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JP2003139560A - 回転位置検出装置 - Google Patents

回転位置検出装置

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Publication number
JP2003139560A
JP2003139560A JP2001332294A JP2001332294A JP2003139560A JP 2003139560 A JP2003139560 A JP 2003139560A JP 2001332294 A JP2001332294 A JP 2001332294A JP 2001332294 A JP2001332294 A JP 2001332294A JP 2003139560 A JP2003139560 A JP 2003139560A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic body
fixed
magnetic field
field generator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001332294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukari Tode
結花利 都出
Akihiro Daikoku
晃裕 大穀
Toshiyuki Yoshizawa
敏行 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、高速回転軸の回転角度でも破損
することなく検出することができ、また外部磁界による
ノイズを検知し難い回転位置検出装置を得る。 【解決手段】 この発明の回転位置検出装置は、回転磁
性体、第1の固定磁性体、第2の固定磁性体および磁界
発生体を通過した磁束により形成された磁気回路の磁束
量を検出する磁気センサを備え、磁界発生体は、回転磁
性体の回転方向に沿って径方向の幅寸法が規則的に変化
し、回転磁性体の回転に伴い回転磁性体と磁界発生体と
の対向面積が規則的に変化して、磁気センサからの出力
が回転軸の回転角度に応じて直線的に変化するようにな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転軸の回転角
度を検出する回転位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は特開平2001−41768号公
報に示された従来の回転位置検出装置の要部平面図であ
る。この回転位置検出装置は、磁気検出素子(図示せ
ず)と、回転軸22が貫通した基板20と、基板20に
設けられた磁性部材21とを備えている。磁性部材21
は、磁気検出素子との対向方向に着磁した永久磁石であ
り、対向面積が相対的移動方向に沿って規則的に変化し
ており、磁気検出素子の出力電圧は、基板20の回転角
度に対して直線的に変化しており、この出力電圧の値か
ら回転軸22の回転角度を検出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の回転位置検
出装置においては、基板20の回転とともに磁性部材2
1も回転するため、回転軸22が高速回転するときに
は、永久磁石である磁性部材21が遠心力で破損するお
それがあるという問題点があった。また、基板20に対
向して設けられた磁気検出素子は外部磁界の影響を受け
易く外乱磁界をノイズとして検知し易いという問題点も
あった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであって、高速回転軸の回転角
度でも破損することなく検出することができ、また外部
磁界によるノイズを検知し難い回転位置検出装置を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の回転位置検出
装置は、回転自在の回転軸が貫通し、かつ端部に磁束が
通過する第1の磁束取り出し部を有する第1の固定磁性
体と、この第1の固定磁性体と空隙を形成して対向して
設けられているとともに端部に前記第1の磁束取り出し
部と対向し前記磁束が通過する第2の磁束取り出し部を
有する第2の固定磁性体と、この第2の固定磁性体およ
び前記第1の固定磁性体の少なくとも一方に設けられ、
第2の固定磁性体または第1の固定磁性体に向けて磁束
を発生させる磁界発生体と、前記回転軸に固定され回転
軸とともに回転し第1の固定磁性体と第2の固定磁性体
との間に介在し、対向する前記磁界発生体からの前記磁
束が通過する回転磁性体と、前記磁束取り出し部と前記
第2の磁束取り出し部との間に設けられ、前記回転磁性
体、前記第1の固定磁性体、前記第2の固定磁性体およ
び前記磁界発生体を通過した前記磁束により形成された
磁気回路の磁束量を検出する磁気センサとを備え、前記
磁界発生体は、前記回転磁性体の回転方向に沿って径方
向の幅寸法が規則的に変化し、回転磁性体の回転に伴い
回転磁性体と磁界発生体との対向面積が規則的に変化し
て、前記磁気センサからの出力が前記回転軸の回転角度
に応じて直線的に変化するようになっている。
【0006】この発明に係る回転位置検出装置では、第
1の磁束取り出し部および第2の磁束取り出し部の先端
部は先細形状である。
【0007】この発明に係る回転位置検出装置では、磁
気センサは、温度補償機能を有するホールICである。
【0008】この発明に係る回転位置検出装置では、磁
界発生体は、第1の磁界発生部と、この第1の磁界発生
部と磁束方向が反対で、かつ線対称形状の第2の磁界発
生部とから構成されている。
【0009】この発明に係る回転位置検出装置では、磁
界発生体の磁束方向は第1の固定磁性体および第2の固
定磁性体に対して垂直である。
【0010】この発明に係る回転位置検出装置では、第
1の固定磁性体および第2の固定磁性体は、電磁鋼板を
積層して構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明するが、各実施の形態について、同一、または
相当部材、部位については、同一符号を付して説明す
る。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の回転位
置検出装置の斜視図、図2は図1の回転位置検出装置の
正面断面図、図3は図1の回転位置検出装置の平断面図
である。この回転位置検出装置は、円盤状で片側端部に
L字形状の第1の磁束取り出し部6を有する第1の固定
磁性体1と、この第1の固定磁性体2と空隙を形成して
対向し円盤状で片側端部にL字形状の第2の磁束取り出
し部7を有する第2の固定磁性体2と、この第2の固定
磁性体2の表面にポリイミド系の接着剤で固着されてい
るとともにその表面に対して垂直方向に磁束が生じた磁
界発生体3と、第1の固定磁性体1と第2の固定磁性体
2との間に設けられ非磁性のアルミニウム製の回転軸5
に端部が固定された直方体形状の回転磁性体4と、第1
の磁束取り出し部6と第2の磁束取り出し部7との間に
設けられた磁気センサ8とを備えている。
【0012】第1の固定磁性体1および第2の固定磁性
体2は、表面の渦電流の発生を防止するために電磁鋼板
を積層して構成されている。磁界発生体3は、例えばフ
ェライトのボンド磁石を金型に射出成型して形成され、
面全体が垂直な方向に着磁されている。磁界発生体3の
径方向の幅イの幅寸法は図3に示すように周方向に沿っ
てある関数に従って規則的に変化している。また、磁界
発生体3の磁界の強さとしては、第1の固定磁性体1と
磁界発生体3との間に回転磁性体4が位置したときに、
磁界発生体3から回転磁性体4を介して第1の固定磁性
体1に磁束が通過し、回転磁性体4が位置していない空
間では磁界発生体3から第1の固定磁性体1に通過する
磁束が弱まるような磁界の強さを選定すればよい。磁気
センサ8は、内部に温度検知素子が含まれ、温度補償機
能をプロブラミングできるASIC(Applicat
ion Spesific Integrated C
ircuit:特定用途向け半導体)付きホールICが
用いられており、零点や出力勾配をホールICで調整し
て、高温環境でも出力が変動しないようになっている。
【0013】なお、上記回転位置検出装置の寸法の一例
を述べると、第1の固定磁性体1および第2の固定磁性
体2の内径は3mm、外径は20mmであり、回転磁性
体4は、厚みが5mm、幅が3mm、長さが17mmで
ある。また、第1の固定磁性体1と第2の固定磁性体2
との間の寸法は8mmであり、磁界発生体3の厚さは2
mmである。従って、回転磁性体4と第1の固定磁性体
1との間、並びに回転磁性体4と磁界発生体3との間の
寸法は0.5mmである。
【0014】上記構成の回転位置検出装置では、回転軸
5が回転すると、その回転とともに回転磁性体4も回転
する。そして、例えば、図3において、回転磁性体4が
角度0°の位置から反時計方向に90°回転したときに
は、図2に示すように矢印A方向の磁束の磁気回路が主
に生じ、磁気センサ8がその磁束を検出する。その後、
回転軸5の回転とともに回転磁性体4が引き続き180
°反時計方向に回転したときには、図4に示すように矢
印B方向の磁束の磁気回路が主に生じ、磁気センサ8が
その磁束を検出する。図4に示す回転磁性体4の位置と
図2に示す回転磁性体4の位置とでは、回転磁性体4が
対面した磁界発生体3の幅寸法が異なり、図4の方が磁
界発生体3の幅寸法が大きい。従って、図4の方が回転
磁性体4と磁界発生体3との対向面積が大きく、それだ
け回転磁性体4を介して第1の固定磁性体1を通過する
磁束量が多く、第1の磁束取り出し部6と第2の磁束取
り出し部7との間の磁気センサ8からの出力電圧が大き
くなる。
【0015】このように、この回転位置検出装置では、
回転磁性体4が対面する磁界発生体3の対向面積が回転
磁性体4の回転角度に応じて変化するので、磁界発生体
3から回転磁性体4を介して第1の固定磁性体1を通過
する磁束の量が変わり、従って磁気センサ8に到達する
磁束量が変化し、磁気センサ8からの出力電圧も変化す
る。そして、図5に示すように、磁気センサ8からは回
転軸5の回転角度に対して直線的な出力信号が得られ
る。なお、本願発明者は、磁界発生体3の形状設計を工
夫することによって、回転軸5の角度位置に対する、磁
気センサ8の出力の直線性を1%以下に抑えることがで
きた。
【0016】また、磁気センサ8は、第1の固定磁性体
1と第2の固定磁性体2との間に挟まれており、磁性体
内を通過する磁束を検出しているため、外部磁界の影響
を受けにくい。さらに、回転磁性体4のみが回転し、脆
弱な磁界発生体3は静止して用いられるので、磁界発生
体3が遠心力で破損するようなことはない。さらにま
た、磁気センサ8が検出する磁束量は、回転磁性体4の
回転角度に主に依存し、第1の固定磁性体1と回転磁性
体4との間の空隙寸法、第1の固定磁性体1と磁界発生
体3との間の空隙寸法等に多少の誤差があったにしても
検出精度に与える影響は小さく、各部材間の位置決めに
時間を要することなく組立が容易となり、回転位置検出
装置の量産が可能である。
【0017】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による回転位置検出装置の平断面図である。この実
施の形態では、第2の固定磁性体2に固定された磁界発
生体13は、回転角度の位置が0°から反時計方向に1
80°の範囲では紙面から垂直方向手前に磁力線が出て
いる第1の磁界発生部13aと、回転角度の位置が18
0°から反時計方向に360°の範囲では紙面から垂直
方向奥側に磁力線が出ている第2の磁界発生部13bと
から構成されている。第1の磁界発生部13aと第2の
磁界発生部13bとは、回転角度0°と180°とを結
ぶ線に対して線対称形状であり、また第1の磁界発生部
13aおよび第2の磁界発生部13bの幅寸法は、回転
角度が0°のときが最大で、それぞれが反時計方向およ
び時計方向の回転角度に応じてある関数に従って規則的
に減少して変化している。
【0018】この実施の形態の回転位置検出装置では、
実施の形態1の回転位置検出装置と比較して、磁界発生
体13の最大幅および最小幅は同じであるものの磁界発
生体13の幅寸法変化範囲が360°からその半分の1
80°となり、回転軸5の単位回転角度変化に対する磁
気センサ8からの出力電圧変化は2倍となり、出力感度
が向上する。また、実施の形態1では、磁気センサ8は
磁界の方向が一方向のプラス側のみの電圧を検出してい
たのに対し、実施の形態2では、図7に示すように、プ
ラス側およびマイナス側の両方向で出力電圧を検出する
ことが可能になる。
【0019】なお、上記実施の形態1および2におい
て、磁界発生体3、13は、焼結磁石で構成してもよ
い。また、第2の固定磁性体2に凹部を形成し、この凹
部に磁界発生体を埋設し、その表面に高耐熱性のガラス
エポキシシートのような薄い固定部材を形成するように
してもよい。
【0020】また、実施の形態1および2の例では、安
価に製作するために、磁界発生体3、13を第2の固定
磁性体2のみに配置したが、磁界発生体の磁界の強度や
磁気センサの感知磁界などを考慮し、良好な出力特性を
得るために、第1の固定磁性体にも、回転磁性体の回転
面に対して、対称になるように、同一形状の磁界発生体
を設けるようにしてもよい。また、勿論、磁界発生体
1、13を第1の固定磁性体1のみに配置するようにし
てもよい。また、上記実施の形態1、2で示した固定磁
性体1、2、回転磁性体4、磁界発生体3の各寸法、磁
界発生体3と固定磁性体1、2との距離、第1および第
2の固定磁性体1、2と回転磁性体4との間の寸法は、
一例を示すものであり、この寸法に限定されないのは勿
論である。また、回転磁性体4の形状についても、直方
体に限ることはなく、例えば両端部の形状を、磁気セン
サ8の出力の直線性を向上させるために変えることもで
きる。また、特に外部磁界が大きい場合には、回転位置
検出装置の全体を磁性体の筐体で囲うことで、遮蔽する
ようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の回転位
置検出装置によれば、磁界発生体は、回転磁性体の回転
方向に沿って径方向の幅寸法が規則的に変化し、回転磁
性体の回転に伴い回転磁性体と磁界発生体との対向面積
が規則的に変化して、磁気センサからの出力が回転軸の
回転角度に応じて直線的に変化するようになっているの
で、回転軸の回転角度に対応した出力が高精度に安定し
て得られる。また、磁気センサは、第1の磁束取り出し
部と第2の磁束取り出し部との間に設けられ、第1の固
定磁性体および第2の固定磁性体に挟まれているので、
外部磁界の影響を受けにくく、それだけ回転軸の回転角
度の検出精度が向上する。さらに、磁界発生体は固定磁
性体に固定され、回転磁性体のみが回転するので、磁界
発生体が高速遠心力で破損するようなことはなく、高速
な回転軸の回転角を確実に検出することができる。さら
にまた、磁気センサが検出する磁束量は、回転磁性体の
回転角度に主に依存し、第1の固定磁性体と回転磁性体
との間の空隙寸法、第1の固定磁性体と磁界発生体との
間の空隙寸法等に多少の誤差があったにしても検出精度
に与える影響は小さく、各部材間の位置決めに時間を要
することなく組立が容易となり、回転位置検出装置の量
産が可能である。
【0022】また、この発明に係る回転位置検出装置に
よれば、第1の磁束取り出し部および第2の磁束取り出
し部の先端部は先細形状であるので、磁気センサは集中
した磁束を検出することができ、検出感度が向上する。
【0023】また、この発明に係る回転位置検出装置に
よれば、磁気センサは、温度補償機能を有するホールI
Cであるので、高温環境下でも回転軸の回転角を正確に
検出することができる。
【0024】また、この発明に係る回転位置検出装置に
よれば、磁界発生体は、第1の磁界発生部と、この第1
の磁界発生部と磁束方向が反対で、かつ線対称形状の第
2の磁界発生部とから構成されているので、回転軸の回
転角度変化に対する磁気センサからの出力変化が大きく
なり、出力感度が向上する。また、プラス側およびマイ
ナス側の両方向で出力電圧を検出することを可能にする
ことができる。
【0025】また、この発明に係る回転位置検出装置に
よれば、磁界発生体の磁束方向は第1の固定磁性体およ
び第2の固定磁性体に対して垂直であるので、磁界発生
体の漏れ磁束を低く抑えることができるとともに、組立
も容易である。
【0026】また、この発明に係る回転位置検出装置に
よれば、第1の固定磁性体および第2の固定磁性体は、
電磁鋼板を積層して構成されているので、面における渦
電流の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の回転位置検出装置
の斜視図である。
【図2】 図1の回転位置検出装置の正面断面図であ
る。
【図3】 図1の回転位置検出装置の平断面図である。
【図4】 図2と回転位置検出装置の回転磁性体の回転
角度が異なるときの正面断面図である。
【図5】 図1の回転位置検出装置の回転磁性体の回転
角度位置と磁気センサからの出力電圧との関係を示す図
である。
【図6】 この発明の実施の形態2の回転位置検出装置
の平断面図である。
【図7】 図6の回転位置検出装置の回転磁性体の回転
角度位置と磁気センサからの出力電圧との関係を示す図
である。
【図8】 従来の回転位置検出装置の基板の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の固定磁性体、2 第2の固定磁性体、3,1
3 磁界発生体、4回転磁性体、5 回転軸、6,7
磁束取り出し部、8 磁気センサ、13a第1の磁界発
生部、13b 第2の磁界発生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 敏行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA35 CA08 CA16 DA05 GA54 KA01 2F077 AA21 CC02 JJ01 JJ08 JJ21 VV02 VV11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在の回転軸が貫通し、かつ端部に
    磁束が通過する第1の磁束取り出し部を有する第1の固
    定磁性体と、 この第1の固定磁性体と空隙を形成して対向して設けら
    れているとともに端部に前記第1の磁束取り出し部と対
    向し前記磁束が通過する第2の磁束取り出し部を有する
    第2の固定磁性体と、 この第2の固定磁性体および前記第1の固定磁性体の少
    なくとも一方に設けられ、第2の固定磁性体または第1
    の固定磁性体に向けて磁束を発生させる磁界発生体と、 前記回転軸に固定され回転軸とともに回転し第1の固定
    磁性体と第2の固定磁性体との間に介在し、対向する前
    記磁界発生体からの前記磁束が通過する回転磁性体と、 前記磁束取り出し部と前記第2の磁束取り出し部との間
    に設けられ、前記回転磁性体、前記第1の固定磁性体、
    前記第2の固定磁性体および前記磁界発生体を通過した
    前記磁束により形成された磁気回路の磁束量を検出する
    磁気センサとを備え、前記磁界発生体は、前記回転磁性
    体の回転方向に沿って径方向の幅寸法が規則的に変化
    し、回転磁性体の回転に伴い回転磁性体と磁界発生体と
    の対向面積が規則的に変化して、前記磁気センサからの
    出力が前記回転軸の回転角度に応じて直線的に変化する
    ようになっている回転位置検出装置。
  2. 【請求項2】 第1の磁束取り出し部および第2の磁束
    取り出し部の先端部は先細形状である請求項1に記載の
    回転位置検出装置。
  3. 【請求項3】 磁気センサは、温度補償機能を有するホ
    ールICである請求項1または請求項2に記載の回転位
    置検出装置。
  4. 【請求項4】 磁界発生体は、第1の磁界発生部と、こ
    の第1の磁界発生部と磁束方向が反対で、かつ線対称形
    状の第2の磁界発生部とから構成されている請求項1な
    いし請求項3の何れかに記載の回転位置検出装置。
  5. 【請求項5】 磁界発生体の磁束方向は第1の固定磁性
    体および第2の固定磁性体に対して垂直である請求項1
    ないし請求項4の何れかに記載の回転位置検出装置。
  6. 【請求項6】 第1の固定磁性体および第2の固定磁性
    体は、電磁鋼板を積層して構成されている請求項1ない
    し請求項5の何れかに記載の回転位置検出装置。
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