JP2003109287A - ディスクローディング装置 - Google Patents
ディスクローディング装置Info
- Publication number
- JP2003109287A JP2003109287A JP2001299183A JP2001299183A JP2003109287A JP 2003109287 A JP2003109287 A JP 2003109287A JP 2001299183 A JP2001299183 A JP 2001299183A JP 2001299183 A JP2001299183 A JP 2001299183A JP 2003109287 A JP2003109287 A JP 2003109287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- tray
- drive
- tooth
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 206010044048 Tooth missing Diseases 0.000 claims description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 102
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- 241000255777 Lepidoptera Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
Abstract
簡素化し、装置全体を大型化することなく、安価なディ
スクローディング装置を提供する。 【解決手段】ラック5cのうち、下部トレイ5が傾斜す
る区間において第4トレイ駆動ギヤ32と噛み合う範囲
の歯厚を小さくしている。これにより、噛み合いのガタ
を大きくし、下部トレイ5が水平状態となる収納位置T
5と傾斜状態となる再生位置T6との間を、その下部ト
レイ5が移動することを可能にしている。即ち、下部ト
レイ5の傾斜する範囲において、第4トレイ駆動ギヤ3
2のギヤ部32bによって、ラックの装置前面部側の歯
面が押されて下部トレイ5が駆動される構成において、
ラックの装置奥部側の歯面を、通常の歯面5c2’の場
合よりも歯厚を小さくした歯面5c2とすることで、隙
間を大きく設定している。
Description
気ディスクのような情報記録媒体としてのディスクを、
ディスク再生装置にローディングするディスクローディ
ング装置に関するものである。
のような情報記録媒体としてのディスクの普及に伴い、
複数のディスクをまとめて容易に取り扱うために、これ
ら複数のディスクを一度に収納し、これらのディスクの
中から選択的に再生を行うディスクローディング装置が
提案されている。また、この種のディスクローディング
装置においては、或るディスクを再生中又は記録中に、
それ以外の、再生又は記録に関わらないディスクを出し
入れしたり交換したりできることが利便性の上で重要で
あり、このようなディスクローディング装置が求められ
てきた。
しての、従来のディスクローディング装置の一例におけ
るトレイ及び再生機構ユニットの移動を模式的に示す基
本動作図である。本例では、同図に示すように、装置の
筐体1内前部の収納位置において、ディスク9が載置可
能な複数枚のトレイ(本例では上部トレイ4及び下部ト
レイ5)を重畳して収納し、これらのトレイを選択的
に、装置外のディスク着脱可能な位置(着脱位置)と、
装置内奥部のディスクを再生する位置(再生位置)との
間で移動させるように構成されている。
脱位置にある状態を示している。また、同図(b)は、
上部トレイ4及び下部トレイ5が重畳して収納位置に収
納された状態を示している。さらに、同図(c)は、下
部トレイ5が再生位置にある状態を示している。そし
て、同図(d)は、下部トレイ5に載置されていたディ
スク9の再生が行われている状態を示している。
するディスク9がどのトレイに載置されたものであるか
に関わらず、筐体1内奥部の再生機構ユニット20を昇
降させて、目的のディスク9の再生を行う。この再生機
構ユニット20は、ディスク9を回転させるターンテー
ブル21や、ディスク9に記録された情報を読み取るピ
ックアップ、及びピックアップをディスク9の半径方向
に移動させる駆動機構等を含む。
て示すように、上記の再生機構ユニット20を装置上下
方向に移動させる再生機構ユニット昇降機構(不図示)
によって、通常は全てのトレイよりも下部に位置してい
る再生機構ユニット20が上昇し、その過程で再生位置
にある1つのトレイ(本例では下部トレイ5)上に載置
されたディスク9をターンテーブル21によって拾い上
げる。ここではディスク9に設けられた穴部9a(図6
に図示)に、ターンテーブル21の中央凸部が嵌入す
る。
と、ターンテーブル21上のディスク9が、筐体1上部
に取り付けられたディスク押さえ8に当接し、ターンテ
ーブル21方向に付勢力が与えられる。この時点で再生
機構ユニット昇降機構は停止され、再生機構ユニット2
0は再生位置に達したこととなる。上記の状態におい
て、収納位置から着脱位置へのトレイ移動を行う駆動機
構を別途設けておけば、ディスク9の再生又は記録中に
おいて、他のディスク9の交換も可能となる。
ーディング装置の他例におけるトレイ及び再生機構ユニ
ットの移動を模式的に示す基本動作図である。本例で
は、同図に示すように、装置の筐体1内前部の収納位置
において、ディスク9が載置可能な複数枚のトレイ(本
例では上部トレイ4及び下部トレイ5)を重畳して収納
し、これらのトレイを選択的に、装置外のディスク着脱
可能な位置(着脱位置)と、装置内奥部のトレイが昇降
可能な位置(昇降位置)、及び装置内奥側下部のディス
クを再生する位置(再生位置)との間で移動させるよう
に構成されている。
脱位置にある状態を示している。また、同図(b)は、
上部トレイ4及び下部トレイ5が重畳して収納位置に収
納された状態を示している。さらに、同図(c)は、下
部トレイ5が昇降位置にある状態を示している。そし
て、同図(d)は、下部トレイ5が再生位置にあり、下
部トレイ5に載置されていたディスク9の再生が行われ
ている状態を示している。
(b)から(c)にかけて示すように、まず、筐体1内
奥部に昇降可能に設けられたトレイホルダー6が、下部
トレイ5の対向位置へと移動する。そして、下部トレイ
5に載置されたディスク9を再生するべく、この下部ト
レイ5がトレイホルダー6内へと搬送される。トレイホ
ルダー6の上面部には、ディスク押さえ8が取り付けら
れており、トレイホルダー6内の下部トレイ5と共に、
再生位置へと下降を開始する。
ニット20が配置されている。この再生機構ユニット2
0は、ディスク9を回転させるターンテーブル21や、
ディスク9に記録された情報を読み取るピックアップ、
及びピックアップをディスク9の半径方向に移動させる
駆動機構等を含む。
ホルダー6内の下部トレイ5に載置されたディスク9
が、ターンテーブル21に乗り上げる。さらに、下部ト
レイ5及びディスク押さえ8を含むトレイホルダー6の
下降が進むと、同図(d)に示すように、ターンテーブ
ル21上のディスク9が、トレイホルダー6上面部に取
り付けられたディスク押さえ8に当接し、ターンテーブ
ル21方向に付勢力が与えられる。この時点でトレイホ
ルダー昇降機能は停止され、ディスク9及び下部トレイ
5は再生位置に達したこととなる。
より着脱位置への上部トレイ4の移動に関する駆動機構
を別途設けておけば、ディスク再生又は記録中におけ
る、他のディスクの交換も可能となる。
37に示したような従来のディスクローディング装置で
は、各トレイの再生位置が離れているため、ターンテー
ブル21やピックアップ等を含む再生機構ユニット20
の移動範囲が大きくならざるを得ず、大型の機構部やト
レイ位置検出機構が必要となる。
ィスクローディング装置では、ディスク押さえ8が取り
付けられていて、ディスク9を載置したトレイを再生位
置へと搬送するためのトレイホルダー6と、これを昇降
移動させるための昇降機構も必要となるため、部品点数
も多く機構も複雑なものとなる。
能を搭載したディスクローディング装置では、複数のデ
ィスクを収納するとともに複雑な動作機構を必要とする
ため、装置全体として大型になりがちである。
レイ駆動機構及び再生機構ユニットの構成を簡素化し、
装置全体を大型化することなく、安価なディスクローデ
ィング装置を提供することを目的とする。
に、本発明では、ディスクが着脱可能な第1着脱位置
と、ディスクを収納して待機する第1収納位置と、ディ
スクが再生可能な第1再生位置との間を移動可能な第1
トレイと、ディスクが着脱可能な第2着脱位置と、ディ
スクを収納して待機する第2収納位置と、ディスクが再
生可能な第2再生位置との間を移動可能な第2トレイ
と、を備えたディスクローディング装置において、外周
部に歯部及び欠歯部が設けられたカムギヤと、そのカム
ギヤ外周部の歯部及び前記第1トレイに設けられたラッ
クに噛み合い、その第1トレイを第1着脱位置と第1収
納位置との間で駆動する第1ギヤと、そのカムギヤ外周
部の歯部及び前記第1トレイに設けられたラックに噛み
合い、その第1トレイを第1収納位置と第1再生位置と
の間で駆動する第2ギヤと、そのカムギヤ外周部の歯部
及び前記第2トレイに設けられたラックに噛み合い、そ
の第2トレイを第2着脱位置と第2収納位置との間で駆
動する第3ギヤと、そのカムギヤ外周部の歯部及び前記
第2トレイに設けられたラックに噛み合い、その第2ト
レイを第2収納位置と第2再生位置との間で駆動する第
4ギヤと、を設け、第2再生位置は第1再生位置の近傍
に位置するものであり、第2トレイが第2着脱位置にあ
るときは、その第2トレイは第3ギヤのみと噛合し、第
2トレイが第2収納位置にあるときは、その第2トレイ
は第3ギヤ及び第4ギヤと噛合し、第2トレイが第2再
生位置付近にあるときは、その第2トレイは第4ギヤの
みと噛合するものであって、第2着脱位置から第2収納
位置までの間での第2トレイの移動を案内する直線案内
部材を設け、その第2トレイが第2再生位置まで移動で
きるように、少なくとも第4ギヤの歯と第2トレイのラ
ックの歯との隙間を大きくしたことを特徴とする。
へ移動するときに、その第1トレイの上下方向の動作を
規制する第1トレイ案内部と、その第1トレイの左右方
向の動作を規制する第2トレイ案内部とを有し、前記第
1トレイ案内部は、前記第2再生位置にある前記第2ト
レイと当接しないように、その下面が傾斜しているとと
もに、前記第2トレイ案内部が案内する範囲は、前記第
1トレイに設けられたラックと前記第2ギヤとが噛み合
う範囲を含んでいることを特徴とする。
歯部と欠歯部とが連続して設けられており、前記第1ギ
ヤを駆動する第5ギヤと、前記第2ギヤを駆動する第6
ギヤと、前記第3ギヤを駆動する第7ギヤと、前記第4
ギヤを駆動する第8ギヤとを有し、その第5ギヤ,第6
ギヤ,第7ギヤ,及び第8ギヤの欠歯部より径の大きい
トレイ保持部と、非保持部とからなるトレイ保持制御部
とを備え、前記第5ギヤ及び前記第1ギヤと噛み合って
前記第1トレイに駆動力を伝達する第1中間ギヤと、前
記第6ギヤ及び前記第2ギヤと噛み合って前記第1トレ
イに駆動力を伝達する第2中間ギヤと、前記第7ギヤ及
び前記第3ギヤと噛み合って前記第2トレイに駆動力を
伝達する第3中間ギヤと、前記第8ギヤ及び前記第4ギ
ヤと噛み合って前記第2トレイに駆動力を伝達する第4
中間ギヤと、を設け、前記第1トレイが前記第1収納位
置にて収納されているときは、前記第1中間ギヤと前記
第5ギヤ欠歯部、及び前記第2中間ギヤと前記第6ギヤ
欠歯部とが接触を維持するとともに、前記第2中間ギヤ
に設けられた被保持部と前記保持制御部の保持部とが接
触を維持し、前記第2トレイが前記第2収納位置にて収
納されているときは、前記第3中間ギヤと前記第7ギヤ
欠歯部、及び前記第4中間ギヤと前記第8ギヤ欠歯部と
が接触を維持するとともに、前記第4中間ギヤに設けら
れた被保持部と前記保持制御部の保持部とが接触を維持
することを特徴とする。
位置する状態において、前記第1トレイが装置に対して
組み込み或いは取り外し可能となる第1トレイ着脱可能
位置に位置し、前記カムギヤがその他方の回転端に位置
する状態において、前記第2トレイが装置に対して組み
込み或いは取り外し可能となる第2トレイ着脱可能位置
に位置するとともに、前記カムギヤに回転規制部材を設
け、前記第1及び第2トレイがそれぞれ第1及び第2ト
レイ着脱可能位置に達しないよう、そのカムギヤの回転
角度を規制することを特徴とする。そして、前記回転規
制部材は、装置を構成する別部材を取り付けるためのね
じを兼用していることを特徴とする。
の、前記第1ギヤ及び第2ギヤが同時に噛み合う範囲に
おける、その第1ギヤ及び第2ギヤそれぞれと噛み合う
歯、及び前記第2トレイに設けられたラックの、前記第
3ギヤ及び第4ギヤが同時に噛み合う範囲における、そ
の第3ギヤ及び第4ギヤそれぞれと噛み合う歯は、各ラ
ックの他の部分より歯厚を小さくしていることを特徴と
する。そして、前記歯厚を小さくしている歯と隣り合
う、通常の歯厚を持つ歯の先端に、面取りを施している
ことを特徴とする。
作位置検出は、前記カムギヤの回転位置を検出すること
によって行われることを特徴とする。
と、前記第3ギヤ及び第4ギヤの駆動は、前記カムギヤ
に設けられた各々1個のギヤによって行われることを特
徴とする。
ヤ,及び第4ギヤを、共通の部品としたことを特徴とす
る。
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るディスクローディング装置の外観を示す
斜視図である。また図2は、本実施形態に係るディスク
ローディング装置の内部構造を示す斜視図である。これ
らの図に示すように、本ディスクローディング装置は筐
体1を備えており、この筐体1に、上部トレイ収納部
2,下部トレイ収納部3,上部トレイ4,下部トレイ
5,及びディスク押さえ8等が組み込まれて構成されて
いる。
斜視図である。同図に示すように、筐体1後部左右に
は、上部トレイ4の上下方向動作に規制を与えるトレイ
ガイド1k、下部トレイ5の左右方向動作に規制を与え
るトレイガイド1L、及びこのトレイガイド1Lと連続
的に設けられ、装置奥部側で上方へと傾斜して下部トレ
イ5を傾けるように案内するトレイガイド1dが配設さ
れている。その他、筐体1下面には、再生機構ユニット
20やモーター13等が取り付けられている。詳しくは
後述する。
視図である。下部トレイ収納部3は、筐体1前方部分に
取り付けられている。同図に示すように、下部トレイ収
納部3には、下部トレイ5の上下方向動作に規制を与え
るトレイガイド3aが、左右両端より内方に突設してい
る。また、下部トレイ5の左右方向動作に規制を与える
トレイガイド3bが、底面左右両端付近より上方に突設
している。
視図である。上部トレイ収納部2は、下部トレイ収納部
3の上側に取り付けられている。同図に示すように、上
部トレイ収納部2には、上部トレイ4の上下方向動作に
規制を与えるトレイガイド2aが、左右両端より内方に
突設している。また、上部トレイ4の左右方向動作に規
制を与えるトレイガイド2bが、底面左右両端付近より
上方に突設している。
ィング装置に装着される2種類のディスクを示す平面図
である。同図(a)は大径のディスク9、同図(b)は
小径のディスク10を示している。上部トレイ4は、上
部トレイ収納部2において、筐体1の略水平前後方向
(図1中の矢印A方向)に摺動自在に取り付けられてお
り、情報記録媒体としてのディスク9又はディスク10
を、筐体1外部前方のディスク着脱位置と筐体1の奥部
に位置する第1トレイディスク再生位置との間で搬送す
る。
3において、上部トレイ4と略平行に摺動自在に取り付
けられており、情報記録媒体としてのディスク9又はデ
ィスク10を、筐体1外部前方のディスク着脱位置と下
部トレイ収納部3上のトレイ保持位置との間で搬送する
とともに、前記第1トレイディスク再生位置の近傍とな
る第2トレイディスク再生位置と下部トレイ収納部3と
の間で搬送する。
ある。同図に示すように、上部トレイ4は、その上面に
径の異なる略円形の凹部4a及び4bを同心状に有して
いる。凹部4aは、大径のディスク9を収納し得るよう
に形成されており、凹部4bは、小径のディスク10を
収納し得るように形成されている。
4dを有しており、その後方に連設して穴部4eを有し
ている。穴部4dは、図3に示した再生機構ユニット2
0上のターンテーブル21を導入するものであり、穴部
4eは、同じく再生機構ユニット20上のピックアップ
22を導入するものである。また上部トレイ4には、凹
部4bの内側右端に、位置決め用穴4fが設けられてい
る。これは、後述するように、再生位置T3において、
再生ユニットホルダー7に一体的に設けられた位置決め
ボス7cが嵌入するものである。
向に沿ってガイド溝4gが設けられており、両側縁部の
下面側に移動方向に沿ってガイド溝4hが設けられてい
る。ガイド溝4gは、図5に示した上部トレイ収納部2
に一体的に設けられるトレイガイド2aと係合して、上
部トレイ4の動作を案内する。またガイド溝4hは、上
部トレイ収納部2に一体的に設けられるトレイガイド2
bと係合して、上部トレイ4の動作を案内する。
ある。同図に示すように、下部トレイ5は、その上面に
径の異なる略円形の凹部5a及び5bを同心状に有して
いる。凹部5aは、大径のディスク9を収納し得るよう
に形成されており、凹部5bは、小径のディスク10を
収納し得るように形成されている。
5dを有しており、その後方に連設して穴部5eを有し
ている。穴部5dは、図3に示した再生機構ユニット2
0上のターンテーブル21を導入するものであり、穴部
5eは、同じく再生機構ユニット20上のピックアップ
22を導入するものである。また下部トレイ5には、凹
部5bの内側右端に、位置決め用穴5fが設けられてい
る。これは、後述するように、再生位置T6において、
再生ユニットホルダー7に一体的に設けられた位置決め
ボス7cが嵌入するものである。
向に沿ってガイド溝5gが設けられており、両側縁部の
下面側に移動方向に沿ってガイド溝5hが設けられてい
る。ガイド溝5gは、図4に示した下部トレイ収納部3
に一体的に設けられるトレイガイド3aと係合して、下
部トレイ5の動作を案内する。またガイド溝5hは、下
部トレイ収納部3に一体的に設けられるトレイガイド3
bと係合して、下部トレイ5の動作を案内する。
ィスク9或いはディスク10のいずれかに特化した特徴
を述べる場合を除いて、便宜上ディスク9のみを用い
る。
ィング装置におけるトレイ及び再生機構ユニットの移動
を模式的に示す基本動作図である。同図に示すように、
本装置において、上部トレイ4はディスク9を着脱位置
T1,収納位置T2,及び再生位置T3に搬送し、下部
トレイ5はディスク9を着脱位置T4,収納位置T5,
及び再生位置T6に搬送するよう構成されている。
の外部前方で上部トレイ4に対してディスク9の着脱を
行う位置である。同図(b)に示す収納位置T2は、上
部トレイ4が、装置前部に位置する上部トレイ収納部2
にて、後述のディスク保持機構によって保持される位置
である。同図(d)に示す再生位置T3は、上部トレイ
4上のディスク9を、筐体1奥側に位置する再生機構ユ
ニット20で再生可能な位置に搬送完了させた位置であ
る。
の外部前方で下部トレイ5に対してディスク9の着脱を
行う位置である。同図(e)に示す収納位置T5は、下
部トレイ5が、装置前部に位置する下部トレイ収納部3
にて、後述のディスク保持機構によって保持される位置
である。同図(a)に示す再生位置T6は、下部トレイ
5上のディスク9を、筐体1奥側に位置する再生機構ユ
ニット20で再生可能な位置に搬送完了させた位置であ
る。
一側面(正面より見て左側)には、移動方向のほぼ全長
に渡ってラック4cが形成されている。ラック4cは、
装置前側において後述する第1トレイ駆動ギヤ26と噛
み合い、上部トレイ4を着脱位置T1と収納位置T2と
の間で移動させる。また、ラック4cは、収納位置T2
と再生位置T3との間において、後述する第2トレイ駆
動ギヤ28と噛み合い、上部トレイ4を移動させる。
の一側面(正面より見て右側)には、移動方向のほぼ全
長に渡ってラック5cが形成されている。ラック5c
は、装置前側において後述する第3トレイ駆動ギヤ30
と噛み合い、下部トレイ5を着脱位置T4と収納位置T
5との間で移動させる。また、ラック5cは、収納位置
T5と再生位置T6との間において、後述する第4トレ
イ駆動ギヤ32と噛み合い、上部トレイ4を移動させ
る。
の昇降用ラック部材18の正面下部には、ラック部18
aが設けられており、これが筐体1の中央付近に設けら
れたガイド溝1bに嵌入され、装置左右方向に摺動自在
に配設されている。また、この昇降用ラック部材18に
は、傾斜したガイド溝18bが左右に設けられている。
これは再生機構ユニット20を図9(a)に示した再生
位置P1と図9(c)に示した非再生位置P2との間で
移動させるものである。
後部は、その左右端に設けられた防振ゴム23を介して
筐体1下面後部に螺着されており、再生機構ユニット2
0の前部には、その左右端に設けられた図示しない防振
ゴム23を介して、略箱状の再生ユニットホルダー7が
螺着されている。再生ユニットホルダー7の前面には、
左右の昇降用ボス7aがそれぞれ前方に突設しており、
これが上記昇降用ラック部材18のガイド溝18bに嵌
入されている。
は、回動案内用凸部7bが各側方に突出して一体的に設
けられており、筐体1中央付近に設けられた回動ガイド
溝1aに係合している。これにより、再生機構ユニット
20の再生位置P1と非再生位置P2との間での移動を
案内する。さらに、再生ユニットホルダー7の上面に
は、位置決めボス7cが上方に突出して一体的に設けら
れている。これは、再生位置T3にある上部トレイ4或
いは再生位置T6にある下部トレイ5の位置決めを行う
ためのものである。
ィスクローディング装置における基本動作の概要を説明
しておく。まず、同図(b)には待機状態が示されてい
る。待機状態は、上部トレイ4が収納位置T2にあり、
下部トレイ5が再生位置T6にあり、また再生機構ユニ
ット20が再生位置P1となっている状態である。次
に、待機状態より、上部トレイ4に対してディスクの着
脱を行う場合、同図(a)に示すように、第1トレイ駆
動ギヤ26の駆動によって、上部トレイ4を着脱位置T
1へと移動させる。ここでディスク9が載置された上部
トレイ4は、第1トレイ駆動ギヤ26の駆動によって、
収納位置T2へと戻される。
再生する場合、同図(b)の状態から、まず、同図
(c)に示すように、再生機構ユニット20が非再生位
置へと移動し、下部トレイ5は移動可能な状態となる。
そして、同図(d)に示すように、第2トレイ駆動ギヤ
28の駆動によって、上部トレイ4を再生位置T3へと
移動し、第4トレイ駆動ギヤ32の駆動によって、下部
トレイ5を収納位置T5へと移動する。
構ユニット20が再生位置P1へと移動して、上部トレ
イ4上のディスク9の再生が行われる。さらに、下部ト
レイ5に対してディスクの着脱を行う場合は、同図
(f)に示すように、第3トレイ駆動ギヤ30の駆動に
よって、下部トレイ5を着脱位置T4へと移動する。以
上が、本ディスクローディング装置における基本動作の
概要である。
説明する。これは、駆動源となるモーターより、上述し
た上部トレイ4,下部トレイ5,及び再生機構ユニット
20へと駆動力を伝達する機構である。図3に示したよ
うに、筐体1前部中央付近下面側には、駆動源となるモ
ーター13が取り付けられており、その回転軸にはピニ
オンギヤ14が取り付けられている。
装置における、トレイ及び再生機構ユニットに関連する
部分の内部構成を示す平面図である。また図11は、本
ディスクローディング装置における、トレイ及び再生機
構ユニットに関連する部分の構造を示す分解斜視図であ
る。これらの図に示すように、モーター13の駆動力
は、ピニオンギヤ14より、中間ギヤ15及び中間ギヤ
16の減速機構を介して、駆動カム17へと伝達され
る。
置し、筐体1に回動自在に取り付けられた回転体であ
る。また、前記モーター13と、中間ギヤ15の回転軸
部、及び中間ギヤ16の回転軸部は、駆動カム17の回
転軸部1jの内側に配設されるように構成されている。
そして、駆動カム17の内側面部には、中間ギヤ16と
噛み合うギヤ部17aが設けられており、これにより駆
動カム17へと駆動力が伝達される。さらに、駆動カム
17の外側面部にはギヤが設けてあり、上部トレイ4及
び下部トレイ5を移動させるための中間ギヤ、及び再生
機構ユニット20を昇降移動させる昇降用ラック部材1
8へと駆動力を伝達する中間ギヤ群と噛み合って、駆動
力を伝達している。詳しくは後述する。
おける、駆動カムに関連する部分の構成を示す図であ
る。同図(a)は斜視図、同図(b)は外側面ギヤ部の
展開図を示している。同図では、駆動カム17の中心O
から見た或る方位(ここでは装置前方)を0゜とし、側
面を360゜まで展開している。そして、各ギヤ部の噛
み合い状態を示している。
囲には、最上段にギヤ部17bが設けられている。これ
は、上部トレイ4を駆動するための駆動力を伝達する中
間ギヤ25及び中間ギヤ27と噛み合うものである。ギ
ヤ部17bは、中間ギヤ25のギヤ部25a及び中間ギ
ヤ27のギヤ部27aと噛み合う複数の歯からなる歯部
17b1と、歯部17b1のピッチ円直径を径とする円
弧状の欠歯部17b2とが、連続して設けられるギヤ群
として構成されている。
7bの下側には、ギヤ部17dが設けられている。これ
は、下部トレイ5を駆動するための駆動力を伝達する中
間ギヤ29及び中間ギヤ31と噛み合うものである。ギ
ヤ部17dは、中間ギヤ29のギヤ部29a及び中間ギ
ヤ31のギヤ部31aと噛み合う複数の歯からなる歯部
17d1と、歯部17d1のピッチ円直径を径とする円
弧状の欠歯部17d2とが、連続して設けられるギヤ群
として構成されている。
bと17dとの間には、回転保持部17cが設けられて
いる。回転保持部17cは、外径の大きい保持部17c
1と、外径の小さい離間部17c2とから構成されてい
る。なお、本実施形態では、離間部17c2は、ギヤ部
17bの欠歯部17b2及びギヤ部17dの欠歯部17
d2と同径としている。
ギヤ25は、ともに筐体1の左側前部に回動自在に配設
された中間伝達部材である。後述する中間ギヤ27と同
様にして、駆動カム17のギヤ部17bと噛み合う中間
ギヤ25のギヤ部25aには、そのピッチ円直径に沿っ
て歯の先端部分を切り落とした形状の歯が複数箇所設け
てあり、上述したギヤ部17bの欠歯部17b2におい
て、回転位置を保持するように予め設定されている。
6aは、中間ギヤ25のギヤ部25bと噛み合ってお
り、またギヤ部26bは上部トレイ4の一側面に設けら
れたラック部4cと噛み合うことによって、中間ギヤ2
5の駆動力を上部トレイ4に伝達している。これによ
り、上部トレイ4を着脱位置T1と収納位置T2との間
で移動させる。
27は、ともに筐体1の左側中央部に回動自在に配設さ
れた中間伝達部材である。ここで、図13は本ディスク
ローディング装置における上部トレイの保持機構に関連
する部分の構成を示す平面図である。同図(a)に示す
ように、駆動カム17のギヤ部17bと噛み合う中間ギ
ヤ27のギヤ部27aには、そのピッチ円直径に沿って
歯の先端部分を切り落とした形状の歯が複数箇所設けて
あり、上述したギヤ部17bの欠歯部17b2におい
て、回転位置を保持するように予め設定されている。
27に設けられて径方向に突出する被保持部27cが、
欠歯部17b2よりも径の大きい保持部17c1と接触
して、回転位置を保持するよう構成されている。また、
ここでは図示しないが、第2トレイ駆動ギヤ28のギヤ
部28aは、中間ギヤ27のギヤ部27bと噛み合って
おり、またギヤ部28bは上部トレイ4の一側面に設け
られたラック部4cと噛み合うことによって、中間ギヤ
27の駆動力を上部トレイ4に伝達している。これによ
り、上部トレイ4を収納位置T2と再生位置T3との間
で移動させる。
ヤ29は、ともに筐体1の右側前部に回動自在に配設さ
れた中間伝達部材である。後述する中間ギヤ31と同様
にして、駆動カム17のギヤ部17dと噛み合う中間ギ
ヤ29のギヤ部29aには、そのピッチ円直径に沿って
歯の先端部分を切り落とした形状の歯が複数箇所設けて
あり、上述したギヤ部17dの欠歯部17d2におい
て、回転位置を保持するように予め設定されている。
0aは、中間ギヤ29のギヤ部29bと噛み合ってお
り、またギヤ部30bは下部トレイ5の一側面に設けら
れたラック部5cと噛み合うことによって、中間ギヤ2
9の駆動力を下部トレイ5に伝達している。これによ
り、下部トレイ5を着脱位置T4と収納位置T5との間
で移動させる。
31は、ともに筐体1の右側中央部に回動自在に配設さ
れた中間伝達部材である。ここで、図14は本ディスク
ローディング装置における下部トレイの保持機構に関連
する部分の構成を示す平面図である。同図(a)に示す
ように、駆動カム17のギヤ部17dと噛み合う中間ギ
ヤ31のギヤ部31aには、そのピッチ円直径に沿って
歯の先端部分を切り落とした形状の歯が複数箇所設けて
あり、上述したギヤ部17dの欠歯部17d2におい
て、回転位置を保持するように予め設定されている。
31に設けられて径方向に突出する被保持部31cが、
欠歯部17d2よりも径の大きい保持部17c1と接触
して、回転位置を保持するよう構成されている。また、
第4トレイ駆動ギヤ32のギヤ部32aは、中間ギヤ3
1のギヤ部31bと噛み合っており、またギヤ部32b
は下部トレイ5の一側面に設けられたラック部5cと噛
み合うことによって、中間ギヤ31の駆動力を下部トレ
イ5に伝達している。これにより、下部トレイ5を収納
位置T5と再生位置T6との間で移動させる。
おける再生機構ユニットの昇降駆動に関連する部分の構
成を示す平面図である。同図及び図11,図12に示す
ように、駆動カム17の外側でギヤ部17dの下側に
は、ギヤ部17eが設けられている。これは、再生機構
ユニット20を移動させるための駆動力を伝達する第1
再生ユニット駆動ギヤ33と噛み合うものである。ギヤ
部17eは、第1再生ユニット駆動ギヤ33のギヤ部3
3aと噛み合う複数の歯からなる歯部17e1と、歯部
17e1のピッチ円直径を径とする円弧状の欠歯部17
e2と、が連続して設けられるギヤ群と、ギヤ部33a
と接触しないギヤ離間部17e3とから構成されてい
る。
ギヤ部17fが設けられている。これは、再生機構ユニ
ット20を移動させるための駆動力を伝達する第2再生
ユニット駆動ギヤ34と噛み合うものである。ギヤ部1
7fは、駆動カム17の外側面にあって、第2再生ユニ
ット駆動ギヤ34のギヤ部34aと噛み合う複数の歯か
らなる歯部17f1と、歯部17f1のピッチ円直径を
径とする円弧状の欠歯部17f2と、が連続して設けら
れるギヤ群と、ギヤ部34aと接触しないギヤ離間部1
7f3とから構成されている。
生ユニット駆動ギヤ34は、筐体1に回動自在に取り付
けられた中間伝達部材であって、第1再生ユニット駆動
ギヤ33のギヤ部33bは、第2再生ユニット駆動ギヤ
34のギヤ部34aと噛み合うように配設されている。
とギヤ部17eとが噛み合って、駆動カム17からの駆
動力が、第1再生ユニット駆動ギヤ33を介して第2再
生ユニット駆動ギヤ34へと伝達される状態において
は、ギヤ部17fが離間部17f3となっており、ギヤ
部17fとギヤ部34aとは接触しないように予め設定
されている。また、図15(b)に示すように、ギヤ部
34aとギヤ部17fとが噛み合って、駆動カム17か
らの駆動力が第2再生ユニット駆動ギヤ34へと伝達さ
れる状態においては、ギヤ部17eが離間部17e3と
なっており、ギヤ部17eとギヤ部33aとは接触しな
いように予め設定されている。
ギヤ33及び第2再生ユニット駆動ギヤ34の、回転位
置保持の状態が示されている。上記中間ギヤ27と同様
にして、ギヤ部33aには、そのピッチ円直径に沿って
歯の先端部分を切り落とした形状の歯が複数箇所設けて
あり、上述したギヤ部17eの欠歯部17e2におい
て、回転位置を保持するように予め設定されている。さ
らに、ギヤ部33aにも同様に、そのピッチ円直径に沿
って歯の先端部分を切り落とした形状の歯が複数箇所設
けてあり、上述したギヤ部17fの欠歯部17f2にお
いて、回転位置を保持するように予め設定されている。
4bは、上述した昇降用ラック部材18のラック部18
aと噛み合うように構成されており、駆動カム17から
の駆動力が、第2再生ユニット駆動ギヤ34、若しくは
第1再生ユニット駆動ギヤ33及び第2再生ユニット駆
動ギヤ34を介して、昇降用ラック部材18へと伝達さ
れる。
置では、上部トレイ4を駆動する第1トレイ駆動ギヤ2
6及び第2トレイ駆動ギヤ28は、駆動カム17の外周
に設けられた1つのギヤ部17bによって駆動され、ま
た、下部トレイ5を駆動する第3トレイ駆動ギヤ30及
び第4トレイ駆動ギヤ32は、駆動カム17の外周に設
けられた1つのギヤ部17dによって駆動されるように
構成されており、駆動機構の簡素化を図っている。
4と下部トレイ5を駆動する上記第1〜第4トレイ駆動
ギヤを共通部品とするため、筐体1内における第1及び
第2トレイ駆動ギヤと第3及び第4トレイ駆動ギヤの取
付面の高さを異なるものとしている。それとともに、駆
動カム17に対する各中間ギヤのレイアウトに対応する
よう、各トレイ駆動ギヤのギヤ部26a〜32aの歯巾
を設定している。
追って説明する。本ディスクローディング装置は、図9
(b)に示したように、通常は上部トレイ4が収納位置
T2にあり、下部トレイ5が再生位置T6にあり、再生
機構ユニット20はディスク再生位置P1となっている
待機状態である。
第1トレイ駆動ギヤ26及び第2トレイ駆動ギヤ28と
噛み合っている。第1トレイ駆動ギヤ26と噛み合う中
間ギヤ25のギヤ部25aは、駆動カム17の外周部に
設けられたギヤ部17bの欠歯部17b2との接触によ
って、回転位置を保持している。第2トレイ駆動ギヤ2
8と噛み合う中間ギヤ27のギヤ部27aは、駆動カム
17の外周部に設けられたギヤ部17bの欠歯部17b
2と接触するとともに、被保持部27cは、欠歯部17
b2より径の大きい保持部17c1と接触することによ
って、中間ギヤ27の回転位置を保持している。このよ
うな中間ギヤ25及び中間ギヤ27の回転位置保持によ
って、上部トレイ4は収納位置T2に保持されている。
は、図13に示したように、中間ギヤ27に設けられた
被保持部27cが、欠歯部17b2よりも径の大きい保
持部17c1と接触している。これにより、より大きな
回転力が第2トレイ駆動ギヤ28に加わった場合でも、
関連する各ギヤの歯が破損したりしないように構成され
ている。
おけるトレイの動作案内機構の構成を示す側面図であ
る。同図(e)〜同図(a)にかけて示すように、下部
トレイ5は、上記第4トレイ駆動ギヤ32の駆動によっ
て、収納位置T5と再生位置T6との間で移動される。
一方、上部トレイ4は、上記第2トレイ駆動ギヤ28の
駆動によって、再生位置T3と収納位置T2との間で移
動される。
置T6への移動において、下部トレイ収納部3に設けら
れたトレイガイド3aによって上下方向に動作規制を受
けるとともに、下部トレイ収納部3に設けられたトレイ
ガイド3b及び筐体1に設けられたトレイガイド1Lに
よって左右方向に動作規制を受けながら、装置奥部側へ
と移動する。
装置上方に向かって傾斜するトレイガイド1dへとつな
がっている。下部トレイ5の移動が進んでその後端部が
トレイガイド1dに達すると、そのトレイガイド1dの
傾斜に従って、下部トレイ5はその後部が装置上方へと
傾けられながら、更に装置奥部側へと移動する。これに
より下部トレイ5は、図9(b)に示したように、上部
トレイ4の再生位置T3近傍である再生位置T6に位置
することとなる。
設けられたラック5cと第4トレイ駆動ギヤ32が噛み
合うことによって駆動されているが、下部トレイ5が上
述のように傾くと、ラック5cの歯面と第4トレイ駆動
ギヤ32の歯面とが平行でなくなるので、標準的な歯形
状では動作が行えなくなる。そこで、本ディスクローデ
ィング装置では、以下に示すような構成を採用してい
る。
面図である。同図(a)〜(e)は、トレイ駆動ギヤと
トレイのラックとの噛み合い状態を示している。また、
同図(f)〜(n)は、それぞれF〜N部詳細を示して
いる。同図(a)及び(f)に示すように、ラック5c
のうち、下部トレイ5が傾斜する区間において第4トレ
イ駆動ギヤ32と噛み合う範囲の歯厚を小さくしてい
る。これにより、噛み合いのガタを大きくし、下部トレ
イ5が水平状態となる収納位置T5と傾斜状態となる再
生位置T6との間を、その下部トレイ5が移動すること
を可能にしている。
囲において、第4トレイ駆動ギヤ32のギヤ部32bに
よって、ラックの装置前面部側の歯面が押されて下部ト
レイ5が駆動される構成において、ラックの装置奥部側
の歯面を、通常の歯面5c2’の場合よりも歯厚を小さ
くした歯面5c2とすることで、隙間を大きく設定して
いる。
ディスク再生位置P1にある上記再生ユニットホルダー
7に一体的に設けられた位置決めボス7cが、下部トレ
イ5に設けられた位置決め穴5fに嵌入して保持されて
いる。ここで図17は、本ディスクローディング装置に
おける駆動カムに関連する部分の構成を示す平面図であ
る。下部トレイ5が再生位置T6にある状態において、
駆動カム17の回転位置は、同図に示したように、黒丸
印の部分がTp1で示された装置前面側の位置にある状
態である。この状態を、以後Tp1位置と呼ぶ。他の位
置も同様の呼び名とする。
グ装置における駆動カムの回転位置及び、各トレイ,昇
降用ラック部材等の位置を示す平面図である。また図2
5〜図29は、本ディスクローディング装置における駆
動カムの回転位置及び、各トレイ,昇降用ラック部材等
の位置関係と、各部ギヤの噛み合い状態を示す平面図で
ある。ここでの各図(a)は全体図、(b),(c),
(d)はそれぞれB部,C部,D部の詳細図である。
及び図20の状態から、上部トレイ4上のディスクを交
換可能な状態とするには、駆動モーター13の回転によ
って、駆動カム17が図17に示すTp1位置からTp
2位置へと時計方向に回動する。このとき、図25に示
すように、駆動カム17に設けられたギヤ部17bの歯
部17b1と、中間ギヤ25のギヤ部25aとが噛み合
って、中間ギヤ25が回転駆動される。
1トレイ駆動ギヤ26のギヤ部26aとの噛み合い及
び、第1トレイ駆動ギヤ26のギヤ部26bと上部トレ
イ側面に設けられたラック4cとの噛み合いによって、
上部トレイ4が駆動される。駆動カム17がTp2位置
に達したとき、上部トレイ4は図9(a)及び図19で
示される着脱位置T1となり、ディスクの交換を行うこ
とができる。また、以上と逆の手順によって、上部トレ
イ4を着脱位置T1から収納位置T2へと移動させるこ
とができる。
ヤ31と噛み合うギヤ部17dは、欠歯部17d2とな
っており、下部トレイ5がディスク再生位置T6に保持
されている。これとともに、図15(a)に示したよう
に、第1再生ユニット駆動ギヤ33のギヤ部33aと噛
み合うギヤ部17eは、欠歯部17e2となっており、
また第2再生ユニット駆動ギヤ34のギヤ部34aと噛
み合うギヤ部17fは、欠歯部17f2となっており、
再生機構ユニット20は再生位置P1に保持されてい
る。
から、上部トレイ4を再生位置へ移動する場合について
説明する。まず、駆動カム17が図17に示したTp1
位置からTp3位置へと反時計方向に回動する間の状態
について示す。ここでは図15(b)に示すように、第
2再生ユニット駆動ギヤ34のギヤ部34aと、駆動カ
ム17に設けられたギヤ部17fの歯部17f1とが噛
み合うとともに、ギヤ部34bと昇降用ラック部材18
のラック18aとが噛み合って、昇降用ラック部材18
を筐体1のガイド溝1bに沿って装置右側方向へと移動
させる。この間では、第1再生ユニット駆動ギヤ33と
噛み合う駆動カム17のギヤ部17eは、離間部17e
3となっており、第1再生ユニット駆動ギヤ33は、第
2再生ユニット駆動ギヤ34の駆動に伴って回転するの
みである。
納位置T2において、第1トレイ駆動ギヤ26及び第2
トレイ駆動ギヤ28と噛み合っている。このとき、第1
トレイ駆動ギヤ26と噛み合う中間ギヤ25のギヤ部2
5aは、駆動カム17の外周部に設けられたギヤ部17
bの欠歯部17b2との接触を維持することによって、
回転位置を保持している。
中間ギヤ27のギヤ部27aは、駆動カム17の外周部
に設けられたギヤ部17bの欠歯部17b2との接触を
維持するとともに、被保持部27cは、欠歯部17b2
より径の大きい保持部17c1との接触を維持すること
によって、中間ギヤ27の回転位置を保持している。こ
れにより、上部トレイ4は収納位置T2に保持される。
いて、第4トレイ駆動ギヤ32と噛み合っている。第4
トレイ駆動ギヤ32と噛み合う中間ギヤ31のギヤ部3
1aは、駆動カム17の外周部に設けられたギヤ部17
dの欠歯部17d2との接触を維持することによって、
回転位置を保持している。これにより、下部トレイ5は
再生位置T6に保持される。
すると、ガイド溝18bと昇降用ボス7aとが係合して
いることにより、再生ユニットホルダー7及び再生機構
ユニット20は、筐体1に設けられた回動ガイド溝1a
の案内に従って、装置下方へと回動する。再生ユニット
ホルダー7が下方へ回動するに従って、再生ユニットホ
ルダー7に一体的に設けられた位置決めボス7cは、下
部トレイ5の位置決め穴5fより外れるので、下部トレ
イ5は移動可能な状態となる。そして、駆動カム17の
回転位置がTp3に達した時、再生機構ユニット20は
図7(c)に示す非再生位置P2の状態となる。このと
きの昇降用ラック部材18並びに上部トレイ4及び下部
トレイ5の位置関係は、図21に示した状態となる。
p3位置からTp4位置へと反時計方向に回動する間の
状態について示す。ここでは図27に示すように、中間
ギヤ27のギヤ部27aと駆動カム17に設けられたギ
ヤ部17bの歯部17b1とが噛み合って、第2トレイ
駆動ギヤ28を介して、上部トレイ4を収納位置T2か
ら再生位置T3へと移動させる。また、中間ギヤ31の
ギヤ部31aと駆動カム17に設けられたギヤ部17d
の歯部17d1とが噛み合って、第4トレイ駆動ギヤ3
2を介して、下部トレイ5を再生位置T6から収納位置
T5へと移動させる。
の移動動作を説明する。同図(a)には上記Tp3位置
における両トレイの位置が示してある。この状態より、
上部トレイ4は、両側面部のガイド溝4gと上部トレイ
収納部2に設けられたトレイガイド2aとの係合、及び
下面部のガイド溝4hと上部トレイ収納部2に設けられ
たトレイガイド2bとの係合によって案内され、装置奥
部へと装置上面或いは下面に対して略平行に移動する。
置T6に位置しており、上部トレイ収納部2に設けられ
たトレイガイド2bの下面、及び筐体1に設けられたト
レイガイド1kの下面は、下部トレイ5に当接しないよ
う、装置奥部側において装置上方へと傾斜している。こ
の状態より、下部トレイ5は、同図(b)に示すよう
に、下面の後端部が、筐体1後部に設けられた傾斜を持
つトレイガイド1dによって案内され、装置前面側へと
移動するに従い、上部トレイ4に対して略平行となる。
両トレイは互いに略平行となっており、上部トレイ4の
側面部における案内は、上部トレイ収納部2のトレイガ
イド2aと、筐体1に設けられたトレイガイド1kとに
よって行われている。ところが、上部トレイ4の下面部
における案内は、筐体1内においては配設可能な箇所が
限定される。これは、下部トレイ5が装置奥部側におい
て、再生位置T3近傍の再生位置T6に位置するためで
ある。そのため、本ディスクローディング装置では、以
下に示す方策を講じている。
る部分の構成を示す平面図である。同図に示すように、
ここでは上部トレイ4のラック4cと第2トレイ駆動ギ
ヤ28とが噛み合う範囲Lg1を含む範囲Lg2に渡っ
て、トレイの左右方向動作に規制を与えるトレイガイド
2bを配置している。これにより、上部トレイ4に駆動
力を与えるとともに、トレイの進行方向を傾けるトルク
を発生させるトレイ駆動ギヤの直近部分において、トレ
イの左右方向動作を規制し、進行方向を補正する案内を
行うことができる。
溝5gと下部トレイ収納部3に設けられたトレイガイド
3aとの係合、及び下面部のガイド溝5hと下部トレイ
収納部3に設けられたトレイガイド3bとの係合によっ
て案内されている。
は図16(d)の状態を経て、同図(e)の状態に達す
る。即ち、駆動カム17の回転位置がTp4へと達した
時、図9(d)及び図22に示すように、上部トレイ4
が再生位置T3に位置する状態となり、また下部トレイ
5が収納位置T5に位置する状態となる。この間では、
第2再生ユニット駆動ギヤ34と噛み合う駆動カム17
のギヤ17fは、欠歯部17f2となっており、再生機
構ユニット20は非再生位置P2に保持されている。
トレイ駆動ギヤ及び第5トレイ駆動ギヤの噛み合い関係
について、以下に詳しく説明する。上記図18(b),
(g),(h)に示すように、第4トレイ駆動ギヤ32
と下部トレイ5のラック5cが噛み合うことにより、下
部トレイ5が再生位置T6から収納位置T5へと移動す
る。このとき、後述する図32に示す上部トレイ4のラ
ック4c端部と同様に、ラック5cの先頭部分にあって
2歯分の範囲に設けられた大きい歯5c4が、第3トレ
イ駆動ギヤ20のギヤ部30bと噛み合う。
及び第4トレイ駆動ギヤ32によって駆動されるが、こ
れら両トレイ駆動ギヤは、中間ギヤ29或いは中間ギヤ
31を介して、駆動カム17に設けられたギヤ部17d
によって駆動されている。さらに、中間ギヤ29とギヤ
部17dの歯部17d1、及び中間ギヤ31とギヤ部1
7dの歯部17d1は、同時に噛み合っている。このた
め、上述した駆動力伝達部材各部の製造誤差等によっ
て、第3トレイ駆動ギヤ30と第4トレイ駆動ギヤ32
の回転角度が完全に同期できず、ズレを生じてしまう場
合がある。これを考慮して、ラック5cと第3トレイ駆
動ギヤ30のギヤ部30b及び第4トレイ駆動ギヤ32
のギヤ部32bは、十分な隙間を設ける必要がある。
示すように、第4トレイ駆動ギヤ32のギヤ部32bが
先行することにより、ラック後部において装置前面部側
の歯面が押されて下部トレイ5が駆動される場合、或い
は、第3トレイ駆動ギヤ30のギヤ部30bが先行する
ことにより、ラック前部において装置前面部側の歯面が
押されて下部トレイ5が駆動される場合の、何れの場合
にも対応できるようにしている。つまり、ラックの装置
奥部側の歯面を、通常の歯面5c2’の場合よりも歯厚
を小さくした歯面5c2とすることで、隙間を大きく設
定している。
は、上述したトレイ保持機構を十分に機能させ、大きな
位置の変動を起こさないようにするために、トレイ駆動
ギヤとラック5cの隙間を小さくしておく必要がある。
そこで、上記図14にて述べたように、駆動カム17に
設けられた保持部17c及び中間ギヤ31に設けられた
被保持部31cによるトレイ保持機構を有効に機能させ
るため、ラック後部の第4トレイ駆動ギヤ32と噛み合
う部分において、歯形状を通常のものに戻している。そ
れとともに、ラック前部の第3トレイ駆動ギヤ30と噛
み合う部分において、ラックの装置前部側の歯面を、通
常の歯面5c1’の場合よりも歯厚を小さくした歯面5
c1とすることで、隙間をより大きく設定している。
の小さい歯から通常の歯への移行を円滑に行うため、本
ディスクローディング装置では、以下のような方策を講
じている。即ち、移行部分にあたる通常の歯厚となる歯
において、装置奥部側の歯先部分5c6’に面取り5c
6を施した形状としている。これにより、図18
(d),(k),(l)に示すように、移行部分での第
4トレイ駆動ギヤ32のギヤ部32b上の歯とラックの
歯先部分5c6’とが当接して、ギヤ破損や動作停止を
起こすといったことなく、トレイが円滑に動作すること
が可能となる。
行が完了した時点の様子を示している。以上述べたよう
な、下部トレイ5のラック5cに施した歯厚の調整は、
上部トレイ4のラック4cにも同様に施され、第1トレ
イ駆動ギヤ26及び第2トレイ駆動ギヤ28による上部
トレイ4の駆動を、円滑に行えるようにしている。
p4位置からTp5位置へと反時計方向に回動する間の
状態について示す。ここでは図15(c)に示すよう
に、第1再生ユニット駆動ギヤ33のギヤ部33aと、
駆動カム17に設けられたギヤ部17eの歯部17e1
とが噛み合うとともに、ギヤ部33bと第2再生ユニッ
ト駆動ギヤ34のギヤ部34aとが噛み合って回転駆動
する。
は、上述した駆動カム17のTp1位置からTp3位置
への回動の場合と逆方向の回転となっており、昇降用ラ
ック部材18を、筐体1のガイド溝1bに沿って装置左
側方向へと移動させる。この間では、第2再生ユニット
駆動ギヤ34と噛み合う駆動カム17のギヤ部17f
は、離間部17f3となっており、第2再生ユニット駆
動ギヤ34は、第1再生ユニット駆動ギヤ33の回動に
従って、昇降用ラック部材18へと駆動力を伝達するの
みである。
生位置T3において、第2トレイ駆動ギヤ28と噛み合
っている。このとき、第2トレイ駆動ギヤ28と噛み合
う中間ギヤ27のギヤ部27aは、駆動カム17の外周
部に設けられたギヤ部17bの欠歯部17b2との接触
を維持することによって、回転位置を保持している。こ
れによって、上部トレイ4は再生位置T3に保持されて
いる。
いて、第3トレイ駆動ギヤ30及び第4トレイ駆動ギヤ
32と噛み合っている。第3トレイ駆動ギヤ30と噛み
合う中間ギヤ29のギヤ部29aは、駆動カム17の外
周部に設けられたギヤ部17dの欠歯部17d2との接
触を維持することによって、回転位置を保持している。
第4トレイ駆動ギヤ32と噛み合う中間ギヤ31のギヤ
部31aは、駆動カム17の外周部に設けられたギヤ部
17dの欠歯部17d2との接触を維持するとともに、
被保持部31cは、欠歯部17d2より径の大きい保持
部17c1との接触を維持することによって、中間ギヤ
31の回転位置を保持している。これにより、下部トレ
イ5は収納位置T5に保持される。
すると、ガイド溝18bと昇降用ボス7aとが係合して
いることにより、再生ユニットホルダー7及び再生機構
ユニット20は、筐体1に設けられた回動ガイド溝1a
の案内に従って、装置上方へと回動する。再生ユニット
ホルダー7が上方へ回動するに従って、再生ユニットホ
ルダー7に一体的に設けられた位置決めボス7cは、上
部トレイ4の位置決め穴4へと嵌入し、上部トレイ4は
再生位置T3に保持される。そして、駆動カム17の回
転位置がTp5に達した時、再生機構ユニット20は図
9(e)に示す再生位置P1の状態となり、上部トレイ
4上に載置されたディスク9が再生可能な状態となる。
このときの昇降用ラック部材18並びに上部トレイ4及
び下部トレイ5の位置関係は、図23に示した状態とな
る。
クを交換する場合には、駆動モーター13の回転によっ
て、駆動カム17が図17に示すTp5位置からTp6
位置へと反時計方向に回動する。このとき、図29に示
すように、駆動カム17に設けられたギヤ部17dの歯
部17d1と、中間ギヤ29のギヤ部29aとが噛み合
って、中間ギヤ29が回転駆動される。
3トレイ駆動ギヤ30のギヤ部30aとの噛み合い及
び、第3トレイ駆動ギヤ30のギヤ部30bと下部トレ
イ5側面に設けられたラック5cとの噛み合いによっ
て、下部トレイ5が駆動される。駆動カム17がTp6
位置に達したとき、下部トレイ5は図9(f)及び図2
4で示される着脱位置T4となり、ディスクの交換を行
うことができる。また、以上と逆の手順によって、下部
トレイ5を着脱位置T4から収納位置T5へと移動させ
ることができる。
ヤ27と噛み合うギヤ部17bは、欠歯部17b2とな
っており、上部トレイ4がディスク再生位置T3に保持
されている。これとともに、第1再生ユニット駆動ギヤ
33のギヤ部33aと噛み合うギヤ部17eは、欠歯部
17e2となっており、また第2再生ユニット駆動ギヤ
34のギヤ部34aと噛み合うギヤ部17fは、欠歯部
17f2となっており、再生機構ユニット20は再生位
置P1に保持されている。
装置組立時における上部トレイ4及び下部トレイ5の組
込方法を簡便なものとするため、以下の方策を講じてい
る。本ディスクローディング装置の組立に際しては、ま
ず、筐体1に対して、駆動カム17,各トレイ駆動ギヤ
及び中間ギヤ,再生ユニットホルダー7,昇降用ラック
部材18等の、駆動力伝達に関する各部と、下部トレイ
収納部3及び上部トレイ収納部2とを取り付ける。
動カムの動作状態を示す平面図である。駆動カム17の
回転可能範囲は、筐体1に設けられた回り止め部1cと
駆動カム底面部に設けられた当たり部17hとが当接す
るTp2’位置(同図(c)に示す)から、筐体1に設
けられた回り止め部1cと駆動カム底面部に設けられた
当たり部17jとが当接するTp6’位置(同図(e)
に示す)までの範囲となっている。
合よりも、上部トレイ4が更に筐体1の前部へと移動し
た位置であって、上部トレイ4が装置に対して着脱可能
となる位置である。Tp6’位置は、上述したTp6位
置の場合よりも、下部トレイ5が更に筐体1の前部へと
移動した位置であって、下部トレイ5が装置に対して着
脱可能となる位置である。
連する部分の構成を示す図であり、同図(a)は平面
図、同図(b)は側面図である。同図には、第1トレイ
駆動ギヤ26のギヤ部26bの構成が示してある。また
図32は、トレイのラック部の噛み合いに関連する部分
の構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図
(b)は側面図である。同図には、上部トレイ4のラッ
ク部4cの構成が示してある。
は、上部26bUと下部26bLとに分けられ、ギヤ部
26bを構成する歯は、26bLの範囲の歯巾を持つ歯
26b1と、26bLから26bUに渡る範囲の歯巾を
持つ歯26b2とが、交互に配設されている。また、ラ
ック4cの後端部には、2歯分の歯厚を持つ大きな歯4
c4が、ラック4c上側の4cU部分に配置されてい
る。下側の4cL部分においては、1歯分の歯厚の歯4
c5がラック4cの終端となっている。歯4c4の全歯
巾は、上述した26bUの範囲に含まれる高さとなるよ
うに設定されており、歯26b2によって駆動される。
また、ラック4cの歯4c4以外の歯は、ギヤ部26b
の全歯、即ち歯26b1及び26b2の両方によって駆
動される。
分の構成を示す平面図である。装置に対して上部トレイ
4を取り付ける場合、まず駆動カム17を上記Tp2’
位置へと駆動する。そして、同図に示すように、ギヤ部
26bの歯26b2とラック4cの歯4c4とが噛み合
う位置へと、上部トレイ収納部2に設けられた案内に従
って、上部トレイ4を装置内部へと挿入する。その後、
駆動カム17を逆方向に回転駆動して、第1トレイ駆動
ギヤ26のギヤ部26bと上部トレイ4のラック4cと
の噛み合いによって、装置筐体内部へと上部トレイ4を
引き込んで行く。
び下部トレイ5のラック5cは、上記図31で示した、
第1トレイ駆動ギヤ26のギヤ部26b及び上部トレイ
4のラック4cと同様の構成としている。即ち、ギヤ部
30bは歯巾の小さい歯30b1と歯巾の大きい歯30
b2とが交互に配設されるとともに、ラック5cの後端
部には、歯30b1と噛み合う2歯分の歯厚を持つ大き
な歯5c4が、ラック上部に設けてある。
合、まず駆動カム17を上記Tp6’位置へと駆動す
る。そして、図33に示した上部トレイの組込時と同様
に、ギヤ部30bの歯30b2とラック5cの歯5c4
とが噛み合う位置へと、下部トレイ収納部3に設けられ
た案内に従って、下部トレイ5を装置内部へと挿入す
る。その後、駆動カム17を逆方向に回転駆動して、第
3トレイ駆動ギヤ30のギヤ部30bと下部トレイ5の
ラック5cとの噛み合いによって、装置筐体内部へと下
部トレイ5を引き込んで行く。
な歯を設けるとともに、これに噛み合うようにトレイ駆
動ギヤの歯巾を1歯おきに小さくすることで、噛み合わ
せ開始時における余裕を、通常の1歯による噛み合わせ
よりも大きく取ることができる。つまり、バックラッシ
ュ等による位置ズレに対する許容度が大きくなる。本デ
ィスクローディング装置では、ラック4c及び5cの前
端部と、第2トレイ駆動ギヤ28のギヤ部28b及び第
4トレイ駆動ギヤ32のギヤ部32bも、同様の構成と
することで、各トレイの駆動切替を円滑に行えるように
している。
部に、モーター13と後述する検出スイッチ37等を搭
載して駆動制御を行う基板36を、基板固定用ねじ35
によって螺着する。この基板固定用ねじ35の取り付け
位置は、上記図34(a)に示す位置としている。基板
固定用ねじ35が装置に取り付けられた後、駆動カム1
7の回転可能範囲は、Tp2位置からTp6位置までの
範囲となっている。このTp2位置は、同図(b)に示
すように、基板固定用ねじ35と駆動カム17底面部に
設けられた当たり部17gとが当接する位置である。ま
たTp6位置は、同図(d)に示すように、基板固定用
ねじ35と駆動カム17底面部に設けられた当たり部1
7iとが当接する位置である。
び下部トレイ5を装置に対して簡単に取り付けることを
可能としており、且つ、複雑なトレイ外れ防止機構を用
いることなく、他の部品を固定するねじ部品によってト
レイの外れ防止を実現している。
クローディング装置では、ディスクを載置する上部トレ
イ4及び下部トレイ5と、ディスクを再生する再生機構
ユニット20の移動は、1個のモーター13で駆動カム
17が回転されることによって行われており、トレイ動
作及び再生機構ユニットの各動作位置は、駆動カム17
の回転角度によって制御される。
作及び再生機構ユニットの各動作位置の検出は、駆動カ
ムの回転位置を検出することによって可能となる。故
に、本実施形態では、以下に示すような構成のものを採
用している。ここで図35は、動作状態検出機構に関連
する部分の構成を示す側面断面図である。また図36
は、検出スイッチのタイミングチャートである。
動カム17の下面部にその回転位置を示すカム部17k
を設け、また筐体1下部には3個の検出スイッチ37を
搭載した基板36を設けている。そして、そのカム部1
7kと検出スイッチ37との係合によって、図36に示
すタイミングチャートを実現するように、各カム形状の
構成とスイッチの割り当てを行っている。そして、駆動
カム17の回転位置、即ち上述した装置動作状態の検出
を行っている。
出スイッチ37のうち、SW1はTp1位置からTp5
位置へ移行する途中で、off状態からon状態とな
る。またSW2は、Tp2位置及びTp6位置でon状
態となる。そしてSW3は、Tp1位置及びTp5位置
でon状態となる。
グ装置では、下部トレイに設けられたラックの歯厚を部
分的に小さくして、トレイ駆動ギヤとの噛み合いのガタ
を大きく設定することにより、複雑なトレイ駆動機構を
設けることなく下部トレイの動作を行っている。このよ
うにして、トレイ駆動機構及び再生機構ユニットの構成
を簡素化するとともに、装置全体を大型化することな
く、安価なディスクローディング装置を実現している。
また、トレイの組込方法にも配慮して、組立上の作業性
向上を図っている。
態における駆動カム17に対応している。
トレイ駆動機構及び再生機構ユニットの構成を簡素化
し、装置全体を大型化することなく、安価なディスクロ
ーディング装置を提供することができる。
脱位置と、ディスクを収納して待機する第1収納位置
と、ディスクが再生可能な第1再生位置との間を移動可
能な第1トレイと、ディスクが着脱可能な第2着脱位置
と、ディスクを収納して待機する第2収納位置と、ディ
スクが再生可能な第2再生位置との間を移動可能な第2
トレイと、を備えたディスクローディング装置におい
て、外周部に歯部及び欠歯部が設けられたカムギヤと、
そのカムギヤ外周部の歯部及び前記第1トレイに設けら
れたラックに噛み合い、その第1トレイを第1着脱位置
と第1収納位置との間で駆動する第1ギヤと、そのカム
ギヤ外周部の歯部及び前記第1トレイに設けられたラッ
クに噛み合い、その第1トレイを第1収納位置と第1再
生位置との間で駆動する第2ギヤと、そのカムギヤ外周
部の歯部及び前記第2トレイに設けられたラックに噛み
合い、その第2トレイを第2着脱位置と第2収納位置と
の間で駆動する第3ギヤと、そのカムギヤ外周部の歯部
及び前記第2トレイに設けられたラックに噛み合い、そ
の第2トレイを第2収納位置と第2再生位置との間で駆
動する第4ギヤと、を設け、第2再生位置は第1再生位
置の近傍に位置するものであり、第2トレイが第2着脱
位置にあるときは、その第2トレイは第3ギヤのみと噛
合し、第2トレイが第2収納位置にあるときは、その第
2トレイは第3ギヤ及び第4ギヤと噛合し、第2トレイ
が第2再生位置付近にあるときは、その第2トレイは第
4ギヤのみと噛合するものであって、第2着脱位置から
第2収納位置までの間での第2トレイの移動を案内する
直線案内部材を設け、その第2トレイが第2再生位置ま
で移動できるように、少なくとも第4ギヤの歯と第2ト
レイのラックの歯との隙間を大きくした構成としてい
る。
く、第1トレイと第2トレイの再生位置を近傍に設定す
ることができる。また、個別の駆動源を用いて再生機構
ユニットを広い範囲で移動させる機構や、トレイやディ
スク押さえを昇降させるための特別な機構が不要とな
る。従って、装置構成の簡素化や小型化が可能となり、
それに伴うコストの低減を図ることができるという効果
を奏する。
へ移動するときに、その第1トレイの上下方向の動作を
規制する第1トレイ案内部と、その第1トレイの左右方
向の動作を規制する第2トレイ案内部とを有し、前記第
1トレイ案内部は、前記第2再生位置にある前記第2ト
レイと当接しないように、その下面が傾斜しているとと
もに、前記第2トレイ案内部が案内する範囲は、前記第
1トレイに設けられたラックと前記第2ギヤとが噛み合
う範囲を含んでいる構成としている。
の移動とともに、第2トレイの第1再生位置近傍となる
第2再生位置への移動を、簡単な案内機構によって実現
することができるという効果を奏する。
歯部と欠歯部とが連続して設けられており、前記第1ギ
ヤを駆動する第5ギヤと、前記第2ギヤを駆動する第6
ギヤと、前記第3ギヤを駆動する第7ギヤと、前記第4
ギヤを駆動する第8ギヤとを有し、その第5ギヤ,第6
ギヤ,第7ギヤ,及び第8ギヤの欠歯部より径の大きい
トレイ保持部と、非保持部とからなるトレイ保持制御部
とを備え、前記第5ギヤ及び前記第1ギヤと噛み合って
前記第1トレイに駆動力を伝達する第1中間ギヤと、前
記第6ギヤ及び前記第2ギヤと噛み合って前記第1トレ
イに駆動力を伝達する第2中間ギヤと、前記第7ギヤ及
び前記第3ギヤと噛み合って前記第2トレイに駆動力を
伝達する第3中間ギヤと、前記第8ギヤ及び前記第4ギ
ヤと噛み合って前記第2トレイに駆動力を伝達する第4
中間ギヤと、を設け、前記第1トレイが前記第1収納位
置にて収納されているときは、前記第1中間ギヤと前記
第5ギヤ欠歯部、及び前記第2中間ギヤと前記第6ギヤ
欠歯部とが接触を維持するとともに、前記第2中間ギヤ
に設けられた被保持部と前記保持制御部の保持部とが接
触を維持し、前記第2トレイが前記第2収納位置にて収
納されているときは、前記第3中間ギヤと前記第7ギヤ
欠歯部、及び前記第4中間ギヤと前記第8ギヤ欠歯部と
が接触を維持するとともに、前記第4中間ギヤに設けら
れた被保持部と前記保持制御部の保持部とが接触を維持
する構成としている。
ることなく、収納位置においてトレイ保持を行うことが
可能となる。
位置する状態において、前記第1トレイが装置に対して
組み込み或いは取り外し可能となる第1トレイ着脱可能
位置に位置し、前記カムギヤがその他方の回転端に位置
する状態において、前記第2トレイが装置に対して組み
込み或いは取り外し可能となる第2トレイ着脱可能位置
に位置するとともに、前記カムギヤに回転規制部材を設
け、前記第1及び第2トレイがそれぞれ第1及び第2ト
レイ着脱可能位置に達しないよう、そのカムギヤの回転
角度を規制する構成としている。
且つ確実に組み込むことができる。また、動作中のトレ
イ外れ等の不具合を容易に回避することができる。
する別部材を取り付けるためのねじを兼用している構成
としている。
別に設けることなく、ひいてはコストを増大させること
なく、カムギヤの回転を規制することができるという効
果を奏する。
の、前記第1ギヤ及び第2ギヤが同時に噛み合う範囲に
おける、その第1ギヤ及び第2ギヤそれぞれと噛み合う
歯、及び前記第2トレイに設けられたラックの、前記第
3ギヤ及び第4ギヤが同時に噛み合う範囲における、そ
の第3ギヤ及び第4ギヤそれぞれと噛み合う歯は、各ラ
ックの他の部分より歯厚を小さくしている構成としてい
る。
で連続的に駆動する機構において、各ギヤ部のバックラ
ッシュがあっても円滑に動作を行うことができるという
効果を奏する。
り合う、通常の歯厚を持つ歯の先端に、面取りを施して
いる構成としている。
ラック部分において、歯厚の小さい歯から通常の歯厚を
持つ歯への移行を円滑に行うことができるという効果を
奏する。
作位置検出は、前記カムギヤの回転位置を検出すること
によって行われる構成としている。
設けることなく、カムギヤと例えばスイッチ類のみを用
いた構成で、トレイの動作位置検出を行うことができる
という効果を奏する。
と、前記第3ギヤ及び第4ギヤの駆動は、前記カムギヤ
に設けられた各々1個のギヤによって行われる構成とし
ている。
た4つのギヤを、カムギヤ上の2つのギヤ部によって駆
動することができる。従って、カムギヤを小型化すると
ともに、駆動機構の簡素化が可能となるという効果を奏
する。
ヤ,及び第4ギヤを、共通の部品とした構成としてい
る。
ができるとともに、コストの低減を図ることができると
いう効果を奏する。
グ装置の外観を示す斜視図。
斜視図。
面図。
示す基本動作図。
内部構成を示す図。
構造を示す分解図。
を示す平面図。
を示す平面図。
の構成を示す図。
図。
ラック部材等の位置を示す平面図。
ラック部材等の位置を示す平面図。
ラック部材等の位置を示す平面図。
ラック部材等の位置を示す平面図。
ラック部材等の位置を示す平面図。
ラック部材等の位置を示す平面図。
ラック部材等の位置関係と、各部ギヤの噛み合い状態を
示す平面図。
ラック部材等の位置関係と、各部ギヤの噛み合い状態を
示す平面図。
ラック部材等の位置関係と、各部ギヤの噛み合い状態を
示す平面図。
ラック部材等の位置関係と、各部ギヤの噛み合い状態を
示す平面図。
ラック部材等の位置関係と、各部ギヤの噛み合い状態を
示す平面図。
を示す平面図。
構成を示す図。
の構成を示す図。
す平面図。
示す平面図。
す側面断面図。
けるトレイ及び再生機構ユニットの移動を模式的に示す
基本動作図。
けるトレイ及び再生機構ユニットの移動を模式的に示す
基本動作図。
Claims (10)
- 【請求項1】 ディスクが着脱可能な第1着脱位置と、
ディスクを収納して待機する第1収納位置と、ディスク
が再生可能な第1再生位置との間を移動可能な第1トレ
イと、 ディスクが着脱可能な第2着脱位置と、ディスクを収納
して待機する第2収納位置と、ディスクが再生可能な第
2再生位置との間を移動可能な第2トレイと、を備えた
ディスクローディング装置において、 外周部に歯部及び欠歯部が設けられたカムギヤと、 該カムギヤ外周部の歯部及び前記第1トレイに設けられ
たラックに噛み合い、該第1トレイを第1着脱位置と第
1収納位置との間で駆動する第1ギヤと、 該カムギヤ外周部の歯部及び前記第1トレイに設けられ
たラックに噛み合い、該第1トレイを第1収納位置と第
1再生位置との間で駆動する第2ギヤと、 該カムギヤ外周部の歯部及び前記第2トレイに設けられ
たラックに噛み合い、該第2トレイを第2着脱位置と第
2収納位置との間で駆動する第3ギヤと、 該カムギヤ外周部の歯部及び前記第2トレイに設けられ
たラックに噛み合い、該第2トレイを第2収納位置と第
2再生位置との間で駆動する第4ギヤと、を設け、 第2再生位置は第1再生位置の近傍に位置するものであ
り、 第2トレイが第2着脱位置にあるときは、該第2トレイ
は第3ギヤのみと噛合し、第2トレイが第2収納位置に
あるときは、該第2トレイは第3ギヤ及び第4ギヤと噛
合し、第2トレイが第2再生位置付近にあるときは、該
第2トレイは第4ギヤのみと噛合するものであって、 第2着脱位置から第2収納位置までの間での第2トレイ
の移動を案内する直線案内部材を設け、該第2トレイが
第2再生位置まで移動できるように、少なくとも第4ギ
ヤの歯と第2トレイのラックの歯との隙間を大きくした
ことを特徴とするディスクローディング装置。 - 【請求項2】 前記第1トレイが前記第1再生位置へ移
動するときに、該第1トレイの上下方向の動作を規制す
る第1トレイ案内部と、該第1トレイの左右方向の動作
を規制する第2トレイ案内部とを有し、 前記第1トレイ案内部は、前記第2再生位置にある前記
第2トレイと当接しないように、その下面が傾斜してい
るとともに、前記第2トレイ案内部が案内する範囲は、
前記第1トレイに設けられたラックと前記第2ギヤとが
噛み合う範囲を含んでいることを特徴とする請求項1に
記載のディスクローディング装置。 - 【請求項3】 前記カムギヤは、複数の歯からなる歯部
と欠歯部とが連続して設けられており、前記第1ギヤを
駆動する第5ギヤと、前記第2ギヤを駆動する第6ギヤ
と、前記第3ギヤを駆動する第7ギヤと、前記第4ギヤ
を駆動する第8ギヤとを有し、該第5ギヤ,第6ギヤ,
第7ギヤ,及び第8ギヤの欠歯部より径の大きいトレイ
保持部と、非保持部とからなるトレイ保持制御部とを備
え、 前記第5ギヤ及び前記第1ギヤと噛み合って前記第1ト
レイに駆動力を伝達する第1中間ギヤと、 前記第6ギヤ及び前記第2ギヤと噛み合って前記第1ト
レイに駆動力を伝達する第2中間ギヤと、 前記第7ギヤ及び前記第3ギヤと噛み合って前記第2ト
レイに駆動力を伝達する第3中間ギヤと、 前記第8ギヤ及び前記第4ギヤと噛み合って前記第2ト
レイに駆動力を伝達する第4中間ギヤと、を設け、 前記第1トレイが前記第1収納位置にて収納されている
ときは、前記第1中間ギヤと前記第5ギヤ欠歯部、及び
前記第2中間ギヤと前記第6ギヤ欠歯部とが接触を維持
するとともに、前記第2中間ギヤに設けられた被保持部
と前記保持制御部の保持部とが接触を維持し、 前記第2トレイが前記第2収納位置にて収納されている
ときは、前記第3中間ギヤと前記第7ギヤ欠歯部、及び
前記第4中間ギヤと前記第8ギヤ欠歯部とが接触を維持
するとともに、前記第4中間ギヤに設けられた被保持部
と前記保持制御部の保持部とが接触を維持することを特
徴とする請求項1に記載のディスクローディング装置。 - 【請求項4】 前記カムギヤがその一方の回転端に位置
する状態において、前記第1トレイが装置に対して組み
込み或いは取り外し可能となる第1トレイ着脱可能位置
に位置し、 前記カムギヤがその他方の回転端に位置する状態におい
て、前記第2トレイが装置に対して組み込み或いは取り
外し可能となる第2トレイ着脱可能位置に位置するとと
もに、 前記カムギヤに回転規制部材を設け、前記第1及び第2
トレイがそれぞれ第1及び第2トレイ着脱可能位置に達
しないよう、該カムギヤの回転角度を規制することを特
徴とする請求項1に記載のディスクローディング装置。 - 【請求項5】 前記回転規制部材は、装置を構成する別
部材を取り付けるためのねじを兼用していることを特徴
とする請求項4に記載のディスクローディング装置。 - 【請求項6】 前記第1トレイに設けられたラックの、
前記第1ギヤ及び第2ギヤが同時に噛み合う範囲におけ
る、該第1ギヤ及び第2ギヤそれぞれと噛み合う歯、 及び前記第2トレイに設けられたラックの、前記第3ギ
ヤ及び第4ギヤが同時に噛み合う範囲における、該第3
ギヤ及び第4ギヤそれぞれと噛み合う歯は、 各ラックの他の部分より歯厚を小さくしていることを特
徴とする請求項1に記載のディスクローディング装置。 - 【請求項7】 前記歯厚を小さくしている歯と隣り合
う、通常の歯厚を持つ歯の先端に、面取りを施している
ことを特徴とする請求項6に記載のディスクローディン
グ装置。 - 【請求項8】 前記第1トレイ及び第2トレイの動作位
置検出は、前記カムギヤの回転位置を検出することによ
って行われることを特徴とする請求項1に記載のディス
クローディング装置。 - 【請求項9】 前記第1ギヤ及び第2ギヤの駆動と、前
記第3ギヤ及び第4ギヤの駆動は、前記カムギヤに設け
られた各々1個のギヤによって行われることを特徴とす
る請求項1に記載のディスクローディング装置。 - 【請求項10】 前記第1ギヤ,第2ギヤ,第3ギヤ,
及び第4ギヤを、共通の部品としたことを特徴とする請
求項1に記載のディスクローディング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299183A JP3744834B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ディスクローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299183A JP3744834B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ディスクローディング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003109287A true JP2003109287A (ja) | 2003-04-11 |
JP3744834B2 JP3744834B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=19119974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001299183A Expired - Fee Related JP3744834B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ディスクローディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3744834B2 (ja) |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001299183A patent/JP3744834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3744834B2 (ja) | 2006-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3556094B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH07169168A (ja) | 記録再生ディスクの記録再生方法および装置 | |
JP3001810B2 (ja) | 記録担体の再生/記録装置 | |
JP2939092B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
US6388974B1 (en) | Recording medium driving apparatus | |
US6307828B1 (en) | Disc recording/reproducing apparatus and disc container casing used therein | |
JP4283770B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP3183744B2 (ja) | チェンジャ機能を備えたディスク再生装置 | |
US6680882B2 (en) | System for reproducing a disc | |
JP2003109287A (ja) | ディスクローディング装置 | |
JPH103733A (ja) | ディスク状記録担体の収納装置 | |
JP3744835B2 (ja) | ディスクローディング装置 | |
JP3103506B2 (ja) | ディスク状記録担体の再生装置 | |
JP2003109290A (ja) | ディスクローディング装置 | |
JP2003109289A (ja) | ディスクローディング装置 | |
JP3001809B2 (ja) | ディスク状記録担体の再生/記録ヘッド搭載用架台 | |
JP3711579B2 (ja) | ディスク記録及び/又は再生装置及びディスクローディング装置 | |
JP2003109291A (ja) | ディスクローディング装置 | |
JP2942492B2 (ja) | ディスク移送装置 | |
JP2845792B2 (ja) | ディスク移送装置 | |
JP2003109277A (ja) | ディスクローディング装置 | |
JP4237676B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3627802B2 (ja) | ディスクチェンジャー装置 | |
JP2942493B2 (ja) | ディスク移送装置 | |
JP3753558B2 (ja) | 記録媒体駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |