JP2003127688A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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Abstract
量、コンパクト、低コストに構成する。 【解決手段】 原動機の駆動力をトロイダル変速機構
7,9から、平行配置された副軸31を介して出力する
トランスミッション装置3と、副軸31と同軸配置さ
れ、副軸31から入力した回転を前輪側と後輪側に分配
する動力分配装置5とを備え、副軸31の端末と動力分
配装置5との間に副変速機構41を配置した。副変速機
構はニュートラルポジションを備えたり、Hi−Lo切
り換え機構を備えていることを特徴とする。
Description
ミッション装置(主変速機構)と動力分配装置(トラン
スファ装置)からなる構成に、副変速機構を設けた4輪
駆動車用の動力伝達装置に関する。
ような副軸式のトロイダル式無段変速機1001が記載
されている。
輪駆動車に用いられているもので、トルクコンバータ1
003、前後切換機構1005、無段変速部1007,
1009、出力部1011などから構成されている。
3から前後切換機構1005に伝達される。前後切換機
構1005は、プラネタリーギア機構と多板クラッチな
どから構成されており、伝達された駆動力の回転方向を
車両の前進と後進に応じて切り換え、無段変速部100
7,1009に伝達する。
13と出力ディスク1015、摩擦ローラ1017、入
力軸1019と出力軸1021などから構成されてお
り、無段変速部1009は、入力ディスク1023と出
力ディスク1025、摩擦ローラ1027、無段変速部
1007との間でそれぞれ共用される入力軸1019と
出力軸1021などから構成されている。
に連結されており、出力軸1021は入力軸1019の
外周に配置されている。
15、入力ディスク1023と出力ディスク1025
は、それぞれの摩擦面のプロフィールが対向して円を形
成するように互いに向き合って配置されており、各入力
ディスク1013,1023は入力軸1019に固定さ
れ、各出力ディスク1015,1025は出力軸102
1に固定されている。
入力ディスク1013と出力ディスク1015の各摩擦
面、入力ディスク1023と出力ディスク1025の各
摩擦面にそれぞれ押圧されており、前後切換機構100
5から入力軸1019に伝達された駆動力は、各摩擦面
に発生する摩擦力によって入力ディスク1013,10
23から摩擦ローラ1017,1027を介して出力デ
ィスク1015,1025に伝達され出力軸1021を
回転させる。
を揺動操作し傾斜角を変えると各ディスクとの接触円径
が変わる。例えば、摩擦ローラ1017,1027を入
力ディスク1013,1023との接触円径が大きくな
り、出力ディスク1015,1025との接触円径が小
さくなる方向に傾斜させれば出力軸1021の回転は増
速され、反対方向に傾斜させれば減速される。
31、副軸1033、出力軸1035などから構成され
ている。
副軸1033とを連結している。また、ギア組1031
は副軸1033上のギア1037と出力軸1035上の
ギア1039から構成され、副軸1033と出力軸10
35とを連結している。
3、前後切換機構1005、無段変速部1007,10
09と同軸に配置されており、副軸1033はこれらと
平行に配置されている。
1021に出力された駆動力は、ギア組1029から副
軸1033、ギア組1031、出力軸1035を介して
車輪側に送られる。
機1001のように4輪駆動車に用いられている動力伝
達装置には、副変速機構を用いて変速域を広くし、例え
ば、オフロードでの走破性とオンロードでの走行性を両
立させ、また、燃費と静粛性とを向上させたいという要
求がある。
ような副軸式のトランスミッション装置の場合、4輪駆
動車を小型、軽量、低コストに成立させる目的で、既存
の2輪駆動車用トランスミッション装置に動力分配装置
(トランスファ装置)を組み付けることが行われている
から、これらを組み合わせた動力伝達装置は、軸方向に
長くなり易い。
ャフトや、ケーシング(トランスミッションケースと動
力分配装置のケース)の変更が必要になり、大きなコス
ト上昇につながるから、4輪駆動車用の動力伝達装置は
なるべくコンパクトで軽量に構成したい。
ョン装置と動力分配装置からなる基本的な構成に副変速
機構を組み付けて、軽量、コンパクト、低コストに実施
された動力伝達装置の提供を目的とする。
力伝達装置は、原動機の駆動力が入力される入力軸と同
軸配置された変速機構、および前記入力軸と前記変速機
構と平行に配置された副軸とからなるトランスミッショ
ン装置と、前記副軸と同軸で該副軸の端末に配置された
副変速機構を有する動力分配装置とからなり、前記副軸
に伝達された駆動力を前輪側と後輪側に分配することを
特徴としている。
軸と動力分配装置との間に配置した副変速機構によって
変速域が広くなり、例えば、オフロードでの走破性とオ
ンロードでの走行性を両立させることができると共に、
燃費と静粛性とが向上する。
は、着脱が容易であるから、必要に応じて(オンデマン
ドで)既存の動力伝達装置に低コストで追加する(後付
けする)ことができる。
既存部材との干渉が生じにくいから、既存部材のレイア
ウトや形状の大幅な変更を伴わない。
は、アクセスが容易であるからメンテナンス性が高い。
同軸ではなく、副軸の端部(副軸と同軸)に配置したこ
とにより、トロイダル式無段変速機1001と異なっ
て、軸方向の大型化が回避され、コンパクトに構成する
ことができる。
ャフトやケーシングの変更とコスト上昇とを回避でき
る。
に至る前の基本的な構成において、副軸式トランスミッ
ション装置の副軸と動力分配装置とを同軸に配置して連
結したことにより、既存の2輪駆動車用動力伝達装置を
利用して4輪駆動車用の動力伝達装置を成立させてお
り、副軸の変更、あるいは、周辺部材のレイアウトや動
力伝達装置を収容するケーシングなどの変更が不要にす
ると共に、副軸または副軸式トランスミッション装置に
対して動力分配装置の一部または全体が軸方向にラップ
配置(重ねて配置)されるから、その重なり寸法だけ軸
方向にコンパクトになり、軽量化され、車載性が大きく
向上している。
って、ケーシングとの干渉が起こりにくくなり、ケーシ
ングの改造が不要または抑制され、互換性が保たれるか
ら、実施コストがさらに低減される。
動力伝達装置であって、副変速機構が、駆動力の伝達を
遮断するニュートラルポジションを備えていることを特
徴としており、請求項1の構成と同等の作用・効果を得
ることができる。
ンにすると、例えば、牽引時の走行抵抗が大幅に低減す
る。
チを使用できるから、ニュートラルポジションを備えた
副変速機構を用いたことにより、車両にウィンチを搭載
することが可能になる。
2に記載された動力伝達装置であって、副変速機構が、
Hi−Lo切り換え機構であることを特徴としており、
請求項1または請求項2の構成と同等の作用・効果を得
ることができる。
ば、車両の走行性が向上し、Loポジション(高トルク
ポジション)にすれば、車両の悪路走破性が向上する。
ョンとLoポジションとを切り換えれば、エンジンの燃
費と静粛性とを向上させることができる。
かに記載された動力伝達装置であって、副変速機構が、
プラネタリーギヤ式の副変速機構であることを特徴とし
ており、請求項1〜3の構成と同等の作用・効果を得る
ことができる。
軸方向にコンパクトであるから、動力伝達装置がさらに
軸方向にコンパクトになり、動力伝達装置の車載性とケ
ーシングの互換性が向上する。
動力伝達装置であって、プラネタリーギヤ式副変速機構
が、インターナルギアとサンギアが、互いに噛み合った
一対のピニオンギアによって連結されたダブルピニオン
のプラネタリーギヤ式副変速機構であることを特徴とし
ており、請求項4の構成と同等の作用・効果を得ること
ができる。
式副変速機構を用いたことにより、入力回転と出力回転
を同方向にすることが容易になる。
かに記載された発明であって、副変速機構が、副軸に連
結された入力軸と、入力軸の外側に同軸配置された出力
軸とを備えた2重軸構造であることを特徴としており、
請求項1〜5の構成と同等の作用・効果を得ることがで
きる。
軸構造にしたことによって、副変速機構及び動力伝達装
置がさらに軸方向にコンパクトになり、動力伝達装置の
車載性が向上する。
よって、副変速機構を副軸端部に配置することがさらに
容易になる。
らの入力を径方向から出力するという、従来の副変速機
構にはないトルクの取り出し方向が可能になる。
かに記載された動力伝達装置であって、副変速機構が、
動力伝達装置を収容するケーシングの一部を構成するカ
バー部材にサブアセンブリされていることを特徴として
おり、請求項1〜6の構成と同等の作用・効果を得るこ
とができる。
ンブリすることによって、副変速機構の着脱が極めて容
易になるから、オンデマンドへの対応性が向上し、既存
の動力伝達装置に対して副変速機構をさらに低コストで
容易に追加することが可能になる。
は、取り外しも容易であるからメンテナンス性がさらに
向上する。
かに記載された動力伝達装置であって、動力伝達装置を
収容するケーシングの前輪側出力軸または後輪側出力軸
の収容部が、副変速機構を収容する収容部の壁部になっ
ていることを特徴としており、請求項1〜6の構成と同
等の作用・効果を得ることができる。
部を、副変速機構の収容部の壁部に利用したから、この
部分でケーシングが2重構造になることが避けられる。
になって軽量化され、低コストになる。
11によって動力伝達装置1(本発明の第1実施形態)
の説明をする。
6,8の特徴を備えている。図1は動力伝達装置1を示
し、図2〜4は動力伝達装置1の構成部分を示し、図5
は図1の軸配置関係を示している。なお、図2〜4はそ
れぞれ図5のA1−O−A2,B1−B2,A1−O−
C1断面に相当する。図11は各実施形態の動力伝達装
置が用いられた4輪駆動車の動力系を示す。図1〜4の
左方はこの車両の前方(原動機701側)に相当する。
また、符号を与えていない部材等は図示されていない。
動機701及び動力伝達装置1、前輪側のプロペラシャ
フト703、フロントデフ705(原動機の駆動力を左
右の前輪に配分するデファレンシャル装置)、前車軸7
07,709、左右の前輪711,713、後輪側のプ
ロペラシャフト715、リヤデフ717(原動機の駆動
力を左右の後輪に配分するデファレンシャル装置)、後
車軸719,721、左右の後輪723,725などか
ら構成されている。
よって前輪側と後輪側に配分される。前輪側に配分され
た駆動力はプロペラシャフト703からフロントデフ7
05に伝達され、フロントデフ705から前車軸70
7,709を介して左右の前輪711,713に配分さ
れる。また、後輪側の駆動力はプロペラシャフト715
からリヤデフ717に伝達され、リヤデフ717から後
車軸719,721を介して左右の後輪723,725
に配分される。
ャビティ方式のトロイダル式無段変速機3(副軸式トラ
ンスミッション装置:主変速機構)、動力分配装置5
(トランスファ装置)などから構成されている。
1)に収容されている。
バータ、前後切換機構、無段変速部7,9(変速機
構)、出力部11などから構成されており、これらのト
ルクコンバータ、前後切換機構、無段変速部7,9は互
いに同軸上に配置されている。
から前後切換機構に伝達される。
ア機構と一対の多板クラッチとで構成されており、伝達
された駆動力をインターナルギアに入力させる。インタ
ーナルギアとピニオンギアキャリヤを多板クラッチでロ
ックすると、インターナルギアの回転は同じ回転方向で
サンギアから出力され、また、インターナルギアとピニ
オンギアキャリヤのロックを解除し、他の多板クラッチ
でピニオンギアキャリヤを静止側にロックすると、イン
ターナルギアの回転は反転してサンギアから出力され
る。
行に応じ、このように駆動力の回転方向を切り換えて無
段変速部7,9に伝達する。
と出力ディスク15、摩擦ローラ17、入力軸19と出
力軸21などから構成されており、無段変速部9は、一
対の入力ディスク23と出力ディスク25、摩擦ローラ
27、無段変速部7と共用の入力軸19と出力軸21な
どから構成されている。
されており、出力軸21は入力軸19の外周に相対回転
自在に配置されている。
力ディスク23と出力ディスク25は、それぞれの摩擦
面のプロフィールが対向して円を形成するように、互い
に向き合って配置されている。また、各入力ディスク1
3,23は各出力ディスク15,25の軸方向外側で入
力軸19に固定されており、各出力ディスク15,25
は互いに背中合わせに出力軸21に固定されている。
13と出力ディスク15の各摩擦面と、入力ディスク2
3と出力ディスク25の各摩擦面にそれぞれ押圧されて
おり、前後切換機構から入力軸19に伝達された駆動力
は、各摩擦面で発生する摩擦力によって入力ディスク1
3,23から各摩擦ローラ17,27を介して出力ディ
スク15,25に伝達され出力軸21を回転させる。
を各ディスクの回転軸から僅かに偏芯させると、ディス
クの回転力によって摩擦ローラ17,27の接触点を外
側に押し出す力が生じる。各ディスクは高速で回転し大
きな押し出し力が得られるから、摩擦ローラ17,27
の傾斜角は極めて速いレスポンスで変化する。
各ディスクとの接触円径が変わり、例えば、入力ディス
ク13,23との接触円径が大きくなり出力ディスク1
5,25との接触円径が小さくなる方向に摩擦ローラ1
7,27を傾斜させれば出力軸21の回転は増速され、
これと反対方向に傾斜させれば減速される。
3が入力軸19上で互いに向き合って固定されており、
出力ディスク15,25が出力軸21上で互いに向き合
って固定されているから、摩擦ローラ17,27に押圧
されて各ディスクに生じるスラスト力は、それぞれ入力
軸19と出力軸21の内部で相殺され、外部には影響を
与えない。
9と副軸31などから構成されており、副軸31は入力
軸19及び出力軸21などと平行に配置されている。
動ギア33と副軸31に固定された被駆動ギア35から
構成されている。
連結しており、無段変速部7,9から出力軸21に取り
出された駆動力は、ギア組29で反転して副軸31に伝
達される。
i−Lo切換機構41(副変速機構)、後輪側の駆動力
出力系43、前輪側の駆動力出力系45などから構成さ
れている。
である後端部に配置されており、シングルピニオンのプ
ラネタリーギア組47、中空の入力軸49及び出力軸5
1、シフトロッド53、シフトフォーク55、Hi−L
oスリーブ57、アクチュエータ59(電動ステッピン
グモータ等)などから構成されている。
に、トランスファカバー(カバー部材)729に設けた
収容部743に取り付けられている。また、後輪側駆動
力出力系45を収容する収容部731も、このトランス
ファカバー729の一部に形成されている。また、トラ
ンスファカバー729は、スペーサ733を挟み、ボル
ト735によってトランスファケース737に取り付け
られている。
ース737は図11のケーシング727の一部を構成し
ている。ケーシング727は副軸上に設けられたシール
170および図2のシール739によって、トロイダル
式無段変速機3を収容するトランスミッションケース部
と動力分配装置5を収容するトランスファケース部とに
区画されている。
組47は、インターナルギア61、周方向等間隔に配置
された4個のプラネタリーギア63(ピニオンギア)、
各プラネタリーギア63を支承するピニオンシャフト6
5を前後から支持するピニオンキャリア67、サンギア
71などから構成されている。
にはインナーケース73がボルト75によって固定され
ている。また、インターナルギア61はインナーケース
73との間に形成された噛み合い部77によってインナ
ーケース73に取り付けられ回り止めされており、トラ
ンスファカバー729と収容部731の内周でセンタリ
ングされている。
部743と収容部731の内周には、インターナルギア
61に突き当てて他のインナーケース79が取り付けら
れており、スナップリング81で固定され、インターナ
ルギア61を軸方向に位置決めしている。
端にスプライン連結されており、出力軸51は入力軸4
9の外側に相対回転自在に同軸配置されている。また、
出力軸51はベアリング83によってスペーサ733に
支承され、入力軸49はベアリングによって出力軸51
に支承されている。このように、入力軸49と出力軸5
1は2重軸構造になっている。
ング85を介して上記のシャフト65に支承されてお
り、各シャフト65はスプリングピン87によって前側
のキャリヤ67に固定され、回り止め及び抜け止めが施
されている。また、前側キャリアプレート67aとイン
ナーケース79との間には、Hi−Lo切り換え時のス
ラスト力を受けるスラストベアリング89が配置されて
いる。
向と径方向のオイル流路91,93が設けられており、
各シャフト65の後端側にはオイルチャンネル95が取
り付けられている。
65の後端に対応する4箇所のオイル溜り部が形成され
ている。オイルチャンネル95は周辺の回転部材によっ
て跳ね上げられたトランスファオイルをこれらのオイル
溜りに集め、オイル溜りに集められたオイルはオイル流
路91からオイル流路93を通ってニードルベアリング
85に導かれ、これを潤滑・冷却する。
イン連結され、入力軸49に取り付けられた両端のスナ
ップリング97,97によって軸方向に位置決めされて
いる。また、サンギア71と前側キャリアプレート67
aの間及びサンギア71とインナーケース73の間には
それぞれ、Hi−Lo切り換え時のスラスト力を受ける
スラストベアリング99が配置されている。
イン101と外歯の中間ギア103が形成されており、
Hi−Loスリーブ57はスプライン101によって、
出力軸51の外周に形成されたスプライン105に軸方
向移動自在に連結されている。また、前側キャリアプレ
ート67aには内歯のLoギア107が形成されてお
り、Hi−Loスリーブ57の中間ギア103はこのL
oギア107と係脱可能である。
係脱可能な外歯のHiギア109がスプライン連結され
ており、前後のスナップリング111,111によって
軸方向に位置決めされている。
スリーブ57の周溝113に摺動自在に係合しており、
アクチュエータ59はシフトロッド53とシフトフォー
ク55を介してHi−Loスリーブ57を前後に移動操
作する。
57は、スプライン101がHiギア109と噛み合う
Hiポジションと、スプライン101とHiギア109
との噛み合いが解除されるNポジション(ニュートラル
ポジション)と、中間ギア103が前側キャリアプレー
ト67aのLoギア107と噛み合うLoポジションに
移動する。
に移動すると、副軸31から入力軸49に入力する回転
(原動機701の駆動力)は、プラネタリーギア組47
をバイパスし、等速(高速)で出力軸51に伝達され
る。
ョンに移動すると、出力軸51は入力軸49から切り離
されて駆動力の伝達が遮断される。なお、これらのHi
ポジションとNポジションでは、プラネタリーギア組4
7のサンギア71とプラネタリーギア63とキャリア6
7は空転する。
ションに移動すると、プラネタリギヤ組47位置で折返
して出力軸に伝達される。すなわち、入力軸49の回転
はサンギア71からプラネタリーギア組47に入力して
減速され、前側キャリアプレート67aからHi−Lo
スリーブ57を介して(低速で)出力軸51に伝達され
る。
に、ギア組115と後輪側の動力取り出し軸117など
から構成されている。
と噛み合ったアイドルギア121、アイドルギア121
と噛み合ったギア123から構成されている。
外周に形成されており、ギア123は動力取り出し軸1
17に形成されている。また、図3のように、アイドル
ギア121はベアリング125,125によってトラン
スファケース737とスペーサ733に支承されてお
り、動力取り出し軸117はベアリング127,127
によって前端をトランスファケース737とスペーサ7
33に支承され、ベアリング129,129によって後
端を収容部731に支承されている。
メータ用のパルスギア131が形成されており、動力取
り出し軸117と収容部731との間にはシール133
が配置され、副軸31とトランスファケース737との
間にはシール170が配置され、オイル漏れを防止して
いる。
変速機3と同軸に配置され、収容部731から後方に突
き出している。その後端にはフランジ135(図1)が
スプライン連結されており、このフランジ135はプロ
ペラシャフト715側に連結されている。
達された駆動力は、ギア組115と動力取り出し軸11
7(後輪側駆動力出力系43)とフランジ135及びプ
ロペラシャフト715からなる後輪側駆動力伝達系を介
して後輪723,725側に伝達される。
は、入力ギア137、電磁式カップリング139、前輪
側の動力取り出し軸141などから構成されている。
3のギア123と異なった径方向位置(異なる位相位
置)で且つギヤ123と軸方向にオーバーラップしてア
イドルギア121と噛み合っており、ベアリング14
3,145によってトランスファケース737とスペー
サ733に支承されている。
27の一部であるトランスファカバー729に形成され
た収容部741に収容されており、回転ケース147、
中空のインナーシャフト149、多板式のメインクラッ
チ151、ボールカム153、多板式のパイロットクラ
ッチ155、電磁石157、アーマチャ159、コント
ローラなどから構成されている。
1によって収容部741に支承されており、インナーシ
ャフト149は前端を入力ギア137の外周にスプライ
ン連結されている。
41に取り付けられたグロメット165から外部に引き
出され、車載のバッテリに接続されている。
ト149を貫通している。また、動力取り出し軸141
は後端部を回転ケース147にスプライン連結されてお
り、前端部をベアリング167によって入力ギア137
に支承されている。
ス737から前方に突き出しており、その前端にはフラ
ンジ169がスプライン連結されている。このフランジ
169はプロペラシャフト703に連結されており、フ
ランジ169とトランスファケース737との間にはシ
ール171が配置され、オイル漏れを防止している。
るとき電磁石157を励磁し、4輪駆動中は必要に応じ
て励磁電流を制御し、車両を2輪駆動状態にするときは
電磁石157の励磁を停止する。
159が吸引されパイロットクラッチ155を押圧して
締結させる。パイロットクラッチ155が締結される
と、ボールカム153に原動機701の駆動力が掛か
り、発生したカムスラスト力によってメインクラッチ1
51が押圧されて締結し、電磁式カップリング139が
連結される。
出力されアイドルギア121から入力ギア137に入力
した駆動力は、電磁式カップリング139が連結される
と、動力取り出し軸141とフランジ169及びプロペ
ラシャフト703からなる前輪側駆動力伝達系を介して
前輪711,713側に伝達され、車両は4輪駆動状態
になり、悪路などの走破性や、車体の安定性が向上す
る。
57の磁力を制御すると、パイロットクラッチ155に
滑りが生じてボールカム153のスラスト力が変化し、
メインクラッチ151の連結力(電磁式カップリング1
39を介して前輪側に伝達される駆動力)を調整するこ
とができる。
結力調整によって、前後輪間の駆動力配分比を任意に制
御することが可能であり、旋回走行中にこのような制御
を行えば、車両の操縦性や安定性などが向上する。
パイロットクラッチ155が開放されてボールカム15
3のカムスラスト力が消失し、メインクラッチ151が
開放されて電磁式カップリング139の連結が解除され
る。
れると、前輪側が切り離され、車両は後輪駆動の2輪駆
動状態になる。
1,713との間にそれぞれハブクラッチを配置し、こ
れらの連結を電磁式カップリング139と連動して解除
すれば、電磁式カップリング139から前輪711,7
13までの動力伝達系が、原動機701の回転と前輪7
11,713による連れ回りの両方から遮断されて回転
停止し、騒音、振動、摩耗などが大きく軽減され、原動
機701の燃費が向上する。
19を回転させる原動機701の駆動力は、入力ディス
ク13,23と摩擦ローラ17,27と出力ディスク1
5,25との間で逆転し、ギア組29で正転方向にな
り、Hi−Lo切換機構41からギア119とアイドル
ギア121の間で再び逆転し、アイドルギア121とギ
ア123の間及びアイドルギア121とギア137の間
で再び正転方向に変換されて、後輪側と前輪側にそれぞ
れ伝達される。
タリーギア組47の組み付け順序を説明する。該Hi−
Lo切換機構41のプラネタリーギア組47は次の順序
で、収容部743にサブアセンブリされ、サブアセンブ
リされた状態で、トランスファケース737と入力軸4
9に取り付けられる。
収容部743に固定した後、インターナルギア61を噛
み合い部77でインナーケース73と噛み合わせる。
プリングピン87、プラネタリーギア63、オイルチャ
ンネル95、スラストベアリング99,99、サンギア
71を組み付けた後、このプラネタリーギア63をイン
ターナルギア61に噛み合わせる。
67との間に装着しながら、インナーケース79をイン
ターナルギア61に突き当ててスナップリング81で固
定し、収容部743へのプラネタリーギア組47のサブ
アセンブリを終了する。
49にスプライン連結しながら前方のスナップリング9
7に突き当てた後、収容部743をボルト735でトラ
ンスファケース737(スペーサ733)に固定する。
このとき、ギア107はギア103と噛み合わせなが
ら、前方に抜く。
る。
1を設けたことによって変速域が広くなり、Hiポジシ
ョンを選択すればオンロードで車両の走行性が向上し、
Loポジション(高トルクポジション)を選択すればオ
フロードで走破性が向上する。
ポジションとLoポジションとを切り換えれば、燃費と
静粛性とを向上させることができる。
ョン(ニュートラルポジション)にすれば、車両を牽引
するときの走行抵抗が大幅に低減する。
トラルポジションでウィンチの使用が可能になる。
よって、Hi−Lo切換機構41は着脱が容易であり、
既存の動力伝達装置に対してオンデマンドで極めて低コ
ストに追加することができる。
ションを有するHi−Lo機構を設けたので、エンジン
停止時に前後輪側からの入力を遮断することで、無段変
速部7がHi側に変速してしまうのを防止することがで
きたり、被牽引が可能となる。
1の端末では既存部材との干渉が生じにくいから、既存
部材のレイアウトや形状の変更が生じないか、または、
変更の程度が小さくてすみ、変更によるコストの上昇が
実質的に避けられる。
Lo切換機構41はアクセスが容易であり、メンテナン
ス性が高い。
と同軸に配置したことにより、従来例のトロイダル式無
段変速機1001と異なって、軸方向の大型化が回避さ
れ、コンパクトに構成される。
ャフト703,715やケーシング727の変更が防止
されてケーシング727の互換性が向上し、コスト上昇
を回避できる。
成されたHi−Lo切換機構41は軸方向にコンパクト
であるから、動力伝達装置1がそれだけ軸方向にコンパ
クトになり、車載性が向上する。
9と出力軸51とを2重軸構造にしたことにより、Hi
−Lo切換機構41がさらに軸方向にコンパクトにな
り、動力伝達装置1の車載性が向上する。
より、Hi−Lo切換機構41を副軸31の端末に配置
することがさらに容易になる。
らの入力を径方向から出力するという、従来の副変速機
構にはないトルクの取り出し方向が可能になる。
部731を、Hi−Lo切換機構41を収容する収容部
743の壁部に利用したから、この部分でケーシングが
2重構造になることが避けられる。
け簡単になって軽量化されると共に、低コストになる。
するにあたり、1つのアイドルギヤ121に対して2つ
のギヤ123、137が径方向の異なる位置で噛合って
おり、しかも2つのギヤ123、137が軸方向にオー
バーラップしているので、部品点数の削減や軸方向長さ
の短縮化を達成できる。
よって動力伝達装置201(本発明の第2実施形態)の
説明をする。
3,4,6,7の特徴を備えている。図5と図6は動力
伝達装置201を構成する動力分配装置5の一部を示し
ており、その左方は図11の車両の前方(原動機701
側)に相当する。また、符号を与えていない部材等は図
示されていない。
変速機3、動力分配装置5から構成され、動力分配装置
5は、Hi−Lo切換機構41、後輪側駆動力出力系4
3、前輪側駆動力出力系45などから構成されており、
Hi−Lo切換機構41は、プラネタリーギア組47、
入力軸49、出力軸51、シフトフォーク55からアク
チュエータ59までの操作系などから構成されている。
する相違点を説明する。
ア61は、収容部745に形成されており、この収容部
745はボルトによってトランスファケース737に固
定されている。また、収容部745とトランスファケー
ス737の間にはオイル漏れを防止するOリング203
が配置されている。
205により、また、後側キャリアプレート67bはベ
アリング207によってそれぞれ収容部745に支承さ
れている。
成されており、これらの前端はニードルベアリング20
9と、前側キャリアプレート67aと、ベアリング20
5を介して収容部745に支承され、後端はベアリング
211と、後側キャリアプレート67bと、ベアリング
207を介して収容部745に支承されている。
745を通してオイル流路213が形成され、入力軸4
9とサンギア71と後側キャリアプレート67bを通し
てオイル流路215が形成されており、オイルポンプか
らの加圧オイルをニードルベアリング85に導いて強制
潤滑する。
方向のオイル流路217,219が形成されており、オ
イルポンプおよび油圧制御装置からの加圧オイルをパル
スギア131の噛み合い部とベアリング127に導いて
これらを強制潤滑する。
ーザ747が取り付けられており、トランスファケース
737内外の圧力を均等に保ち、オイルの噴き出しを防
止している。
リーギア組47は、次のように、収容部745にサブア
センブリされ、サブアセンブリされた状態で、トランス
ファケース737と入力軸49に取り付けられる。
プリングピン87、プラネタリーギア63、ベアリング
207,209,211、サンギア71(Hiギア10
9)を組み付ける。
インターナルギア61に噛み合わせてこれらを収容部7
45に取り付けた後、ベアリング205を収容部745
と前側キャリアプレート67aの間に装着して、収容部
745へのプラネタリーギア組47のサブアセンブリを
終了する。
入力軸49にスプライン連結しながら、収容部745を
ボルトでトランスファケース737に固定する。このと
き、ギア107はギア103と噛み合わせながら、前方
に抜く。
1と別体にしたことによって、プラネタリーギア組47
を収容部745にサブアセンブリした状態で、トランス
ファケース737と入力軸49に取り付けることが可能
になった。
変速機構を持たない動力伝達装置で、例えば、副軸31
が出力軸51に直接連結されていれば、このような既存
の動力伝達装置に、入力軸49、収容部745にサブア
センブリされたプラネタリーギア組47、シフトロッド
53、シフトフォーク55、Hi−Loスリーブ57、
アクチュエータ59などを取り付けることによって、副
変速機能を容易に追加することができる。
ている。
容部745にサブアセンブリすることによってHi−L
o切換機構41の着脱が極めて容易になるから、オンデ
マンドへの対応性がさらに向上し、既存の動力伝達装置
に対してHi−Lo切換機構41を低コストで容易に追
加することが可能である。
換機構41は、取り外しも容易であるからメンテナンス
性がさらに向上する。
力伝達装置301(本発明の第3実施形態)の説明をす
る。
4,5,6,8の特徴を備えている。図8は動力伝達装
置301を示しており、その左方は図12の車両の前方
(原動機701側)に相当する。また、符号を与えてい
ない部材等は図示されていない。
変速機3、動力分配装置303から構成され、動力分配
装置303は、Hi−Lo切換機構305(副変速機
構)、後輪側駆動力出力系43、前輪側駆動力出力系4
5などから構成されている。
ルピニオンのプラネタリーギア組307、入力軸49、
出力軸51、シフトフォーク55からアクチュエータ5
9までの操作系などから構成されている。
載されていないが、図3のように構成された前輪側駆動
力出力系45の入力ギア137がアイドルギア121に
噛み合っている。
ながら第1実施形態(動力伝達装置1)との相違点を説
明する。
は、インターナルギア309、外側と内側のプラネタリ
ーギア311,313(ピニオンギア)、各プラネタリ
ーギア311,313を支承するシャフトを支持するキ
ャリヤ315、サンギア317などから構成されてい
る。
結されており、サンギア317は入力軸49に連結され
ている。
ア319が連結され、キャリヤ315には中間ギア32
1が連結され、トランスファカバー729にはLoギア
323が連結されている。
59によりシフトロッド53とシフトフォーク55を介
して前後に移動操作され、Hiギア319と中間ギア3
21とを連結するHiポジションと、中間ギア321と
Loギア323とを連結するLoポジションに移動す
る。
間ギア321との連結によってプラネタリーギア組30
7の差動回転がロックされ、副軸31から入力軸49に
入力した回転(原動機701の駆動力)はロックされた
プラネタリーギア組307を通り、等速(高速)で出力
軸51に伝達される。
ギア組307の差動回転が解除されると共に、中間ギア
321がLoギア323を介してトランスファカバー7
29に連結されて静止するから、入力軸49の回転はサ
ンギア71からプラネタリーギア組307に入力し、プ
ラネタリーギア311,313の間で2度逆転して正転
方向に戻り、減速されて(低速で)出力軸51に伝達さ
れる。
701の駆動力は、Hi−Lo切換機構305からギア
119とアイドルギア121の間で再び逆転し、アイド
ルギア121とギア123の間及びアイドルギア121
とギア137の間で再び正転方向に変換され、後輪側と
前輪側にそれぞれ伝達される。
ている。
構305にダブルピニオンのプラネタリーギヤ組307
を用いたことにより、入力軸49(入力回転)と出力軸
51(出力回転)を同方向回転にすることが容易であ
る。
1実施形態の動力伝達装置1と同等の効果が得られる。
るカバー部材729と、車輪側出力軸を収容する収容部
とを別体にすれば、プラネタリーギア組307をカバー
部材729にサブアセンブリすることが可能になり、第
2実施形態の動力伝達装置201と同様に、請求項7の
効果が得られる。
力伝達装置401(本発明の第4実施形態)の説明をす
る。
6の特徴を備えている。図9は動力伝達装置401を示
しており、その左方は図12の車両の前方(原動機70
1側)に相当する。また、符号を与えていない部材等は
図示されていない。
変速機3、動力分配装置403から構成され、動力分配
装置403は、Hi−Lo切換機構405(副変速機
構)、後輪側駆動力出力系43、前輪側駆動力出力系4
5などから構成されている。
ギヤ組407,409、入力軸49、出力軸51、シフ
トフォーク55からアクチュエータ59までの操作系な
どから構成されている。
達装置301と同様に、入力ギア137がアイドルギア
121に噛み合っている。
ながら第4実施形態(動力伝達装置301)との相違点
を説明する。
11とギア413から構成され、減速ギヤ組409はギ
ア415とギア119から構成されている。ギア413
はギア411より大径であり、ギア119はギア415
より大径である。また、ギア413とギア415は平行
軸417に一体形成されている。
れ、入力軸49には中間ギア421が形成され、ギア4
11にはLoギア423が一体に形成されている。
59によりシフトロッド53とシフトフォーク55を介
して前後に移動操作され、Hiギア419と中間ギア4
21とを連結するHiポジションと、中間ギア421と
Loギア423とを連結するLoポジションに移動す
る。
409が切り離され、副軸31から入力軸49に入力し
た回転(原動機701の駆動力)は中間ギア421から
Hiギア419を介して、等速(高速)で出力軸51に
伝達される。
回転は減速ギヤ組407,409によってそれぞれ減速
されながら2度逆転して正転方向に戻り、低速で出力軸
51に伝達される。
ている。
構405を設けたことによって変速域が広くなり、Hi
ポジションを選択すればオンロードで車両の走行性が向
上し、Loポジション(高トルクポジション)を選択す
ればオフロードで走破性が向上する。
ポジションとLoポジションとを切り換えれば、燃費と
静粛性とを向上させることができる。
よって、Hi−Lo切換機構405は着脱が容易であ
り、既存の動力伝達装置にオンデマンドで低コストで追
加することができる。
1の端末では既存部材との干渉が生じにくいから、既存
部材のレイアウトや形状の変更が生じないか、または、
変更の程度が小さくてすみ、変更によるコストの上昇が
実質的に避けられる。
Lo切換機構405はアクセスが容易であり、メンテナ
ンス性が高い。
1と同軸に配置したことにより、従来例のトロイダル式
無段変速機1001と異なって、軸方向の大型化が回避
され、コンパクトに構成される。
ャフト703,715やケーシング727の変更とコス
トの上昇が防止される。
構造にしたことによって、Hi−Lo切換機構405が
軸方向にコンパクトになり、動力伝達装置401の車載
性が向上する。
らの入力を径方向から出力するという、従来の副変速機
構にはないトルクの取り出し方向が可能になる。
るカバー部材と、車輪側出力軸を収容する収容部とを別
体にすれば、Hi−Lo切換機構405をカバー部材に
サブアセンブリすることが可能になり、第2実施形態の
動力伝達装置201と同様に、請求項7の効果が得られ
る。
部が、Hi−Lo切換機構405を収容するカバー部材
の壁部になるようにすれば、この部分でケーシングが2
重構造になることが防止され、第1実施形態の動力伝達
装置1と同様に、請求項8の効果が得られる。
動力伝達装置501(本発明の第5実施形態)の説明を
する。
6の特徴を備えている。図10は動力伝達装置501を
示しており、その左方は図12の車両の前方(原動機7
01側)に相当する。また、符号を与えていない部材等
は図示されていない。
変速機3、動力分配装置503から構成され、動力分配
装置503は、Hi−Lo切換機構505(副変速機
構)、後輪側駆動力出力系43、前輪側駆動力出力系4
5などから構成されている。
ルギア式の差動機構507、入力軸49、出力軸51、
シフトフォーク55からアクチュエータ59までの操作
系などから構成されている。
達装置301と同様に、入力ギア137がアイドルギア
121に噛み合っている。
ながら第1実施形態(動力伝達装置1)との相違点を説
明する。
07は、回転ケース509、回転ケース509に固定さ
れたピニオンシャフト511、ピニオンシャフト511
に支承されたピニオンギア513、ピニオンギア513
と噛み合った前後のサイドギア515,517などから
構成されている。
ており、前側のサイドギア515は入力軸49に連結さ
れている。
9が連結され、後側のサイドギア517には中間ギア5
21が連結され、トランスファカバー729にはLoギ
ア523が連結されている。
59によりシフトロッド53とシフトフォーク55を介
して前後に移動操作され、Hiギア519と中間ギア5
21とを連結するHiポジションと、中間ギア521と
Loギア523とを連結するLoポジションに移動す
る。
間ギア521との連結によって差動機構507の差動回
転がロックされ、副軸31から入力軸49に入力した回
転(原動機701の駆動力)はロックされた差動機構5
07を通り、等速(高速)で出力軸51に伝達される。
7の差動回転が解除されると共に、中間ギア521がL
oギア523を介してトランスファカバー729に連結
されて静止するから、入力軸49の回転は前側サイドギ
ア515から差動機構507に入力し、ピニオンギア5
13,ピニオンシャフト511、回転ケース509を介
して減速され、低速で出力軸51に伝達される。
ている。
構505を設けたことによって変速域が広くなり、Hi
ポジションを選択すればオンロードで車両の走行性が向
上し、Loポジション(高トルクポジション)を選択す
ればオフロードで走破性が向上する。
ポジションとLoポジションとを切り換えれば、燃費と
静粛性とを向上させることができる。
よって、Hi−Lo切換機構505は着脱が容易であ
り、既存の動力伝達装置にオンデマンドで低コストに追
加することができる。
1の端末では既存部材との干渉が生じにくいから、既存
部材のレイアウトや形状の変更が生じないか、または、
変更の程度が小さくてすみ、変更によるコストの上昇が
実質的に避けられる。
Lo切換機構505はアクセスが容易であり、メンテナ
ンス性が高い。
1と同軸に配置したことにより、従来例のトロイダル式
無段変速機1001と異なって、軸方向の大型化が回避
され、コンパクトに構成される。
ャフト703,715やケーシング727の変更及びコ
スト上昇が防止される。
構造にしたことにより、Hi−Lo切換機構505が軸
方向にコンパクトになり、動力伝達装置501の車載性
が向上する。
らの入力を径方向から出力するという、従来の副変速機
構にはないトルクの取り出し方向が可能になる。
るカバー部材と、車輪側出力軸を収容する収容部とを別
体にすれば、Hi−Lo切換機構505をカバー部材に
サブアセンブリすることが可能になり、第2実施形態の
動力伝達装置201と同様に、請求項7の効果が得られ
る。
部が、Hi−Lo切換機構505を収容するカバー部材
の壁部になるようにすれば、この部分でケーシングが2
重構造になることが防止され、第1実施形態の動力伝達
装置1と同様に、請求項8の効果が得られる。
関や電気エネルギーを回転力に変換するモータなどの動
力源を意味する。
置を車両に縦置き配置した例であるが、本発明の動力伝
達装置は配置方向に拘束されず、従って、横置きに配置
してもよい。
副変速機構を設けたことによって変速域が広くなり、例
えば、オフロードでの走破性とオンロードでの走行性を
両立させることができると共に、燃費と静粛性とが向上
する。
は着脱が容易であり、既存の動力伝達装置にオンデマン
ドで低コストに追加することができる。
部材との干渉が生じにくく、既存部材のレイアウトや形
状の大幅な変更を伴わない。
はアクセスが容易であり、メンテナンス性が高い。
ことにより、軸方向の大型化が回避され、コンパクトで
軽量に構成され、軸方向の大型化に伴うプロペラシャフ
トやケーシングの変更とコスト上昇とが防止される。
成と同等の効果を得ることができる。
ンにすれば、牽引時の走行抵抗が大幅に低減する。
変速機構を用いたことにより、ウィンチの使用が可能に
なる。
は請求項2の構成と同等の効果を得ることができる。
ば走行性が向上し、Loポジションにすれば悪路走破性
が向上する。
ョンとLoポジションとを切り換えれば、エンジンの燃
費と静粛性が向上する。
の構成と同等の効果を得ることができる。
ギヤ式副変速機構を用いたことにより、動力伝達装置が
軸方向にコンパクトになって車載性が向上する。
成と同等の効果を得ることができる。
式副変速機構を用いたことによって、入力回転と出力回
転を同方向にすることが容易である。
の構成と同等の効果を得ることができる。
により、副変速機構及び動力伝達装置がさらに軸方向に
コンパクトになり、動力伝達装置の車載性が向上する。
変速機構を副軸の端末に配置することがさらに容易にな
る。
するトルクの取り出し方向が可能になる。
の構成と同等の効果を得ることができる。
って、副変速機構の着脱が極めて容易になり、オンデマ
ンドへの対応性がさらに向上し、既存の動力伝達装置に
副変速機構を低コストで容易に追加することが可能にな
る。
は、取り外しも容易であり、メンテナンス性がさらに向
上する。
の構成と同等の効果を得ることができる。
避けられて構造が簡単になり、軽量化され、低コストに
なる。
す図5のA1−O−A2断面図である。
部を示す図5のB1−B2断面図である。
力部を示す図5のA1−O−C1断面図である。
す図3相当の断面図である。
す、図2相当の断面図である。
る。
すスケルトン機構図である。
ン装置) 5 動力分配装置(トランスファ装置) 7,9 無段変速部(変速機構) 19 トロイダル式無段変速機3の入力軸 31 副軸 41 Hi−Lo切換機構(副変速機構) 43 後輪側駆動力出力系(後輪側出力軸) 45 前輪側駆動力出力系(前輪側出力軸) 47 シングルピニオンのプラネタリーギア組(プラネ
タリーギヤ式副変速機構) 49 Hi−Lo切換機構の入力軸 51 Hi−Lo切換機構の出力軸 201 動力伝達装置(第2実施形態) 301 動力伝達装置(第3実施形態) 403 動力分配装置(トランスファ装置) 305 Hi−Lo切換機構(副変速機構) 307 ダブルピニオンのプラネタリーギア組(プラネ
タリーギヤ式副変速構) 401 動力伝達装置 (第4実施形態) 403 動力分配装置(トランスファ装置) 405 Hi−Lo切換機構(副変速機構) 501 動力伝達装置(第5実施形態) 503 動力分配装置(トランスファ装置) 505 Hi−Lo切換機構(副変速機構) 701 原動機 729 Hi−Lo切換機構を収容するトランスファカ
バー(カバー部材) 731 後輪側出力軸を収容する収容部 743 Hi−Lo切換機構がサブアセンブリされる収
容部(カバー部材)
Claims (8)
- 【請求項1】 原動機の駆動力が入力される入力軸と同
軸配置された変速機構、および前記入力軸と前記変速機
構と平行に配置された副軸とからなるトランスミッショ
ン装置と、前記副軸と同軸で該副軸の端末に配置された
副変速機構を有する動力分配装置とからなり、前記副軸
に伝達された駆動力を前輪側と後輪側に分配することを
特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された発明であって、副
変速機構が、駆動力の伝達を遮断するニュートラルポジ
ションを備えていることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された発
明であって、副変速機構が、Hi−Lo切り換え機構で
あることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載された発
明であって、副変速機構が、プラネタリーギヤ式の副変
速機構であることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載された発明であって、プ
ラネタリーギヤ式副変速機構が、インターナルギアとサ
ンギアが、互いに噛み合った一対のピニオンギアによっ
て連結されたダブルピニオンのプラネタリーギヤ式副変
速機構であることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載された発
明であって、副変速機構が、副軸に連結された入力軸
と、入力軸の外側に同軸配置された出力軸とを備えた2
重軸構造であることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載された発
明であって、副変速機構が、動力伝達装置を収容するケ
ーシングの一部を構成するカバー部材にサブアセンブリ
されていることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載された発
明であって、動力伝達装置を収容するケーシングの前輪
側出力軸または後輪側出力軸の収容部が、副変速機構を
収容する収容部の壁部になっていることを特徴とする動
力伝達装置。
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