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JP2003175515A - 補強方法 - Google Patents

補強方法

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Publication number
JP2003175515A
JP2003175515A JP2001377125A JP2001377125A JP2003175515A JP 2003175515 A JP2003175515 A JP 2003175515A JP 2001377125 A JP2001377125 A JP 2001377125A JP 2001377125 A JP2001377125 A JP 2001377125A JP 2003175515 A JP2003175515 A JP 2003175515A
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JP
Japan
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fiber
resin composition
polymer
sheet
reinforced resin
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Application number
JP2001377125A
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English (en)
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Inventor
Shinichi Nonaka
眞一 野中
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2003175515A publication Critical patent/JP2003175515A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強性、作業性、生産性および経済性の改善
された補強方法、即ち、プリプレグによる補強・補修に
関し、基材との間に空隙を作らず、かつ粘着力を維持さ
せて立ち面や天井面にも粘着固定できるような補強・補
修方法を提供することにある。 【解決手段】 基材上に、重合性のオリゴマーおよび/
またはポリマー(A)、重合性モノマー(B)、チキソ剤(C)
および重合開始剤(D)もしくは硬化促進剤(E)を必須成分
とする樹脂組成物(イ)を塗布し、次いで重合性のオリ
ゴマーおよび/またはポリマー(F)、重合性モノマー
(G)、光重合開始剤(H)、増粘剤(J)および繊維強化材(K)
を必須成分とする繊維強化樹脂シート(ロ)を積層し、
更に該繊維強化樹脂シート上から活性光線を照射して硬
化することを特徴とする補強方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材、金属、プラ
スチック、FRP、コンクリートなどの補強および補修
に関し、硬化性と扱い安さに優れた光硬化性の繊維強化
樹脂シートを用いながら基材との間に入る気泡を除去
し、接着面積を確保することにより優れた接着力を得る
補強方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FRPでの補強および補修の方法として
は、一般的にはハンドレイアップ法やスプレーアップ法
でFRP層を積層する方法が知られている。
【0003】しかしながら、これらの諸技術には、いく
つかの不都合な点がある。例えば、液状不飽和樹脂を扱
うため、臭気による作業環境悪化や、手作業ならびに長
い硬化時間を要するといった低生産性の問題がある。
【0004】これに対して、特許番号1612602
(H7.4.26権利抹消)、特開昭56−13953
5、特開平10−58465、特開平10−6786
5、特開平10−71661、特開平10−33134
5、特開平11−43596、特開2000−2197
93、特開2000−280385、特開2000−3
34852などは紫外線および可視光によって硬化する
プリプレグが施工性および作業環境面で有用であること
が記載されている。
【0005】しかし、かかるプリプレグは液状硬化性樹
脂と比べ、基材に対する賦型性が著しく低下する欠点が
有り、基材とプリプレグとの間に空隙ができるなどの欠
点から、補強・補修により期待される性能が達成できな
いという問題がある。又、液状の接着性樹脂を基材とプ
リプレグとの間に塗布することによって、空隙の除去が
可能となるが、立ち面や天井のような面では接着樹脂が
流出して粘着力が著しく低下し、事実上、プリプレグの
固定ができなくなる。加えて、基材表面に凹凸があった
場合、液状の接着性樹脂では立ち面や天井のような面に
塗布しても平滑にすることが困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、補強
性、作業性、生産性および経済性の改善された補強方法
にある。即ち、プリプレグによる補強・補修に関し、基
材との間に空隙を作らず、かつ粘着力を維持させて立ち
面や天井面にも粘着固定できるような補強・補修方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題について鋭意研究の結果、基材上に光硬化性を有す
る繊維強化樹脂シートを賦型する前にチキソ性を付与し
た硬化性樹脂組成物を塗布することにより、本発明を完
成するに至ったものである。
【0008】すなわち、本発明は、基材上に、重合性の
オリゴマーおよび/またはポリマー(A)、重合性モノマ
ー(B)、チキソ剤(C)および重合開始剤(D)もしくは硬化
促進剤(E)を必須成分とする樹脂組成物(イ)を塗布
し、次いで重合性のオリゴマーおよび/またはポリマー
(F)、重合性モノマー(G)、光重合開始剤(H)、増粘剤(J)
および繊維強化材(K)を必須成分とする繊維強化樹脂シ
ート(ロ)を積層し、更に該繊維強化樹脂シート上から
活性光線を照射して硬化することを特徴とする補強方法
に関する。次に本発明を詳細に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の特徴を概略的に述べれ
ば、基材表面に、紫外線および可視光、またはレドック
ス硬化など室温下でも硬化し得る樹脂にチキソ性を付与
させた樹脂組成物を塗布した後、繊維強化材に光硬化性
樹脂を含浸させた繊維強化樹脂シート(シート状プリプ
レグ)を密着固定した後、これをロールまたはFRP型
等によって圧力0.1〜10kg/cmの低圧で圧
着、賦形し、紫外線および可視光によって硬化して基材
を繊維強化樹脂によって補強・補修することにある。
【0010】本発明の補強方法では、基材としては、特
に限定されないが、表面が不均一なものが好適であり、
コンクリート、モルタル、木材、石材などが挙げられ
る。特に、本発明の補強方法をコンクリート製物品、即
ちトンネル内のコンクリート内壁や建築物のコンクリー
ト壁のクラック等の欠陥部の補修などに適用することが
できる。
【0011】本発明では、重合性のオリゴマーおよび/
またはポリマー(A)、重合性モノマー(B)、チキソ剤(C)
および重合開始剤(D)もしくは硬化促進剤(E)を必須成分
とする樹脂組成物(イ)を基材上に塗布される。かかる
重合性のオリゴマーおよび/またはポリマー(A)として
は、不飽和ポリエステル、ビニルエステル、アクリル、
あるいはビニルウレタンなどが挙げられる。
【0012】本発明でのオリゴマーおよび/またはポリ
マー(A)の不飽和ポリエステルについては、特に制限は
なく、従来一般の不飽和ポリエステル樹脂成形品に慣用
されている公知の不飽和ポリエステルを用いることがで
きる。この不飽和ポリエステルは、α,β−不飽和カル
ボン酸又は場合により飽和カルボン酸を含むα,β−不
飽和カルボン酸とアルコール類とから得られるものであ
る。
【0013】α,β−不飽和カルボン酸としては、例え
ば、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン
酸、シトラコン酸、メサコン酸、クロロマレイン酸、あ
るいはこれらのジメチルエステル類などが挙げられる。
これらのα,β−不飽和カルボン酸はそれぞれ単独で用
いても良いし、2種以上を組み合わせて用いても良い。
また、飽和カルボン酸としては、例えば、フタル酸、無
水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘット酸、
ヘキサヒドロ無水フタル酸、アジピン酸、セバチン酸、
アゼライン酸などが挙げられる。これらの飽和カルボン
酸はそれぞれ単独で用いても良いし、2種以上を組み合
わせて用いても良い。
【0014】一方、アルコールとしては、例えば、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,3−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、シクロヘキサンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
ール、、グリセリンモノアリルエーテル、水素化ビスフ
ェノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキシプロボキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシエ
トキシフェニル)プロパンなどのジオール類、トリメチ
ロールプロパンなどのトリオール類、ペンタエリスリト
ールなどのテトラオール類などが挙げられる。これらの
アルコールはそれぞれ単独で用いても良いし、2種類以
上を組み合わせて用いても良い。
【0015】本発明でのオリゴマーおよび/またはポリ
マー(A)のビニルエステルとは、エポキシ樹脂とアクリ
ル酸またはメタクリル酸との反応によって製造されるも
のが最も代表的であり、他には、例えば、末端カルボキ
シポリブタジエンとグリシジルメタクリレートとの反応
によって製造されるポリブタジエンタイプビニルエステ
ルなどを含むものであり、耐食性、および機械的強度に
優れた樹脂の1群である。
【0016】本発明でのオリゴマーおよび/またはポリ
マー(A)のアクリルとは、メタクリル酸エステルおよび
アクリル酸エステルを主たる成分とする重合性単量体か
ら導かれる熱可塑性重合体と重合性単量体から構成され
るものである。該重合体に使用される単量体は、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソ
プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル
等、(メタ)アクリル酸エステルを必須成分とし、必要
により上記(メタ)アクリル酸エステル類と共重合可能
な他の重合性単量体を併用し、該単量体混液を重合して
得られるものである。
【0017】本発明でのオリゴマーおよび/またはポリ
マー(A)のビニルウレタンとは、ポリオール類、イソシ
アネート類、水酸基含有(メタ)アクリレート類から得
られる、アクリロイル基を有するウレタンオリゴマーで
ある。
【0018】樹脂組成物(イ)の重合性モノマー(B)と
しては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン、パラメチルスチレン、クロロスチレン等の
芳香族モノマー、官能性モノマーであるヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート
等のヒドロキシル基含有モノマーや、(メタ)アクリル
酸等、カルボキシル基を有するモノマーも使用できる。
更にその他の(メタ)アクリル酸エステル類、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル単量体、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリ
ル類等も使用することができ、炭素数1〜4のアルキル
基を有するマレイン酸エステルおよびフマール酸エステ
ル等を併用しても良い。
【0019】更に、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、オリゴエチレンジ(メタ)アク
リレートなどの多官能重合性単量体を用いることもでき
る。これらの重合性単量体のうち、1種用いても良い
し、2種以上を組み合わせて用いても良い。
【0020】重合性モノマー(B)の含有量は、含まれて
いれば特に限定されないが、オリゴマーおよび/または
ポリマー(A)の100重量部に対して、好ましくは10
〜200重量部、より好ましくは40〜100重量部で
ある。
【0021】樹脂組成物(イ)に含有されるチキソ剤
(C)としては、その形状が星状、針状、ウィスカー状、
鱗片状等特に限定されるものではなく、オリゴマーおよ
びポリマーと重合性モノマーの混合物に揺変性を与える
性状や形状のものであれば良い。具体例としては、シリ
カ粉末、タルク粉末、マイカ粉末、ガラスフレーク、金
属ウィスカー、セラミックウィスカー、硫酸カルシウム
ウィスカー、アスベスト、スメクタイト等が挙げられ
る。必要に応じて前記、2種以上を併用しても良い。
【0022】市販品としては、レオロシールQSシリー
ズ(徳山曹達(株)社製)、アエロジルシリーズ(日本
アエロジル社製)、BENATHIXシリーズ(ウィル
バーエリス社製)、FRANKLIN FIBER(U
SG社製)、タルクSW、タルクSS、タルクSWE
(日本タルク社製)、タルカンパウダーPK、ロータル
ク−T(林化成社製)、アルボレックスYS(四国化成
工業社製)等がある。
【0023】又、その大きさ、粒径や添加量は樹脂組成
物(イ)として流動性がなくなる状態であれば良く、オ
リゴマーおよびポリマー(A)と重合性モノマー(B)の合計
量100重量部に対して、好ましくは1〜30重量部、
より好ましくは5〜10重量部であり、チキソ剤の揺変
性の付与能力により決定される。
【0024】樹脂組成物(イ)に添加され得る重合開始
剤(D)としては、光重合開始剤、熱重合開始剤などを挙
げることができるが、作業性等を考慮すると、光重合開
始剤が好ましい。
【0025】かかる光重合開始剤(D)としては、、ベン
ゾフェノン、アセトフェノン、または、これらの誘導体
を挙げることができ、オリゴマーおよびポリマー(A)と
重合性モノマー(B)の混合物を約500nmまでの波長
の可視光および紫外線領域の光の照射により重合反応を
進行させ常温での硬化を進めることができるものが使用
される。尚、その使用の際に、さらに粘度、粘着性、含
浸成形収縮などを調節する添加剤や充填材を、光反応を
阻害しない範囲で配合することは差し支えない。
【0026】熱重合開始剤は光重合開始剤と併用され、
ケトンパーオキサイド類、ハイドロパーオキサイド類、
ジアシルパーオキサイド類の他に、パーオキシエステル
類が用いられる。この開始剤を使用する場合にもは、樹
脂組成物(イ)が完全に硬化する前に繊維強化樹脂シー
ト(ロ)を積層し、該シート(ロ)上から活性光線を照
射して硬化する。
【0027】重合開始剤(D)が添加される場合、その量
は、オリゴマーおよびポリマー(A)と重合性モノマー(B)
の合計量100重量部に対して、好ましくは0.1〜5
重量部が適当である。
【0028】硬化促進剤(E)としては、金属石鹸類、例
えばナフテン酸コバルト、オクテン酸コバルト、オクテ
ン酸バナジル、ナフテン酸銅、ナフテン酸バリウムが挙
げられ、金属キレート化合物、例えばバナジルアセチル
アセテート、コバルトアセチルアセテート、鉄アセチル
アセトネートがある。またアミン類にはN,N−ジメチ
ルアミノ−p−ベンズアルデヒド、N,N−ジメチルア
ニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチル
−p−トルイジン、N−エチル−m−トルイジン、トリ
エタノールアミン、m−トルイジン、ジエチレントリア
ミン、ピリジン、フェニルモルホリン、ピペリジン、ジ
エタノールアニリン等も使用することができる。これら
の硬化促進剤の1種もしくはこれらから選ばれる2種以
上のものを組み合わせることもできる。
【0029】硬化促進剤(E)が添加される場合、その量
は、オリゴマーおよびポリマー(A)と重合性モノマー(B)
の合計量100重量部に対して、好ましくは0.01〜
10重量部が適当である。尚、上記硬化促進剤を重合開
始剤の代わりに用いる場合、有機過酸化物を使用直前に
混合する。
【0030】かかる有機過酸化物としては、通常、レド
ックス系触媒として用いられるケトンパーオキサイド
類、ハイドロパーオキサイド類、ジアシルパーオキサイ
ド類の他に、パーオキシエステル類も使用することがで
きる。
【0031】ケトンパーオキサイド類としては、メチル
エチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサンパーオキ
サイド、メチルシクロヘキサンパーオキサイド、メチル
アセトアセテートパーオキサイド、アセチルアセトンパ
ーオキサイド等が挙げられる。
【0032】ハイドロパーオキサイド類としては、P−
メンタンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベン
ゼンハイドロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラ
メチルブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロ
パーオキサイド、t−ヘキシルハイドロパーオキサイ
ド、t−ブチルハイドロパーオキサイド等が利用可能で
ある。
【0033】ジアシルパーオキサイド類として、イソブ
チルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノ
イルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、ステアロイルパーオキサイ
ド、コハク酸パーオキサイド、m−トルオイルパーオキ
サイド、m−ベンゾイルパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイド等が用いられる。
【0034】さらにパーオキシエステル類として、α,
α’−ビス(ネオデカノイルパーオキシ)ジイソプロピ
ルベンゼン、クミルパーオキシネオデカノエート、1,
1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノ
エート、1−シクロヘキシル−1−メチルエチルパーオ
キシネオデカノエート、t−ヘキシルパーオキシネオデ
カノエート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、
t−ヘキシルパーオキシピバラート、t−ブチルパーオ
キシピバラート、1,1,3,3−テトラメチルブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、2,5−ジメ
チル−2,5−ビス(2−エチルヘキサノイルパーオキ
シ)ヘキサン、1−シクロヘキシル−1−メチルエチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパ
ーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパー
オキシイソブチレート、t−ヘキシルパーオキシイソプ
ロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシマレイ
ン酸、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチル
ヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、
2,5−ジメチル−2,5−ビス(m−トルオイルパー
オキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロピル
モノカーボネート、t−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキシルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシベ
ンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ベンゾ
イルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシアセ
テート、t−ブチルパーオキシ−m−トルオイルベンゾ
エート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ビス(t
−ブチルパーオキシ)イソフタレート等が用いられる。
【0035】有機過酸化物の量は、樹脂組成物(イ)1
00重量部に対して、好ましくは0.5〜5重量部が適
当である。
【0036】上記樹脂組成物(イ)の上に積層される繊
維強化樹脂シート(ロ)は、重合性のオリゴマーおよび
/またはポリマー(F)、重合性モノマー(G)、光重合開始
剤(H)、増粘剤(J)および繊維強化材(K)を必須成分とす
るものである。
【0037】重合性のオリゴマーおよび/またはポリマ
ー(F)、重合性モノマー(G)、光重合開始剤(H)について
は、樹脂組成物(イ)で挙げられたものであり、樹脂組
成物(イ)で使用されたものと同じものでも、相違して
いてもよい。それらの含有量も樹脂組成物(イ)と同様
で差し支えない。
【0038】増粘剤(J)としては、例えば、SMCやB
MCに一般的に用いられる酸化マグネシウムなどの金属
酸化物やオリゴマーおよびポリマー(F)のOH基と反応
し得る2官能以上のイソシアネートなどが用いられる。
必要により熱可塑性樹脂粉末も増粘剤として使用するこ
とができる。それらの量は、オリゴマーおよびポリマー
(F)と重合性モノマー(G)の合計量100重量部に対し
て、金属酸化物やOH基と反応し得るものについては、
好ましくは0.1〜50重量部、より好ましくは0.5
〜30重量部であり、熱可塑性樹脂粉末については、好
ましくは1〜60重量部、より好ましくは10〜30重
量部である。又、これらの増粘剤を併用することもでき
る。
【0039】尚、上記金属酸化物やOH基と反応し得る
ものでは増粘が不可能な場合、これらの代わりに熱可塑
性樹脂粉末を主成分とするものを増粘剤として使用する
ことが好ましい。かかる熱可塑性樹脂粉末の具体的なも
のとしては、重合性単量体を懸濁重合もしくは乳化重合
によって重合し、水分を除去することによって得られる
平均粒子径が0.1μm〜0.5mmの範囲の粉末であ
れば良く、例えば、官能性単量体である、ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ
ート等のヒドロキシル基含有モノマーや、(メタ)アク
リル酸等、カルボキシル基を有するモノマーも使用でき
る。更にその他の(メタ)アクリル酸エステル類、スチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、パラメチ
ルスチレン、クロロスチレン等の芳香族単量体、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、塩化
ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル単量体、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニト
リル類等を使用することもでき、2種以上の重合性単量
体を組み合わせた共重合体でも良い。
【0040】繊維強化材(K)としては、通常繊維強化材
として用いられるもので良く、例えば、ガラス繊維、ポ
リエステル繊維、フェノール繊維、ポリビニルアルコー
ル繊維、芳香族ポリアミド繊維、ナイロン繊維、炭素繊
維がある。これらの形態としては、例えば、チョップド
ストランド、チョップドストランドマット、ロービン
グ、織物状などが挙げられる。これらの繊維強化材は樹
脂組成物の粘度や得られる成形品の強度などを考慮して
選ばれる。繊維強化材(K)の含有量は、繊維強化樹脂シ
ート(ロ)中に好ましくは1〜50重量%、より好まし
くは10〜40重量%である。
【0041】本発明で使用される繊維強化樹脂シート
(ロ)は、繊維強化材(K)に常法によって重合性のオリ
ゴマーおよび/またはポリマー(F)、重合性モノマー
(G)、光重合開始剤(H)、増粘剤(J)などを含有する樹脂
液を含浸して、ポリエチレン、ポリエステル、PVA等
のフィルムで固定したシート状プリプレグであって、通
常はこのプリプレグが薄い2枚のフィルムに挟まれて、
長尺のまま、紙管や鉄管などパイプ状のものに巻き取ら
れているか、あるいはプリプレグの片面に両面剥離性の
フィルムが積層され、このフィルムを外側にして巻き取
られる。そのフィルムを含まない繊維強化樹脂シート
(ロ)の厚さは、活性光線によって硬化できれば特に限
定されないが、好ましくは0.5〜3mmである
【0042】その他、該シート(ロ)は、一定長さで折
り畳みながら保管することもできる。得られたシート
(ロ)は、アルミ蒸着フィルム等、光を透過させないフ
ィルムで包み、ゲル化を防がなければならない。
【0043】また、シート(ロ)は、常温または80℃
までの加温、好ましくは30℃〜45℃によって増粘
し、液状分のないプリプレグシートとなるものである。
【0044】繊維強化樹脂シート(ロ)による基材の補
強・補修にあたって、樹脂組成物(イ)が重合開始剤と
して光重合開始剤を含む場合はそのまま、含まない場合
は有機過酸化物を予め混合した後、該組成物を所望の部
分に刷毛、ヘラなどで塗布し、次いで該樹脂組成物
(イ)が硬化する前に繊維強化樹脂シート(ロ)の片面
の固定用フィルムを剥ぎ取って露出した面をロール等に
よって、0.1〜10kg/cmの低圧で基材との間
の空隙を除くように賦形する。賦形後、紫外線、可視光
などの活性光線を照射して硬化させる。
【0045】以下、実施例により本発明を詳述する。
尚、例中の%は特段の断りがない限り、重量基準であ
る。
【0046】<参考例1> (繊維強化樹脂シート
(ロ)の製造) 不飽和ポリエステル樹脂(ポリライトCN325、大日
本インキ化学工業(株)製)100重量部に対し、アク
リル系増粘剤(F303、日本ゼオン製)30重量部を
添加し、充分攪拌する。光重合開始剤としてイルガキュ
ア−651(チバガイギー製)0.3重量部をさらに添
加し、攪拌混合後、SMC製造装置を使用し、1インチ
のガラスチョップドストランドに含浸させ、折り畳みな
がらシートを保管ボックス中に取り出した。得られたシ
ートを45℃に加温し、2時間保管、増粘させ、繊維強
化樹脂シートを作成した。該シートは、粘着性があるも
のの、保護フィルムの剥ぎ取り性は良好で、樹脂分の付
着等はなかった。
【0047】<参考例2>(繊維強化樹脂シート(ロ)
の製造) 不飽和ポリエステル樹脂中のモノマー成分をスチレンモ
ノマーから、β−ヒドロキシエチルメタクリレートに変
更する以外は、参考例1と同様にしてシートを作成し
た。増粘によって、作業性(フィルム剥ぎ性)は良好で
あった。
【0048】<参考例3> (繊維強化樹脂シート
(ロ)の製造) 塊状重合によってメチルメタクリレートを30%重合し
て得られたアクリルシラップを不飽和ポリエステルの代
わりに使用する以外は、参考例1と同様にしてシートを
作成した。得られたシートの作業性は良好であった。
【0049】<参考例4> (繊維強化樹脂シート
(ロ)の製造) ビニルエステル樹脂(ディックライトMUE−356
3:大日本インキ化学工業(株)製)を不飽和ポリエス
テル樹脂の代わりに使用する以外は、参考例1と同様に
シートを作成した。得られたシートの作業性は良好であ
った。
【0050】<参考例5> (繊維強化樹脂シート
(ロ)の製造) ガラスチョップドストランドをガラスチョップドストラ
ンドマットに変更する以外、参考例1と同様にシートを
作成した。
【0051】<参考例6> (樹脂組成物(イ)の製
造) 不飽和ポリエステル樹脂(ポリライトCN325、大日
本インキ化学工業(株)製)100重量部に対し、アエ
ロジル200(日本アエロジル社製)を5重量部、光重
合開始剤としてイルガキュア−651(チバガイギー
製)1重量部を添加し攪拌混合し流動性のない樹脂組成
物を作成した。
【0052】<参考例7> (樹脂組成物(イ)の製
造) 不飽和ポリエステル樹脂中のモノマー成分をスチレンモ
ノマーから、β−ヒドロキシエチルメタクリレートに変
更する以外は、参考例6と同様にして流動性のない樹脂
組成物を作成した。
【0053】<参考例8> (樹脂組成物(イ)の製
造) チキソ剤としてアエロジル200からRY200S(日
本アエロジル社製)に変更する以外は、参考例7と同様
にして流動性のない樹脂組成物を作成した。
【0054】<参考例9> (樹脂組成物(イ)の製
造) 光重合開始剤の代わりに6%ナフテン酸コバルトを0.
5部を使用する以外は、参考例6と同様にして流動性の
ない樹脂組成物を作成した。
【0055】<参考例10> (樹脂組成物(イ)の製
造) アエロジル200(チキソ剤)を除く以外は、参考例6
と同様にして樹脂組成物を作成した。
【0056】<実施例1>コンクリート舗道板に参考例
6の樹脂組成物をヘラで表面の凸凹が平滑になるよう塗
布した。参考例1で作成したシートの片面の離型フィル
ムを剥ぎ、剥ぎ取った面を乗せ、空隙がなくなるようロ
ーラーで圧着した。次いで、片面の離型フィルムをつけ
たまま、プリプレグ面にサンランプSSL250A(ス
タンレー電気製)を20分間照射し、硬化させた。
【0057】<実施例2>繊維強化樹脂シートとして参
考例2を、また、樹脂組成物として参考例7を使用する
以外は、実施例1と同様にして硬化させた。
【0058】<実施例3>繊維強化樹脂シートとして参
考例3を、また、樹脂組成物として参考例8を使用する
以外は、実施例1と同様にして硬化させた。
【0059】<実施例4>繊維強化樹脂シートとして参
考例4を、また、樹脂組成物として参考例8を使用する
以外は、実施例1と同様にして硬化させた。
【0060】<実施例5>繊維強化樹脂シートとして参
考例5を、また、樹脂組成物として参考例8を使用する
以外は、実施例1と同様にして硬化させた。
【0061】<実施例6>参考例9で作成した樹脂組成
物100重量部にメチルエチルケトンパーオキサイドを
1重量部添加し攪拌混合したものを、コンクリート舗道
板にヘラで表面の凸凹がなくなるよう塗布した。これに
参考例1で作成したシートの片面の離型フィルムを剥
ぎ、剥ぎ取った面を乗せ、空隙がなくなるようローラー
で圧着した。次いで、片面の離型フィルムをつけたま
ま、プリプレグ面にサンランプSSL250A(スタン
レー電気製)を20分間照射し、硬化させた。
【0062】<比較例1>参考例1で作成された繊維強
化樹脂シートの片面の離型フィルムを剥ぎ、剥ぎ取った
面を直接コンクリート舗道板に乗せ、実施例1と同程度
にローラーで圧着した。次いで、片面の離型フィルムを
つけたまま、プリプレグ面にサンランプSSL250A
(スタンレー電気製)を20分間照射し、硬化させた。
【0063】<比較例2>繊維強化樹脂シートとして参
考例2で作成したものを使用する以外は、比較例1と同
様に行った。
【0064】<比較例3>繊維強化樹脂シートとして参
考例3で作成したものを使用する以外は、比較例1と同
様に行った。
【0065】<比較例4>繊維強化樹脂シートとして参
考例4で作成したものを使用する以外は、比較例1と同
様に行った。
【0066】<比較例5>繊維強化樹脂シートとして参
考例5で作成したものを使用する以外は、比較例1と同
様に行った。
【0067】<比較例6>樹脂組成物として参考例10
で作成したものを使用する以外は、実施例1と同様に行
った。
【0068】<評価結果>
【表1】
【0069】<測定方法> 空隙の有無 ;目視による観察 シートの移動;貼り付け後、指でシートを押しつけなが
ら横に移動させた時、移動するか否か。 接着強度 ;建研式接着試験(4cm×4cmの貼り付け
面を垂直方向に引っ張り剥がれた時の強度を単位面積あ
たりの強度に換算) 破断状態 ;基材破壊はコンクリートが破壊しシート
に付着している。界面剥離はコンクリートとシートの間
で剥離し、シートにコンクリートが付着していない。
【0070】
【発明の効果】本発明による補強方法は、低圧下での圧
着が可能であり、しかも、立ち面や天井面にも基材との
間に空隙を残すことなく補強・補修できる。また、硬化
時に加熱する必要がないため、屋外での現場施工が容易
に行える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:06 B29K 105:06 B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 Fターム(参考) 2E164 CA31 EA03 2E176 AA01 BB03 4F100 AG00 AK01B AK01C AK21B AK21C AK25B AK25C AK44B AK44C AK51B AK51C AL05B AT00A BA03 BA07 BA10A BA10C CA02B CA30B CA30C DG01C DG06C DG11C EH46B EJ52 GB07 JB12B JL11 4F203 AA41L AA42L AA43L AA44L AB01 AB04 AB07 AB11 AB17 AB25 AD16 AG01 AG03 DA12 DB01 DC07 DF01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に、重合性のオリゴマーおよび/
    またはポリマー(A)、重合性モノマー(B)、チキソ剤(C)
    および重合開始剤(D)もしくは硬化促進剤(E)を必須成分
    とする樹脂組成物(イ)を塗布し、次いで重合性のオリ
    ゴマーおよび/またはポリマー(F)、重合性モノマー
    (G)、光重合開始剤(H)、増粘剤(J)および繊維強化材(K)
    を必須成分とする繊維強化樹脂シート(ロ)を積層し、
    更に該繊維強化樹脂シート上から活性光線を照射して硬
    化することを特徴とする補強方法。
  2. 【請求項2】 重合性のオリゴマーおよび/またはポリ
    マー(A)および(F)が、不飽和ポリエステル、ビニルエス
    テル、アクリル、あるいはビニルウレタンから選ばれる
    ものである請求項1記載の補強方法。
  3. 【請求項3】 重合開始剤(D)が、光重合開始剤である
    請求項1または2記載の補強方法。
  4. 【請求項4】 重合性モノマー(B)および(G)が、アクリ
    ル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルであ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の補強方法。
  5. 【請求項5】 樹脂組成物(イ)を硬化する前または半
    硬化して、繊維強化樹脂シート(ロ)を積層する請求項
    1〜4のいずれかに記載の補強方法。
  6. 【請求項6】 基材上に樹脂組成物(イ)を塗布して平
    滑にし、その上に繊維強化樹脂シート(ロ)を積層する
    請求項1〜5のいずれかに記載の補強方法。
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