JP2003127693A - 自動車におけるシフトレバー装置 - Google Patents
自動車におけるシフトレバー装置Info
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Abstract
装置から延出してきたケーブルを連結させた状態のまま
で、車体側部材に上記ブラケットを取り付ける作業をす
る場合に、この作業がより容易にできるようにする。 【解決手段】 変速装置24から延出してきたケーブル
25をブラケット17に支承されたシフトレバー16に
連結し、この連結状態のままで、車体側部材11に対し
ブラケット17を載置可能とする。車体側部材11に対
しブラケット17を位置決めする位置決め部材31が、
車体側部材11とブラケット17との両部材のうち、い
ずれか一方の部材に突設される位置決めピン33と、他
方の部材に形成されて位置決めピン33と互いに嵌合す
る位置決め孔35とを備える。位置決めピン33の外周
面に円環形状の突状体37を一体成形する一方、位置決
め孔35の内周面に円環形状の凹溝38を成形する。
Description
承したブラケットを車体側部材に取り付ける際、この車
体側部材に対し上記ブラケットを位置決めする位置決め
部材を設けた自動車におけるシフトレバー装置に関する
ものである。
は、従来、特開平9−30282号の公報に示されるも
のがある。
構成する車体側部材の一部分に、水平面に対し傾斜した
支持面が形成されている。シフトレバーを支承したブラ
ケットが上記支持面に載置されて上記車体側部材に取り
付け可能とされ、変速装置から延出してきたケーブルの
延出端部が上記シフトレバーに連結され、この連結状態
のままで、上記支持面に対し上記ブラケットが載置可能
とされている。
置決めする位置決め部材が設けられ、この位置決め部材
は、上記支持面の前端部に突設され、この支持面の後部
側に載置されたブラケットの前端部を当接可能とさせる
位置決め突起を備えている。
ける作業をする場合には、上記ブラケットに支承させた
シフトレバーにケーブルの延出端部を連結させ、この連
結状態のままで、まず、上記ブラケットを上記支持面の
後部側に載置させる。次に、上記ブラケットを前方移動
させることによりその前端部を上記位置決め突起に当接
させる。すると、上記車体側部材に対する上記ブラケッ
トの位置決めができる。そして、この状態から、上記車
体側部材に上記ブラケットを締結して取り付ければ、上
記ブラケットの取り付け作業が終了する。
部材にブラケットを取り付けた状態では、一般に、上記
ケーブルは上記シフトレバーを介しブラケットに押され
て弾性的に屈曲した状態とされる。
作業において、車体側部材に対しブラケットを位置決め
部材により位置決めした段階では、上記ブラケットはシ
フトレバーを介し弾性的に屈曲しているケーブルからの
復元力を受けて、上記の位置決めされたところから変位
しようとする。
には、このブラケットが変位しないようその取り付けが
終了するまで保持しておくことが要求されるが、これ
は、上記ブラケットの取り付け作業を煩雑にさせるもの
であって、好ましくない。
されたもので、ブラケットに支承されたシフトレバーに
変速装置から延出してきたケーブルの延出端部を連結さ
せた状態のままで、車体側部材に上記ブラケットを取り
付ける作業をする場合に、この作業がより容易にできる
ようにすることを課題とする。
でも、上記シフトレバーやブラケットを備えるシフトレ
バー装置の成形作業が容易にできるようにすることを課
題とする。
の本発明の自動車におけるシフトレバー装置は、次の如
くである。なお、この項において各用語に付記した符号
は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」
の項の内容に限定解釈するものではない。
分に、水平面に対し傾斜した支持面14を形成し、変速
装置24から延出してきたケーブル25の延出端部26
をブラケット17に支承されたシフトレバー16に連結
し、この連結状態のままで、上記支持面14に対し上記
ブラケット17を載置可能とし、上記車体側部材11に
対し上記ブラケット17を位置決めする位置決め部材3
1を設けた自動車におけるシフトレバー装置において、
11の一部分とブラケット17との両部材のうち、いず
れか一方の部材に突設される位置決めピン33と、他方
の部材に形成されて上記位置決めピン33の軸心32と
ほぼ同一の軸心34を有して互いに嵌合する位置決め孔
35とを備え、上記位置決めピン33の外周面に円環形
状の突状体37を一体成形する一方、上記位置決め孔3
5の内周面に円環形状の凹溝38を成形したものであ
る。
て、上記突状体37を上記位置決めピン33の軸心32
に沿った方向で複数設け、上記凹溝38を上記位置決め
孔35の軸心34に沿った方向で複数設け、上記突状体
37のうちの少なくとも1つの突状体37の突出端部4
1と、互いに隣り合う両凹溝38,38の間の上記位置
決め孔35の内周面の部分42とを上記軸心32,34
の径方向で互いに対向させたものである。
て、上記複数の突状体37を上記位置決めピン33の軸
心32を中心とする1つの雄ねじで成形し、上記複数の
凹溝38を上記位置決め孔35の軸心34を中心とする
1つの雌ねじで成形したものである。
により説明する。
矢印Frはこの自動車の進行方向の前方を示している。
また、下記する左右とは、上記前方に向っての車体1の
幅方向をいうものとする。
の車体1の左右各側壁2の前部をそれぞれ構成して上下
方向に延びるフロントピラー3と、上記左右側壁2の下
端部に架設されてほぼ水平に延びるフロアパネル4とを
備え、上記左右側壁2とフロアパネル4とで囲まれた車
体1の内部空間が車室5とされている。
ントピラー3の上下方向の中途部に架設され、これら両
フロントピラー3を互いに強固に結合させるピラツーピ
ラーメンバ8と、上下方向に延びて上記フロアパネル4
とピラツーピラーメンバ8とに架設されこれらに強固に
支持される左右一対のステー9,9と、これら各ステー
9の上下方向の中途部にそれぞれ溶接により支持される
支持台10,10とが設けられ、上記ピラツーピラーメ
ンバ8は断面が円形のパイプ材製とされ、上記ステー9
と支持台10とは板金製とされ、これらは車体1に取り
付けられて、車体側部材11とされている。
を入力して、この自動車の変速を可能とするシフトレバ
ー装置13が設けられている。以下、このシフトレバー
装置13につき説明する。
持台10,10の上面には、水平面に対し後下がり状に
傾斜した平坦な左右支持面14,14が形成され、これ
ら左右支持面14は一つの平坦な仮想平面上に配置され
ている。
自在に支承した樹脂製のブラケット17が設けられてい
る。このブラケット17は、上記シフトレバー16を支
承して上記左右支持面14,14の間に配置される箱形
状のブラケット本体18と、このブラケット本体18の
各外側面から一体的に突設される左右一対のフランジ1
9,19とを備えている。これら各フランジ19が上記
各支持面14に載置されて、それぞれ複数の締結具2
0,20により上記支持台10に着脱自在に締結され、
もって、上記ブラケット17が上記支持台10に着脱自
在に取り付けられている。
び、その後上端部に変速時の操作力の入力用のグリップ
23が取り付けられている。一方、上記車体1の下部に
支持されている変速装置24から延出してきたケーブル
25の延出端部26が上記シフトレバー16の前下端部
に連結ピン27により連結されている。上記ケーブル2
5はその自由状態ではほぼ直線的に延びるものである
が、上記延出端部26側は、弾性的に屈曲させられた状
態とされてその延出端部26が上記シフトレバー16に
連結されている。このため、上記ケーブル25は弾性的
に復元しようとし、この復元力を上記シフトレバー16
と枢支軸15を介し上記ブラケット17が受けることと
なっている。
25の延出端部26とを互いに連結させた状態のまま
で、上記ケーブル25の復元力に対抗しながら、上記支
持面14,14に対し上記ブラケット17の各フランジ
19,19が載置可能とされている。
10に対し、上記ブラケット17を位置決めする位置決
め部材31が設けられている。
31は、上記支持面14にほぼ直交する軸心32上に配
置され上記支持面14から外方(後上方)に向って突設
され上記支持台10に支持される断面円形の位置決めピ
ン33と、上記支持面14に載置される上記ブラケット
17のフランジ19に形成され上記位置決めピン33の
軸心32とほぼ同一の軸心34を有して上記位置決めピ
ン33と互いに嵌合する断面円形の位置決め孔35とを
備えている。
と位置決め孔35とは、上記車体側部材11の左右支持
台10,10の支持面14,14、およびブラケット1
7の左右フランジ19,19のうち、一方側(左方側)
にのみ設けられている。
軸心32上で円環形状の突状体37が一体成形されてお
り、この突状体37は上記軸心32に沿った方向で複数
設けられている。上記突状体37は、互いに同形同大と
され、上記軸心32に沿った方向で第1ピッチ寸法P1
毎に等間隔に配置されている。
その軸心34上で円環形状の凹溝38が成形されてお
り、この凹溝38は上記軸心34に沿った方向で複数設
けられている。上記凹溝38は、互いに同形同大とさ
れ、上記軸心34に沿った方向で、第2ピッチ寸法P2
毎に等間隔に配置されている。
上記位置決め孔35の内径寸法D2よりもわずかに小さ
い寸法(0.1〜0.2mm程度)とされ、これによ
り、上記支持台10に対する上記ブラケット17の位置
決めがより正確になされている。
P2とは互いに相違させられている。具体的には第1ピ
ッチ寸法P1の方が第2ピッチ寸法P2よりも短くされ
ており、これにより、上記複数の突状体37のうちの少
なくとも一つの突状体37の突出端部41と、上記位置
決め孔35の軸心34に沿った方向で互いに隣り合う両
凹溝38,38の間の上記位置決め孔35の内周面の部
分42とが上記軸心32および/もしくは軸心34の径
方向で互いに対向させられている。
れ螺旋形状とされて、これら突状体37は、上記位置決
めピン33の軸心32を中心とする1つの雄ねじで成形
されている。また、上記各凹溝38は具体的にはそれぞ
れ螺旋形状とされて、これら凹溝38は、上記位置決め
孔35の軸心34を中心とする1つの雌ねじで成形され
ている。
決めピン33を上記車体側部材11の一部分である支持
台10とブラケット17の両部材のうち、いずれか一方
の部材であるブラケット17に突設し、位置決め孔35
を他方の部材である支持台10に成形してもよい。ま
た、上記支持台10と、その支持面14はそれぞれ単一
であってもよい。また、上記位置決め部材31を、上記
左右支持台10,10の支持面14,14と、ブラケッ
ト17の左右フランジ19,19とにそれぞれ設けても
よい。
環形でなくてもよく、周方向で断続的に設けられるもの
であってもよい。
38は、それぞれ互いに連続しない、独立した円環形状
としてもよく、また、これら突状体37と凹溝38は単
一のみ設けてもよい。
分の上面に、水平面に対し傾斜した支持面14を形成
し、シフトレバー16を支承したブラケット17を上記
支持面14に載置して上記車体側部材11に取り付け可
能とし、変速装置24から延出してきたケーブル25の
延出端部26を上記シフトレバー16に連結し、この連
結状態のままで、上記支持面14に対し上記ブラケット
17を載置可能とし、上記車体側部材11に対し上記ブ
ラケット17を位置決めする位置決め部材31を設けた
自動車におけるシフトレバー装置において、
11の一部分とブラケット17との両部材のうち、いず
れか一方の部材に突設される位置決めピン33と、他方
の部材に形成されて上記位置決めピン33の軸心32と
ほぼ同一の軸心34を有して互いに嵌合する位置決め孔
35とを備えている。
車体側部材11の一部分である支持台10にブラケット
17を取り付ける作業をする場合には、上記ブラケット
17に支承させたシフトレバー16にケーブル25の延
出端部26を連結させた状態のままで、まず、上記ブラ
ケット17の各フランジ19を上記各支持台10の支持
面14に対し、その外方(図3中二点鎖線)から、これ
ら支持面14に接近させ、この接近途中で、上記位置決
めピン33と位置決め孔35とを嵌合させる。
10,10のうちの一方側(左方側)の支持台10に対
し、上記ブラケット17の一側部(左側部)が位置決め
される。次に、互いに嵌合した上記位置決めピン33の
軸心32、もしくは位置決め孔35の軸心34回りに上
記ブラケット17の他側部(右側部)を回動させて、上
記車体側部材11の支持台10の他方側(右方側)に対
し、上記ブラケット17の他側部を位置決めさせる。こ
の状態から、上記車体側部材11の各支持台10に対し
上記ブラケット17の各フランジ19をそれぞれ締結具
20により締結させれば、上記ブラケット17の取り付
け作業が終了する。
付け作業において、上記車体側部材11の一部分である
支持台10における支持面14にブラケット17を載置
し、かつ、上記車体側部材11の支持台10に対しブラ
ケット17を上記位置決め部材31により位置決めした
とき、上記支持面14は水平面に対し傾斜していて、こ
の支持面14から上記ブラケット17は滑落し易い状態
であり、しかも、上記ブラケット17はシフトレバー1
6を介し弾性的に屈曲しているケーブル25からの復元
力を受けて上記位置決めされたところから変位しようと
する(図1〜3中一点鎖線)。
1における位置決めピン33と位置決め孔35とは互い
に嵌合している。そして、上記位置決めピン33の外周
面に円環形状の突状体37を一体成形すると共に、この
突状体37を上記位置決めピン33の軸心32に沿った
方向で複数設け、一方、上記位置決め孔35の内周面に
円環形状の凹溝38を成形すると共に、この凹溝38を
上記位置決め孔35の軸心34に沿った方向で複数設
け、上記位置決めピン33と位置決め孔35とがその軸
方向で互いに変位するとき、突状体37と凹溝38とが
これらの軸方向で互いに係合可能とされ、より具体的に
は、それぞれ複数の上記突状体37と凹溝38のうちの
少なくとも各一部がこれらの軸方向で互いに係合可能と
されている。
位置決めピン33と位置決め孔35とがその互いの嵌合
状態から、互いに軸方向で変位しようとしても、上記突
状体37と凹溝38の少なくとも一部分が係合して(図
1中一点鎖線)、上記した軸方向でのブラケット17の
変位が防止される。
1によるブラケット17の位置決め後に、このブラケッ
ト17が変位しないよう保持する、という作業は不要と
なって、上記ブラケット17の取り付け作業がより容易
にできることとなる。
決めピン33と位置決め孔35とがその軸方向で互いに
変位できないまでに嵌合した最終嵌合状態で、上記突状
体37のうちの少なくとも1つの突状体37の突出端部
41の周方向の一部分と、互いに隣り合う両凹溝38,
38の間の上記位置決め孔35の内周面の部分42とを
上記軸心32,34の径方向で互いに対向させるように
してある。
位置決めピン33と位置決め孔35とが互いに嵌合して
上記最終嵌合状態となったとき、上記位置決めピン33
の各突状体37と位置決め孔35の各凹溝38とがそれ
ぞれ互いに全体的に係合して上記位置決めピン33の軸
心32と位置決め孔35の軸心34とがその径方向で互
いに大きく偏位する、ということは防止される。
に対しブラケット17を位置決めしようとして、上記位
置決め部材31における位置決めピン33と位置決め孔
35とを互いに上記最終嵌合状態にさせたとき、上記車
体側部材11の支持台10に対するブラケット17の位
置決めはより高精度になされる。
33と位置決め孔35とがその軸方向で互いに変位する
場合においても、上記突状体37のうちの少なくとも1
つの突状体37の突出端部41の周方向の一部分と、互
いに隣り合う両凹溝38,38の間の上記位置決め孔3
5の内周面の部分42とを上記軸心32,34の径方向
で互いに対向させるようにしてある。
を上記位置決めピン33の軸心32を中心とする1つの
雄ねじで成形し、上記複数の凹溝38を上記位置決め孔
35の軸心34を中心とする1つの雌ねじで成形してあ
る。
溝38の成形は、単に、ねじ切りという機械加工で達成
されるのであり、よって、上記シフトレバー16やブラ
ケット17を備えるシフトレバー装置13の成形作業が
容易にできることとなる。
に、水平面に対し傾斜した支持面を形成し、変速装置か
ら延出してきたケーブルの延出端部をブラケットに支承
されたシフトレバーに連結し、この連結状態のままで、
上記支持面に対し上記ブラケットを載置可能とし、上記
車体側部材に対し上記ブラケットを位置決めする位置決
め部材を設けた自動車におけるシフトレバー装置におい
て、
部分とブラケットとの両部材のうち、いずれか一方の部
材に突設される位置決めピンと、他方の部材に形成され
て上記位置決めピンの軸心とほぼ同一の軸心を有して互
いに嵌合する位置決め孔とを備えている。
側部材の一部分である支持台にブラケットを取り付ける
作業をする場合には、上記ブラケットに支承させたシフ
トレバーにケーブルの延出端部を連結させた状態のまま
で、まず、上記ブラケットを上記支持面の外方からこの
支持面に接近させ、この接近途中で、上記位置決めピン
と位置決め孔とを嵌合させる。
上記ブラケットが位置決めされる。この状態で、上記車
体側部材に対し上記ブラケットを取り付ければ、このブ
ラケットの取り付け作業が終了する。
作業において、上記車体側部材の一部分の支持面にブラ
ケットを載置し、かつ、上記車体側部材に対しブラケッ
トを上記位置決め部材により位置決めしたとき、上記支
持面は水平面に対し傾斜していて、この支持面から上記
ブラケットは滑落し易い状態であり、しかも、上記ブラ
ケットはシフトレバーを介し弾性的に屈曲しているケー
ブルからの復元力を受けて上記位置決めされたところか
ら変位しようとする。
おける位置決めピンと位置決め孔とは互いに嵌合してい
る。そして、上記位置決めピンの外周面に円環形状の突
状体を一体成形する一方、上記位置決め孔の内周面に円
環形状の凹溝を成形してある。
決めピンと位置決め孔とがその互いの嵌合状態から、互
いに軸方向で変位しようとしても、上記突状体と凹溝と
が係合して、上記した軸方向でのブラケットの変位が防
止される。
よるブラケットの位置決め後に、このブラケットが変位
しないよう保持する、という作業は不要となって、上記
ブラケットの取り付け作業がより容易にできることとな
る。
決めピンの軸心に沿った方向で複数設け、上記凹溝を上
記位置決め孔の軸心に沿った方向で複数設け上記突状体
のうちの少なくとも1つの突状体の突出端部と、互いに
隣り合う両凹溝の間の上記位置決め孔の内周面の部分と
を上記軸心の径方向で互いに対向させてある。
決めピンと位置決め孔とが互いに嵌合した状態のとき、
上記位置決めピンの各突状体と位置決め孔の各凹溝とが
それぞれ互いに全体的に係合して上記位置決めピンの軸
心と位置決め孔の軸心とがその径方向で互いに大きく偏
位する、ということは防止される。
を位置決めしようとして、上記位置決め部材における位
置決めピンと位置決め孔とを互いに嵌合させたとき、上
記車体側部材に対するブラケットの位置決めはより高精
度になされる。
記位置決めピンの軸心を中心とする1つの雄ねじで成形
し、上記複数の凹溝を上記位置決め孔の軸心を中心とす
る1つの雌ねじで成形してある。
成形は、単に、ねじ切りという機械加工で達成されるの
であり、よって、上記シフトレバーやブラケットを備え
るシフトレバー装置の成形作業が容易にできることとな
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体側部材の一部分に、水平面に対し傾
斜した支持面を形成し、変速装置から延出してきたケー
ブルの延出端部をブラケットに支承されたシフトレバー
に連結し、この連結状態のままで、上記支持面に対し上
記ブラケットを載置可能とし、上記車体側部材に対し上
記ブラケットを位置決めする位置決め部材を設けた自動
車におけるシフトレバー装置において、 上記位置決め部材が、上記車体側部材の一部分とブラケ
ットとの両部材のうち、いずれか一方の部材に突設され
る位置決めピンと、他方の部材に形成されて上記位置決
めピンの軸心とほぼ同一の軸心を有して互いに嵌合する
位置決め孔とを備え、上記位置決めピンの外周面に円環
形状の突状体を一体成形する一方、上記位置決め孔の内
周面に円環形状の凹溝を成形した自動車におけるシフト
レバー装置。 - 【請求項2】 上記突状体を上記位置決めピンの軸心に
沿った方向で複数設け、上記凹溝を上記位置決め孔の軸
心に沿った方向で複数設け、上記突状体のうちの少なく
とも1つの突状体の突出端部と、互いに隣り合う両凹溝
の間の上記位置決め孔の内周面の部分とを上記軸心の径
方向で互いに対向させた請求項1に記載の自動車におけ
るシフトレバー装置。 - 【請求項3】 上記複数の突状体を上記位置決めピンの
軸心を中心とする1つの雄ねじで成形し、上記複数の凹
溝を上記位置決め孔の軸心を中心とする1つの雌ねじで
成形した請求項2に記載の自動車におけるシフトレバー
装置。
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