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JP2003137324A - 飲料用包装容器およびその製造方法 - Google Patents

飲料用包装容器およびその製造方法

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Publication number
JP2003137324A
JP2003137324A JP2001336742A JP2001336742A JP2003137324A JP 2003137324 A JP2003137324 A JP 2003137324A JP 2001336742 A JP2001336742 A JP 2001336742A JP 2001336742 A JP2001336742 A JP 2001336742A JP 2003137324 A JP2003137324 A JP 2003137324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
packaging container
upper flange
flange
beverage packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001336742A
Other languages
English (en)
Inventor
Sanae Takahashi
早苗 高橋
Masaharu Kanai
雅晴 金居
Michio Ueda
道雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Kakoki Co Ltd filed Critical Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority to JP2001336742A priority Critical patent/JP2003137324A/ja
Publication of JP2003137324A publication Critical patent/JP2003137324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分別収集する必要が無く、しかも、使い勝手
の良い飲料用包装容器を提供する。 【解決手段】 飲料用包装容器は、口縁部に下フランジ
31を有するカップ状容器本体11と、下フランジ31にシー
ルされた上フランジ41を周縁部に有しかつ上フランジ41
の内側に飲み口61が設けられている閉鎖体12とを備えて
いる。容器本体11及び閉鎖体12は、ともに、紙主体積層
体製である。飲み口61を含む上フランジ41の内側に上方
膨出部43が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、飲料等
を充填するために用いられる飲料用包装容器およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の飲料用包装容器としては、口縁
部に下フランジを有するカップ状容器本体と、下フラン
ジにシールされた上フランジを周縁部に有しかつ上フラ
ンジの内側に飲み口が設けられている閉鎖体とを備えて
おり、容器本体が、紙主体積層体製であり、閉鎖体が、
プラスチック製であり、飲み口を含むフランジの内側に
上方膨出部が設けられているものが知られている。
【0003】また、他の飲料用包装容器としては、口縁
部に下フランジを有するカップ状容器本体と、下フラン
ジにシールされた上フランジを周縁部に有しかつ上フラ
ンジの内側に飲み口が設けられている閉鎖体とを備えて
おり、容器本体および閉鎖体が、ともに、紙主体積層体
製であるが、閉鎖体の上フランジを含む全体が、平坦状
に形成されているものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の容器では、
容器本体および閉鎖体が異種材料で形成されたいるた
め、使用後に処分する場合、容器本体および閉鎖体を分
別収集する必要があった。
【0005】後者の容器では、閉鎖体が平坦状であるた
め、飲料容器としての使い勝手、例えば、飲み口に直接
口を付けて飲用しようとする場合、飲み難いという問題
点があった。
【0006】この発明は、分別収集する必要が無く、し
かも、使い勝手の良い飲料用包装容器およびその製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による飲料用包
装容器は、口縁部に下フランジを有するカップ状容器本
体と、下フランジにシールされた上フランジを周縁部に
有しかつ上フランジの内側に飲み口が設けられている閉
鎖体とを備えている飲料用包装容器において、容器本体
及び閉鎖体が、ともに、紙主体積層体製であり、飲み口
を含むフランジの内側に上方膨出部が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0008】この発明による飲料用包装容器では、容器
本体及び閉鎖体が、ともに、紙主体積層体製であるか
ら、使用後に処分する場合、容器本体および閉鎖体を分
別収集する必要が無い。
【0009】さらに、飲み口を含む上フランジの内側に
上方膨出部が設けられているから、例えば、飲み口に直
接口を付けて飲用しようとする場合、飲み易くて、使い
勝手が良い。
【0010】この発明による飲料用包装容器の製造方法
は、上記閉鎖体を、紙主体積層体製容器素材のプレス成
型またはシート成型により形成するものであるから、経
済的かつ効率よく容器を製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0012】<実施の形態1>図1〜図3を参照する
と、包装容器は、カップ状容器本体11と、これの口部に
被覆されているドーム状閉鎖体12とよりなる。
【0013】容器本体11は、下細りテーパ状胴壁21と、
平坦状底壁22とよりなる。胴壁21および底壁22は、いず
れも、両面に熱可塑性合成樹脂層を有する紙主体積層体
よりなる。
【0014】胴壁21の上端には、2倍厚の下フランジ31
が設けられている。胴壁21の下端には断面U字状折返部
32が設けられている。底壁22の周縁部には、折返部32に
挟み込まれたスカート33が設けられている。
【0015】閉鎖体12は、容器本体11と同様に、両面に
熱可塑性合成樹脂層を有する紙主体積層体よりなるもの
であるが、容器本体11とは異なる種類の紙主体積層体よ
りなる。
【0016】この閉鎖体12を形成している紙主体積層体
は、成型用紙と称されるものであって、天然パルプ10
0%のもので、一般紙の5〜10倍の伸び特性を持って
いる。この積層体を、既存の成型機によって加工するこ
とにより、閉鎖体が得られる。成型加工としては、雄型
および雌型を使用するプレス成型機、圧空成型によるプ
ラスチックシート成型機を用いることができる。プラス
チックシート成型機による場合、プラスチックシートと
は異なり、成型時の加熱は不要である。
【0017】閉鎖体12の周縁部には上フランジ41が設け
られている。上フランジ41は、下フランジ31とほぼ同形
状のもので、下フランジ31の上に重ね合わされてシール
されている。上フランジ41の内側には、これにそっての
びた環状嵌合凹部42が設けられている。嵌合凹部42は、
胴壁21上端開口にはめ入れられている。嵌合凹部42の内
側全体には上方膨出部43が設けられている。上方膨出部
43は、外向きに湾曲させられた円弧状側壁51と、下向き
に湾曲させられた頂壁52とよりなる。側壁51の一部には
横長孔状飲み口61が形成されている。飲み口61には紙製
舌状剥離片62が被覆されている。剥離片62は、飲み口61
の周囲にシールされている。剥離片62の先端に近い部分
は、側壁51の上方に突出させられて水平となるように下
向きに折曲げられている。剥離片62の突出させられた部
分が摘み63を形成している。
【0018】以下に、容器のバリエーションを様々に説
明するが、以下の説明において、上記容器と対応する部
分には同一の符号を付して、その説明は省略し、主とし
て、相違点のみ説明する。
【0019】以下に説明する包装容器は、いずれも、実
施の形態1と同様に、容器本体11および閉鎖体12よりな
る。容器本体11は、実施の形態1のものと同一である。
閉鎖体12は、実施の形態1のものと同様に、成型用紙の
絞り加工によるものである。
【0020】<実施の形態2>図4〜図6を参照する
と、閉鎖体12は、実施の形態1のものと同様に、上フラ
ンジ41、嵌合凹部42および上方膨出部43よりなる。
【0021】上フランジ41および嵌合凹部42について
は、実施の形態1のものと同一である。
【0022】上方膨出部43は、上細りテーパ状側壁51
と、上向きに湾曲させられた頂壁52とよりなる。頂壁52
の中央から離れたところに円形状飲み口61が形成させて
いる。飲み口61には剥離片62が被覆されている。剥離片
62の基部に近い部分は、飲み口61の周囲にシールされて
いるが、剥離片62の先端に近い部分は、シールされてお
らず、摘み63を形成している。そして、実施の形態1の
ものと大きく相違している点は、剥離片62の一方の側か
ら他方の側にかけて、頂壁52の中央を中心とする円周上
を補強リブ71がのびていることである。
【0023】<実施の形態3>図7〜図9を参照する
と、実施の形態2の包装容器に良く似た包装容器が示さ
れている。実施の形態2の包装容器と実施の形態3の包
装容器の相違は、以下の点のみである。
【0024】頂壁52にはリブ71が形成されていない。リ
ブ71に代わり、剥離片62が補強の機能を果たすように構
成されている。すなわち、剥離片62は、上方膨出部43を
横断するようにのびかつ中央部で幅狭の帯状に形成され
て、飲み口61の外側にあたる側壁51の一部から、飲み口
61を経由して、頂壁52中央を挟んだ反対側の側壁51の一
部まで達している。剥離片62の全体は、側壁51および頂
壁52にまたがってシールされている。剥離片62の飲み口
61に近い端部には摘み63が形成されている。また、剥離
片62の長さの中間には横断状スコア線72が形成されてい
る。
【0025】飲用に際し、摘み63をつまんでスコア線72
のところまで剥離片62を引き剥がすようにすれば、開封
の後も、剥離片62が容器に付着したまま残り、容器から
分離されて散らばる心配が無い。
【0026】<実施の形態4>図10〜図12を参照す
ると、閉鎖体12は、嵌合凹部42を欠いていて、上フラン
ジ41および上方膨出部43よりなる。
【0027】上方膨出部43は、下端が上フランジ41の内
縁部に下段部81を介して連なりかつ上端が容器中心線か
らずれたところで終わっている中心軸傾斜上細りテーパ
部82と、テーパ部82の上端に上段部83を介して連なる水
平円板状平坦部84とよりなる。
【0028】平坦部84には円形状飲み口91が形成されて
いる。飲み口91にはポリエチレン製蓋92が被覆されてい
る。蓋92は、飲み口91よりも大径の円板状のもので、飲
み口91の周囲にシールされている。
【0029】蓋92をプルリング93が取り囲んでいる。プ
ルリング93は、蓋92の外側に近い外周の一部に連結部94
を介して一体的に設けられている。蓋92とプルリング93
の間には、連結部94を除いて蓋92の周囲をほぼ一周した
略円形状スリット95が介在させられている。スリット95
の中心を挟んで連結部94と反対側において易切断部96が
スリット95を横断している。易切断部96により、プルリ
ング93が不用意に立上がることを防止できる。
【0030】開封に際しては、易切断部96付近でプルリ
ング93に指先を掛け、易切断部96を切断してプルリング
93を立上がらせる。そのまま、プルリング93を引上げる
と、連結部94付近を起点として蓋92が飲み口91の周囲か
ら引き剥がされ、飲み口91が開口される。
【0031】
【発明の効果】この発明による飲料用包装容器によれ
ば、分別収集する必要が無く、しかも、使い勝手の良い
飲料用包装容器が得られる。
【0032】この発明による飲料用包装容器の製造方法
によれば、上記の容器を経済的かつ効率よく製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による容器の斜視図で
ある。
【図2】同容器の平面図である。
【図3】同容器の垂直縦断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2による容器の斜視図で
ある。
【図5】同容器の平面図である。
【図6】同容器の垂直縦断面図である。
【図7】この発明の実施の形態3による容器の斜視図で
ある。
【図8】同容器の平面図である。
【図9】同容器の垂直縦断面図である。
【図10】この発明の実施の形態4による容器の斜視図
である。
【図11】同容器の垂直縦断面図である。
【図12】同容器の垂直縦断面図である。
【符号の説明】
11 容器本体 12 閉鎖体 31 下フランジ 41 上フランジ 43 上方膨出部 61 飲み口 91 飲み口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内 Fターム(参考) 3E075 BA32 BA35 BA38 BB22 CA01 DC37 GA03 3E084 AA02 AA12 AA34 AA37 AB01 BA02 BA09 CA01 CB02 CC08 FA09 FD13 GB08 KB01 LA02 LA03 LB02 LB07 LB08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口縁部に下フランジを有するカップ状容
    器本体と、下フランジにシールされた上フランジを周縁
    部に有しかつ上フランジの内側に飲み口が設けられてい
    る閉鎖体とを備えている飲料用包装容器において、 容器本体及び閉鎖体が、ともに、紙主体積層体製であ
    り、飲み口を含む上フランジの内側に上方膨出部が設け
    られていることを特徴とする飲料用包装容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の閉鎖体を、紙主体積層
    体製容器素材のプレス成型またはシート成型により形成
    する飲料用包装容器の製造方法。
JP2001336742A 2001-11-01 2001-11-01 飲料用包装容器およびその製造方法 Pending JP2003137324A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013528145A (ja) * 2010-06-07 2013-07-08 サンズ イノベーションズ ピーティーワイ リミテッド 再閉鎖可能な容器
WO2023249059A1 (ja) * 2022-06-22 2023-12-28 株式会社Ky7 蓋体、蓋体付き容器、蓋体と容器の組み合わせ
JP7418057B1 (ja) 2022-06-22 2024-01-19 株式会社Ky7 蓋体、蓋体付き容器、蓋体と容器の組み合わせ

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