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JP2003145800A - インクカートリッジの収納構造および方法 - Google Patents

インクカートリッジの収納構造および方法

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Publication number
JP2003145800A
JP2003145800A JP2002251304A JP2002251304A JP2003145800A JP 2003145800 A JP2003145800 A JP 2003145800A JP 2002251304 A JP2002251304 A JP 2002251304A JP 2002251304 A JP2002251304 A JP 2002251304A JP 2003145800 A JP2003145800 A JP 2003145800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink cartridge
cartridge
supply port
packaging body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002251304A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuhiko Ota
睦彦 太田
Koji Suda
幸治 須田
Hisashi Koike
尚志 小池
Satoshi Shinada
聡 品田
Michiya Tsukahara
道也 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002251304A priority Critical patent/JP2003145800A/ja
Publication of JP2003145800A publication Critical patent/JP2003145800A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な印字濃度・品質を得ることができるイ
ンクカートリッジの収納構造および方法を提供するこ
と。 【解決手段】 インクのみを収容したインク収容部と、
このインク収容部と連通するインク供給口を備えたイン
クカートリッジ1と、このインクカートリッジ1を収納
可能な個装箱92とを備え、この個装箱92内にインク
カートリッジ1を収納する構造であって、インクカート
リッジ1は、カートリッジ収納状態においてインク供給
口4が上側に位置するような姿勢で配置されている構成
とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置用のヘッ
ドにインクを供給するためのインクカートリッジの収納
構造および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、一般にキ
ャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動する記
録ヘッドと、この記録ヘッドの移動方向と直交する方向
に記録用紙を相対的に移動させる紙送り手段とを備えて
いる。
【0003】このようなインクジェット式記録装置にお
いて、記録用紙に対する印刷は、印刷データに基づいて
記録ヘッドからインク滴を吐出させることにより行われ
る。
【0004】そして、キャリッジ上に例えばブラック,
イエロー,シアンおよびマゼンタの各インクを吐出可能
な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト
印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることに
より、フルカラー印刷を可能としている。
【0005】このため、記録ヘッドに各インクを供給す
るインクカートリッジが装置本体内に配設されている。
【0006】通常のインクジェット式記録装置にあって
は、前記ブラック,イエロー,シアンおよびマゼンタの
インクが貯留された各インクカートリッジがキャリッジ
上に載置され、キャリッジと共に移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したイ
ンクカートリッジ(インク充填済みのインクカートリッ
ジ)は、通常記録ヘッド装着側すなわちインク供給口が
下側になるようにして包装体内に収納され、また展示状
態や運送(搬送)時等に包装体がその上下を反転させて
配置されず、このためインク供給口が下側になるような
姿勢で長時間放置されることになる。
【0008】このような包装体内のインクカートリッジ
を包装体外に取り出して記録装置用のヘッドに装着して
も、カートリッジ収納状態とカートリッジ装着状態とで
インクカートリッジの姿勢に変化がなく、カートリッジ
内のインクが混合されず、高濃度インク層と低濃度イン
ク層に分離した状態で使用される。このことは、インク
として濃度勾配が生じ易い顔料系インクである場合に顕
著である。この結果、インク使用初期においてはインク
供給口に近い高濃度インクのみが消費され、均一な印字
濃度・品質を得ることができないという課題があった。
【0009】本発明は、このような技術的課題を解決す
るためになされたもので、カートリッジ時にインクカー
トリッジの反転によってその姿勢を変化させてカートリ
ッジ内のインクを混合させることができ、もってインク
使用時に均一な印字濃度・品質を得ることができるイン
クカートリッジの収納構造および方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明に係るインクカートリッジの収納
構造は、インクのみを収容したインク収容部と、このイ
ンク収納部と連通するインク供給口とを有するインクカ
ートリッジと、このインクカートリッジを収納可能な包
装体とを備え、この包装体内に前記インクカートリッジ
を収納する構造であって、前記インクカートリッジは、
カートリッジ収納状態において使用状態とは異なる姿勢
で配置されていることを特徴とする。
【0011】このように構成されているため、包装体内
のインクカートリッジを包装体外に取り出して記録装置
用のヘッドに装着すると、インクカートリッジが反転し
てその姿勢に変化が生じる。
【0012】したがって、ヘッドに対するインクカート
リッジの装着時にカートリッジ内のインクが混合される
ため、インク使用時に均一な印字濃度・品質を得ること
ができる。
【0013】ここで、カートリッジ収納状態において前
記インク供給口が上側に位置するような姿勢で配置され
ていることが望ましい。
【0014】また、前記包装体が減圧パックあるいは個
装箱であることが望ましい。
【0015】このように構成されているため、減圧パッ
クあるいは個装箱内のインクカートリッジを減圧パック
あるいは個装箱外に取り出して記録装置用のヘッドに装
着すると、カートリッジ内のインクが混合される。
【0016】さらに、インク収容部がインクタンク室お
よびインクエンド室を有することが望ましい。
【0017】さらにまた、前記包装体が、係止孔付きの
吊持部を有する包装体であることが望ましい。
【0018】このように構成されているため、インクカ
ートリッジを展示・陳列する場合に吊持部の係止孔を例
えば係止用の金具に係止して行われる。
【0019】したがって、インク供給口が上側に位置す
るような姿勢で展示・陳列されるため、この状態から包
装体内のインクカートリッジを包装体外に取り出して記
録装置用のヘッドに装着すると、カートリッジ内のイン
クが混合される。
【0020】また、前記包装体を、搬送用の外装箱内に
収納可能な包装体とすることが望ましい。
【0021】このように構成されているため、インク供
給口が上側に位置するような姿勢で包装体を外装箱内に
収納して搬送することが可能となる。
【0022】したがって、外装箱内から包装体を取り出
して反転させると、インクカートリッジも反転してカー
トリッジ内のインクが混合する。
【0023】そして、前記包装体に上方と下方を識別す
る表示部が形成されていることが望ましい。
【0024】このように構成されているため、使用状態
とは異なる姿勢でインクカートリッジを包装体内に確実
に収納することができる。
【0025】また、前記インクカートリッジ内のインク
が顔料系インクであることが望ましい。
【0026】このように構成されているため、インクの
顔料がカートリッジ内の底部に沈降しても、インクカー
トリッジのヘッドへの装着によってカートリッジ内のイ
ンクが混合する。
【0027】一方、本発明に係るインクカートリッジの
収納方法は、インクのみを収容したインク収容部と、こ
のインク収容部と連通するインク供給口とを有するイン
クカートリッジと、このインクカートリッジを収納可能
な包装体とを備え、この包装体内に前記インクカートリ
ッジを収納する方法であって、前記インクカートリッジ
を、使用状態とは異なる姿勢で前記包装体内に収納する
ことを特徴とする。
【0028】このような方法によると、カートリッジ収
納状態とカートリッジ装着状態とでインクカートリッジ
の姿勢に変化が生じる。
【0029】したがって、包装体内のインクカートリッ
ジを包装体外に取り出して記録装置用のヘッドに装着す
ると、カートリッジ内のインクが混合され、インク使用
時に印字濃度・品質が均一なインクカートリッジを得る
ことができる。
【0030】ここで、前記インクカートリッジを、前記
インク供給口が上側に位置するような姿勢で前記包装体
内に収納することが望ましい。
【0031】また、前記包装体が減圧パックあるいは個
装箱であることが望ましい。
【0032】このようにすると、前記した収納構造の場
合と同様に、減圧パックあるいは個装箱内のインクカー
トリッジを減圧パックあるいは個装箱外に取り出して記
録装置用のヘッドに装着すると、カートリッジ内のイン
クが混合される。
【0033】さらに、前記インクが顔料系インクである
ことが望ましい。
【0034】このようにすると、前記した収納構造の場
合と同様に、インクの顔料がカートリッジ内の底部に沈
降しても、インクカートリッジのヘッドへの装着によっ
てカートリッジ内のインクが混合する。
【0035】そして、前記包装体に予め表示された表示
部を目印として視認しながら前記インクカートリッジを
収納することが望ましい。
【0036】このようにすると、使用状態とは異なる姿
勢でインクカートリッジを包装体内に確実に収納するこ
とができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたインク
カートリッジの収納構造および方法につき、図に示す実
施の形態に基づいて説明する。
【0038】先ず、インクカートリッジにつき、図1〜
図10を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に
係るインクカートリッジの全体を分解して示す斜視図で
ある。図2(a)および(b)は、本発明の実施形態に
係るインクカートリッジの外観を示す斜視図である。図
3および図4は、本発明の実施形態に係るインクカート
リッジの内部構造を斜め上方と斜め下方から見た斜視図
である。図5および図6は、本発明の実施形態に係るイ
ンクカートリッジの内部構造を示す正面図と背面図であ
る。図7および図8は、本発明の実施形態に係るインク
カートリッジの負圧発生手段収容室とバルブ収容室を拡
大して示す断面図である。図9は、本発明の実施形態に
係るインクカートリッジのカートリッジホルダに対する
接続状態を示す正面図である。図10は、本実施形態に
係るインクカートリッジの収納構造を説明するために示
す分解斜視図である。
【0039】図2(a)および(b)に示すインクカー
トリッジ1は、一方側に開口する平面ほぼ矩形状の容器
本体(下ケース)2と、この容器本体2の開口部を封止
する蓋体(上ケース)3とを有し、その内部がインク流
路系および空気流路系(共に後述)から大略構成されて
いる。
【0040】このインクカートリッジ1は、インクが内
封されており、図10に示すようにインク供給口4が上
側に位置するような姿勢で減圧パック91内に収納され
る。
【0041】この減圧パック91は、例えば透明な袋体
によって形成され、カートリッジ収納状態において内部
を真空吸引してインクカートリッジ1を収納するように
構成されている。これにより、インクカートリッジ1を
減圧パック91内に収納して密封すると、減圧パック9
1内のインクカートリッジ1を減圧パック91外に取り
出すまではカートリッジ内への空気の入り込みを防止
し、インクの脱気度・クリーン度が保証された状態でイ
ンクカートリッジ1を提供することができる。
【0042】前記減圧パック91に収納されたインクカ
ートリッジ1は、同じく前記インク供給口4が上側に位
置するような姿勢で個装箱92内に収納される。この個
装箱92は、上方に開口する角筒状の本体92aおよび
この本体92aを開閉する蓋体92bからなり、全体が
紙材料からなる四角形状の箱体によって形成されてい
る。この個装箱92の外側面には、例えば会社名等の読
取部92cが表示されている。
【0043】そして、個装箱92および減圧パック91
内に収納されたインクカートリッジ1を外部に取り出し
て記録ヘッド112に装着すると、インクカートリッジ
1の反転によってインク供給口4が下側に配置され、カ
ートリッジ内のインクが混合するように構成されてい
る。
【0044】前記容器本体2の下方部には、記録ヘッド
112のインク供給針72(共に図9に図示)に接続可
能なインク供給口4およびこのインク供給口4の側方に
並列する第一開口部(開放孔)85,第二開口部86
(共に図4および図5に図示)が設けられている。前記
インク供給口4は後述する差圧弁収容室に連通され、前
記第一開口部85は第1インク収容室11に連通されて
いる。
【0045】前記インク供給口4内には、図1に示すよ
うに、ゴム等からなる略円柱状のシール部材200が装
着されている。このシール部材200の中央部には、軸
線方向に開口する貫通孔200aが設けられている。ま
た、前記インク供給口4内には、前記インク供給針72
の挿抜によって前記貫通孔200aを開閉するスプリン
グ受け(弁体)201が配設され、さらにこのスプリン
グ受け201を前記シール部材200に付勢する圧縮コ
イルスプリング202が弾装されている。
【0046】前記容器本体2の上方側部にはカートリッ
ジホルダに着脱可能な係止部材5,6が一体に設けられ
ている。そして、図2(a)に示すように一方の係止部
材5の下方部には回路基板(IC基板)7が配設され、
他方の係止部材6の下方部には同図(a)および(b)
に示すようにバルブ収容室8が配設されている。
【0047】なお、前記回路基板7は、インクに関する
情報データ、例えば色種,顔料/染料系インクの種別,
インク残量,シリアル番号,有効期限および対象機種等
のデータを書き込み可能に保存した記憶素子を有してい
る。
【0048】前記バルブ収容室8は、図8に示すよう
に、カートリッジ挿入側(下側)に開口する内部空間を
有し、その内部空間中を前記インクカートリッジ1に適
合する記録装置側の識別片73(図9に図示)およびバ
ルブ作動杆70が進退する。そして前記内部空間の上部
には、前記バルブ作動杆70の進退によって回動する識
別用のブロック87の操作アーム66が収容されてい
る。また前記内部空間の下部には、記録装置に対する適
否を判断するための識別用凸部68が設けられている。
そして、この識別用凸部68は、記録装置側のインク供
給針72(図9に図示)をインク供給口4に連通させる
以前(後述する大気開放弁が開弁する以前)において、
カートリッジホルダ71(図9に図示)のバルブ作用杆
70による判定を可能にする位置に配置されている。
【0049】また、バルブ収容室8(大気開放室50
1)の室壁8aには、図8に示すように、大気開放弁6
01の開閉動作によって開閉する大気導通孔としての貫
通孔60が設けられている。この貫通孔60の一方開口
部側には前記操作アーム66が配置されており、他方開
口部側には前記大気開放弁601が配置されている。前
記操作アーム66は、加圧フィルム(伸縮性フィルム)
61を押圧する操作部66bを有し、前記バルブ作動杆
70の進路に斜め上方に突出して配置され、かつ回動支
点66aを介して前記容器本体2に固定されている。
【0050】前記加圧フィルム61は、前記貫通孔60
を閉塞するように前記室壁8aに取り付けられており、
全体がゴム等の弾性シール部材によって形成されてい
る。そして、この加圧フィルム61と前記貫通孔60の
開口周縁との間に形成された内部空間は、第1インク収
容室11に連通する貫通孔67(共に図5に図示)に開
口されている。
【0051】前記大気開放弁601は、図8に示すよう
に、前記貫通孔60を開閉する弁体65およびこの弁体
65を前記貫通孔60の開口周縁に常時付勢する弾性部
材(板ばね)62を有している。このうち弾性部材62
の上方端部には貫通孔62bが設けられ、この貫通孔6
2bに突起64が挿入され、前記突起64によって移動
規制(案内)される。一方、その下端部は前記容器本体
2上に突起63を介して固定されている。
【0052】なお、図1において、符号88は前記容器
本体2の上面部に前記ブロック87に対応して貼付され
る識別用のラベル、89は前記インク供給口4(貫通孔
200a)を封止するためのフィルム、90は前記第一
開口部85,第二開口部86を封止するためのフィルム
である。
【0053】次に、前記した容器本体2内の「インク流
路系」と「空気流路系」につき、図1〜図10を用いて
説明する。
【0054】「インク流路系」前記インクカートリッジ
1には、図1に示すように、前記容器本体2の正面側に
内フィルム(遮気性フィルム)56,502を介して前
記蓋体3を接合することにより、また前記容器本体2の
背面側に外フィルム(遮気性フィルム)57を介して保
護ラベル83を接合することにより内部空間が形成され
ている。この内部空間は、図3〜図5に示すように、前
記記録ヘッド112(図9に図示)に対するインク供給
口側が若干下方となるように延在する仕切壁10によっ
て上下に分割形成されている。この内部空間の下部領域
は、前記記録ヘッド112の接続状態において大気中に
開放する第1インク収容室11とされている。
【0055】前記第1インク収容室11には、各高さ位
置が互いに異なる二つの中間壁300,301が配設さ
れている。一方の中間壁300は、前記インク収容室1
1の片側側面部と所定の間隔をもって配置されている。
他方の中間壁301は、前記第1インク収容室11の底
面部に対向し、前記中間壁300のインク供給口側に配
置されている。この中間壁301は、インク注入方向
(上下)に並列する二つの空間部11a,11bに前記
第1インク収容室11を隔成している。また、この中間
壁301には、前記第一開口部85の軸線と同一の軸線
をもつ貫通孔301aが設けられている。
【0056】一方、前記内部空間の上部領域は、前記仕
切壁10を底面部とする枠部14によって区画されてい
る。前記枠部14の内部空間は、前記記録ヘッド112
に接続する上部インク収容室(第2インク収容室、第3
インク収容室等を含む)を構成し、この上部インク収容
室の正面側が連通口15aを有する垂直壁15によって
左右に分割形成されている。この分割形成された内部空
間の一方側領域は第2インク収容室16とされ、また他
方側領域は第3インク収容室17とされている。
【0057】前記第2インク収容室16には、前記第1
インク収容室11に連通する連通流路18が接続されて
いる。この連通流路18は、上下位置に連通口18a,
18bを有している。そして、この連通流路18は、前
記容器本体2の背面に開口して上下方向に延在する凹部
18c(図6に図示)およびこの凹部18cの開口を閉
塞して封止する遮気性フィルム(外フィルム57)によ
って形成されている。また、この連通流路18の上流側
には、前記第1インク収容室11内に連通する上下二つ
の連通口19a,19bを有する隔壁19が設けられて
いる。一方の連通口19aは、前記第1インク収容室1
1内の下方領域に開口する位置に配置されている。他方
の連通口19bは、前記第1インク収容室11内の上方
領域に開口する位置に配置されている。
【0058】一方、前記第3インク収容室17には、横
長の仕切壁22および環状の仕切壁24によって、図7
に示す差圧弁52(膜弁)を収容する差圧弁収容室33
(図6に図示)と、同じく図7に示すフィルタ55(不
織布フィルタ)を収容するフィルタ室34(図5に図
示)とが形成されている。前記仕切壁25には、前記フ
ィルタ55を通過したインクを前記フィルタ室34から
前記差圧弁収容室33に導く貫通孔25aが設けられて
いる。
【0059】前記仕切壁24の下部には前記仕切壁10
との間に連通口26aを有する仕切壁26が、またその
側方には前記枠部14との間に連通口27aを有する仕
切壁27が設けられている。そして、前記仕切壁27と
前記枠部14との間には、前記連通口27aに連通し、
かつ上下方向に延在する連通路28が設けられている。
この連通路28の上方部には、前記フィルタ室34に前
記連通口24aおよび領域31を介して連通する貫通孔
29が連設されている。
【0060】前記貫通孔29は、前記仕切壁27に連続
する仕切壁(環状壁)30によって形成されている。
【0061】前記領域31は、前記仕切壁22,24,
30および仕切壁30a(図6に図示)によって形成さ
れている。この領域31は、前記容器本体2の一方端部
(前記貫通孔29に連通する部分)が深く、他方端部
(前記フィルタ室34に連通する部分)が浅く形成され
ている。
【0062】前記差圧弁収容室33には、図7に示すよ
うに、エラストマー等の弾性変形可能な差圧弁としての
膜弁52が収容されている。この膜弁52は、貫通孔5
2cを有し、圧縮コイルスプリング50によって貫通孔
52cがフィルタ室側(弁座部25b)に付勢され、か
つその外周縁が環状の厚肉部52aを介して容器本体2
に超音波溶着によって固定されている。前記圧縮コイル
スプリング50は、一方端部が前記膜弁52のスプリン
グ受け52bに、他方端部が前記差圧弁収容室33内の
スプリング受け203に支持されている。
【0063】なお、図中符号54は、前記膜弁52の厚
肉部52aに一体に成形された枠部を示す。
【0064】前記フィルタ室34には、図7に示すよう
に、インクを通過させ、かつ塵埃等を捕捉する前記フィ
ルタ55が配置されている。このフィルタ室34の開口
部は前記内フィルム56によって、また前記差圧弁収容
室33の開口部は前記外フィルム57によって封止され
ている。そして、インク供給口4内の圧力がインクの消
費に応じて低下すると、膜弁52が圧縮コイルスプリン
グ50の付勢力に抗して弁座部25bから離れる(貫通
孔52cが開口する)ため、フィルタ55を通過したイ
ンクは貫通孔52cを通過し、凹部35によって形成さ
れた流路を経てインク供給口4に流れ込むように構成さ
れている。また、インク供給口4内のインク圧力が所定
の値に上昇すると、膜弁52が圧縮コイルスプリング5
0の付勢力によって弁座部25bに着座し、インクの流
通を遮断するように構成されている。このような動作を
繰り返すことにより、一定の負圧を維持しながらインク
がインク供給口4に供給される。
【0065】「空気流路系」前記容器本体2の背面部に
は、図6に示すように、流路抵抗を高くする蛇行溝36
および大気中に開口する幅広な凹溝37(斜線部)が、
さらには前記第1インク収容室11(図5に図示)に至
る平面ほぼ矩形状の凹部38(空間部)が設けられてい
る。前記凹部38内には枠部39およびリブ40が設け
られ、これらに通気性フィルム84を張設して大気通気
室が形成されている。また、前記凹部38の底面部(壁
部)には貫通孔41が設けられ、前記第2インク収容室
16の仕切壁42(図5に図示)によって区画された細
長い領域43に連通されている。この領域43は貫通孔
44を有し、仕切壁603によって区画された連通溝4
5およびこの連通溝45に開口する貫通孔46を介して
大気開放室501(図8に図示)に連通されている。こ
の大気開放室501の開口部は、図1に示す前記内フィ
ルム(遮気性フィルム)502によって封止されてい
る。
【0066】以上の構成により、図9に示すようにカー
トリッジホルダ71にインクカートリッジ1が装着され
ると、カートリッジホルダ71のバルブ作動杆70が図
8に示す操作アーム66に当接して凸部66b(加圧フ
ィルム61)を弁体側に移動させる。これにより、弁体
65が貫通孔60の開口周縁から離間し、図5に示す第
1インク収容室11が貫通孔67,貫通孔60,貫通孔
46,溝45,貫通孔44,領域43および貫通孔41
等を介して図6に示す凹部38(大気中)に開放する。
また、インク供給口4内の弁体201がインク供給針7
2の挿入によって開弁する。
【0067】そして、インク供給口4内の弁体201が
開弁し、記録ヘッド112によってインクが消費される
と、インク供給口4の圧力が規定値以下に低下するた
め、図7に示す差圧弁収容室33内の膜弁52が開弁し
(インク供給口4の圧力が規定値以上に上昇すると、膜
弁52が閉弁する)、差圧弁収容室33内のインクがイ
ンク供給口4を介して記録ヘッド112に流れ込む。
【0068】さらに、記録ヘッド112でのインクの消
費が進行すると、第1インク収容室11のインクが図4
に示す連通流路18を介して第2インク収容室16に流
れ込む。
【0069】一方、インク消費に伴い、大気と連通した
貫通孔67(図5に図示)から空気が流入し、第1イン
ク収容室11のインク液面が下がる。さらに、インクが
消費され、インク液面が連通口19aに達すると、第2
インク収容室16内に第1インク収容室11(インク供
給時に貫通孔67を介して大気中に開放)からのインク
が連通流路18を経由して空気と共に流れ込む。そし
て、気泡が浮力によって上昇するため、インクだけが垂
直壁15下部の連通口15aを経て第3インク収容室1
7に流れ込み、この第3インク収容室17から仕切壁2
6の連通口26aを通過して連通路28を上昇し、連通
路28から領域31および連通口24aを介してフィル
タ室34の上部に流れ込む。
【0070】この後、フィルタ室34内のインクが図7
に示すフィルタ55を通過して貫通孔25aから差圧弁
収容室33に流れ込み、さらに弁座部25bから離間す
る膜弁52の貫通孔52cを通過してから、図6に示す
凹部35内を下降してインク供給口4に流れ込む。
【0071】このようにして、インクカートリッジ1か
ら記録ヘッド112にインクが供給される。
【0072】なお、異種のインクカートリッジ1がカー
トリッジホルダ71に装着される場合には、インク供給
口4がインク供給針72に到達する以前に、識別用凸部
68(図7に示す)がカートリッジホルダ71の識別片
73(図9に図示)に当接し、バルブ作用杆70の進入
が阻止される。したがって、異種インクカートリッジの
装着による不具合の発生を防止することができる。ま
た、この状態では、バルブ作動杆70が操作アーム66
にも到達しないため、弁体65が閉弁状態を維持して、
放置によるインク収容室11内のインク溶媒の蒸発が防
止される。
【0073】一方、インクカートリッジ1がカートリッ
ジホルダ71の装着位置から引き抜かれた場合には、操
作アーム66が作動杆70による支持を失って弾性復帰
し、これに伴い弁体65が弾性復帰して貫通孔60を閉
塞するため、凹部38と第1インク収容室11との連通
が遮断される。
【0074】次に、本実施形態に係るインクカートリッ
ジ1の収納方法について、図10を用いて説明する。な
お、インクカートリッジ1は、インク注入後にフィルム
89によってインク供給口4を、またフィルム90によ
って第一開口部85,第二開口部86を封止(密閉)さ
れているものとする。
【0075】本実施形態におけるインクカートリッジ1
の収納は、図10に示すように、インクカートリッジ1
をインク供給口4が上側に位置するような姿勢で減圧パ
ック91内に収納した後、これ(パック済みインクカー
トリッジ)を同じくインク供給口4が上側に位置するよ
うな姿勢で個装箱92内に収納することにより行う。
【0076】この際、個装箱92の表示部92cを目印
として視認しながらインクカートリッジ1を収納する。
このようにすると、インク供給口4が上側に位置するよ
うな姿勢でインクカートリッジ1を個装箱92内に確実
に収納することができる。
【0077】なお、読取部92cとしては、通常個装箱
92に表示されている製造会社名,所在地等を示す文
字,番号でもよいが、その他インクカートリッジ1を収
納するために特別に表示する文字等でもよい。
【0078】このように収納されたインクカートリッジ
1を外部に取り出して記録ヘッド112に装着すると、
インクカートリッジ1が上下反転によってその姿勢に変
化が生じる。すなわち、インクカートリッジ1は、記録
ヘッド112への装着によってインク供給口4が上側に
位置するような姿勢から下側に位置するような姿勢とな
る。この場合、上部インク収容室(第2インク収容室1
6,第3インク収容室17等)が上側に、また第1イン
ク収容室11が下側に配置される。このため、両室の内
部インクのうち下方領域に形成されていた高濃度インク
層のインクが上方領域に流動し、また上方領域に形成さ
れていた低濃度インク層のインクが下方領域に流動して
各室内のインクが混合される。
【0079】この状態において、記録ヘッド112に対
するインクの供給が開始されると、上部インク収容室内
のインクが差圧弁(膜弁)52の開弁によって貫通孔5
2cを通過し、凹部35を経由してインク供給口4に至
る。
【0080】一方、第1インク収容室11内のインクが
連通口19aから連通口18aを経由して連通流路18
内に流動するとともに、第1インク収容室11内のイン
クが連通流路18内に連通口19bから連通口18aを
経由して流動する。そして、連通流路18内に流動した
インクが合流して混合し、さらに連通流路18内を上昇
し第2インク収容室16に向かって流動する。
【0081】この場合、連通口19a,18aが同一の
高さ位置に配置されているため、第1インク収容室11
内のインクが残ることなく連通流路18によって第2イ
ンク収容室16へ導かれる。
【0082】次に、第1インク収容室11内から連通流
路18を経由して第2インク収容室16内に流動したイ
ンクが、第2インク収容室16内のインクと合流して混
合する。さらに、この混合インクが垂直壁15の連通口
15aを通過して第3インク収容室17内に流動して混
合し、仕切壁26の連通口26aを通過する。そして、
仕切壁26の連通口26aを通過したインクが、仕切壁
27の連通口27aを通過し、さらにインク流路28を
上昇して連通口24aからフィルタ室34を経て差圧弁
収容室33内に流動する。
【0083】したがって、本実施形態においては、個装
箱92内のインクカートリッジ1を外部に取り出して記
録ヘッド112に装着すると、カートリッジ内のインク
が混合され、インク使用時に均一な印字濃度・品質を得
ることができ、インクとして濃度勾配の生じ易い例えば
顔料系インクである場合に特に効果的である。
【0084】なお、本実施形態において、インクカート
リッジ1が収納された多数の個装箱92を搬送するに
は、図11に示すように、インク供給口4が上側に位置
するような姿勢で搬送用の外装箱93内に収納して行
う。この場合、外装箱93から個装箱92を外部に取り
出し反転させると、個装箱92内のインクカートリッジ
1も反転してカートリッジ内のインクが混合される。
【0085】また、本実施形態においては、個装箱92
が四角形状の箱体である場合について説明したが、本発
明はこれに限定されず、図12に示すような係止孔95
a付きの吊持部95を有する個装箱96でもよい。この
場合、例えば壁面部97上の係止用金具98に吊持部9
5の係止孔95aを係止することにより、展示会場やカ
ートリッジ販売店等でインク供給口4が上側に位置する
ような姿勢でインクカートリッジ1を展示・陳列するこ
とができる。
【0086】この他、本実施形態においては、カートリ
ッジ内を上下二室に隔成したインクカートリッジに適用
する場合について示したが、本発明はこれに限定され
ず、一室のみのインクカートリッジにも実施形態と同様
に適用可能である。
【0087】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るインクカートリッジの収納構造および方法による
と、カートリッジ装着時にインクカートリッジを反転さ
せてカートリッジ内のインクを混合させることができ、
インク使用時に均一な印字濃度・品質を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
全体を分解して示す斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、本発明の実施形態に係
るインクカートリッジの外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
内部構造を斜め上方から見た斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
内部構造を斜め下方から見た斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
内部構造を示す正面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
内部構造を示す背面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
負圧発生手段収容室を拡大して示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
バルブ収容室を拡大して示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
カートリッジホルダに対する接続状態を示す正面図であ
る。
【図10】本発明の実施形態に係るインクカートリッジ
の収納構造(方法)を説明するために示す分解斜視図で
ある。
【図11】本発明の実施形態に係るインクカートリッジ
を収納した包装体を搬送する場合について説明するため
に示す斜視図である。
【図12】本発明の実施形態に係るインクカートリッジ
を収納した他の包装体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクカートリッ
ジ 2 容器本体 3 蓋体 4 インク供給口 8 バルブ収容室 11 第1インク収容室 15 垂直壁 15a 連通口 16 第2インク収容室 17 第3インク収容室 18 連通流路 18a,18b 連通口 18c 凹部 19 隔壁 19a,19b 連通口 25 仕切壁 25a 貫通孔 25b 弁座部 26 仕切壁 26a 連通口 28 連通路 29 貫通孔 31 領域 33 差圧弁収容室 34 フィルタ室 35,38 凹部 52 膜弁 51 貫通孔 55 フィルタ 56 内フィルム 57 外フィルム 91 減圧パック 92 個装箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 尚志 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 品田 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 塚原 道也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA26 KB27 KC07 KC13 KC16 KC22 KC27 KC30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクのみを収容したインク収容部と、
    このインク収容部と連通するインク供給口とを有するイ
    ンクカートリッジと、このインクカートリッジを収納可
    能な包装体とを備え、 この包装体内に前記インクカートリッジを収納する構造
    であって、 前記インクカートリッジは、カートリッジ収納状態にお
    いて使用状態とは異なる姿勢で配置されていることを特
    徴とするインクカートリッジの収納構造。
  2. 【請求項2】 カートリッジ収納状態において前記イン
    ク供給口が上側に位置するような姿勢で配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジの
    収納構造。
  3. 【請求項3】 前記インク収容部が互いに連通した複数
    のインク収容部を有することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のインクカートリッジの収納構造。
  4. 【請求項4】 前記包装体が減圧パックであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の
    インクカートリッジの収納構造。
  5. 【請求項5】 前記包装体が個装箱であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のイン
    クカートリッジの収納構造。
  6. 【請求項6】 前記包装体が、係止孔付きの吊持部を有
    する包装体であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか一項に記載のインクカートリッジの収納構
    造。
  7. 【請求項7】 前記包装体を、搬送用の外装箱内に収納
    可能な包装体とすることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれか一項に記載のインクカートリッジの収納
    構造。
  8. 【請求項8】 前記包装体に上方と下方を識別する表示
    部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項7のいずれか一項に記載のインクカートリッジの収納
    構造。
  9. 【請求項9】 前記インクカートリッジ内のインクが顔
    料系インクであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    8のいずれか一項に記載のインクカートリッジの収納構
    造。
  10. 【請求項10】 インクのみを収容したインク収容部
    と、このインク収納部と連通するインク供給口とを有す
    るインクカートリッジと、このインクカートリッジを収
    納可能な包装体とを備え、 この包装体内に前記インクカートリッジを収納する方法
    であって、 前記インクカートリッジを、使用状態とは異なる姿勢で
    前記包装体内に収納することを特徴とするインクカート
    リッジの収納方法。
  11. 【請求項11】 前記インクカートリッジを、前記イン
    ク供給口が上側に位置するような姿勢で前記包装体内に
    収納することを特徴とする請求項10に記載のインクカ
    ートリッジの収納方法。
  12. 【請求項12】 前記包装体が減圧パックであることを
    特徴とする請求項10または請求項11に記載のインク
    カートリッジの収納方法。
  13. 【請求項13】 前記包装体が個装箱であることを特徴
    とする請求項10または請求項11に記載のインクカー
    トリッジの収納方法。
  14. 【請求項14】 前記インクカートリッジ内のインクが
    顔料系インクであることを特徴とする請求項10乃至請
    求項13のいずれか一項に記載のインクカートリッジの
    収納方法。
  15. 【請求項15】 前記包装体に予め表示された表示部を
    目印として視認しながら前記インクカートリッジを収納
    することを特徴とする請求項10乃至請求項14のいず
    れか一項に記載のインクカートリッジの収納方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006248053A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Brother Ind Ltd インクカートリッジ
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