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JP2003145699A - 深絞り包装用共押出複合フィルム及び深絞り包装体 - Google Patents

深絞り包装用共押出複合フィルム及び深絞り包装体

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JP2003145699A
JP2003145699A JP2001342726A JP2001342726A JP2003145699A JP 2003145699 A JP2003145699 A JP 2003145699A JP 2001342726 A JP2001342726 A JP 2001342726A JP 2001342726 A JP2001342726 A JP 2001342726A JP 2003145699 A JP2003145699 A JP 2003145699A
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resin
layer
deep
composite film
packaging
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Kazuhide Ishii
和秀 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容量が大きいブロックハム等の包装に適
し、特に二次殺菌等で包装体をボイルしても、フランジ
部(シール部)のカールが少ない深絞り包装用共押出複
合フィルム及び深絞り包装体を提供する。 【解決手段】 層構成が、6−66ナイロン/接着性樹
脂/ポリアミド樹脂/ガスバリアー性樹脂/接着性樹脂
/シール性樹脂、又は6−66ナイロン/接着性樹脂/
ガスバリアー性樹脂/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/シ
ール性樹脂の順に積層されてなることを特徴とする深絞
り包装用共押出複合フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品の深絞り包装
に係り、内容量が大きいブロックハム等の包装に適し、
特に二次殺菌等で包装体をボイルしても、フランジ部
(シール部)のカールが少ない深絞り包装用共押出複合
フィルム及び深絞り包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボイル後フランジ部のカールを防
止するには、底材、蓋材の外層樹脂を無延伸ポリプロピ
レン樹脂(CPP)とした層構成の複合フィルムが使用
されていた。またブロックハム等の耐ピンホール性が重
視される用途には6ナイロンを外層に用いた底材や、1
2ナイロンを外層に用いた底材が多く使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のカール防止を重
視したCPP外層品の底材は、低温での耐ピンホール性
が悪く重量の比較的重いブロックハム用等には不適であ
った。また蓋材の外層にCPPを用いると延伸されてい
ない分、耐熱性に劣りシール時に溶融してシール熱板に
付着するいわゆる熱板取られ現象が発生し易くなるた
め、シール温度が上げられないという問題があった。シ
ール温度が上げられないとシール層樹脂の融点を低く設
定しなければならず、特にイージーピール性を付与した
タイプの包装品ではシール材の融点を低くしてしまうと
イージーピールのキッカケ部分(シールの熱板をくり抜
いてシール時フィルムに温度がかからなくすることによ
り、付与した未シール部分)がボイル時融着してしまう
という問題が発生した。
【0004】また、耐ピンホール性を重視したタイプで
は、底材には6ナイロンや12ナイロンを外層に用いた
複合フィルムが使用されていたが、蓋材としてその最外
層に二軸延伸ポリエステル樹脂を配した複合フィルムを
使用するとボイル後、フィルムが底側へ極端にカールし
てしまい包装品の外観上問題がある。二軸延伸ポリアミ
ド樹脂を配した複合フィルムを蓋材としても同様のカー
ルの問題があった。そこで二軸延伸ポリプロピレン樹脂
を外層とした蓋材が検討されていたが、同様に上記のボ
イル後カールが発生するという問題は解決できなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
消できる深絞り包装用共押出複合フィルム及び深絞り包
装体を見出したものであって、その要旨とするところ
は、層構成が、6−66ナイロン/接着性樹脂/ポリア
ミド樹脂/ガスバリアー性樹脂/接着性樹脂/シール性
樹脂、又は6−66ナイロン/接着性樹脂/ガスバリア
ー性樹脂/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/シール性樹脂
の順に積層されてなることを特徴とする深絞り包装用共
押出複合フィルムにある。
【0006】また、前述の共押出複合フィルムを底材に
用い、2軸延伸ポリプロピレンフィルムを外層とする蓋
材を使用して包装してなる深絞り包装体を含んでいる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の深絞り包装用底材の基本構成は6−66ナイロ
ン層を外層としているが、これは特に蓋材が2軸延伸ポ
リプロピレンフィルム(OPP)外層品の場合に、ボイ
ル後のカール防止の点で有効である。従来、使用されて
いる6ナイロン層を外層とした底材からなる包装体では
ボイル処理すると結晶化により収縮し、蓋材のフランジ
部分が底材側にカールする傾向が大きいという問題があ
った。また12ナイロン外層品では逆に蓋材側にカール
する傾向が多かった。カールが発生すると外観が悪くな
るのみならず、包装体にラベルを貼るための自動ラベラ
ーでもカール部が邪魔になりうまく機械にかからない等
の問題が発生する。
【0008】直鎖低密度ポリエチレン樹脂層(LL)を
外層とした底材では成形部分がボイル処理により収縮す
ると光沢がなくなり、さらに極性基のないLLではラベ
ル貼着時の接着性が悪いという問題があった。そこで本
発明では6−66ナイロンを外層とする底材を用いるも
のであり、このような6−66ナイロン(6−66N
y)外層品は、特に蓋材にOPP外層品(OPP//共
押出フィルム)を使用するとボイル処理後のカールが防
げる効果を有する。フィルムの層構成としては外層の6
−66Nyで光沢、耐熱性、カール適性を付与し、中間
層にポリアミド樹脂、ガスバリアー層を配している。
【0009】すなわち、層構成を、6−66ナイロン/
接着性樹脂/ポリアミド樹脂/ガスバリアー性樹脂/接
着性樹脂/シール性樹脂、又は6−66ナイロン/接着
性樹脂/ガスバリアー性樹脂/ポリアミド樹脂/接着性
樹脂/シール性樹脂の順に積層することが必要である。
ここで、ポリアミド樹脂/ガスバリアー性樹脂層は2層
以上配しても良い。6−66ナイロン(6−66Ny)
は6ナイロン(6Ny)に比べて、共重合されることに
より結晶化度が低く光沢が12ナイロンと同等に良好と
なる効果がある。 またコスト面で6Nyとほぼ同等の
原料単価であることから、コストを抑える効果もある。
外層6−66Nyの厚さは中間ポリアミド樹脂の厚さの
1/10〜1、より好ましくは1/10〜1/2である
ことがカール防止、耐ピンホール性向上の点で有利であ
る。1/10未満では外層6−66Nyの強度が弱くな
る傾向があり、包装体の成形部にラベルを貼った後、貼
り直し等で剥がしたとき6−66Ny層が破壊され剥が
れてしまう可能性がある。また、上記厚さの比が1を越
えるものでは、外層の6−66Nyは冷蔵時乾燥して耐
ピンホール性が悪くなる性質があり好ましくない。
【0010】6−66Nyは6Nyと66Nyの共重合
ポリアミド樹脂であるが、66Nyの比率は10〜25
モル%が適している。10%未満では共重合の効果が出
にくくなり6Nyとほぼ同じ性質になってしまうことが
考えられ、逆に25%を越えると融点、ガラス転移点が
下がりボイル条件によってはボイル時、白化や湿熱ブロ
ッキングの問題が発生する可能性が出てくる。6−66
Nyは光沢が良好であるが、滑り性が悪くなるため、6
−66Nyに無機フィラーを100〜3000ppm、
より好ましくは200〜2000ppm配合することが
有効である。100ppm未満では滑り性向上の効果が
出にくく、また3000ppmを越えると表面凹凸が強
くなるため光沢が極端に低下する可能性があり、包装体
の外観が悪くなるため好ましくない。無機フィラーの種
類については特に限定されないが、滑り向上に効果のあ
るシリカ系のものが好適に使用できる。
【0011】外層から2番目の接着性樹脂(AD)層は
中間ポリアミド樹脂層の耐ピンホール強度とボイル時の
ガスバリアー性樹脂の白化防止に効果がある。耐ピンホ
ール性については緩衝層となるとともに、ポリアミド樹
脂の乾燥を防止する上で効果がある。またガスバリアー
性樹脂、通常、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
(EVOH)はボイル処理時、水を吸い過ぎると白化す
るのでEVOHの外層側に防湿層を設ける必要がある。
ポリアミド樹脂では防湿の効果がないため、ポリオレフ
ィン系の接着性樹脂を配することにより防湿性を付与す
ることができる。接着性樹脂(AD)層の厚さは5〜5
0μm、より好ましくは10〜30μmとすることが望
まれるが、10μm未満では防湿性が不十分となり耐ピ
ンホール性付与、EVOHの白化防止の点で効果が不十
分となり易い。また50μmを越えると、コストの面で
不利になる。ここで使用されるポリオレフィン系接着樹
脂は、特に限定されないが防湿性、耐ピンホール性の点
で透湿度20[g/■・24hr]以下(JIS K
7129 40℃×90%RH 30μm)のLLが好
適に使用できる。
【0012】シール層は通常のポリオレフィン系樹脂が
使用できるが、ポリオレフィン樹脂層/凝集破壊タイプ
のイージーピール層の順に積層し、イージーピール性を
付与することができる。この場合、イージーピール層の
厚さは1〜15μm、より好ましくは3〜10μmとす
ることが望ましい。1μm未満となるとイージーピール
の安定性に問題が発生する可能性があり、逆に15μm
を越えると糸引き等が発生し易くなり、剥離外観上の問
題が発生する可能性がある。凝集破壊タイプのイージー
ピール材は特に限定されないが、ボイル時の耐熱性を考
慮するとLLとポリブテン−1(PB−1)系のブレン
ド樹脂が好適に使用できる。ここでLLの融点は120
℃〜135℃、より好ましくは120〜130℃で、L
Lのブレンド比率が50〜80%であることが好まし
い。融点が120℃未満だとボイル処理時の耐熱性が低
く、ボイル破袋を引き起こすことや、イージーピールの
キッカケ部分(未シール部分)が融着する可能性があ
り、好ましくない。また135℃を越えるとシール性が
悪くなるため好ましくない。LLのブレンド比率は50
%未満ではイージーピール強度が弱くなり、破袋の可能
性が出てくる。逆に80%を越えると強くなりすぎ開封
性が悪くなり好ましくない。耐破袋強度および開封性を
考慮するとイージーピール強度は1.96〜4.90N
/15mm幅(200〜500gf/15mm幅、引張
試験機、引張速度200mm/min)とするのが好ま
しい。
【0013】中間層のポリアミド樹脂については強度を
付与するために配しているため、強度が付与できれば良
く特に限定されないが、深絞り成形性に優れた外層と同
じ6−66Nyが好適に使用できる。また、EVOHに
ついても特に限定されないが、バリアー性、耐ピンホー
ル性、成形性を考慮しエチレン含有率32〜44モル%
のものが好適に使用できる。
【0014】本発明の底材を用いて、蓋材にOPP外層
品を使用するとボイル後のカールが小さい良好な包装体
を作ることが可能であるが、特にOPPの他は無延伸フ
ィルムで構成されている方がカール防止の点で良いため
OPPと共押出フィルムをドライラミした蓋材が好適に
使用できる。共押出フィルムとしては、EVOH/Ny
/AD/シール層、Ny/AD/Ny/EVOH/AD
/シール層、Ny/AD/EVOH/Ny/AD/シー
ル層構成の酸素バリアー性、耐ピンホール性を備えたフ
ィルムが好適に使用できる。またイージーピールタイプ
の底材の場合、蓋材のシール層は2層以上に分かれシー
ル層表面に融点120〜135℃、より好ましくは12
0〜130℃のLLを配することが望まれる。120℃
未満ではイージーピールのキッカケ部分がボイル中に融
着してしまい、開封が困難となり易い。また、135℃
を越えるとシール性が悪くなるという問題が発生し易く
なる。ここでシール層を2層以上に分けるのは、シール
層表面は融点が高く結晶化度が高いLLを配することに
よりイージーピールのキッカケ部の融着を防止すること
が目的であるが、結晶化度が高いために透明性が悪くな
ってしまうという欠点がある。したがって、融着防止の
ため表面層は融点の高い樹脂とし、それ以外の層は融
点、結晶化度の低く透明性の良い樹脂を使用することが
好ましい。またシール表層の耐熱性樹脂は極力薄くする
ことが望まれ、1〜10μm、より好ましくは3〜7μ
mとすることが有効である。
【0015】本発明の底材フィルムは共押出により製膜
されるが、これは共押出とすることにより各層厚さを最
適に設定でき、透明性、成形性が良好である点等で有利
なためである。また蓋材は最外層にOPPを配したもの
が推奨されるため、ドライラミネート等の貼り合わせ品
となるが、OPPに中間印刷を施すことが可能となるた
め有用である。OPPは20〜30μm程度のものが一
般に使用されるが、印刷品の場合ピッチ精度の点から3
0μmが好適である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。実施例1〜2および比較
例1〜4のフィルムを共押出法にて製膜し、評価を行っ
た。
【0017】(実施例1) 層構成: 6−66Ny/AD/6−66Ny/EVOH/AD/
EVA/EP (10μm/15μm/ 60μm /20μm/10μm/80
μm/5μm) *EP(イージーピール層):LL(60重量%)+P
P(40重量%) 6−66Ny:ノバミッド2020(三菱エンジニアリ
ングプラスチックス(株)社製) AD:アドマーNF528(三井化学(株)社製) EVOH:ソアノールAT4403(日本合成化学
(株)社製) EVA:ノバテックEVA LV350(日本ポリケム
(株)社製) LL:ノバテックLL UF240(日本ポリケム
(株)社製) PP:ノバテックPP FW3E(日本ポリケム(株)
社製) 上記組成の原料樹脂を用いてTダイ法にて共押出フィル
ムを製膜した。
【0018】(実施例2) 層構成: 6−66Ny/AD/EVOH/Ny/AD/EVA (20μm/20μm/ 10μm/50μm/10μm/90μ
m) Ny:ノバミッド1020(三菱エンジニアリングプラス
チックス(株)社製) EVA:ノバテックEVA LV350(日本ポリケム
(株)社製) 他は実施例1と同じ。 上記組成の原料樹脂を用いてTダイ法にて共押出フィル
ムを製膜した。
【0019】(比較例1) 層構成: 6Ny/AD/6−66Ny/EVOH/AD/EVA (10μm/15μm/60μm/20μm/10μm/85μ
m) 6Ny:ノバミッド1030(三菱エンジニアリングプ
ラスチックス(株)社製) 他は実施例1と同じ。 上記組成の原料樹脂を用いてTダイ法にて共押出フィル
ムを製膜した。
【0020】(比較例2) 層構成: 12Ny/AD/6−66Ny/EVOH/AD/EV
A (10μm/15μm/60μm/20μm/10μm/85μ
m) 12Ny:ダイアミドL1940(ダイセルデグサ
(株)社製) 他は実施例1と同じ 上記組成の原料樹脂を用いてTダイ法にて共押出フィル
ムを製膜した。
【0021】(比較例3) 層構成: LL/AD/6−66Ny/EVOH/AD/EVA (30μm/15μm/60μm/20μm/10μm/65μ
m) LL:ノバテックLL SF941(日本ポリケム
(株)社製) 他は実施例1と同じ 上記組成の原料樹脂を用いてTダイ法にて共押出フィル
ムを製膜した。
【0022】(比較例4) 層構成: 6−66Ny/EVOH/6−66Ny/AD/EVA (10μm/ 20μm/ 60μm /10μm/100μ
m) 他は実施例1と同じ 上記組成の原料樹脂を用いてTダイ法にて共押出フィル
ムを製膜した。
【0023】<評価方法>上記各フィルムを用いて、深
絞り包装機FV6300(大森機械工業社製)で包装体
を作製した後、95℃×20分のボイル処理を実施し、
評価を行った。 ・カール性:ボイル後の面シール部のカールを評価。ほ
ぼフラットなものを(○)とした。 ・ボイル適性:ボイル白化しないことを(○)とした。 ・光 沢:ボイル後、内容物が入っている部分の光沢が
良好なことを(○)とした。
【0024】<パック条件> ・蓋 材:OPP//EVOH/ Ny/AD/ EV
A/LL (30μm//10μm/20μm/5μm/20μm/5μ
m) ・成形温度:90℃ ・シール温度:140℃
【0025】
【表1】
【0026】表1より本発明の複合フィルムを使用した
実施例1、2はいずれの性能にも優れていることが分か
る。これに対して、比較例1はボイル時に6Ny層が収
縮したためにフランジ部が底材側にカールした。比較例
2はボイル時に蓋材側にカールした。比較例3は底材が
LL外層品のため、成形及びボイル時の収縮によりLL
の光沢が低下し、Ny外層品に比べ光沢のない包装体と
なった。比較例4は底材側にフランジ部のカールが発生
し、さらにEVOHがボイル中の吸湿により白化した。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明の複合フィルムは
二次殺菌等で包装体をボイルしても、フランジ部(シー
ル部)のカールが少ない深絞り包装用共押出複合フィル
ム及び深絞り包装体が得られる。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA10 BA14 BA16 BA21 BB08 CA07 DA06 DD01 FA01 3E086 AB01 AD05 AD24 BA04 BA15 BA24 BB41 BB51 BB68 CA04 4F100 AA00A AA00H AK01E AK03D AK03E AK07 AK07E AK46B AK48 AK48A AK48J AK62D AK62E AK63E AK66D AK66E AK68 AK69 AK69E AL01A AR00A AR00C AR00D BA05 BA07 BA10A BA10D BA10E BA15 CA23A EH20 GB15 GB23 JA04E JA20A JA20B JA20E JD02C JL04 JL11E JL12D JL14E YY00A YY00B YY00E

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層構成が、6−66ナイロン/接着性樹
    脂/ポリアミド樹脂/ガスバリアー性樹脂/接着性樹脂
    /シール性樹脂、又は6−66ナイロン/接着性樹脂/
    ガスバリアー性樹脂/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/シ
    ール性樹脂の順に積層されてなることを特徴とする深絞
    り包装用共押出複合フィルム。
  2. 【請求項2】 6−66ナイロンの厚さがポリアミド樹
    脂の厚さの1/10〜1/1であることを特徴とする請
    求項1記載の深絞り包装用共押出複合フィルム。
  3. 【請求項3】 6−66ナイロンでの66ナイロン含有
    率が10〜25モル%であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の深絞り包装用共押出複合フィルム。
  4. 【請求項4】 6−66ナイロンに無機フィラーを10
    0〜3000ppm配合したことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項記載の深絞り包装用共押出複合フ
    ィルム。
  5. 【請求項5】 2層目の接着性樹脂がポリオレフィン系
    接着樹脂からなり、層さが5〜50μmであることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の深絞り包
    装用共押出複合フィルム。
  6. 【請求項6】 シール層がポリオレフィン樹脂層/凝集
    破壊タイプのイージーピール層からなり、イージーピー
    ル層が最外層となるように配するとともに、イージーピ
    ール層の厚さが1〜15μmであることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか1項記載の深絞り包装用共押出
    複合フィルム。
  7. 【請求項7】 イージーピール層に融点120℃〜13
    5℃のエチレン−αオレフィン共重合体を50〜80重
    量%配合してなることを特徴とする請求項6記載の深絞
    り包装用共押出複合フィルム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項記載の共
    押出複合フィルムを底材に用い、2軸延伸ポリプロピレ
    ンフィルムを外層とする蓋材を使用して包装してなる深
    絞り包装体。
  9. 【請求項9】 2軸延伸ポリプロピレンフィルムを最外
    層として共押出フィルムをドライラミネートした蓋材を
    使用して包装したことを特徴とする請求項8記載の深絞
    り包装体。
  10. 【請求項10】 2軸延伸ポリプロピレンフィルム/エ
    チレン−酢酸ビニル共重合体けん化物/ポリアミド樹脂
    /接着性樹脂/シール層の順に積層された蓋材を使用し
    て包装したことを特徴とする請求項8記載の深絞り包装
    体。
  11. 【請求項11】 2軸延伸ポリプロピレンフィルム/ポ
    リアミド樹脂/接着性樹脂/ポリアミド樹脂/エチレン
    −酢酸ビニル共重合体けん化物/接着性樹脂/シール層
    の順に積層された蓋材を使用して包装したことを特徴と
    する請求項8記載の深絞り包装体。
  12. 【請求項12】 蓋材のシール層が2層以上に分かれ、
    シール層表面に融点120〜135℃の直鎖状低密度ポ
    リエチレン樹脂を配した蓋材を使用して包装したことを
    特徴とする請求項8記載の深絞り包装体。
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