JP2003111201A - 自動車用制御システム - Google Patents
自動車用制御システムInfo
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- JP2003111201A JP2003111201A JP2001302182A JP2001302182A JP2003111201A JP 2003111201 A JP2003111201 A JP 2003111201A JP 2001302182 A JP2001302182 A JP 2001302182A JP 2001302182 A JP2001302182 A JP 2001302182A JP 2003111201 A JP2003111201 A JP 2003111201A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00828—Ventilators, e.g. speed control
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- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンのアイドリングストップを効果的に
実施しながら、快適な車室内空調を実現可能な自動車用
制御システムを提供する。 【解決手段】 エンジン2によって駆動される発電機4
と、この発電機4によって充電される車載バッテリー5
とを具備した自動車1に用いられるものであり、車載バ
ッテリー5からの給電により駆動される電動コンプレッ
サ10を有する空調手段と、主制御装置8と、エンジン
制御装置34と、モータコントロールシステム37と、
バッテリー制御装置32とを備え、これら制御装置8等
は、自動車1の走行及び/又は停車の状況に基づいて、
走行中における発電機4の発電量、或いは、電動コンプ
レッサ10の消費電力量を制御する。
実施しながら、快適な車室内空調を実現可能な自動車用
制御システムを提供する。 【解決手段】 エンジン2によって駆動される発電機4
と、この発電機4によって充電される車載バッテリー5
とを具備した自動車1に用いられるものであり、車載バ
ッテリー5からの給電により駆動される電動コンプレッ
サ10を有する空調手段と、主制御装置8と、エンジン
制御装置34と、モータコントロールシステム37と、
バッテリー制御装置32とを備え、これら制御装置8等
は、自動車1の走行及び/又は停車の状況に基づいて、
走行中における発電機4の発電量、或いは、電動コンプ
レッサ10の消費電力量を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンによって
駆動される発電手段と、この発電手段によって充電され
る蓄電手段とを具備した自動車に採用される自動車用制
御システムに関するものである。
駆動される発電手段と、この発電手段によって充電され
る蓄電手段とを具備した自動車に採用される自動車用制
御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばハイブリッド自動車(HE
V)は、エアコンのコンプレッサをエンジンにより駆動
していたため、停車時にエンジンを停止するアイドリン
グストップを実施すると、エアコンを運転できなくな
り、常に快適な車室空間を提供できないという問題があ
った。
V)は、エアコンのコンプレッサをエンジンにより駆動
していたため、停車時にエンジンを停止するアイドリン
グストップを実施すると、エアコンを運転できなくな
り、常に快適な車室空間を提供できないという問題があ
った。
【0003】そこで、エアコンのコンプレッサを電動コ
ンプレッサとし、車載バッテリーにて駆動すれば、停車
中にアイドリングストップを実施してエンジンを停止さ
せても、エアコンを運転して快適な車室空間を提供する
ことができるようになる。
ンプレッサとし、車載バッテリーにて駆動すれば、停車
中にアイドリングストップを実施してエンジンを停止さ
せても、エアコンを運転して快適な車室空間を提供する
ことができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停車時
間が長くなり、エンジン停止中における車載バッテリー
からの放電量が増加すると、やがて車載バッテリーの蓄
電量は予め定められた値まで低下してしまうので、エン
ジンは車載バッテリーへの充電を行うために始動される
ことになる。
間が長くなり、エンジン停止中における車載バッテリー
からの放電量が増加すると、やがて車載バッテリーの蓄
電量は予め定められた値まで低下してしまうので、エン
ジンは車載バッテリーへの充電を行うために始動される
ことになる。
【0005】そのため、停車時の排気ガスの減量及び騒
音の低下と云うHEV本来の目的を果たせなくなると共
に、停車中の発電効率は走行中よりも悪化するため、全
体として発電量自体も増加してしまう問題があった。
音の低下と云うHEV本来の目的を果たせなくなると共
に、停車中の発電効率は走行中よりも悪化するため、全
体として発電量自体も増加してしまう問題があった。
【0006】そこで本発明は、係る従来の技術的課題を
解決するために成されたものであり、エンジンのアイド
リングストップを効果的に実施しながら、快適な車室内
空調を実現可能な自動車用制御システムを提供すること
を目的とする。
解決するために成されたものであり、エンジンのアイド
リングストップを効果的に実施しながら、快適な車室内
空調を実現可能な自動車用制御システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
自動車用制御システムは、エンジンによって駆動される
発電手段と、この発電手段によって充電される蓄電手段
とを具備した自動車に用いられるものであり、蓄電手段
からの給電により駆動される電動コンプレッサを有する
空調手段と、制御手段とを備え、この制御手段は、自動
車の走行及び/又は停車の状況に基づいて、走行中にお
ける発電手段の発電量、或いは、電動コンプレッサの消
費電力量を制御することを特徴とする。
自動車用制御システムは、エンジンによって駆動される
発電手段と、この発電手段によって充電される蓄電手段
とを具備した自動車に用いられるものであり、蓄電手段
からの給電により駆動される電動コンプレッサを有する
空調手段と、制御手段とを備え、この制御手段は、自動
車の走行及び/又は停車の状況に基づいて、走行中にお
ける発電手段の発電量、或いは、電動コンプレッサの消
費電力量を制御することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の自動車用制御システム
は、上記において制御手段は、停車中にエンジンを停止
してこのエンジンの停止中に蓄電手段の蓄電量が所定値
に低下した場合にはエンジンを始動する制御を実施し、
且つ、このエンジンの停止中に電動コンプレッサを駆動
可能とすると共に、走行後の停車中における電動コンプ
レッサの電力消費により、蓄電手段の蓄電量が所定値ま
で低下することを防止する方向で走行中における発電手
段の発電量、或いは、電動コンプレッサの消費電力量を
制御することを特徴とする。
は、上記において制御手段は、停車中にエンジンを停止
してこのエンジンの停止中に蓄電手段の蓄電量が所定値
に低下した場合にはエンジンを始動する制御を実施し、
且つ、このエンジンの停止中に電動コンプレッサを駆動
可能とすると共に、走行後の停車中における電動コンプ
レッサの電力消費により、蓄電手段の蓄電量が所定値ま
で低下することを防止する方向で走行中における発電手
段の発電量、或いは、電動コンプレッサの消費電力量を
制御することを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、エンジンによっ
て駆動される発電手段と、この発電手段によって充電さ
れる蓄電手段とを具備した自動車に用いられるものであ
り、蓄電手段からの給電により駆動される電動コンプレ
ッサを有する空調手段と、制御手段とを備え、この制御
手段は、自動車の走行及び/又は停車の状況に基づい
て、走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コ
ンプレッサの消費電力量を制御するので、例えば、請求
項2の如く停車中にエンジンを停止してこのエンジンの
停止中に蓄電手段の蓄電量が所定値に低下した場合には
エンジンを始動する制御を実施し、且つ、このエンジン
の停止中に電動コンプレッサを駆動可能とすると共に、
走行後の停車中における電動コンプレッサの電力消費に
より、蓄電手段の蓄電量が所定値まで低下することを防
止する方向で走行中における発電手段の発電量、或い
は、電動コンプレッサの消費電力量を制御することで、
アイドリングストップを実施した停車中に電動コンプレ
ッサを駆動した場合にも、当該電動コンプレッサの電力
消費によってエンジンが始動されてしまう不都合を防止
若しくは抑制可能となる。
て駆動される発電手段と、この発電手段によって充電さ
れる蓄電手段とを具備した自動車に用いられるものであ
り、蓄電手段からの給電により駆動される電動コンプレ
ッサを有する空調手段と、制御手段とを備え、この制御
手段は、自動車の走行及び/又は停車の状況に基づい
て、走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コ
ンプレッサの消費電力量を制御するので、例えば、請求
項2の如く停車中にエンジンを停止してこのエンジンの
停止中に蓄電手段の蓄電量が所定値に低下した場合には
エンジンを始動する制御を実施し、且つ、このエンジン
の停止中に電動コンプレッサを駆動可能とすると共に、
走行後の停車中における電動コンプレッサの電力消費に
より、蓄電手段の蓄電量が所定値まで低下することを防
止する方向で走行中における発電手段の発電量、或い
は、電動コンプレッサの消費電力量を制御することで、
アイドリングストップを実施した停車中に電動コンプレ
ッサを駆動した場合にも、当該電動コンプレッサの電力
消費によってエンジンが始動されてしまう不都合を防止
若しくは抑制可能となる。
【0010】これにより、停車時における排気ガスや騒
音の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現するこ
とができるようになると共に、発電量も全体として削減
できるようになる。
音の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現するこ
とができるようになると共に、発電量も全体として削減
できるようになる。
【0011】請求項3の発明の自動車用制御システム
は、請求項2の発明に加えて、制御手段は、過去の走行
時間と停車時間から次回の走行時間と当該走行後の停車
時間とを予測し、当該予測結果に基づいて、次回の走行
中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプレッ
サの消費電力量を制御することを特徴とする。
は、請求項2の発明に加えて、制御手段は、過去の走行
時間と停車時間から次回の走行時間と当該走行後の停車
時間とを予測し、当該予測結果に基づいて、次回の走行
中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプレッ
サの消費電力量を制御することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明の自動車用制御システムに
よれば、請求項2の発明に加えて、制御手段は、過去の
走行時間と停車時間から次回の走行時間と当該走行後の
停車時間とを予測し、当該予測結果に基づいて、次回の
走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプ
レッサの消費電力量を制御するので、より正確な制御が
実現可能となる。
よれば、請求項2の発明に加えて、制御手段は、過去の
走行時間と停車時間から次回の走行時間と当該走行後の
停車時間とを予測し、当該予測結果に基づいて、次回の
走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプ
レッサの消費電力量を制御するので、より正確な制御が
実現可能となる。
【0013】請求項4の発明の自動車用制御システム
は、上記各発明において、制御手段は、走行中における
発電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先モー
ドと、電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制御す
る空調制御優先モードとを選択可能とされていることを
特徴とする。
は、上記各発明において、制御手段は、走行中における
発電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先モー
ドと、電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制御す
る空調制御優先モードとを選択可能とされていることを
特徴とする。
【0014】請求項4の発明の自動車用制御システムに
よれば、上記各発明において、制御手段は、走行中にお
ける発電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先
モードと、電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制
御する空調制御優先モードとを選択可能とされているの
で、使用者の好みや自動車の使用環境に応じてモードを
選択することができ、より効果的なアイドリングストッ
プと車室内空調を実現できるようになる。
よれば、上記各発明において、制御手段は、走行中にお
ける発電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先
モードと、電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制
御する空調制御優先モードとを選択可能とされているの
で、使用者の好みや自動車の使用環境に応じてモードを
選択することができ、より効果的なアイドリングストッ
プと車室内空調を実現できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の自動車用制御システム
を適用する実施例としての自動車1の構成図、図2は図
1の自動車1の駆動系の構成図、図3は本発明における
自動車用制御システムを構成する空気調和装置(AC)
9の構成図、図4は空気調和装置9の冷媒回路図、図5
は本発明の自動車用制御システムを含む自動車1の制御
系のブロック図をそれぞれ示している。
形態を詳述する。図1は本発明の自動車用制御システム
を適用する実施例としての自動車1の構成図、図2は図
1の自動車1の駆動系の構成図、図3は本発明における
自動車用制御システムを構成する空気調和装置(AC)
9の構成図、図4は空気調和装置9の冷媒回路図、図5
は本発明の自動車用制御システムを含む自動車1の制御
系のブロック図をそれぞれ示している。
【0016】各図において、実施例の自動車1は前述し
たハイブリッド自動車(HEV)であり、この自動車1
にはエンジン(内燃機関)2と、制御手段を構成する空
調用制御装置28を具備した空気調和装置9が搭載され
ている。空気調和装置9は自動車1の車室内の冷房、暖
房及び除湿等の空調を行なうもので、ロータリーコンプ
レッサ等にて構成されたコンプレッサ(電動コンプレッ
サ)10の吐出側の配管10Aは室外熱交換器としての
凝縮器13に接続され、凝縮器13の出口側は受液器1
7に接続されている。
たハイブリッド自動車(HEV)であり、この自動車1
にはエンジン(内燃機関)2と、制御手段を構成する空
調用制御装置28を具備した空気調和装置9が搭載され
ている。空気調和装置9は自動車1の車室内の冷房、暖
房及び除湿等の空調を行なうもので、ロータリーコンプ
レッサ等にて構成されたコンプレッサ(電動コンプレッ
サ)10の吐出側の配管10Aは室外熱交換器としての
凝縮器13に接続され、凝縮器13の出口側は受液器1
7に接続されている。
【0017】受液器17の出口側の配管17Aは減圧装
置としての膨張弁18に接続され、膨張弁18は室内熱
交換器(冷却器)としての蒸発器19に接続されてい
る。蒸発器19の出口側はコンプレッサ10の吸込側の
配管10Bに接続されて環状の冷凍サイクル(冷媒回
路)を構成している(図4)。尚、図1において33は
ヒータであり、車室内を暖房したい時に使用するもので
ある。
置としての膨張弁18に接続され、膨張弁18は室内熱
交換器(冷却器)としての蒸発器19に接続されてい
る。蒸発器19の出口側はコンプレッサ10の吸込側の
配管10Bに接続されて環状の冷凍サイクル(冷媒回
路)を構成している(図4)。尚、図1において33は
ヒータであり、車室内を暖房したい時に使用するもので
ある。
【0018】前記コンプレッサ10、凝縮器13及びエ
ンジン2などは人が乗車しない車室外に設けられると共
に、蒸発器19は人が乗車する車室内に設置されてい
る。コンプレッサ10にはコンプレッサモータ(電気モ
ータ)11が設けられ、このコンプレッサモータ11に
よってコンプレッサ10は駆動される。凝縮器13には
室外送風機15が設けられており、この室外送風機15
は室外送風機モータ16によって回転駆動される。蒸発
器19には室内送風機21が設けられており、この室内
送風機21は室内送風機モータ22によって回転駆動さ
れる。
ンジン2などは人が乗車しない車室外に設けられると共
に、蒸発器19は人が乗車する車室内に設置されてい
る。コンプレッサ10にはコンプレッサモータ(電気モ
ータ)11が設けられ、このコンプレッサモータ11に
よってコンプレッサ10は駆動される。凝縮器13には
室外送風機15が設けられており、この室外送風機15
は室外送風機モータ16によって回転駆動される。蒸発
器19には室内送風機21が設けられており、この室内
送風機21は室内送風機モータ22によって回転駆動さ
れる。
【0019】また、コンプレッサ10の冷媒吐出側には
冷媒吐出温度を検出するための温度センサ12が設けら
れ、凝縮器13の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出す
るための温度センサ14が設けられると共に、蒸発器1
9の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出するための温度
センサ20が設けられ、これらは空調用制御装置28に
接続されている。また、室内送風機21より車室内に吹
き出される空気の温度を検出するための温度センサ23
も空調用制御装置28に接続されている。また、室外送
風機モータ16、室内送風機モータ22、車室内の空調
操作パネルに設けられた温度設定ボリューム24或いは
空調用スイッチ25なども空調用制御装置28に接続さ
れている。
冷媒吐出温度を検出するための温度センサ12が設けら
れ、凝縮器13の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出す
るための温度センサ14が設けられると共に、蒸発器1
9の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出するための温度
センサ20が設けられ、これらは空調用制御装置28に
接続されている。また、室内送風機21より車室内に吹
き出される空気の温度を検出するための温度センサ23
も空調用制御装置28に接続されている。また、室外送
風機モータ16、室内送風機モータ22、車室内の空調
操作パネルに設けられた温度設定ボリューム24或いは
空調用スイッチ25なども空調用制御装置28に接続さ
れている。
【0020】ここで、空調用制御装置28は所定の昇降
圧回路により車載バッテリー(若しくはキャパシタ。何
れも蓄電手段を構成する。BATT)5の電圧(例え
ば、DC240V)を希望の電圧に昇圧若しくは降圧
し、inverterによってコンプレッサモータ11
の駆動電圧に変換してコンプレッサ10を回転駆動させ
る。
圧回路により車載バッテリー(若しくはキャパシタ。何
れも蓄電手段を構成する。BATT)5の電圧(例え
ば、DC240V)を希望の電圧に昇圧若しくは降圧
し、inverterによってコンプレッサモータ11
の駆動電圧に変換してコンプレッサ10を回転駆動させ
る。
【0021】また、空調用制御装置28にはコンプレッ
サ10の回転数に比例して回転するAUTOと、一定割
合で1.2.3の三段階に室内送風機21の回転数を変
化させ、車室内に吹き出す送風量をマニュアルで決定す
るブロアファンスイッチ26が接続されている。尚、2
7はバッテリー5の電圧をDC12Vに変換して図示し
ない前照灯、方向指示器、ラジオ(図5ではその他の負
荷で示す)及び空調用制御装置28などを動作させるた
めの電源(補機電源)を生成する変換器である。
サ10の回転数に比例して回転するAUTOと、一定割
合で1.2.3の三段階に室内送風機21の回転数を変
化させ、車室内に吹き出す送風量をマニュアルで決定す
るブロアファンスイッチ26が接続されている。尚、2
7はバッテリー5の電圧をDC12Vに変換して図示し
ない前照灯、方向指示器、ラジオ(図5ではその他の負
荷で示す)及び空調用制御装置28などを動作させるた
めの電源(補機電源)を生成する変換器である。
【0022】前記自動車1にはエンジン(内燃機関)2
と、走行用モータ(走行用駆動手段としての電動モー
タ。)3と、発電手段としての発電機4とが設けられて
おり(これらでHEVのモータコントロールシステムが
構成される)、走行用モータ3はモータ制御用インバー
タ3Aを介して車載バッテリー(DC240V)5に接
続されると共に、発電機4は発電用インバータ(IN
V)4Aを介して車載バッテリー5に接続されている。
エンジン2と走行用モータ3と発電機4とには図示しな
いトルク分割機構が接続され、トルク分割機構は走行用
モータ3と発電機4、及び、エンジン2と走行用モータ
3の回転を一つに合わせて、後述する無段変速機6を駆
動する。尚、トルク分割機構にて走行用モータ3と発電
機4、及び、エンジン2と走行用モータ3の回転を一つ
に合わせて無段変速機6を駆動する技術については周知
の技術であるため詳細な説明を省略する。
と、走行用モータ(走行用駆動手段としての電動モー
タ。)3と、発電手段としての発電機4とが設けられて
おり(これらでHEVのモータコントロールシステムが
構成される)、走行用モータ3はモータ制御用インバー
タ3Aを介して車載バッテリー(DC240V)5に接
続されると共に、発電機4は発電用インバータ(IN
V)4Aを介して車載バッテリー5に接続されている。
エンジン2と走行用モータ3と発電機4とには図示しな
いトルク分割機構が接続され、トルク分割機構は走行用
モータ3と発電機4、及び、エンジン2と走行用モータ
3の回転を一つに合わせて、後述する無段変速機6を駆
動する。尚、トルク分割機構にて走行用モータ3と発電
機4、及び、エンジン2と走行用モータ3の回転を一つ
に合わせて無段変速機6を駆動する技術については周知
の技術であるため詳細な説明を省略する。
【0023】係る走行用モータ3は主にエンジン2での
熱効率の悪い発進時、低速時に使用され、エンジン2単
独の駆動力以上に駆動力を必要とする際にもアシスト駆
動源として使用される。そして、エンジン2の熱効率の
良い高速に移るにつれて、エンジン2主導で動作する。
また、エンジン2主導時は詳細は後述する如く車載バッ
テリー5の充電状態に応じて発電機4で発電された電力
が車載バッテリー5に充電される。また、発電機4はエ
ンジン2の回転中の発電作用の他、エンジン2の始動時
にスタータとしても利用される。
熱効率の悪い発進時、低速時に使用され、エンジン2単
独の駆動力以上に駆動力を必要とする際にもアシスト駆
動源として使用される。そして、エンジン2の熱効率の
良い高速に移るにつれて、エンジン2主導で動作する。
また、エンジン2主導時は詳細は後述する如く車載バッ
テリー5の充電状態に応じて発電機4で発電された電力
が車載バッテリー5に充電される。また、発電機4はエ
ンジン2の回転中の発電作用の他、エンジン2の始動時
にスタータとしても利用される。
【0024】前記無段変速機(CVT機構(Conti
nuously VariableTransmiss
ion))6は、車輪7に接続されている。そして、エ
ンジン2或いは走行用モータ3は無段変速機6を介して
車輪7を回転させ、自動車1を走行させる。
nuously VariableTransmiss
ion))6は、車輪7に接続されている。そして、エ
ンジン2或いは走行用モータ3は無段変速機6を介して
車輪7を回転させ、自動車1を走行させる。
【0025】尚、エンジン2或いは走行用モータ3にて
駆動される無段変速機6にて車輪7を回転させ、自動車
1を走行させる技術については従来より周知の技術であ
るため詳細な説明を省略する。
駆動される無段変速機6にて車輪7を回転させ、自動車
1を走行させる技術については従来より周知の技術であ
るため詳細な説明を省略する。
【0026】図5における8は制御手段を構成する自動
車1の主制御装置(VCU)であり、前述同様の昇降圧
回路により車載バッテリー5の電圧(DC240V)を
所定の電圧に昇圧若しくは降圧して、inverter
(モータ制御用インバータ3A)によって走行用モータ
3の駆動電圧に変換し、走行用モータ3を回転させる。
車1の主制御装置(VCU)であり、前述同様の昇降圧
回路により車載バッテリー5の電圧(DC240V)を
所定の電圧に昇圧若しくは降圧して、inverter
(モータ制御用インバータ3A)によって走行用モータ
3の駆動電圧に変換し、走行用モータ3を回転させる。
【0027】また、空調用制御装置28はコンプレッサ
10の駆動信号を生成する。そして、空調用制御装置2
8はコンプレッサモータ11の誘起電圧からコンプレッ
サモータ11の回転子の位置検出を行ない、マイクロコ
ンピュータで次の励磁パターンを作るインバータによ
り、コンプレッサモータ11の運転周波数(回転数)制
御を行なう。尚、図5において32は車載バッテリー5
の電力を制御するためのバッテリー制御装置(BATT
ECU)、34はエンジン2にトルク指令、アクセル開
度等を伝達してその運転を制御するためのエンジン制御
装置(ENGECU)である。また、36は自動車1の
アクセル、ブレーキの各ペダル、シフトレバーなどの運
転操作部であり、これらの操作量や操作状態を検出する
センサが主制御装置8に接続される。また、この主制御
装置8は、当該自動車1が走行状態であるか停車状態で
あるかの状況を検出するものであり、係る停車状態と停
車状態との間の走行時間及び走行状態と走行状態との間
の停車時間をそれぞれ計測し、記憶するものとする。
10の駆動信号を生成する。そして、空調用制御装置2
8はコンプレッサモータ11の誘起電圧からコンプレッ
サモータ11の回転子の位置検出を行ない、マイクロコ
ンピュータで次の励磁パターンを作るインバータによ
り、コンプレッサモータ11の運転周波数(回転数)制
御を行なう。尚、図5において32は車載バッテリー5
の電力を制御するためのバッテリー制御装置(BATT
ECU)、34はエンジン2にトルク指令、アクセル開
度等を伝達してその運転を制御するためのエンジン制御
装置(ENGECU)である。また、36は自動車1の
アクセル、ブレーキの各ペダル、シフトレバーなどの運
転操作部であり、これらの操作量や操作状態を検出する
センサが主制御装置8に接続される。また、この主制御
装置8は、当該自動車1が走行状態であるか停車状態で
あるかの状況を検出するものであり、係る停車状態と停
車状態との間の走行時間及び走行状態と走行状態との間
の停車時間をそれぞれ計測し、記憶するものとする。
【0028】ここで、前記空気調和装置9による基本的
な車室内空調動作について説明しておく。コンプレッサ
モータ11と室外送風機モータ16は車載バッテリー5
より給電される。空気調和装置9が運転されると空調用
制御装置28はコンプレッサモータ11の運転周波数を
制御してコンプレッサ10の能力制御を行なう。コンプ
レッサ10により圧縮され、吐出された高温高圧のガス
冷媒は、配管10Aから凝縮器13に流入する。このと
き、室外送風機15の送風によって凝縮器13は車室外
で冷却される(図1中抜き矢印)。この凝縮器13に流
入したガス冷媒はそこで放熱して凝縮液化された後、受
液器17に流入する。そして、受液器17に一旦貯溜さ
れた液冷媒は、配管17Aを経て膨張弁18に至り、そ
こで絞られた後、蒸発器19に流入する。
な車室内空調動作について説明しておく。コンプレッサ
モータ11と室外送風機モータ16は車載バッテリー5
より給電される。空気調和装置9が運転されると空調用
制御装置28はコンプレッサモータ11の運転周波数を
制御してコンプレッサ10の能力制御を行なう。コンプ
レッサ10により圧縮され、吐出された高温高圧のガス
冷媒は、配管10Aから凝縮器13に流入する。このと
き、室外送風機15の送風によって凝縮器13は車室外
で冷却される(図1中抜き矢印)。この凝縮器13に流
入したガス冷媒はそこで放熱して凝縮液化された後、受
液器17に流入する。そして、受液器17に一旦貯溜さ
れた液冷媒は、配管17Aを経て膨張弁18に至り、そ
こで絞られた後、蒸発器19に流入する。
【0029】蒸発器19に流入した冷媒はそこで蒸発
し、その時に周囲から熱を吸収することにより冷却作用
を発揮すると共に、冷却された車室内の空気は室内送風
機21によって車室内に循環され、冷却して空調を行な
う(図1中抜き矢印)。蒸発器19を出た冷媒はアキュ
ムレータ(図示せず)に入り、そこで未蒸発液冷媒が気
液分離された後、ガス冷媒のみがコンプレッサ10に吸
い込まれ、再度コンプレッサ10で圧縮されて吐出され
る冷凍サイクルを繰り返す。
し、その時に周囲から熱を吸収することにより冷却作用
を発揮すると共に、冷却された車室内の空気は室内送風
機21によって車室内に循環され、冷却して空調を行な
う(図1中抜き矢印)。蒸発器19を出た冷媒はアキュ
ムレータ(図示せず)に入り、そこで未蒸発液冷媒が気
液分離された後、ガス冷媒のみがコンプレッサ10に吸
い込まれ、再度コンプレッサ10で圧縮されて吐出され
る冷凍サイクルを繰り返す。
【0030】次に、車室内に吹き出される空気の温度
(室内送風機21より車室内に吹き出される空気の温度
を検出するための温度センサ23で検出された温度)と
コンプレッサモータ11の運転周波数と室内送風機モー
タ22の回転数との関係を次の計算式に示している。計
算式では蒸発器19の吹出口温度と設定温度との偏差
(e)と前回の偏差(em)との偏差(Δe)からPI
(比例・積分)演算を行ない、目標の運転周波数(F)
を決定する。 Δe=e−em ・・・(1) (1)式において、e=(設定温度=温度設定ボリュー
ム24にて設定された温度)−(吹出口温度=温度セン
サ23で検出された温度)、emの初期値:0を示して
いる。 ΔF=Kp×Δe+Ki×e・・・(2) (2)式において、ΔF:目標運転周波数変動分演算
値、Kp:比例定数、Ki:積分定数を示している。 F=ΔF+Fm ・・・(3) (3)式において、Fm:前回目標運転周波数を示して
いる。
(室内送風機21より車室内に吹き出される空気の温度
を検出するための温度センサ23で検出された温度)と
コンプレッサモータ11の運転周波数と室内送風機モー
タ22の回転数との関係を次の計算式に示している。計
算式では蒸発器19の吹出口温度と設定温度との偏差
(e)と前回の偏差(em)との偏差(Δe)からPI
(比例・積分)演算を行ない、目標の運転周波数(F)
を決定する。 Δe=e−em ・・・(1) (1)式において、e=(設定温度=温度設定ボリュー
ム24にて設定された温度)−(吹出口温度=温度セン
サ23で検出された温度)、emの初期値:0を示して
いる。 ΔF=Kp×Δe+Ki×e・・・(2) (2)式において、ΔF:目標運転周波数変動分演算
値、Kp:比例定数、Ki:積分定数を示している。 F=ΔF+Fm ・・・(3) (3)式において、Fm:前回目標運転周波数を示して
いる。
【0031】上記式より求めた目標運転周波数を下記計
算式に当てはめ、室内送風機モータ22の印加電圧をP
WM制御(印加電圧の調節)し、室内送風機21の風量
調整を行なう。 PWMduty=(MAXduty−MINduty)/(MAX周波数−M IN周波数)×(目標周波数−MIN周波数)+MINduty・・・(4) (4)式において、MAXduty:室内送風機PWM
制御最大duty、MINduty:室内送風機PWM
制御最小duty、MAX周波数:目標運転周波数最大
値、MIN周波数:目標運転周波数最小値を示してい
る。
算式に当てはめ、室内送風機モータ22の印加電圧をP
WM制御(印加電圧の調節)し、室内送風機21の風量
調整を行なう。 PWMduty=(MAXduty−MINduty)/(MAX周波数−M IN周波数)×(目標周波数−MIN周波数)+MINduty・・・(4) (4)式において、MAXduty:室内送風機PWM
制御最大duty、MINduty:室内送風機PWM
制御最小duty、MAX周波数:目標運転周波数最大
値、MIN周波数:目標運転周波数最小値を示してい
る。
【0032】即ち、空調用制御装置28は、室内送風機
21により車室内に吹き出される空気の温度に基づいて
コンプレッサモータ11の運転周波数を決定している。
そして、決定されたコンプレッサモータ11の運転周波
数に基づいて室内送風機モータ22の回転数を制御する
ようにしている。即ち、車室内の空気の温度が温度設定
ボリューム24にて設定された設定温度より僅かに高い
場合は、コンプレッサモータ11の運転周波数と室内送
風機モータ22の回転数を僅かだけ増加させる(コンプ
レッサモータ11の消費電力は僅か増加)。これによ
り、コンプレッサモータ11と室内送風機モータ22と
の回転騒音が極端に大きくならず、僅かに大きくなるだ
けで済む。
21により車室内に吹き出される空気の温度に基づいて
コンプレッサモータ11の運転周波数を決定している。
そして、決定されたコンプレッサモータ11の運転周波
数に基づいて室内送風機モータ22の回転数を制御する
ようにしている。即ち、車室内の空気の温度が温度設定
ボリューム24にて設定された設定温度より僅かに高い
場合は、コンプレッサモータ11の運転周波数と室内送
風機モータ22の回転数を僅かだけ増加させる(コンプ
レッサモータ11の消費電力は僅か増加)。これによ
り、コンプレッサモータ11と室内送風機モータ22と
の回転騒音が極端に大きくならず、僅かに大きくなるだ
けで済む。
【0033】また、車室内の空気の温度が温度設定ボリ
ューム24にて設定された設定温度より大きく高い場合
は、コンプレッサモータ11の運転周波数と室内送風機
モータ22の回転数を大きくして、車室内の空調を急速
に行ない、快適な車室内空調を行なうことがきるように
なる(コンプレッサモータ11の消費電力は大きく増
加)。特に、車室内の空気の温度が温度設定ボリューム
24にて設定された設定温度と大きな変化がない場合、
コンプレッサモータ11の運転波数制御による能力制御
と、それに基づいて決定される室内送風機21の僅かな
風量制御とで快適な車室内空調を行なうことができるよ
うになる。
ューム24にて設定された設定温度より大きく高い場合
は、コンプレッサモータ11の運転周波数と室内送風機
モータ22の回転数を大きくして、車室内の空調を急速
に行ない、快適な車室内空調を行なうことがきるように
なる(コンプレッサモータ11の消費電力は大きく増
加)。特に、車室内の空気の温度が温度設定ボリューム
24にて設定された設定温度と大きな変化がない場合、
コンプレッサモータ11の運転波数制御による能力制御
と、それに基づいて決定される室内送風機21の僅かな
風量制御とで快適な車室内空調を行なうことができるよ
うになる。
【0034】このように、空調用制御装置28は蒸発器
19の吹出口温度と設定温度との偏差からコンプレッサ
モータ11の運転周波数をインバータ制御しているの
で、温度偏差が大きければ大きいほどコンプレッサモー
タ11の回転数は大きくなり(消費電力大)、温度偏差
が無くなればコンプレッサモータ11の回転数は小さく
0に近づく制御(消費電力小)を行なえる。この場合、
室内送風機モータ22もコンプレッサモータ11同様に
制御しているので、車室内の乗員が感じる温度差に合わ
せた風量を送風することができ、快適な車室内空調を行
なうことが可能となる。
19の吹出口温度と設定温度との偏差からコンプレッサ
モータ11の運転周波数をインバータ制御しているの
で、温度偏差が大きければ大きいほどコンプレッサモー
タ11の回転数は大きくなり(消費電力大)、温度偏差
が無くなればコンプレッサモータ11の回転数は小さく
0に近づく制御(消費電力小)を行なえる。この場合、
室内送風機モータ22もコンプレッサモータ11同様に
制御しているので、車室内の乗員が感じる温度差に合わ
せた風量を送風することができ、快適な車室内空調を行
なうことが可能となる。
【0035】また、車載バッテリー5よりコンプレッサ
モータ11に給電するようにしているので、コンプレッ
サモータ11の回転数制御を容易に行なうことが可能と
なる。これにより、コンプレッサモータ11の回転数制
御を好適に行なうことができるようになる。従って、コ
ンプレッサ10の好適な駆動が行なえるようになり、車
室内の快適な空気調和を行なうことが可能となる。
モータ11に給電するようにしているので、コンプレッ
サモータ11の回転数制御を容易に行なうことが可能と
なる。これにより、コンプレッサモータ11の回転数制
御を好適に行なうことができるようになる。従って、コ
ンプレッサ10の好適な駆動が行なえるようになり、車
室内の快適な空気調和を行なうことが可能となる。
【0036】次に、図5に基づいて本発明における自動
車1の空気調和装置9に関連する電力制御について説明
する。図5において、CT1は車載バッテリー5への充
電電流値及び車載バッテリー5からの放電電流値を検出
する電流検出手段としてのカレントトランス(変流器)
であり、このカレントトランスCT1が検出する充電電
流値或いは放電電流値はバッテリー制御装置32に入力
される。CT2は発電機4の発電電流値を検出するカレ
ントトランスであり、このカレントトランスCT2が検
出する発電電流値はモータコントロールシステム37に
入力される。
車1の空気調和装置9に関連する電力制御について説明
する。図5において、CT1は車載バッテリー5への充
電電流値及び車載バッテリー5からの放電電流値を検出
する電流検出手段としてのカレントトランス(変流器)
であり、このカレントトランスCT1が検出する充電電
流値或いは放電電流値はバッテリー制御装置32に入力
される。CT2は発電機4の発電電流値を検出するカレ
ントトランスであり、このカレントトランスCT2が検
出する発電電流値はモータコントロールシステム37に
入力される。
【0037】CT3は発電用インバータ4Aを経た発電
電流値を検出するカレントトランスであり、このカレン
トトランスCT3が検出する発電電流値もモータコント
ロールシステム37に入力される。CT5はコンプレッ
サモータ11を含む空気調和装置9の通電電流値(消費
電流値)を検出するカレントトランスであり、このカレ
ントトランスCT5が検出する通電電流値は空調用制御
装置28に入力される。また、主制御装置8、モータコ
ントロールシステム37、エンジン制御装置34、バッ
テリー制御装置32及び空調用制御装置28は自動車1
内のネットワーク(以下、CANと云う)に接続され、
このCANを介して相互にデータの送受信が行われる。
尚、各カレントトランスなどの検出電流値(放電電流、
充電電流、発電電流)のデータもモータコントロールシ
ステム37や各制御装置32、28からCAN上に送信
され、CANに接続された機器にて相互に利用可能とさ
れている。
電流値を検出するカレントトランスであり、このカレン
トトランスCT3が検出する発電電流値もモータコント
ロールシステム37に入力される。CT5はコンプレッ
サモータ11を含む空気調和装置9の通電電流値(消費
電流値)を検出するカレントトランスであり、このカレ
ントトランスCT5が検出する通電電流値は空調用制御
装置28に入力される。また、主制御装置8、モータコ
ントロールシステム37、エンジン制御装置34、バッ
テリー制御装置32及び空調用制御装置28は自動車1
内のネットワーク(以下、CANと云う)に接続され、
このCANを介して相互にデータの送受信が行われる。
尚、各カレントトランスなどの検出電流値(放電電流、
充電電流、発電電流)のデータもモータコントロールシ
ステム37や各制御装置32、28からCAN上に送信
され、CANに接続された機器にて相互に利用可能とさ
れている。
【0038】モータコントロールシステム37はカレン
トトランスCT2、CT3が検出する発電機4の現在の
発電電流値やエンジン2の回転数などから、発電機4に
おいて更に発電が可能な前記余裕発電量ΔG1(発電機
4が供給できる最大許容電力−現在出力している発電電
力)を計算する。そして、この余裕発電量ΔG1のデー
タをCAN上に送信する。エンジン制御装置34はエン
ジン2の最大トルク曲線から現在出力しているトルクを
差し引くことにより、更にエンジン2が出力することが
できる余裕馬力ΔHを計算する。そして、この余裕馬力
ΔHのデータをCAN上に送信する。
トトランスCT2、CT3が検出する発電機4の現在の
発電電流値やエンジン2の回転数などから、発電機4に
おいて更に発電が可能な前記余裕発電量ΔG1(発電機
4が供給できる最大許容電力−現在出力している発電電
力)を計算する。そして、この余裕発電量ΔG1のデー
タをCAN上に送信する。エンジン制御装置34はエン
ジン2の最大トルク曲線から現在出力しているトルクを
差し引くことにより、更にエンジン2が出力することが
できる余裕馬力ΔHを計算する。そして、この余裕馬力
ΔHのデータをCAN上に送信する。
【0039】バッテリー制御装置32は、カレントトラ
ンスCT1が検出する放電電流の積算値及び車載バッテ
リー5の電圧などから車載バッテリー5の蓄電量を推定
し、カレントトランスCT1が検出する放電電流値と車
載バッテリー5の蓄電量から車載バッテリー5にて許容
される放電電流の増加量(バッテリー5の限界放電量−
現在の放電量)である許容放電増加量ΔEを計算する。
そして、この許容放電増加量ΔEのデータをCAN上に
送信する。
ンスCT1が検出する放電電流の積算値及び車載バッテ
リー5の電圧などから車載バッテリー5の蓄電量を推定
し、カレントトランスCT1が検出する放電電流値と車
載バッテリー5の蓄電量から車載バッテリー5にて許容
される放電電流の増加量(バッテリー5の限界放電量−
現在の放電量)である許容放電増加量ΔEを計算する。
そして、この許容放電増加量ΔEのデータをCAN上に
送信する。
【0040】主制御装置8はこのようにCAN上に送信
された余裕発電量ΔG1と余裕馬力ΔHを比較し、小さ
い方の値を発電機4にて許容される発電量の増加量であ
る許容発電増加量ΔGとする。そして、この許容発電増
加量ΔGのデータをCAN上に送信する。また、主制御
装置8は許容発電増加量ΔGに前記許容放電増加量ΔE
を加えた電力量(ΔG+ΔE)を算出し、そのデータも
CAN上に送信する。更に主制御装置8は前記許容発電
増加量ΔGに前記許容放電増加量ΔEを加え、この加え
た値から前記余裕馬力ΔHを差し引いた値に比例して0
以上1以下の範囲で変動する余裕電力活用率αを算出す
る。この余裕電力活用率αは、許容発電増加量ΔGと許
容放電増加量ΔEを加えた値に対する余裕馬力ΔHの割
合が大きい場合には小さくなり(0に近づく)、逆に余
裕馬力ΔHの割合が小さい場合には大きくなる(1に近
づく)。そして、この余裕電力活用率αのデータもCA
N上に送信する。
された余裕発電量ΔG1と余裕馬力ΔHを比較し、小さ
い方の値を発電機4にて許容される発電量の増加量であ
る許容発電増加量ΔGとする。そして、この許容発電増
加量ΔGのデータをCAN上に送信する。また、主制御
装置8は許容発電増加量ΔGに前記許容放電増加量ΔE
を加えた電力量(ΔG+ΔE)を算出し、そのデータも
CAN上に送信する。更に主制御装置8は前記許容発電
増加量ΔGに前記許容放電増加量ΔEを加え、この加え
た値から前記余裕馬力ΔHを差し引いた値に比例して0
以上1以下の範囲で変動する余裕電力活用率αを算出す
る。この余裕電力活用率αは、許容発電増加量ΔGと許
容放電増加量ΔEを加えた値に対する余裕馬力ΔHの割
合が大きい場合には小さくなり(0に近づく)、逆に余
裕馬力ΔHの割合が小さい場合には大きくなる(1に近
づく)。そして、この余裕電力活用率αのデータもCA
N上に送信する。
【0041】更にまた、主制御装置8は前記許容発電増
加量ΔGと許容放電増加量ΔEを加えた値に余裕電力活
用率αを乗算することによって空気調和装置9において
更に増加可能な消費電力量である許容消費電力増加量Δ
Uを算出する。この場合、許容発電増加量ΔGと許容放
電増加量ΔEを加えた値に対する余裕馬力ΔHの割合が
大きく、余裕電力活用率αが小さい場合には許容消費電
力増加量ΔUは小さくなり、逆に余裕馬力ΔHの割合が
小さく、余裕電力活用率αが大きい場合には許容消費電
力増加量ΔUは大きくなる。例えば余裕馬力ΔHが0で
余裕電力活用率αが1の場合には許容発電増加量ΔGと
許容放電増加量ΔEを加えた値が許容消費電力増加量Δ
Uとなる。そして、主制御装置8はこの許容消費電力増
加量ΔUのデータもCAN上に送信する。
加量ΔGと許容放電増加量ΔEを加えた値に余裕電力活
用率αを乗算することによって空気調和装置9において
更に増加可能な消費電力量である許容消費電力増加量Δ
Uを算出する。この場合、許容発電増加量ΔGと許容放
電増加量ΔEを加えた値に対する余裕馬力ΔHの割合が
大きく、余裕電力活用率αが小さい場合には許容消費電
力増加量ΔUは小さくなり、逆に余裕馬力ΔHの割合が
小さく、余裕電力活用率αが大きい場合には許容消費電
力増加量ΔUは大きくなる。例えば余裕馬力ΔHが0で
余裕電力活用率αが1の場合には許容発電増加量ΔGと
許容放電増加量ΔEを加えた値が許容消費電力増加量Δ
Uとなる。そして、主制御装置8はこの許容消費電力増
加量ΔUのデータもCAN上に送信する。
【0042】前記空調用制御装置28はCAN上に送信
されたこれら余裕発電量ΔG1、余裕馬力ΔH、許容発
電増加量ΔG、許容放電増加量ΔE、余裕電力活用率
α、許容消費電力増加量ΔUの各データを受信し、後述
する如き制御に活用する。尚、前記許容消費電力増加量
ΔUは、空気調和装置9の空調用制御装置28が前述の
如き基本的な車室内空調動作を行うに際して、空気調和
装置9における消費電力が増加する場合に許容される当
該空気調和装置9の消費電力の増加量となる。
されたこれら余裕発電量ΔG1、余裕馬力ΔH、許容発
電増加量ΔG、許容放電増加量ΔE、余裕電力活用率
α、許容消費電力増加量ΔUの各データを受信し、後述
する如き制御に活用する。尚、前記許容消費電力増加量
ΔUは、空気調和装置9の空調用制御装置28が前述の
如き基本的な車室内空調動作を行うに際して、空気調和
装置9における消費電力が増加する場合に許容される当
該空気調和装置9の消費電力の増加量となる。
【0043】以上の構成で、実際の制御動作について説
明する。主制御装置8は、前記アクセルやブレーキ及び
シフトなどの運転操作部により検出されるこれらの操作
量や操作状態により、停車状態であるか走行状態である
かを認識する。ここで、主制御装置8が当該自動車1が
停車状態であることを認識した場合には、停車状態であ
ることをCAN上に送信し、前記エンジン制御装置34
は、エンジン2を停止し、停車状態は所謂アイドリング
ストップとする。
明する。主制御装置8は、前記アクセルやブレーキ及び
シフトなどの運転操作部により検出されるこれらの操作
量や操作状態により、停車状態であるか走行状態である
かを認識する。ここで、主制御装置8が当該自動車1が
停車状態であることを認識した場合には、停車状態であ
ることをCAN上に送信し、前記エンジン制御装置34
は、エンジン2を停止し、停車状態は所謂アイドリング
ストップとする。
【0044】また、バッテリー制御装置32は、前述の
如くCAN上に送信されたカレントトランスCT1が検
出する車載バッテリー5への充電電流値及び車載バッテ
リー5からの放電電流値から算出される車載バッテリー
5の蓄電量Sを常時フィードバックして監視している。
そして、電動コンプレッサ10のコンプレッサモータ1
1の運転などにより、この蓄電量Sが低下して最低限許
容できる下限値である所定の設定値Ssを下回った場
合、エンジン制御装置34はアイドリングストップをや
め、エンジン2を始動する制御を実施する。エンジン2
の始動により発電機4で発電された電力は車載バッテリ
ー5に蓄電され、係る蓄電量により前記電動コンプレッ
サ10のコンプレッサモータ11を駆動可能とする。
如くCAN上に送信されたカレントトランスCT1が検
出する車載バッテリー5への充電電流値及び車載バッテ
リー5からの放電電流値から算出される車載バッテリー
5の蓄電量Sを常時フィードバックして監視している。
そして、電動コンプレッサ10のコンプレッサモータ1
1の運転などにより、この蓄電量Sが低下して最低限許
容できる下限値である所定の設定値Ssを下回った場
合、エンジン制御装置34はアイドリングストップをや
め、エンジン2を始動する制御を実施する。エンジン2
の始動により発電機4で発電された電力は車載バッテリ
ー5に蓄電され、係る蓄電量により前記電動コンプレッ
サ10のコンプレッサモータ11を駆動可能とする。
【0045】次に、図6を用いて本発明における主制御
装置8等の制御装置の制御動作を説明する。主制御装置
8は、前述の如く前記アクセルやブレーキ及びシフトな
どの運転操作部により検出されるこれらの操作量や操作
状態により、停車状態であるか走行状態であるかを認識
する。このとき、主制御装置8は、それぞれの停車状態
と停車状態との間の走行時間及び走行状態と走行状態と
の間の停車時間をそれぞれ計測し、記憶する。
装置8等の制御装置の制御動作を説明する。主制御装置
8は、前述の如く前記アクセルやブレーキ及びシフトな
どの運転操作部により検出されるこれらの操作量や操作
状態により、停車状態であるか走行状態であるかを認識
する。このとき、主制御装置8は、それぞれの停車状態
と停車状態との間の走行時間及び走行状態と走行状態と
の間の停車時間をそれぞれ計測し、記憶する。
【0046】そして、主制御装置8は、上述の如く主制
御装置8に記憶された過去の複数の走行時間及び停車時
間により次回の走行時間Tr及び停車時間Tiの予測を
行う。本実施例では次回の予測走行時間Trは、過去の
走行時間Tr1からTrnまでの値を用いると共に、次
回の予測停車時間Tiは、過去の停車時間Ti1からT
inまでの値を用いて、即ち、次回の予測走行時間Tr
及び予測停車時間Tiは、以下の式(5)、(6)によ
り算出する。 Tr=(Tr1+・・・+Trn)/n ・・・(5) Ti=(Ti1+・・・+Tin)/n ・・・(6)
御装置8に記憶された過去の複数の走行時間及び停車時
間により次回の走行時間Tr及び停車時間Tiの予測を
行う。本実施例では次回の予測走行時間Trは、過去の
走行時間Tr1からTrnまでの値を用いると共に、次
回の予測停車時間Tiは、過去の停車時間Ti1からT
inまでの値を用いて、即ち、次回の予測走行時間Tr
及び予測停車時間Tiは、以下の式(5)、(6)によ
り算出する。 Tr=(Tr1+・・・+Trn)/n ・・・(5) Ti=(Ti1+・・・+Tin)/n ・・・(6)
【0047】そして、停車状態により、次回の停車時間
開始時における車載バッテリー5への蓄電量、即ち、係
る停車時間直前の走行状態により車載バッテリー5へ蓄
電される蓄電量Sは、以下のように算出される。尚、式
(7)におけるSsは蓄電量Sが最低限許容できる下限
値である所定の設定値であり、Cは単位時間当たりの車
載バッテリー5から放電される消費電力である。 S−Ss=CTi S=CTi+Ss ・・・(7)
開始時における車載バッテリー5への蓄電量、即ち、係
る停車時間直前の走行状態により車載バッテリー5へ蓄
電される蓄電量Sは、以下のように算出される。尚、式
(7)におけるSsは蓄電量Sが最低限許容できる下限
値である所定の設定値であり、Cは単位時間当たりの車
載バッテリー5から放電される消費電力である。 S−Ss=CTi S=CTi+Ss ・・・(7)
【0048】また、走行状態により、次回の停車時間開
始時における車載バッテリー5への蓄電量、即ち、係る
停車時間直前の走行状態により車載バッテリー5へ蓄電
される蓄電量Sは、以下の式(8)のように算出され
る。尚、式(8)におけるGは走行状態における発電機
4の単位時間当たりの発電量である。 S=(G−C)Tr+Ss ・・・(8)
始時における車載バッテリー5への蓄電量、即ち、係る
停車時間直前の走行状態により車載バッテリー5へ蓄電
される蓄電量Sは、以下の式(8)のように算出され
る。尚、式(8)におけるGは走行状態における発電機
4の単位時間当たりの発電量である。 S=(G−C)Tr+Ss ・・・(8)
【0049】上記(7)及び(8)式より次回の停車状
態に要される蓄電量Sを賄うための当該停車状態直前の
走行状態での単位時間当たりの発電量Gを次式(9)の
如く算出することができる。 (G−C)Tr+Ss=CTi+Ss (G−C)Tr=CTi G=C(Ti+Tr)/Tr ・・・(9)
態に要される蓄電量Sを賄うための当該停車状態直前の
走行状態での単位時間当たりの発電量Gを次式(9)の
如く算出することができる。 (G−C)Tr+Ss=CTi+Ss (G−C)Tr=CTi G=C(Ti+Tr)/Tr ・・・(9)
【0050】上述より主制御装置8は、上述の如く算出
された次回の予測停車時間及び予測走行時間に基づき、
式(9)の右辺で算出される単位時間当たりの予測消費
電力量をCAN上に送信する。そして、モータコントロ
ールシステム37は、CAN上に送信された次回の停車
時間で要する予測消費電力量に基づき、次回の走行中に
おける発電機4の発電量を制御する。即ち、走行後の停
車中における電動コンプレッサ10等の予測消費電力量
により、蓄電器4の蓄電量が最低限許容できる下限値で
ある所定の設定値Ssまで低下することを防止する方向
で、走行中における発電機4の発電量を制御する。
された次回の予測停車時間及び予測走行時間に基づき、
式(9)の右辺で算出される単位時間当たりの予測消費
電力量をCAN上に送信する。そして、モータコントロ
ールシステム37は、CAN上に送信された次回の停車
時間で要する予測消費電力量に基づき、次回の走行中に
おける発電機4の発電量を制御する。即ち、走行後の停
車中における電動コンプレッサ10等の予測消費電力量
により、蓄電器4の蓄電量が最低限許容できる下限値で
ある所定の設定値Ssまで低下することを防止する方向
で、走行中における発電機4の発電量を制御する。
【0051】これにより、本発明によれば、主制御装置
8などにより、当該自動車1の走行及び停車の状況に基
づいて、走行中における発電機4の発電量を制御するこ
とができるため、上記基本制御におけるアイドリングス
トップを実施した停車中に電動コンプレッサ10を駆動
した場合にも、当該電動コンプレッサ10の電力消費に
よってエンジン2が始動されてしまう不都合を防止若し
くは抑制することができるようになる。
8などにより、当該自動車1の走行及び停車の状況に基
づいて、走行中における発電機4の発電量を制御するこ
とができるため、上記基本制御におけるアイドリングス
トップを実施した停車中に電動コンプレッサ10を駆動
した場合にも、当該電動コンプレッサ10の電力消費に
よってエンジン2が始動されてしまう不都合を防止若し
くは抑制することができるようになる。
【0052】そのため、停車時における排気ガスや騒音
の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現すること
ができるようになると共に、停車時にエンジン2を始動
させる状況を抑制することにより発電量も全体として削
減できるようになる。
の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現すること
ができるようになると共に、停車時にエンジン2を始動
させる状況を抑制することにより発電量も全体として削
減できるようになる。
【0053】また、本実施例では、過去の走行時間と停
車時間から次回の走行時間と当該走行後の停車時間とを
予測し、当該予測結果に基づいて、次回の走行中におけ
る発電機4の発電量を制御するため、より正確な制御が
実現可能となる。
車時間から次回の走行時間と当該走行後の停車時間とを
予測し、当該予測結果に基づいて、次回の走行中におけ
る発電機4の発電量を制御するため、より正確な制御が
実現可能となる。
【0054】他方、前記式(9)を次式(10)の如く
変形することにより、次回の走行状態における発電量で
賄うことができる走行状態及び停車状態における単位時
間当たりの消費電力量を算出することができる。 C=GTr/(Ti+Tr) ・・・(10)
変形することにより、次回の走行状態における発電量で
賄うことができる走行状態及び停車状態における単位時
間当たりの消費電力量を算出することができる。 C=GTr/(Ti+Tr) ・・・(10)
【0055】上述より主制御装置8は、上述の如く算出
された次回の予測停車時間及び予測走行時間に基づき、
式(10)の右辺で算出される単位時間当たりの予測発
電量をCAN上に送信する。そして、空調用制御装置2
8は、CAN上に送信された次回の走行時間で得られる
予測発電量に基づき、次回の走行中及び停車中における
電動コンプレッサ10等の消費電力量を制御する。即
ち、走行後の停車中における電動コンプレッサ10等の
予測消費電力量により、蓄電器4の蓄電量が最低限許容
できる下限値である所定の設定値Ssまで低下すること
を防止する方向で、走行中及び停車中の電動コンプレッ
サ10の消費電力量を制御する。
された次回の予測停車時間及び予測走行時間に基づき、
式(10)の右辺で算出される単位時間当たりの予測発
電量をCAN上に送信する。そして、空調用制御装置2
8は、CAN上に送信された次回の走行時間で得られる
予測発電量に基づき、次回の走行中及び停車中における
電動コンプレッサ10等の消費電力量を制御する。即
ち、走行後の停車中における電動コンプレッサ10等の
予測消費電力量により、蓄電器4の蓄電量が最低限許容
できる下限値である所定の設定値Ssまで低下すること
を防止する方向で、走行中及び停車中の電動コンプレッ
サ10の消費電力量を制御する。
【0056】これにより、本発明によれば、主制御装置
8などにより、当該自動車1の走行及び停車の状況に基
づいて、走行中及び停車中における電動コンプレッサ1
0の消費電力量を制御することができるため、上記基本
制御におけるアイドリングストップを実施した停車中に
電動コンプレッサ10を駆動した場合にも、当該電動コ
ンプレッサ10の電力消費によってエンジン2が始動さ
れてしまう不都合を防止若しくは抑制することができる
ようになる。
8などにより、当該自動車1の走行及び停車の状況に基
づいて、走行中及び停車中における電動コンプレッサ1
0の消費電力量を制御することができるため、上記基本
制御におけるアイドリングストップを実施した停車中に
電動コンプレッサ10を駆動した場合にも、当該電動コ
ンプレッサ10の電力消費によってエンジン2が始動さ
れてしまう不都合を防止若しくは抑制することができる
ようになる。
【0057】そのため、停車時における排気ガスや騒音
の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現すること
ができるようになると共に、停車時にエンジン2を始動
させる状況を抑制することにより発電量も全体として削
減できるようになる。
の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現すること
ができるようになると共に、停車時にエンジン2を始動
させる状況を抑制することにより発電量も全体として削
減できるようになる。
【0058】また、本実施例では、過去の走行時間と停
車時間から次回の走行時間と当該走行後の停車時間とを
予測し、当該予測結果に基づいて、次回の走行中及び停
車中における電動コンプレッサ10の消費電力量を制御
するため、より正確な制御が実現可能となる。
車時間から次回の走行時間と当該走行後の停車時間とを
予測し、当該予測結果に基づいて、次回の走行中及び停
車中における電動コンプレッサ10の消費電力量を制御
するため、より正確な制御が実現可能となる。
【0059】また更に、主制御装置8には走行中におけ
る発電機4の発電量を優先的に制御する発電制御優先モ
ードと、電動コンプレッサ10の消費電力量を優先的に
制御する空調制御優先モードとを選択可能とする図示し
ない選択手段が設けられていても良いものとする。
る発電機4の発電量を優先的に制御する発電制御優先モ
ードと、電動コンプレッサ10の消費電力量を優先的に
制御する空調制御優先モードとを選択可能とする図示し
ない選択手段が設けられていても良いものとする。
【0060】係る場合には、発電制御優先モードと、空
調制御優先モードとを使用者の好みや自動車1の使用環
境に応じてモード選択することができ、より効果的なア
イドリングストップと車室内空調を実現することができ
るようになる。
調制御優先モードとを使用者の好みや自動車1の使用環
境に応じてモード選択することができ、より効果的なア
イドリングストップと車室内空調を実現することができ
るようになる。
【0061】また、上記実施例では、自動車1としてエ
ンジン2を走行のアシスト駆動源として使用されている
ハイブリッド自動車(HEV)を取り上げて本発明を説
明したが、エンジン2を発電のみに使用するハイブリッ
ド自動車(HEV)であっても本発明を実現することが
できる。
ンジン2を走行のアシスト駆動源として使用されている
ハイブリッド自動車(HEV)を取り上げて本発明を説
明したが、エンジン2を発電のみに使用するハイブリッ
ド自動車(HEV)であっても本発明を実現することが
できる。
【0062】更に、図7に示す如き通常の燃料エンジン
自動車にも適用可能である。この図においても図1から
図5と同一符号は同一若しくは同様の機能を奏するもの
とする。この場合、走行用の燃料エンジン(内燃機関)
42によって駆動される発電機(GEN)43によって
発電された電力が車載バッテリー5(DC42V)に充
電され、この車載バッテリー5の電力によって空気調和
装置9が駆動されることになる。そして、燃料エンジン
42はCANに接続されたエンジン制御装置34によっ
て制御され、カレントトランスCT3の検出値もエンジ
ン制御装置34に入力されて発電機43の発電量も制御
される。この発電機43の余裕発電量ΔG1はエンジン
制御装置34で算出され、そのデータはCAN上に送信
される。また、余裕馬力ΔHのデータもエンジン制御装
置34からCAN上に送信される。更に、許容放電増加
量ΔEもバッテリー制御装置32からCAN上に送信さ
れ、これらによって、前述のハイブリット自動車の場合
と同様に電力制御が実現可能とされる。
自動車にも適用可能である。この図においても図1から
図5と同一符号は同一若しくは同様の機能を奏するもの
とする。この場合、走行用の燃料エンジン(内燃機関)
42によって駆動される発電機(GEN)43によって
発電された電力が車載バッテリー5(DC42V)に充
電され、この車載バッテリー5の電力によって空気調和
装置9が駆動されることになる。そして、燃料エンジン
42はCANに接続されたエンジン制御装置34によっ
て制御され、カレントトランスCT3の検出値もエンジ
ン制御装置34に入力されて発電機43の発電量も制御
される。この発電機43の余裕発電量ΔG1はエンジン
制御装置34で算出され、そのデータはCAN上に送信
される。また、余裕馬力ΔHのデータもエンジン制御装
置34からCAN上に送信される。更に、許容放電増加
量ΔEもバッテリー制御装置32からCAN上に送信さ
れ、これらによって、前述のハイブリット自動車の場合
と同様に電力制御が実現可能とされる。
【0063】更に、実施例における各種電流値や制御信
号はシリアル通信、パラレル通信、アナログ通信、デジ
タル通信、或いは、スイッチ信号の各種通信方式によっ
て伝達可能であり、物理的にも有線、無線のいずれも可
能である。また、CANを用いない通信システムでも実
現可能であることは云うまでもない。
号はシリアル通信、パラレル通信、アナログ通信、デジ
タル通信、或いは、スイッチ信号の各種通信方式によっ
て伝達可能であり、物理的にも有線、無線のいずれも可
能である。また、CANを用いない通信システムでも実
現可能であることは云うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明の自動
車用制御システムによれば、エンジンによって駆動され
る発電手段と、この発電手段によって充電される蓄電手
段とを具備した自動車に用いられるものであり、蓄電手
段からの給電により駆動される電動コンプレッサを有す
る空調手段と、制御手段とを備え、この制御手段は、自
動車の走行及び/又は停車の状況に基づいて、走行中に
おける発電手段の発電量、或いは、電動コンプレッサの
消費電力量を制御するので、例えば、請求項2の如く停
車中にエンジンを停止してこのエンジンの停止中に蓄電
手段の蓄電量が所定値に低下した場合にはエンジンを始
動する制御を実施し、且つ、このエンジンの停止中に電
動コンプレッサを駆動可能とすると共に、走行後の停車
中における電動コンプレッサの電力消費により、蓄電手
段の蓄電量が所定値まで低下することを防止する方向で
走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプ
レッサの消費電力量を制御することで、アイドリングス
トップを実施した停車中に電動コンプレッサを駆動した
場合にも、当該電動コンプレッサの電力消費によってエ
ンジンが始動されてしまう不都合を防止若しくは抑制可
能となる。
車用制御システムによれば、エンジンによって駆動され
る発電手段と、この発電手段によって充電される蓄電手
段とを具備した自動車に用いられるものであり、蓄電手
段からの給電により駆動される電動コンプレッサを有す
る空調手段と、制御手段とを備え、この制御手段は、自
動車の走行及び/又は停車の状況に基づいて、走行中に
おける発電手段の発電量、或いは、電動コンプレッサの
消費電力量を制御するので、例えば、請求項2の如く停
車中にエンジンを停止してこのエンジンの停止中に蓄電
手段の蓄電量が所定値に低下した場合にはエンジンを始
動する制御を実施し、且つ、このエンジンの停止中に電
動コンプレッサを駆動可能とすると共に、走行後の停車
中における電動コンプレッサの電力消費により、蓄電手
段の蓄電量が所定値まで低下することを防止する方向で
走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプ
レッサの消費電力量を制御することで、アイドリングス
トップを実施した停車中に電動コンプレッサを駆動した
場合にも、当該電動コンプレッサの電力消費によってエ
ンジンが始動されてしまう不都合を防止若しくは抑制可
能となる。
【0065】これにより、停車時における排気ガスや騒
音の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現するこ
とができるようになると共に、発電量も全体として削減
できるようになる。
音の低下を達成しながら快適な車室内空調を実現するこ
とができるようになると共に、発電量も全体として削減
できるようになる。
【0066】請求項3の発明の自動車用制御システムに
よれば、請求項2の発明に加えて、制御手段は、過去の
走行時間と停車時間から次回の走行時間と当該走行後の
停車時間とを予測し、当該予測結果に基づいて、次回の
走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプ
レッサの消費電力量を制御するので、より正確な制御が
実現可能となる。
よれば、請求項2の発明に加えて、制御手段は、過去の
走行時間と停車時間から次回の走行時間と当該走行後の
停車時間とを予測し、当該予測結果に基づいて、次回の
走行中における発電手段の発電量、或いは、電動コンプ
レッサの消費電力量を制御するので、より正確な制御が
実現可能となる。
【0067】請求項4の発明の自動車用制御システムに
よれば、上記各発明において、制御手段は、走行中にお
ける発電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先
モードと、電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制
御する空調制御優先モードとを選択可能とされているの
で、使用者の好みや自動車の使用環境に応じてモードを
選択することができ、より効果的なアイドリングストッ
プと車室内空調を実現できるようになる。
よれば、上記各発明において、制御手段は、走行中にお
ける発電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先
モードと、電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制
御する空調制御優先モードとを選択可能とされているの
で、使用者の好みや自動車の使用環境に応じてモードを
選択することができ、より効果的なアイドリングストッ
プと車室内空調を実現できるようになる。
【図1】本発明の自動車用制御システムを適用する実施
例としてのハイブリッド自動車の構成図である。
例としてのハイブリッド自動車の構成図である。
【図2】図1の自動車の駆動系の構成図である。
【図3】本発明の自動車用制御システムを構成する空気
調和装置の構成図である。
調和装置の構成図である。
【図4】図3の空気調和装置の冷媒回路図である。
【図5】ハイブリッド自動車に本発明の自動車用制御シ
ステムを適用した自動車の制御系のブロック図である。
ステムを適用した自動車の制御系のブロック図である。
【図6】本発明の自動車用制御システムによる電力制御
を説明するための車載バッテリーの蓄電量の推移と自動
車の走行/停止状況の変化を説明する図である。
を説明するための車載バッテリーの蓄電量の推移と自動
車の走行/停止状況の変化を説明する図である。
【図7】通常の燃料エンジン自動車に本発明の自動車用
制御システムを適用した場合の自動車の制御系のブロッ
ク図である。
制御システムを適用した場合の自動車の制御系のブロッ
ク図である。
1 自動車
2 エンジン
3 走行用モータ
4 発電機
5 車載バッテリー
8 主制御装置
9 空気調和装置
10 コンプレッサ
11 コンプレッサモータ
28 空調用制御装置
32 バッテリー制御装置
37 モータコントロールシステム
43 発電機
CT1 カレントトランス
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F02D 17/00 F02D 29/02 D
29/02 321A
321 29/06 E
29/06 B60K 9/00 E
(72)発明者 佐々木 重晴
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会社内
Fターム(参考) 3G092 AC02 AC03 AC08 DG08 FA30
GA10 GB10 HF02Z
3G093 AA06 AA07 AA16 BA21 BA22
CA00 CB01 DA00 DB09 DB19
EB00 EB09 EC02 FA11
5H115 PA01 PA05 PA11 PA13 PC06
PG04 PI16 PI22 PO06 PU25
PV02 PV09 PV23 QA01 QE12
QN08 SE05 SE06 SE10 TI05
TO14
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンによって駆動される発電手段
と、該発電手段によって充電される蓄電手段とを具備し
た自動車に用いられ、 前記蓄電手段からの給電により駆動される電動コンプレ
ッサを有する空調手段と、制御手段とを備え、 該制御手段は、前記自動車の走行及び/又は停車の状況
に基づいて、走行中における前記発電手段の発電量、或
いは、前記電動コンプレッサの消費電力量を制御するこ
とを特徴とする自動車用制御システム。 - 【請求項2】 前記制御手段は、停車中に前記エンジン
を停止して当該エンジンの停止中に前記蓄電手段の蓄電
量が所定値に低下した場合には前記エンジンを始動する
制御を実施し、且つ、該エンジンの停止中に前記電動コ
ンプレッサを駆動可能とすると共に、走行後の停車中に
おける前記電動コンプレッサの電力消費により、前記蓄
電手段の蓄電量が前記所定値まで低下することを防止す
る方向で前記走行中における前記発電手段の発電量、或
いは、前記電動コンプレッサの消費電力量を制御するこ
とを特徴とする請求項1の自動車用制御システム。 - 【請求項3】 前記制御手段は、過去の走行時間と停車
時間から次回の走行時間と当該走行後の停車時間とを予
測し、当該予測結果に基づいて、前記次回の走行中にお
ける前記発電手段の発電量、或いは、前記電動コンプレ
ッサの消費電力量を制御することを特徴とする請求項2
の自動車用制御システム。 - 【請求項4】 前記制御手段は、走行中における前記発
電手段の発電量を優先的に制御する発電制御優先モード
と、前記電動コンプレッサの消費電力量を優先的に制御
する空調制御優先モードとを選択可能とされていること
を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の自動車
用制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001302182A JP2003111201A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 自動車用制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001302182A JP2003111201A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 自動車用制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003111201A true JP2003111201A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19122473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001302182A Pending JP2003111201A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 自動車用制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003111201A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005291158A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の発電制御装置 |
JP2010269712A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
WO2013088464A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | トヨタ自動車株式会社 | 消費電力予測装置、車両制御装置、車両、消費電力予測方法及び車両制御方法 |
CN103522964A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-01-22 | 林端坪 | 汽车辅助制冷装置、汽车制冷系统及汽车 |
WO2014141784A1 (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | バッテリの制御装置 |
JP2016028198A (ja) * | 2015-09-03 | 2016-02-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御装置、車両、および車両制御方法 |
JP2022043497A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 三菱製鋼株式会社 | 空気調和装置 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001302182A patent/JP2003111201A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103987581A (zh) * | 2011-12-12 | 2014-08-13 | 丰田自动车株式会社 | 消耗电力预测装置、车辆控制装置、车辆、消耗电力预测方法以及车辆控制方法 |
JPWO2013088464A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2015-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御装置、車両及び車両制御方法 |
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JP2014172587A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Hitachi Automotive Systems Ltd | バッテリの制御装置 |
CN103522964A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-01-22 | 林端坪 | 汽车辅助制冷装置、汽车制冷系统及汽车 |
CN103522964B (zh) * | 2013-10-23 | 2015-11-18 | 林端坪 | 汽车辅助制冷装置、汽车制冷系统及汽车 |
JP2016028198A (ja) * | 2015-09-03 | 2016-02-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御装置、車両、および車両制御方法 |
JP2022043497A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 三菱製鋼株式会社 | 空気調和装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040705 |