JP2003157483A - 車両の盗難防止装置及び盗難防止用情報センタ - Google Patents
車両の盗難防止装置及び盗難防止用情報センタInfo
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Abstract
った犯人を特定するのに必要な情報を確実に送信できる
盗難防止装置及び情報センタを提供する。 【解決手段】 盗難防止装置2は、使用者が車両から離
れて警戒モードに入ると、周辺感知センサ22を用いて
車両周辺から車両に接近してくる物体を監視し、その物
体を検出すると、物体に対する威嚇警報を行い、同時
に、車両周囲の情報(周囲画像等)を情報センタ40に
送信して、情報センタに周囲情報を蓄積させる。また、
その後、車両に接近した物体(泥棒等)により車両が不
正操作されると、その旨を侵入センサ24等を用いて検
出して、侵入警報を発生し、同時に、情報センタ40
へ、現在の車両状態を表す車両情報を送信する。する
と、情報センタ40は、この情報から車両が不正操作さ
れていることを判定して、それまで蓄積した周囲情報と
車両情報を、管理者端末50に送信する。
Description
の不正操作を検出して、その旨を車両管理者に報知する
のに用いられる車両の盗難防止装置及び盗難防止用情報
センタに関する。
がなされた場合(例えば、第三者が車両のドアやトラン
クリッドを正規のキー以外の不正操作によって開放しよ
うとしたり、ガラス窓を割って車両内部に侵入しようと
したり、車両そのものをレッカー車等で移送しようとし
たり、或いは、正規のキー以外の不正操作によってエン
ジンを始動しようとした場合)に、その旨を検出して、
車両周囲に警報を発するように構成された盗難防止装置
が知られている。
000−272475号公報に開示されているように、
第三者による車両の不正操作があった際に、単に、警報
音やランプの点滅等で警報を発生するだけでなく、その
ときの車両の状態(現在位置、不正操作の内容等)を表
す車両情報を、車両管理者側の情報端末、若しくは、警
備会社等が運営する盗難防止用情報センタに無線にて送
信するようにしたものも知られている。
ば、車両の不正操作を車両管理者に速やかに報知して車
両の盗難を未然に防ぎ、また、たとえ車両が盗まれたと
しても、そのときの車両状態(現在位置等)に基づき、
車両を速やかに見つけて、犯人を検挙できることから、
車両の盗難事件の発生を抑制することができる。
難防止装置は、車両の不正操作を検出した後に、車両状
態の検出及び送信を行うように構成されていたため、不
正操作を行った犯人が、車両に乗り込んで、情報送信用
の送信装置を壊した場合には、車両管理者側の情報端末
や盗難防止用情報センタに送信し得る情報量が極めて少
なくなり、その情報から盗難車両を見つけたり犯人を特
定することができなくなるという問題があった。
用の送信装置を壊すことのできない犯人に対しては極め
て有効に機能するが、盗難防止装置の機能や構成を熟知
し、送信装置を壊すことのできる犯人に対しては有効に
機能せず、車両盗難事件の発生を充分抑制することがで
きなかった。
のであり、車両の不正操作があった際に、その不正操作
を行った犯人を特定するのに必要な情報を確実に送信で
きる車両の盗難防止装置及び盗難防止用情報センタを提
供することを目的とする。
めになされた請求項1記載の車両の盗難防止装置におい
ては、第三者による車両の不正操作を検出する不正操作
検出手段に加えて、車両周辺から車両への物体の接近を
検出する接近検出手段が備えられ、この接近検出手段に
て車両への物体の接近が検出されると、周囲情報記憶手
段が、車両周囲の状態を表す周囲情報を取得して、所定
の記憶媒体に記憶する。
正操作しようとする者であり、その者が車両を不正操作
すると(具体的には、ドアやトランクリッドを正規のキ
ー以外に何らかの不正な手段によって開放しようとした
り、ガラス窓を割って車両内部に侵入しようとしたり、
車両そのものをレッカー車等で移送しようとしたり、或
いは、正規のキー以外の不正操作によってエンジンを始
動しようとすると)、その旨を、不正操作検出手段が検
出する。
が不正操作されたことを検出すると、車両情報送信手段
が、まず、記憶媒体に記憶された周囲情報を、車両管理
者側情報端末若しくは盗難防止用情報センタに無線にて
送信し、その後、車両の状態を表す車両情報を、車両管
理者側情報端末若しくは盗難防止用情報センタに無線に
て送信する。
作した犯人が車両に侵入して、車両情報送信手段を構成
している送信装置を壊したとしても、犯人が車両に侵入
して送信装置を壊すまでの間に、犯人が車両に接近して
いるときの周囲の状況を表す周囲情報や犯人の侵入直後
の車両状態を表す車両情報を、車両管理者側情報端末若
しくは盗難防止用情報センタに送信できるようになる。
した犯人が送信装置を壊した場合であっても、車両管理
者側情報端末若しくは盗難防止用情報センタ側で、犯人
の車両への接近状態や不正操作の手口等を特定できるこ
とになり、これらの情報から、犯人を容易に特定できる
ことになる。従って、本発明の盗難防止装置を車両に搭
載すれば、車両を不正操作しようとする者を減らし、車
両盗難事件の発生を抑制できる。
発生を抑制できるのであるが、車両に本発明の盗難防止
装置が搭載されていることを知らない者は、車両を不正
操作しようとすることも考えられる。そこで、このよう
な者に対して車両の不正操作を諦めさせるには、請求項
2に記載の盗難防止装置のように、接近検出手段にて車
両への物体の接近が検出されているときに、威嚇警報手
段を動作させて、車両周囲に威嚇用の警報を発するよう
にするとよい。つまり、このようにすれば、車両を盗ん
だりいたずらしようとして車両に接近してきた者に対し
て、車両が警戒状態にあることを知らせ、不正操作を諦
めさせることができる。
を検出した際に周囲情報記憶手段が記憶媒体に記憶する
周囲情報としては、車両に接近している物体の大きさや
方向等であってもよいが、より好ましくは、請求項3に
記載のように、周囲情報記憶手段に、車両周囲の画像を
撮影する撮像手段を設け、この撮像手段により取得した
画像情報を周囲情報として記憶媒体に記憶することが望
ましい。
作がなされた際には、盗難防止装置から車両管理者側情
報端末若しくは盗難防止用情報センタに、犯人が写った
画像情報が送信されることになり、車両管理者側情報端
末若しくは盗難防止用情報センタ側では、その画像情報
から、犯人をより確実に特定できることになる。
パンクさせたり車体に落書きする等の悪質ないたずらを
行ったような場合には、不正操作検出手段にてその旨を
検出できず、車両管理者側情報端末若しくは盗難防止用
情報センタに、その旨を速やかに送信できないこともあ
るが、請求項3に記載の装置によれば、車両にいたずら
した者が写った画像情報が記憶媒体に記憶されることか
ら、記憶媒体に記憶された画像情報を用いて、車両にい
たずらした者を容易に特定できることになる。
しては、車両の後方、前方、左右の側方、というように
車両周囲の各方向を撮影する複数台のカメラを用いて構
成してもよく、魚眼レンズ等を利用した全方位型のカメ
ラを用いるようにしてもよい。また、このカメラには、
夜間でも周囲の画像を撮影できるように、赤外線カメラ
を使用することが好ましい。
難防止装置は、車両に物体が接近しているときに周囲情
報を記憶媒体に記憶しておき、その接近した物体(人)
が車両に対する不正操作を行った際に、記憶媒体に記憶
された周囲情報を車両管理者側情報端末若しくは盗難防
止用情報センタに無線にて送信するようにしているが、
盗難防止装置が、盗難防止用情報センタを介して、車両
管理者側情報端末に車両の不正操作を報知するシステム
であれば、車両に物体が接近しているときに盗難防止装
置から盗難防止用情報センタへと周囲情報を送信し、盗
難防止用情報センタ側で、周囲情報を記憶するようにし
てもよい。
請求項4に記載のように構成し、盗難防止用情報センタ
を、請求項7に記載のように構成すればよい。即ち、請
求項4に記載の盗難防止装置においては、接近検出手段
が車両への物体の接近を検出しているときに、周囲情報
送信手段が、車両周囲の状態を表す周囲情報を盗難防止
用情報センタに無線にて送信し、その後、不正操作検出
手段が第三者による車両の不正操作を検出すると、車両
情報送信手段が、車両の状態を表す車両情報を盗難防止
用情報センタに無線にて送信する。
ンタにおいては、盗難防止装置の周囲情報送信手段から
周囲情報が送信されてくると、周囲情報記憶手段が、そ
の送信されてきた周囲情報を、所定の記憶媒体に記憶
し、その後、盗難防止装置の車両情報送信手段から車両
情報が送信されてくると、不正操作通知手段が、その送
信されてきた車両情報から不正操作のあった車両を特定
して、その車両に対応した車両管理者側情報端末へ車両
の不正操作を通知する。
請求項7に記載の盗難防止用情報センタとを用いて盗難
防止システムを構築すれば、第三者が不正操作によって
車両に侵入した際に、その旨を、車両管理者側情報端末
へ通知することができる。また、第三者が不正操作によ
って車両に侵入した後、車両に搭載された送信装置(つ
まり車両情報送信手段や周囲情報送信手段)を壊したと
しても、それ以前に、不正操作を行った犯人が車両に接
近しているときの周囲情報が盗難防止用情報センタに送
信されて、盗難防止用情報センタ側の記憶媒体に周囲情
報が蓄積されることから、その蓄積された周囲情報か
ら、犯人を容易に特定できることになる。
請求項7に記載の盗難防止用情報センタとを用いて構築
された盗難防止システムによれば、請求項1に記載の盗
難防止装置を用いた場合と同様、車両を不正操作しよう
とする者を減らし、車両盗難事件の発生を抑制できる。
ても、請求項5に記載のように、接近検出手段にて車両
への物体の接近が検出されているときに車両周囲に威嚇
用の警報を発する威嚇警報手段を設けるようにすれば、
上記請求項2に記載の装置と同様の効果を得ることがで
きる。
防止装置と請求項7に記載の盗難防止用情報センタとを
用いて構築される盗難防止システムにおいては、盗難防
止装置を請求項6に記載のように構成してもよい。つま
り、請求項6に記載の盗難防止装置においては、周囲情
報送信手段に車両周囲の画像を撮影する撮像手段が設け
られ、周囲情報送信手段は、その撮像手段により取得し
た画像情報を周囲情報として盗難防止用情報センタに送
信することから、車両に物体が接近しているときには、
その物体が写った画像情報が、盗難防止用情報センタの
記憶媒体に記憶されることになり、車両の不正操作がな
された際には、その記憶媒体に記憶された画像情報か
ら、車両を不正操作した者をより確実に特定できること
になる。
いれば、車両に接近した第三者がタイヤをパンクさせた
り車体に落書きする等の悪質ないたずらを行った場合に
も、その者が写った画像情報が盗難防止用情報センタの
記憶媒体に記憶されることから、その記憶媒体に記憶さ
れた画像情報を用いて、車両にいたずらした者を容易に
特定できる。
て、車両周囲の画像を撮影する撮像手段としては、請求
項3に記載の盗難防止装置に設けられる撮像手段と同
様、赤外線カメラを使用することが好ましい。一方、請
求項7に記載の盗難防止用情報センタにおいて、不正操
作通知手段としては、車両情報を受信した際、単に、不
正操作のあった車両に対応した車両管理者側情報端末へ
車両の不正操作を通知するだけでもよいが、例えば、請
求項8に記載のように、不正操作のあった車両に対応し
た周囲情報を記憶媒体から読み出し、その読み出した周
囲情報と受信した車両情報とを、対応する車両管理者側
情報端末に転送するようにしてもよい。
作されたときの車両情報、及び、不正操作者が車両に接
近してきたときの周囲情報を、車両管理者に速やかに提
供することができ、車両管理者は、その情報をもとに、
車両を不正操作した犯人を見つけ、車両が盗まれるのを
未然に防止することができる。また、車両管理者が車両
から離れていて、車両が盗まれるのを防止することがで
きなかったとしても、車両管理者は、車両管理者側情報
端末に転送されてきた情報から犯人を特定して、警察等
に速やかに通報できることになり、被害を最小限に抑え
ることができる。
盗難防止用情報センタは、記憶媒体に記憶された周囲情
報を、車両管理者側情報端末からの要求に従い、車両管
理者側情報端末に提供できるようにするとよく、このた
めには、盗難防止用情報センタを請求項9に記載のよう
に構成するとよい。
ンタには、車両管理者側情報端末から前記周囲情報の送
信要求を受けると、その送信要求に従って、車両管理者
側情報端末に対応した車両の周囲情報を記憶媒体から読
み出し、その読み出した周囲情報を、対応する車両管理
者側情報端末へ転送する周囲情報転送手段が設けられ
る。
報センタによれば、例えば、車両の不正操作があったに
もかかわらず盗難防止装置からそのときの車両情報が送
信されなかった場合や、車両に対して不正操作検出手段
では検出できないいたずら(タイヤのパンク、落書き
等)がなされていた場合にでも、車両管理者は、こうし
た被害にあったときの車両周囲の情報を盗難防止用情報
センタから速やかに取得して、犯人を特定できることに
なる。
説明する。図1は、本発明(詳しくは請求項4〜請求項
9)が適用された実施例の盗難防止システム全体の構成
を表すシステム構成図である。
ステムは、車両(自動車)に搭載された盗難防止装置2
と、盗難防止装置2との間でデータ通信を行うことによ
り、盗難防止装置2を搭載した車両の状態を監視し、車
両が第三者により不正操作された際に、その車両の管理
者(使用者若しくは所有者)が所有する管理者側情報端
末(以下管理者端末という)50にその旨を通知する盗
難防止用情報センタ(以下単に情報センタという)40
とから構成されている。
は、使用者が所持する電子キー4との間でデータ通信を
行うことでドアを自動でロック・アンロックするための
スマートECU(ECU:マイクロコンピュータを中心
に構成された電子制御装置の略)10と、車両に対する
物体の接近、第三者による車両の不正操作等を監視し、
その監視結果に従い音や光によって警報を発するセキュ
リティECU20と、セキュリティECU20による監
視状態に応じて、車両周囲の画像や車両の現在位置等の
各種情報を情報センタ40に送信するテレマティクスE
CU30とを中心に構成されており、情報センタ40に
は、車両に搭載された盗難防止装置2や管理者端末50
との間で無線にてデータ通信を行うためのデータ通信装
置42、車両監視用のコンピュータ(車両監視コンピュ
ータ)44、及び、監視対象となる車両毎の情報を記憶
した車両データベース46が備えられている。
トECU10には、電子キー4が車室内を含む所定エリ
ア(電子キー応答エリア)内にあるとき、電子キー4と
の間でデータ通信を行うための発信機12及び受信機1
4と、ドアのロック・アンロックを行うためのドアEC
U16と、エンジン制御を行うエンジンECU18とが
接続されている。
乗降用のドアや車両後方のトランク、及び車室内に設け
られ、車室内及び車両周囲の所定エリア内(電子キー応
答エリア)にある電子キー4に対して起動信号(人間の
影響を受けることなく電子キー4との通信を可能とする
kHz〜MHz帯の電波)を送信するためのものであ
り、受信機14は、車室内或いは車両周囲の電子キー応
答エリア内にある電子キー4から起動信号に応答して送
信されてくる応答信号を受信するためのものである。
電子キー4を所持した者が電子キー応答エリア内に入
り、電子キー4から応答信号としてキー固有の識別情報
が送信されてくると、その識別情報から電子キー4が当
該車両用のものであるかどうかを判定し、電子キー4が
当該車両用のものであれば、その旨をドアECU16に
通知することにより、ドアECU16によるドアロック
の解除を許可し、逆に、当該車両用の電子キー4を所持
した使用者が車両から離れ、電子キー4からの応答信号
を受信できなくなると、ドアECU16に対してドアロ
ックの実行指令を出力する。
CU18からイグニッション信号(IG信号)を取得
し、現在、車両の動力源であるエンジンが運転されてい
るか否かを検知する。そして、このイグニッション信号
は、ドアECU16やセキュリティECU20にも出力
される。
0からドアロックの解除を許可する信号を受けると、そ
の後、ドアの外側に設けられたアンロック用のスイッチ
が操作された際に、ドアを自動でアンロックする自動ド
アアンロック制御、スマートECU10からドアロック
の実行指令を受けるか、或いは、車両が所定車速以上の
走行状態に入った際に、ドアを自動でロックする自動ド
アロック制御、ドアの車室側に設けられた操作スイッチ
の操作状態に応じてドアをロック・アンロックする手動
ドアロック制御、等を実行するものであり、車両の各ド
ア毎に設けられている。
行するために、ドアの開閉状態を検出するドアセンサや
ドアのロック・アンロック状態を検出するドアロックセ
ンサ等を備えており、これら各センサからの検出信号
は、スマートECU10を介して、セキュリティECU
20にも転送される。
辺から車両への物体の接近を検出する周辺感知センサ2
2、車室内への物体の侵入を検出する侵入センサ24、
警報発生用のブザーや内蔵電池により車両電源遮断時に
も動作可能に構成されたサイレン等を鳴動させる音響警
報装置26、及び、室内灯やハザードランプ等を点灯若
しくは点滅させる光学警報装置28を備える。
に、電子キー応答エリアを含むより広い範囲を物体の検
出エリアとして、そのエリア内に、人間を含む物体に当
たって反射可能な所定周波数帯(例えばGHz帯)の電
波を放射し、その電波が物体に当たって反射してくる反
射波を受信することにより、検出エリア内への物体の侵
入(換言すれば車両への物体の接近)を検出するもので
ある。
(つまり犯人)が不正侵入してきたことを検出するため
のものであり、検出エリアとなる車室内で検出用信号と
しての超音波を送受信し、その受信した超音波の変化か
ら車室内への犯人の不正侵入を検出する。
車両用の電子キー4を所持した使用者が車両から離れ、
ドアECU16がスマートECU10からの指令に従い
全てのドアをロックした際、車両が監視モードに入った
として、周辺感知センサ22を起動し、周辺感知センサ
22を介して車両周辺から車両への物体の接近を監視す
ると共に、周辺感知センサ22にて車両への物体の接近
が検出されると、侵入センサ24を起動して、当該車両
用の電子キー4を所持しない者の車室内への不正侵入を
監視すると共に、ドアECU16に設けられたドアセン
サやドアロックセンサ等からの検出信号に基づき車両の
不正操作を監視し、第三者による車室内への不正侵入若
しくは車両の不正操作を検出すると、その旨を表す情報
をテレマティクスECU30を介して情報センタ40に
送信する侵入監視処理を実行する。
ECU20が周辺感知センサ22を起動して車両への物
体の接近を監視しているときに、当該車両用の電子キー
4を検出すると、車両に接近してきた物体は車両の使用
者であるとして、監視モードを解除し、セキュリティE
CU20による侵入監視処理を終了させる。
車両の現在位置を検出するためのGPS受信装置32、
車両周囲を撮影するための撮像装置34、及び、情報セ
ンタ40のデータ通信装置42との間で無線によるデー
タ通信を行うためのデータ通信装置36、を備える。
相当するものであり、車両の周囲全体を撮影できるよう
に、魚眼レンズ等を備えた全方位型のカメラ1台、若し
くは、視野角の広い複数台のカメラから構成され、しか
も、このカメラには、夜間でも撮影が可能な赤外線カメ
ラが使用される。
タベース46には、盗難防止装置2からの送信情報に付
与された識別コードから、その盗難防止装置2が搭載さ
れている車両を特定するための車両識別用データ、管理
者端末50からの送信情報に付与された識別コードか
ら、その管理者端末50に対応した車両を特定するため
の端末識別用データ、管理者端末50や盗難防止装置2
に情報を送信するのに必要な送信先データ等、盗難防止
装置2及び管理者端末50との間でデータ通信を行うの
に必要な通信用データが、各車両毎に記憶されている。
また、車両データベース46は、車両監視コンピュータ
44側から、各車両毎にデータを書き込むことができ
る。
両データベース46に登録された通信用データを用い
て、盗難防止装置2及び管理者端末50との間でデータ
通信を行い、盗難防止装置2との間のデータ通信によっ
て得られる車両監視中の周囲情報を車両データベース4
6に書き込むと共に、必要に応じて、その書き込んだ周
囲情報や盗難防止装置2から取得した車両情報等を管理
者端末50に送信する。
有する情報端末であり、一般に、携帯電話やノートパソ
コン等の携帯型の情報端末が使用される。また、情報セ
ンタ40と盗難防止装置2及び管理者端末50との間の
データ通信には、例えば、無線電話回線が使用される。
セキュリティECU20にて実行される侵入監視処理、
及び、テレマティクスECU30にて情報センタ40に
情報を送信するために実行される情報送信処理を表すフ
ローチャートである。既述したように、図3に示す侵入
監視処理は、使用者が車両から離れて車両が監視モード
にあるときにセキュリティECU20にて実行される処
理であり、この処理が開始されると、まずS110(S
はステップを表す)にて、周辺感知センサ22を作動さ
せ、続くS120では、周辺感知センサ22にて車両に
接近した物体が検出されたかを判断する。
されたと判断されると、続くS130にて、音響警報装
置26及び光学警報装置28を動作させることにより車
両への接近者を威嚇する威嚇警報を開始すると共に、侵
入センサ24を起動し、続くS140にて、テレマティ
クスECU30に対して周囲情報送信指令を出力する。
からの検出信号、ドアECU16に設けられたドアセン
サやドアロックセンサ等からの検出信号、エンジンEC
U18からのIG信号等、現在の車両状態を表す各種検
出信号を取り込み、続くS160にて、その取り込んだ
各種検出信号に基づき、当該車両用の電子キー4を持た
ない第三者により車両が不正操作(具体的には、第三者
によるドアロックの解除、ドアの開閉、車室内への侵
入、エンジン始動等)されていないか否かを判断する。
不正操作が検出されなければ、再度S120に移行し、
逆に、S160にて車両の不正操作が検出されると、S
170に移行して、音響警報装置26及び光学警報装置
28を動作させることにより、車両が現在泥棒等によっ
て不正操作されていることを車両周囲に報知する侵入警
報を開始する。
生させたり、ハザードランプや室内灯を連続的に発生さ
せることにより行われる。また、S130にて起動され
る威嚇警報も侵入警報と略同様に行われるが、侵入警報
に比べて、警報音を小さくしたり、警報を行う時間を短
くしたり、警報を行う間隔を長くすることにより、車両
の横を単に通過する人を驚かせることのないように設定
される。
スECU30に対して不正操作通知指令を出力する。ま
た、続くS190では、S170にて開始した侵入警報
が外部操作によって解除されたか否かを判断し、侵入警
報が解除されていなければ再度S180に移行すること
により、テレマティクスECU30に対する不正操作通
知指令の出力を継続させ、逆に、侵入警報が解除されれ
ば、当該処理を終了する。
て車両への物体の接近が検出されないと判断された場合
には、S135にて、音響警報装置26及び光学警報装
置28による威嚇警報を停止させると共に、侵入センサ
24の動作を停止させた後、再度S120に移行するこ
とにより、周辺感知センサ22を用いた車両周囲の監視
を継続する。
監視処理の内、S110及びS120の処理とこの処理
で使用される周辺感知センサ22とにより、本発明の接
近検出手段としての機能が実現され、S130の威嚇警
報処理とこの処理で使用される音響警報装置26及び光
学警報装置28により、本発明の威嚇警報手段としての
機能が実現され、S150及びS160の処理とこの処
理で使用される車両状態検出用の各種センサ(侵入セン
サ24等)により、本発明の不正操作検出手段としての
機能が実現される。
ティクスECU30にて繰り返し実行される処理であ
り、処理が開始されると、まずS210にて、セキュリ
ティECU20から周囲情報送信指令が入力されたか否
かを判断する。そして、周囲情報送信指令が入力されて
いなければ、そのままS230に移行し、逆に、周囲情
報送信指令が入力されていれば、S220にて、撮像装
置34にて撮影された車両周囲の画像、GPS受信装置
32にて検出された車両の現在位置、現在時刻等を周囲
情報として取得し、その取得した周囲情報をデータ通信
装置36から情報センタ40に送信させる周囲情報送信
手段としての処理を実行した後、S230に移行する。
が情報センタ40から送信されてくる車両情報の要求信
号を受信したか否かを判断する。そして、車両情報の要
求信号を受信した場合には、続くS250に移行し、逆
に、車両情報の要求信号を受信していなければ、続くS
240に移行して、セキュリティECU20から不正操
作通知指令が入力されたか否かを判断する。また、S2
40にて、不正操作通知指令が入力されていない判断さ
れると、そのまま当該処理を終了し、逆に、S240に
て、不正操作通知指令が入力されたと判断されると、続
くS250に移行する。
撮影された車両周囲の画像、GPS受信装置32にて検
出された車両の現在位置、侵入センサ24からの検出信
号、ドアECU16に設けられたドアセンサやドアロッ
クセンサ等からの検出信号、エンジンECU18からの
IG信号等、予め設定された車両状態を表す信号を車両
情報として取得し、その取得した車両情報をデータ通信
装置36から情報センタに送信させる、本発明の車両情
報送信手段としての処理を実行する。
コンピュータ44にて実行される情報受信転送処理を表
すフローチャートである。図4に示すように、この処理
では、まずS310にて、データ通信装置42が盗難防
止装置2若しくは管理者端末50から送信されてきたデ
ータを受信したか否かを判断することにより、データ通
信装置42がデータを受信するのを待機する。そして、
データ通信装置42がデータを受信すると、S320に
て、その受信データは、盗難防止装置2から送信された
周囲情報か否かを判断し、受信データが周囲情報であれ
ば、続くS330にて、その受信した周囲情報を、記憶
媒体としての車両データベース46に記憶する、周囲情
報記憶手段としての処理を実行した後、再度S310に
移行する。
憶する際には、車両データベース46に車両毎に格納さ
れている通信用データと、受信した周囲情報に付与され
ている識別コードとを用いて、周囲情報を送信してきた
盗難防止装置2が搭載されている車両を特定し、その特
定した車両の周囲情報として、車両データベース46に
格納する。
報ではないと判断されると、S340にて、受信データ
は、盗難防止装置2から送信された車両情報か否かを判
断する。そして、受信データが車両情報であれば、車両
情報を送信してきた盗難防止装置2を搭載している車両
に何等かの不正操作があったと判断して、S350に移
行する。
両毎に格納されている通信用データと、今回受信した車
両情報に付与されている識別コードとを用いて、不正操
作のあった車両を特定し、車両データベース46に蓄積
されているその車両の周囲情報の内、今回不正操作を判
定する直前に蓄積した周囲情報(蓄積情報)が、既に管
理者端末50へ送信されているか否かを判断する。
0に送信されていれば、そのままS370に移行し、蓄
積情報が未だ管理者端末50に送信されていなければ、
S360にて、その蓄積情報と車両が不正操作されたこ
とを表す通知信号とを、不正操作された車両に対応する
管理者端末50に送信した後、S370に移行する。ま
た、S370では、今回受信した車両情報を、上記特定
した車両に対応する管理者端末50に送信し、再度S3
10に移行する。
れ、未送信の際にS360にて管理者端末へ送信される
蓄積情報は、車両が不正操作される直前の車両の周囲情
報(周辺画像等)であればよく、車両データベース46
に今まで蓄積された全ての周囲情報を送信する必要はな
いため、S350及びS360では、車両情報の受信に
よって不正操作を判定する直前に連続的に蓄積された周
囲情報を、管理者端末50に送信すべき蓄積情報として
扱う。そして、本実施例では、上記S340〜S370
の一連の処理が、本発明の不正操作通知手段として機能
する。
止装置2から送信された車両情報ではないと判断された
場合には、S380に移行して、受信データは、管理者
端末50からの情報要求であるか否かを判断する。そし
て、受信データが管理者端末50からの情報要求でなけ
れば、受信エラーと判断して、再度S310に移行し、
逆に、受信データが管理者端末50からの情報要求であ
れば、S390に移行する。
してきた情報は、車両データベース46に格納されてい
る周囲情報の過去の蓄積情報であるか、或いは、車両の
現在の状態を表す車両情報であるかを判断する。そし
て、管理者端末50からの要求が蓄積情報であれば、S
420にて、車両データベース46に車両毎に格納され
ている通信用データと、今回受信した管理者端末50か
らの送信情報に付与されている識別コードとを用いて、
蓄積情報を要求してきた管理者端末50に対応した車両
を特定し、車両データベース46から、その車両に対応
した蓄積情報(周囲情報)を読み出し、管理者端末50
に転送する、周囲情報転送手段としての処理を実行し、
S310に移行する。
報であれば、S420に移行し、S400と同様の手順
で、車両情報を要求してきた管理者端末50に対応した
車両を特定し、その車両に搭載されている盗難防止装置
2に車両情報の要求信号を送信することにより、その盗
難防止装置2から現在の車両情報を取得する。そして、
続くS410では、その取得した車両情報を、これを要
求してきた管理者端末50に転送し、S310に移行す
る。
システムにおいて、車両に搭載された盗難防止装置2で
は、使用者が車両から離れて、車両の監視モードに入る
と、セキュリティECU20の動作によって、周辺感知
センサ22を用いて車両周辺から車両に接近してくる物
体を監視し、その監視中に車両に接近して物体を検出す
ると、その物体に対する威嚇警報を行い、同時に、テレ
マティクスECU30の動作によって、そのときの車両
周囲の情報(本実施例では周囲の画像や現在位置等)を
情報センタ40に繰り返し送信する。
信された周囲情報は、情報センタ40に設けられた車両
監視コンピュータ44の動作によって、車両データベー
ス46に蓄積される。また、盗難防止装置2側で、セキ
ュリティECU20が、車両に接近してきた物体を検出
しているときに、その物体(泥棒等)によって車両が不
正操作されると、セキュリティECU20は、侵入セン
サ24等を用いてその旨を検出し、侵入警報を発生し
て、車両周囲にその旨を報知すると同時に、テレマティ
クスECU30から情報センタ40へと、そのときの車
両状態を表す車両情報(不正操作が行われたドア、車室
内への侵入、エンジン始動、車両周囲の画像、現在位置
等)を繰り返し送信させる。
両情報が送信されると、情報センタ40側では、車両監
視コンピュータ44の動作によって、その車両情報を送
信してきた車両が現在不正操作されていると判断して、
その旨を表す通知信号と一緒に、車両が不正操作される
前に車両データベース46に蓄積した周囲情報を、車両
管理者側の管理者端末50に送信し、その後は、盗難防
止装置2から送信されてきた車両情報を、車両管理者側
の管理者端末50に順次転送する。
れば、システムに加入している車両(換言すれば盗難防
止装置2を搭載した車両)が不正操作された直後に、車
両が不正操作される前の車両周囲の情報(犯人が写った
画像情報等)が送信されることになり、車両を不正操作
した犯人が車両に侵入して、データ通信装置36や盗難
防止装置2自体を壊したとしても、管理者端末50に
は、犯人が写った画像を含む周囲情報を確実に送信でき
ることになり、車両管理者は、犯人を速やかに見つける
ことができる。
盗難防止装置2が車両情報を最初に送信するまでの間
に、犯人がデータ通信装置36や盗難防止装置2自体を
壊すと、情報センタ40側では、その車両が不正操作さ
れたことを認識できなくなるが、このような場合にも、
車両が不正操作される前の周囲情報は、車両データベー
ス46に蓄積されることになるので、車両が盗難等にあ
った場合には、この車両データベース46に蓄積された
周囲情報を用いて犯人を特定できることになる。
40は、管理者端末50からの要求に従い、車両データ
ベース46に蓄積された周囲情報を管理者端末50に転
送するので、車両管理者は、情報センタ40に出向くこ
となく、盗難にあう前の車両の周囲情報を取得すること
ができ、犯人の特定を容易に行うことが可能となる。
作しようとする者を減らし、車両盗難事件の発生を抑制
できる。以上、本発明の一実施例について説明したが、
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々
の態様を採ることができる。
を検出した際の周囲情報の蓄積は情報センタ40側で行
うものとして説明したが、周囲情報の蓄積は盗難防止装
置2側で行い、その後、盗難防止装置2側で接近者によ
る車両の不正操作を検出した直後に、蓄積した周囲情報
をそのときの車両情報と一緒に情報センタ40に送信す
るようにしてもよい。
の情報の送信は、全て、情報センタ40から行うものと
して説明したが、車両が不正操作されたことを表す通知
信号等の一部の情報を、盗難防止装置2から管理者端末
50に直接送信するようにしてもよく、或いは、情報セ
ンタ40を使用せず、全ての情報を盗難防止装置2と管
理者端末50との間で直接送受信するようにしてもよ
い。
て、情報センタ40を使用せず、全ての情報を盗難防止
装置2と管理者端末50との間で直接送受信するように
した盗難防止システムについて説明する。この盗難防止
システムは、請求項1〜請求項3に記載の発明を車両に
搭載される盗難防止装置2に適用することにより実現さ
れ、システム構成は、図1に示したものから、情報セン
タ40を削除したものとなる。つまり、盗難防止装置2
の構成は、上記実施例のものと同じでよい。
上記実施例のセキュリティECU20及びテレマティク
スECU30にて実行される侵入監視処理及び情報送信
処理の一部を、図5に示すように変更すれば、実現でき
る。即ち、図5に示すように、セキュリティECU20
にて実行される侵入監視処理では、S120にて車両に
接近する物体を検出した際に実行されるS140の処理
にて、テレマティクスECU30に周囲情報送信指令を
出力する代わりに、テレマティクスECU30に対し
て、周囲情報の蓄積指令を出力する処理(S140′)
を実行する。
される情報送信処理では、S210及びS220の処理
で、セキュリティECU20から周囲情報送信指令が入
力されたことを判定して、周囲情報を情報センタ40に
送信する代わりに、S210′にて、セキュリティEC
U20から周囲情報蓄積指令が入力されたか否かを判断
し、周囲情報蓄積指令が入力されていなければ、そのま
まS230に移行し、逆に、周囲情報蓄積指令が入力さ
れていれば、S220′にて、撮像装置34にて撮影さ
れた車両周囲の画像、GPS受信装置32にて検出され
た車両の現在位置、現在時刻等を周囲情報として取得
し、その取得した周囲情報を、テレマティクスECU3
0に設けられた記憶媒体であるメモリ(図示せず)に記
憶する。
20から不正操作通知指令が入力されたと判断した際に
は、そのまま車両情報を送信するS250′に移行する
のではなく、S260、S270の処理を実行する。つ
まり、セキュリティECU20から不正操作通知指令が
入力されると、S260に移行して、セキュリティEC
U20が今回不正操作を検出する前にメモリに蓄積した
周囲情報(蓄積情報)が既に管理者端末50へ送信され
ているか否かを判断し、その蓄積情報が既に管理者端末
50に送信されていれば、そのまま250に移行し、逆
に、蓄積情報が未だ管理者端末50に送信されていけれ
ば、S270にて、その蓄積情報と車両が不正操作され
たことを表す通知信号とを、管理者端末50に送信した
後、S250′に移行する。
て撮影された車両周囲の画像、GPS受信装置32にて
検出された車両の現在位置、侵入センサ24からの検出
信号、ドアECU16に設けられたドアセンサやドアロ
ックセンサ等からの検出信号、エンジンECU18から
のIG信号等、予め設定された車両状態を表す信号を車
両情報として取得し、その取得した車両情報をデータ通
信装置36から管理者端末50に直接送信する。
定は、管理者端末50から送信されてきた要求信号の受
信判定を行うことになり、S230にて車両情報の要求
を判定した際には、S250′にて、車両情報を要求し
てきた管理者端末50に車両情報を送信することにな
る。
20及びテレマティクスECU30にて実行される侵入
監視処理及び情報送信処理を変更すれば、盗難防止装置
2は、管理者端末50との間で直接データ通信を行うこ
とができ、管理者端末50には、第三者により車両が不
正操作された直後に、その旨を表す通知信号と共に、車
両が不正操作される前の周囲情報(犯人が写った画像情
報等)が送信されることになる。
しても、車両が第三者により不正操作された際には、そ
の犯人が車両に侵入して、データ通信装置36や盗難防
止装置2自体を壊すまでの間に、犯人が写った画像を含
む周囲情報を管理者端末50に送信できることになり、
上記実施例と同様、車両を不正操作しようとする者を減
らし、車両盗難事件の発生を抑制できる。
ムのセット/アンセット(換言すれば監視モードの設定
/解除)は、電子キーシステム(スマートシステム)を
用いて自動で行うようにしているが、使用者が携帯型の
無線送信機を操作することにより送信される信号を用い
たワイヤレスによるセット/アンセット、或いは、使用
者が車両用のキー(機械的なキー)を手動で操作するこ
とにより行うメカキーによるセット/アンセット等、一
般的なセキュリティシステムのセット/アンセット方法
を用いてもよい。
ブロック図である。
る物体の検出エリア、及び電子キーの応答エリアを説明
する説明図である。
入監視処理及び情報送信処理を表すフローチャートであ
る。
受信転送処理を表すフローチャートである。
理及び情報送信処理の変形例を表すフローチャートであ
る。
U、12…発信機、14…受信機、16…ドアECU、
18…エンジンECU、20…セキュリティECU、2
2…周辺感知センサ、24…侵入センサ、26…音響警
報装置、28…光学警報装置、30…テレマティクスE
CU、32…GPS受信装置、34…撮像装置、36…
データ通信装置、40…情報センタ、42…データ通信
装置、44…車両監視コンピュータ、46…車両データ
ベース、50…管理者端末。
Claims (9)
- 【請求項1】 第三者による車両の不正操作を検出する
不正操作検出手段と、 該不正操作検出手段にて車両の不正操作が検出される
と、車両の状態を表す車両情報を取得して、車両管理者
側情報端末若しくは盗難防止用情報センタに無線にて送
信する車両情報送信手段と、 を備えた車両の盗難防止装置において、 車両周辺から車両への物体の接近を検出する接近検出手
段と、 該接近検出手段にて車両への物体の接近が検出されてい
るとき、車両周囲の状態を表す周囲情報を取得して、所
定の記憶媒体に記憶する周囲情報記憶手段と、 を備え、前記車両情報送信手段は、前記不正操作検出手
段にて車両の不正操作が検出された直後に、前記記憶媒
体に記憶された周囲情報を前記車両管理者側情報端末若
しくは前記盗難防止用情報センタに送信することを特徴
とする車両の盗難防止装置。 - 【請求項2】 前記接近検出手段にて車両への物体の接
近が検出されているとき、車両周囲に威嚇用の警報を発
する威嚇警報手段を備えたことを特徴とする請求項1に
記載の車両の盗難防止装置。 - 【請求項3】 前記周囲情報記憶手段は、車両周囲の画
像を撮影する撮像手段を備え、該撮像手段により取得し
た画像情報を前記周囲情報として前記記憶媒体に記憶す
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の盗難
防止装置。 - 【請求項4】 第三者による車両の不正操作を検出する
不正操作検出手段と、 該不正操作検出手段にて車両の不正操作が検出される
と、車両の状態を表す車両情報を取得して、盗難防止用
情報センタに無線にて送信する車両情報送信手段と、 を備えた車両の盗難防止装置において、 車両周辺から車両への物体の接近を検出する接近検出手
段と、 該接近検出手段にて車両への物体の接近が検出されてい
るとき、車両周囲の状態を表す周囲情報を取得して、前
記盗難防止用情報センタに無線にて送信する周囲情報送
信手段と、 を備えたことを特徴とする車両の盗難防止装置。 - 【請求項5】 前記接近検出手段にて車両への物体の接
近が検出されているとき、車両周囲に威嚇用の警報を発
する威嚇警報手段を備えたことを特徴とする請求項4に
記載の車両の盗難防止装置。 - 【請求項6】 前記周囲情報送信手段は、車両周囲の画
像を撮影する撮像手段を備え、該撮像手段により取得し
た画像情報を前記周囲情報として前記盗難防止用情報セ
ンタに送信することを特徴とする請求項4又は請求項5
に記載の盗難防止装置。 - 【請求項7】 請求項4〜請求項6何れかに記載の車両
の盗難防止装置からの送信情報を受信する盗難防止用情
報センタであって、 前記盗難防止装置の周囲情報送信手段から送信されてき
た周囲情報を、所定の記憶媒体に記憶する周囲情報記憶
手段と、 前記盗難防止装置の車両情報送信手段から送信されてき
た車両情報を受信すると、該車両情報から不正操作のあ
った車両を特定して、該車両に対応した車両管理者側情
報端末へ車両の不正操作を通知する不正操作通知手段
と、 を備えたことを特徴とする盗難防止用情報センタ。 - 【請求項8】 前記不正操作通知手段は、前記車両情報
を受信すると、該車両情報から不正操作のあった車両を
特定して、該車両に対応した周囲情報を前記記憶媒体か
ら読み出し、該読み出した周囲情報と前記受信した車両
情報とを、対応する車両管理者側情報端末へ転送するこ
とを特徴とする請求項7記載の盗難防止用情報センタ。 - 【請求項9】 車両管理者側情報端末から前記周囲情報
の送信要求を受けると、該送信要求に従い、該車両管理
者側情報端末に対応した車両の周囲情報を前記記憶媒体
から読み出し、該読み出した周囲情報を、対応する車両
管理者側情報端末へ転送する周囲情報転送手段、を備え
たことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の盗難
防止用情報センタ。
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