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JP2003124284A - 基板処理装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置および半導体装置の製造方法

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Publication number
JP2003124284A
JP2003124284A JP2001313792A JP2001313792A JP2003124284A JP 2003124284 A JP2003124284 A JP 2003124284A JP 2001313792 A JP2001313792 A JP 2001313792A JP 2001313792 A JP2001313792 A JP 2001313792A JP 2003124284 A JP2003124284 A JP 2003124284A
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JP
Japan
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chamber
wafer
pod
substrate
buffer chamber
Prior art date
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JP2001313792A
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Satoyuki Matsuda
智行 松田
Tatsuhisa Matsunaga
建久 松永
Koichi Noto
幸一 能戸
Takaharu Ishizuka
隆治 石塚
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Priority to US10/255,708 priority patent/US20030077150A1/en
Publication of JP2003124284A publication Critical patent/JP2003124284A/ja
Publication of JP2003124284A5 publication Critical patent/JP2003124284A5/ja
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    • H01L21/67155Apparatus for manufacturing or treating in a plurality of work-stations
    • H01L21/67201Apparatus for manufacturing or treating in a plurality of work-stations characterized by the construction of the load-lock chamber

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 占有床面積を抑制しつつ高清浄な表面状態を
維持した処理をする。 【解決手段】 熱処理装置は、ウエハを処理する処理室
14の下に設けられたロードロック方式の待機室4と、
待機室4と一体の負圧移載室5に設置された第一ウエハ
移載装置30と、負圧移載室5に隣接して設けられたロ
ードロック方式のバッファ室33と、バッファ室筐体3
2の上に設置されたポッドオープナ50と、バッファ室
33とポッドオープナ50との間に設置された第二ウエ
ハ移載装置46と、ポッドステージ54、ポッド棚5
5、ポッドオープナ50の載置台51の間でポッドPを
搬送するポッド搬送装置60と、を備えている。 【効果】 バッファ室と待機室とは真空に維持できるた
め、搬送中のウエハに自然酸化膜が形成されるのを防止
できる。ポッドオープナと第二ウエハ移載装置がバッフ
ァ室と待機室の上に設置されているので、奥行を短縮で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置およ
び半導体装置の製造方法に関し、ワークである基板の高
清浄な表面状態を維持しながら処理する技術に係り、例
えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製
造方法において、半導体素子を含む集積回路が作り込ま
れる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に熱処理を
施すのに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ICの高集積化が進む中で、ウエハに形
成される自然酸化膜を極力少なくすることが要求されて
いる。自然酸化膜を極力少なくするにはウエハを大気に
接触させないことが重要となる。そこで、ウエハが大気
に接触するのを極力防止するために、窒素ガス中または
真空中においてウエハを搬送するように構成した基板処
理装置が開発されている。
【0003】従来のこの種の基板処理装置として、日本
国特許庁特許公報特公平7−101675号に記載され
た縦型拡散・CVD装置がある。この縦型拡散・CVD
装置は、複数枚のウエハを収納したカセット(ウエハキ
ャリア)を収納しウエハを出し入れする気密構造のカセ
ット室と、このカセット室内のカセットとボートとの間
でウエハを移載するウエハ移載装置(water transfer e
quipment)を有するロードロック室(ウエハ移載室)
と、このロードロック室内のボートが搬入搬出される反
応室(プロセスチューブ)とを備えており、カセット室
とロードロック室との間およびロードロック室と反応室
との間がそれぞれ仕切弁を介して接続されており、ロー
ドロック室は真空排気せずに窒素ガスによりロードロッ
ク室内の雰囲気が置換されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た縦型拡散・CVD装置においては、ウエハキャリアと
してFOUP(front opening unified pod 。以下、ポ
ッドという。)が採用された場合には、奥行き寸法が大
きくなり占有床面積(フットプリント)が大きくなると
いう問題点が発生する。すなわち、前記した縦形拡散・
CVD装置においては、ウエハキャリアとして略立方体
形状の箱体の一対の側面がそれぞれ開口されたオープン
カセットが使用されている。しかし、ウエハの搬送中の
汚染を防止するために、ウエハの搬送中に箱体の全面の
閉塞の可能なポッドがウエハキャリアとして採用されて
来ている。ウエハキャリアとしてポッドが採用された場
合には、ポッドのキャップを着脱してポッドを開閉する
ポッドオープナと、開けられたポッドに対してウエハを
出し入れするためのウエハ移載装置とがカセット室(ウ
エハが搬入される移載室)の前方に配置されることにな
るため、前記した縦形拡散・CVD装置においては奥行
き寸法が長くなってしまう。
【0005】ところで、ウエハキャリアから取り出した
ウエハの搬送中におけるウエハの自然酸化膜形成や有機
物汚染を極力少なくするには、ウエハを窒素ガス中で搬
送するよりも真空中で搬送することが望ましい。ウエハ
を真空中で搬送するためには、待機室内を真空雰囲気と
する必要がある。しかしながら、待機室は容積が大きい
ため、真空引きするのに時間が浪費されてしまう。その
ため、待機室は真空状態をできるだけ維持することが望
ましい。
【0006】本発明の目的は、占有床面積を抑制しつつ
高清浄な表面状態を維持した処理が可能な基板処理装置
および半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の基板処理装置は、基板を処理する処理室と、この処理
室に隣接して設けられたロードロック方式の待機室と、
この待機室に隣接して設けられたバッファ室とを備えて
おり、前記基板を収納するキャリアから前記バッファ室
への前記基板の搬送時には前記バッファ室内の雰囲気を
大気圧とし、前記バッファ室から待機室への基板の搬送
時には前記バッファ室の雰囲気を真空とする基板処理装
置であって、前記キャリアを載置する載置部が前記バッ
ファ室の上方または側方に設けられていることを特徴と
する。
【0008】前記した手段において、バッファ室の上方
または側方に設けられた載置部に載置されたキャリアか
ら基板はバッファ室に搬入される。このバッファ室への
基板の搬入後にはバッファ室内が真空排気されるため、
基板に自然酸化膜が形成されるのを防止することができ
る。バッファ室から待機室に搬入されるに際しては、バ
ッファ室および待機室が真空雰囲気に維持されているた
め、基板に自然酸化膜が形成されるのは確実に防止され
る。他方、キャリアの載置部はバッファ室の上方または
側方に設けられているため、全体としての占有床面積は
抑制される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0010】本実施の形態において、本発明に係る基板
処理装置は、ICの製造方法にあってウエハに不純物を
拡散したり絶縁膜や金属膜等のCVD膜を形成したりす
る工程に使用されるバッチ式縦形熱処理装置(以下、熱
処理装置という。)として構成されている。この熱処理
装置においてはウエハ搬送用のキャリアとしてはポッド
が使用されている。以下の説明において、前後左右は図
1を基準とする。すなわち、ポッドステージ54側が前
側、その反対側すなわちヒータユニット13側が後側、
ポッド棚56側が左側、その反対側すなわち筐体32側
が右側とする。
【0011】図1〜図4に示されているように、熱処理
装置1は略直方体形状に構築された筐体2を備えてお
り、筐体2内の後側部分には大気圧未満の圧力(以下、
負圧という。)を維持可能な気密性能を有する筐体(以
下、耐圧筐体という。)3が設置されており、この耐圧
筐体3によりボートを収納可能な容積を有するロードロ
ック方式の待機室4が形成されている。耐圧筐体3の前
面壁の中間高さにはウエハ移載室5が待機室4に連通す
るように連設されており、ウエハ移載室5は待機室4の
一部であるのでロードロック方式のチャンバ(室)とし
て構成されている。ウエハ移載室5の前面壁には、ゲー
ト7によって開閉されるウエハ搬入搬出口6が開設され
ている。耐圧筐体3には待機室4およびウエハ移載室5
を負圧に排気するための排気管8と待機室4およびウエ
ハ移載室5を大気圧に戻したりウエハを冷却したりする
際に不活性ガス(N2 ガス等)を供給する不活性ガス供
給管8Aとが接続されている。
【0012】図4に示されているように、ウエハ移載室
5にはプロダクトウエハ(製品となるウエハ)Wを一時
的に保管するプロダクトウエハ用ストッカ9が設置され
ており、待機室4にはダミーウエハ(処理条件を調整す
るための製品とならないウエハ)を保管するダミーウエ
ハ用ストッカ10が設置されている。これらストッカ
9、10は後記するボート19と同様の構造に構成され
ており、複数枚のウエハを中心を揃えて水平に保持し得
るようになっている。
【0013】図2に示されているように、耐圧筐体3の
天井壁にはボート搬入搬出口11が開設されており、ボ
ート搬入搬出口11はシャッタ12によって開閉される
ように構成されている。耐圧筐体3の上にはヒータユニ
ット13が垂直方向に設置されており、ヒータユニット
13の内部には処理室14を形成するプロセスチューブ
15が配置されている。プロセスチューブ15は上端が
閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されてヒータユニ
ット13に同心円に配置されており、プロセスチューブ
15の円筒中空部によって処理室14が構成されてい
る。プロセスチューブ15は耐圧筐体3の天井壁の上に
マニホールド16を介して支持されており、マニホール
ド16にはプロセスチューブ15の円筒中空部によって
形成された処理室14に原料ガスやパージガス等を導入
するためのガス導入管17と、プロセスチューブ15の
内部を排気するための排気管18とがそれぞれ接続され
ている。マニホールド16は耐圧筐体3のボート搬入搬
出口11に同心円に配置されている。
【0014】図4に示されているように、待機室4の後
側左隅部にはボート19を昇降させるためのボートエレ
ベータ20が、待機室4の前後方向に延在する中心線に
対して傾斜されて設置されている。本実施の形態におい
ては、この中心線に対して傾斜させた配置により、待機
室4におけるデッドスペースが活用されている。図5お
よび図6に示されているように、ボートエレベータ20
は上側取付板21と下側取付板22とによって垂直にそ
れぞれ敷設されたガイドレール23および送りねじ軸2
4を備えており、ガイドレール23には移動体としての
昇降台25が垂直方向に昇降自在に嵌合されている。昇
降台25は送りねじ軸24に垂直方向に進退自在に螺合
されている。なお、作動やバックラッシュを良好なもの
とするために、送りねじ軸24と昇降台25との螺合部
にはボールねじ機構が使用されている。送りねじ軸24
の上端部は上側取付板21および耐圧筐体3の天井壁を
貫通して待機室4の外部に突出されており、待機室4の
外部に設置されたモータ26によって正逆回転駆動され
るように連結されている。上側取付板21と昇降台25
との間には上側ベローズ29Aが介設されており、下側
取付板22と昇降台25との間には下側ベローズ29B
が介設されている。
【0015】昇降台25の側面にはアーム27が水平に
突設されており、アーム27の先端にはシールキャップ
28が水平に据え付けられている。シールキャップ28
はプロセスチューブ15の炉口になる耐圧筐体3のボー
ト搬入搬出口11をシールするように構成されていると
ともに、ボート19を垂直に支持するように構成されて
いる。ボート19は複数枚(例えば、25枚、50枚、
100枚、125枚、150枚ずつ等)のウエハWをそ
の中心を揃えて水平に支持した状態で、プロセスチュー
ブ15の処理室に対してボートエレベータ20によるシ
ールキャップ28の昇降に伴って搬入搬出するように構
成されている。
【0016】図2および図4に示されているように、待
機室4の一部であるウエハ移載室(以下、負圧移載室と
いう。)5には、大気圧未満(負圧)の下でウエハWを
移載するウエハ移載装置30が水平に設置されている。
このウエハ移載装置(以下、第一ウエハ移載装置とい
う。)30はスカラ形ロボット(selective compliance
assembly robot arm SCARA)によって構成されて
いる。異物が負圧移載室5および待機室4に侵入するの
を防止するために、第一ウエハ移載装置30の駆動部で
あるモータ31は負圧移載室5の底壁の外部に設置され
ている。
【0017】負圧移載室5の前側には負圧を維持可能な
気密性能を有する筐体32が隣接して設置されており、
この筐体(以下、バッファ室筐体という。)32によっ
て複数枚のウエハWを一時的に保管するロードロック方
式のバッファ室33が形成されている。バッファ室筐体
32の下部にはバッファ室33を負圧に排気する排気管
34が接続されており、バッファ室筐体32の上部には
バッファ室33を大気圧に戻したりウエハを冷却したり
する際に不活性ガス(N2 ガス等)を供給する不活性ガ
ス供給管34Aが接続されている。バッファ室筐体32
のウエハ搬入搬出口36に対向する部位にはウエハ搬入
搬出口35が開設されており、このウエハ搬入搬出口3
5もゲート7によって開閉されるようになっている。ま
た、バッファ室筐体32の後側壁の上部にもウエハ搬入
搬出口36が開設されており、ウエハ搬入搬出口36は
ゲート37によって開閉されるようになっている。
【0018】バッファ室筐体32は架台38の上に構築
されており、架台38の内部にはエレベータ39が設置
されている。エレベータ39は支持アーム40を昇降さ
せるように構成されており、支持アーム40の上には支
柱41が垂直に立脚されている。支柱41はバッファ室
筐体32の底壁を貫通してバッファ室33の内部に挿入
されており、バッファ室筐体32の底壁と支持アーム4
0との間には、バッファ室33の気密を維持しつつ支柱
41の昇降を確保するためのベローズ42が介設されて
いる。支柱41の上端には複数枚のウエハWを一時的に
保持する仮置き台43が設置されている。仮置き台43
はボート19と同様な構造に構成されており、複数枚の
ウエハWを保持溝によって水平に保持するようになって
いる。
【0019】耐圧筐体3の天井壁における負圧移載室5
の上にはモータ44によって駆動されるエレベータ45
が垂直に立設されており、エレベータ45はウエハ移載
装置46を昇降させるように構成されている。このウエ
ハ移載装置46は大気圧以上の圧力(以下、正圧とい
う。)の下でウエハWを移載するように構成されてい
る。異物による汚染を防止するために、ウエハ移載装置
(以下、第二ウエハ移載装置という。)46は筐体47
によって構築された移載室(以下、正圧移載室とい
う。)48に設置されている。なお、正圧移載室48の
左端部にはクリーンエアを供給するクリーンユニット5
7が設置されている。
【0020】図2および図3に示されているように、正
圧移載室48の筐体47の正面壁にはウエハ搬入搬出口
49が開設されており、ウエハ搬入搬出口49はウエハ
Wを正圧移載室48に対して搬入搬出し得るように構成
されている。ウエハ搬入搬出口49にはポッドオープナ
50が設置されている。ポッドオープナ50はポッドP
を載置する載置台51と、載置台51に載置されたポッ
ドPのキャップを着脱するキャップ着脱機構52とを備
えており、載置台51に載置されたポッドPのキャップ
をキャップ着脱機構52によって着脱することにより、
ポッドPのウエハ出し入れ口を開閉するようになってい
る。ポッドオープナ50の載置台51に対してはポッド
Pが、後記するポッド搬送装置60によって供給および
排出されるようになっている。
【0021】図1、図2および図3に示されているよう
に、筐体2の正面壁にはポッド搬入搬出口53が開設さ
れており、筐体2のポッド搬入搬出口53の手前にはポ
ッドステージ54が設定されている。ポッドステージ5
4にはポッドPがRGV等の工程内搬送装置によって供
給および排出されるようになっている。筐体2内の上部
には前側ポッド棚55と後側ポッド棚56とがそれぞれ
設置されており、これらポッド棚55、56は複数台の
ポッドPを一時的に保管し得るように構成されている。
【0022】筐体2の前側部分にはポッドステージ5
4、前後のポッド棚55、56およびポッドプナ50の
載置台51の間でポッドPを搬送するポッド搬送装置6
0が設備されている。すなわち、ポッド搬送装置60は
筐体2の底壁に左右方向に敷設されてモータ61によっ
て駆動されるリニアアクチュエータ62と、このリニア
アクチュエータ62によって左右方向に移動されモータ
63によって駆動されるポッドエレベータ64と、スカ
ラ形ロボットによって構成されてポッドエレベータ64
によって昇降されるハンドリング装置65とを備えてお
り、ハンドリング装置65によってポッドPをハンドリ
ングして、リニアアクチュエータ62、ポッドエレベー
タ64およびハンドリング装置65の作動によってポッ
ドPを三次元方向に搬送し得るようになっている。
【0023】以下、前記構成に係る熱処理装置を使用し
た本発明の一実施の形態に係るICの製造方法における
熱処理工程を説明する。なお、本実施の形態において
は、一台のポッドPに収納された二十五枚以内のプロダ
クトウエハWをバッチ処理(一括処理)する場合につい
て説明する。
【0024】熱処理すべきプロダクトウエハWは二十五
枚以内がポッドPに収納された状態で、熱処理工程を実
施する熱処理装置1のポッドステージ54へ工程内搬送
装置によって搬送されて来る。搬送されて来たポッドP
は前側ポッド棚55または後側ポッド棚56の指定され
た場所にポッド搬送装置60によって搬送されて、一時
的に保管される。
【0025】第一バッチ目のプロダクトウエハWが収納
されたポッドPはポッドオープナ50の載置台51の上
へポッド搬送装置60によって搬送されて載置される。
載置されたポッドPのキャップがポッドオープナ50の
キャップ着脱機構52によって取り外され、ポッドPの
ウエハ出し入れ口が開放される。
【0026】ポッドPがポッドオープナ50により開放
されると、正圧移載室48に設置された第二ウエハ移載
装置46はポッドPからプロダクトウエハWをウエハ搬
入搬出口49を通してピックアップして正圧移載室48
に搬出し、続いて、バッファ室33に上側ウエハ搬入搬
出口36を通じて搬入し、仮置き台43に受け渡す。こ
の第二ウエハ移載装置46によるプロダクトウエハWの
移載作業は、ポッドPの指定されたプロダクトウエハW
が仮置き台43に移替えられるまで繰り返される。この
移替え作業において、バッファ室33は上側ウエハ搬入
搬出口36が開かれているために大気圧になっている
が、バッファ室33の下側ウエハ搬入搬出口35および
負圧移載室5のウエハ搬入搬出口6はゲート7によって
閉じられているため、負圧移載室5すなわち待機室4の
負圧は維持されている。
【0027】移替え作業が完了したポッドPはキャップ
がポッドオープナ50のキャップ着脱機構52によって
装着されることにより閉じられる。閉じられたポッドP
は前側ポッド棚55または後側ポッド棚56の指定され
た場所にポッド搬送装置60によって搬送されて保管さ
れる。
【0028】第一バッチ目のポッドPのプロダクトウエ
ハWの仮置き台43への移替え作業が完了した後の場合
には、ダミーウエハ(図示せず)を収納したポッドPが
前側ポッド棚55または後側ポッド棚56からポッド搬
送装置60によってピックアップされ、ポッドオープナ
50の載置台51の上に搬送されて載置される。この後
は、プロダクトウエハの場合と同様の作動により、指定
された枚数のダミーウエハがポッドPから仮置き台43
に移替えられる。このダミーウエハの移替え作業におい
ても、バッファ室33は上側ウエハ搬入搬出口36が開
かれているために大気圧になっているが、バッファ室3
3の下側ウエハ搬入搬出口35および負圧移載室5のウ
エハ搬入搬出口6はゲート7によって閉じられているた
め、負圧移載室5すなわち待機室4の負圧は維持されて
いる。
【0029】ダミーウエハの移替え作業が完了したポッ
ドPはキャップがポッドオープナ50のキャップ着脱機
構52によって装着されることにより閉じられる。閉じ
られたポッドPは前側ポッド棚55または後側ポッド棚
56の指定された場所にポッド搬送装置60によって搬
送されて保管される。
【0030】指定された枚数のプロダクトウエハWおよ
びダミーウエハが仮置き台43に装填されると、バッフ
ァ室33の上側ウエハ搬入搬出口36がゲート37によ
って閉じられる。次いで、仮置き台43が下側ウエハ搬
入搬出口35の位置までエレベータ39によって下降さ
れるとともに、バッファ室33が排気管34によって負
圧に排気される。この排気に際して、バッファ室33の
容積が小さく設定されているため、バッファ室33の所
定の圧力値までの排気時間は短くて済む。例えば、数分
程度で1.333×10-2Pa程度に達する。
【0031】バッファ室33が予め設定された圧力値に
減圧されると、下側ウエハ搬入搬出口35および負圧移
載室5のウエハ搬入搬出口6がゲート7によって開かれ
る。このゲート7の開き作動に際しては、負圧移載室5
および待機室4の圧力は予め設定された圧力値を維持さ
れている。したがって、ボート19が設置されているこ
とにより容積がきわめて大きい待機室4と、第一ウエハ
移載装置30が設置されていることにより容積がきわめ
て大きい負圧移載室5とをゲート7の開き作動の都度に
真空に排気する必要はない。
【0032】次に、負圧移載室5の第一ウエハ移載装置
30は仮置き台43からプロダクトウエハWおよびダミ
ーウエハを一枚または複数枚ずつ順次に、下側ウエハ搬
入搬出口35および負圧移載室5側のウエハ搬入搬出口
6を通してピックアップして負圧移載室5および待機室
4に搬入するとともに、待機室4のボート19に装填
(チャージング)して行く。プロダクトウエハWおよび
ダミーウエハのボート19への装填が全て終了すると、
バッファ室33の下側ウエハ搬入搬出口35および負圧
移載室5のウエハ搬入搬出口6がゲート7によって閉じ
られる。
【0033】プロダクトウエハWおよびダミーウエハの
仮置き台43からボート19への第一ウエハ移載装置3
0による移替え作業に際しては、バッファ室33、待機
室4および負圧移載室5が真空排気されることによって
内部の酸素や水分が予め除去されているため、装填途中
のプロダクトウエハWおよび装填されたプロダクトウエ
ハWに自然酸化膜が形成されることはない。また、プロ
ダクトウエハWおよびダミーウエハの仮置き台43から
ボート19への第一ウエハ移載装置30による移替え作
業の間は、ボート搬入搬出口11がシャッタ12によっ
て閉鎖されることにより、プロセスチューブ15の高温
雰囲気が待機室4に流入することは防止されているた
め、装填途中のプロダクトウエハWおよび装填されたプ
ロダクトウエハWが高温雰囲気に晒されることはなく、
プロダクトウエハWが高温雰囲気に晒されることによる
自然酸化等の弊害の派生は防止される。なお、ダミーウ
エハの移載については、ウエハ処理前に予め前述の経路
と同一経路で待機室4内のダミーウエハ用ストッカ10
へ移載しておき、そこから第一ウエハ移載装置30によ
ってボート19へ移載してもよい。
【0034】図2および図5に示されているように、予
め指定された枚数のプロダクトウエハWおよびダミーウ
エハがボート19へ装填されると、ボート搬入搬出口1
1はシャッタ12によって開けられる。このシャッタ1
2の開き作動に際しては、プロセスチューブ15の処理
室14は予め真空排気されており、その圧力は予め設定
された圧力値を維持されている。続いて、図6に示され
ているように、シールキャップ28に支持されたボート
19がボートエレベータ20の昇降台25によって上昇
されて、プロセスチューブ15の処理室14に搬入(ボ
ートローディング)される。ボート19が上限に達する
と、ボート19を支持したシールキャップ28の上面の
周辺部がボート搬入搬出口11をシール状態に閉塞する
ため、プロセスチューブ15の処理室14は気密に閉じ
られる。このボート19の処理室14への搬入に際し
て、待機室4が真空排気されることによって内部の酸素
や水分が予め除去されているため、ボート19の処理室
14への搬入に伴って外部の酸素や水分が処理室14に
侵入することは確実に防止される。
【0035】その後、プロセスチューブ15の処理室1
4は気密に閉じられた状態で、所定の圧力となるように
排気管18によって排気され、ヒータユニット13によ
って所定の温度に加熱され、所定の原料ガスがガス導入
管17によって所定の流量だけ供給される。これによ
り、予め設定された処理条件に対応する熱処理がプロダ
クトウエハWに施される。
【0036】ここで、この第一バッチ目のプロダクトウ
エハWに対する熱処理中における第二バッチ目のプロダ
クトウエハWの流れを説明する。第二バッチ目のプロダ
クトウエハWが収納されたポッドPは前側ポッド棚55
または後側ポッド棚56からポッドオープナ50の載置
台51の上に、ポッド搬送装置60によって搬送されて
載置される。載置されたポッドPのキャップがポッドオ
ープナ50のキャップ着脱機構52によって取り外さ
れ、ポッドPのウエハ出し入れ口が開放される。
【0037】ポッドPがポッドオープナ50により開放
されると、正圧移載室48に設置された第二ウエハ移載
装置46はポッドPからプロダクトウエハWをウエハ搬
入搬出口49を通してピックアップして正圧移載室48
に搬出し、続いて、バッファ室33に上側ウエハ搬入搬
出口36を通じて搬入し、仮置き台43に受け渡す。こ
の第二ウエハ移載装置46によるプロダクトウエハWの
移載作業は、ポッドPの指定されたプロダクトウエハW
が仮置き台43に移替えられるまで繰り返される。この
移替え作業において、バッファ室33は上側ウエハ搬入
搬出口36が開かれているために大気圧になっている
が、バッファ室33の下側ウエハ搬入搬出口35および
負圧移載室5のウエハ搬入搬出口6はゲート7によって
閉じられているため、負圧移載室5すなわち待機室4の
負圧は維持されている。
【0038】移替え作業が完了したポッドPはキャップ
がポッドオープナ50のキャップ着脱機構52によって
装着されることにより閉じられる。閉じられたポッドP
は前側ポッド棚55または後側ポッド棚56の指定され
た場所にポッド搬送装置60によって搬送されて保管さ
れる。
【0039】指定された枚数のプロダクトウエハWが仮
置き台43に装填されると、バッファ室33の上側ウエ
ハ搬入搬出口36がゲート37によって閉じられる。次
いで、仮置き台43が下側ウエハ搬入搬出口35の位置
までエレベータ39によって下降されるとともに、バッ
ファ室33が排気管34によって負圧に排気される。こ
の排気に際して、バッファ室33の容積が小さく設定さ
れているため、バッファ室33の所定の圧力値までの排
気時間は短くて済む。
【0040】バッファ室33が予め設定された圧力値に
減圧されると、下側ウエハ搬入搬出口35および負圧移
載室5のウエハ搬入搬出口6がゲート7によって開かれ
る。このゲート7の開き作動に際しては、負圧移載室5
および待機室4の圧力は予め設定された負圧の圧力値を
維持されている。
【0041】続いて、負圧移載室5の第一ウエハ移載装
置30は仮置き台43から第二バッチ目のプロダクトウ
エハWを一枚または複数枚ずつ順次に、下側ウエハ搬入
搬出口35および負圧移載室5側のウエハ搬入搬出口6
を通してピックアップして負圧移載室5に搬入するとと
もに、負圧移載室5のプロダクトウエハ用ストッカ9に
装填(チャージング)して行く。プロダクトウエハ用ス
トッカ9への装填が全て終了すると、バッファ室33の
下側ウエハ搬入搬出口35および負圧移載室5のウエハ
搬入搬出口6がゲート7によって閉じられる。
【0042】第二バッチ目のプロダクトウエハWについ
ての仮置き台43からプロダクトウエハ用ストッカ9へ
の第一ウエハ移載装置30による移替え作業に際して
も、バッファ室33、待機室4および負圧移載室5が真
空排気されることによって内部の酸素や水分が予め除去
されているため、装填途中のプロダクトウエハWおよび
装填されたプロダクトウエハWに自然酸化膜が形成され
ることはない。また、第二バッチ目のプロダクトウエハ
Wの仮置き台43からプロダクトウエハ用ストッカ9へ
の第一ウエハ移載装置30による移替え作業の間は、ボ
ート搬入搬出口11がシールキャップ28によって閉鎖
されることにより、プロセスチューブ15の高温雰囲気
が待機室4に流入することは防止されているため、装填
途中のプロダクトウエハWおよび装填されたプロダクト
ウエハWが高温雰囲気に晒されることはなく、プロダク
トウエハWが高温雰囲気に晒されることによる自然酸化
等の弊害の派生は防止される。
【0043】なお、第二バッチ目のプロダクトウエハW
のポッドPからバッファ室33の仮置き台43への搬送
は、第一バッチ目のプロダクトウエハWをバッファ室3
3の仮置き台43からボート19への搬送が終了し、ゲ
ート7が閉じられた後に可能となる。すなわち、ゲート
7が閉じられた後に、第一バッチ目のプロダクトウエハ
Wが装填されたボート19の真空雰囲気下でのプロセス
チューブ15の処理室14への搬入と、第二バッチ目の
プロダクトウエハWのポッドPからバッファ室33内の
仮置き台43への大気圧雰囲気下での搬送とを、並行し
て行うことも可能である。
【0044】また、第二バッチ目のプロダクトウエハW
のバッファ室33の仮置き台43から負圧移載室5のプ
ロダクトウエハ用ストッカ9への搬送は、第一バッチ目
のプロダクトウエハWを装填したボート19をプロセス
チューブ15の処理室14へ搬入し、ボート搬入搬出口
11がシールキャップ28によって閉鎖された後に可能
となる。すなわち、シールキャップ28によりボート搬
入搬出口11が閉鎖された後に、第一バッチ目のプロダ
クトウエハWに対する熱処理と、第二バッチ目のプロダ
クトウエハWのバッファ室33の仮置き台43から負圧
移載室5のプロダクトウエハ用ストッカ9への真空雰囲
気下での搬送とを並行して行うことが可能である。
【0045】第一バッチ目のプロダクトウエハWについ
ての予め設定された処理時間が経過すると、ボート19
がボートエレベータ20の昇降台25によって下降され
ることにより、熱処理済みのプロダクトウエハWを保持
したボート19は待機室4に搬出(ボートアンローディ
ング)される。この際、待機室4、負圧移載室5および
バッファ室33は負圧を維持されている。ボート19が
待機室4に搬出されると、ボート搬入搬出口11がシャ
ッタ12によって閉鎖される。その後、耐圧筐体3に接
続された不活性ガス供給管8Aにより不活性ガス(例え
ばN2 )が待機室4に供給され、ボート19上の処理済
ウエハが冷却される。その後、待機室4は再度、真空雰
囲気に減圧される。
【0046】次いで、負圧移載室5のウエハ搬入搬出口
6およびバッファ室33の下側ウエハ搬入搬出口35が
ゲート7によって開かれる。続いて、負圧移載室5の第
一ウエハ移載装置30は待機室4のボート19から熱処
理された第一バッチ目のプロダクトウエハWを順次にピ
ックアップしてバッファ室33にウエハ搬入搬出口6お
よび下側ウエハ搬入搬出口35を通じて搬出(ウエハア
ンローディング)し、バッファ室33の仮置き台43に
装填(チャージング)して行く。熱処理済みのプロダク
トウエハWのボート19から仮置き台43への移替え作
業が完了すると、負圧移載室5のウエハ搬入搬出口6お
よびバッファ室33の下側ウエハ搬入搬出口35がゲー
ト7によって閉じられる。
【0047】このようにして熱処理済みのプロダクトウ
エハWのボート19から仮置き台43への第一ウエハ移
載装置30による移替え作業は、いずれも負圧に維持さ
れたバッファ室33、負圧移載室5および待機室4にお
いて実施されるため、この移替え作業に際して、処理済
みのプロダクトウエハWの表面に自然酸化膜が生成され
たり、異物等が付着したりするのは防止されることにな
る。
【0048】第一バッチ目のプロダクトウエハWの移替
え作業が終了すると、第一バッチ目で使用されたダミー
ウエハがボート19からダミーウエハ用ストッカ10へ
第一ウエハ移載装置30によって移替えられる。この
後、ダミーウエハはこのダミーウエハ用ストッカ10に
おいて待機する状態になる。
【0049】第二バッチ目のプロダクトウエハWはプロ
ダクトウエハ用ストッカ9からボート19へ第一ウエハ
移載装置30によって順次に装填されて行く。第二バッ
チ目のプロダクトウエハWのプロダクトウエハ用ストッ
カ9からボート19への移替え作業が完了すると、ダミ
ーウエハ用ストッカ10に保管されているダミーウエハ
がボート19へ第一ウエハ移載装置30によって順次に
装填されて行く。この際も、待機室4および負圧移載室
5は負圧に維持されているため、装填途中のプロダクト
ウエハWおよび装填されたプロダクトウエハWに自然酸
化膜が形成されることはない。また、第二バッチ目のプ
ロダクトウエハWのプロダクトウエハ用ストッカ9から
ボート19への第一ウエハ移載装置30による移替え作
業の間は、ボート搬入搬出口11がシャッタ12によっ
て閉鎖されることにより、プロセスチューブ15の高温
雰囲気が待機室4に流入することは防止されているた
め、装填途中のプロダクトウエハWおよび装填されたプ
ロダクトウエハWが高温雰囲気に晒されることはなく、
プロダクトウエハWが高温雰囲気に晒されることによる
自然酸化等の弊害の派生は防止される。
【0050】第二バッチ目のプロダクトウエハWおよび
ダミーウエハがボート19に装填されると、ボート搬入
搬出口11がシャッタ12によって開かれ、ボート19
が処理室14へ搬入されて行く。ボート19が上限に達
してボート搬入搬出口11がシールキャップ28によっ
て閉じられると、前述した第一バッチ目のプロダクトウ
エハWの場合と同様にして、処理室14において所定の
熱処理が第二バッチ目のプロダクトウエハWに施され
る。
【0051】翻って、第一バッチ目のプロダクトウエハ
Wが仮置き台43に移替えられると、バッファ室筐体3
2の上部に接続された不活性ガス供給管34Aによりバ
ッファ室33に不活性ガス(例えば、N2 )が供給され
ることにより、処理済ウエハがさらに冷却される。バッ
ファ室33のロードロックが解除され、バッファ室33
の上側ウエハ搬入搬出口36がゲート37によって開か
れるとともに、仮置き台43がエレベータ39によって
上側ウエハ搬入搬出口36の位置に上昇される。次い
で、正圧移載室48の第二ウエハ移載装置46は上側ウ
エハ搬入搬出口36を通してバッファ室33の仮置き台
43から処理済みのプロダクトウエハWを順次にピック
アップして正圧移載室48に搬出する。
【0052】一方、ポッドオープナ50の載置台51に
は第一バッチ目の処理済みのプロダクトウエハWを収納
すべき空のポッドPがポッド搬送装置60によって搬送
され載置され、ポッドオープナ50のキャップ着脱機構
52によってキャップを外されることによりウエハ出し
入れ口を開かれる。第二ウエハ移載装置46はバッファ
室33から正圧移載室48に搬出した第一バッチ目のプ
ロダクトウエハWをポッドPに収納(チャージング)し
て行く。熱処理済みのプロダクトウエハWのポッドPへ
の収納が完了すると、ポッドPのキャップがポッドオー
プナ50のキャップ着脱機構52によってウエハ出し入
れ口に装着されポッドPが閉じられる。
【0053】閉じられたポッドPは載置台51の上から
ポッドステージ54にポッド搬送装置60によって搬送
されて載置され、次の工程へ工程内搬送装置によって適
宜に搬送されて行く。なお、第一バッチ目のプロダクト
ウエハWのバッファ室33からポッドPへの移替え作業
は、第二バッチ目のプロダクトウエハWの移替え作業中
または/および熱処理中に同時に進行される。したがっ
て、スループットの低下を防止することができる。
【0054】以降、前述した第二バッチ目以降の作用が
繰り返されることにより、一台のポッドPに収納された
二十五枚以内のプロダクトウエハWについてのバッチ処
理が順次に実施されて行く。
【0055】なお、第二バッチ目のプロダクトウエハW
のプロダクトウエハ用ストッカ9からボート19への搬
送は、熱処理済の第一バッチ目のプロダクトウエハWを
ボート19からバッファ室33の仮置き台43へ搬送後
に可能となる。また、この後にゲート7を閉じた後であ
れば、第二バッチ目のプロダクトウエハWのプロダクト
ウエハ用ストッカ9からボート19への真空雰囲気下で
の搬送と、熱処理済の第一バッチ目のプロダクトウエハ
Wのバッファ室33の仮置き台43からポッドPへの大
気圧雰囲気下での搬送とを並行して行うことが可能とな
る。
【0056】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。
【0057】1) 処理室に隣接して設けられたロードロ
ック方式の待機室にロードロック方式のバッファ室を設
けることにより、ポッドとバッファ室との間のウエハの
搬入搬出は大気圧下で実施することができ、また、バッ
ファ室と待機室との間のウエハの搬入搬出は真空雰囲気
下で実施することができるため、ウエハの表面および処
理済みのウエハの表面に自然酸化膜が生成されたり、異
物等が付着したりするのを抑制することができる。
【0058】2) バッファ室の上にポッドオープナを配
置し、待機室に隣接した負圧移載室の上に第二ウエハ移
載装置を配置することにより、ポッドオープナおよび第
二ウエハ移載装置が負圧移載室の前方に突出するのを回
避することができるため、熱処理装置の奥行寸法を短く
設定することができ、占拠床面積を小さく設定すること
ができる。
【0059】3) ロードロック方式の待機室および負圧
移載室にダミーウエハ用ストッカおよびプロダクトウエ
ハ用ストッカを設置することにより、待機室におけるプ
ロダクトウエハおよびダミーウエハのボートに対する装
填および脱装(チャージングおよびディスチャージン
グ)の消費時間を短縮することができるため、熱処理装
置のスループットを高めることができる。特に、次のバ
ッチのプロダクトウエハをボートへ移載する時間を短縮
する。
【0060】4) ロードロック方式の待機室に設置され
たボートエレベータおよびバッファ室に設置された仮置
き台エレベータをベローズによって待機室およびバッフ
ァ室から隔離することにより、ボートエレベータおよび
仮置き台エレベータによる待機室およびバッファ室の汚
染を防止することができるため、ウエハの異物や有機物
による汚染を防止することができる。
【0061】5) ボートエレベータを待機室の前後方向
に延在する中心線に対して傾斜させて配置することによ
り、待機室における隅部のデッドスペースを活用するこ
とができるため、熱処理装置の奥行寸法および占拠床面
積をより一層小さく設定することができる。
【0062】図7は本発明の他の実施の形態である熱処
理装置を示す一部省略斜視図であり、図8はその平面断
面図である。
【0063】本実施の形態が前記実施の形態と異なる点
は、ポッドオープナ50がバッファ室筐体32の側面に
配置されており、第二ウエハ移載装置46が水平移動し
得るように構成されている点である。すなわち、ポッド
オープナ50の載置台51はバッファ室筐体32の側面
に設置された架台58に支持されており、ポッドオープ
ナ50のキャップ着脱機構52が上下方向に往復移動し
得るように構成されている。
【0064】本実施の形態においては、ポッドオープナ
50がバッファ室筐体32の側方に配置されていること
により、前記実施の形態と同様に、ポッドオープナおよ
び第二ウエハ移載装置が負圧移載室の前方に突出するの
を回避することができるため、熱処理装置の奥行寸法を
短く設定することができ、占拠床面積を小さく設定する
ことができる。
【0065】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。
【0066】例えば、一回のバッチ処理のプロダクトウ
エハの枚数は、一台のポッドに収納される二十五枚以内
に限らず、二十五枚を超える枚数に設定してもよい。
【0067】ダミーウエハは待機室や負圧移載室にダミ
ーウエハ用ストッカを設置し、このストッカに保管した
ダミーウエハを適宜に取り出してボートに装填するよう
に取り扱うに限らず、ボートに常備しておき定期または
不定期に交換するように取り扱ってもよいし、ボートに
固定させておいてもよい。
【0068】本発明に係る基板処理装置は、酸化処理や
拡散処理やアニール処理、プラズマ処理、スパッタ処
理、ドライエッチング処理およびそれらを組み合わせた
処理にも使用することができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
占有床面積を抑制しつつ高清浄な表面状態を維持した処
理を実現することができるため、製造歩留りや経済性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である熱処理装置を示す
一部省略斜視図である。
【図2】その側面断面図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う平面断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う平面断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】そのボート搬入時を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である熱処理装置を示
す一部省略斜視図である。
【図8】その平面断面図である。
【符号の説明】
W…ウエハ(基板)、P…ポッド(基板キャリア)、1
…熱処理装置(基板処理装置)、2…筐体、3…耐圧筐
体、4…待機室、5…負圧移載室(ウエハ移載室)、6
…ウエハ搬入搬出口、7…ゲート、8…排気管、8A…
不活性ガス供給管、9…プロダクトウエハ用ストッカ、
10…ダミーウエハ用ストッカ、11…ボート搬入搬出
口、12…シャッタ、13…ヒータユニット、14…処
理室、15…プロセスチューブ、16…マニホールド、
17…ガス導入管、18…排気管、19…ボート、20
…ボートエレベータ、21…上側取付板、22…下側取
付板、23…ガイドレール、24…送りねじ軸、25…
昇降台、26…モータ、27…アーム、28…シールキ
ャップ、29A、29B…ベローズ、30…第一ウエハ
移載装置(ウエハ移載装置)、31…モータ、32…バ
ッファ室筐体、33…バッファ室、34…排気管、34
A…不活性ガス供給管、35…ウエハ搬入搬出口、36
…ウエハ搬入搬出口、37…ゲート、38…架台、39
…エレベータ、40…支持アーム、41…支柱、42…
ベローズ、43…仮置き台、44…モータ、45…エレ
ベータ、46…第二ウエハ移載装置(ウエハ移載装
置)、47…筐体、48…正圧移載室(移載室)、49
…ウエハ搬入搬出口、50…ポッドオープナ、51…載
置台、52…キャップ着脱機構、53…ポッド搬入搬出
口、54…ポッドステージ、55、56…ポッド棚、5
7…クリーンユニット、58…架台、60…ポッド搬送
装置、61…モータ、62…リニアアクチュエータ、6
3…モータ、64…ポッドエレベータ、65…ハンドリ
ング装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 能戸 幸一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 石塚 隆治 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 5F031 CA02 DA17 FA01 FA11 FA12 FA15 GA43 GA49 HA67 MA09 MA28 NA04 NA05 NA09 NA18 5F045 BB08 DP20 DQ05 EB03 EB08 EN04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する処理室と、この処理室に
    隣接して設けられたロードロック方式の待機室と、この
    待機室に隣接して設けられたバッファ室とを備えてお
    り、前記基板を収納するキャリアから前記バッファ室へ
    の前記基板の搬送時には前記バッファ室内の雰囲気を大
    気圧とし、前記バッファ室から待機室への基板の搬送時
    には前記バッファ室の雰囲気を真空とする基板処理装置
    であって、前記キャリアを載置する載置部が前記バッフ
    ァ室の上方または側方に設けられていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファ室と前記待機室との間で前
    記基板を搬送する第一基板移載装置と、前記載置部に載
    置されたキャリアと前記バッファ室との間で前記基板を
    搬送する第二基板移載装置とを備えており、前記第二基
    板移載装置は前記第一基板移載装置の上方に配置されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 基板を処理する処理室と、この処理室に
    隣接して設けられたロードロック方式の待機室と、この
    待機室に隣接して設けられたバッファ室とを備えてお
    り、前記基板を収納するキャリアから前記バッファ室へ
    の前記基板の搬送時には前記バッファ室内の雰囲気を大
    気圧とし、前記バッファ室から前記待機室への前記基板
    の搬送時には前記バッファ室内の雰囲気を真空とする基
    板処理装置であって、前記待機室には製品となる基板ま
    たは/およびダミー基板を保管するストッカが設けられ
    ていることを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を処理する処理室と、この処理室に
    隣接して設けられたロードロック方式の待機室と、この
    待機室内に設けられ基板を処理室に対し搬入搬出するエ
    レベータとを備えている基板処理装置であって、前記エ
    レベータの向きがデットスペースが小さくなる方向に傾
    けられて配置されていることを特徴とする基板処理装
    置。
  5. 【請求項5】 基板を処理する処理室と、この処理室に
    隣接して設けられたロードロック方式の待機室と、この
    待機室に隣接して設けられたバッファ室とを備えてお
    り、前記基板を収納するキャリアを載置する載置部が前
    記バッファ室の上方または側方に設けられた基板処理装
    置を使用して基板を処理する半導体装置の製造方法であ
    って、前記基板が前記バッファ室から前記処理室まで真
    空雰囲気において搬送されることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
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