JP2003136919A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
ム2Gの損失係数よりも小さい低発熱性ゴム10で形成
する。10kPaを付加した基準低内圧状態におけるタ
イヤの子午断面において、サイドウォール下方領域3L
は、前記低発熱性ゴム10からなる範囲において、輪郭
線Kが、サイドウォール部3の折れ曲がりを容易とする
ための折曲がり部21を形成する突出域20を具える。
Description
に、その折れ曲がりを容易とする外凸の折れ曲がり部を
設けることにより転がり抵抗を改善した空気入りタイヤ
に関する。
ヤの転がり抵抗は、粘弾性体であるゴムとタイヤコード
とからなるタイヤが、たわみながら回転することによる
抵抗であり、エネルギーロスを発生せしめ燃費性能を悪
化させる。
数(tan δ)のゴムを用いており、またその体積も相違
し、かつ発生する歪みも部位によって相違する。そし
て、これら各ゴムの損失係数、体積、歪みの兼ね合い
で、タイヤの転がり抵抗が生じ、それぞれが大きけれ
ば、相乗効果で転がり抵抗への寄与が大きくなる。
析した結果によると、従来のタイヤにおいては、トレッ
ド部の寄与率は50%、サイドウォール部の寄与率は1
8%であることが判明している。
体積が大きく、又ウエットグリップ性との兼ね合い上損
失係数の高いゴムが使われ易いため、転がり抵抗への寄
与が非常に高くなっている。
に、従来、トレッド巾を狭くしたり、トレッドゲージ厚
さを減じたり、さらには溝容積の増加などによってトレ
ッドゴムの体積を低下させたり、又トレッドゴムに損失
係数の低いものを使用することなどが行われているが、
何れも操縦安定性の低下につながりやすく、特に損失係
数の低いゴムを使用した場合には、ウエットグリップ性
を損ねるという問題がある。
積やゴム物性を変化させて転がり抵抗を低減させること
は、他性能への影響が大きすぎる。
着目し、この歪みを寄与の小さいサイドウォール部に振
り替えることを提案した。即ち、荷重によるたわみを、
損失係数の低いゴムが使用できるサイドウォール部に集
中させることにより、トレッド部の歪みを逆に小さくす
ることができ、その結果、タイヤ全体の転がり抵抗を減
少しうることを見い出し得た。
性ゴムを用いるとともに、このサイドウォール部に、そ
の折れ曲がりを容易とするための外凸の折曲がり部を設
けることを基本として、トレッド部の歪みをサイドウォ
ール部に振り替えることができ、転がり抵抗をトータル
的に減少しうる空気入りタイヤの提供を目的としてい
る。
に、本願請求項1の空気入りタイヤの発明は、接地域を
有するトレッド部からサイドウォール部をへてビード部
のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内方かつ
前記カーカスの外側に配されるベルト層とを具え、前記
サイドウォール部をなすサイドウォールゴムを、その損
失係数(tan δs)が前記トレッド部をなすトレッドゴ
ムの損失係数(tan δt)よりも小さい低発熱性ゴムを
用いて形成するとともに、正規リムにリム組みしかつ1
0kPaの内圧を付加した基準低内圧状態におけるタイ
ヤの子午断面において、タイヤ軸方向線がサイドウォー
ル部においてタイヤ外表面と交わる点間の長さWが最大
値Wbとなる最大巾点Bから半径方向内方のサイドウォ
ール下方領域は、外表面が外に向かって凸の略円弧状及
び/又は略直線状の輪郭線を用いて形成され、しかもこ
のサイドウォール下方領域は、前記低発熱性ゴムからな
る範囲において、前記輪郭線が、前記サイドウォール部
の折れ曲がりを容易とするための外凸の折曲がり部を形
成する突出域を具えることを特徴としている。
ル下方領域の突出域は、前記最大巾点Bを通る最大巾タ
イヤ軸方向線M上に中心を有し、かつ前記リムのリムシ
ートとリムフランジ内面との延長線が交わるリムヒール
点を半径方向に通るリム巾線Lがビード部側においてタ
イヤの外表面と交わる下の外面点Cと、前記最大巾点B
とを通る基準円弧Jよりもタイヤ外側に突出するととも
に、この突出域は、前記下の外面点Cからのび前記基準
円弧Jを外に越える下の輪郭線と、前記最大巾点Bから
のび前記基準円弧Jを外に越える上の輪郭線ととにより
折曲がり部を形成することを特徴としている。
ル部は、前記折曲がり部でのタイヤ全厚さT1と、前記
最大巾点Bでのタイヤ全厚さT2との差T1−T2を、
5.0mm以下とすることを特徴としている。
の前記最大巾点Bから、200kPAの内圧を付加した
基準状態において、タイヤ軸方向線がサイドウォール部
においてタイヤ外表面と交わる点間の長さWが最大値W
bpとなる最大巾点Bpまでのタイヤ片側でのタイヤ軸
方向の移動量Dは、以下の式を充足することを特徴とし
ている。 4≦(D/V)×100 V={(Y−X)/Wbp}×(Wbp−Wr) Y:基準状態でのタイヤ外径 X:リムヒール点での直径(リム径) Wbp:基準状態でのタイヤ最大巾 Wr:リムヒール点間の距離(リム巾)
図示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタ
イヤが、正規リムNにリム組みされかつ10kPaの内
圧が付加された基準低内圧状態の子午断面を示してい
る。なお前記「正規リムN」とは、タイヤが基づいてい
る規格によって定まるリムであって、JATMAであれ
ば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、ETRT
Oであれば "Measuring Rim"を意味する。
域を有するトレッド部2からサイドウォール部3をへて
ビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッ
ド部2の内方かつ前記カーカス6の外側に配されるベル
ト層7とを具える。
ヤ周方向に対して70〜90度の角度で配列した、少な
くとも1枚、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形
成される。カーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間
を跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の
廻りを折返されるプライ折返し部6bを具え、該プライ
折返し部6bとプライ本体部6aとの間には、ビードコ
ア5からタイヤ半径方向外側に向かって先細状にのびる
ビードエーペックスゴム8が配される。
が、ビードエーペックスゴム8を越えてタイヤの最大巾
点Bの高さ位置近傍まで延在する場合を例示しており、
これによってビード部4を補強しかつタイヤ横剛性を高
めている。なお前記「最大巾点B」とは、タイヤ軸方向
線がサイドウォール部3においてタイヤ外表面と交わる
点間の長さWが最大値Wbとなる点を意味する。
ヤ周方向に対して10〜35度の角度で配列する少なく
とも2枚、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから
形成される。該ベルトプライ7A、7Bは、各コードが
プライ間相互で交差する所謂クロス構造をなし、これに
よってトレッド部2を高い剛性を有して補強する。
速操縦安定性などを高める目的で、バンド層9を配する
ことができる。このバンド層9は、バンドコードをタイ
ヤ周方向とほぼ並行に配列したバンドプライからなり、
少なくともベルト層7のタイヤ軸方向外端部分を被覆し
その動きを拘束する。
ドウォール部3をなすサイドウォールゴム3Gを、その
損失係数(tan δs)が前記トレッド部2をなすトレッ
ドゴム2Gの損失係数(tan δt)よりも小さい低発熱
性ゴム10を用いて形成している。
ッド部2の外端であるトレッド端TUから、ビード部4
が正規リムNから離反する離反点TLに至る領域として
定義する。又前記「トレッド端TU」は、スクエアショ
ルダの場合、サイドウォール部3の外表面とトレッド部
2の外表面がエッジ状に交わる点であり、本例の如くラ
ウンドショルダ等の場合には、サイドウォール部3の外
表面とトレッド部2の外表面との各延長線が交わる点か
ら下した半径方向線の、外表面との交点を意味する。
ウォール部3において、カーカス6の外側に配されるゴ
ムであり、このうち前記サイドウォール部3の外表面の
70%以上の範囲を前記低発熱性ゴム10で形成してい
る。なお本例では、リムずれ防止用の硬質のクリンチゴ
ム11とトレッドゴム2Gとの間を、前記低発熱性ゴム
10で形成している。
s)は、トレッドゴム2Gの損失係数(tan δt)より
も少なくとも小であることが、本発明の転がり抵抗低減
効果のために必要であり、特にその差(tan δt−tan
δs)を、0.01以上とするのが好ましく、さらには
前記損失係数(tan δs)の値を、0.01〜0.20
とするのも望ましい。前記差(tan δt−tan δs)が
0.01未満、或いは、tan δsが0.20を越える
と、転がり抵抗低減効果が十分に発揮されなくなる。又
tan δsが0.01未満のとき、ゴムの加工性に不具合
の恐れがあるため好ましくない。
ム層とベースゴム層との二層構造等とすることもでき、
係る場合には、このゴム層のうち、低い側の損失係数を
tanδtとして考える。なお損失係数は、岩本製作所
(株)製の粘弾性スペクトロメーターを用い、温度70
℃、周波数10Hz、動歪±2%の条件で測定した値で
ある。
準低内圧状態におけるタイヤの子午断面において、前記
最大巾点Bから半径方向内方のサイドウォール下方領域
3Lが、外表面が外に向かって凸の略円弧状及び/又は
略直線状の輪郭線Kを用いて形成される。
では、前記低発熱性ゴム10からなる範囲において、前
記輪郭線Kが、前記サイドウォール部3の折れ曲がりを
容易とするための外凸の折曲がり部21を形成する突出
域20を具えることに、大きな特徴を有している。この
とき、前記カーカス6は、前記折曲がり部21に準じ
て、サイドウォール下方領域3Lにおいて屈曲してい
る。
に示すように、前記最大巾点Bを通る最大巾タイヤ軸方
向線M上に中心を有し、かつ下の外面点Cと、前記最大
巾点Bとを通る基準円弧Jよりもタイヤ外側に突出して
いる場合を例示する。なお、前記「下の外面点C」と
は、前記リムNのリムシートとリムフランジ内面との延
長線が交わる点を、リムヒール点NPとしたとき、この
リムヒール点NPを半径方向に通るリム巾線Lが、ビー
ド部4側においてタイヤの外表面と交わる点を意味す
る。なおリム巾線Lは、本例では、前記トレッド端TU
よりもタイヤ軸方向外側に位置する。
下の外面点Cからのび前記基準円弧Jを外に越える下の
輪郭線KLと、前記最大巾点Bからのび前記基準円弧J
を外に越える上の輪郭線KUとが屈曲状に交わる位置に
形成される。
は、曲率半径を、前記基準円弧Jの曲率半径R0の2.
0倍以上とした大きな円弧線、及び/又は曲率半径を実
質的に無限大とした略直線を用いて形成される。本例で
は、上、下の輪郭線KU、KLを、曲率半径が約3.5
×R0、もしくはそれ以上の直線に近い大きな円弧で形
成し、タイヤ輪郭形状を矩形状に近づけた好ましい場合
を例示している。
郭線KU、KLをエッジ状に交差させて形成しうる他、
本例の如く、小円弧21Aで滑らかに連結してもよい。
このとき、前記小円弧21Aの曲率半径は、好ましく
は、前記基準円弧Jの曲率半径R0の、0.5倍以下、
さらには0.45倍以下とするのが好ましい。
に、折曲がり部21を有する突出域20を設けているた
め、この折曲がり部21を起点としてサイドウォール部
3が屈曲変形しやすくなる。即ち、荷重によるたわみ
を、低発熱性ゴム10を用いたサイドウォール部3に集
中させうるとともに、トレッド部2のたわみを減じるこ
とができる。その結果、タイヤ全体の転がり抵抗を低減
することが可能となる。しかも、前記突出域20は、基
準円弧Jよりもタイヤ外側に突出するため、タイヤの空
気容積を大きくでき、負荷荷重によるたわみ全体の低減
を図ることもできる。
減じたり、そのゴム特性を変えずにすむため、操縦安定
性、耐摩耗性、ウエットグリップ性等を維持させること
も可能となる。
に容易とするために、前記折曲がり部21が前記基準円
弧Jから最も突出する突出点21Pの位置を、できるだ
けタイヤ半径方向の内側かつタイヤ軸方向の外側に位置
させることが好ましい。特に、図4(B)に示すよう
に、前記突出点21Pを、前記下の外面点Cを通る前記
基準円弧Jの接線Sよりもタイヤ外側に位置させるのが
よい。
るタイヤ全厚さT1と、前記最大巾点Bでのタイヤ全厚
さT2との差T1−T2を、5.0mm以下に減じること
も好ましい。5.0mmより大では、変形が起こりにくく
なる。従って、より好ましくは3.0mm以下、さらには
2.0mm以下が良い。なお差T1−T2が、0.5mm未
満では、路肩などとホイールがタイヤを挟み込むことで
おきる損傷を十分に抑制できなくなる恐れがある。
るだけ減じ、折曲がり部21での変形をしやすくさせる
ために、前記ビードエーペックスゴム8を、前記突出点
21Pの高さ位置よりもタイヤ半径方向内側で終端させ
ることが好ましい。
前後でタイヤ最大巾の変化が大きいタイヤは、荷重の負
荷によってもサイドウォール部が変形しやすく、前記折
曲がり部21との相乗効果によって、サイドウォール部
に一層たわみを集中せしめ、転がり抵抗の向上効果がさ
らに期待できることが判明した。
態の前記最大巾点Bから、200kPAの内圧を付加し
た基準状態における最大巾点Bpまでのタイヤ片側での
タイヤ軸方向の移動量Dが、以下の式を充足すると
き、前記折曲がり部21との相乗効果によって、さらに
大きな転がり抵抗の向上効果が発揮できる。なお「最大
巾点Bp」とは、基準状態において、タイヤ軸方向線が
サイドウォール部3においてタイヤ外表面と交わる点間
の長さWが最大値Wbpとなる点である。 4≦(D/V)×100 −−−
化し、タイヤサイズに応じた値に補正するためのサイズ
ファクターで有り、次式によって設定される。 V={(Y−X)/Wbp}×(Wbp−Wr) Y:基準状態でのタイヤ外径 X:リムヒール点での直径(リム径) Wbp:基準状態でのタイヤ最大巾 Wr:リムヒール点間の距離(リム巾)
のとき、転がり抵抗の向上効果が高くなり、4.0未満
のとき向上効果が低くなる。
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
95/65R15の乗用車用ラジアルタイヤを表1の仕
様に基づき試作するとともに、該試供タイヤの転がり抵
抗を測定し、比較した。
(15×5.5JJ)、内圧(200kPa)を充填し
て、転がり抵抗試験機のドラム上で荷重(4.5k
N)、速度(80km/h)で走行させた時の転がり抵
抗を測定し、比較例1(従来タイヤ)を100とした時
の指数で表示した。指数は小さい方が良好である。
善されているのが確認できる。
に低発熱性ゴムを用いるとともに、このサイドウォール
部に、その折れ曲がりを容易とするための外凸の折曲が
り部を設けているため、トレッド部の歪みを低発熱性ゴ
ムのサイドウォール部に振り替えることができ、転がり
抵抗をトータル的に減少しうる。
図である。
線図である。
移動量を説明する線図である。
のタイヤの断面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】接地域を有するトレッド部からサイドウォ
ール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、
トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されるベ
ルト層とを具え、 前記サイドウォール部をなすサイドウォールゴムを、そ
の損失係数(tan δs)が前記トレッド部をなすトレッ
ドゴムの損失係数(tan δt)よりも小さい低発熱性ゴ
ムを用いて形成するとともに、 正規リムにリム組みしかつ10kPaの内圧を付加した
基準低内圧状態におけるタイヤの子午断面において、 タイヤ軸方向線がサイドウォール部においてタイヤ外表
面と交わる点間の長さWが最大値Wbとなる最大巾点B
から半径方向内方のサイドウォール下方領域は、外表面
が外に向かって凸の略円弧状及び/又は略直線状の輪郭
線を用いて形成され、 しかもこのサイドウォール下方領域は、前記低発熱性ゴ
ムからなる範囲において、前記輪郭線が、前記サイドウ
ォール部の折れ曲がりを容易とするための外凸の折曲が
り部を形成する突出域を具えることを特徴とする空気入
りタイヤ。 - 【請求項2】前記サイドウォール下方領域の突出域は、
前記最大巾点Bを通る最大巾タイヤ軸方向線M上に中心
を有し、かつ前記リムのリムシートとリムフランジ内面
との延長線が交わるリムヒール点を半径方向に通るリム
巾線Lがビード部側においてタイヤの外表面と交わる下
の外面点Cと、前記最大巾点Bとを通る基準円弧Jより
もタイヤ外側に突出するとともに、 この突出域は、前記下の外面点Cからのび前記基準円弧
Jを外に越える下の輪郭線と、前記最大巾点Bからのび
前記基準円弧Jを外に越える上の輪郭線ととにより折曲
がり部を形成することを特徴とする請求項1記載の空気
入りタイヤ。 - 【請求項3】前記サイドウォール部は、前記折曲がり部
でのタイヤ全厚さT1と、前記最大巾点Bでのタイヤ全
厚さT2との差T1−T2を、5.0mm以下とすること
を特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】前記基準低圧状態の前記最大巾点Bから、
200kPaの内圧を付加した基準状態において、タイ
ヤ軸方向線がサイドウォール部においてタイヤ外表面と
交わる点間の長さWが最大値Wbpとなる最大巾点Bp
までのタイヤ片側でのタイヤ軸方向の移動量Dは、以下
の式を充足することを特徴とする請求項1〜3の何れか
に記載の空気入りタイヤ。 4≦(D/V)×100 V={(Y−X)/Wbp}×(Wbp−Wr) Y:基準状態でのタイヤ外径 X:リムヒール点での直径(リム径) Wbp:基準状態でのタイヤ最大巾 Wr:リムヒール点間の距離(リム巾)
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