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JP2003133205A - 反射型マスク、反射型マスク製造方法及び反射型マスク洗浄方法 - Google Patents

反射型マスク、反射型マスク製造方法及び反射型マスク洗浄方法

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Publication number
JP2003133205A
JP2003133205A JP2001326022A JP2001326022A JP2003133205A JP 2003133205 A JP2003133205 A JP 2003133205A JP 2001326022 A JP2001326022 A JP 2001326022A JP 2001326022 A JP2001326022 A JP 2001326022A JP 2003133205 A JP2003133205 A JP 2003133205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
film
reflective mask
tantalum
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001326022A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Takahashi
政志 高橋
Hisafumi Yoneda
尚史 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SPC Electronics Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
SPC Electronics Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SPC Electronics Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical SPC Electronics Corp
Priority to JP2001326022A priority Critical patent/JP2003133205A/ja
Publication of JP2003133205A publication Critical patent/JP2003133205A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • G03F1/24Reflection masks; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/38Masks having auxiliary features, e.g. special coatings or marks for alignment or testing; Preparation thereof

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液洗浄耐性を有する材質から成る膜を表面に形
成することによって、付着物を洗浄除去することができ
るようにする。 【解決手段】下地基板21及び該下地基板21上に形成
された露光波長での屈折率が異なる複数種類の材質から
成る多層膜22を備えるマスクブランクス20と、該マ
スクブランクス20上に形成されたマスクパターンと、
前記マスクブランクス20又はマスクパターンの少なく
とも1面をコーティングする耐薬液洗浄保護膜とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型マスク、反
射型マスク製造方法及び反射型マスク洗浄方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子の高集積化に伴って、
100〔nm〕以下の極微細加工を可能にする新たなプ
ロセス技術の確立が急務になっている。そして、リソグ
ラフィ技術においても、光源の短波長化によって光学的
な解像力の向上を図るために、従来の水銀ランプやエキ
シマレーザによる紫外線と比べて、波長が10〜15
〔nm〕程度と1桁(けた)以上も短いEUV(極紫
外:Extreme Ultraviolet)光を光
源に用いて高解像化を可能とするEUVリソグラフィの
開発が精力的に行われている。
【0003】この場合、EUV光は物質に対する吸収が
非常に著しく、EUV光に対する物質の屈折率もほとん
ど真空の値に等しい。したがって、EUV光をレンズに
よって集光することが困難なので、EUVリソグラフィ
の光学系には、凸面鏡と凹面鏡とを組み合わせた反射光
学系が用いられる(精密光学会誌第64巻第2号282
項−286項(1998年)参照)。また、マスクも光
レチクルのような透過型では吸収によるEUV光の強度
低下が著しいことから、反射型マスクが用いられる。
【0004】図2は従来の反射型マスクの断面図であ
る。
【0005】図に示されるように、反射型マスクは、S
iO2 を主成分とするガラス又はシリコン(Si)から
成る下地基板11、該下地基板11上の全面にコーティ
ングされた多層膜12、及び、該多層膜12上に所望の
パターン形状に形成された金属薄膜から成るマスクパタ
ーン13を有する。
【0006】ここで、前記多層膜12は、2種類以上の
材質から成る層を積層して形成され、反射型マスクの表
面にほぼ垂直に入射したEUV光に対して高い反射率を
得るために、露光波長における屈折率が大きく異なる材
質から成る層が隣り合うように組み合わされる。そし
て、いくつかの層から成る組み合わせを基本周期とし、
30〜40周期程度繰り返して積層させることによっ
て、前記多層膜12が形成される。
【0007】また、前記マスクパターン13は、所望の
パターン形状に形成された金属薄膜から成り、EUV光
を吸収して非反射部分となるので露光コントラストを生
じることになる。
【0008】一般に、従来の反射型マスクにおいては、
下地基板11上にコーティングされる多層膜12とし
て、基本周期がモリブデン(Mo)層12aとシリコン
(Si)層12bとを積層させて形成したものが広く用
いられている。そして、露光波長の約半分の周期で積層
させることによって、波長が13.5〔nm〕付近のE
UV光に対して最大約70〔%〕の反射率を得ることが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の反射型マスクにおいては、パーティクルや堆(た
い)積物が付着した場合、洗浄して除去することができ
ないことがある。この場合、前記反射型マスクは使用不
能になってしまう。
【0010】図3は従来の反射型マスクの製造工程を示
す第1の図、図4は従来の反射型マスクの製造工程を示
す第2の図、図5は従来の反射型マスクの製造工程を示
す第3の図である。
【0011】まず、スパッタリングによって下地基板1
1上に多層膜12をコーティングし、該多層膜12上の
全面に、スパッタリングによって、マスクパターン用の
金属薄膜14を堆積させる。このとき、マスクパターン
加工を容易にするために、前記金属薄膜14の下にバッ
ファー(Buffer)層として別の膜を堆積してもよ
い。
【0012】次に、前記金属薄膜14上の全面にレジス
トを塗布し、電子線やレーザ光の走査による露光及び現
像によって、図3に示されるように、所望のパターン形
状を有するレジストパターン15を形成する。
【0013】続いて、図4に示されるように、レジスト
パターン15をマスクとしてプラズマドライエッチング
を行い、該レジストパターン15でマスクされていない
金属薄膜14を除去する。続いて、レジストパターン1
5を除去すると、図5に示されるように、所望のパター
ンに形成されたマスクパターン13を有する反射型マス
クを得ることができる。
【0014】なお、反射型マスクの下地基板11として
は、マスクブランクス(マスク素材)として広く使用さ
れているガラス基板が一般的である。また、前記金属薄
膜14としては、タンタル(Ta)及び該タンタルを主
成分とした合金膜(例えば、TaGe、TaB、TaN
等)を使用することができる。この場合、タンタル膜
は、EUV光の吸収率が高く、マスクパターン加工も容
易であるので、反射型マスクの金属薄膜14に適した材
料である。また、タンタルを主成分とした合金膜は、そ
の膜構造がアモルファス構造になるので、大気中での膜
応力の経時変化を抑制することができるという特徴を有
する。さらに、窒化タンタル(TaN)膜は、DUV
(深紫外:Deep Ultraviolet)光に対
する多層膜12との反射率差が大きいことから、DUV
光を用いたマスクパターン検査を可能にすることができ
る(特願2000−048654号参照)。
【0015】ところで、一般に、リソグラフィで使用さ
れるマスクは、使用しているうちにマスク上にパーティ
クルや堆積物が付着するので、それらを除去するために
ウェット洗浄を行うようになっている。そして、物理的
に付着しているパーティクル等は、純水洗浄、又は、純
水洗浄に物理的衝撃を加えた洗浄(代表的には超音波洗
浄)によって除去される場合がほとんどである。
【0016】一方、マスクの表面で化学的に結合してい
るようなパーティクル等に対しては、前述されたような
洗浄方法だけでは除去しきれない。そこで、薬品を使用
した化学的作用を加えて除去する洗浄方法が必要にな
る。
【0017】ところが、薬品を使用した洗浄方法におい
ては、前記薬品が多層膜12やマスクパターン13に作
用して、その特性を変えてしまうことを避けなければな
らない。したがって、前記多層膜12やマスクパターン
13に影響を与えずに、かつ、パーティクル等を除去す
ることができるような薬品を選択する必要がある。
【0018】そして、薬品を使用してパーティクル等を
除去する方法を検討する場合、LSI(Large S
cale Integrated Circuit)製
造技術で用いられている洗浄方法が参考になる。ここ
で、該洗浄方法として良く知られている薬品を洗浄剤と
して用いた洗浄方法としては、硫酸過水洗浄(SP
M)、アンモニア過水洗浄(APM)、塩酸過水洗浄
(HPM)、沸酸洗浄(DHF)等がある。
【0019】まず、硫酸過水洗浄においては、硫酸(H
2 SO4 )と過酸化水素(H2 2)とを混合して得ら
れる強力な酸化作用を有する洗浄剤が使用される。そし
て、硫酸過水洗浄は、金属や金属酸化物の無機系異物の
除去に用いられ、また、レジスト等の有機系異物も酸化
分解する。
【0020】また、アンモニア過水洗浄においては、ア
ンモニア(NH4 OH)と過酸化水素と水とを混合した
洗浄剤が使用される。そして、半導体基板等の基板の表
面に付着している異物を、基板をエッチングすることに
よるリフトオフ現象によって除去する。
【0021】さらに、塩酸過水洗浄においては、塩酸
(HCl)と過酸化水素と水とを混合した洗浄剤が使用
される。そして、重金属及びアルカリ金属は、HCl−
2 2 中で一種の錯体を形成するので、該錯体を溶出
させて除去する。
【0022】なお、沸酸洗浄は、沸酸(HF)が洗浄剤
として使用され、自然酸化膜の除去及び仕上げの洗浄に
用いられる。
【0023】図6は従来の他の反射型マスクの断面図、
図7は従来の他の反射型マスクにおける窒化タンタル膜
の薬液処理によるシート抵抗の変化を示す図、図8は従
来の他の反射型マスクにおける酸化シリコン膜の薬液処
理による膜厚の変化を示す図である。なお、図7におい
て縦軸は窒化タンタル膜表面のシート抵抗の変化率
〔%〕を示し、図8において縦軸は酸化シリコン膜の減
少率〔%〕を示している。
【0024】反射型マスクを前述されたような洗浄方法
によって洗浄する場合、マスクの表面に面している材質
が洗浄剤によって受ける影響を考慮する必要がある。図
6に示される反射型マスクにおいて、下地基板11の材
料はガラス(酸化シリコン(SiO2 )が主成分)であ
り、多層膜12の最上層はアモルファスシリコン(α−
Si)であり、マスクパターン13は窒化タンタル(T
aN)膜17であり、バッファー層は酸化シリコン膜1
6である。
【0025】図7においては、窒化タンタル膜17につ
いて、硫酸、アンモニア、塩酸及び沸酸の4種類の薬液
に浸した前後、すなわち、薬液処理の前後における膜表
面のシート抵抗の変化の度合いを示している。ここで、
シート抵抗とは、4端針法によって測定した膜表面の抵
抗である。なお、薬液によってエッチングされたり変質
したりしなければ、薬液処理の前後において膜表面のシ
ート抵抗値は変わらないので、膜表面のシート抵抗の変
化によって該各薬液に対する耐性を評価することができ
る。
【0026】また、図8においては、酸化シリコン膜1
6の材料について、硫酸、アンモニア、塩酸及び沸酸の
4種類の薬液処理の前後における膜厚の変化量としての
膜減り量を示している。
【0027】図7及び8から分かるように、窒化タンタ
ル膜17が薬液洗浄耐性を有するのは、硫酸に対する場
合だけである。ここで、薬液洗浄耐性を有すると判断さ
れるのは、シート抵抗の変化した値が1〔%〕以内の場
合を指している。
【0028】同様に、酸化シリコン膜16が薬液洗浄耐
性を有するのは、硫酸及び塩酸に対する場合である。ま
た、アモルファスシリコンにおいては、酸化シリコン膜
16と同様の結果を得ることができた。
【0029】したがって、下地基板11上にシリコン層
12bが最上層に存在する多層膜12を形成したマスク
ブランクスにおいては、アンモニア及び沸酸でしか除去
することができないようなパーティクル等が付着した場
合、シリコン層12bに影響を与えることなく前記パー
ティクル等を除去することができないので、前記マスク
ブランクスを使用することができなくなってしまう。
【0030】また、前記マスクブランクス上にマスクパ
ターン13が形成されている図6に示されるような反射
型マスクにおいては、硫酸による洗浄だけが可能であ
り、アンモニア、塩酸及び沸酸でしか除去することがで
きないようなパーティクルが付着した場合、酸化シリコ
ン膜16及び窒化タンタル膜17に影響を与えることな
く前記パーティクル等を除去することができないので、
前記反射型マスクを使用することができなくなってしま
う。
【0031】本発明は、前記従来の反射型マスクの問題
点を解決して、薬液洗浄耐性を有する材質から成る膜を
表面に形成することによって、付着物を洗浄除去するこ
とができる反射型マスクを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の反
射型マスクにおいては、下地基板及び該下地基板上に形
成された露光波長での屈折率が異なる複数種類の材質か
ら成る多層膜を備えるマスクブランクスと、該マスクブ
ランクス上に形成されたマスクパターンと、前記マスク
ブランクス又はマスクパターンの少なくとも1面をコー
ティングする耐薬液洗浄保護膜とを有する。
【0033】本発明の他の反射型マスクにおいては、さ
らに、前記多層膜は、シリコン又はベリリウムとモリブ
デンとから成り、最上層がシリコン層又はベリリウム層
である。
【0034】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記耐薬液洗浄保護膜は、ルテニウムから
成り、入射光の反射面以外の少なくとも1面をコーティ
ングする。
【0035】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記マスクパターンは窒化タンタル膜を備
え、前記耐薬液洗浄保護膜は前記マスクパターンをコー
ティングするマスクパターン保護膜を備える。
【0036】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記マスクパターン保護膜はタンタルから
成る。
【0037】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記マスクパターン保護膜は、前記マスク
パターンをコーティングするタンタル膜を酸化して形成
された酸化タンタル膜である。
【0038】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記マスクパターン保護膜は、スパッタリ
ング法、CVD法等によって形成された酸化タンタル膜
である。
【0039】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記マスクパターンはタンタル膜又はタン
タル合金膜を備える。
【0040】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、前記耐薬液洗浄保護膜は前記マスクパター
ンをコーティングする酸化タンタルから成るマスクパタ
ーン保護膜を備える。
【0041】本発明の更に他の反射型マスクにおいて
は、さらに、半導体素子に微細パターンを形成するため
に使用される。
【0042】本発明の反射型マスク製造方法において
は、反射型マスクのマスクパターンを薬液洗浄によって
除去し、前記マスクブランクス上に他のマスクパターン
を形成する。
【0043】本発明の反射型マスク洗浄方法において
は、反射型マスクを薬液によって洗浄する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0045】図1は本発明の第1の実施の形態における
反射型マスクのマスクブランクスの断面図である。
【0046】図に示されるように、マスク素材としての
マスクブランクス20は、酸化シリコン(SiO2 )を
主成分とするガラス又はシリコン(Si)から成る下地
基板21、及び、該下地基板21上にモリブデン(M
o)層22aとシリコン層22bとを積層させて形成し
た多層膜22を有する。なお、該多層膜22の最上層は
シリコン層22bである。そして、前記マスクブランク
ス20は、「従来の技術」において説明したマスクブラ
ンクスと同様に、マスク上のパターンを多層膜22上に
転写し、半導体素子の100〔nm〕以下の極微細加工
を可能にするためのEUVリソグラフィに使用される反
射型マスクに適したものである。
【0047】ここで、EUVは、極紫外又は遠紫外と称
される3〜50〔nm〕の波長帯域の電磁放射であり、
軟X線とも呼ばれる。なお、前記EUVリソグラフィに
おいては、一般に、波長が10〜15〔nm〕付近のE
UV光が使用される。
【0048】そして、前記多層膜22は、EUV光を反
射するためのものであり、「従来の技術」において説明
した反射型マスクの多層膜12と同様の構成を有し、反
射型マスクの表面にほぼ垂直に入射したEUV光に対し
て高い反射率を得るために、露光波長における屈折率が
大きく異なる材質から成る層が隣り合うように組み合わ
されている。そして、複数の層から成る組み合わせを基
本周期とし、30〜40周期程度繰り返して積層させる
ことによって、前記多層膜22が形成される。例えば、
波長が13.5〔nm〕付近のEUV光に対して最大約
70〔%〕の反射率を得るものである。
【0049】本実施の形態において、マスクブランクス
20の周囲、すなわち、前記多層膜22と下地基板21
の表裏面及び側壁全面には、耐薬液洗浄保護膜としての
ルテニウム(Ru)膜23がコーティングされる。な
お、該ルテニウム膜23は、蒸着法、スパッタ法、CV
D法等によってコーティングされる。また、前記多層膜
22を形成する前に、下地基板21の表裏面又は側壁全
面にルテニウム膜23を形成してもよい。
【0050】そして、前記下地基板21表面(図におけ
る上面)のルテニウム膜23上の全面に、スパッタリン
グによって、マスクパターン用の金属薄膜を堆積させ
る。なお、マスクパターン加工を容易にするために、前
記金属薄膜の下にバッファー層として別の膜を堆積して
もよい。次に、前記金属薄膜上の全面にレジストを塗布
し、電子線やレーザ光の走査による露光及び現像によっ
て、所望のパターン形状を有するレジストパターンを形
成する。続いて、レジストパターンをマスクとしてプラ
ズマドライエッチングを行い、該レジストパターンでマ
スクされていない金属薄膜を除去した後、レジストパタ
ーンを除去すると、所望のパターンに形成されたマスク
パターンを有する反射型マスクを得ることができる。
【0051】このように形成された多層膜22及び下地
基板21の周囲をルテニウム膜23でコーティングした
マスクブランクス20は、LSI製造工程のような半導
体製造工程で一般に用いられている薬品を洗浄剤として
用いた洗浄方法、すなわち、薬液洗浄に対して非常に優
れた薬液洗浄耐性を有する。
【0052】図9は本発明の第1の実施の形態における
ルテニウム膜の薬液処理によるシート抵抗の変化を示す
図である。なお、図において縦軸はルテニウム膜表面の
シート抵抗の変化率〔%〕を示している。
【0053】本実施の形態においては、「発明が解決し
ようとする課題」において説明したように、LSI製造
技術で用いられている洗浄方法として良く知られている
硫酸過水洗浄(SPM)、アンモニア過水洗浄(AP
M)、塩酸過水洗浄(HPM)及び沸酸洗浄(DHF)
において、洗浄剤として使用される硫酸(H2
4 )、アンモニア(NH4 OH)、塩酸(HCl)及
び沸酸(HF)の4種類の薬品による薬液処理について
試験を行った。そして、前記4種類の薬品による薬液処
理の前後におけるルテニウム膜23表面のシート抵抗の
変化の度合いを計測した。ここで、シート抵抗は、4端
針法によって測定した膜表面の抵抗である。
【0054】そして、前記4種類の薬品による薬液処理
の前のルテニウム膜23表面のシート抵抗に対し、薬液
処理の後におけるルテニウム膜23表面のシート抵抗
は、図9に示されるように変化した。この場合、薬液処
理によってルテニウム膜23がエッチングされたり変質
したりしなければ、薬液処理の前後において膜表面のシ
ート抵抗値は変わらないので、膜表面のシート抵抗の変
化によって薬液洗浄耐性を評価することができる。ここ
で、シート抵抗の変化率が1〔%〕以内の場合、薬液洗
浄耐性を有すると判断することができる。
【0055】図9に示されるように、本実施の形態にお
いてマスクブランクス20の周囲に形成されたルテニウ
ム膜23は、すべての薬品による薬液処理の前後におい
て膜表面のシート抵抗値は変わらない、すなわち、変化
率が1〔%〕以内なので、薬液洗浄耐性を有することが
分かる。したがって、前記マスクブランクス20を使用
して形成された反射型マスクは、パーティクルや堆積物
が表面に化学的に結合して付着した場合でも、薬液処理
を行って、前記パ−ティクル等を除去することができ
る。この場合、前記マスクブランクス20の周囲をルテ
ニウム膜23でコーティングしているので、多層膜22
等が薬液処理によって変質したりダメージを受けたりす
ることがない。
【0056】なお、本実施の形態においては、多層膜2
2の表面がシリコン層22bになっているが、前記表面
がモリブデン層22aになっている場合でも、ルテニウ
ム膜23でコーティングすることによって同等の特性を
得ることができる。また、モリブデンがルテニウムと同
等の薬液洗浄耐性を有する場合、モリブデン層22aの
表面にルテニウム膜23をコーティングしなくても、前
述されたような薬液処理を施して、パーティクル等を除
去することができる。さらに、前記シリコン層22bを
ベリリウム(Be)層に代えて、前記多層膜22をモリ
ブデン層22aとベリリウム層によって形成してもよ
い。
【0057】このように、本実施の形態においては、マ
スクブランクス20の周囲全面をルテニウム膜23でコ
ーティングしたので、半導体製造工程で一般に用いられ
ている洗浄方法である硫酸過水洗浄、アンモニア過水洗
浄、塩酸過水洗浄及び沸酸洗浄によって反射型マスクを
洗浄しても、変質したりダメージを受けたりすることが
ない。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
もの及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0059】図10は本発明の第2の実施の形態におけ
る反射型マスクの断面図である。
【0060】図に示されるように、反射型マスク30
は、前記第1の実施の形態と同様の構成を有するマスク
ブランクス20の下地基板21及び多層膜22上に、マ
スクパターンとして形成された窒化タンタル(TaN)
膜31を有する。該窒化タンタル膜31は、反射型マス
クに入射したEUV光を吸収するものであり、前記窒化
タンタル膜31の下にバッファー層として別の膜が堆積
されていてもよい。そして、前記窒化タンタル膜31の
最表面及び側壁には耐薬液洗浄保護膜としての薄いタン
タル膜(又は、タンタル合金膜)32がコーティングさ
れている。
【0061】次に、前記反射型マスク30の製造工程に
ついて説明する。
【0062】図11は本発明の第2の実施の形態におけ
る反射型マスクの製造工程を示す第1の図、図12は本
発明の第2の実施の形態における反射型マスクの製造工
程を示す第2の図、図13は本発明の第2の実施の形態
における反射型マスクの製造工程を示す第3の図、図1
4は本発明の第2の実施の形態における反射型マスクの
製造工程を示す第4の図である。
【0063】まず、前記第1の実施の形態における図1
に示されるものと同様の構成を有するマスクブランクス
20の表面のルテニウム膜23上の全面に、スパッタリ
ング法、CVD法等によって、マスクパターン用の金属
薄膜として窒化タンタルの薄膜を堆積させる。なお、マ
スクパターン加工を容易にするために前記窒化タンタル
の薄膜の下にバッファー層として別の膜を堆積してもよ
い。そして、前記第1の実施の形態と同様にして、前記
窒化タンタルの薄膜上にレジストパターンを形成し、該
レジストパターンをマスクとしてプラズマドライエッチ
ングを行い、図11に示されるように、所望のパターン
に形成されたマスクパターンとしての窒化タンタル膜3
1を得ることができる。
【0064】次に、図12に示されるように、該窒化タ
ンタル膜31が形成されたマスクブランクス20の表面
上の全面に、スパッタリング法、CVD法等によって、
タンタル膜(又は、TaGe、TaB等のタンタル合金
膜)32を形成する。続いて、該タンタル膜32上の全
面にホトレジストを塗布し、マスクパターンに沿ってレ
ジストを露光及び現像し、図13に示されるように、レ
ジストパターン35を形成する。続いて、該レジストパ
ターン35をマスクとしてプラズマドライエッチングを
行い、図14に示されるように、該レジストパターン3
5でマスクされていないタンタル膜32を除去する。そ
して、レジストパターン35を除去することによって図
10に示されるような反射型マスク30が形成される。
【0065】これにより、マスクブランクス20の周
囲、すなわち、前記多層膜22と下地基板21の表裏面
及び側壁全面に、ルテニウム膜23がコーティングさ
れ、マスクパターンとしての窒化タンタル膜31の周囲
全面にタンタル膜(又は、タンタル合金膜)32がコー
ティングされた反射型マスク30を得ることができる。
【0066】このような構造を有する本実施の形態の反
射型マスク30は、アンモニア過水洗浄以外の洗浄方法
によって洗浄することができる。
【0067】図15は本発明の第2の実施の形態におけ
るタンタル膜、窒化タンタル膜及びルテニウム膜の薬液
処理によるシート抵抗の変化を示す図である。なお、図
における縦軸はタンタル膜、窒化タンタル膜及びルテニ
ウム膜表面のシート抵抗の変化率〔%〕を示している。
【0068】図に示されるように、窒化タンタル膜31
は、塩酸及び沸酸による薬液処理を施した場合、膜表面
のシート抵抗の変化率が上昇しているが、タンタル膜3
2はシート抵抗にほとんど変化がない。これは、タンタ
ル膜32は、塩酸及び沸酸に対する薬液洗浄耐性を有す
ることを示している。したがって、マスクパターンとし
ての窒化タンタル膜31の表面にタンタル膜32をコー
ティングすることによって、塩酸及び沸酸による薬液処
理を施して、パ−ティクル等を除去することができる。
【0069】このように、本実施の形態においては、マ
スクパターンとしての窒化タンタル膜31の周囲全面に
タンタル膜(又は、TaGe、TaB等のタンタル合金
膜)32をコーティングしたので、半導体製造工程で一
般に用いられている洗浄方法である硫酸過水洗浄、塩酸
過水洗浄及び沸酸洗浄によって反射型マスク30を洗浄
しても、マスクパターンが変質したりダメージを受けた
りすることがない。
【0070】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0071】図16は本発明の第3の実施の形態におけ
る反射型マスクの断面図である。
【0072】図に示されるように、本実施の形態におけ
る反射型マスク40は、前記第1及び第2の実施の形態
と同様の構成を有するマスクブランクス20の下地基板
21及び多層膜22上に、マスクパターンとして形成さ
れた窒化タンタル膜31を有する。なお、該窒化タンタ
ル膜31の下にバッファー層として別の膜が堆積されて
いてもよい。そして、前記窒化タンタル膜31の最表面
及び側壁には薄い酸化タンタル(TaO)膜42がコー
ティングされている。
【0073】本実施の形態においては、前記第2の実施
の形態と同様の製造工程によって、マスクパターンとし
ての窒化タンタル膜31の表面及び側壁にタンタル膜を
コーティングし、該タンタル膜を酸素を含んだガス雰囲
気での熱処理やプラズマ処理によって酸化することによ
って、窒化タンタル膜31の表面及び側壁に耐薬液洗浄
保護膜としての酸化タンタル膜42を形成する。
【0074】このようにして形成された本実施の形態の
反射型マスク40において、EUV光を吸収する吸収体
として機能するマスクパターンとしての窒化タンタル膜
31は、周囲を酸化タンタル膜42によってコーティン
グされており、前記第2の実施の形態の窒化タンタル膜
31と比較して、同等の薬液洗浄耐性を有し、かつ、D
UV光に対するマスクコントラストを上昇させることが
できる。これは、タンタル膜よりも酸化タンタル膜の方
がDUV光に対する反射率が小さくなるからである(特
願2001−043720号参照)。
【0075】ここで、DUVは、深紫外又は真空紫外と
称される100〜250〔nm〕の波長帯域の電磁放射
である。
【0076】このように、本実施の形態においては、マ
スクパターンとしての窒化タンタル膜31の周囲全面に
酸化タンタル膜42をコーティングしたので、半導体製
造工程で一般に用いられている洗浄方法である硫酸過水
洗浄、塩酸過水洗浄及び沸酸洗浄によって反射型マスク
40を洗浄しても、マスクパターンが変質したりダメー
ジを受けたりすることがない。しかも、DUV光に対す
るマスクコントラストを低減させることがない。
【0077】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1〜3の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0078】図17は本発明の第4の実施の形態におけ
る反射型マスクの製造工程を示す第1の図、図18は本
発明の第4の実施の形態における反射型マスクの製造工
程を示す第2の図、図19は本発明の第4の実施の形態
における反射型マスクの製造工程を示す第3の図、図2
0は本発明の第4の実施の形態における反射型マスクの
製造工程を示す第4の図である。
【0079】本実施の形態における反射型マスク40
は、前記第3の実施の形態と同様であるが、マスクパタ
ーンとしての窒化タンタル膜31の周囲をコーティング
する酸化タンタル膜を形成する工程が相違する。
【0080】まず、前記第1の実施の形態における図1
に示されるようなマスクブランクス20の表面のルテニ
ウム膜23上の全面に、スパッタリング法、CVD法等
によって、マスクパターン用の金属薄膜として窒化タン
タルの薄膜を堆積させる。なお、マスクパターン加工を
容易にするために前記窒化タンタルの薄膜の下にバッフ
ァー層として別の膜を堆積してもよい。そして、前記第
1の実施の形態と同様にして、前記窒化タンタルの薄膜
上にレジストパターンを形成し、該レジストパターンを
マスクとしてプラズマドライエッチングを行い、図17
に示されるように、所望のパターンに形成されたマスク
パターンとしての窒化タンタル膜31を得ることができ
る。
【0081】次に、図18に示されるように、該窒化タ
ンタル膜31が形成されたマスクブランクス20の表面
上の全面に、スパッタリング法、CVD法等によって、
酸化タンタル膜52を形成する。続いて、該酸化タンタ
ル膜52上の全面にホトレジストを塗布し、マスクパタ
ーンに沿ってレジストを露光及び現像し、図19に示さ
れるように、レジストパターン35を形成する。続い
て、該レジストパターン35をマスクとしてプラズマド
ライエッチングを行い、図20に示されるように、該レ
ジストパターン35でマスクされていない酸化タンタル
膜52を除去する。そして、レジストパターン35を除
去することによって、前記第3の実施の形態における図
16に示されるものと同様の反射型マスク40が形成さ
れる。
【0082】これにより、マスクブランクス20の周
囲、すなわち、前記多層膜22と下地基板21の表裏面
及び側壁全面に、耐薬液洗浄保護膜としてのルテニウム
膜23がコーティングされ、マスクパターンとしての窒
化タンタル膜31の周囲全面に耐薬液洗浄保護膜として
の酸化タンタル膜52がコーティングされた反射型マス
ク40を得ることができる。
【0083】このように、本実施の形態において、マス
クパターンとしての窒化タンタル膜31の周囲全面をコ
ーティングする酸化タンタル膜52を形成するに当た
り、スパッタリング法、CVD法等によって、酸化タン
タル膜52を直接形成するようになっている。そのた
め、タンタル膜を酸化するための酸化工程を省略するこ
とができ、反射型マスク40の製造工程を簡略化するこ
とができる。
【0084】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、第1〜4の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0085】図21は本発明の第5の実施の形態におけ
る反射型マスクの断面図である。
【0086】本実施の形態における反射型マスクは、前
記第3及び第4の実施の形態と同様であるが、マスクパ
ターンとしての窒化タンタル膜31の周囲をコーティン
グする酸化タンタル膜を形成する工程が相違する。
【0087】まず、前記第1の実施の形態における図1
に示されるようなマスクブランクス20の表面のルテニ
ウム膜23上の全面に、スパッタリング法、CVD法等
によって、マスクパターン用の金属薄膜としてタンタル
(又は、TaGe、TaB等のタンタル合金)の薄膜を
堆積させる。なお、マスクパターン加工を容易にするた
めに前記タンタル(又は、タンタル合金)の薄膜の下に
バッファー層として別の膜を堆積してもよい。そして、
前記第1の実施の形態と同様にして、前記タンタル(又
は、タンタル合金)の薄膜上にレジストパターンを形成
し、該レジストパターンをマスクとしてプラズマドライ
エッチングを行い、所望のパターンに形成されたマスク
パターンとしてのタンタル膜(又は、TaGe、TaB
等のタンタル合金膜)41を得ることができる。
【0088】次に、該タンタル膜(又は、TaGe、T
aB等のタンタル合金膜)41を酸素を含んだガス雰囲
気での熱処理やプラズマ処理によって酸化することによ
って、タンタル膜(又は、タンタル合金膜)41の表面
及び側壁に耐薬液洗浄保護膜としての薄い酸化タンタル
膜42を形成する。
【0089】このように、本実施の形態においては、マ
スクパターンとしてのタンタル膜(又は、TaGe、T
aB等のタンタル合金膜)41を酸化することによっ
て、該タンタル膜(又は、TaGe、TaB等のタンタ
ル合金膜)41の周囲全面に酸化タンタル膜42をコー
ティングするようになっている。そのため、マスクパタ
ーンの周囲をコーティングする薄膜を新たに形成するた
めの工程を省略することができ、反射型マスクの製造工
程を簡略化することができる。
【0090】また、大気中での酸化によるマスクパター
ンの応力変化を抑制することができる。しかも、マスク
パターンの最表面がタンタル膜である場合、DUV光に
対するマスクコントラストが低下してしまうが、前記酸
化タンタル膜42を形成することによってDUV光に対
するマスクコントラストの低減を抑えることができる。
【0091】さらに、本実施の形態の反射型マスクは、
アンモニア過水洗浄以外の洗浄方法により洗浄すること
ができる。
【0092】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、第1〜5の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0093】図22は本発明の第6の実施の形態におけ
る反射型マスクの断面図、図23は本発明の第6の実施
の形態における反射型マスクのマスクブランクスの断面
図である。
【0094】本実施の形態において、反射型マスク30
は、前記第1の実施の形態と同様の構成を有し、周囲を
ルテニウム膜23でコーティングされたマスクブランク
ス20上に、窒化タンタル、タンタル、タンタル合金又
は酸化タンタルからなるマスクパターン51を有する。
そして、前記反射型マスク30にアンモニア過水洗浄を
施すと、ルテニウム膜23がアンモニアに対する薬液洗
浄耐性を備えているので、前記マスクブランクス20は
ダメージを受けることがない。これに対し、前記第2実
施の形態において説明したように、窒化タンタル、タン
タル、タンタル合金又は酸化タンタルがアンモニアに対
する薬液洗浄耐性を備えていないので、アンモニア過水
洗浄が施されると、前記マスクパターン51は、アンモ
ニア水によって、エッチングされ、除去される。これに
より、図23に示されるように、周囲をルテニウム膜2
3でコーティングされたマスクブランクス20が残留す
る。
【0095】このように、本実施の形態においては、マ
スクパターン51が不要になった場合、アンモニア過水
洗浄を施すことによって、周囲をルテニウム膜23でコ
ーティングされたマスクブランクス20にダメージを与
えることなく、マスクパターン51を除去することがで
きる。そのため、前記マスクブランクス20上に新たな
マスクパターンを形成することができる。したがって、
前記マスクブランクス20を再利用することができる。
【0096】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0097】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、反射型マスクの裏面を含めた全面に、ルテニウム
膜のような薬液洗浄耐性を有する膜を薄くコーティング
したことによって、マスクブランクスの薬液洗浄耐性を
向上させることができる。また、EUV光の吸収体膜で
ある窒化タンタル膜、タンタル膜又はタンタル合金膜
の、全体又は表面に酸化タンタルを意図的に形成するこ
とによって、大気中での酸化による吸収体の応力変化を
抑制し、かつ、吸収体の表面のDUV光に対する反射率
を低減することができ、かつ、薬液洗浄に対する耐性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における反射型マス
クのマスクブランクスの断面図である。
【図2】従来の反射型マスクの断面図である。
【図3】従来の反射型マスクの製造工程を示す第1の図
である。
【図4】従来の反射型マスクの製造工程を示す第2の図
である。
【図5】従来の反射型マスクの製造工程を示す第3の図
である。
【図6】従来の他の反射型マスクの断面図である。
【図7】従来の他の反射型マスクにおける窒化タンタル
膜の薬液処理によるシート抵抗の変化を示す図である。
【図8】従来の他の反射型マスクにおける酸化シリコン
膜の薬液処理による膜厚の変化を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるルテニウム
膜の薬液処理によるシート抵抗の変化を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における反射型マ
スクの断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第1の図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第2の図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第3の図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第4の図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態におけるタンタル
膜、窒化タンタル膜及びルテニウム膜の薬液処理による
シート抵抗の変化を示す図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態における反射型マ
スクの断面図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第1の図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第2の図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第3の図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態における反射型マ
スクの製造工程を示す第4の図である。
【図21】本発明の第5の実施の形態における反射型マ
スクの断面図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態における反射型マ
スクの断面図である。
【図23】本発明の第6の実施の形態における反射型マ
スクのマスクブランクスの断面図である。
【符号の説明】
20 マスクブランクス 21 下地基板 22 多層膜 22b シリコン層 23 ルテニウム膜 30、40 反射型マスク 31 窒化タンタル膜 32、41 タンタル膜 42、52 酸化タンタル膜 51 マスクパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 尚史 東京都調布市柴崎2丁目1番地3 島田理 化工業株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BA01 BA10 BB22 BC20 5F046 CB17 GD10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下地基板及び該下地基板上に形成
    された露光波長での屈折率が異なる複数種類の材質から
    成る多層膜を備えるマスクブランクスと、(b)該マス
    クブランクス上に形成されたマスクパターンと、(c)
    前記マスクブランクス又はマスクパターンの少なくとも
    1面をコーティングする耐薬液洗浄保護膜とを有するこ
    とを特徴とする反射型マスク。
  2. 【請求項2】 前記多層膜は、シリコン又はベリリウム
    と、モリブデンとから成り、最上層がシリコン層又はベ
    リリウム層である請求項1に記載の反射型マスク。
  3. 【請求項3】 前記耐薬液洗浄保護膜は、ルテニウムか
    ら成り、入射光の反射面以外の少なくとも1面をコーテ
    ィングする請求項1又は2に記載の反射型マスク。
  4. 【請求項4】 前記マスクパターンは窒化タンタル膜を
    備え、前記耐薬液洗浄保護膜は前記マスクパターンをコ
    ーティングするマスクパターン保護膜を備える請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の反射型マスク。
  5. 【請求項5】 前記マスクパターン保護膜はタンタルか
    ら成る請求項4に記載の反射型マスク。
  6. 【請求項6】 前記マスクパターン保護膜は、前記マス
    クパターンをコーティングするタンタル膜を酸化して形
    成された酸化タンタル膜である請求項4に記載の反射型
    マスク。
  7. 【請求項7】 前記マスクパターン保護膜は、スパッタ
    リング法、CVD法等によって形成された酸化タンタル
    膜である請求項4に記載の反射型マスク。
  8. 【請求項8】 前記マスクパターンはタンタル膜又はタ
    ンタル合金膜を備える請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の反射型マスク。
  9. 【請求項9】 前記耐薬液洗浄保護膜は前記マスクパタ
    ーンをコーティングする酸化タンタルから成るマスクパ
    ターン保護膜を備える請求項8に記載の反射型マスク。
  10. 【請求項10】 半導体素子に微細パターンを形成する
    ために使用される請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    反射型マスク。
  11. 【請求項11】 (a)請求項1〜10のいずれか1項
    に記載の反射型マスクのマスクパターンを薬液洗浄によ
    って除去し、(b)前記マスクブランクス上に他のマス
    クパターンを形成することを特徴とする反射型マスク製
    造方法。
  12. 【請求項12】 (a)請求項1〜10のいずれか1項
    に記載の反射型マスクを薬液によって洗浄することを特
    徴とする反射型マスク洗浄方法。
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