JP2003156945A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003156945A JP2003156945A JP2001354408A JP2001354408A JP2003156945A JP 2003156945 A JP2003156945 A JP 2003156945A JP 2001354408 A JP2001354408 A JP 2001354408A JP 2001354408 A JP2001354408 A JP 2001354408A JP 2003156945 A JP2003156945 A JP 2003156945A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写体の周長が短く,コンパクトに構成
できる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 まず,感光体1上にトナー像が形成され
る。そして,当該トナー像は中間転写ベルト5上に転写
される。中間転写ベルト5の走行速度は,感光体1の周
速より遅い速度であり,トナー像は中間転写ベルト5の
進行方向に縮小されながら転写される。そして,中間転
写ベルト5上のトナー像は,2次転写ローラ6の位置で
記録紙9に対して2次転写される。そして,中間転写ベ
ルト5の走行速度は記録紙9の搬送速度より遅い速度で
あるため,当該トナー像は記録紙9の進行方向に拡大さ
れながら転写される。すなわち,1次転写時に縮小され
たトナー像は出力される画像に復元される。そして,当
該画像が転写された記録紙9は,定着器8により定着を
受けてから外部に出力される。
できる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 まず,感光体1上にトナー像が形成され
る。そして,当該トナー像は中間転写ベルト5上に転写
される。中間転写ベルト5の走行速度は,感光体1の周
速より遅い速度であり,トナー像は中間転写ベルト5の
進行方向に縮小されながら転写される。そして,中間転
写ベルト5上のトナー像は,2次転写ローラ6の位置で
記録紙9に対して2次転写される。そして,中間転写ベ
ルト5の走行速度は記録紙9の搬送速度より遅い速度で
あるため,当該トナー像は記録紙9の進行方向に拡大さ
れながら転写される。すなわち,1次転写時に縮小され
たトナー像は出力される画像に復元される。そして,当
該画像が転写された記録紙9は,定着器8により定着を
受けてから外部に出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複写機,プリンタ
等の画像形成装置に関する。さらに詳細には,トナー像
を中間転写体に1次転写し,その後そのトナー像を被転
写体に2次転写する画像形成装置に関するものである。
等の画像形成装置に関する。さらに詳細には,トナー像
を中間転写体に1次転写し,その後そのトナー像を被転
写体に2次転写する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,カラー画像を形成する画像形成装
置には,像担持体上に形成されたトナー像を,いったん
中間転写体に転写するものがある。この場合,当該中間
転写体上で複数のトナー像を重ね合わせることによりカ
ラー画像を形成し,その後被転写体に対して当該カラー
画像を一括転写している。
置には,像担持体上に形成されたトナー像を,いったん
中間転写体に転写するものがある。この場合,当該中間
転写体上で複数のトナー像を重ね合わせることによりカ
ラー画像を形成し,その後被転写体に対して当該カラー
画像を一括転写している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記し
た従来の技術では以下のような問題があった。すなわ
ち,中間転写体上にカラー画像を保持するためには,あ
る程度の長さの中間転写体が必要である。特に,1つの
像担持体上で各色のトナー像を順に形成し,各トナー像
を順に転写する画像形成装置の場合,ある色の画像をす
べて中間転写体上に転写した後でなければ次色の画像を
転写することができない。このため,中間転写体の周長
は少なくとも被転写体に転写される画像の長さ,言い換
えると被転写体の長さが必要になる。さらに,中間転写
体には,各色の画像の位置合わせ等を行うため,ある程
度の長さの余裕を持たせる必要もある。すなわち,実際
の中間転写体では,図3に示すように画像の長さにある
程度の余裕を加えた長さが必要になる。これは,画像形
成装置の小型化を阻害する要因となる。
た従来の技術では以下のような問題があった。すなわ
ち,中間転写体上にカラー画像を保持するためには,あ
る程度の長さの中間転写体が必要である。特に,1つの
像担持体上で各色のトナー像を順に形成し,各トナー像
を順に転写する画像形成装置の場合,ある色の画像をす
べて中間転写体上に転写した後でなければ次色の画像を
転写することができない。このため,中間転写体の周長
は少なくとも被転写体に転写される画像の長さ,言い換
えると被転写体の長さが必要になる。さらに,中間転写
体には,各色の画像の位置合わせ等を行うため,ある程
度の長さの余裕を持たせる必要もある。すなわち,実際
の中間転写体では,図3に示すように画像の長さにある
程度の余裕を加えた長さが必要になる。これは,画像形
成装置の小型化を阻害する要因となる。
【0004】本発明は,前記した従来の画像形成装置が
有する問題点を解決するためになされたものである。す
なわちその課題とするところは,中間転写体の周長が短
く,コンパクトに構成できる画像形成装置を提供するこ
とにある。
有する問題点を解決するためになされたものである。す
なわちその課題とするところは,中間転写体の周長が短
く,コンパクトに構成できる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた本発明の画像形成装置は,画像を形成する
ものであって,トナー像を担持する中間転写体と,被転
写体を中間転写体からトナー像の転写を受ける位置を通
過するように搬送する搬送手段とを有し,中間転写体の
走行速度を搬送手段の搬送速度より遅くした状態で画像
形成を行うものである。
してなされた本発明の画像形成装置は,画像を形成する
ものであって,トナー像を担持する中間転写体と,被転
写体を中間転写体からトナー像の転写を受ける位置を通
過するように搬送する搬送手段とを有し,中間転写体の
走行速度を搬送手段の搬送速度より遅くした状態で画像
形成を行うものである。
【0006】この画像形成装置では,中間転写体がトナ
ー像を担持する。そして,当該トナー像を被転写体に対
して2次転写する。ここで,中間転写体の走行速度が被
転写体の搬送速度より遅い状態で画像形成を行う。これ
により,2次転写に必要な中間転写体の長さが短くて済
む。よって,中間転写体の周長が短いコンパクトな画像
形成装置が実現されるのである。
ー像を担持する。そして,当該トナー像を被転写体に対
して2次転写する。ここで,中間転写体の走行速度が被
転写体の搬送速度より遅い状態で画像形成を行う。これ
により,2次転写に必要な中間転写体の長さが短くて済
む。よって,中間転写体の周長が短いコンパクトな画像
形成装置が実現されるのである。
【0007】また,本発明の画像形成装置では,中間転
写体に,進行方向に縮小されたトナー像を担持させると
よい。中間転写体の走行速度と被転写体の搬送速度との
差異により,縮小されたトナー像は進行方向に拡大され
ながら転写される。よって,縮小されたトナー像は元の
画像に復元され,ユーザは所望の画像を得ることができ
る。
写体に,進行方向に縮小されたトナー像を担持させると
よい。中間転写体の走行速度と被転写体の搬送速度との
差異により,縮小されたトナー像は進行方向に拡大され
ながら転写される。よって,縮小されたトナー像は元の
画像に復元され,ユーザは所望の画像を得ることができ
る。
【0008】また,本発明の画像形成装置は,被転写体
の長さに応じて,中間転写体の走行速度と搬送手段の搬
送速度との比率が可変であるとよい。これにより,被転
写体の長さに応じて縮小率を変えたり,縮小自体を行わ
ないこととすることができ,サイズの小さい画像の画質
劣化を防止することができる。
の長さに応じて,中間転写体の走行速度と搬送手段の搬
送速度との比率が可変であるとよい。これにより,被転
写体の長さに応じて縮小率を変えたり,縮小自体を行わ
ないこととすることができ,サイズの小さい画像の画質
劣化を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明に係る画像形成装置
を具体化した実施の形態について図面に基づいて説明す
る。本実施の形態は,カラープリンタとして本発明を具
体化したものである。
を具体化した実施の形態について図面に基づいて説明す
る。本実施の形態は,カラープリンタとして本発明を具
体化したものである。
【0010】実施の形態に係るカラープリンタは,図1
に示すように,トナー像が形成される感光体1と,感光
体1の表面を均一に帯電する帯電器2と,潜像を形成す
る露光器3と,潜像上にトナーを付与する現像器4と,
感光体1上のトナー像が1次転写される中間転写ベルト
5と,トナー像を記録紙9に転写するための2次転写ロ
ーラ6と,記録紙9を搬送するためのタイミングローラ
7と,記録紙9に2次転写されたトナーを記録紙9に定
着させるための定着器8とを有している。本形態のカラ
ープリンタは,中間転写ベルト5上に各色のトナー像を
重ね合わせることによりカラー画像を形成し,当該カラ
ー画像をタイミングローラ7等によって搬送された記録
紙9に一括転写することにより当該カラー画像を外部に
出力するものである。また,各色のトナー像を形成する
ために現像器4は,ブラック(K),シアン(C),マ
ゼンタ(M),イエロー(Y)の各色に対応している。
に示すように,トナー像が形成される感光体1と,感光
体1の表面を均一に帯電する帯電器2と,潜像を形成す
る露光器3と,潜像上にトナーを付与する現像器4と,
感光体1上のトナー像が1次転写される中間転写ベルト
5と,トナー像を記録紙9に転写するための2次転写ロ
ーラ6と,記録紙9を搬送するためのタイミングローラ
7と,記録紙9に2次転写されたトナーを記録紙9に定
着させるための定着器8とを有している。本形態のカラ
ープリンタは,中間転写ベルト5上に各色のトナー像を
重ね合わせることによりカラー画像を形成し,当該カラ
ー画像をタイミングローラ7等によって搬送された記録
紙9に一括転写することにより当該カラー画像を外部に
出力するものである。また,各色のトナー像を形成する
ために現像器4は,ブラック(K),シアン(C),マ
ゼンタ(M),イエロー(Y)の各色に対応している。
【0011】次に,1ページ分のカラー画像を形成する
場合の動作について説明する。本形態のカラープリンタ
は,記録紙9の搬送速度と感光体1の周速が等速であ
り,中間転写ベルト5の走行速度は記録紙9の搬送速度
より遅い速度である。
場合の動作について説明する。本形態のカラープリンタ
は,記録紙9の搬送速度と感光体1の周速が等速であ
り,中間転写ベルト5の走行速度は記録紙9の搬送速度
より遅い速度である。
【0012】まず,帯電器2により,感光体1の表面を
所定の電位に帯電させる。次に,露光器3により,ある
色の作像データを基とする潜像が形成される。そして,
現像器4により,当該色のトナーで現像される。さら
に,当該色のトナー像が中間転写ベルト5に転写され
る。中間転写ベルト5の走行速度は,感光体1の周速よ
り遅い速度であるため,トナー像は中間転写ベルト5の
進行方向(以下,「縦方向」とする。)に縮小されなが
ら転写される。その後,他色の作像データを基とする帯
電,露光,現像,転写が行われる。他色のトナー像も同
様に縮小されながら転写される。この帯電,露光,現
像,転写を出力画像に必要な色の数だけ繰り返す。な
お,出力画像がモノクロである場合は,一色のみの帯
電,露光,現像,転写が行われる。
所定の電位に帯電させる。次に,露光器3により,ある
色の作像データを基とする潜像が形成される。そして,
現像器4により,当該色のトナーで現像される。さら
に,当該色のトナー像が中間転写ベルト5に転写され
る。中間転写ベルト5の走行速度は,感光体1の周速よ
り遅い速度であるため,トナー像は中間転写ベルト5の
進行方向(以下,「縦方向」とする。)に縮小されなが
ら転写される。その後,他色の作像データを基とする帯
電,露光,現像,転写が行われる。他色のトナー像も同
様に縮小されながら転写される。この帯電,露光,現
像,転写を出力画像に必要な色の数だけ繰り返す。な
お,出力画像がモノクロである場合は,一色のみの帯
電,露光,現像,転写が行われる。
【0013】一方,中間転写ベルト5上に重ね合わせら
れたトナー像(以下,「1次転写画像」とする)は,2
次転写ローラ6の位置で記録紙9へ2次転写される。そ
して,中間転写ベルト5の走行速度(V1)が記録紙9
の搬送速度(V2)より遅い速度であるため,1次転写
画像が縦方向に拡大されながら転写される。すなわち,
1次転写時に縮小された画像データは,2次転写時に元
の画像に復元される。そして,当該画像が転写された記
録紙9は,定着器8により定着を受けて外部に出力され
る。これにより,カラー画像の1ページ分の複写動作は
終了する。
れたトナー像(以下,「1次転写画像」とする)は,2
次転写ローラ6の位置で記録紙9へ2次転写される。そ
して,中間転写ベルト5の走行速度(V1)が記録紙9
の搬送速度(V2)より遅い速度であるため,1次転写
画像が縦方向に拡大されながら転写される。すなわち,
1次転写時に縮小された画像データは,2次転写時に元
の画像に復元される。そして,当該画像が転写された記
録紙9は,定着器8により定着を受けて外部に出力され
る。これにより,カラー画像の1ページ分の複写動作は
終了する。
【0014】次に,中間転写ベルト5の周長と中間転写
ベルト5の走行速度との関係について詳説する。まず,
1次転写画像の長さは,V1×tで表される(tは2次
転写時間)。そこで,中間転写ベルト5の必要な周長
(L1)は,V1×t+L0で表される(L0は位置合
わせ等に必要となる余裕部分の長さ)。一方,出力され
る画像の長さ,すなわち記録紙9に必要な長さ(L2)
は,V2×tで表される。ここで,本形態のカラープリ
ンタでは,中間転写ベルト5の走行速度を記録紙9の搬
送速度より遅く(V1<V2)している。このため,図
2に示すように,1次転写画像の長さは,出力される画
像の長さと比較して短い。よって,中間転写ベルト5に
必要な周長は,従来の中間転写ベルト5の周長と比較し
て短い。
ベルト5の走行速度との関係について詳説する。まず,
1次転写画像の長さは,V1×tで表される(tは2次
転写時間)。そこで,中間転写ベルト5の必要な周長
(L1)は,V1×t+L0で表される(L0は位置合
わせ等に必要となる余裕部分の長さ)。一方,出力され
る画像の長さ,すなわち記録紙9に必要な長さ(L2)
は,V2×tで表される。ここで,本形態のカラープリ
ンタでは,中間転写ベルト5の走行速度を記録紙9の搬
送速度より遅く(V1<V2)している。このため,図
2に示すように,1次転写画像の長さは,出力される画
像の長さと比較して短い。よって,中間転写ベルト5に
必要な周長は,従来の中間転写ベルト5の周長と比較し
て短い。
【0015】また,出力される画像の長さが中間転写ベ
ルト5の周長より短い場合は,中間転写ベルト5の走行
速度と記録紙9の搬送速度とを等速にしてもよい。この
場合は,一次転写時の縮小や2次転写時の拡大をする必
要がない。
ルト5の周長より短い場合は,中間転写ベルト5の走行
速度と記録紙9の搬送速度とを等速にしてもよい。この
場合は,一次転写時の縮小や2次転写時の拡大をする必
要がない。
【0016】次に,変形例をいくつか説明する。なお,
以下の各変形例は,感光体1の周速または潜像の形成方
法を変更することにより実現される。これらは,画像を
縮小する方法に着目したものであり,1次転写以降の動
作に違いはない。
以下の各変形例は,感光体1の周速または潜像の形成方
法を変更することにより実現される。これらは,画像を
縮小する方法に着目したものであり,1次転写以降の動
作に違いはない。
【0017】第一の変形例は,中間転写ベルト5と同様
に,感光体1も通常より遅く回転させるものである。す
なわち,感光体1の周速と中間転写ベルト5の走行速度
とを等速にしたものである。これにより,露光器2によ
って形成される潜像は縦方向に縮小されたものになる。
そして,この縮小された潜像を基に現像,1次転写を行
う。
に,感光体1も通常より遅く回転させるものである。す
なわち,感光体1の周速と中間転写ベルト5の走行速度
とを等速にしたものである。これにより,露光器2によ
って形成される潜像は縦方向に縮小されたものになる。
そして,この縮小された潜像を基に現像,1次転写を行
う。
【0018】第二の変形例は,第一の変形例と同様に感
光体1を通常より遅く回転させるものである。さらに
は,あらかじめ縮小された作像データの潜像を露光器2
で形成するものである。すなわち,最終的に出力される
画像を縮小した作像データを基に潜像の形成を行う。こ
れにより,露光器2によって形成される潜像が縮小され
たものになる。そして,この縮小された潜像を基に現
像,1次転写を行う。
光体1を通常より遅く回転させるものである。さらに
は,あらかじめ縮小された作像データの潜像を露光器2
で形成するものである。すなわち,最終的に出力される
画像を縮小した作像データを基に潜像の形成を行う。こ
れにより,露光器2によって形成される潜像が縮小され
たものになる。そして,この縮小された潜像を基に現
像,1次転写を行う。
【0019】第三の変形例は,感光体1の周速を変える
ことなくあらかじめ縮小された作像データを基に潜像を
形成するものである。この場合は,感光体1の周速と中
間転写ベルト5の走行速度との差異を考慮して,ドット
列の間隔をあける。そして,感光体1の周速と中間転写
ベルト5の走行速度との速度差により1次転写時にドッ
ト列の間隔が詰まり,縮小されたトナー像が中間転写ベ
ルト5上に形成される。
ことなくあらかじめ縮小された作像データを基に潜像を
形成するものである。この場合は,感光体1の周速と中
間転写ベルト5の走行速度との差異を考慮して,ドット
列の間隔をあける。そして,感光体1の周速と中間転写
ベルト5の走行速度との速度差により1次転写時にドッ
ト列の間隔が詰まり,縮小されたトナー像が中間転写ベ
ルト5上に形成される。
【0020】以上詳細に説明したように本形態のカラー
プリンタでは,中間転写ベルト5上にトナー像を転写
し,中間転写ベルト5上にカラー画像を形成することと
している。そして,当該カラー画像を記録紙9に対して
2次転写することとしている。さらに,中間転写ベルト
5の走行速度は,記録紙9の搬送速度より遅くすること
としている。これにより,2次転写に必要な中間転写ベ
ルト5の長さが短くて済む。よって,中間転写ベルト5
の周長が短いコンパクトな画像形成装置が実現されてい
る。
プリンタでは,中間転写ベルト5上にトナー像を転写
し,中間転写ベルト5上にカラー画像を形成することと
している。そして,当該カラー画像を記録紙9に対して
2次転写することとしている。さらに,中間転写ベルト
5の走行速度は,記録紙9の搬送速度より遅くすること
としている。これにより,2次転写に必要な中間転写ベ
ルト5の長さが短くて済む。よって,中間転写ベルト5
の周長が短いコンパクトな画像形成装置が実現されてい
る。
【0021】また,1次転写では,中間転写ベルト5の
走行速度が感光体1の周速より遅いため,中間転写ベル
ト5上には縮小されたトナー像が転写される。さらに,
2次転写時では,中間転写ベルト5の走行速度が記録紙
9の搬送速度より遅いため,記録紙9には拡大された画
像が転写される。これにより,ユーザが所望する画像を
得ることができる。
走行速度が感光体1の周速より遅いため,中間転写ベル
ト5上には縮小されたトナー像が転写される。さらに,
2次転写時では,中間転写ベルト5の走行速度が記録紙
9の搬送速度より遅いため,記録紙9には拡大された画
像が転写される。これにより,ユーザが所望する画像を
得ることができる。
【0022】また,記録紙9の長さが中間転写ベルト5
の周長より短い場合は,中間転写ベルト5の走行速度と
記録紙9の搬送速度とを等速にしてもよいこととしてい
る。これにより,サイズの小さい画像の画質劣化を防止
することができる。
の周長より短い場合は,中間転写ベルト5の走行速度と
記録紙9の搬送速度とを等速にしてもよいこととしてい
る。これにより,サイズの小さい画像の画質劣化を防止
することができる。
【0023】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,カラープリンタに限ら
ずカラー複写機でもよい。さらに,カラー複写機の場合
はアナログ機でもよい。また,画像データを遠隔地から
受信して画像を形成するものでもよい。
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,カラープリンタに限ら
ずカラー複写機でもよい。さらに,カラー複写機の場合
はアナログ機でもよい。また,画像データを遠隔地から
受信して画像を形成するものでもよい。
【0024】また,中間転写ベルト5の走行速度および
記録紙9の搬送速度は,中間転写ベルト5の周長と出力
される画像の長さとに応じて可変としてもよい。すなわ
ち,出力される画像が長くなるほど,中間転写ベルト5
の走行速度を遅くするか,あるいは記録紙9の搬送速度
を速くするのである。
記録紙9の搬送速度は,中間転写ベルト5の周長と出力
される画像の長さとに応じて可変としてもよい。すなわ
ち,出力される画像が長くなるほど,中間転写ベルト5
の走行速度を遅くするか,あるいは記録紙9の搬送速度
を速くするのである。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,中間転写体の周長が短く,コンパクトに構成で
きる画像形成装置が提供されている。
よれば,中間転写体の周長が短く,コンパクトに構成で
きる画像形成装置が提供されている。
【図1】実施の形態におけるカラープリンタの断面図で
ある。
ある。
【図2】実施の形態における記録紙の長さと中間転写ベ
ルトの長さとを対比する図である。
ルトの長さとを対比する図である。
【図3】従来の形態における被転写体の長さと中間転写
体の長さとを対比する図である。
体の長さとを対比する図である。
1 感光体
2 帯電器
3 露光器
4 現像器
5 中間転写ベルト
6 2次転写ローラ
7 タイミングローラ
8 定着器
9 記録紙
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 森上 祐介
大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国
際ビル ミノルタ株式会社内
Fターム(参考) 2H030 AA06 AD16 BB02 BB24 BB42
BB53
2H200 FA00 GA02 GA23 GA29 GA47
JA29 JB10 JB49 JC03 JC09
PA01
Claims (3)
- 【請求項1】 画像を形成する画像形成装置において,
トナー像を担持する中間転写体と,被転写体を前記中間
転写体からトナー像の転写を受ける位置を通過するよう
に搬送する搬送手段とを有し,前記中間転写体の走行速
度を前記搬送手段の搬送速度より遅くした状態で画像形
成を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する画像形成装置におい
て,前記中間転写体は,進行方向に縮小されたトナー像
を担持することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する画像
形成装置において,被転写体の長さに応じて,前記中間
転写体の走行速度と前記搬送手段の搬送速度との比率が
可変であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354408A JP2003156945A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354408A JP2003156945A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003156945A true JP2003156945A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19166274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001354408A Pending JP2003156945A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003156945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009025814A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-02-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001354408A patent/JP2003156945A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009025814A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-02-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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