JP2003170632A - ラベルプリンタ - Google Patents
ラベルプリンタInfo
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- JP2003170632A JP2003170632A JP2001370282A JP2001370282A JP2003170632A JP 2003170632 A JP2003170632 A JP 2003170632A JP 2001370282 A JP2001370282 A JP 2001370282A JP 2001370282 A JP2001370282 A JP 2001370282A JP 2003170632 A JP2003170632 A JP 2003170632A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用されているラベル用紙によって透過型セン
サの出力判定する場合に動作信頼性の高い判定レベルを
自動的に設定できる安易な方法が見つかっていない。 【解決手段】長尺ラベル用紙を搬送させてみて、先ず先
端部を検知し、その後記録装置で使用できるラベル最小
長さのほぼ半分の量離れた位置のセンサ出力をラベル部
分と判定する。更に搬送し最も光が透過した時の出力を
測定、2つの出力値の平均値を比較基準レベルに自動設
定する。本発明によると人の手を介さずラベルプリンタ
自身による自動設定が可能になる。
サの出力判定する場合に動作信頼性の高い判定レベルを
自動的に設定できる安易な方法が見つかっていない。 【解決手段】長尺ラベル用紙を搬送させてみて、先ず先
端部を検知し、その後記録装置で使用できるラベル最小
長さのほぼ半分の量離れた位置のセンサ出力をラベル部
分と判定する。更に搬送し最も光が透過した時の出力を
測定、2つの出力値の平均値を比較基準レベルに自動設
定する。本発明によると人の手を介さずラベルプリンタ
自身による自動設定が可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルプリンタの用紙
検出に関するものである。詳しくは、搬送される帯状の
台紙に仮付けされた複数のラベルで構成された記録媒体
のラベル部分と台紙部分とを自動判別し連続記録する記
録装置に関する。
検出に関するものである。詳しくは、搬送される帯状の
台紙に仮付けされた複数のラベルで構成された記録媒体
のラベル部分と台紙部分とを自動判別し連続記録する記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルプリンタにおいてラベル部
分の判別を行うには、搬送経路上に発光素子および受光
素子とからなる光学的センサを配置し、検出を行ってい
る。詳しくは、ラベル間に所定間隔のギャップがもうけ
られているラベル紙では透過型フォトインタラプタを用
い、センサ出力と基準電圧とを比較しラベル先端位置を
検知し、記録動作の開始位置を決定する。種々のラベル
用紙に対応する従来の方法では用紙交換の都度、ラベル
部分と台紙部分を各々センサ位置に合わせてセンサを出
力を測定後、回路ボリウム等により用紙に最適なセンサ
感度調整を行っていた。
分の判別を行うには、搬送経路上に発光素子および受光
素子とからなる光学的センサを配置し、検出を行ってい
る。詳しくは、ラベル間に所定間隔のギャップがもうけ
られているラベル紙では透過型フォトインタラプタを用
い、センサ出力と基準電圧とを比較しラベル先端位置を
検知し、記録動作の開始位置を決定する。種々のラベル
用紙に対応する従来の方法では用紙交換の都度、ラベル
部分と台紙部分を各々センサ位置に合わせてセンサを出
力を測定後、回路ボリウム等により用紙に最適なセンサ
感度調整を行っていた。
【0003】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、ラベルプリンタの用紙検知装置
においてその調整方法を簡単にすることや、用紙が特殊
な透過率の物に交換した場合などにより動作信頼性の高
い自動調整方法を確立しようとするものである。
ためになされたもので、ラベルプリンタの用紙検知装置
においてその調整方法を簡単にすることや、用紙が特殊
な透過率の物に交換した場合などにより動作信頼性の高
い自動調整方法を確立しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては即ち、
(1)複数のラベルを含む用紙を繰り出す手段と、前記
ラベルに記録する記録部、前記用紙のラベルとラベル以
外の部分とを判別する第1のセンサ、前記用紙の先端部
を検知する第2のセンサを持ち、前記第1と第2のセンサ
の用紙搬送方向の間隔は使用可能な最小ラベル長の約半
分であることを特徴とするラベルプリンタ。 (2)前記第2のセンサが前記帯状台紙の先端部を検知
した時の前記第1のセンサ出力値をラベル部の代表出力
値と判定することを特徴とするラベルプリンタ。 (3)前記ラベル部の代表出力値と光半透過性台紙部の
第1のセンサ出力値との平均値を判定基準レベルに設定
することを特徴とするラベルプリンタ。 (4)複数のラベルを含む用紙を繰り出す手段と、前記
ラベルに記録する記録部、前記用紙のラベルとラベル以
外の部分とを判別するセンサ、前記センサで用紙の先端
部を検知した後更に使用可能な最小ラベル長の約半分の
長さ分搬送した部分のセンサ出力値をラベル部の代表出
力値と判定することを特徴とするラベルプリンタ。 (5)前記ラベル部の代表出力値と光半透過性台紙部の
センサ出力値との平均値を判定基準レベルに設定するこ
とを特徴とするラベルプリンタ。
ラベルに記録する記録部、前記用紙のラベルとラベル以
外の部分とを判別する第1のセンサ、前記用紙の先端部
を検知する第2のセンサを持ち、前記第1と第2のセンサ
の用紙搬送方向の間隔は使用可能な最小ラベル長の約半
分であることを特徴とするラベルプリンタ。 (2)前記第2のセンサが前記帯状台紙の先端部を検知
した時の前記第1のセンサ出力値をラベル部の代表出力
値と判定することを特徴とするラベルプリンタ。 (3)前記ラベル部の代表出力値と光半透過性台紙部の
第1のセンサ出力値との平均値を判定基準レベルに設定
することを特徴とするラベルプリンタ。 (4)複数のラベルを含む用紙を繰り出す手段と、前記
ラベルに記録する記録部、前記用紙のラベルとラベル以
外の部分とを判別するセンサ、前記センサで用紙の先端
部を検知した後更に使用可能な最小ラベル長の約半分の
長さ分搬送した部分のセンサ出力値をラベル部の代表出
力値と判定することを特徴とするラベルプリンタ。 (5)前記ラベル部の代表出力値と光半透過性台紙部の
センサ出力値との平均値を判定基準レベルに設定するこ
とを特徴とするラベルプリンタ。
【作用】本発明の作用は、ラベルプリンタ等、種々の用
紙を使用する記録装置の用紙検知に関して調整を容易に
することと、動作信頼性を向上させること、更に長期間
に渡る紙粉やセンサ自身の経時変化による影響を補正す
ることができ、ひいては耐久性能を向上させることが出
来る。
紙を使用する記録装置の用紙検知に関して調整を容易に
することと、動作信頼性を向上させること、更に長期間
に渡る紙粉やセンサ自身の経時変化による影響を補正す
ることができ、ひいては耐久性能を向上させることが出
来る。
【0005】
【発明の実施形態】以下に、本発明の実施形態を、実施
例に基づき説明する。
例に基づき説明する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明のラベルプリンタ(記録装
置)の全体的な構成図である。ラベルプリンタ(10
0)は記録ヘッド(106)を有する記録部と、記録部
にラベル紙(101)を給送する給紙部とを備えてい
る。ラベル紙(101)は半透明の通常セパレータと呼
ばれる台紙(102)と台紙(102)上に等間隔に仮
付けされたラベル(103)とで構成され、複数の、記
録ヘッド(106)の下部を搬送ベルト(105)、ピ
ンチローラ(104)等により一定速度で搬送され、記
録中は静止した複数の記録ヘッド(106)の各々の持つ
インクノズル(図示せず)から選択的にインクを吐出さ
せることによりカラー記録する。記録ヘッド(106)
で使用されるインクはカートリッジ方式のタンク部(1
07)に色毎に独立して準備される。本実施例ではブラ
ック(K)、シアン(C)、淡シアン(LC)、マジェンタ
(M)、淡マジェンタ(LM)、及びイエロー(Y)計6色
のインクが用いられている。
置)の全体的な構成図である。ラベルプリンタ(10
0)は記録ヘッド(106)を有する記録部と、記録部
にラベル紙(101)を給送する給紙部とを備えてい
る。ラベル紙(101)は半透明の通常セパレータと呼
ばれる台紙(102)と台紙(102)上に等間隔に仮
付けされたラベル(103)とで構成され、複数の、記
録ヘッド(106)の下部を搬送ベルト(105)、ピ
ンチローラ(104)等により一定速度で搬送され、記
録中は静止した複数の記録ヘッド(106)の各々の持つ
インクノズル(図示せず)から選択的にインクを吐出さ
せることによりカラー記録する。記録ヘッド(106)
で使用されるインクはカートリッジ方式のタンク部(1
07)に色毎に独立して準備される。本実施例ではブラ
ック(K)、シアン(C)、淡シアン(LC)、マジェンタ
(M)、淡マジェンタ(LM)、及びイエロー(Y)計6色
のインクが用いられている。
【0007】用紙先端検知センサ(108)は上部にバ
ネで押し上げられた軽量のアームを持ちラベル用紙の先
端が進入するとアームが押し下げられスイッチ方式で検
知する。TOF(Top Of Form)センサ(109)と
は、用紙やラベル等の先端部或いは後端を検知し記録開
始位置等を決定するためのセンサの一般的な呼称であ
る。TOFセンサ(109)は用紙の下側に発光素子(1
09A)、用紙上側に受光素子(109B)を持った透過
型光センサでラベル(103)部分と半透明の台紙(1
02)部とを識別しラベル(103)に対する記録開始
位置を決定する為に使用される。本発明の特徴である用
紙先端検知センサ(108)とTOFセンサ(109)と
はラベルプリンタ(100)で使用可能な最小ラベル長
さの約半分の距離に配置されている。
ネで押し上げられた軽量のアームを持ちラベル用紙の先
端が進入するとアームが押し下げられスイッチ方式で検
知する。TOF(Top Of Form)センサ(109)と
は、用紙やラベル等の先端部或いは後端を検知し記録開
始位置等を決定するためのセンサの一般的な呼称であ
る。TOFセンサ(109)は用紙の下側に発光素子(1
09A)、用紙上側に受光素子(109B)を持った透過
型光センサでラベル(103)部分と半透明の台紙(1
02)部とを識別しラベル(103)に対する記録開始
位置を決定する為に使用される。本発明の特徴である用
紙先端検知センサ(108)とTOFセンサ(109)と
はラベルプリンタ(100)で使用可能な最小ラベル長
さの約半分の距離に配置されている。
【0008】図2は本発明のラベルプリンタ(100)
とホストPC(201)とがインタフェースケーブル(2
02)で接続されている状態を示すスケッチである。ホ
ストPC(201)上で作成編集された記録データがラベ
ルプリンタ(100)に転送され記録開始指示される
と、用紙(101)が本体側繰り出され連続的に記録動
作可能である。操作パネル(110)ではラベルプリンタ
の状態表示や簡単なパラメータの設定もオフライン状態
で設定できる。
とホストPC(201)とがインタフェースケーブル(2
02)で接続されている状態を示すスケッチである。ホ
ストPC(201)上で作成編集された記録データがラベ
ルプリンタ(100)に転送され記録開始指示される
と、用紙(101)が本体側繰り出され連続的に記録動
作可能である。操作パネル(110)ではラベルプリンタ
の状態表示や簡単なパラメータの設定もオフライン状態
で設定できる。
【0009】図3は本発明の特徴的な部分である用紙先
端検知センサ(108)、TOFセンサ(109)、の
位置関係とラベル用紙の検知方法を示す。図に描かれた
ラベル(103)は本発明のラベルプリンタで許容する
最小長さ(Lmin)のラベルを想定したもので、測定の
為に先ずラベル用紙を前方に搬送開始して(図3−
1)、用紙先端検知センサ(108)のアームにかかる
と同時にTOFセンサ(109)の受光素子(109
B)の出力を読むようにする(図3−2)。
端検知センサ(108)、TOFセンサ(109)、の
位置関係とラベル用紙の検知方法を示す。図に描かれた
ラベル(103)は本発明のラベルプリンタで許容する
最小長さ(Lmin)のラベルを想定したもので、測定の
為に先ずラベル用紙を前方に搬送開始して(図3−
1)、用紙先端検知センサ(108)のアームにかかる
と同時にTOFセンサ(109)の受光素子(109
B)の出力を読むようにする(図3−2)。
【0010】ここで読まれた出力値はラベル部の代表値
とする。用紙先端検知センサ(108)とTOFセンサ
(109)の距離は本ラベルプリンタが許容するラベル
最小長さ(Lmin)のほぼ半分に配置されている。用紙
を更に進めてラベル(103)間の半透明な台紙(10
3)部分にかかるとTOFセンサ(109)の受光素子
(109B)の受光量は最大になる。この時受光素子
(109B)の出力は最小を示すように働く。
とする。用紙先端検知センサ(108)とTOFセンサ
(109)の距離は本ラベルプリンタが許容するラベル
最小長さ(Lmin)のほぼ半分に配置されている。用紙
を更に進めてラベル(103)間の半透明な台紙(10
3)部分にかかるとTOFセンサ(109)の受光素子
(109B)の受光量は最大になる。この時受光素子
(109B)の出力は最小を示すように働く。
【0011】図3−2、及び図3−3の出力が検知でき
れば、その平均値を求めて、比較基準レベルに設定すれ
ば、使用される用紙に対して最も動作信頼度の高いラベ
ル検知が出来る。
れば、その平均値を求めて、比較基準レベルに設定すれ
ば、使用される用紙に対して最も動作信頼度の高いラベ
ル検知が出来る。
【0012】図4は使用するラベルの長さが大きい場合
を示しており図3と同様に用紙先端検知センサ(10
8)に用紙がかかった時にはどの長さのラベルであって
も、TOFセンサ(109)は常にラベル部を検知でき
ることを示している。
を示しており図3と同様に用紙先端検知センサ(10
8)に用紙がかかった時にはどの長さのラベルであって
も、TOFセンサ(109)は常にラベル部を検知でき
ることを示している。
【0013】図5は用紙先端検知センサ(109)を使
わない別な実施例を示す。ラベル用紙先端がTOFセン
サ(109)を通過する時、受光素子(109B)では
最大受光量からこの用紙の最小受光量に変化するので急
激な変化点をつかまえることは出来るであろう(図5−
1)。但し、用紙先端部分が台紙(102)のみの状態
がある期間続いた時には急激な変化点が再度発生するか
ら2度目の変化点をラベル先端部と判断する必要があ
る。その後は本発明のラベルプリンタで許容するラベル
最小長さ(Lmin)のほぼ半分の距離分搬送した時のTOF
センサ出力をラベル部の代表値とする(図5−2)。
わない別な実施例を示す。ラベル用紙先端がTOFセン
サ(109)を通過する時、受光素子(109B)では
最大受光量からこの用紙の最小受光量に変化するので急
激な変化点をつかまえることは出来るであろう(図5−
1)。但し、用紙先端部分が台紙(102)のみの状態
がある期間続いた時には急激な変化点が再度発生するか
ら2度目の変化点をラベル先端部と判断する必要があ
る。その後は本発明のラベルプリンタで許容するラベル
最小長さ(Lmin)のほぼ半分の距離分搬送した時のTOF
センサ出力をラベル部の代表値とする(図5−2)。
【0014】用紙を更に進めてラベル(103)間の半
透明な台紙(103)部分にかかるとTOFセンサ(1
09)の受光素子(109B)の受光量は最大になる。
この時受光素子(109B)の出力は最小を示すように
働く。図5−2、及び図5−3の出力が検知できれば、
その平均値を求めて、比較基準レベルに設定すれば、前
記図3の実施例と同様、使用される用紙に対して最も動
作信頼度の高いラベル検知が出来る。
透明な台紙(103)部分にかかるとTOFセンサ(1
09)の受光素子(109B)の受光量は最大になる。
この時受光素子(109B)の出力は最小を示すように
働く。図5−2、及び図5−3の出力が検知できれば、
その平均値を求めて、比較基準レベルに設定すれば、前
記図3の実施例と同様、使用される用紙に対して最も動
作信頼度の高いラベル検知が出来る。
【0015】図6は、本実施形態のラベルプリンタの構
成を示すブロック図である。ホスト(201)は、記録
に使用する記録データをラベルプリンタ(100)のイ
ンターフェイスコントローラ602に転送して記録開始
を指示する。また、記録するラベル枚数、及びラベルの
種類やサイズ等を指示するコマンドもインターフェイス
コントローラ602に転送して指示できる。CPU(中
央演算処理装置:Central Processing Unit)601は
ラベルプリンタ(100)の記録データの受信、記録動
作、用紙のハンドリング等全般の制御を掌る演算処理装
置である。
成を示すブロック図である。ホスト(201)は、記録
に使用する記録データをラベルプリンタ(100)のイ
ンターフェイスコントローラ602に転送して記録開始
を指示する。また、記録するラベル枚数、及びラベルの
種類やサイズ等を指示するコマンドもインターフェイス
コントローラ602に転送して指示できる。CPU(中
央演算処理装置:Central Processing Unit)601は
ラベルプリンタ(100)の記録データの受信、記録動
作、用紙のハンドリング等全般の制御を掌る演算処理装
置である。
【0016】CPU(601)は受信したコマンドを解
析後、記録データの各色成分のイメージデータをイメー
ジメモリ(604)にビットマップ展開して描画する。
記録前の動作処理としてCPU601は図示しないモー
タにより複数の記録ヘッド(106)を記録位置へ移動さ
せる。さらに、モータ駆動部(610)を介して用紙を
繰り出す給紙モータ(612)、定速度で用紙を搬送す
る搬送モータ(613)等を駆動し用紙を記録位置に搬送
する。定速度で搬送される用紙の記録タイミングを決定
するためにTOFセンサ(109)でラベル先端位置を
検出する。その後用紙搬送に同期して、CPU(60
1)はイメージメモリ(614)から対応する色のイメ
ージデータを順次読み出し、ヘッド制御回路(609)
を介して、対応する色のインクを吐出する記録ヘッド
(106K)、(106C)、(106LC)、(10
6M)、(106LM)、及び(106Y)にデータ転
送し、各々の記録ヘッドが持つ多数のノズルから記録デ
ータに基き選択的にインクを吐出させ、カラー記録す
る。ここで、K:ブラック、C:シアン、LC:淡シア
ン、M:マジェンタ、LM:淡マジェンタ、Y:イエロ
ーを意味する。
析後、記録データの各色成分のイメージデータをイメー
ジメモリ(604)にビットマップ展開して描画する。
記録前の動作処理としてCPU601は図示しないモー
タにより複数の記録ヘッド(106)を記録位置へ移動さ
せる。さらに、モータ駆動部(610)を介して用紙を
繰り出す給紙モータ(612)、定速度で用紙を搬送す
る搬送モータ(613)等を駆動し用紙を記録位置に搬送
する。定速度で搬送される用紙の記録タイミングを決定
するためにTOFセンサ(109)でラベル先端位置を
検出する。その後用紙搬送に同期して、CPU(60
1)はイメージメモリ(614)から対応する色のイメ
ージデータを順次読み出し、ヘッド制御回路(609)
を介して、対応する色のインクを吐出する記録ヘッド
(106K)、(106C)、(106LC)、(10
6M)、(106LM)、及び(106Y)にデータ転
送し、各々の記録ヘッドが持つ多数のノズルから記録デ
ータに基き選択的にインクを吐出させ、カラー記録す
る。ここで、K:ブラック、C:シアン、LC:淡シア
ン、M:マジェンタ、LM:淡マジェンタ、Y:イエロ
ーを意味する。
【0017】CPU(601)の動作はプログラムRO
M(603)に記憶された処理プログラムに基き実行さ
れる。又作業用のメモリとしてワークRAM(605)
を使用する。EEPROM(606)は不揮発性のメモリ
で記録ヘッド相互の微小記録位置調整値等装置特有のパ
ラメータを保存する。用紙先端検知センサ(108)は
ラベル用紙の先端がかかった時にアームが押し下げられ
るスイッチ方式のセンサで図3、図4で述べた実施例の
場合に使用する。TOFセンサ(109)の出力はA/
Dコンバータ(614)に接続されCPU(601)は
リアルタイムに読み込み可能である。TOFセンサの出
力は比較器(607)に一方の比較入力にも接続され、
CPU(601)がDAコンバータ(615)を介して
設定可能な比較基準レベル(Vth)との比較により比
較器(607)はラベル(103)部か、それとも台紙
(102)部かを入出力回路(608)にデジタル値と
して伝え、CPU(601)ではほぼリアルタイムに判
定が出来る。
M(603)に記憶された処理プログラムに基き実行さ
れる。又作業用のメモリとしてワークRAM(605)
を使用する。EEPROM(606)は不揮発性のメモリ
で記録ヘッド相互の微小記録位置調整値等装置特有のパ
ラメータを保存する。用紙先端検知センサ(108)は
ラベル用紙の先端がかかった時にアームが押し下げられ
るスイッチ方式のセンサで図3、図4で述べた実施例の
場合に使用する。TOFセンサ(109)の出力はA/
Dコンバータ(614)に接続されCPU(601)は
リアルタイムに読み込み可能である。TOFセンサの出
力は比較器(607)に一方の比較入力にも接続され、
CPU(601)がDAコンバータ(615)を介して
設定可能な比較基準レベル(Vth)との比較により比
較器(607)はラベル(103)部か、それとも台紙
(102)部かを入出力回路(608)にデジタル値と
して伝え、CPU(601)ではほぼリアルタイムに判
定が出来る。
【0018】図7は図3、図4で既に述べた本発明第1
実施例の処理の流れを示すフローチャートである。ラベ
ル用紙に対する比較基準レベルを設定する動作指示され
ると(S700)、先ず用紙の正転搬送開始し(S70
1)、用紙先端検知センサ(108)に用紙の先端がか
かったことを検知したのを確認したら(S702)、T
OFセンサ(109)の出力:V1をA/Dコンバータ(6
14)を介して読み込む(S703)。更に搬送継続し
(S704)、TOFセンサ(109)出力が急激に変
化し最小値になった値:V2を読み出したなら(S70
5)、搬送停止し、用紙の逆転開始し(S706)、待
機位置迄戻す(S707)。その後2つの出力V1,V2の
平均値を計算(S708)、その結果を測定したラベル
用紙に対する比較基準レベル(Vth)とする為に、D
/Aコンバータに書き込み(S709)、終了する。
実施例の処理の流れを示すフローチャートである。ラベ
ル用紙に対する比較基準レベルを設定する動作指示され
ると(S700)、先ず用紙の正転搬送開始し(S70
1)、用紙先端検知センサ(108)に用紙の先端がか
かったことを検知したのを確認したら(S702)、T
OFセンサ(109)の出力:V1をA/Dコンバータ(6
14)を介して読み込む(S703)。更に搬送継続し
(S704)、TOFセンサ(109)出力が急激に変
化し最小値になった値:V2を読み出したなら(S70
5)、搬送停止し、用紙の逆転開始し(S706)、待
機位置迄戻す(S707)。その後2つの出力V1,V2の
平均値を計算(S708)、その結果を測定したラベル
用紙に対する比較基準レベル(Vth)とする為に、D
/Aコンバータに書き込み(S709)、終了する。
【0019】図8は図5で既に述べた本発明第2実施例
の処理の流れを示すフローチャートである。既に述べた
通り、本実施例では用紙先端検知センサ(108)は使用
しない。ラベル用紙に対する比較基準レベルを設定する
動作指示されると(S800)、先ず用紙の正転搬送開
始し(S801)、TOFセンサ(109)出力の連続的
な読み出しを開始(S802)、TOFセンサ(109)
の出力の急峻な立ち上がりを検知したら用紙先端と判定
し(S803)、続いて本ラベルプリンタが許容するラ
ベル最小長さ(Lmin)のほぼ半分搬送した時点で(S
804)TOFセンサ(109)の出力:V1を読み込
む(S805)。更に搬送継続し(S806)、TOF
センサ(109)出力が急激に変化し最小値になった
値:V2を読み出したなら(S807)、搬送停止し、
用紙の逆転開始し(S808)、待機位置迄戻す(S8
09)。その後2つの出力V1,V2の平均値を計算
(S810)、その結果を測定したラベル用紙に対する
比較基準レベル(Vth)とする為に、D/Aコンバー
タに書き込み(S811)、終了する。
の処理の流れを示すフローチャートである。既に述べた
通り、本実施例では用紙先端検知センサ(108)は使用
しない。ラベル用紙に対する比較基準レベルを設定する
動作指示されると(S800)、先ず用紙の正転搬送開
始し(S801)、TOFセンサ(109)出力の連続的
な読み出しを開始(S802)、TOFセンサ(109)
の出力の急峻な立ち上がりを検知したら用紙先端と判定
し(S803)、続いて本ラベルプリンタが許容するラ
ベル最小長さ(Lmin)のほぼ半分搬送した時点で(S
804)TOFセンサ(109)の出力:V1を読み込
む(S805)。更に搬送継続し(S806)、TOF
センサ(109)出力が急激に変化し最小値になった
値:V2を読み出したなら(S807)、搬送停止し、
用紙の逆転開始し(S808)、待機位置迄戻す(S8
09)。その後2つの出力V1,V2の平均値を計算
(S810)、その結果を測定したラベル用紙に対する
比較基準レベル(Vth)とする為に、D/Aコンバー
タに書き込み(S811)、終了する。
【0020】
【発明の効果】本発明によればラベル先端部を検知する
TOFセンサを種々の用紙に対して安定した検知機能を
確保するために行う調整を人の手を介さずラベルプリン
タ自身で自動的に行うことが可能になる点で優れてい
る。更に長期に渡る紙粉、或いはセンサ自身の経時変化
をも結果的に補正する自動調整化といえるので耐久性能
の向上にも寄与できる。
TOFセンサを種々の用紙に対して安定した検知機能を
確保するために行う調整を人の手を介さずラベルプリン
タ自身で自動的に行うことが可能になる点で優れてい
る。更に長期に渡る紙粉、或いはセンサ自身の経時変化
をも結果的に補正する自動調整化といえるので耐久性能
の向上にも寄与できる。
【0021】
【図1】本発明を実施したラベルプリンタの構成図
【図2】ラベルプリンタとホストPCとの接続図
【図3】第1実施例による最小ラベル使用時の自動調整
手順例を示す図
手順例を示す図
【図4】第1実施例によるラベル検知の自動調整手順例
を示す図
を示す図
【図5】第2実施例によるラベル検知の自動調整手順例
を示す図
を示す図
【図6】本発明を実施したラベルプリンタの電気的なブ
ロック図
ロック図
【図7】第1実施例によるラベル検知の自動調整に関す
るフローチャート
るフローチャート
【図8】第2実施例によるラベル検知の自動調整に関す
るフローチャート
るフローチャート
100 ラベルプリンタ
101 ラベル紙
102 台紙(セパレータ)
103 ラベル
104 ピンチローラ
105 搬送ベルト
106 記録ヘッド
107 インクタンク部
108 用紙先端検知センサ
109 TOF(Top Of Form)センサ
109A 発光素子
109B 受光素子
110 操作パネル
201 ホストPC
202 インタフェースケーブル
Claims (5)
- 【請求項1】複数のラベルを含む用紙を繰り出す手段
と、前記ラベルに記録する記録部、前記用紙のラベルと
ラベル以外の部分とを判別する第1のセンサ、前記用紙
の先端部を検知する第2のセンサを持ち、前記第1と第2
のセンサの用紙搬送方向の間隔は使用可能な最小ラベル
長の約半分であることを特徴とするラベルプリンタ。 - 【請求項2】前記第2のセンサが前記帯状台紙の先端部
を検知した時の前記第1のセンサ出力値をラベル部の代
表出力値と判定することを特徴とする請求項1に記載の
ラベルプリンタ。 - 【請求項3】前記ラベル部の代表出力値と光半透過性台
紙部の第1のセンサ出力値との平均値を判定基準レベル
に設定することを特徴とする請求項1及び2に記載のラベ
ルプリンタ。 - 【請求項4】複数のラベルを含む用紙を繰り出す手段
と、前記ラベルに記録する記録部、前記用紙のラベルと
ラベル以外の部分とを判別するセンサ、前記センサで用
紙の先端部を検知した後更に使用可能な最小ラベル長の
約半分の長さ分搬送した部分のセンサ出力値をラベル部
の代表出力値と判定することを特徴とするラベルプリン
タ。 - 【請求項5】前記ラベル部の代表出力値と光半透過性台
紙部のセンサ出力値との平均値を判定基準レベルに設定
することを特徴とする請求項3に記載のラベルプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370282A JP2003170632A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | ラベルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370282A JP2003170632A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | ラベルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003170632A true JP2003170632A (ja) | 2003-06-17 |
Family
ID=19179529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001370282A Withdrawn JP2003170632A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | ラベルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003170632A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007050541A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Canon Finetech Inc | 記録装置及びラベル検知方法 |
CN103660599A (zh) * | 2012-09-21 | 2014-03-26 | 致伸科技股份有限公司 | 打印装置 |
JP2017215365A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | 株式会社沖データ | 画像形成装置及び画像形成システム |
JP6408652B1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-10-17 | トキワ工業株式会社 | 包装フィルム加工装置、包装機、および、包装フィルム加工方法 |
CN110202960A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-09-06 | 厦门汉印电子技术有限公司 | 一种打印设备、装置及打印介质的边缘确定方法 |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001370282A patent/JP2003170632A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110202960B (zh) * | 2019-05-22 | 2022-01-28 | 厦门汉印电子技术有限公司 | 一种打印设备、装置及打印介质的边缘确定方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |