JP2003166641A - 自動変速機のレンジ切換装置 - Google Patents
自動変速機のレンジ切換装置Info
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】レンジ切換バルブの位置を連続的に検出するセ
ンサの検出結果に基づきアクチュエータをフィードバッ
ク制御してレンジ切り換えを行うレンジ切換装置におい
て、前記センサが故障したときのレンジ切り換えを可能
にする。 【解決手段】レンジ切換バルブの位置を連続的に検出す
るポテンショメータが故障すると(S5)、アクチュエ
ータ駆動を停止させるフェイルセーフ状態に移行させる
一方(S6)、センサ異常を警告し、かつ、非常スイッ
チの操作を指示する(S7)。運転者が非常スイッチを
操作すると(S8)、前記フェイルセーフ状態をキャン
セルすると共に(S9)、レンジ位置を検出するインヒ
ビタスイッチの信号からポテンショメータの仮想検出パ
ターンを設定し(S10)、該仮想検出パターンに従っ
てアクチュエータを制御させる(S11)。
ンサの検出結果に基づきアクチュエータをフィードバッ
ク制御してレンジ切り換えを行うレンジ切換装置におい
て、前記センサが故障したときのレンジ切り換えを可能
にする。 【解決手段】レンジ切換バルブの位置を連続的に検出す
るポテンショメータが故障すると(S5)、アクチュエ
ータ駆動を停止させるフェイルセーフ状態に移行させる
一方(S6)、センサ異常を警告し、かつ、非常スイッ
チの操作を指示する(S7)。運転者が非常スイッチを
操作すると(S8)、前記フェイルセーフ状態をキャン
セルすると共に(S9)、レンジ位置を検出するインヒ
ビタスイッチの信号からポテンショメータの仮想検出パ
ターンを設定し(S10)、該仮想検出パターンに従っ
てアクチュエータを制御させる(S11)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジ切換バルブ
をアクチュエータによって駆動する自動変速機のレンジ
切換装置に関し、詳しくは、レンジ切換バルブの位置を
連続的に検出する位置センサが故障したときの対策技術
に関する。
をアクチュエータによって駆動する自動変速機のレンジ
切換装置に関し、詳しくは、レンジ切換バルブの位置を
連続的に検出する位置センサが故障したときの対策技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用自動変速機において、
レンジ切換バルブ(マニュアルバルブ)をモータ等のア
クチュエータによって複数のレンジ位置に駆動する構成
のレンジ切換装置が知られている(特開平5−0872
33号公報参照)。前記レンジ切換装置では、前記レン
ジ切換バルブの位置を連続的に検出するポテンショメー
タ等の位置センサを備え、該位置センサによる検出結果
と目標レンジに対応する目標位置との偏差に基づいて、
アクチュエータをフィードバック制御する場合があっ
た。
レンジ切換バルブ(マニュアルバルブ)をモータ等のア
クチュエータによって複数のレンジ位置に駆動する構成
のレンジ切換装置が知られている(特開平5−0872
33号公報参照)。前記レンジ切換装置では、前記レン
ジ切換バルブの位置を連続的に検出するポテンショメー
タ等の位置センサを備え、該位置センサによる検出結果
と目標レンジに対応する目標位置との偏差に基づいて、
アクチュエータをフィードバック制御する場合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、位置セ
ンサの検出結果から、アクチュエータをフィードバック
制御する構成の場合、位置センサが故障して実際のバル
ブ位置を検出することができなくなると、レンジ切換バ
ルブの位置が不明になるため、アクチュエータによるバ
ルブ駆動を停止させるフェイルセーフ状態に移行させる
ようにしていた。
ンサの検出結果から、アクチュエータをフィードバック
制御する構成の場合、位置センサが故障して実際のバル
ブ位置を検出することができなくなると、レンジ切換バ
ルブの位置が不明になるため、アクチュエータによるバ
ルブ駆動を停止させるフェイルセーフ状態に移行させる
ようにしていた。
【0004】しかし、例えばPレンジにシフトされてい
る状態で、フェイルセーフに移行すると、モータやモー
タ駆動回路が正常であってもPレンジに固定されるた
め、走行が全く不能になってしまうという問題があっ
た。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、一
般的に、位置センサと共に、レンジ位置を検出するスイ
ッチ(インヒビタ・スイッチ)が設けられることに着目
し、位置センサが故障した場合でも、最低限のレンジ切
り換え機能を発揮することができる自動変速機のレンジ
切換装置を提供することを目的とする。
る状態で、フェイルセーフに移行すると、モータやモー
タ駆動回路が正常であってもPレンジに固定されるた
め、走行が全く不能になってしまうという問題があっ
た。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、一
般的に、位置センサと共に、レンジ位置を検出するスイ
ッチ(インヒビタ・スイッチ)が設けられることに着目
し、位置センサが故障した場合でも、最低限のレンジ切
り換え機能を発揮することができる自動変速機のレンジ
切換装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1記載
の発明では、レンジ切換バルブをアクチュエータによっ
て複数のレンジ位置に駆動する構成であって、前記レン
ジ切換バルブの位置を連続的に検出する位置センサを備
え、該位置センサの検出結果に基づいて前記アクチュエ
ータをフィードバック制御する自動変速機のレンジ切換
装置において、前記位置センサが故障したときに、自動
変速機におけるレンジ位置を検出するレンジ位置スイッ
チの信号に基づいて前記アクチュエータを制御する構成
とした。
の発明では、レンジ切換バルブをアクチュエータによっ
て複数のレンジ位置に駆動する構成であって、前記レン
ジ切換バルブの位置を連続的に検出する位置センサを備
え、該位置センサの検出結果に基づいて前記アクチュエ
ータをフィードバック制御する自動変速機のレンジ切換
装置において、前記位置センサが故障したときに、自動
変速機におけるレンジ位置を検出するレンジ位置スイッ
チの信号に基づいて前記アクチュエータを制御する構成
とした。
【0006】上記構成によると、通常は、位置センサに
よってレンジ切換バルブの位置を連続的に検出し、その
結果からアクチュエータをフィードバック制御するが、
位置センサが故障すると、位置センサから実際のバルブ
位置を知ることができなくなるので、代わりに、レンジ
切換バルブがどのレンジに位置しているかを示すレンジ
位置スイッチの離散的な位置情報を用いて、アクチュエ
ータを制御する。
よってレンジ切換バルブの位置を連続的に検出し、その
結果からアクチュエータをフィードバック制御するが、
位置センサが故障すると、位置センサから実際のバルブ
位置を知ることができなくなるので、代わりに、レンジ
切換バルブがどのレンジに位置しているかを示すレンジ
位置スイッチの離散的な位置情報を用いて、アクチュエ
ータを制御する。
【0007】尚、位置センサの故障には、センサ自体の
故障の他、センサ信号の出力ラインの断線などが含まれ
るものとする。請求項2記載の発明では、前記位置セン
サが故障したときに、前記レンジ位置スイッチによって
検出される現在のレンジ位置と目標のレンジ位置とか
ら、前記アクチュエータの時系列的な制御パターンを設
定し、該設定した制御パターンに従って前記アクチュエ
ータをフィードホワード制御する構成とした。
故障の他、センサ信号の出力ラインの断線などが含まれ
るものとする。請求項2記載の発明では、前記位置セン
サが故障したときに、前記レンジ位置スイッチによって
検出される現在のレンジ位置と目標のレンジ位置とか
ら、前記アクチュエータの時系列的な制御パターンを設
定し、該設定した制御パターンに従って前記アクチュエ
ータをフィードホワード制御する構成とした。
【0008】上記構成によると、位置センサが故障する
と、レンジ位置スイッチによって現在のレンジ位置を検
出し、該検出した現在位置と目標位置とから予めアクチ
ュエータの制御パターンを設定し、該設定した制御パタ
ーンに従ってアクチュエータをフィードホワード制御す
る。請求項3記載の発明では、前記位置センサが故障し
たときに、前記レンジ位置スイッチによって検出される
現在のレンジ位置から目標のレンジ位置に向けて前記レ
ンジ切換バルブの位置が変化するときの前記位置センサ
の仮想検出パターンを設定し、該仮想検出パターンに基
づいて前記アクチュエータを制御する構成とした。
と、レンジ位置スイッチによって現在のレンジ位置を検
出し、該検出した現在位置と目標位置とから予めアクチ
ュエータの制御パターンを設定し、該設定した制御パタ
ーンに従ってアクチュエータをフィードホワード制御す
る。請求項3記載の発明では、前記位置センサが故障し
たときに、前記レンジ位置スイッチによって検出される
現在のレンジ位置から目標のレンジ位置に向けて前記レ
ンジ切換バルブの位置が変化するときの前記位置センサ
の仮想検出パターンを設定し、該仮想検出パターンに基
づいて前記アクチュエータを制御する構成とした。
【0009】上記構成によると、レンジ位置スイッチに
基づいて判断される現在のレンジ位置から目標レンジ位
置まで移動するときのレンジ切換バルブの位置変化パタ
ーンを仮想的に予め設定し、このパターンに従って位置
変化しているものと見なしてアクチュエータを制御す
る。請求項4記載の発明では、前記パターンが、前記位
置センサが正常であるときよりも長い時間でレンジが切
り換えられる特性として設定される構成とした。
基づいて判断される現在のレンジ位置から目標レンジ位
置まで移動するときのレンジ切換バルブの位置変化パタ
ーンを仮想的に予め設定し、このパターンに従って位置
変化しているものと見なしてアクチュエータを制御す
る。請求項4記載の発明では、前記パターンが、前記位
置センサが正常であるときよりも長い時間でレンジが切
り換えられる特性として設定される構成とした。
【0010】上記構成によると、位置センサが故障して
いて、前記制御パターン又は仮想検出パターンを用いて
アクチュエータを制御するときには、位置センサが正常
であるときよりも長い時間をかけてレンジ切り換えが行
われるように、前記制御パターン又は仮想検出パターン
が設定される。請求項5記載の発明では、前記位置セン
サの故障発生時に、該故障の発生を警告すると共に、前
記アクチュエータの駆動を停止させるフェイルセーフ状
態に移行させる一方、前記フェイルセーフ状態を任意に
キャンセルするための操作部を備え、該操作部の操作に
よって前記フェイルセーフ状態のキャンセルが指示され
たことを条件に、前記レンジ位置スイッチの信号に基づ
く前記アクチュエータの制御を行う構成とした。
いて、前記制御パターン又は仮想検出パターンを用いて
アクチュエータを制御するときには、位置センサが正常
であるときよりも長い時間をかけてレンジ切り換えが行
われるように、前記制御パターン又は仮想検出パターン
が設定される。請求項5記載の発明では、前記位置セン
サの故障発生時に、該故障の発生を警告すると共に、前
記アクチュエータの駆動を停止させるフェイルセーフ状
態に移行させる一方、前記フェイルセーフ状態を任意に
キャンセルするための操作部を備え、該操作部の操作に
よって前記フェイルセーフ状態のキャンセルが指示され
たことを条件に、前記レンジ位置スイッチの信号に基づ
く前記アクチュエータの制御を行う構成とした。
【0011】上記構成によると、位置センサが故障する
と、該位置センサの検出結果を用いたアクチュエータの
駆動制御が停止されるフェイルセーフ状態に移行すると
共に、位置センサが故障したためにフェイルセーフ状態
になっていることを運転者に警告する。そして、運転者
が、前記警告に基づいて操作部を操作すると、レンジ位
置スイッチの信号に基づくアクチュエータの制御が行わ
れる。
と、該位置センサの検出結果を用いたアクチュエータの
駆動制御が停止されるフェイルセーフ状態に移行すると
共に、位置センサが故障したためにフェイルセーフ状態
になっていることを運転者に警告する。そして、運転者
が、前記警告に基づいて操作部を操作すると、レンジ位
置スイッチの信号に基づくアクチュエータの制御が行わ
れる。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、位置セン
サが故障したときに、レンジ位置スイッチに基づいて判
断される現在のレンジ位置からアクチュエータを制御す
ることで、レンジ切換バルブを目標レンジ位置に駆動す
ることが可能となり、位置センサが故障しても走行不能
になることを回避できるという効果がある。
サが故障したときに、レンジ位置スイッチに基づいて判
断される現在のレンジ位置からアクチュエータを制御す
ることで、レンジ切換バルブを目標レンジ位置に駆動す
ることが可能となり、位置センサが故障しても走行不能
になることを回避できるという効果がある。
【0013】請求項2記載の発明によると、現在のレン
ジ位置から目標のレンジ位置に向けてどのようなパター
ンでアクチュエータを制御するかを設定することで、位
置センサを用いることなくレンジ切換バルブを目標位置
に駆動することができるという効果がある。請求項3記
載の発明によると、現在のレンジ位置から目標のレンジ
位置に向かう途中のレンジ切換バルブの位置変化を仮想
的に設定するので、位置センサが正常なときと同様にし
てアクチュエータを制御して、レンジ位置を切り換える
ことができるという効果がある。
ジ位置から目標のレンジ位置に向けてどのようなパター
ンでアクチュエータを制御するかを設定することで、位
置センサを用いることなくレンジ切換バルブを目標位置
に駆動することができるという効果がある。請求項3記
載の発明によると、現在のレンジ位置から目標のレンジ
位置に向かう途中のレンジ切換バルブの位置変化を仮想
的に設定するので、位置センサが正常なときと同様にし
てアクチュエータを制御して、レンジ位置を切り換える
ことができるという効果がある。
【0014】請求項4記載の発明によると、レンジ切り
換えがより長い時間かけて行われるようにすることで、
中間位置の検出が不能な状態でのオーバーシュートの発
生を回避できるという効果がある。請求項5記載の発明
によると、位置センサの故障によってレンジ位置が誤制
御されることを回避しつつ、運転者が意識的にレンジ位
置スイッチに基づく制御を許可することになるので、安
全に走行可能なレンジにシフトさせることができるとい
う効果がある。
換えがより長い時間かけて行われるようにすることで、
中間位置の検出が不能な状態でのオーバーシュートの発
生を回避できるという効果がある。請求項5記載の発明
によると、位置センサの故障によってレンジ位置が誤制
御されることを回避しつつ、運転者が意識的にレンジ位
置スイッチに基づく制御を許可することになるので、安
全に走行可能なレンジにシフトさせることができるとい
う効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は、実施の形態における自動変速機のレンジ
切換装置のシステム構成図である。この図1において、
車両用自動変速機1には、レンジ切換装置のアクチュエ
ータとしてのモータ2が取り付けられる。
する。図1は、実施の形態における自動変速機のレンジ
切換装置のシステム構成図である。この図1において、
車両用自動変速機1には、レンジ切換装置のアクチュエ
ータとしてのモータ2が取り付けられる。
【0016】前記モータ2の出力軸には減速機構3が設
けられ、該減速機構3を介してマニュアルシャフト4を
回転駆動するよう構成される。前記マニュアルシャフト
4には、該マニュアルシャフト4を複数のレンジにそれ
ぞれ対応する角度に位置決めするためのディテント機構
5が取り付けられる。前記ディテント機構5は、図2に
示すように、マニュアルシャフト4に固定されて一体に
回転するディテントレバー5A、ディテントレバー5A
の周縁に各レンジに対応して形成される凹部に係合する
ローラを支持すると共に、該ローラを切欠きに向けて押
圧付勢するディテントスプリング5Bから構成される。
けられ、該減速機構3を介してマニュアルシャフト4を
回転駆動するよう構成される。前記マニュアルシャフト
4には、該マニュアルシャフト4を複数のレンジにそれ
ぞれ対応する角度に位置決めするためのディテント機構
5が取り付けられる。前記ディテント機構5は、図2に
示すように、マニュアルシャフト4に固定されて一体に
回転するディテントレバー5A、ディテントレバー5A
の周縁に各レンジに対応して形成される凹部に係合する
ローラを支持すると共に、該ローラを切欠きに向けて押
圧付勢するディテントスプリング5Bから構成される。
【0017】そして、上記構成によってマニュアルシャ
フト4を、Pレンジ,Rレンジ(リバースレンジ),N
レンジ,Dレンジ(ドライブレンジ),2レンジ,1レ
ンジのいずれかに対応する角度に位置決めする。前記マ
ニュアルシャフト4の回転運動は、ディテントレバー5
Aとマニュアルバルブ6(レンジ切換バルブ)との係合
によって、マニュアルバルブ6の軸方向運動に変換さ
れ、マニュアルバルブ6がバルブボディ7内で軸方向に
変位することで、油圧ポートの開閉が切り換えられ、各
シフトレンジに応じてライン圧を配送する。
フト4を、Pレンジ,Rレンジ(リバースレンジ),N
レンジ,Dレンジ(ドライブレンジ),2レンジ,1レ
ンジのいずれかに対応する角度に位置決めする。前記マ
ニュアルシャフト4の回転運動は、ディテントレバー5
Aとマニュアルバルブ6(レンジ切換バルブ)との係合
によって、マニュアルバルブ6の軸方向運動に変換さ
れ、マニュアルバルブ6がバルブボディ7内で軸方向に
変位することで、油圧ポートの開閉が切り換えられ、各
シフトレンジに応じてライン圧を配送する。
【0018】前記ディテントレバー5Aに一端が取り付
けられるロッド8の他端には、カム9が取り付けられ、
揺動可能に支持されたパーキングポール10が前記カム
9との摺接によって揺動駆動され、Pレンジ位置におい
ては、パーキングポール10の爪10aがパーキングギ
ヤ11の凹部11aに噛み合って、パーキングギヤ11
が固定されるようになっている。
けられるロッド8の他端には、カム9が取り付けられ、
揺動可能に支持されたパーキングポール10が前記カム
9との摺接によって揺動駆動され、Pレンジ位置におい
ては、パーキングポール10の爪10aがパーキングギ
ヤ11の凹部11aに噛み合って、パーキングギヤ11
が固定されるようになっている。
【0019】また、前記マニュアルシャフト4には、該
マニュアルシャフト4の角度を連続的に検出する位置セ
ンサとしてのポテンショメータ21が備えられる一方、
各レンジのいずれに切り換えられているかを検出する、
レンジ位置スイッチとしてのインヒビタスイッチ22が
設けられる。また、運転者によって操作されるレンジセ
レクトレバーでP,R,N,D,2,1のいずれのレン
ジが選択されているかを検出するレンジセレクトスイッ
チ23が設けられている。
マニュアルシャフト4の角度を連続的に検出する位置セ
ンサとしてのポテンショメータ21が備えられる一方、
各レンジのいずれに切り換えられているかを検出する、
レンジ位置スイッチとしてのインヒビタスイッチ22が
設けられる。また、運転者によって操作されるレンジセ
レクトレバーでP,R,N,D,2,1のいずれのレン
ジが選択されているかを検出するレンジセレクトスイッ
チ23が設けられている。
【0020】前記ポテンショメータ21,インヒビタス
イッチ22及びレンジセレクトスイッチ23からの信号
は、A/Tコントロールユニット(A/T C/U)2
4に入力される。そして、前記A/Tコントロールユニ
ット24は、上記スイッチ・センサからの信号に基づく
演算処理によって、運転者が選択しているレンジに対応
する位置にマニュアルシャフト4を回転駆動すべく、前
記モータ2を制御する。
イッチ22及びレンジセレクトスイッチ23からの信号
は、A/Tコントロールユニット(A/T C/U)2
4に入力される。そして、前記A/Tコントロールユニ
ット24は、上記スイッチ・センサからの信号に基づく
演算処理によって、運転者が選択しているレンジに対応
する位置にマニュアルシャフト4を回転駆動すべく、前
記モータ2を制御する。
【0021】具体的には、レンジセレクトスイッチ23
から要求されるマニュアルシャフト4の目標角度と、前
記ポテンショメータ21で検出される実際の角度との偏
差に応じた比例・積分・微分制御によって、モータ2の
駆動信号をフィードバック制御する。本実施形態では、
モータ2に対する電源供給を高周波でON・OFFする
ときのON時間割合で平均印加電圧を制御するようにな
っており、前記駆動信号は、前記ON時間割合を示すデ
ューティ比(%)として演算される。
から要求されるマニュアルシャフト4の目標角度と、前
記ポテンショメータ21で検出される実際の角度との偏
差に応じた比例・積分・微分制御によって、モータ2の
駆動信号をフィードバック制御する。本実施形態では、
モータ2に対する電源供給を高周波でON・OFFする
ときのON時間割合で平均印加電圧を制御するようにな
っており、前記駆動信号は、前記ON時間割合を示すデ
ューティ比(%)として演算される。
【0022】尚、フィードバック制御を比例・積分・微
分制御に限定するものではなく、スライディングモード
制御を用いてフィードバックする構成であっても良い。
また、前記A/Tコントロールユニット24には、図3
のフローチャートに示すようなフェイルセーフ処理機能
が備えられている。図3のフローチャートにおいて、ま
ず、ステップS1では、モータやモータ通電回路などの
駆動系に故障が発生しているか否かを診断する。
分制御に限定するものではなく、スライディングモード
制御を用いてフィードバックする構成であっても良い。
また、前記A/Tコントロールユニット24には、図3
のフローチャートに示すようなフェイルセーフ処理機能
が備えられている。図3のフローチャートにおいて、ま
ず、ステップS1では、モータやモータ通電回路などの
駆動系に故障が発生しているか否かを診断する。
【0023】ステップS2では、ステップS1の診断の
結果、駆動系に故障が発生していると診断されたか否か
を判別する。モータ等の駆動系に故障がある場合には、
ステップS3へ進んで、フェイルセーフ処理としてモー
タ2への通電を遮断する。また、次のステップS4で
は、モータ2を含む駆動系に故障が発生したことを、警
告装置29によって運転者に警告する。
結果、駆動系に故障が発生していると診断されたか否か
を判別する。モータ等の駆動系に故障がある場合には、
ステップS3へ進んで、フェイルセーフ処理としてモー
タ2への通電を遮断する。また、次のステップS4で
は、モータ2を含む駆動系に故障が発生したことを、警
告装置29によって運転者に警告する。
【0024】前記警告装置29は、車両のコンソール・
パネルなどに設けられる警告ランプやモニタ装置、又は
/及び、ブザーや合成音声などを発生するスピーカなど
によって構成される。一方、ステップS2でモータ2等
の駆動系に故障がないと判断されると、ステップS5へ
進み、前記ポテンショメータ21が故障しているか否か
を判別する。
パネルなどに設けられる警告ランプやモニタ装置、又は
/及び、ブザーや合成音声などを発生するスピーカなど
によって構成される。一方、ステップS2でモータ2等
の駆動系に故障がないと判断されると、ステップS5へ
進み、前記ポテンショメータ21が故障しているか否か
を判別する。
【0025】前記ポテンショメータ21の故障には、ポ
テンショメータ21自体の故障(固着故障等)の他、ポ
テンショメータ21の信号ラインの断線・ショートを含
むものとする。そして、信号ラインの断線・ショート
は、ポテンショメータ21の出力電圧値から判断でき、
また、ポテンショメータ21自体の故障は、モータ2の
駆動状態での検出角度(出力電圧値)の変化から判断で
きる。
テンショメータ21自体の故障(固着故障等)の他、ポ
テンショメータ21の信号ラインの断線・ショートを含
むものとする。そして、信号ラインの断線・ショート
は、ポテンショメータ21の出力電圧値から判断でき、
また、ポテンショメータ21自体の故障は、モータ2の
駆動状態での検出角度(出力電圧値)の変化から判断で
きる。
【0026】ステップS5でポテンショメータ21が正
常であると判断されたときには、本ルーチンをそのまま
終了させる。一方、ステップS5でポテンショメータ2
1が故障していると判断されると、ステップS6へ進ん
で、フェイルセーフ処理としてモータ2への通電を停止
させる。
常であると判断されたときには、本ルーチンをそのまま
終了させる。一方、ステップS5でポテンショメータ2
1が故障していると判断されると、ステップS6へ進ん
で、フェイルセーフ処理としてモータ2への通電を停止
させる。
【0027】次のステップS7では、センサ異常の発生
を、前記ステップS3と同様にして運転者に警告すると
同時に、コンソール・パネルなどに設けられる非常スイ
ッチ30(操作部)の押圧操作を運転者に促すための警
告を、同じく警告装置29を用いて行う。ステップS8
では、運転者によって非常スイッチ30が押圧操作され
たか否かを判別し、運転者によって非常スイッチ30が
押圧操作されると、ステップS9へ進む。
を、前記ステップS3と同様にして運転者に警告すると
同時に、コンソール・パネルなどに設けられる非常スイ
ッチ30(操作部)の押圧操作を運転者に促すための警
告を、同じく警告装置29を用いて行う。ステップS8
では、運転者によって非常スイッチ30が押圧操作され
たか否かを判別し、運転者によって非常スイッチ30が
押圧操作されると、ステップS9へ進む。
【0028】ステップS9では、前記ステップS6にお
けるフェイルセーフ処理をキャンセルしてモータ2への
通電を許可する。次のステップS10では、前記インヒ
ビタスイッチ22のON・OFFから判断される現在の
レンジ位置から、レンジセレクトスイッチ23に基づい
て判断される要求のレンジ位置に向けてマニュアルバル
ブ6を駆動するときの、マニュアルバルブ6の位置変化
の仮想パターンを、ポテンショメータ21の出力(検出
角度)の仮想パターンとして設定する。
けるフェイルセーフ処理をキャンセルしてモータ2への
通電を許可する。次のステップS10では、前記インヒ
ビタスイッチ22のON・OFFから判断される現在の
レンジ位置から、レンジセレクトスイッチ23に基づい
て判断される要求のレンジ位置に向けてマニュアルバル
ブ6を駆動するときの、マニュアルバルブ6の位置変化
の仮想パターンを、ポテンショメータ21の出力(検出
角度)の仮想パターンとして設定する。
【0029】前記仮想パターンは、前記インヒビタスイ
ッチ22のON・OFFから判断される現在のレンジ位
置に対応すべきポテンショメータ21の検出角度から、
要求のレンジ位置に対応すべきポテンショメータ21の
検出角度(目標角度)にまで、所定の時定数による一次
遅れ系で応答するものとして設定される(図4参照)。
ッチ22のON・OFFから判断される現在のレンジ位
置に対応すべきポテンショメータ21の検出角度から、
要求のレンジ位置に対応すべきポテンショメータ21の
検出角度(目標角度)にまで、所定の時定数による一次
遅れ系で応答するものとして設定される(図4参照)。
【0030】前記仮想パターンは、該仮想パターンと目
標角度との偏差(仮想偏差)に応じてモータ2を制御し
たときに、ポテンショメータ21が正常であるときに比
べて、レンジ切り換えに長い時間が要するような特性と
して設定される。ステップS11では、ポテンショメー
タ21の検出角度に代えて、前記仮想パターンにおける
角度と目標角度との偏差(仮想偏差)を演算し、該仮想
偏差に基づく比例・積分・微分制御によって、モータ2
の駆動信号をフィードバック制御させる。
標角度との偏差(仮想偏差)に応じてモータ2を制御し
たときに、ポテンショメータ21が正常であるときに比
べて、レンジ切り換えに長い時間が要するような特性と
して設定される。ステップS11では、ポテンショメー
タ21の検出角度に代えて、前記仮想パターンにおける
角度と目標角度との偏差(仮想偏差)を演算し、該仮想
偏差に基づく比例・積分・微分制御によって、モータ2
の駆動信号をフィードバック制御させる。
【0031】そして、レンジセレクトスイッチ23に基
づいて判断される要求のレンジ位置になったことを、イ
ンヒビタスイッチ22の信号から判断すると、モータ2
の駆動を停止させる。上記のように、ポテンショメータ
21が故障したときに、ポテンショメータ21の仮想検
出パターンを設定する構成であれば、ポテンショメータ
21が正常であるときと同様な処理でモータ2を駆動さ
せてレンジの切り換えを行わせることができ、ポテンシ
ョメータ21の故障によって特定のレンジに固定されて
しまうことを回避でき、最低限の走行性を確保すること
ができる。
づいて判断される要求のレンジ位置になったことを、イ
ンヒビタスイッチ22の信号から判断すると、モータ2
の駆動を停止させる。上記のように、ポテンショメータ
21が故障したときに、ポテンショメータ21の仮想検
出パターンを設定する構成であれば、ポテンショメータ
21が正常であるときと同様な処理でモータ2を駆動さ
せてレンジの切り換えを行わせることができ、ポテンシ
ョメータ21の故障によって特定のレンジに固定されて
しまうことを回避でき、最低限の走行性を確保すること
ができる。
【0032】尚、モータ2の制御は、制御偏差に基づく
全域フィードバック制御に限定されず、例えば所定の中
間開度になるまでは、一定のデューティ比の制御信号で
モータ2を駆動し、その後、ポテンショメータ21の検
出角度に基づくフィードバック制御に移行させる構成で
あっても良く、この場合、ポテンショメータ21が故障
したときには、仮想パターンにおける角度が所定の中間
開度になったか否かを判別し、所定の中間開度になった
後で、前記仮想偏差によるモータ2の制御を開始させる
ようにすれば良い。
全域フィードバック制御に限定されず、例えば所定の中
間開度になるまでは、一定のデューティ比の制御信号で
モータ2を駆動し、その後、ポテンショメータ21の検
出角度に基づくフィードバック制御に移行させる構成で
あっても良く、この場合、ポテンショメータ21が故障
したときには、仮想パターンにおける角度が所定の中間
開度になったか否かを判別し、所定の中間開度になった
後で、前記仮想偏差によるモータ2の制御を開始させる
ようにすれば良い。
【0033】図5のフローチャートは、フェイルセーフ
処理の第2実施形態を示す。この図5のフローチャート
において、ステップS10A,ステップS11A以外の
各ステップは、前記図3のフローチャートと同様な処理
を行うので、以下では、処理内容が異なるステップS1
0A,ステップS11Aのみを説明する。ステップS1
0Aでは、前記インヒビタスイッチ22のON・OFF
から判断される現在のレンジ位置から、レンジセレクト
スイッチ23に基づいて判断される要求のレンジ位置に
向けてマニュアルバルブ6を駆動するときの、モータ2
の時系列的な制御パターンを設定する。
処理の第2実施形態を示す。この図5のフローチャート
において、ステップS10A,ステップS11A以外の
各ステップは、前記図3のフローチャートと同様な処理
を行うので、以下では、処理内容が異なるステップS1
0A,ステップS11Aのみを説明する。ステップS1
0Aでは、前記インヒビタスイッチ22のON・OFF
から判断される現在のレンジ位置から、レンジセレクト
スイッチ23に基づいて判断される要求のレンジ位置に
向けてマニュアルバルブ6を駆動するときの、モータ2
の時系列的な制御パターンを設定する。
【0034】前記制御パターンは、制御開始からの経過
時間毎にモータ2の駆動信号のデューティ比を示すもの
であって、レンジ切り換えの種類毎に予め設定されてお
り、該制御パターンに従ってモータ2を制御した場合に
は、ポテンショメータ21の検出結果に基づくフィード
バック制御を行った場合に比べて、より長い時間で徐々
にレンジが切り換えられるように適合されている。
時間毎にモータ2の駆動信号のデューティ比を示すもの
であって、レンジ切り換えの種類毎に予め設定されてお
り、該制御パターンに従ってモータ2を制御した場合に
は、ポテンショメータ21の検出結果に基づくフィード
バック制御を行った場合に比べて、より長い時間で徐々
にレンジが切り換えられるように適合されている。
【0035】ステップS11Aでは、前記ステップS1
0Aで設定された制御パターンに従ってモータ2をフィ
ードホワード制御し、インヒビタスイッチ22の信号か
ら要求レンジになったことが判断されると、制御パター
ンの途中であっても直ちにモータ2の駆動を停止させる
ようにする。上記のように、ポテンショメータ21が故
障したときに、所定の制御パターンに従って、モータ2
を制御させる構成とすれば、レンジ切り換えの応答が低
下するとしても、ポテンショメータ21の故障によって
特定のレンジに固定されてしまうことを回避でき、最低
限の走行性を確保することができる。
0Aで設定された制御パターンに従ってモータ2をフィ
ードホワード制御し、インヒビタスイッチ22の信号か
ら要求レンジになったことが判断されると、制御パター
ンの途中であっても直ちにモータ2の駆動を停止させる
ようにする。上記のように、ポテンショメータ21が故
障したときに、所定の制御パターンに従って、モータ2
を制御させる構成とすれば、レンジ切り換えの応答が低
下するとしても、ポテンショメータ21の故障によって
特定のレンジに固定されてしまうことを回避でき、最低
限の走行性を確保することができる。
【図1】自動変速機のレンジ切換装置を示すシステム構
成図。
成図。
【図2】マニュアルシャフトの駆動機構を示す斜視図。
【図3】フェイルセーフ処理の第1実施形態を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図4】マニュアルバルブの角度位置変化の仮想パター
ンを示す線図。
ンを示す線図。
【図5】フェイルセーフ処理の第2実施形態を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
1…自動変速機
2…モータ(アクチュエータ)
3…減速機構
4…マニュアルシャフト
5…ディテント機構
6…マニュアルバルブ(レンジ切換バルブ)
21…ポテンショメータ
22…インヒビタスイッチ
23…レンジセレクトスイッチ
24…A/Tコントロールユニット
29…警告装置
30…非常スイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】レンジ切換バルブをアクチュエータによっ
て複数のレンジ位置に駆動する構成であって、 前記レンジ切換バルブの位置を連続的に検出する位置セ
ンサを備え、該位置センサの検出結果に基づいて前記ア
クチュエータをフィードバック制御する自動変速機のレ
ンジ切換装置において、 前記位置センサが故障したときに、自動変速機における
レンジ位置を検出するレンジ位置スイッチの信号に基づ
いて前記アクチュエータを制御することを特徴とする自
動変速機のレンジ切換装置。 - 【請求項2】前記位置センサが故障したときに、前記レ
ンジ位置スイッチによって検出される現在のレンジ位置
と目標のレンジ位置とから、前記アクチュエータの時系
列的な制御パターンを設定し、該設定した制御パターン
に従って前記アクチュエータをフィードホワード制御す
ることを特徴とする請求項1記載の自動変速機のレンジ
切換装置。 - 【請求項3】前記位置センサが故障したときに、前記レ
ンジ位置スイッチによって検出される現在のレンジ位置
から目標のレンジ位置に向けて前記レンジ切換バルブの
位置が変化するときの前記位置センサの仮想検出パター
ンを設定し、該仮想検出パターンに基づいて前記アクチ
ュエータを制御することを特徴とする請求項1記載の自
動変速機のレンジ切換装置。 - 【請求項4】前記パターンが、前記位置センサが正常で
あるときよりも長い時間でレンジが切り換えられる特性
として設定されることを特徴とする請求項2又は3記載
の自動変速機のレンジ切換装置。 - 【請求項5】前記位置センサの故障発生時に、該故障の
発生を警告すると共に、前記アクチュエータの駆動を停
止させるフェイルセーフ状態に移行させる一方、 前記フェイルセーフ状態を任意にキャンセルするための
操作部を備え、 該操作部の操作によって前記フェイルセーフ状態のキャ
ンセルが指示されたことを条件に、前記レンジ位置スイ
ッチの信号に基づく前記アクチュエータの制御を行うこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の自
動変速機のレンジ切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001362940A JP2003166641A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 自動変速機のレンジ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001362940A JP2003166641A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 自動変速機のレンジ切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003166641A true JP2003166641A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19173359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001362940A Abandoned JP2003166641A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 自動変速機のレンジ切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003166641A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058085A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Toyota Motor Corp | シフト制御装置 |
WO2010109955A1 (ja) * | 2009-03-24 | 2010-09-30 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | シフトバイワイヤ装置 |
US8265841B2 (en) | 2007-07-23 | 2012-09-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control device |
CN110940838A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-03-31 | 云南电网有限责任公司西双版纳供电局 | 一种35kV主变压器有载调压分接开关模拟装置 |
-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001362940A patent/JP2003166641A/ja not_active Abandoned
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8265841B2 (en) | 2007-07-23 | 2012-09-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control device |
JP2009058085A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Toyota Motor Corp | シフト制御装置 |
WO2010109955A1 (ja) * | 2009-03-24 | 2010-09-30 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | シフトバイワイヤ装置 |
JP2010223355A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Aisin Aw Co Ltd | シフトバイワイヤ装置 |
CN102265061A (zh) * | 2009-03-24 | 2011-11-30 | 爱信艾达株式会社 | 线控换挡装置 |
US8340859B2 (en) | 2009-03-24 | 2012-12-25 | Aisin Aw Co., Ltd. | Shift-by-wire system |
CN110940838A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-03-31 | 云南电网有限责任公司西双版纳供电局 | 一种35kV主变压器有载调压分接开关模拟装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040817 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041217 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070407 |