JP2003139616A - 赤外線検出器及びその製造方法 - Google Patents
赤外線検出器及びその製造方法Info
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Abstract
赤外線検出器を構成するために、検出器容器に排気管を
取り付けておく必要がある。 【解決手段】 真空チャンバ130内にキャップ62と
セラミックパッケージ58とを分離した状態で配置し、
真空チャンバ130内の真空引き及び、ヒータ132,
134によるキャップ62,セラミックパッケージ58
の加熱を行う。加熱によりキャップ62とセラミックパ
ッケージ58とを接合するロウ材が溶融されると、上下
駆動装置138を動作させてアーム136を上昇させ、
これに支持されたキャップ62をセラミックパッケージ
58に加圧密着させる。この状態で冷却し、ロウ材を固
化させ、真空チャンバ130を大気圧に戻す。
Description
その製造方法に関し、特に赤外線検出素子を収納した容
器内が真空状態とされる赤外線検出器に関する。
図である。この赤外線検出器は、2次元アレイ状に画素
を配置した非冷却型の赤外線検出素子2、電子冷却素子
4、メタルプレート6、セラミックスプレート8、端子
10、メタルリング12、ウインドウ14、メタルキャ
ップ16、ワイヤボンディング18、ゲッター20、排
気管22を含んで構成される。
素を配置したイメージセンサであり、各画素は、入力す
る赤外線エネルギーによる温度変化をダイオード又は、
抵抗値の変化として検出する。この赤外線検出素子は非
冷却型であるが、所定温度範囲に維持される必要があ
る。この温度維持のために、ペルチェ効果を利用した電
子冷却素子4が設けられている。
子2やゲッター20と検出器の外部とを接続する電気的
端子であり、メタルプレート6に設けられた孔を貫通す
る。赤外線検出素子2と端子10との間は、ワイヤボン
ディング18で電気的に接続される。ゲッター20は、
真空中への放出ガスを吸着する。
電子冷却素子4及び赤外線検出素子2を支持する。端子
10を通すためにメタルプレート6に開けられる孔は、
導電性を有するメタルプレート6と端子10との短絡を
避けるために、端子10の断面より大きく形成される。
セラミックスプレート8は、メタルプレート6と端子1
0とに気密接合され、それら両者間の隙間を塞ぎ、検出
器内部の気密を保つ。
メタルプレート6上に気密接合される。メタルキャップ
16は金属材料で形成され、メタルリング12に溶接接
合される。ウィンドウ14は、赤外線を透過する材料で
形成され、メタルキャップ16に設けられた開口に気密
接合される。
し、検出器の内部と外部とを連通する。
た赤外線エネルギーによる温度変化を検出するものであ
る。この赤外線検出器が高い温度分解能を得るために
は、入射した赤外線エネルギーが周囲に拡散しないよう
に内部を真空に保つ必要がある。そのため、検出器容器
を構成する各部相互の接合部は真空気密構造とされる。
排気管22は、検出器の容器内部を真空に排気する際に
利用され、容器内部を真空に排気した後、つぶして封じ
る構造となっている。
る。ゲッター20はガスを吸着する機能を発揮するた
め、真空中にて400〜900℃に加熱する必要があ
る。この加熱のために、ゲッター20はヒータを内蔵し
ており、端子10を用いてヒータへの通電が行われる。
外線検出器では、容器内部を真空に排気するために、容
器内部を真空ポンプに連結するための排気管を有するた
め、部品点数が多く、低コスト化、小型化が妨げられる
という問題があった。また、ゲッターについては、ヒー
タを内蔵させるために、ゲッター製造の自動化が出来
ず、低コスト化が妨げられるという問題があった。
れたもので、一層の低コスト化、小型化を実現する赤外
線検出器、及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
器は、赤外線検出素子と、当該赤外線検出素子が載置さ
れる基台と、当該基台上に被せられ前記赤外線検出素子
を内包する空間を気密封止するキャップとを含む赤外線
検出器において、前記キャップは、前記赤外線検出素子
を取り囲み、溶着材を介して前記基台に接合されるフラ
ンジ部を有し、前記フランジ部の内周側のエッジは面取
りされているものである。
プが、赤外線検出素子を取り囲み、溶着材を介して基台
に接合されるフランジ部と、外部から前記赤外線検出素
子への赤外線の入射を可能とする窓部とを有し、前記フ
ランジ部と前記基台との接合面は、前記溶着材との親和
性を高める表面加工を施され、前記キャップの前記窓部
及びその近傍領域は、前記表面加工を施されず、前記溶
着材との親和性が低いことを特徴とするものである。
プが、開口を有したフレームと、前記フレームの開口に
溶着材を介して取り付けられ、外部から前記赤外線検出
素子への赤外線の入射を可能とする窓部とを有し、前記
フレームは、赤外線検出素子を取り囲み、溶着材を介し
て基台に接合されるフランジ部を有し、前記窓部と前記
開口との接合部分及び、前記フランジ部と前記基台との
接合部分はそれぞれ円形に構成されるものである。
加熱により活性化され、気密封止された空間内のガスを
吸収するガス吸収部材を有し、キャップは、金属で形成
されたフレームを含み、前記フレームの内面に前記ガス
吸収部材が接着されるものである。
赤外線検出素子が載置された基台と、当該基台上に被せ
られ前記赤外線検出素子を内包する空間を気密封止する
キャップとを含む赤外線検出器の製造方法であって、前
記基台及び前記キャップが互いに分離した状態で、前記
基台、前記キャップ及びそれらを接合する溶着材を真空
雰囲気中にて、少なくとも前記溶着材の融点以上に加熱
する加熱ステップと、前記溶着材が溶融した状態及び前
記真空雰囲気を維持したまま、前記溶着材を介して前記
基台及び前記キャップを接合する接合ステップと、前記
基台及び前記キャップが接合された状態で、それらを前
記溶着材の融点未満に冷却する冷却する冷却ステップと
を有するものである。
図面を参照して説明する。
施形態である赤外線検出器の概略の構造を示す断面図で
ある。赤外線検出素子50は非冷却で動作可能な赤外線
イメージセンサであり、2次元アレイ状に配列された各
画素は、例えばダイオード型又はボロメータ型の赤外線
センサにより構成される。この赤外線検出素子は非冷却
型であるが、所定温度範囲に維持する必要がある。この
温度維持のために、ペルチェ効果を利用した電子冷却素
子52を備える。電子冷却素子52は、赤外線検出素子
50の裏面に接し、赤外線検出素子50の温度を制御す
る。
の赤外線検出素子50や電子冷却素子52及びゲッター
56と検出器の外部とを接続する電気的端子である。赤
外線検出素子50と端子54との間は、例えば金やアル
ミニウムを線材として用いたワイヤボンディング60で
電気的に接続され、駆動信号の入力や赤外線検知信号の
出力がこれら端子54を介して行われる。ゲッター56
は例えばジルコニウム、バナジウム、鉄を焼結させて成
形したものであり、ヒータを内蔵する。そのヒータが端
子54から通電され発熱することにより、ゲッター56
は表面を活性化され、容器内の真空中への放出ガスを吸
着して真空の劣化を防止する。電子冷却素子52は端子
54から通電され、赤外線検出素子50の温度を制御す
る。
ルミナや窒化アルミナからなる積層セラミックスで形成
され、電子冷却素子52、赤外線検出素子50、端子5
4を支持する。また、セラミックパッケージ58には、
例えば端子54との電気的配線のために、導体パター
ン、スルーホールが形成される。セラミックパッケージ
58の中央部と外周部との間には段差が設けられ、中央
部が低く形成され、ここに電子冷却素子52及び赤外線
検出素子50の積層体が載置される。一方、外周部上面
の内側寄りの領域には、導体パターンとして端子54に
導通するボンディングパッドが形成され、これと赤外線
検出素子50との間がワイヤボンディング60により接
続される。
8の上部を覆い、これにより、気密封止された空間が形
成され、当該空間内に赤外線検出素子50が収納され
る。キャップ62は、金属材料で形成されたメタルキャ
ップ64(フレーム)と当該メタルキャップ64に設け
られた開口66に気密接続されるウィンドウ68とを含
んで構成される。ウィンドウ68は赤外線を透過する部
材であり、例えばゲルマニウムやシリコンで構成され
る。また開口66は赤外線検出素子50の受光面に対向
する位置に設けられる。このウィンドウ68を介して、
外部の赤外線が赤外線検出素子50に入射することがで
きる。メタルキャップ64の縁にはフランジ部70が設
けられ、このフランジ部70がセラミックパッケージ5
8の外周部上面の外側寄りの領域に接合される。フラン
ジ部70を設けることにより、メタルキャップ64とセ
ラミックパッケージ58との接合面積を確保することが
でき、赤外線検出素子50が配置される内部空間の気密
の信頼性が向上する。
は、例えば、酸化鉛系の低融点ガラス材74を溶着材と
して用いて接合され、キャップ62が形成される。キャ
ップ62とセラミックパッケージ58とは真空雰囲気中
で接合されることにより、内部空間が真空とされる。キ
ャップ62のフランジ部70とセラミックパッケージ5
8との接合は、はんだ等のロウ材72を溶着材として用
いて行われる。
ケージ58との接合部分を拡大した断面図である。メタ
ルキャップ64は、ウィンドウ68が接合される水平な
上部平面部80と、これに連なる垂直の側壁部82と、
側壁部82から外側へ水平に広がるフランジ部70とを
有する。フランジ部70の内周側のエッジは面取りさ
れ、傾斜した面取り面84が形成される。ロウ材72
は、この面取り面84にて良好なフィレット88を形成
することができ、接合強度及び気密性の向上が図られ
る。
る、フランジ部70とセラミックパッケージ58との接
合部分を拡大した断面図である。この形態では、フラン
ジ部70の内周側のエッジは面取りされ、丸みを帯びた
丸取り面86が形成される。この場合においても、ロウ
材72は、この丸取り面86にて良好なフィレット88
を形成することができ、接合強度及び気密性の向上が図
られる。
に係る赤外線検出器は、上記第1の実施形態と概ね同じ
構成であり、以下、相違点のみ説明する。なお、上記第
1の実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付
す。
めの模式的な断面図である。本検出器の特徴は、キャッ
プ62のフランジ部70とセラミックパッケージ58と
の接合面に、ロウ材72との親和性を高める表面処理が
施される点にある。図4において、ロウ材72が接触す
ることが期待される領域(表面処理領域100)に当該
表面処理が施される。一方、キャップ62の他の部分、
少なくともウィンドウ68及びその近傍領域には当該表
面処理は施されない。例えば、ロウ材72がはんだであ
る場合の表面処理は、ニッケルメッキし、その上に金メ
ッキを施す処理である。
ッケージ58とを接合した際に、ロウ材72の流れ出し
によるウィンドウ68の汚染を防止することができ、ま
た接合面でのロウ材72の厚さを均一にすることができ
る。
に係る赤外線検出器は、上記第1の実施形態と概ね同じ
構成であり、以下、相違点のみ説明する。なお、上記第
1の実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付
す。
器の特徴を説明する模式的な斜視図である。本検出器で
は、キャップ62の上面形状が円形に構成される。すな
わち、メタルキャップ64は円形であり、これに対応し
てフランジ部70も円形に形成される。また、図には現
れていないが、赤外線の取り込み口となるメタルキャッ
プ64の開口66も円形に形成され、ウィンドウ68も
円形に形成される。
上面にはフランジ部70と接合される円形領域に接合用
メタライズ110が施される。
クパッケージ58との接合面は円形(ドーナツ形状)と
なる。またメタルキャップ64とウィンドウ68との接
合面も円形(ドーナツ形状)となる。この構造では、ロ
ウ材72や低融点ガラス材74が硬化時とその後の使用
時とでの温度差により、各接合部に発生する熱応力が接
合部の円周の各方向に対称、均一となる。すなわち、各
接合部に局所的な過大な応力が発生せず、各接合部での
クラック発生や気密漏れを防ぐことができる。また、赤
外線検出器の使用環境下で受ける温度サイクルにも強い
構造が得られる。
に係る赤外線検出器は、上記第1の実施形態と概ね同じ
構成であり、以下、相違点のみ説明する。なお、上記第
1の実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付
す。
器の概略の構造を示す断面図である。本検出器では、メ
タルキャップ64の内面にゲッター120が溶接接合さ
れる。このゲッター120はヒータを内蔵していない。
このゲッター120を活性化する場合には、キャップ6
2の外側に外部ヒータ122を当接させる。外部ヒータ
122はメタルキャップ64にて当接され、外部ヒータ
122からの熱はメタルキャップ64を介して、内側の
ゲッター120に伝達される。これによりゲッター12
0が加熱され、活性化される。
する必要がなく、ゲッターを保持しヒータに通電する端
子、その他の通電用の配線を省略することができるの
で、部品点数削減による低コスト化を図ることができ
る。
は、上述の各赤外線検出器の製造方法に関するものであ
る。図7は、本発明の赤外線検出器を製造する方法を説
明する模式図である。本方法により製造される赤外線検
出器は、上記各実施形態と同じ構成であり、以下、上記
実施形態の赤外線検出器の構成要素の符号を参照して説
明を行う。
ージ58との接合を行う製造装置の模式図である。真空
チャンバ130内には、キャップ62を加熱するための
ヒータ132と、セラミックパッケージ58を加熱する
ためのヒータ134とが上下に配列される。上に位置す
るヒータ134には、電子冷却素子52や赤外線検出素
子50の載置等が行われたセラミックパッケージ58が
セットされる。また下のヒータ132には、メタルキャ
ップ64とウィンドウ68とが接合され組み立て終わっ
たキャップ62がセットされる。キャップ62はアーム
136に支持され、このアーム136は、上下駆動装置
138に連結され、上下移動される。アーム136が下
に降ろされた状態で、真空チャンバ130内の真空引き
が開始され、またヒータ132,134への通電が開始
される。真空チャンバ130内が十分に真空引きされ、
またキャップ62又はセラミックパッケージ58の接合
部分に配置されたロウ材が溶融されると、上下駆動装置
138を動作させて、アーム136と共にキャップ62
が上に移動され、キャップ62がセラミックパッケージ
58に加圧密着される。両者が接合された状態で、ヒー
タ132,134による加熱を停止し、冷却することに
より、ロウ材が固まり、内部が真空に引かれた赤外線検
出器が組み上がる。
にて、キャップ62とセラミックパッケージ58との加
熱、接合を行うことにより、加熱時に内部部品やはんだ
から放出されるガスを外部に排出することができ、内部
を高い真空状態にすることができる。
ジ部の内周側のエッジが面取りされることにより、キャ
ップと基台とを接合する溶着材が良好なフィレットを形
成し、接合強度及び気密性の向上が図られる。
フランジ部と基台とを接合する溶着材との親和性を高め
る表面加工が、フランジ部と基台との接合面に施され、
一方、窓部及びその近傍領域には施されない構成によ
り、キャップと基台とを接合した際に、溶着材の流れ出
しによる窓部の汚染を防止することができ、また接合面
での溶着材の厚さを均一にすることができる。
ップを構成する窓部とフレームとの接合部分、及びフラ
ンジ部と基台との接合部分がそれぞれ円形に構成される
ことにより、各接合部の溶着材が硬化した時とその後の
使用時とでの温度差により、各接合部に発生する熱応力
が接合部の円周の各方向に対称、均一となる。すなわ
ち、各接合部に局所的な過大な応力が発生せず、各接合
部でのクラック発生や気密漏れを防ぐことができる。ま
た、赤外線検出器の使用環境下で受ける温度サイクルに
も強い構造が得られる。
ば、ガス吸着部材がキャップの金属製のフレームの内面
に接着されるので、このガス吸着部材を加熱して活性化
する処理をキャップの外部のヒータから行うことが可能
である。つまり、ガス吸着部材を活性化するためのヒー
タを内蔵する必要がなく、その内蔵ヒータに通電する端
子やその他の通電用の配線を省略することができるの
で、部品点数削減による低コスト化を図ることができ
る。
ば、基台及びキャップが分離した状態で、真空雰囲気中
にて加熱して溶着材を溶融し、両者を接合することによ
り、加熱時に内部部品や溶着材から放出されるガスを外
部に排出することができ、内部を高い真空状態にするこ
とができる。また、基台とキャップとを接合後に真空に
引くための排気管が不要となり、部品点数削減による低
コスト化を図ることができる効果が得られる。
の概略の構造を示す断面図である。
部分の一例の拡大した断面図である。
部分の他の例の拡大した断面図である。
におけるキャップの構成を説明するための模式的な断面
図である。
の特徴を説明する模式的な斜視図である。
の概略の構造を示す断面図である。
するための製造装置の模式図である。
子、56,120 ゲッター、58 セラミックパッケ
ージ、60 ワイヤボンディング、62 キャップ、6
4 メタルキャップ、68 ウィンドウ、70 フラン
ジ部、72 ロウ材、74 低融点ガラス材、84 面
取り面、86 丸取り面、100 表面処理領域、11
0 接合用メタライズ、122 外部ヒータ、130
真空チャンバ、132,134 ヒータ、136 アー
ム、138 上下駆動装置。
Claims (5)
- 【請求項1】 赤外線検出素子と、当該赤外線検出素子
が載置される基台と、当該基台上に被せられ前記赤外線
検出素子を内包する空間を気密封止するキャップとを含
む赤外線検出器において、 前記キャップは、前記赤外線検出素子を取り囲み、溶着
材を介して前記基台に接合されるフランジ部を有し、 前記フランジ部の内周側のエッジは面取りされているこ
と、 を特徴とする赤外線検出器。 - 【請求項2】 赤外線検出素子と、当該赤外線検出素子
が載置される基台と、当該基台上に被せられ前記赤外線
検出素子を内包する空間を気密封止するキャップとを含
む赤外線検出器において、 前記キャップは、 前記赤外線検出素子を取り囲み、溶着材を介して前記基
台に接合されるフランジ部と、 外部から前記赤外線検出素子への赤外線の入射を可能と
する窓部と、を有し、 前記フランジ部と前記基台との接合面は、前記溶着材と
の親和性を高める表面加工を施され、 前記キャップの前記窓部及びその近傍領域は、前記表面
加工を施されず、前記溶着材との親和性が低いこと、 を特徴とする赤外線検出器。 - 【請求項3】 赤外線検出素子と、当該赤外線検出素子
が載置される基台と、当該基台上に被せられ前記赤外線
検出素子を内包する空間を気密封止するキャップとを含
む赤外線検出器において、 前記キャップは、 開口を有したフレームと、 前記フレームの開口に溶着材を介して取り付けられ、外
部から前記赤外線検出素子への赤外線の入射を可能とす
る窓部と、を有し、 前記フレームは、前記赤外線検出素子を取り囲み、溶着
材を介して前記基台に接合されるフランジ部を有し、 前記窓部と前記開口との接合部分及び、前記フランジ部
と前記基台との接合部分はそれぞれ円形に構成されるこ
と、 を特徴とする赤外線検出器。 - 【請求項4】 赤外線検出素子と、当該赤外線検出素子
が載置される基台と、当該基台上に被せられ前記赤外線
検出素子を内包する空間を気密封止するキャップとを含
む赤外線検出器において、 加熱により活性化され、前記気密封止された空間内のガ
スを吸収するガス吸収部材を有し、 前記キャップは、金属で形成されたフレームを含み、 前記フレームの内面に前記ガス吸収部材が接着されるこ
と、 を特徴とする赤外線検出器。 - 【請求項5】 赤外線検出素子が載置された基台と、当
該基台上に被せられ前記赤外線検出素子を内包する空間
を気密封止するキャップとを含む赤外線検出器の製造方
法であって、 前記基台及び前記キャップが互いに分離した状態で、前
記基台、前記キャップ及びそれらを接合する溶着材を真
空雰囲気中にて、少なくとも前記溶着材の融点以上に加
熱する加熱ステップと、 前記溶着材が溶融した状態及び前記真空雰囲気を維持し
たまま、前記溶着材を介して前記基台及び前記キャップ
を接合する接合ステップと、 前記基台及び前記キャップが接合された状態で、それら
を前記溶着材の融点未満に冷却する冷却する冷却ステッ
プと、 を有することを特徴とする製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001333559A JP3913037B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 赤外線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001333559A JP3913037B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 赤外線検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139616A true JP2003139616A (ja) | 2003-05-14 |
JP3913037B2 JP3913037B2 (ja) | 2007-05-09 |
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ID=19148804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001333559A Expired - Lifetime JP3913037B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 赤外線検出器 |
Country Status (1)
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---|---|
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