JP2003160979A - 土台水切及び土台部施工構造 - Google Patents
土台水切及び土台部施工構造Info
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Abstract
通気を確保することができ,かつ施工容易な土台水切及
び土台部施工構造を提供すること。 【解決手段】 外壁板の表側面を伝ってきた雨水を前方
へ排出する土台水切1。土台水切1は,水切本体19と
カバー板部16とを有する。水切本体19は,背板部1
1と,水切板部12と,前板部13と,支承板部14
と,カバー取付部15とを備える。カバー部材16は,
カバー取付部15に取り付けられ,前板部13と土台と
の間からの小動物の侵入を防ぐ。カバー部材16は,接
続部161と閉塞部162とを有し,閉塞部162は可
撓性を有する樹脂により形成されている。閉塞部162
には排水通気穴163が設けられている。
Description
共に,外壁板の表側面を伝って流下してきた雨水を前方
へ排出する土台水切,及びこれを用いた土台部施工構造
に関する。
土台部に土台水切9を配設し,外壁板2の表側面22を
伝って流下してきた雨水を前方へ排出するよう構成し
た,土台部施工構造8がある。上記土台水切9は,背板
部91と,該背板部91の下方において前方へ屈曲した
支承板部92と,該支承板部92の下方において前方下
方へ屈曲した水切板部93と,該水切板部93の前端か
ら下方へ屈曲した前板部94とを有する。更に,該前板
部94の後方であって上記水切板部93の下方には,カ
バー板部95が設けてある。該カバー板部95は,上記
前板部94と土台31の前面311との間における下方
隙間部81からの鼠等の小動物の侵入を防ぐ,いわゆる
防鼠機能を有する。
95の後端951は,上記土台31の前面311に当接
される。また,上記カバー板部95には,鼠等の小動物
が通過できない程度の大きさの排水通気穴952が複数
設けており,該通気孔952を通じて外気を取り入れる
ことにより,建物土台部の通気が図られるようになって
いる。
とく,建築物の構造躯体3に,上記背板部91の裏側面
911を当接させて,釘88により固定し,上記背板部
91の前方に縦胴縁40(縦張りの場合には横胴縁)を
その下端面41が上記支承板部92に当接した状態で配
設し,該縦胴縁40の前面42に留め付け金具6を介し
て最下段の上記外壁板2を留め付けてなる。また,上記
縦胴縁40の後面43側には,防水紙85が配設されて
いる。上記留め付け金具6は,上記縦胴縁40,上記防
水紙85,上記背板部91を介して,構造躯体3に釘8
6によって固定してある。
パッキン32を介して配設された土台柱33及び縦柱3
4等からなる。上記土台パッキン32は,左右に間隔を
設けて配設してある。
面22を伝って流下してきた雨水を上記土台水切9の水
切板部93によって受けると共に,前方へ排出するよう
構成されている。また,上記外壁板2の下端部211と
上記水切板部93との間から外気が導入されるようにな
っており,外壁板2の裏側面23と構造躯体3との間に
通気層87が確保されている。
部94が外壁板2の表面位置より数cm前方になるよう
に施工すると共に,両者の位置関係を略一定となるよう
にする。
9は,一般に,鋼板の折り曲げ加工品,アルミ押出成形
品,或いは板樹脂成形品等として製造されるため,一体
形状品である。そのため,図22に示すごとく,土台部
に上記土台水切9を施工したとき,該土台水切9と土台
31の前面311との位置関係によっては,カバー板部
95が,土台31の適切な位置に当接されないという不
具合が発生することがある。
体成形品であり,しかも,その機能上,ある程度の硬度
を有する。そのため,例えば,上記カバー板部95の後
端951を当接させる土台31の前面311が,図21
に示す位置よりも左方(前方)に配置される場合には,
上記カバー板部95を無理に湾曲させた状態で土台水切
9を施工しなければならなくなる。一方,上記カバー部
材162を当接させる土台31の前面311が,図21
に示す位置よりも右方(後方)に配置されている場合に
は,図22に示すごとく,該カバー板部95の後端95
1と土台31の前面311との間に隙間89が生じ,防
鼠機能を充分に発揮することができなくなってしまう。
されたもので,防鼠機能を確実に発揮すると共に,土台
部の通気を確保することができ,かつ施工容易な土台水
切及び土台部施工構造を提供しようとするものである。
設されると共に,外壁板の表側面を伝って流下してきた
雨水を前方へ排出する土台水切において,該土台水切
は,建築物の構造躯体に固定する背板部と,該背板部の
下方において前方下方へ屈曲した水切板部と,該水切板
部の前端から下方へ屈曲した前板部と,上記水切板部の
上方において上記背板部から前方へ立設され胴縁等の下
地材又は留め付け金具を支承するための支承板部と,該
前板部の下方に設けた前面を化粧面とするカバー取付部
とを備えた水切本体と,上記カバー取付部に取り付けら
れ,上記前板部と上記建築物の土台の前面との間におけ
る下方隙間部から空気を取り入れて土台部の通気を図る
と共に,鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー部材とを有
し,該カバー部材は,上記カバー取付部に接続するため
の接続部と,上記下方隙間部を塞ぐ閉塞部とを有し,該
閉塞部は可撓性を有する樹脂により形成されており,か
つ,上記閉塞部には,上下に貫通した排水通気穴が設け
てあることを特徴とする土台水切にある(請求項1)。
上記カバー部材における上記閉塞部は可撓性を有する樹
脂により形成されている。そのため,上記閉塞部を上記
土台の前面に容易かつ確実に当接させることができる。
即ち,上記土台の前面と上記土台水切の位置関係が一定
に保たれていない場合にも,上記閉塞部の前後方向の長
さを予め長めに形成しておくことにより,上記カバー部
材の閉塞部を上記土台の前面に確実に当接させることが
できる。そして,上記閉塞部が可撓性を有する樹脂によ
り形成されていることによって,該閉塞部が邪魔になる
ことなく,上記土台水切を容易に施工できる。これによ
り,上記カバー部材が上記下方隙間部を確実に塞いで,
防鼠機能を確実に発揮するよう施工することができると
共に,施工が容易となる。
に貫通した排水通気穴が設けられている。そのため,該
排水通気穴から外気を取り入れることにより,土台部の
通気を図ることができる。
水切本体に取り付けることにより形成される。それ故,
上記外壁板の厚みに応じて,水切本体を変更して,水切
板部の長さの異なるものを使用する際にも,同種の上記
カバー部材を用いることができる。そのため,安価な土
台部施工構造を得ることができる。
を確実に発揮すると共に,土台部の通気を確保すること
ができ,かつ施工容易な土台水切を提供することができ
る。
下してきた雨水を前方へ排出する土台水切を,建築物の
土台部に配設してなる土台部施工構造において,上記土
台水切は,背板部と,該背板部の下方において前方下方
へ屈曲した水切板部と,該水切板部の前端から下方へ屈
曲した前板部と,上記水切板部の上方において上記背板
部から前方へ立設された支承板部とを備えた水切本体
と,該前板部の下方に設けた前面を化粧面とするカバー
取付部とを備えた水切本体と,上記カバー取付部に取り
付けられ,上記前板部と上記建築物の土台の前面との間
における下方隙間部から空気を取り入れて土台部の通気
を図ると共に,鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー部材と
を有し,該カバー部材は,上記カバー取付部に接続する
ための接続部と,上記下方隙間部を塞ぐ閉塞部とを有
し,該閉塞部は可撓性を有する樹脂により形成されてお
り,また,上記閉塞部には,上下に貫通した排水通気穴
が設けてあり,上記土台部施工構造は,上記建築物の構
造躯体に,上記背板部の裏側面を当接させて固定し,上
記背板部の前方に胴縁等の下地材をその下端面が上記支
承板部に当接した状態で配設し,該下地材の前面に留め
付け金具を介して最下段の上記外壁板を留め付けてな
り,かつ,上記カバー部材は,その後端を上記建築物の
土台前面に当接させていることを特徴とする土台部施工
構造にある(請求項6)。
性を有する樹脂により形成されている。そのため,上記
閉塞部を上記土台の前面に容易かつ確実に当接させるこ
とができる。これにより,上記カバー部材が上記下方隙
間部を確実に塞いで,防鼠機能を確実に発揮するよう施
工することができると共に,施工が容易となる。
水切本体に取り付けることにより形成される。それ故,
上記外壁板の厚みに応じて,水切本体を変更して,水切
板部の長さの異なるものを使用する際にも,同種の上記
カバー部材を用いることができる。そのため,安価な土
台部施工構造を得ることができる。以上のごとく,本発
明によれば,防鼠機能を確実に発揮すると共に,土台部
の通気を確保することができ,かつ施工容易な土台部施
工構造を提供することができる。
下してきた雨水を前方へ排出する土台水切を,建築物の
土台部に配設してなる土台部施工構造において,上記土
台水切は,背板部と,該背板部の下方において前方下方
へ屈曲した水切板部と,該水切板部の前端から下方へ屈
曲した前板部と,上記水切板部の上方において上記背板
部から前方へ立設された支承板部とを備えた水切本体
と,該前板部の下方に設けた前面を化粧面とするカバー
取付部とを備えた水切本体と,上記カバー取付部に取り
付けられ,上記前板部と上記建築物の土台の前面との間
における下方隙間部から空気を取り入れて土台部の通気
を図ると共に,鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー部材と
を有し,該カバー部材は,上記カバー取付部に接続する
ための接続部と,上記下方隙間部を塞ぐ閉塞部とを有
し,該閉塞部は可撓性を有する樹脂により形成されてお
り,また,上記閉塞部には,上下に貫通した排水通気穴
が設けてあり,上記土台部施工構造は,上記建築物の構
造躯体に,上記背板部の裏側面を当接させて固定し,上
記背板部の前方に留め付け金具をその下端面が上記支承
板部に当接した状態で配設すると共に,該留め付け金具
に最下段の上記外壁板を係止させてなり,かつ,上記カ
バー部材は,その後端を上記建築物の土台前面に当接さ
せていることを特徴とする土台部施工構造にある(請求
項7)。
防鼠機能を確実に発揮すると共に,土台部の通気を確保
することができ,かつ施工容易な土台部施工構造を提供
することができる。
いて,「前」とは建築物の外側方向を,「後」とは建築
物の内側方向を,それぞれ意味する。また,土台水切等
の各部材に関しては,構造躯体に固定した状態におい
て,「前」,「後」,「上」,「下」を定義する。以下
においても,同様とする。
造躯体に留め付けるための部材である。該留め付け金具
は,例えば,外壁板の裏側面に当接する基板部と,該基
板部から前方に立設された支承部と,該支承部から斜め
上方へ屈曲した上板係止部とを有する。また,上記上板
係止部及び下板係止部の前方には,前方平板部が形成さ
れていてることが好ましい。また,上記基板部は,その
上部において斜め後方に後退した斜面部を有すると共
に,下端部において略90°後方に屈曲した下方脚部を
有することが好ましい。また,上記構造躯体は,例え
ば,土台の上面に土台パッキンを介して配設された土台
柱及び縦柱等からなる(図5参照)。
を上記前板部よりも後方に設けてなり,該前板部に対す
る上記カバー取付部の前面の位置が,あたかも一定の位
置にあるように見せるための化粧板を配設してなること
が好ましい(請求項2)。即ち,例えば,上記化粧板の
前面には,上記カバー取付部の前面と同様の化粧面を形
成する。この場合には,一層外観意匠性に優れた土台水
切を得ることができる。
明(請求項6),又は第3の発明(請求項7)におい
て,上記カバー部材は,上記接続部と上記閉塞部とが夫
々の機能を充分に発揮できる硬質の樹脂により形成して
なることが好ましい(請求項3,請求項10)。この場
合には,上記カバー部材を上記カバー取付部に,容易か
つ安定して取り付けることができると共に,上記カバー
部材の後端,即ち上記閉塞部の後端を,上記土台の前面
に一層確実に当接させることができる。例えば,上記カ
バー部材としては,樹脂系やゴム系の材料を,適切な硬
度に調整したものを使用することができる。
明(請求項6),又は第3の発明(請求項7)におい
て,上記支承板部には,上下に貫通した排水通気穴が設
けてあることが好ましい(請求項4,請求項11)。こ
の場合には,構造躯体と外壁板との間において,万一,
結露,或いは雨水の浸入があった場合にも,これらの水
は流下して上記支承板部の排水通気穴から水切板部の上
面へ排出することができる。
部の後面側の一方又は双方には,上記土台水切を左右に
連結する連結板を嵌合させるための接合凹部が形成され
ていることが好ましい(請求項5)。これにより,上記
土台水切を複数個左右に継ぎ合せて配設した場合,隣合
う左右の土台水切を上記連結板によって連結することが
できる。そのため,左右の土台水切が前後或いは上下に
ずれて配置されたり,両者の間に隙間が生じたりするこ
とを防ぐことができる。それ故,土台部の外観意匠性を
向上させることができると共に,左右の土台水切の間か
らの漏水を防ぐことができる。
記第3の発明(請求項7)において,上記土台水切は,
上記カバー取付部を上記前板部よりも後方に設けてな
り,該前板部に対する上記カバー取付部の前面の位置
が,あたかも一定の位置にあるように見せるための化粧
面を有する化粧板を配設してなることが好ましい(請求
項8)。この場合には,一層外観意匠性に優れた土台水
切を得ることができる。
に応じた長さの水切板部を有しており,かつ,上記土台
水切は,上記カバー取付部と上記背板部との互いの位置
関係,及び上記化粧板と上記前板部との互いの位置関係
が,それぞれ略一定となるよう配置していることが好ま
しい(請求項9)。
るのに伴い,水切板部の寸法が異なる水切本体を用いる
場合にも,同寸法のカバー部材を用いることができる。
それ故,土台部施工構造を安価に得ることができる。ま
た,上記化粧板を上記のごとく配設することにより,外
壁板の表側面と,土台水切の前板部と,化粧板との位置
関係を,略一定とすることができる。そのため,異なる
厚みの外壁板を用いた土台部であっても,その外観を同
様にすることができる。それ故,外観意匠性に優れた土
台部施工構造を得ることができる。
部の後面側の一方又は双方には,上記土台水切を左右に
連結する連結板を嵌合させるための接合凹部が形成され
ており,左右に隣合う上記土台水切は,上記接合凹部に
嵌合した上記連結板を介して連結されていることが好ま
しい(請求項12)。これにより,左右の土台水切が前
後或いは上下にずれて配置されたり,両者の間に隙間が
生じたりすることを防ぐことができる。それ故,土台部
の外観意匠性を向上させることができると共に,左右の
土台水切の間からの漏水を防ぐことができる。
切及び土台部施工構造につき,図1〜図9を用いて説明
する。本例の土台水切1は,図5に示すごとく,建築物
の土台部に配設されると共に,外壁板2の表側面22を
伝って流下してきた雨水を前方へ排出する。
記の水切本体19とこれに取り付けられたカバー部材1
6とを有する。上記水切本体19は,建築物の構造躯体
3に固定する背板部11と,該背板部11の下方におい
て前方下方へ屈曲した水切板部12と,該水切板部12
の前端から下方へ屈曲した前板部13とを有する。ま
た,胴縁等の下地材4を支承するための支承板部14
が,上記水切板部12の上方において上記背板部11か
ら前方へ立設されている。また,上記前板部13の後方
に,カバー取付部15が設けてある。
ー取付部15に取り付けられ,図5に示す上記前板部1
3と上記土台31の前面311との間における下方隙間
部71から空気を取り入れて土台部の通気を図ると共
に,鼠等の小動物の侵入を防ぐ。上記カバー部材16
は,図1,図2,図5に示すごとく,上記カバー取付部
15に接続するための接続部161と,上記下方隙間部
71を塞ぐ閉塞部162とを有する。
と上記閉塞部162とが夫々の機能を充分に発揮できる
硬質(例えば90度)の樹脂により形成してなる。樹脂
材料としては,例えばPVC(塩化ビニル)等がある。
また,上記接続部161と上記閉塞部162とは,異な
る材質で形成することもでき,その場合には,例えば,
上記接続部161を硬質PVCにより形成し,上記閉塞
部162を軟質PVCにより形成することができる。即
ち,上記カバー部材16のうち少なくとも上記閉塞部1
62は,充分な可撓性を有する樹脂材料により形成され
ている。
く,上記カバー取付部15を上記前板部13の後方かつ
下方に配設している。また,図1〜図5に示すごとく,
上記支承板部14,及び上記カバー部材16の閉塞部1
62には,上下に貫通した排水通気穴143,163が
設けてある。また,図1,図8に示すごとく,上記水切
板部12の下面121側及び上記前板部13の後面13
1側には,上記土台水切1を左右に連結する連結板72
(図7)を嵌合させるための接合凹部17が形成されて
いる。また,上記水切本体19は,例えば,アルミニウ
ム,樹脂等の押し出し成形や,ガルバリウム鋼板,カラ
ー鋼板等により形成されている。
部施工構造7につき,図5〜図9を用いて説明する。該
土台部施工構造7は,図5に示すごとく,建築物の構造
躯体3に,上記土台水切1における背板部11の裏側面
111を当接させて固定し,上記背板部11の前方に胴
縁等の下地材4をその下端面41が上記支承板部14に
当接した状態で配設している。そして,上記土台部施工
構造7は,下地材4の前面42に留め付け金具6を介し
て最下段の上記外壁板2を留め付けてなる。また,上記
カバー部材16は,その後端166を上記土台31の前
面311に当接させている。
に土台パッキン32を介して配設された土台柱33及び
縦柱34等からなる。上記土台パッキン32は,左右に
間隔を設けて配設してある。また,図5に示すごとく,
上記下地材4の裏面43側には,防水紙76が配設され
ている。また,上記留め付け金具6は,ビス75によっ
て,上記下地材4,防水紙76,土台水切1の背板部1
1を介して上記構造躯体3に固定してある。また,上記
土台水切1は,背板部11において,上記構造躯体3に
釘78によって固定されている。
を構造躯体3に留め付けるための部材である。図5,図
6に示すごとく,該留め付け金具6は,外壁板2の裏側
面23に当接する基板部61と,該基板部61から前方
に立設された支承部62と,該支承部62から斜め上方
へ屈曲した上板係止部63とを有する。また,上記上板
係止部63及び下板係止部64の前方には,前方平板部
634が形成されている。また,上記基板部61は,そ
の上部において斜め後方に後退した斜面部611を有す
ると共に,下端部611において略90°後方に屈曲し
た下方脚部612を有する。
く,上記支承部62によって最下段の外壁板2の下辺部
21を支承すると共に,上記上板係止部63によって上
記外壁板2の下辺部21を係止する。なお,上記留め付
け金具6は,上記支承部62から斜め下方へ屈曲した下
板係止部64を有しており,土台部以外にも用いられる
(図示略)。この場合には,上記下板係止部64によっ
て下側の外壁板2の上辺部を係止する一方で,上記支承
部62によって上側の外壁板2の下辺部21を支承する
と共に,上記上板係止部63によって上記外壁板2の下
辺部21を係止する。
記土台水切1は,上記接合凹部17に嵌合した上記連結
板72を介して連結されている。該連結板72は,図7
に示すごとく,断面略L字状の金属板或いは樹脂板から
なる。そして,図8に示すごとく,上記連結板72は,
上記土台水切1に設けた2つの接合凹部17に,両端部
721を嵌合させつつ,水切部12の下面121と前板
部部13の後面131に沿った状態で配設される。かか
る状態で,上記連結板72を左右の土台水切1に嵌合さ
せることにより,図9に示すごとく,該左右の土台水切
1を連結することができる。
記カバー部材16における上記閉塞部162は可撓性を
有する樹脂により形成されている。そのため,図5に示
すごとく,上記閉塞部162を上記土台31の前面31
1に容易かつ確実に当接させることができる。
台水切1の位置関係が規定寸法に保たれていない場合に
も,上記閉塞部162の前後方向の長さを予め長めに形
成しておくことにより,上記カバー部材16の閉塞部1
62の後端166を上記土台31の前面311に確実に
当接させることができる。そして,上記閉塞部162が
可撓性を有する樹脂により形成されていることによっ
て,該閉塞部162が邪魔になることなく,上記土台水
切1を容易に施工できる。
方隙間部71を確実に塞いで,防鼠機能を確実に発揮す
るよう施工することができると共に,施工が容易とな
る。また,上記土台水切1は,上記カバー部材16を水
切本体19に取り付けることにより形成される。それ
故,上記外壁板1の厚みに応じて,水切本体19を変更
して,水切板部12の長さの異なるものを使用する際に
も,同種の上記カバー部材16を用いることができる。
そのため,安価な土台部施工構造7を得ることができ
る。
く,上記カバー部材16の閉塞部162には,上下に貫
通した排水通気穴163が設けられている。そのため,
該排水通気穴163から外気を取り入れ,土台パッキン
32の間を通過させることにより,土台部の通気を図る
ことができる。
161と上記閉塞部162とが夫々の機能を充分に発揮
できる硬質の樹脂により形成してなる。そのため,上記
カバー部材16を上記カバー取付部15に,容易かつ安
定して取り付けることができると共に,上記カバー部材
16の後端166,即ち上記閉塞部162の後端を,上
記土台31の前面311に一層確実に当接させることが
できる。
143が設けてある(図1,図3,図5)。そのため,
構造躯体3と外壁板2との間において,万一,結露,或
いは雨水の浸入があった場合にも,これらの水は流下し
て上記排水通気穴143から,水切板部12の上面へ排
出される。
び上記前板部13の後面131側には,上記接合凹部1
7が形成されている。これにより,上記土台水切1を複
数個左右に継ぎ合せて配設した場合,隣合う左右の土台
水切1を上記連結板72によって簡単に連結することが
できる。そのため,左右の土台水切1が前後或いは上下
にずれて配置されたり,両者の間に隙間が生じたりする
ことを防ぐことができる。それ故,土台部の外観意匠性
を向上させることができると共に,左右の土台水切1の
間からの漏水を防ぐことができる。
確実に発揮すると共に,土台部の通気を確保することが
でき,かつ施工容易な土台水切及び土台部施工構造を提
供することができる。
すごとく,土台部施工構造7に厚みの大きい外壁板2を
用いると共に,これに応じて長い水切板部12を有する
土台水切10を用いた例である。上記外壁板2の厚み
は,例えば約25mmである。上記土台水切10は,前
板部13に対する上記カバー取付部15の前面の位置
が,あたかも一定の位置にあるように見せるための化粧
板18を配設してなる。
外壁板2の厚みに応じた長さの水切板部12を有してい
る。そして,上記土台水切10は,上記カバー取付部1
5と上記背板部11との互いの位置関係,及び上記化粧
板18と上記前板部13との互いの位置関係が,それぞ
れ略一定となるよう配置している。また,上記化粧板1
8は,図1,図5に示すごとく,上記カバー取付部15
の前面部分151と一体となっていてもよい。
を土台部に配設する場合には,上記外壁板2の厚み(1
6mm)に応じた,図1に示す土台水切1を用いる(図
5)。また,例えば,厚み25mmの外壁板2を土台部
に配設する場合には,上記外壁板2の厚み(25mm)
に応じた,図10に示す土台水切10を用いる(図1
1)。2種類の土台水切1,10は,上記水切板部12
の長さが異なるが,上記化粧板18と上記前板部13と
の位置関係,即ち前後方向に関する両者間の距離Aは,
略同じである(図5,図11)。
15と上記背板部11との互いの位置関係,即ち前後方
向に関する両者間の距離Bについても略一定となるよう
に形成されている(図5,図11)。そして,カバー部
材16は,同様の形状のものを用いている。その他は,
実施例1と同様である。
いるのに伴い,異なる形状の水切本体1,10を用いる
場合にも,同寸法のカバー部材16を用いることができ
る。それ故,土台部施工構造7を安価に得ることができ
る。また,上記化粧板18を上記のごとく配設すること
により,外壁板2の表側面22と,土台水切の前板部1
3と,化粧板18との位置関係を,略一定とすることが
できる。そのため,異なる厚みの外壁板2を用いた土台
部であっても,その外観を同様にすることができる。そ
れ故,外観意匠性に優れた土台部施工構造7を得ること
ができる。その他,実施例1と同様の作用効果を有す
る。
すごとく,スペーサ部53を有する留め付け金具5を用
いた土台部施工構造70の例である。上記留め付け金具
5は,図14に示すごとく,平坦な裏側面511を有す
る基板部51と,該基板部51から前方に立設された支
承部52とを有する。また,上記留め付け金具5は,上
記支承部52から上方へ屈曲した上板係止部521と,
上記支承部52から下方へ屈曲した下板係止部522
と,上記基板部51の左右両側に形成されたスペーサ部
53とを有する。該スペーサ部53は,上記基板部51
よりも前方かつ上記支承部52の前端523より後方に
形成されている。
く,上記基板部51の左右両側を前方に屈曲させた後,
外側に屈曲させ,更に,後方へ屈曲させることにより断
面コ字状に形成してある。また,上記上板係止部521
の先端と下板係止部522の先端は,前方平板部524
によって連結されている。
3に示すごとく,実施例1又は2において示した土台水
切1,10を,建築物の土台部に配設してなる。上記土
台部施工構造70においては,上記建築物の構造躯体3
に,上記背板部11の裏側面111を当接させて固定し
ている。そして,上記背板部11の前方に上記留め付け
金具5をその下端面59が上記土台水切1,10の支承
板部14に当接した状態で配設する。また,該留め付け
金具5に最下段の上記外壁板2を係止させている。即
ち,上記外壁板2の裏側面23をスペーサ部53に当接
させ,下辺部21を上記支承部52に支承させると共
に,上記上板係止部521に係止させている。
土台部施工構造70は,実施例2と同様に,異なる厚み
の外壁板2を用い,更に該外壁板2の厚みに応じた土台
水切1,10を用いて施工してある。その他は,実施例
1と同様である。
ーサ部53により,構造躯体3と外壁板2との間に通気
層77を形成することができる。そのため,胴縁等の下
地材を施工する必要がないため,簡単な構造で,施工容
易で,安価な土台部施工構造を得ることができる。その
他,実施例1及び実施例2と同様の作用効果を有する。
すごとく,土台水切の水切本体とカバー部材との接合方
法を,種々に変化させた例である。図15〜図18に示
す土台水切1a〜1dは,カバー取付部15の前面部分
を,前板部13の下方に連続させて配置している。
記カバー部材16の接続部161に上下一対の突出部1
6aを有しており,該一対の突出部16aを上記水切本
体19のカバー取付部15に差し込むことにより,上記
水切本体19にカバー部材16を取り付けている。
部15が上方嵌合部15bと後方嵌合部15eとを有し
ている。また,上記カバー部材16の接続部161は,
上方係止端16bと後方係止端16eとを有する。そし
て,上記上方係止端16bを上記上方嵌合部15bに嵌
入し,上記後方係止端16eを後方嵌合部15eに嵌入
することにより,上記水切本体19にカバー部材16を
取り付けている。
部15に,互いに対向して形成された上方嵌合部15c
と下方嵌合部15fとを有している。また,上記カバー
部材16の接続部161は,互いに反対側へ突出形成さ
れた上方係止端16cと下方係止端16fとを有する。
そして,上記上方係止端16cを上記上方嵌合部15c
に嵌入し,上記下方係止端16fを下方嵌合部15fに
嵌入することにより,上記水切本体19にカバー部材1
6を取り付けている。
部15に,共に上方へ向って折り曲げられた,上方屈曲
部15dと下方屈曲部15gとを有する。また,上記カ
バー部材16の接続部161は,共に下方へ突出した,
上方鈎部16dと下方鈎部16gとを有する。そして,
上記上方鈎部16dを上記上方屈曲部15dに係止し,
上記下方鈎部16gを上記下方屈曲部15gに係止する
ことにより,上記水切本体19にカバー部材16を取り
付けている。なお,本発明には,上述の接合方法以外に
も,種々の接合方法を適用することができる。
く,背板部11が外側になる状態で上面視略L字状に形
成した土台水切1の例である。該土台水切1は,建築物
の入隅部における土台部分に配設する。その他は,実施
例1と同様である。これにより,実施例1と同様の作用
効果を有する土台部施工構造を入隅部において構成する
ことができる。
く,背板部11が内側になる状態で上面視略L字状に形
成した土台水切1の例である。該土台水切1は,建築物
の出隅部における土台部分に配設する。その他は,実施
例1と同様である。これにより,実施例1と同様の作用
効果を有する土台部施工構造を出隅部において構成する
ことができる。
図。
板の斜視図。
を示す上面図。
図。
図。
設した土台部施工構造の縦断面図。
バー部材との接合方法の説明図。
バー部材との接合方法の説明図。
バー部材との接合方法の説明図。
バー部材との接合方法の説明図。
図。
構造の縦断面図。
Claims (12)
- 【請求項1】 建築物の土台部に配設されると共に,外
壁板の表側面を伝って流下してきた雨水を前方へ排出す
る土台水切において,該土台水切は,建築物の構造躯体
に固定する背板部と,該背板部の下方において前方下方
へ屈曲した水切板部と,該水切板部の前端から下方へ屈
曲した前板部と,上記水切板部の上方において上記背板
部から前方へ立設され胴縁等の下地材又は留め付け金具
を支承するための支承板部と,該前板部の下方に設けた
前面を化粧面とするカバー取付部とを備えた水切本体
と,上記カバー取付部に取り付けられ,上記前板部と上
記建築物の土台の前面との間における下方隙間部から空
気を取り入れて土台部の通気を図ると共に,鼠等の小動
物の侵入を防ぐカバー部材とを有し,該カバー部材は,
上記カバー取付部に接続するための接続部と,上記下方
隙間部を塞ぐ閉塞部とを有し,該閉塞部は可撓性を有す
る樹脂により形成されており,かつ,上記閉塞部には,
上下に貫通した排水通気穴が設けてあることを特徴とす
る土台水切。 - 【請求項2】 請求項1において,上記土台水切は,上
記カバー取付部を上記前板部よりも後方に設けてなり,
該前板部に対する上記カバー取付部の前面の位置が,あ
たかも一定の位置にあるように見せるための化粧板を配
設してなることを特徴とする土台水切。 - 【請求項3】 請求項1又は2において,上記カバー部
材は,上記接続部と上記閉塞部とが夫々の機能を充分に
発揮できる硬質の樹脂により形成してなることを特徴と
する土台水切。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
上記支承板部には,上下に貫通した排水通気穴が設けて
あることを特徴とする土台水切。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
上記水切板部の下面側及び上記前板部の後面側の一方又
は双方には,上記土台水切を左右に連結する連結板を嵌
合させるための接合凹部が形成されていることを特徴と
する土台水切。 - 【請求項6】 外壁板の表側面を伝って流下してきた雨
水を前方へ排出する土台水切を,建築物の土台部に配設
してなる土台部施工構造において,上記土台水切は,背
板部と,該背板部の下方において前方下方へ屈曲した水
切板部と,該水切板部の前端から下方へ屈曲した前板部
と,上記水切板部の上方において上記背板部から前方へ
立設された支承板部とを備えた水切本体と,該前板部の
下方に設けた前面を化粧面とするカバー取付部とを備え
た水切本体と,上記カバー取付部に取り付けられ,上記
前板部と上記建築物の土台の前面との間における下方隙
間部から空気を取り入れて土台部の通気を図ると共に,
鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー部材とを有し,該カバ
ー部材は,上記カバー取付部に接続するための接続部
と,上記下方隙間部を塞ぐ閉塞部とを有し,該閉塞部は
可撓性を有する樹脂により形成されており,また,上記
閉塞部には,上下に貫通した排水通気穴が設けてあり,
上記土台部施工構造は,上記建築物の構造躯体に,上記
背板部の裏側面を当接させて固定し,上記背板部の前方
に胴縁等の下地材をその下端面が上記支承板部に当接し
た状態で配設し,該下地材の前面に留め付け金具を介し
て最下段の上記外壁板を留め付けてなり,かつ,上記カ
バー部材は,その後端を上記建築物の土台前面に当接さ
せていることを特徴とする土台部施工構造。 - 【請求項7】 外壁板の表側面を伝って流下してきた雨
水を前方へ排出する土台水切を,建築物の土台部に配設
してなる土台部施工構造において,上記土台水切は,背
板部と,該背板部の下方において前方下方へ屈曲した水
切板部と,該水切板部の前端から下方へ屈曲した前板部
と,上記水切板部の上方において上記背板部から前方へ
立設された支承板部とを備えた水切本体と,該前板部の
下方に設けた前面を化粧面とするカバー取付部とを備え
た水切本体と,上記カバー取付部に取り付けられ,上記
前板部と上記建築物の土台の前面との間における下方隙
間部から空気を取り入れて土台部の通気を図ると共に,
鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー部材とを有し,該カバ
ー部材は,上記カバー取付部に接続するための接続部
と,上記下方隙間部を塞ぐ閉塞部とを有し,該閉塞部は
可撓性を有する樹脂により形成されており,また,上記
閉塞部には,上下に貫通した排水通気穴が設けてあり,
上記土台部施工構造は,上記建築物の構造躯体に,上記
背板部の裏側面を当接させて固定し,上記背板部の前方
に留め付け金具をその下端面が上記支承板部に当接した
状態で配設すると共に,該留め付け金具に最下段の上記
外壁板を係止させてなり,かつ,上記カバー部材は,そ
の後端を上記建築物の土台前面に当接させていることを
特徴とする土台部施工構造。 - 【請求項8】 請求項6又は7において,上記土台水切
は,上記カバー取付部を上記前板部よりも後方に設けて
なり,該前板部に対する上記カバー取付部の前面の位置
が,あたかも一定の位置にあるように見せるために上記
カバー取付部の前面と同様の化粧面を有する化粧板を配
設してなることを特徴とする土台部施工構造。 - 【請求項9】 請求項8において,上記土台水切は,上
記外壁板の厚みに応じた長さの水切板部を有しており,
かつ,上記土台水切は,上記カバー取付部と上記背板部
との互いの位置関係,及び上記化粧板と上記前板部との
互いの位置関係が,それぞれ略一定となるよう配置して
いることを特徴とする土台部施工構造。 - 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか一項におい
て,上記カバー部材は,上記接続部と上記閉塞部とが夫
々の機能を充分に発揮できる硬質の樹脂により形成して
なることを特徴とする土台部施工構造。 - 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか一項におい
て,上記支承板部には,上下に貫通した排水通気穴が設
けてあることを特徴とする土台部施工構造。 - 【請求項12】 請求項6〜11のいずれか一項におい
て,上記水切板部の下面側及び上記前板部の後面側の一
方又は双方には,上記土台水切を左右に連結する連結板
を嵌合させるための接合凹部が形成されており,左右に
隣合う上記土台水切は,上記接合凹部に嵌合した上記連
結板を介して連結されていることを特徴とする土台部施
工構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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