5と回路パターン12のはんだ接続を行う。このような
はんだ付け作業(いわゆるリフロー方式によるはんだ付
け作業)により、従来の同軸コネクタはプリント回路基
板に固定接続される。尚、同軸コネクタのプリント回路
基板への固定接続には、はんだ接続ではなく、ねじ止め
等の他の固定接続手段により接触接続される場合もあ
る。
面実装型の同軸コネクタをプリント回路基板10に装着
する場合について説明する。第1の外導体1が接続され
る回路パターン11および中心導体ピン5が接続される
回路パターン12の表面には、予めはんだペーストが塗
布されている。そして、第1の外導体1を回路パターン
11に、中心導体ピン5を回路パターン12にそれぞれ
位置合わせして押圧した状態で加熱し、はんだペースト
を溶融させた後に冷却することによって、第1の外導体
1と回路パターン11のはんだ接続および中心導体ピン
5と回路パターン12のはんだ接続を行う。このような
はんだ付け作業(いわゆるリフロー方式によるはんだ付
け作業)により、従来の同軸コネクタはプリント回路基
板に固定接続される。尚、同軸コネクタのプリント回路
基板への固定接続には、はんだ接続ではなく、ねじ止め
等の他の固定接続手段により接触接続される場合もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
表面実装型の同軸コネクタでは、その中心導体ピンはプ
リント回路基板の表面の回路パターンにはんだ付けによ
り接続されるため、はんだ(半田)の量や形状の変化
(ばらつき)により、伝送される高周波信号の伝達特性
が変動してしまうという問題点があった。また、同軸コ
ネクタをプリント回路基板に対して位置合わせを行う際
に、中心導体ピンの先端を回路パターンに接触したまま
で水平方向(即ち、プリント回路基板に平行な方向)に
移動させることになるので、中心導体ピンの先端によっ
て接続される回路パターンの表面に傷がつき、伝送され
る高周波信号の伝達特性が変動したり、中心導体ピンと
回路パターンとの安定した接続が保てなくなったり、あ
るいは傷部分の腐食発生等により基板回路パターンの信
頼性が確保できなくなるという問題点があった。
表面実装型の同軸コネクタでは、その中心導体ピンはプ
リント回路基板の表面の回路パターンにはんだ付けによ
り接続されるため、はんだ(半田)の量や形状の変化
(ばらつき)により、伝送される高周波信号の伝達特性
が変動してしまうという問題点があった。また、同軸コ
ネクタをプリント回路基板に対して位置合わせを行う際
に、中心導体ピンの先端を回路パターンに接触したまま
で水平方向(即ち、プリント回路基板に平行な方向)に
移動させることになるので、中心導体ピンの先端によっ
て接続される回路パターンの表面に傷がつき、伝送され
る高周波信号の伝達特性が変動したり、中心導体ピンと
回路パターンとの安定した接続が保てなくなったり、あ
るいは傷部分の腐食発生等により基板回路パターンの信
頼性が確保できなくなるという問題点があった。
【0005】また、従来の同軸コネクタでは、中心導体
ピンは回路パターンにはんだ付けによって固定接続され
ているので、位置ずれ吸収機能がなく、このため、相手
方の同軸コネクタは中心導体ピンに対して正確に位置合
わせして挿入(嵌合)しなければならなかった。さもな
ければ、相手方の同軸コネクタとの嵌合ができなかった
り、あるいは、無理に嵌合させるとコネクタの取り付け
部に応力集中が発生するという問題点があった。
ピンは回路パターンにはんだ付けによって固定接続され
ているので、位置ずれ吸収機能がなく、このため、相手
方の同軸コネクタは中心導体ピンに対して正確に位置合
わせして挿入(嵌合)しなければならなかった。さもな
ければ、相手方の同軸コネクタとの嵌合ができなかった
り、あるいは、無理に嵌合させるとコネクタの取り付け
部に応力集中が発生するという問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、表面実装型の同軸コネクタをプリ
ント回路基板に装着する際に、中心導体ピンにより基板
表面の回路パターンを傷つけることを防止できると共
に、中心導体ピンが回路パターンと安定かつフレキシブ
ルに接続が可能な表面実装型の同軸コネクタを提供する
ことを目的とする。また、嵌合する相手方の同軸コネク
タの位置ずれを吸収できる中心導体ピンの移動機構(位
置調整機構)を備えることにより、相手方の同軸コネク
タとの高精度な位置合わせを必要とせず、容易に相手方
の同軸コネクタと嵌合可能な同軸コネクタを提供するこ
とを目的とする。
めになされたもので、表面実装型の同軸コネクタをプリ
ント回路基板に装着する際に、中心導体ピンにより基板
表面の回路パターンを傷つけることを防止できると共
に、中心導体ピンが回路パターンと安定かつフレキシブ
ルに接続が可能な表面実装型の同軸コネクタを提供する
ことを目的とする。また、嵌合する相手方の同軸コネク
タの位置ずれを吸収できる中心導体ピンの移動機構(位
置調整機構)を備えることにより、相手方の同軸コネク
タとの高精度な位置合わせを必要とせず、容易に相手方
の同軸コネクタと嵌合可能な同軸コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る同軸コネク
タは、回路基板にはんだ付けにより固定接続される略円
筒状の第1の外導体と、第1の外導体の内部に配置さ
れ、外周に第2の外導体が形成された絶縁体によって中
央部が保持された中心導体ピンとを備えた同軸コネクタ
において、上記中心導体ピンは、弾性を有していると共
に、回路基板側の先端に導電性を有した球状回転構造物
が設けられ、回路基板に装着されたときに、球状回転構
造物は回路基板の回路パターンと接触接続するように構
成したものである。
タは、回路基板にはんだ付けにより固定接続される略円
筒状の第1の外導体と、第1の外導体の内部に配置さ
れ、外周に第2の外導体が形成された絶縁体によって中
央部が保持された中心導体ピンとを備えた同軸コネクタ
において、上記中心導体ピンは、弾性を有していると共
に、回路基板側の先端に導電性を有した球状回転構造物
が設けられ、回路基板に装着されたときに、球状回転構
造物は回路基板の回路パターンと接触接続するように構
成したものである。
【0008】また、本発明に係る同軸コネクタの第1の
外導体は、ねじ止めによって回路基板に固定接続される
ものである。
外導体は、ねじ止めによって回路基板に固定接続される
ものである。
【0009】また、本発明に係る同軸コネクタは、中心
導体ピンを回路基板と平行な方向に自在に移動可能とす
る中心導体ピン位置調整機構を備えたものである。
導体ピンを回路基板と平行な方向に自在に移動可能とす
る中心導体ピン位置調整機構を備えたものである。
【0010】また、本発明に係る同軸コネクタの中心導
体ピン位置調整機構は、第1の外導体の内周面において
棚状に突出して形成された第1の突出部と、第1の外導
体の回路基板側の端部近傍の内周面において棚状に突出
して形成された第2の突出部と、第2の外導体の外周面
において棚状に突出して形成された第3の突出部とを設
け、第1の外導体の第1の突出部と第2の外導体の第3
の突出部との間に第1のスプリングを配置して、第1の
外導体の第2の突出部に第2の外導体の回路基板側の端
部を接触させると共に、第1の外導体の第2の突出部に
より第2の外導体を移動可能に支持したものである。
体ピン位置調整機構は、第1の外導体の内周面において
棚状に突出して形成された第1の突出部と、第1の外導
体の回路基板側の端部近傍の内周面において棚状に突出
して形成された第2の突出部と、第2の外導体の外周面
において棚状に突出して形成された第3の突出部とを設
け、第1の外導体の第1の突出部と第2の外導体の第3
の突出部との間に第1のスプリングを配置して、第1の
外導体の第2の突出部に第2の外導体の回路基板側の端
部を接触させると共に、第1の外導体の第2の突出部に
より第2の外導体を移動可能に支持したものである。
【0011】また、本発明に係る同軸コネクタの中心導
体ピンは、絶縁体に中央部が保持され、回路基板側の先
端に球状回転構造物が設けられた第1の中心導体ピン
と、回路基板の回路パターンに一端が固定接続される共
に、他端は上記球状回転構造物が接触接続している第2
の中心導体ピンとで構成されたものである。
体ピンは、絶縁体に中央部が保持され、回路基板側の先
端に球状回転構造物が設けられた第1の中心導体ピン
と、回路基板の回路パターンに一端が固定接続される共
に、他端は上記球状回転構造物が接触接続している第2
の中心導体ピンとで構成されたものである。
【0012】また、本発明に係る同軸コネクタの球状回
転構造物は、第2の中心導体ピンの先端に設けられたも
のである。
転構造物は、第2の中心導体ピンの先端に設けられたも
のである。
【0013】また、本発明に係る同軸コネクタは、第2
の外導体の上記回路基板側の端面と第1の外導体の上記
回路基板側端部近傍の内周面において棚状に突出して形
成された第2の突出部との間に第2のスプリングをさら
に配置したものである。
の外導体の上記回路基板側の端面と第1の外導体の上記
回路基板側端部近傍の内周面において棚状に突出して形
成された第2の突出部との間に第2のスプリングをさら
に配置したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態について説明する。尚、従来と同一符号は従
来のものと同一あるいは相当のものを表す。 実施の形態1.図1は、実施の形態1による表面実装型
の同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、1はコネクタ本体となる略円筒形状の第1の外導
体、2は絶縁体、3は絶縁体2の外周に形成された円筒
形状の第2の外導体、5は絶縁体2に中央部が保持され
た中心導体ピン、7は中心導体ピン5の先端に設けられ
た導電性を有した球状回転構造物、10はプリント回路
基板(単に、回路基板とも称す)、11は第1の外導体
1がはんだ接続される回路パターン、12は中心導体ピ
ン5の先端に設けられた球状回転構造物7が接触接続す
る回路パターン、13ははんだ(半田)である。尚、球
状回転構造物7の中心導体ピン5の先端への取り付け構
造としては、例えばボールペン先端の構造や機械式のパ
ソコンマウスの構造と同様の構造が採用される。
実施の形態について説明する。尚、従来と同一符号は従
来のものと同一あるいは相当のものを表す。 実施の形態1.図1は、実施の形態1による表面実装型
の同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、1はコネクタ本体となる略円筒形状の第1の外導
体、2は絶縁体、3は絶縁体2の外周に形成された円筒
形状の第2の外導体、5は絶縁体2に中央部が保持され
た中心導体ピン、7は中心導体ピン5の先端に設けられ
た導電性を有した球状回転構造物、10はプリント回路
基板(単に、回路基板とも称す)、11は第1の外導体
1がはんだ接続される回路パターン、12は中心導体ピ
ン5の先端に設けられた球状回転構造物7が接触接続す
る回路パターン、13ははんだ(半田)である。尚、球
状回転構造物7の中心導体ピン5の先端への取り付け構
造としては、例えばボールペン先端の構造や機械式のパ
ソコンマウスの構造と同様の構造が採用される。
【0015】第1の外導体1、絶縁体2、第2の外導体
3および球状回転構造物7が設けられた中心導体ピン5
は一体構造となっており、実施の形態1による同軸コネ
クタを構成している。尚、中心導体ピン5は弾性を有し
ており、プリント回路基板10と垂直な方向に変形可能
である。また、図2は、図1に示した実施の形態1によ
る同軸コネクタと嵌合する相手方の同軸コネクタの構造
例を示す断面図である。図において、31は外導体、3
2は絶縁体、33は中心導体ピンであり、これらが一体
構成されて相手方の同軸コネクタが形成されている。ま
た、40は相手方の同軸コネクタが装着されるプリント
回路基板、41は外導体31がはんだ接続されるプリン
ト回路基板40の回路パターン、12は中心導体ピン3
3がはんだ接続されるプリント回路基板40の回路パタ
ーンである。
3および球状回転構造物7が設けられた中心導体ピン5
は一体構造となっており、実施の形態1による同軸コネ
クタを構成している。尚、中心導体ピン5は弾性を有し
ており、プリント回路基板10と垂直な方向に変形可能
である。また、図2は、図1に示した実施の形態1によ
る同軸コネクタと嵌合する相手方の同軸コネクタの構造
例を示す断面図である。図において、31は外導体、3
2は絶縁体、33は中心導体ピンであり、これらが一体
構成されて相手方の同軸コネクタが形成されている。ま
た、40は相手方の同軸コネクタが装着されるプリント
回路基板、41は外導体31がはんだ接続されるプリン
ト回路基板40の回路パターン、12は中心導体ピン3
3がはんだ接続されるプリント回路基板40の回路パタ
ーンである。
【0016】相手型の同軸コネクタの中心導体ピン33
の先端は、図1に示した本実施の形態による同軸コネク
タの中心導体ピン5の球状回転構造物7が設けられた側
と反対側の端部が挿入(嵌合)されて、弾性接触できる
構造となっている。従来の技術で説明したように、相手
方同軸コネクタにおいても、外導体31が接続される回
路パターン41および中心導体ピン33が接続される回
路パターン42の表面には、予めはんだペーストが塗布
されている。そして、外導体31を回路パターン41
に、中心導体ピン33を回路パターン42にそれぞれ位
置合わせして押圧した状態で加熱し、はんだペーストを
溶融させた後に冷却することにより、外導体31と回路
パターン41および中心導体ピン33と路パターン42
のはんだ接続が行われることにより、相手方の同軸コネ
クタはプリント回路基板40に固定接続されている。
の先端は、図1に示した本実施の形態による同軸コネク
タの中心導体ピン5の球状回転構造物7が設けられた側
と反対側の端部が挿入(嵌合)されて、弾性接触できる
構造となっている。従来の技術で説明したように、相手
方同軸コネクタにおいても、外導体31が接続される回
路パターン41および中心導体ピン33が接続される回
路パターン42の表面には、予めはんだペーストが塗布
されている。そして、外導体31を回路パターン41
に、中心導体ピン33を回路パターン42にそれぞれ位
置合わせして押圧した状態で加熱し、はんだペーストを
溶融させた後に冷却することにより、外導体31と回路
パターン41および中心導体ピン33と路パターン42
のはんだ接続が行われることにより、相手方の同軸コネ
クタはプリント回路基板40に固定接続されている。
【0017】尚、図2では絶縁体32の外周には外導体
が形成されていないが、絶縁体32の外周に第2の外導
体を形成した構造であってともよいことは言うまでもな
い。また、図3は、図1に示した本実施の形態による同
軸コネクタに図2に示した相手方の同軸コネクタが嵌合
されたときの状態を示す図である。
が形成されていないが、絶縁体32の外周に第2の外導
体を形成した構造であってともよいことは言うまでもな
い。また、図3は、図1に示した本実施の形態による同
軸コネクタに図2に示した相手方の同軸コネクタが嵌合
されたときの状態を示す図である。
【0018】次に、図1に示した構造を有した実施の形
態1による同軸コネクタをプリント回路基板10に装着
(実装)する場合について説明する。第1の外導体1が
接続されるプリント回路基板10の回路パターン11の
表面には、予めはんだペーストが塗布されているが、中
心導体ピン5の先端に設けられた球状回転構造物7が接
触する回路パターン12の表面には、はんだペーストは
塗布されていない。そして、第1の外導体1を回路パタ
ーン11に、また、中心導体ピン5の先端に設けられた
球状回転構造物7を回路パターン12にそれぞれ位置合
わせして押圧した状態で加熱し、回路パターン11の表
面に塗布されているはんだペーストを溶融させた後に冷
却する。これにより、第1の外導体1と回路パターン1
1のはんだ接続が行われると共に、中心導体ピン5の先
端に設けられた導電性を有した球状回転構造物7は回路
パターン12に弾性接触して接続される。
態1による同軸コネクタをプリント回路基板10に装着
(実装)する場合について説明する。第1の外導体1が
接続されるプリント回路基板10の回路パターン11の
表面には、予めはんだペーストが塗布されているが、中
心導体ピン5の先端に設けられた球状回転構造物7が接
触する回路パターン12の表面には、はんだペーストは
塗布されていない。そして、第1の外導体1を回路パタ
ーン11に、また、中心導体ピン5の先端に設けられた
球状回転構造物7を回路パターン12にそれぞれ位置合
わせして押圧した状態で加熱し、回路パターン11の表
面に塗布されているはんだペーストを溶融させた後に冷
却する。これにより、第1の外導体1と回路パターン1
1のはんだ接続が行われると共に、中心導体ピン5の先
端に設けられた導電性を有した球状回転構造物7は回路
パターン12に弾性接触して接続される。
【0019】このような構造を採用した実施の形態1に
よる同軸コネクタにおいては、中心導体ピン5と基板回
路パターン12の接続ははんだ付けでなく、球状回転構
造物7を介した弾性接触であるため、従来のようなはん
だ形状差異(即ち、中心導体ピン5と回路パターン12
とをはんだ接続した時のはんだ量や形状のばらつき)に
起因する高周波信号伝達特性の変動をなくすることがで
きる。また、弾性を有した中心導体ピン5の先端に球状
回転構造物7を備えたことにより、同軸コネクタをプリ
ント回路基板10上の回路パターン11および12に位
置合わせする際に、回転構造物7は回路パターン12の
表面に確実に接触した状態でスムーズに回転移動するの
で、従来のように中心導体ピン5の先端で回路パターン
12の表面を傷つけることはなくなり、中心導体ピン5
と回路パターン12の間において安定、かつ、信頼性の
高い接続が得られる同軸コネクタを実現できる。
よる同軸コネクタにおいては、中心導体ピン5と基板回
路パターン12の接続ははんだ付けでなく、球状回転構
造物7を介した弾性接触であるため、従来のようなはん
だ形状差異(即ち、中心導体ピン5と回路パターン12
とをはんだ接続した時のはんだ量や形状のばらつき)に
起因する高周波信号伝達特性の変動をなくすることがで
きる。また、弾性を有した中心導体ピン5の先端に球状
回転構造物7を備えたことにより、同軸コネクタをプリ
ント回路基板10上の回路パターン11および12に位
置合わせする際に、回転構造物7は回路パターン12の
表面に確実に接触した状態でスムーズに回転移動するの
で、従来のように中心導体ピン5の先端で回路パターン
12の表面を傷つけることはなくなり、中心導体ピン5
と回路パターン12の間において安定、かつ、信頼性の
高い接続が得られる同軸コネクタを実現できる。
【0020】実施の形態2.図4は、実施の形態2によ
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、14は第1の外導体1の底部に設けられたねじ穴、
15はプリント回路基板10に設けられ、ねじが貫通す
る穴、16はねじである。その他、図1と同一符号は、
図1のものと同等あるいは相当するものを表す。前述の
実施の形態1による同軸コネクタでは、第1の外導体1
とプリント回路基板10の回路パターン11をはんだ付
けすることによりプリント回路基板10に装着する構造
のものを示したが、本実施の形態による同軸コネクタ
は、図4に示すように、第1の外導体1の底部におい
て、その外周部に大きく張り出す棚状の突出部を設け、
この棚状の張り出した突出部にねじ穴14を複数箇所設
ける共に、この複数のねじ穴14にそれぞれ対応させて
プリント回路基板10にも複数の穴15を設け、ねじ1
6により第1の外導体1とプリント回路基板10とをね
じ止め固定することにより第1の外導体1とプリント回
路基板10の回路パターン11とを接続することを特徴
とする。
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、14は第1の外導体1の底部に設けられたねじ穴、
15はプリント回路基板10に設けられ、ねじが貫通す
る穴、16はねじである。その他、図1と同一符号は、
図1のものと同等あるいは相当するものを表す。前述の
実施の形態1による同軸コネクタでは、第1の外導体1
とプリント回路基板10の回路パターン11をはんだ付
けすることによりプリント回路基板10に装着する構造
のものを示したが、本実施の形態による同軸コネクタ
は、図4に示すように、第1の外導体1の底部におい
て、その外周部に大きく張り出す棚状の突出部を設け、
この棚状の張り出した突出部にねじ穴14を複数箇所設
ける共に、この複数のねじ穴14にそれぞれ対応させて
プリント回路基板10にも複数の穴15を設け、ねじ1
6により第1の外導体1とプリント回路基板10とをね
じ止め固定することにより第1の外導体1とプリント回
路基板10の回路パターン11とを接続することを特徴
とする。
【0021】これにより、本実施の形態による同軸コネ
クタでも、中心導体ピン5は導電性を有した球状回転構
造物7を介してプリント回路基板10上の回路パターン
12に安定した状態で弾性接触しており、前述した実施
の形態1による同軸コネクタと同様の効果を奏すると共
に、さらに、はんだ付け作業が不要となるので、作業性
の改善が図れる。
クタでも、中心導体ピン5は導電性を有した球状回転構
造物7を介してプリント回路基板10上の回路パターン
12に安定した状態で弾性接触しており、前述した実施
の形態1による同軸コネクタと同様の効果を奏すると共
に、さらに、はんだ付け作業が不要となるので、作業性
の改善が図れる。
【0022】実施の形態3.図5は、実施の形態3によ
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、1aは略円筒形状をした第1の外導体1の内周面に
おいて棚状に突出して形成されたた第1の突出部、1b
は第1の外導体1の底部近傍(即ち、第1の外導体1の
プリント回路基板側端部の近傍)の内周部において棚状
に突出して形成されたた第2の突出部である。また、3
は円筒形状の第2の外導体であって、3aは第2の外導
体3の外周部において棚状に突出して設けられた第3の
突出部である。また、8は第1の外導体1の第1の突出
部1aと第2の外導体3の第3の突出部3aとの間に配
置された第1のスプリング(ばね)である。その他、実
施の形態1による同軸コネクタの構造を示す図1と同一
符号は、図1のものと同等あるいは相当のものを表す。
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、1aは略円筒形状をした第1の外導体1の内周面に
おいて棚状に突出して形成されたた第1の突出部、1b
は第1の外導体1の底部近傍(即ち、第1の外導体1の
プリント回路基板側端部の近傍)の内周部において棚状
に突出して形成されたた第2の突出部である。また、3
は円筒形状の第2の外導体であって、3aは第2の外導
体3の外周部において棚状に突出して設けられた第3の
突出部である。また、8は第1の外導体1の第1の突出
部1aと第2の外導体3の第3の突出部3aとの間に配
置された第1のスプリング(ばね)である。その他、実
施の形態1による同軸コネクタの構造を示す図1と同一
符号は、図1のものと同等あるいは相当のものを表す。
【0023】図5に示すように、中心導体ピン5および
絶縁体2と一体構造となっている第2の外導体3の底部
(即ち、第2の外導体のプリント回路基板側の端部)
は、第1の外導体1の底部近傍の内周部に形成された第
2の突出部1bにより支持されている。実施の形態1に
よる同軸コネクタの場合と同様に、第1の外導体1はプ
リント回路基板10上の回路パターン11にはんだ13
で固定接続され、中心導体ピン5は先端に取り付けられ
た球状回転構造物7を介してプリント回路基板10上の
回路パターン12に弾性接触にて接続される。
絶縁体2と一体構造となっている第2の外導体3の底部
(即ち、第2の外導体のプリント回路基板側の端部)
は、第1の外導体1の底部近傍の内周部に形成された第
2の突出部1bにより支持されている。実施の形態1に
よる同軸コネクタの場合と同様に、第1の外導体1はプ
リント回路基板10上の回路パターン11にはんだ13
で固定接続され、中心導体ピン5は先端に取り付けられ
た球状回転構造物7を介してプリント回路基板10上の
回路パターン12に弾性接触にて接続される。
【0024】次に、本実施の形態3による同軸コネクタ
の特徴的な構造および動作について説明する。中心導体
ピン5の中央部は絶縁体2で保持される共に、絶縁体2
の外周には略円筒形状の第2の外導体3が形成されてお
り、第2の外導体3、絶縁体2および中心導体ピン5は
一体構造となっている。そして、絶縁体2および中心導
体ピン5と一体構造となっている第2の外導体3は、第
1の外導体1の内部で第1のスプリング8の作用によっ
て第2の外導体3の底部と第1の外導体1の第2の突出
部1bの上面との間で弾性接触を保ちながら、第1の外
導体1の第2の突出部1bで支持されており、プリント
回路基板10に対して平行な方向に自在に移動できる構
造となっている。
の特徴的な構造および動作について説明する。中心導体
ピン5の中央部は絶縁体2で保持される共に、絶縁体2
の外周には略円筒形状の第2の外導体3が形成されてお
り、第2の外導体3、絶縁体2および中心導体ピン5は
一体構造となっている。そして、絶縁体2および中心導
体ピン5と一体構造となっている第2の外導体3は、第
1の外導体1の内部で第1のスプリング8の作用によっ
て第2の外導体3の底部と第1の外導体1の第2の突出
部1bの上面との間で弾性接触を保ちながら、第1の外
導体1の第2の突出部1bで支持されており、プリント
回路基板10に対して平行な方向に自在に移動できる構
造となっている。
【0025】このような構造(即ち、中心導体ピン位置
調整機構)を採用した本実施の形態による同軸コネクタ
では、相手側同軸コネクタと嵌合する際に、相手方の同
軸コネクタの位置がプリント回路基板10の基板表面と
平行な方向に多少ずれても、第2の外導体3、絶縁体2
および中心導体ピン5は一体となって、プリント回路基
板10の基板表面と平行な方向に移動が可能であり、相
手方の同軸コネクタと容易に嵌合することができる。ま
た、その嵌合時に中心導体ピン5がプリント回路基板1
0の基板表面と平行な方向に動く際に、弾性を有した中
心導体ピン5の先端には導電性を有した球状回転構造物
7を備えているため、プリント回路基板10上の回路パ
ターン12の表面を傷つけることなく、安定した接触を
保ったまま中心導体ピン5はプリント回路基板10の基
板表面と平行な方向に移動することができる。また、第
2の外導体3がプリント回路基板10の基板表面と平行
な方向に移動しても、第1の外導体1と第2の外導体3
は常に弾性接触を保っているため、高周波信号の伝達特
性変動のない安定した信頼性の高い接続が可能となる。
調整機構)を採用した本実施の形態による同軸コネクタ
では、相手側同軸コネクタと嵌合する際に、相手方の同
軸コネクタの位置がプリント回路基板10の基板表面と
平行な方向に多少ずれても、第2の外導体3、絶縁体2
および中心導体ピン5は一体となって、プリント回路基
板10の基板表面と平行な方向に移動が可能であり、相
手方の同軸コネクタと容易に嵌合することができる。ま
た、その嵌合時に中心導体ピン5がプリント回路基板1
0の基板表面と平行な方向に動く際に、弾性を有した中
心導体ピン5の先端には導電性を有した球状回転構造物
7を備えているため、プリント回路基板10上の回路パ
ターン12の表面を傷つけることなく、安定した接触を
保ったまま中心導体ピン5はプリント回路基板10の基
板表面と平行な方向に移動することができる。また、第
2の外導体3がプリント回路基板10の基板表面と平行
な方向に移動しても、第1の外導体1と第2の外導体3
は常に弾性接触を保っているため、高周波信号の伝達特
性変動のない安定した信頼性の高い接続が可能となる。
【0026】実施の形態4.図6は、実施の形態4によ
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、1aは略円筒形状をした第1の外導体1の内周面に
おいて棚状に突出して設けられた第1の突出部、1bは
第1の外導体1の底部近傍の内周部において棚状に突出
して設けられた第2の突出部である。また、3は略円筒
形状の第2の外導体であって、3aは第2の外導体3の
外周部において棚状に突出して設けられた第3の突出部
である。また、8は第1の外導体1の第1の突出部1a
と第2の外導体3の第3の突出部3aとの間に配置され
た第1のスプリングである。また、51はその先端に導
電性を有した球状回転構造物7が設けられている第1の
中心導体ピン、52はプリント回路基板10の回路パタ
ーン12にはんだ接続されている第2の中心導体ピンで
ある。その他、実施の形態3による同軸コネクタの構造
を示す図5と同一符号は、図5のものと同等あるいは相
当のものを表す。
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、1aは略円筒形状をした第1の外導体1の内周面に
おいて棚状に突出して設けられた第1の突出部、1bは
第1の外導体1の底部近傍の内周部において棚状に突出
して設けられた第2の突出部である。また、3は略円筒
形状の第2の外導体であって、3aは第2の外導体3の
外周部において棚状に突出して設けられた第3の突出部
である。また、8は第1の外導体1の第1の突出部1a
と第2の外導体3の第3の突出部3aとの間に配置され
た第1のスプリングである。また、51はその先端に導
電性を有した球状回転構造物7が設けられている第1の
中心導体ピン、52はプリント回路基板10の回路パタ
ーン12にはんだ接続されている第2の中心導体ピンで
ある。その他、実施の形態3による同軸コネクタの構造
を示す図5と同一符号は、図5のものと同等あるいは相
当のものを表す。
【0027】次に、本実施の形態による同軸コネクタの
特徴的な構造および動作について説明する。第1の中心
導体ピン51は、絶縁体2および第2の外導体3と一体
構造となっており、その先端には球状回転構造物7が設
けられている。また、第2の中心導体ピン52は、その
一端はプリント回路基板10の回路パターン12にはん
だ接続され、他端は第1の中心導体ピン51の先端に設
けられた球状回転構造物7が接触接続されている。即
ち、第1の中心導体ピン51と第2の中心導体ピン52
は、第1の中心導体ピン51の先端に取り付けられた導
電性を有した球状回転構造物7を介して弾性接触を保つ
構造となっている。そして、実施の形態3の場合と同様
に、絶縁体2および第1の中心導体ピン51と一体構造
となっている第2の外導体3は、第1の外導体1内部で
第1のスプリング8の作用によって第2の外導体3の底
部と第1の外導体1の突出部1bの上面との間で弾性接
触を保ちながら、プリント回路基板10の表面に対して
平行な方向に自在に移動できる構造となっている。
特徴的な構造および動作について説明する。第1の中心
導体ピン51は、絶縁体2および第2の外導体3と一体
構造となっており、その先端には球状回転構造物7が設
けられている。また、第2の中心導体ピン52は、その
一端はプリント回路基板10の回路パターン12にはん
だ接続され、他端は第1の中心導体ピン51の先端に設
けられた球状回転構造物7が接触接続されている。即
ち、第1の中心導体ピン51と第2の中心導体ピン52
は、第1の中心導体ピン51の先端に取り付けられた導
電性を有した球状回転構造物7を介して弾性接触を保つ
構造となっている。そして、実施の形態3の場合と同様
に、絶縁体2および第1の中心導体ピン51と一体構造
となっている第2の外導体3は、第1の外導体1内部で
第1のスプリング8の作用によって第2の外導体3の底
部と第1の外導体1の突出部1bの上面との間で弾性接
触を保ちながら、プリント回路基板10の表面に対して
平行な方向に自在に移動できる構造となっている。
【0028】このような構造を有した本実施の形態によ
る同軸コネクタでは、嵌合する相手方の同軸コネクタの
位置がプリント回路基板10の表面と平行な方向に多少
ずれても、第2の外導体3、絶縁体2および第1の中心
導体ピン51は一体となってプリント回路基板10の表
面と平行な方向に移動し、相手方の同軸コネクタと嵌合
することができる。また、その嵌合時において、第1の
中心導体ピン51がプリント回路基板10の表面と平行
な方向に動く際、第1の中心導体ピン51の先端には球
状回転構造物7を設けているため、第2の中心導体ピン
52と安定した接触を保ったまま第1の中心導体ピン5
1はプリント回路基板10の表面と平行な方向に移動で
きる。また、相手方の同軸コネクタと嵌合した際、第2
の外導体3と一体構造となっている第1の中心導体ピン
51がプリント回路基板10の表面と平行な方向に移動
しても、第2の中心導体ピン52はプリント回路基板1
0の回路パターン12に固定接続されているので、第2
の中心導体ピン52と第1の外導体1との間の距離は変
わらず、実施の形態3の場合よりも高周波信号の伝達特
性変動が少なくなり、さらに安定した信頼性の高い接続
が可能となる。
る同軸コネクタでは、嵌合する相手方の同軸コネクタの
位置がプリント回路基板10の表面と平行な方向に多少
ずれても、第2の外導体3、絶縁体2および第1の中心
導体ピン51は一体となってプリント回路基板10の表
面と平行な方向に移動し、相手方の同軸コネクタと嵌合
することができる。また、その嵌合時において、第1の
中心導体ピン51がプリント回路基板10の表面と平行
な方向に動く際、第1の中心導体ピン51の先端には球
状回転構造物7を設けているため、第2の中心導体ピン
52と安定した接触を保ったまま第1の中心導体ピン5
1はプリント回路基板10の表面と平行な方向に移動で
きる。また、相手方の同軸コネクタと嵌合した際、第2
の外導体3と一体構造となっている第1の中心導体ピン
51がプリント回路基板10の表面と平行な方向に移動
しても、第2の中心導体ピン52はプリント回路基板1
0の回路パターン12に固定接続されているので、第2
の中心導体ピン52と第1の外導体1との間の距離は変
わらず、実施の形態3の場合よりも高周波信号の伝達特
性変動が少なくなり、さらに安定した信頼性の高い接続
が可能となる。
【0029】発明の実施の形態5.図7は、実施の形態
5による同軸コネクタの構造を示す断面図である。前述
の実施の形態4による同軸コネクタでは、第1の中心導
体ピン51の先端に球状回転構造物7を取り付けて第2
の中心導体52と接触接続する構造のものを示したが、
本実施の形態による同軸コネクタでは、第2の中心導体
ピン52の先端に導電性を有した球状回転構造物7を取
り付けて、垂直方向に弾性を有した第1の中心導体ピン
51と接触接続させる構造としたものである。その他の
構造は、実施の形態4に同軸コネクタと同じであるの
で、説明は省略する。本実施の形態による同軸コネクタ
も前述の実施の形態5と同様の効果を奏することはいう
までもなく、また、第2の中心導体ピンの先端に球状回
転構造物を取り付ける構造としたことにより、コネクタ
内部の部品製作が容易になるという効果もある。
5による同軸コネクタの構造を示す断面図である。前述
の実施の形態4による同軸コネクタでは、第1の中心導
体ピン51の先端に球状回転構造物7を取り付けて第2
の中心導体52と接触接続する構造のものを示したが、
本実施の形態による同軸コネクタでは、第2の中心導体
ピン52の先端に導電性を有した球状回転構造物7を取
り付けて、垂直方向に弾性を有した第1の中心導体ピン
51と接触接続させる構造としたものである。その他の
構造は、実施の形態4に同軸コネクタと同じであるの
で、説明は省略する。本実施の形態による同軸コネクタ
も前述の実施の形態5と同様の効果を奏することはいう
までもなく、また、第2の中心導体ピンの先端に球状回
転構造物を取り付ける構造としたことにより、コネクタ
内部の部品製作が容易になるという効果もある。
【0030】実施の形態6.図8は、実施の形態6によ
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、9は第1の外導体1の第2の突出部1aと第2の外
導体3の底部との間に配置された第2のスプリングであ
る。その他、実施の形態3による同軸コネクタの構造を
示す図5と同一符号は、図5のものと同等あるいは相当
のものを表す。
る同軸コネクタの構造を示す断面図である。図におい
て、9は第1の外導体1の第2の突出部1aと第2の外
導体3の底部との間に配置された第2のスプリングであ
る。その他、実施の形態3による同軸コネクタの構造を
示す図5と同一符号は、図5のものと同等あるいは相当
のものを表す。
【0031】本実施の形態による同軸コネクタは、実施
の形態3による同軸コネクタにおいて、さらに第1の外
導体1の第2の突出部1aと第2の外導体3の底部との
間に第2のスプリング9を設けることにより、嵌合時に
図示されていない相手方の同軸コネクタが差し込まれる
と、一体構造となっている第2の外導体3、絶縁体2お
よび中心導体ピン5が摩擦力により下方(プリント回路
基板10に向かう方向)に押し下げられ、球状回転構造
物7がプリント回路基板10の回路パターン12に接触
し、さらに相手方の同軸コネクタを差し込むことによ
り、相手方の同軸コネクタと確実に嵌合する。また、相
手方の同軸コネクタが嵌合していない時は、図8に示す
ように、球状回転構造物7と回路パターン12とは接触
接続していない。
の形態3による同軸コネクタにおいて、さらに第1の外
導体1の第2の突出部1aと第2の外導体3の底部との
間に第2のスプリング9を設けることにより、嵌合時に
図示されていない相手方の同軸コネクタが差し込まれる
と、一体構造となっている第2の外導体3、絶縁体2お
よび中心導体ピン5が摩擦力により下方(プリント回路
基板10に向かう方向)に押し下げられ、球状回転構造
物7がプリント回路基板10の回路パターン12に接触
し、さらに相手方の同軸コネクタを差し込むことによ
り、相手方の同軸コネクタと確実に嵌合する。また、相
手方の同軸コネクタが嵌合していない時は、図8に示す
ように、球状回転構造物7と回路パターン12とは接触
接続していない。
【0032】実施の形態3による同軸コネクタの場合に
は、第1の外導体1の第2の突出部1bと第2の外導体
3の底部とは面接触していたが、本実施の形態による同
軸コネクタにおいては、第1の外導体1の第2の突出部
1bと第2の外導体3の底部との接触は第2のスプリン
グ9のみであり、面接触はしていない。従って、相手方
の同軸コネクタがプリント回路基板10の表面と平行な
方向にずれている状態で嵌合する際の第1の外導体1の
第2の突出部1bと第2の外導体3の底部との接触摩擦
力は実施の形態3による同軸コネクタの場合に比べて小
さくなり、嵌合がさらに容易に行える。
は、第1の外導体1の第2の突出部1bと第2の外導体
3の底部とは面接触していたが、本実施の形態による同
軸コネクタにおいては、第1の外導体1の第2の突出部
1bと第2の外導体3の底部との接触は第2のスプリン
グ9のみであり、面接触はしていない。従って、相手方
の同軸コネクタがプリント回路基板10の表面と平行な
方向にずれている状態で嵌合する際の第1の外導体1の
第2の突出部1bと第2の外導体3の底部との接触摩擦
力は実施の形態3による同軸コネクタの場合に比べて小
さくなり、嵌合がさらに容易に行える。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る同軸コネクタによれば、回
路基板にはんだ付けにより固定接続される略円筒状の第
1の外導体と、第1の外導体の内部に配置され、外周に
第2の外導体が形成された絶縁体によって中央部が保持
された中心導体ピンとを備えた同軸コネクタにおいて、
上記中心導体ピンは、弾性を有していると共に、回路基
板側の先端に導電性を有した球状回転構造物が設けら
れ、回路基板に装着されたときに、球状回転構造物は回
路基板の回路パターンと接触接続するように構成したの
で、中心導体ピンと回路パターンのはんだ接続における
はんだ形状の差異に起因する高周波信号伝達特性の変動
がなくなると共に、中心導体ピンの先端で回路パターン
の表面を傷つけることもなくなり、中心導体ピンと回路
パターンの間において、安定、かつ信頼性の高い接続が
得られる。
路基板にはんだ付けにより固定接続される略円筒状の第
1の外導体と、第1の外導体の内部に配置され、外周に
第2の外導体が形成された絶縁体によって中央部が保持
された中心導体ピンとを備えた同軸コネクタにおいて、
上記中心導体ピンは、弾性を有していると共に、回路基
板側の先端に導電性を有した球状回転構造物が設けら
れ、回路基板に装着されたときに、球状回転構造物は回
路基板の回路パターンと接触接続するように構成したの
で、中心導体ピンと回路パターンのはんだ接続における
はんだ形状の差異に起因する高周波信号伝達特性の変動
がなくなると共に、中心導体ピンの先端で回路パターン
の表面を傷つけることもなくなり、中心導体ピンと回路
パターンの間において、安定、かつ信頼性の高い接続が
得られる。
【0034】また、本発明に係る同軸コネクタによれ
ば、第1の外導体はねじ止めによって回路基板に固定接
続されるので、中心導体ピンと回路パターンの間におい
て、安定、かつ信頼性の高い接続が得られると共に、さ
らに、はんだ付け作業が不要となり、作業性の改善が図
れる。
ば、第1の外導体はねじ止めによって回路基板に固定接
続されるので、中心導体ピンと回路パターンの間におい
て、安定、かつ信頼性の高い接続が得られると共に、さ
らに、はんだ付け作業が不要となり、作業性の改善が図
れる。
【0035】また、本発明に係る同軸コネクタによれ
ば、中心導体ピンを回路基板と平行な方向に自在に移動
可能とする中心導体ピン位置調整機構を備えたので、中
心導体ピンと回路パターンの間において、安定、かつ信
頼性の高い接続が得られると共に、相手方の同軸コネク
タの位置が多少ずれても相手方の同軸コネクタと容易に
嵌合することができる。
ば、中心導体ピンを回路基板と平行な方向に自在に移動
可能とする中心導体ピン位置調整機構を備えたので、中
心導体ピンと回路パターンの間において、安定、かつ信
頼性の高い接続が得られると共に、相手方の同軸コネク
タの位置が多少ずれても相手方の同軸コネクタと容易に
嵌合することができる。
【0036】また、本発明に係る同軸コネクタによれ
ば、中心導体ピン位置調整機構は、第1の外導体の内周
面において棚状に突出して形成された第1の突出部と、
第1の外導体の回路基板側端部近傍の内周面において棚
状に突出して形成された第2の突出部と、第2の外導体
の外周面において棚状に突出して形成された第3の突出
部とを設け、第1の外導体の第1の突出部と第2の外導
体の第3の突出部との間に第1のスプリングを配置し
て、第1の外導体の第2の突出部に第2の外導体の回路
基板側の端部を接触させると共に、第1の外導体の第2
の突出部により第2の外導体を移動可能に支持したの
で、中心導体ピン位置調整機構を簡単な構造によって実
現でき、中心導体ピンと回路パターンの間において、安
定、かつ信頼性の高い接続が得られると共に、相手方の
同軸コネクタの位置が多少ずれても相手方の同軸コネク
タと容易に嵌合することができる。
ば、中心導体ピン位置調整機構は、第1の外導体の内周
面において棚状に突出して形成された第1の突出部と、
第1の外導体の回路基板側端部近傍の内周面において棚
状に突出して形成された第2の突出部と、第2の外導体
の外周面において棚状に突出して形成された第3の突出
部とを設け、第1の外導体の第1の突出部と第2の外導
体の第3の突出部との間に第1のスプリングを配置し
て、第1の外導体の第2の突出部に第2の外導体の回路
基板側の端部を接触させると共に、第1の外導体の第2
の突出部により第2の外導体を移動可能に支持したの
で、中心導体ピン位置調整機構を簡単な構造によって実
現でき、中心導体ピンと回路パターンの間において、安
定、かつ信頼性の高い接続が得られると共に、相手方の
同軸コネクタの位置が多少ずれても相手方の同軸コネク
タと容易に嵌合することができる。
【0037】また、本発明に係る同軸コネクタによれ
ば、中心導体ピンは、絶縁体に中央部が保持され、回路
基板側の先端に球状回転構造物が設けられた第1の中心
導体ピンと、回路基板の回路パターンに一端が固定接続
される共に、他端は上記球状回転構造物が接触接続して
いる第2の中心導体ピンとで構成されたので、相手方の
同軸コネクタと嵌合して第1の中心導体ピンの位置が多
少移動しても、第2の中心導体ピンと第1の外導体との
間の距離は変わらず、高周波信号の伝達特性変動が少な
くなり、さらに安定した信頼性の高い接続が可能とな
る。
ば、中心導体ピンは、絶縁体に中央部が保持され、回路
基板側の先端に球状回転構造物が設けられた第1の中心
導体ピンと、回路基板の回路パターンに一端が固定接続
される共に、他端は上記球状回転構造物が接触接続して
いる第2の中心導体ピンとで構成されたので、相手方の
同軸コネクタと嵌合して第1の中心導体ピンの位置が多
少移動しても、第2の中心導体ピンと第1の外導体との
間の距離は変わらず、高周波信号の伝達特性変動が少な
くなり、さらに安定した信頼性の高い接続が可能とな
る。
【0038】また、本発明に係る同軸コネクタによれ
ば、球状回転構造物は、第2の中心導体ピンの先端に設
けられたので、第2の中心導体ピンと第1の外導体との
間の距離は変わらず、安定した信頼性の高い接続が可能
となると共に、コネクタ内部の部品製作が容易になる。
ば、球状回転構造物は、第2の中心導体ピンの先端に設
けられたので、第2の中心導体ピンと第1の外導体との
間の距離は変わらず、安定した信頼性の高い接続が可能
となると共に、コネクタ内部の部品製作が容易になる。
【0039】また、本発明に係る同軸コネクタによれ
ば、第2の外導体の上記回路基板側の端面と第1の外導
体の上記回路基板側端部近傍の内周面において棚状に突
出して形成された第2の突出部との間に第2のスプリン
グをさらに配置したので、第1の外導体の第2の突出部
と第2の外導体3の底部との接触摩擦力は小さくなり、
嵌合がさらに容易に行える。
ば、第2の外導体の上記回路基板側の端面と第1の外導
体の上記回路基板側端部近傍の内周面において棚状に突
出して形成された第2の突出部との間に第2のスプリン
グをさらに配置したので、第1の外導体の第2の突出部
と第2の外導体3の底部との接触摩擦力は小さくなり、
嵌合がさらに容易に行える。
【図1】 実施の形態1による同軸コネクタの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】 嵌合する相手方同軸コネクタの構造例を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】 実施の形態1による同軸コネクタが相手方の
同軸コネクタと嵌合したときの状態を示す断面図であ
る。
同軸コネクタと嵌合したときの状態を示す断面図であ
る。
【図4】 実施の形態2による同軸コネクタの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】 実施の形態3による同軸コネクタの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】 実施の形態4による同軸コネクタの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】 実施の形態5による同軸コネクタの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】 実施の形態6による同軸コネクタの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図9】 従来の同軸コネクタの構造を示す断面図であ
る。
る。
1 第1の外導体 1a 第1の突出部
1b 第2の突出部 2 絶縁体
3 第2の外導体 3a 第3の突出部
5 中心導体ピン 7 球状回転構造物
8 第1のスプリング 9 第2のスプリン
グ 10 プリント回路基板 11 第1の外導体が接続される回路パターン 12 第2の外導体が接続される回路パターン 13 はんだ 14 ねじ穴 15 プリント回路基板の穴 16 ねじ 51 第1の中心導体ピン 51 第2の中心導
体ピン
グ 10 プリント回路基板 11 第1の外導体が接続される回路パターン 12 第2の外導体が接続される回路パターン 13 はんだ 14 ねじ穴 15 プリント回路基板の穴 16 ねじ 51 第1の中心導体ピン 51 第2の中心導
体ピン
Claims (7)
- 【請求項1】 回路基板にはんだ付けにより固定接続さ
れる略円筒状の第1の外導体と、上記第1の外導体の内
部に配置され、外周に第2の外導体が形成された絶縁体
によって中央部が保持された中心導体ピンとを備えた同
軸コネクタにおいて、 上記中心導体ピンは、弾性を有していると共に、上記回
路基板側の先端に導電性を有した球状回転構造物が設け
られ、上記回路基板に装着されたときに、上記球状回転
構造物は上記回路基板の回路パターンと接触接続するこ
とを特徴とする同軸コネクタ。 - 【請求項2】 上記第1の外導体は、ねじ止めによって
回路基板に固定接続されることを特徴とする請求項1に
記載の同軸コネクタ。 - 【請求項3】 上記中心導体ピンを上記回路基板と平行
な方向に自在に移動可能とする中心導体ピン位置調整機
構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の同軸コネ
クタ。 - 【請求項4】 上記中心導体ピン位置調整機構は、上記
第1の外導体の内周面において棚状に突出して形成され
た第1の突出部と、上記第1の外導体の上記回路基板側
の端部近傍の内周面において棚状に突出して形成された
第2の突出部と、上記第2の外導体の外周面において棚
状に突出して形成された第3の突出部とを設け、上記第
1の外導体の上記第1の突出部と上記第2の外導体の第
3の突出部との間に第1のスプリングを配置して、上記
第1の外導体の上記第2の突出部に上記第2の外導体の
上記回路基板側の端部を接触させると共に、上記第1の
外導体の上記第2の突出部により上記第2の外導体を移
動可能に支持したことを特徴とする請求項3に記載の同
軸コネクタ。 - 【請求項5】 上記中心導体ピンは、上記絶縁体に中央
部が保持され、上記回路基板側の先端に球状回転構造物
が設けられた第1の中心導体ピンと、上記回路基板の回
路パターンに一端が固定接続される共に、他端は上記球
状回転構造物が接触接続している第2の中心導体ピンと
で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の同
軸コネクタ。 - 【請求項6】 上記球状回転構造物は、上記第2の中心
導体ピンの先端に設けられていることを特徴とする請求
項5に記載の同軸コネクタ。 - 【請求項7】 上記第2の外導体の上記回路基板側の端
面と上記第1の外導体の上記回路基板側端部近傍の内周
面において棚状に突出して形成された第2の突出部との
間に第2のスプリングをさらに配置したことを特徴とす
る請求項4に記載の同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377617A JP2003178844A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377617A JP2003178844A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 同軸コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003178844A true JP2003178844A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19185536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001377617A Pending JP2003178844A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 同軸コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003178844A (ja) |
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-
2001
- 2001-12-11 JP JP2001377617A patent/JP2003178844A/ja active Pending
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