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JP2003131324A - 投射型画像装置の放電灯点灯装置 - Google Patents

投射型画像装置の放電灯点灯装置

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Publication number
JP2003131324A
JP2003131324A JP2002213392A JP2002213392A JP2003131324A JP 2003131324 A JP2003131324 A JP 2003131324A JP 2002213392 A JP2002213392 A JP 2002213392A JP 2002213392 A JP2002213392 A JP 2002213392A JP 2003131324 A JP2003131324 A JP 2003131324A
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JP
Japan
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discharge lamp
time
lighting
power
lighting time
Prior art date
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JP2002213392A
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JP3675426B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Noguchi
俊之 野口
Yasuhiro Kakimoto
安博 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Projection Apparatus (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクターの光源である放電灯の寿命を
長くするとともに、液晶パネルを含む光学部品の劣化を
軽減し、実質使用時間を長くする。 【解決手段】 放電灯と、放電灯の電力を制御する電力
制御部と、放電灯の連続点灯時間を計測するタイムカウ
ンターを備え、タイムカウンターで計測された放電灯の
連続点灯時間は放電灯を点灯するごとにリセットし、連
続点灯時間が所定の時間に到達したとき、放電灯に供給
する電力を切り替える。また、タイムカウンター計測に
よる点灯時間を積算した放電灯の積算点灯時間を記憶す
る記録媒体をさらに備え、積算点灯時間が所定の時間に
到達したとき、放電灯に供給する電力を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧水銀ランプや
メタルハライドランプ等の放電灯の光を液晶パネルに照
射して映像をスクリーンに投影する投射型画像装置(以
下、プロジェクター)の放電灯点灯装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、放電ランプの点滅やその明るさの
レベル/タイミング制御にマイクロコンピュータ(以
下、マイコン)を用い、これらの設定をプログラムで自
在に行えるようにした放電灯点灯装置がプロジェクター
に用いられるようになってきた。その一例として、特許
願2000−145171号でマイコンが参照するデー
タテーブルを複数搭載し、参照するデータテーブルを外
部信号等により切り替えることによって放電灯に供給す
る電力を変更することが出来る放電灯点灯装置のシステ
ムが紹介されている。
【0003】このシステムによれば、放電灯点灯装置自
体や放電灯への制御電力に関する問題は解決できるもの
の、プロジェクター全体として見た場合、放電灯点灯装
置とそれを搭載したプロジェクター本体との総合的な補
間システムがなければ全ての問題解決には結びつかな
い。これは他の放電灯点装置でもプロジェクターでも同
じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、様々な画像構成
デバイスを用いたプロジェクターの開発競争が激化し、
その時々で、最も明るい放電灯をプロジェクターの光源
として採用するのが常態化しているが、放電灯の発光効
率の飛躍的向上は認められるものの、寿命に関しては数
千時間の実力で推移しているのが実体である。そして、
プロジェクター本体の小型化競争による放電灯自身が発
する熱を放熱する容積が依然に比べ格段に小さくなった
ことも放電灯の長寿命化がなかなか進まない原因ともな
っている。
【0005】しかしながら、プロジェクターが民生市場
に普及するにつれ、放電灯の長寿命化の要求が強くなっ
てきており、放電灯の実質的な使用時間を長くする為の
技術開発が急務な課題となっている。
【0006】本発明は上記問題点の解決を、放電灯自体
の持つ性能、信頼性だけに頼ることなく実現しようとす
るものであり、特許願2000−145171号の放電
灯点灯装置のような電力切り替え機能を搭載した放電灯
点灯装置を更に有効に利用するための投射型表示装置の
光源である放電灯の点灯装置を提供するものである。
【0007】また、明るさに比例し、画像構成デバイス
を含む光学部品はかなりの光量を扱う必要性が出てきた
が、画像構成デバイスである液晶パネル等を含めた光学
部品は、その材料を有機物にて構成されており、放電灯
から発せられる紫外線や遠赤外線による熱の影響をこれ
まで以上に受けて劣化が促進される。
【0008】このような光学部品の劣化は光量と熱の他
に、光の連続的照射時間が深く関与しており、放電灯だ
けでなくプロジェクターの主要構成部品である液晶パネ
ル等を含む光学部品の実質使用時間を長くする技術も急
務な課題となっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ための第1の発明は、投射型画像装置の光源である放電
灯の点灯時間を計測し、該点灯時間が所定の時間に到達
したとき、前記放電灯に供給する電力を切り替えること
を特徴とする投射型画像装置の放電灯点灯装置としたも
ので、放電灯の劣化を押さえて、実質的使用時間を長く
する効果がある。
【0010】また液晶パネル等を含む光学部品の連続使
用による劣化を軽減し、実質的使用時間を長くする効果
がある。
【0011】第2の発明は、放電灯と、放電灯の電力を
制御する電力制御部と、前記放電灯の連続点灯時間を計
測するタイムカウンターを備え、前記タイムカウンター
で計測された前記放電灯の連続点灯時間は前記放電灯を
点灯するごとにリセットし、前記放電灯点灯後からの連
続点灯時間が所定の時間に到達したとき、前記放電灯に
供給する電力を切り替えることを特徴とする投射型画像
装置の放電灯点灯装置としたもので、液晶パネル等を含
む光学部品の連続使用による劣化を軽減し、実質的使用
時間を長くする効果がある。
【0012】第3の発明は、放電灯と、放電灯の電力を
制御する電力制御部と、前記放電灯の点灯時間を計測す
るタイムカウンターと、前記タイムカウンター計測によ
る点灯時間を積算した前記放電灯の積算点灯時間を記憶
する記録媒体を備え、前記放電灯の積算点灯時間が所定
の時間に到達したとき、前記放電灯に供給する電力を切
り替えることを特徴とする投射型画像装置の放電灯点灯
装置としたもので、放電灯の劣化を押さえて、実質的使
用時間を長くする効果がある。
【0013】第4の発明は、第1から第3の発明におい
て、前記所定の時間は設定変更が可能である投射型画像
装置の放電灯点灯装置としたもので、放電灯の固有の性
能に応じて所定の時間を設定が可能である。
【0014】第5の発明は、第2の発明において、前記
放電灯点灯後からの連続点灯時間が所定の時間に到達し
たとき、放電灯に供給する電力を切り替える機能を、ユ
ーザーにより設定及び設定解除可能としたことを特徴と
する投射型画像装置の放電灯点灯装置としたもので、放
電灯に供給する電力を自動的に切り替える機能を、ユー
ザーにより解除できるようにしたものである。
【0015】第6の発明は、第3の発明において、前記
放電灯の積算点灯時間が所定の時間に到達したとき、放
電灯に供給する電力を切り替える機能を、ユーザーによ
り設定及び設定解除可能としたことを特徴とする投射型
画像装置の放電灯点灯装置としたもので、放電灯に供給
する電力を自動的に切り替える機能を、ユーザーにより
解除できるようにしたものである。
【0016】第7の発明は、第2の発明において、前記
電力制御部は、前記放電灯に供給する電力を複数の電力
モードに切り替え可能な機能を備え、各電力モードに対
応して計測した連続点灯時間に所定の係数を掛けた値を
新たな連続点灯時間とすることを特徴とする投射型画像
装置の放電灯点灯装置としたもので、液晶パネル等を含
む光学部品の連続使用による劣化を軽減し、実質的使用
時間を長くする効果がある。
【0017】第8の発明は、第3の発明において、前記
電力制御部は、前記放電灯に供給する電力を複数の電力
モードに切り替え可能な機能を備え、各電力モードに対
応して計測した積算点灯時間に所定の係数を掛けた値を
新たな積算点灯時間とし前記記録媒体に記憶することを
特徴とする投射型画像装置の放電灯点灯装置としたもの
で、放電灯の劣化を押さえて、実質的使用時間を長くす
る効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明であるプロジェクターの放
電灯点灯装置の実施の形態について、図を用いて説明す
る。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の放電灯点
灯装置を含む投射型画像装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0020】本願発明のプロジェクタ−は図1におい
て、放電灯1と、反射鏡2と、集光レンズ3と、液晶パ
ネル4と、投写レンズ5と、スクリーン6と、本願発明
の放電灯点灯装置主要部である電力制御部7、マイコン
8、記録媒体9と、液晶パネル4を映像信号に基づいて
駆動する表示駆動部10とで構成される。
【0021】光源1、反射鏡2、集光レンズ3は、照明
光学系であって、反射鏡2は放電灯1より照射された光
を反射し、集光レンズ3は、光源1より照射された光お
よび反射鏡2で反射された光を集光し、集光された光を
光変調作用を有する液晶パネル4に照射し、投写レンズ
5は液晶パネル4上に表示された映像をスクリーン6に
拡大投写する。
【0022】放電灯1に供給する電力を切り換えて発光
輝度を制御する電力制御部7では、マイコン8からの電
力制御信号により放電灯1に供給する電力モードを切り
換えている。
【0023】記録媒体9はマイコン8が内蔵するタイム
カウンタにより計測された放電灯の積算点灯時間を記憶
し、マイコン8はこれに基づいて放電灯の供給電力モー
ドを選択する。記録媒体9は一般にはプロジェクターの
電源をオフしても上記のような記憶した積算点灯時間デ
ータが消去されない不揮発性メモリー、あるいは電池等
でバックアップされる揮発性メモリーで構成される。
【0024】表示駆動部10は映像信号に基づいて液晶
パネル4を駆動するものである。
【0025】図2は各電力モードと放電灯の連続点灯時
間を示したものである。図2に示すように、電力モード
A、電力モードB、電力モードC、電力モードDのよう
に放電灯へ供給する電力を切り替え出来るようにした電
力制御部7を備えており、更にプロジェクターの放電灯
点灯後からの連続点灯時間を計測し、放電灯を点灯する
ごとに上記放電灯の連続点灯時間をリセットするタイム
カウンタ機能あるいはタイムカウンタ機能を内蔵したマ
イコン8をプロジェクターに備えている。
【0026】なお、マイコン8内蔵のタイムカウンタ
は、マイコンの電源をオフしない限り、即ちプロジェク
タ−の電源をオフしない限り放電灯の連続点灯を計測し
た時間は記憶するような機能を持っている。
【0027】図3に示すように光学部品である液晶パネ
ル4の光の透過率は連続使用時間とともに劣化し、透過
率も徐々に減少する。この傾向は放電灯に供給する電力
が高いほど顕著であるので、劣化が始まるポイントb1
の連続使用時間5hで、電力モードAの下位電力モード
となる電力モードBに自動的に切り替えできるようにし
てある。このシステムにより、電力モードAで連続使用
した場合は本来2khで光学系の透過率は50%程度ま
で減少してしまっていたものが、電力モードBで連続使
用時間5khまで有効使用性能を保つことができるよう
になる。
【0028】ここで述べている電力モードや連続使用時
間はあくまでも一例に過ぎないので、プロジェクターや
放電灯毎の性能に合わせて設定すれば良い。以上の連続
点灯時間が所定の時間に到達したとき、放電灯に供給す
る電力を自動的に切り替えるシステムにより、液晶パネ
ル4を含む光学部品の連続使用による劣化を軽減し、光
学部品の実質的使用時間を長くすることができる。
【0029】(実施の形態2)図4は各電力モードと放
電灯の寿命時間を示したものである。図4に示すよう
に、電力モードA、電力モードB、電力モードC、電力
モードDのように放電灯へ供給する電力を切り替え出来
るようにした放電灯点灯装置を備え、更に放電灯の積算
点灯時間をメモリ等の記録媒体に記憶し、プロジェクタ
ーの電源をオンし、放電灯を点灯するごとに上記放電灯
の積算点灯時間を記録媒体から読み出しする機能をプロ
ジェクターに備えている。
【0030】図5に示すように放電灯の明るさは放電灯
を点灯した積算時間とともに徐々に減少する。この傾向
は電力が高いほど顕著である。従って、電力モードAの
明るさが下位電力モードとなる電力モードBと同等にな
ってしまうポイントが発生するこのポイントがポイント
b2である。本システムではポイントb2の積算点灯時
間1Khで、電力モードAの下位電力モードとなる電力
モードBに自動的に切り替えできるようにしてある。
【0031】このシステムにより、電力モードAで使用
した場合は本来2khで放電灯の明るさが50%程度ま
で減少してしまっていたものが、電力モードBで積算点
灯時間4Khまで有効使用性能を保つことができるよう
になる。ここで述べている電力モードや積算時間はあく
までも一例に過ぎないので、プロジェクターや放電灯毎
の性能に合わせて設定すれば良い。
【0032】なお、放電灯の寿命は初期の輝度を基準と
して50%以下になったときと規定している。
【0033】以上、プロジェクターの電源をオンし、放
電灯を点灯するごとに上記放電灯の積算点灯時間を記録
媒体から読み出し、放電灯積算点灯時間が所定の時間に
到達したとき、放電灯に供給する電力を自動的に切り替
えるシステムにより、放電灯の劣化を押さえて、ランプ
の実質的使用時間を長くすることができる。
【0034】(実施の形態3)図6は第2の発明を説明
したプログラムのフローチャートの一例である。
【0035】実施の形態1で説明したように、プロジェ
クターの放電灯点灯後(S60)、放電灯を点灯するご
とに上記放電灯の点灯時間を計測するタイムカウンタを
リセットする(S61)。タイムカウンタにより連続点
灯時間を計測し(S62)、電力モードAでかつ連続点
灯時間を示す時間関数tが所定の時間5hに到達したと
き(S63)、放電灯に供給する電力モードAを自動的
に電力モードBに切り替える処理を行うが(S64)、
ユーザーの手入力処理により電力変更の処理を元に戻す
ようにも処理できるようにしてある(S65)。
【0036】(実施の形態4)図7は第3の発明を説明
したプログラムのフローチャートの一例である。
【0037】実施の形態2で説明したように、放電灯の
積算点灯時間をメモリ等の記録媒体に記憶し、放電灯を
点灯する(S70)ごとに上記放電灯の積算点灯時間を
記録媒体(M[t])から読み出し、タイムカウンタに
セットする(S71)。
【0038】積算点灯時間を計測し、また記録媒体に都
度計測した積算時間を記憶し(S72)、積算点灯時間
を示す時間関数tが所定の時間1Khに到達したとき
(S73)、放電灯に供給する電力モードAを自動的に
電力モードBに切り替える処理を行うが(S74)、ユ
ーザーの手入力処理により電力変更の処理を元戻すよう
にも処理できるようにしてある(S75)。
【0039】(実施の形態5)図8は第7の発明を説明
したプログラムのフローチャートの一例である。
【0040】第7の発明の放電灯点灯装置において、同
じ連続点灯時間がであっても点灯させる電力モードによ
り放電灯の寿命や光学部品の劣化は異なるのは図3,図
5の説明からも明らかである。
【0041】そこで、放電灯の連続点灯時間をタイムカ
ウンタで時間計測する際、電力モード毎に、例えば、電
力モードAの場合は1を、以下下位電力モード毎に、電
力モードBの場合は0.8を、電力モードCの場合は
0.6を、電力モードD場合は0.5をというように時
間に一定の係数Xを掛けるというような演算処理をした
ものである。
【0042】本実施の形態では、プロジェクターの放電
灯点灯後(S80)、放電灯を点灯するごとに上記放電
灯の点灯時間を計測するタイムカウンタをリセットする
(S81)。点灯時の電力モードに基づいた係数Xを設
定し(S82)、計測した連続点灯時間tと先に設定し
た係数Xの積を連続点灯時間とする。(S83)。
【0043】さらに、電力モードAでかつ連続点灯時間
を示す時間関数tが所定の時間5hを越えたら(S8
4)、放電灯に供給する電力モードAを自動的に電力モ
ードBに切り替える処理を行うが(S85)、ユーザー
の手入力処理により電力変更の処理を元に戻すようにも
処理できるようにしてある(S86) (実施の形態6)図9は第8の発明を説明したプログラ
ムのフローチャートの一例である。
【0044】第8の発明の放電灯点灯装置において、同
じ積算点灯時間がであっても点灯させる電力モードによ
り放電灯の寿命が異なるのは図5の説明からも明らかで
ある。
【0045】また、電力切り替え後の電力モード毎にメ
モリ等の記憶媒体を用意するのはメモリ資源の非効率的
な使用方法である。
【0046】そこで、放電灯の積算点灯時間をメモリ等
の記録媒体に記憶する際、電力モード毎に、例えば、電
力モードAの場合は1を、以下、下位電力モード毎に、
電力モードBの場合は0.8を、電力モードCの場合は
0.6を、電力モードD場合は0.5をというように時
間に一定の係数Xを掛けるというような演算処理をし
て、メモリの場合、1アドレスを使用して記憶するよう
にしたものである。
【0047】本実施の形態では、放電灯の積算点灯時間
をメモリ等の記録媒体に記憶し、放電灯を点灯する(S
90)ごとに上記放電灯の積算点灯時間を記録媒体(M
[t])から読み出す(S91)。
【0048】点灯時の電力モードに基づいた係数Xを設
定し(S92)、計測した連続点灯時間tと先に設定し
た係数Xの積を連続点灯時間とする(S93)。
【0049】さらに、電力モードAでかつ連続点灯時間
を示す時間関数tが所定の時間1Khを越えたら(S9
4)、放電灯に供給する電力モードAを自動的に電力モ
ードBに切り替える処理を行うが(S95)、ユーザー
の手入力処理により電力変更の処理を元に戻すようにも
処理できるようにしてある(S96)。
【0050】以上、実施の形態3〜6で述べられている
プログラムはあくまでも一例に過ぎないもので、本来の
目的である放電灯の連続点灯時間あるいは積算点灯時間
が所定の時間または数値に達したら、プロジェクターの
連続点灯時間あるいは積算点灯時間に合わせて放電灯に
供給する電力を自動的に切り替え、液晶パネル等を含む
光学部品の連続使用による劣化を軽減し、実質的使用時
間を長くすること、あるいは、放電灯の劣化を軽減し放
電灯の実質的使用時間を長くする目的が電力モード毎に
実現できれば上記のアルゴリズムに限らない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ロジェクターの光源である放電灯の点灯時間を計測し、
該点灯時間が所定の時間に到達したとき、放電灯に供給
する電力を切り替えることで、放電灯の劣化を押さえ
て、実質的使用時間を長くする効果がある。
【0052】また液晶パネル等を含む光学部品の連続使
用による劣化を軽減し、液晶パネル等を含む光学部品の
実質的使用時間を長くする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電灯点灯装置を含む投射型画像装置
の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1の各電力モードと切り替え時間の
例を示す図
【図3】実施の形態1で、連続使用でプロジェクターを
使用した場合の各電力モードでの光学系の透過率の時間
推移関係を示す図
【図4】実施の形態2実施例1の各電力モードと切り替
え時間の例を示す図
【図5】実施の形態2で、各電力モードでの明るさと積
算点灯時間との時間推移関係を示す図
【図6】実施の形態3のプログラムのフローチャート
【図7】実施の形態4のプログラムのフローチャート
【図8】実施の形態5のプログラムのフローチャート
【図9】実施の形態6のプログラムのフローチャート
【符号の説明】
1 放電灯 2 反射鏡 3 集光レンズ 4 液晶パネル 5 投写レンズ 6 スクリーン 7 電力制御部 8 マイクロコンピュータ(マイコン) 9 記録媒体 10 表示駆動部 t タイムカウンタで計測した放電灯点灯時間または時
間関数 M(t) 記録媒体にメモリーされた放電灯積算点灯時
間または積算点灯時間関数 b1,b2 電力モード切り替えポイント X 光学系連続点灯時間又は放電灯積算点灯時間計算時
の係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K103 AA05 AB10 BA13 BA14 3K073 AA37 AA42 AA47 AA82 AA87 BA36 CD09 CF21 CG15 CG16 CG22 CG43 CH21 CJ08 CM03 CM05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投射型画像装置の光源である放電灯の点
    灯時間を計測し、該点灯時間が所定の時間に到達したと
    き、前記放電灯に供給する電力を切り替えることを特徴
    とする投射型画像装置の放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 放電灯と、放電灯の電力を制御する電力
    制御部と、前記放電灯の連続点灯時間を計測するタイム
    カウンターを備え、前記タイムカウンターで計測された
    前記放電灯の連続点灯時間は前記放電灯を点灯するごと
    にリセットし、前記放電灯点灯後からの連続点灯時間が
    所定の時間に到達したとき、前記放電灯に供給する電力
    を切り替えることを特徴とする投射型画像装置の放電灯
    点灯装置。
  3. 【請求項3】 放電灯と、放電灯の電力を制御する電力
    制御部と、前記放電灯の点灯時間を計測するタイムカウ
    ンターと、前記タイムカウンター計測による点灯時間を
    積算した前記放電灯の積算点灯時間を記憶する記録媒体
    を備え、前記放電灯の積算点灯時間が所定の時間に到達
    したとき、前記放電灯に供給する電力を切り替えること
    を特徴とする投射型画像装置の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間は設定変更が可能である
    請求項1から請求項3記載の投射型画像装置の放電灯点
    灯装置。
  5. 【請求項5】 前記放電灯点灯後からの連続点灯時間が
    所定の時間に到達したとき、放電灯に供給する電力を切
    り替える機能を、ユーザーにより設定及び設定解除可能
    としたことを特徴とする請求項2記載の投射型画像装置
    の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記放電灯の積算点灯時間が所定の時間
    に到達したとき、放電灯に供給する電力を切り替える機
    能を、ユーザーにより設定及び設定解除可能としたこと
    を特徴とする請求項3記載の投射型画像装置の放電灯点
    灯装置。
  7. 【請求項7】 前記電力制御部は、前記放電灯に供給す
    る電力を複数の電力モードに切り替え可能な機能を備
    え、各電力モードに対応して計測した連続点灯時間に所
    定の係数を掛けた値を新たな連続点灯時間とすることを
    特徴とする請求項2記載の投射型画像装置の放電灯点灯
    装置。
  8. 【請求項8】 前記電力制御部は、前記放電灯に供給す
    る電力を複数の電力モードに切り替え可能な機能を備
    え、各電力モードに対応して計測した積算点灯時間に所
    定の係数を掛けた値を新たな積算点灯時間とし前記記録
    媒体に記憶することを特徴とする請求項3記載の投射型
    画像装置の放電灯点灯装置。
JP2002213392A 2001-08-17 2002-07-23 投射型画像装置の放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JP3675426B2 (ja)

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