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JP2003114039A - 清掃機 - Google Patents

清掃機

Info

Publication number
JP2003114039A
JP2003114039A JP2001307261A JP2001307261A JP2003114039A JP 2003114039 A JP2003114039 A JP 2003114039A JP 2001307261 A JP2001307261 A JP 2001307261A JP 2001307261 A JP2001307261 A JP 2001307261A JP 2003114039 A JP2003114039 A JP 2003114039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
main body
suction port
cleaning machine
machine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001307261A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Hayashi
信弘 林
Katsuyuki Ishibashi
勝之 石橋
Toshiyuki Yoshida
稔之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001307261A priority Critical patent/JP2003114039A/ja
Publication of JP2003114039A publication Critical patent/JP2003114039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭で使用される清掃用機器において、
使用者が掃除動作を必要とせず、特に綿ぼこりなどが溜
まり易い場所の清掃を行うことを課題とするものであ
る。 【解決手段】 塵埃を吸引する吸引機18と、前記吸引
機18の上流側に塵埃を集塵する集塵フィルタ6を内蔵
する本体1と、前記本体1を設置した状態で、本体1の
外郭面4の被掃除面19の近傍のみに吸塵口9を設けた
もので、本体1の周囲の空気中を沈降したり、被掃除面
19を吹き寄せられたゴミ、綿ぼこりなどを吸い寄せ吸
入することで周囲を清潔に保つことができるという効果
がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭で室内に設置
して、降下または堆積する塵埃を捕集する清掃機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の清掃機に近いものとして
特開2001−79325号公報に記載されているよう
な空気清浄機が一般的にあった。この空気清浄機を図面
を用いて説明する。
【0003】図7に示すように、従来の空気清浄機は、
隔壁吸気口101が設けられた隔壁102と、その後面
に取り付けた電動送風機103と、その外側を被う本体
後ろ104と、前記隔壁102の前面に設けられたフィ
ルタ105と、その前面を被う吸気口106が設けられ
た前面カバー107と、前記隔壁102の前面上部に取
り付けた表示部108とで本体を構成し、前記本体後ろ
104の上部に平面的に排気口109が設けられてい
た。
【0004】上記の空気清浄機において、吸引機により
本体内に吸い込まれた外気に含まれる塵埃、煙草の臭い
や悪臭、化学物質などは、前記吸気口106を通って前
記フィルタ105を通過する時に補集されるとともに、
吸着作用または化学分解作用などで除去され、清浄、脱
臭された空気が前記隔壁吸気口101を経て排気口10
9から排出される。
【0005】また、被掃除面の塵埃を吸引する掃除機
は、特開2001−238828号公報に記載されてい
る。この掃除機は図8に示すように、掃除機本体201
は、吸引力を発生する電動送風機(図示せず)を内蔵
し、前記電動送風機にて生じた吸引力により塵埃を吸引
する吸口体203を、ホース204及び延長管205を
介して設けている。ホース204には、掃除機本体20
1に着脱自在に係合する接続パイプ206と延長管20
5を着脱自在に係合する先端パイプ207を設け、掃除
機本体201の両側面には移動用の車輪208を回転自
在に設けている。電動送風機によって吸口体203より
吸入した塵埃を掃除機本体201内の集塵容器に溜める
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気清浄機では、吸気口106を広く設けて空気中に
漂う埃やガス成分は吸引できるものの、空気中を沈降し
て被掃除面に堆積しようとする塵埃については吸引する
だけの圧力が発生しえず吸引の対象にはなし得なかっ
た。また、掃除機は電動送風機の負圧利用して強い吸込
み力を発生するものの、据え置いて周囲の塵埃を吸入す
るには騒音が大きく長時間設置して沈降する塵埃を吸入
するには適さない。また、一般的に掃除機に使用する電
動機は高速回転の整流子モータで長時間の運転には寿命
的に適さない。したがって、所謂綿ゴミのような空気中
に漂い沈降して被掃除面に堆積する塵埃を減少させて、
室内の清潔さを向上させる設備機器が一般家庭では容易
に実現できないという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために本発明は、塵埃を吸引する吸引機と、前記吸
引機の上流側に塵埃を集塵する集塵フィルタを内蔵する
本体と、前記本体を設置した状態で、本体の外郭面の被
掃除面の近傍のみに吸塵口を設けたもので、空気中を降
下、沈降する浮遊塵埃が被掃除面に達する時点で、被掃
除面に設置した本体の被掃除面の近傍に設けた吸塵口か
ら吸引機で吸引する空気、または排気口から吹き出す排
気の作り出す気流と相俟って塵埃を本体に引寄せ、集塵
フィルタで濾過捕集することを以って室内に所謂綿ぼこ
りのような塵埃が堆積することを抑制するものである。
【0008】上記発明によれば被掃除面に設置した本体
を常時運転することにより、空気中を降下して堆積しよ
うとした本体周辺の塵埃が集塵フィルタに捕集され、被
掃除面への所謂綿ぼこりの堆積を抑制するため、室内の
清潔度の向上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる清掃機
は、塵埃を吸引する吸引機と、前記吸引機の上流側に塵
埃を集塵する集塵フィルタを内蔵する本体と、前記本体
を設置した状態で、本体の外郭面の被掃除面の近傍のみ
に吸塵口を設けたもので、被掃除面の近傍に設けた吸塵
口が被掃除面に堆積する塵埃を吸引するため、清掃機の
周辺の被掃除面に塵埃が堆積することを抑制することが
できる。
【0010】本発明の請求項2にかかる清掃機は、本体
の前面に対向して集塵フィルタを、前記集塵フィルタに
対向して吸引機を内蔵し、吸塵口を前記本体の前面の中
央より下側に設けたもので、吸塵口が集塵フィルタに対
向した前面の中央より下側に設けてあるため、吸引する
空気の圧力を集塵フィルタ面での圧力の略二倍以上に上
げることができ、吸入された塵埃の付着が集中する集塵
フィルタの部分に対して迂回する部分の集塵フィルタの
部分を上側に設けることができる。
【0011】本発明の請求項3にかかる清掃機は、吸塵
口を、前面外郭と集塵フィルタの間で構成した空間より
前方に突出させ形成したもので、前面外郭より延設した
吸塵口が被掃除面にごく近接して設けられるため、吸塵
口への流入空気が効率良く被掃除面に沿うため、より効
果的に被掃除面に接する塵埃を吸入することができる。
【0012】本発明の請求項4にかかる清掃機は、本体
の底面に対向して集塵フィルタを、前記集塵フィルタに
対向して吸引機を内蔵し、吸塵口を前記本体の底面に設
けたもので、吸塵口が被掃除面に対向して設けているた
め、本体の周囲全方向に対して塵埃の吸入効果を発揮す
ることができる。
【0013】本発明の請求項5にかかる清掃機は、吸塵
口の開口面積は集塵フィルタの面積の5%以下としたも
ので、吸塵口の面積が集塵フィルタの面積に比べて小さ
いため、吸入圧力が増え、また、より多くの塵埃が集塵
フィルタ前面に渡って吸入付着するまで吸引力の低下を
抑制することができる。
【0014】本発明の請求項6にかかる清掃機は、吸引
機から発せられる排気風が本体から大気に放出される吹
き出し口を有し、前記排気が本体の上面方向に又は本体
の上面前側方向に向けて放出されるように前記吹き出し
口を形成したもので、上面方向又は上面前側に吹き出し
た排気風が循環気流となって、吸塵口への吸気と相俟っ
てより広範囲の、より多くの塵埃を吸引することが出来
る。
【0015】本発明の請求項7にかかる清掃機は、吸塵
口の開口面積を選択的に変化可能としたもので、吸塵口
の開口面積を選択的に変化させることによって空気清浄
機に近い機能と清掃機としての機能を選択的に活用する
ことができる。
【0016】本発明の請求項8にかかる清掃機は、吸塵
口を有する本体の外郭面の全体又は一部を着脱可能とし
たもので、前面の全体又は一部を着脱可能としたこと
で、吸引され集塵フィルタに付着した塵埃を、本体の外
郭面を外して掃除機などで吸引メンテナンスしたり、集
塵フィルタを交換することを容易に行うことができる。
【0017】本発明の請求項9にかかる清掃機は、吸塵
口を有する本体の外郭面の全体又は一部を透明部材で形
成したもので、本体の外郭面の全体又は一部を透明部材
で形成したことにより、集塵フィルタへの塵埃の付着度
合いがわかりやすくメンテナンスの時期と機器の効果を
を容易に知ることができる。
【0018】本発明の請求項10にかかる清掃機は、集
塵フィルタの表面に付着した塵埃を除去、または除去後
圧縮する手段を設けたもので、塵埃を除去、または除去
後圧縮する手段により、吸引され集塵フィルタに捕集さ
れ付着した塵埃を応急的に寄せ集めることにより、さら
に吸引捕集のできる集塵フィルタの面積を確保すること
ができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
の清掃機を示す本体断面図、図2は同清掃機の斜視図で
ある。
【0021】図1、図2において、1は清掃機本体(以
下、本体1と称す)で、18は同期電動機2とファン3
から構成され吸引風を発する吸引機で、5は本体1に着
脱自在に構成し透明部材で形成した本体1の外郭面であ
る前面パネル4の被掃除面19近傍に設けた吸塵口であ
る。前記吸塵口5から吸込んだ風を、吸引機18の上流
側に設けられている集塵フィルタ6で濾過して、排気口
7から吹き出している。吸塵口5は、被掃除面19から
の高さを概ね10mm以下として前記前面パネル4の中
央より下側に形成して被掃除面19に近接させ、その開
口面積は集塵フィルタ6の通気面積の概ね5%程度にな
っている。また、排気口7は、吹き出す排気が斜め上前
方向となるようルーバーを設けている。8は集塵フィル
タ6と前面パネル4の間に構成される集塵空間である。
【0022】次に動作、作用について説明すると、吸引
機18により発せられる吸引風により被掃除面19上の
軽いゴミ所謂綿ぼこりなどは、吸塵口5から清掃機の本
体1内部に侵入し集塵フィルタ6の前面に吸着される。
吸塵口5の面積を絞っていることにより、ファン3が所
謂風量タイプの構成であっても幾分圧力が高まり、集塵
フィルタ6を通過する風速に比べて吸塵口5の通過風速
を上げることで、被掃除面19上のごみの引寄せ効果を
上げている。吸塵口5の開口面積を集塵フィルタ6の通
気面積の5%にすれば風速は約20倍にすることがで
き、集塵フィルタ6の塵埃の捕集効率を上げながらゴミ
の引寄せ効果を上げている。吸塵口5を被掃除面19の
近傍に集中させることによって、被掃除面19に沿った
風の流れができ、被掃除面19上のゴミを引寄せ易くか
つ吸い上げ易くなる。吸塵口5が被掃除面から離れ、面
積が大きいと空間からの吸気量が増えるが、被掃除面1
9に沿った風の流れは急速に弱くなる。モップなどで被
掃除面19の埃を本体1の吸塵口5の近傍に掃き寄せれ
ば本体1内に吸い上げ易くなっている。また、排気口7
が斜め上前のため、吹き出し風が天井20や壁21に反
射循環して、被掃除面19上のゴミを押し、吸気との相
乗効果で吸塵口5方向へ引寄せる力が強くなりより広範
囲のゴミを吸入することが出きる。
【0023】また、前面パネル4を透明部材で構成した
ことにより、集塵フィルタ6に付着したゴミの量が容易
に判断できることにより、メンテナンスの時期を知るこ
とができる。メンテナンスは前面パネル4を本体1に着
脱自在に構成したことにより、前面パネル4を取り外し
た状態で掃除機などで集塵フィルタ6に付着したゴミを
吸引すれば良い。特に空気清浄気のように空中の浮遊細
塵を主に吸入するのではなく被掃除面に沈降降下してき
たり、吹き寄せられた綿ぼこりのような軽塵埃を吸入す
るため、集塵空間8の容量を大きく設けることと掃除機
などで吸い取ることが有効になる。
【0024】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
の清掃機を示す斜視図である。
【0025】本実施例2において、実施例1と異なる点
は前面パネルが4aに、吸塵口が5から5aに代えられ
ることである。
【0026】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0027】次に動作、作用を説明すると、前面パネル
の着脱自在なことにより、前面パネルの交換(4と4a
が交換可能)により空気清浄気の代用として使用できる
ものである。
【0028】(実施例3)図4は本発明の第3の実施例
の清掃機を示す断面図である。本実施例3において、実
施例1(または2)と異なる点は、前面パネル4に設け
た吸塵口5を前面パネル4と集塵フィルタ6で構成した
集塵空間8より突出して被掃除面19に近接して設けた
ことである。
【0029】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0030】次に動作、作用を説明すると、吸塵口5が
集塵空間8より突出していることにより、被掃除面19
により近接して吸塵口9を設けることができ、本体1の
前面の被掃除面19に沿って吸引される空気の流れの効
率を更に向上させることができる。また、吸塵口5の開
口面積を絞りながらちりとりのような効果で引寄せたゴ
ミを集塵空間8内へ導き吸い上げやすい。
【0031】(実施例4)図5は本発明の第4の実施例
の清掃機を示す断面図である。本実施例4において、実
施例1(または2)と異なる点は、清掃機本体10に内
蔵した集塵フィルタ6は被掃除面19に対向し、底面パ
ネル11に設けた吸塵口12は集塵フィルタ6と被掃除
面19に対向している。底面パネル11は被掃除面19
に近接し、その間の隙間は概ね10mm程度以下として
いる。吸塵口12は開口面積を集塵フィルタ6の通気面
積および集塵空間14の通気面積に対して小さく設定し
ている。排気は排気口13より本体10の外周へ吹き出
している。底面パネル11と集塵フィルタ6の間に構成
される集塵空間14は吸引が停止したときに集塵フィル
タ6の表面に吸着していたゴミが降下する時の受皿とな
る。15は吸塵口12への空気の流れの拡散を抑える鍔
である。
【0032】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0033】次に動作、作用を説明すると、吸塵口12
が被掃除面19に対向していることにより、本体1の全
周囲からのゴミを吸引することができ、吸塵口12の面
積が集塵フィルタ6の通期面積及び集塵空間14の通気
面積に比べて十分小さいため、一旦集塵空間14に吸入
されたごみも底面パネル11上へ降下すると吸引圧力、
風速は吸塵口12のほうが強いため再び集塵フィルタ6
に吸着されるより周囲からのごみを吸込む力が強くな
る。
【0034】(実施例5)図6は本発明の第5の実施例
の清掃機を示す部分断面図である。本実施例5におい
て、実施例1(または2)と異なる点は清掃機本体1の
側面にレバー16を設け、これの上下操作に連動して、
内蔵した集塵フィルタ6に沿って上下動作する除塵器1
7を設けたものである。
【0035】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0036】次に動作、作用を説明すると、レバー16
を上下に操作することにより、長時間の運転使用によっ
て集塵フィルタ6に吸着されたごみ(綿ぼこりなど)を
集塵フィルタ6面の上下に押し寄せることができ集塵フ
ィルタ6の中央部を再利用することができるものであ
る。吸塵口5が被掃除面側にあるため集塵空間8を大き
く取れない場合は、除塵器17を常時は集塵フィルタ6
の下端に置く事が有効であり、集塵フィルタ6の山谷の
折方向を水平方向としてレバーを左右動作にするなどし
ても良い。
【0037】なお、前記各実施例において吸引機は同期
電動機とシロッコタイプのファンとしたが、ブラシレス
モータとターボファン等とすることもできるものであ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る清掃機は、塵埃を吸引する吸引機と、前記吸引機の
上流側に塵埃を集塵する集塵フィルタを内蔵する本体
と、前記本体を設置した状態で、本体の外郭面の被掃除
面の近傍のみに吸塵口を設けたもので、吸塵口に吸込む
気流の拡散が抑制され、被掃除面に沿って吸塵口に吸込
む気流を効率的に利用することができ、被掃除面に堆積
する塵埃を吸引し易くなるため、清掃機の周辺の被掃除
面に塵埃が堆積することを抑制することができるという
効果がある。また、モップなどで埃などを本体の吸塵口
近傍に掃き寄せれば本体内に吸い上げ易いという効果が
ある。
【0039】また、請求項2に係る清掃機は、本体の前
面に対向して集塵フィルタを、前記集塵フィルタに対向
して吸引機を内蔵し、吸塵口を前記本体の前面の中央よ
り下側に設けたもので、吸引する空気の圧力を集塵フィ
ルタ面での圧力の略二倍以上に上げることができ、吸入
された塵埃の付着が集中する吸塵口に近い集塵フィルタ
の下側部分に対して、下側部分の通気性が低下すると迂
回して更にゴミを吸入するフィルタの部分として集塵フ
ィルタの部分を上側を残しているのでフィルタ全面を有
効に活用し、吸引力を持続させることができる効果があ
る。
【0040】また、請求項3にかかる清掃機は、吸塵口
を、前面外郭と集塵フィルタの間で構成した空間より前
方に突出させ形成したもので、吸塵口が被掃除面にごく
近接して設けられるため、吸塵口への流入空気が吸塵口
前面でより効率良く被掃除面に沿うため、より効果的に
被掃除面に接する塵埃を吸入することができるという効
果がある。
【0041】また、請求項4にかかる清掃機は、本体の
底面に対向して集塵フィルタを、前記集塵フィルタに対
向して吸引機を内蔵し、吸塵口を前記本体の底面に設け
たもので、本体の周囲全方向に対して塵埃の吸入効果を
発揮することができるという効果がある。また、吸塵口
が見えにくいため外観についても装飾性を上げることが
できる効果がある。
【0042】また、請求項5にかかる清掃機は、吸塵口
の開口面積は集塵フィルタの面積の5%以下としたもの
で、フィルタを通る空気の風速より吸塵口での風速が2
0倍程度にまで上げられ、吸入圧力も増すことができ
る、また、より多くの塵埃が集塵フィルタ前面に渡って
吸入付着するまで吸引力の低下を抑制することができる
効果がある。
【0043】本発明の請求項6にかかる清掃機は、吸引
機から発せられる排気風が本体から大気に放出される吹
き出し口を有し、前記排気が本体の上面方向に又は本体
の上面前側方向に向けて放出されるように前記吹き出し
口を形成したもので、吹き出した排気風が循環気流とな
って浮遊し進行しているゴミ、綿ぼこりを、吸塵口への
吸気と相俟ってより広範囲に、より多く吸引することが
出来る効果がある。
【0044】本発明の請求項7にかかる清掃機は、吸塵
口の開口面積を選択的に変化可能としたもので、空気清
浄機に近い機能と清掃機としての機能を選択的に活用す
ることができる効果がある。
【0045】本発明の請求項8にかかる清掃機は、吸塵
口を有する本体の外郭面の全体又は一部を着脱可能とし
たもので、吸引され集塵フィルタに付着した塵埃を前面
を外して掃除機などで吸引メンテナンスしたり、集塵フ
ィルタを交換することを容易に行うことができる。特に
空気清浄気が空気中の浮遊細塵やガス成分を主に吸引す
るため掃除機などでの吸引の効果は少ないが、清掃機は
ゴミであっても空気中を沈降したり、被掃除面を吹き寄
せられた所謂綿ゴミが主となるため、掃除機での吸引に
よるメンテナンス効果は高い。
【0046】本発明の請求項9にかかる清掃機は、吸塵
口を有する本体の外郭面の全体又は一部を透明部材で形
成したもので、集塵フィルタへの塵埃の付着度合いがわ
かりやすくメンテナンスの時期と機器の効果をを容易に
知ることができ取り扱いが楽になる効果がある。
【0047】本発明の請求項10にかかる清掃機は、集
塵フィルタの表面に付着した塵埃を除去、または除去後
圧縮する手段を設けたもので、吸引され集塵フィルタに
捕集され付着した塵埃を応急的に寄せ集めることによ
り、さらに吸引捕集のできる集塵フィルタの面積を確保
することができる効果がある。この場合も綿ぼこりをか
き寄せることができることによる効果が大きい。全般に
吸引機を構成する電動機は一般的な掃除機に比べれば低
入力で長時間、比較的小さな騒音で運転しつづけられる
誘導機やトランジスタモータなどのブラシレスモータが
適している。また、フィルタは空気清浄機のように必ず
しも脱臭フィルタを伴う必要はなく、フィルタに含浸さ
せるなど芳香効果などを持たせたものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における清掃機の断面図
【図2】同清掃機の斜視図
【図3】本発明の実施例2における清掃機の斜視図
【図4】本発明の実施例3における清掃機の断面図
【図5】本発明の実施例4における清掃機の断面図
【図6】本発明の実施例5における清掃機の部分断面図
【図7】従来の空気清浄機の断面図
【図8】同掃除機の斜視図
【符号の説明】
1、10 本体 2 電動機 3 ファン 4 前面パネル 5、12 吸塵口 6 集塵フィルタ 11 底面パネル 18 吸引機 19 被掃除面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 稔之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃を吸引する吸引機と、前記吸引機の
    上流側に塵埃を集塵する集塵フィルタを内蔵する本体
    と、前記本体を設置した状態で、本体の外郭面の被掃除
    面の近傍のみに吸塵口を設けた清掃機。
  2. 【請求項2】 本体の前面に対向して集塵フィルタを、
    前記集塵フィルタに対向して吸引機を内蔵し、吸塵口を
    前記本体の前面の中央より下側に設けた請求項1記載の
    清掃機。
  3. 【請求項3】 吸塵口を、前面外郭と集塵フィルタの間
    で構成した空間より前方に突出させ形成した請求項1ま
    たは2記載の清掃機。
  4. 【請求項4】 本体の底面に対向して集塵フィルタを、
    前記集塵フィルタに対向して吸引機を内蔵し、吸塵口を
    前記本体の底面に設けた請求項1記載の清掃機。
  5. 【請求項5】 吸塵口の開口面積は集塵フィルタの面積
    の5%以下とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    清掃機。
  6. 【請求項6】 吸引機から発せられる排気風が本体から
    大気に放出される吹き出し口を有し、前記排気が本体の
    上面方向に又は本体の上面前側方向に向けて放出される
    ように前記吹き出し口を形成した請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の清掃機。
  7. 【請求項7】 吸塵口の開口面積を選択的に変化可能と
    した請求項1〜6のいずれか1項に記載の清掃機。
  8. 【請求項8】 吸塵口を有する本体の外郭面の全体又は
    一部を着脱可能とした請求項7記載の清掃機。
  9. 【請求項9】 吸塵口を有する本体の外郭面の全体又は
    一部を透明部材で形成した請求項1〜8のいずれか1項
    に記載の清掃機。
  10. 【請求項10】 集塵フィルタの表面に付着した塵埃を
    除去、または除去後圧縮する手段を設けた請求項1〜9
    のいずれか1項に記載の清掃機。
JP2001307261A 2001-10-03 2001-10-03 清掃機 Pending JP2003114039A (ja)

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