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JP2003108268A - 情報処理装置及び該装置の冷却方法 - Google Patents

情報処理装置及び該装置の冷却方法

Info

Publication number
JP2003108268A
JP2003108268A JP2001304241A JP2001304241A JP2003108268A JP 2003108268 A JP2003108268 A JP 2003108268A JP 2001304241 A JP2001304241 A JP 2001304241A JP 2001304241 A JP2001304241 A JP 2001304241A JP 2003108268 A JP2003108268 A JP 2003108268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
control unit
information processing
power supply
semiconductor chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001304241A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kurihara
一男 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
Priority to JP2001304241A priority Critical patent/JP2003108268A/ja
Priority to US10/255,698 priority patent/US20030063437A1/en
Priority to TW091122289A priority patent/TWI245187B/zh
Priority to CNB021444528A priority patent/CN1295580C/zh
Priority to KR10-2002-0059039A priority patent/KR100508352B1/ko
Publication of JP2003108268A publication Critical patent/JP2003108268A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20209Thermal management, e.g. fan control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/206Cooling means comprising thermal management

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  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンドモードにおいてチップ温度が規格
温度を越えることなくファンによる不要な騒音を回避す
ることができ、かつ異なる種類の半導体チップを用いて
もマザーボードの共通化を図ることができるようにす
る。 【解決手段】 開示される情報処理装置6は、CPU1
に供給する電源を制御する電源制御部3から出力される
サスペンド信号SsがLレベルに変化したときは、ファ
ン制御部4はファン5にファン回転速度を低下させるよ
うなファン制御信号Sfを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置及
び該装置の冷却方法に係り、詳しくは、発熱量の大きな
半導体チップをファンにより冷却するように構成してな
る情報処理装置及び該装置の冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の代表例として知られてい
るPC(Personal Computer)は、CPU(Central Pro
cessing Unit:中央演算処理装置あるいはプロセッサ)
や半導体メモリ等の半導体チップを主要部品として用い
て構成されているが、PCの動作中はそれらの半導体チ
ップを含めた多数の構成部品から熱が発生する。特に、
PCの演算処理機能を司る中枢部品としての役割を担う
CPUは、最近のPCに対してより高い処理能力が要求
されるにつれて、その性能は飛躍的に向上してきている
ので、単位時間当たりの演算量も増大している。これに
伴って、CPUを構成している半導体チップからの発熱
量も一段と増大している。
【0003】このように半導体チップからの発熱量が増
大してくると、半導体チップの温度(チップ温度)が上
昇してくるので、温度上昇につれてCPUの動作は不安
定になったり、停止状態になり、極端の場合には半導体
チップ自身が熱的に破壊されてしまう場合がある。その
ために、従来から、特にCPUを構成している半導体チ
ップに対しては、ヒートシンクやファン等の冷却装置
(冷却手段)を取り付けることにより、チップ温度の上
昇を抑えて、CPUの動作を安定化させるような配慮が
なされている。
【0004】図6は、従来のPCを構成しているCPU
の取り付け構造例を概略的に示す平面図である。同PC
は、図6に示すように、多数の構成部品(図示せず)が
実装されるマザーボード(配線基板)51の所望位置
に、半導体チップから構成されるCPU52が取り付け
られて、このCPU52には冷却手段としてヒートシン
ク(図示せず)とともにファン53が取り付けられてい
る。また、CPU52にはこの半導体チップのチップ温
度を検出するための温度センサ(図示せず)が設けられ
ている。このような構成によれば、PCの動作中はファ
ン53を回転させて、CPU52に強制的に風を吹き付
けることによりCPU52を冷却させることができるの
で、CPU52のチップ温度の上昇を抑えてCPU52
の動作を安定化させることができるようになる。
【0005】また、PCでは通常動作しているモード以
外にも、キーボードやマウス等の入力装置(入力手段)
を一定時間操作しないときには、省電力化を図る目的
で、ディスプレイやハードデスク等の周辺機器に一時的
に信号の供給を停止し、さらにCPUの動作を停止させ
て、PCを再動作させる場合にスムーズに動作を立ち上
げるのに必要な最低限の電力のみをCPUに供給するよ
うにした、サスペンドモードと称される省電力機能が従
来から設けられている。このようなサスペンドモードで
は、CPUを構成している半導体チップはほとんど発熱
しないので、ファンの動作を停止させている。
【0006】ここで、前述したように、さらに高性能化
が図られた最近のCPUでは、サスペンドモードにおい
ても所定の機能を維持させるために、通常の動作時より
は小さいが常に電力を供給しておかねばならないタイプ
のものがある。このようなCPUを用いたPCでは、当
然ながらサスペンドモードにおいても、半導体チップは
通常の動作時よりは低いが発熱を伴うので、ファンを動
作させて半導体チップを冷却する必要がある。
【0007】図7は、従来のPC(第1の従来例)にお
いて、PCのCPUを構成している半導体チップをファ
ンにより冷却する方法を説明するタイミングチャートで
ある。同図において、横軸は動作モードを示し、縦軸は
A.温度及びB.ファン回転速度を示している。図7に
おいて、時刻t0においては、駆動されたPCが通常の
動作(S0規格)を行っているものとして、CPUを構
成する半導体チップのチップ温度はTになっていて、フ
ァン回転速度は高速に設定されている。この状態で、次
に、時刻t1において、PCがサスペンドモード(S1
規格)に切り替わると、省電力機能が働いてチップ温度
Tは徐々に低下する。しかし、ファン回転速度は最初に
設定された高速を維持したままとなっている。
【0008】次に、時刻t2において、PCが通常の動
作(S0)に戻ると、CPUが動作することによりチッ
プ温度Tは再び上昇する。このとき、ファン速度は依然
として最初に設定された高速を維持したままとなってい
る。次に、PCが通常の動作(S0)を継続することに
より、チップ温度Tがさらに上昇して、時刻t3におい
てチップ温度Tが予め設定された温度閾値Ttを上回
り、ファン回転速度は高速に維持されている。次に、時
刻t4において、PCが再びサスペンドモード(S1)
に切り替わると、省電力機能が働いてチップ温度Tは徐
々に低下するが、ファン回転速度をこれまでの高速に維
持されている。
【0009】一方、従来において、通常の動作からサス
ペンドモードに切り替わったとき、ファン回転速度をこ
れまでの中速から停止状態に切り替えるようにしたPC
(第2の従来例)も考えられている。以下、図8のタイ
ミングチャートを参照して、この冷却方法について説明
する。図7と同様に、時刻t0においては、PCは通常
の動作(S0)を行っているものとして、チップ温度は
Tになっていて、ファン回転速度は例えば中速に設定さ
れているものとする。この状態で、次に、時刻t1にお
いて、PCがサスペンドモード(S1)に切り替わる
と、温度センサによりサスペンドモードに切り替わった
ことを示す信号を制御部(図示せず)に出力して、ファ
ンによる冷却を不要と判断して制御部によりファン回転
速度をこれまでの中速から停止状態に切り替えるように
制御する。この結果、チップ温度は徐々に上昇する。
【0010】次に、時刻t2において、通常の動作(S
0)に戻ると、CPUが動作を開始したことを検出して
制御部によりファン回転速度をこれまでの停止状態から
中速に切り替えるように制御する。この結果、チップ温
度の上昇は抑制される。次に、PCが通常の動作(S
0)を継続することにより、チップ温度Tがさらに上昇
して時刻t3において、予め設定されたチップ温度の温
度閾値Ttを上回ると、制御部はこの状態を検出して、
冷却能力をアップすべくファン回転速度をこれまでの中
速から高速に切り替える。次に、時刻t4において、P
Cがサスペンドモード(S1)に切り替わると、ファン
による冷却を不要と判断して制御部によりファン回転速
度をこれまでの中速から停止状態に切り替えるように制
御する。この結果、チップ温度Tは徐々に上昇して、や
がて予め設定された温度規格Tdを越えるようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の情報
処理装置では、サスペンドモードにおいても電力の供給
を必要とする半導体チップを用いているため、サスペン
ドモードであるにも拘らず発熱する半導体チップの冷却
が必要になっているので、それぞれ次のような問題が生
ずる。まず、図7示した第1の従来例では、時刻t1、
t4において、PCが通常の動作(S0)からサスペン
ドモード(S1)に切り替わっても、ファン回転速度は
最初に設定された高速に維持されるので、ファンによる
不要な騒音が発生する。すなわち、サスペンドモードに
おいて、半導体チップの発熱に対してファンを最適な回
転速度で動作させていないので、ファンによる不要な騒
音を回避することができない。このため、ユーザはサス
ペンドモードなのに大きな騒音が聞こえるので、PCが
正常に動作しているかどうか不安になったり、混乱をき
たしたりするようになる。
【0012】次に、図8に示した第2の従来例では、時
刻t1、t4において、PCが通常の動作(S0)から
サスペンドモード(S1)に切り替わったときは、ファ
ンの動作を停止させるので、第1の従来例のような不要
な騒音を回避することができる。しかしながら、第2の
従来例では、時刻t4において、PCが通常の動作(S
0)からサスペンドモード(S1)に切り替わったとき
に、ファンによる不要な騒音を回避すべくファン回転速
度を高速から停止状態に切り替えているため、ファンに
よる冷却が行われないので、チップ温度が規格温度Td
を越えてしまうようになる。したがって、CPUの動作
を安定化させるのが困難になる。
【0013】不要な騒音を回避するには、ソフトウエア
によりチップ温度を監視して、チップ温度の上昇、下降
に応じてファン回転速度を制御する技術がある。しかし
ながら、この場合にはメモリ、演算回路、制御回路及び
電源等を必要とするので、省電力を目的とするサスペン
ドモードの趣旨に合致しなくなる。さらに、ソフトウエ
アを動作させることにより発熱量が増大してしまう。
【0014】また、PCに使用されるCPUの耐熱の限
界は、それぞれのCPUの特性が種類毎に異なるので、
ファン回転速度の速度(高速、中速あるいは低速)を切
り替えるタイミングとなる温度閾値はそれぞれのCPU
毎に異なってくる。この点で、従来では、マザーボード
毎に取り付けられるCPUの温度閾値が設計されていた
ので、異なる種類のCPUに対してマザーボードの共通
化を図ることができなかった。例えば、温度閾値が低い
CPUが取り付けられるように設計されたマザーボード
に耐熱性の高いCPUを取り付けた場合には、チップ温
度が低い時点でファンが動作するようになるので、早い
段階でファンによる騒音が発生するようになり、この場
合には耐熱性の高いCPUは、温度閾値が高いCPUが
取り付けられるように設計されたマザーボードに取り付
ける必要が生じる。したがって、CPUの種類に応じて
複数種類のマザーボードを用意しなければならないの
で、コストアップとなる。
【0015】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、サスペンドモードにおいてチップ温度が規格温
度を越えることなくファンによる不要な騒音を回避する
ことができ、かつ異なる種類の半導体チップを用いても
マザーボードの共通化を図ることができるようにした情
報処理装置及び該装置の冷却方法を提供することを目的
としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、発熱量の大きな半導体チッ
プを有し、該半導体チップを冷却手段により冷却するよ
うにしてなる情報処理装置に係り、上記半導体チップに
供給する電源が変化したときに電源変化信号を出力する
電源制御部と、上記電源変化信号に応じて冷却手段制御
信号を出力する冷却手段制御部とを備え、駆動時に上記
電源制御部から上記電源変化信号が上記冷却手段制御部
に入力されたときに、上記冷却手段制御部は冷却手段の
冷却能力を調整させるように構成されたことを特徴とし
ている。
【0017】また、請求項2記載の発明は、発熱量の大
きな半導体チップを有し、該半導体チップをファンによ
り冷却するようにしてなる情報処理装置に係り、上記半
導体チップに供給する電源が変化したときに電源変化信
号を出力する電源制御部と、上記電源変化信号に応じて
ファン制御信号を出力するファン制御部とを備え、駆動
時に上記電源制御部から上記電源変化信号が上記ファン
制御部に入力されたときに、上記ファン制御部はファン
回転速度を低下させるように構成されたことを特徴とし
ている。
【0018】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の情報処理装置に係り、複数種類の半導体チップのそ
れぞれの特性に対応した複数の温度閾値が予め保存され
ていて、上記複数種類の半導体チップのうち、任意の一
つが組み込まれたとき当該半導体チップに対応した温度
閾値に選択的に設定される温度監視部を備えることを特
徴としている。
【0019】また、請求項4記載の発明は、発熱量の大
きな半導体チップを有し、該半導体チップをファンによ
り冷却するようにしてなる情報処理装置に係り、複数種
類の半導体チップのそれぞれの特性に対応した複数の温
度閾値が予め保存されていて、上記複数種類の半導体チ
ップのうち、任意の一つが組み込まれたとき当該半導体
チップに対応した温度閾値に選択的に設定され、当該半
導体チップのチップ温度が上記温度閾値を越えたときは
警告信号を出力する温度監視部と、上記警告信号に応じ
てファン制御信号を出力するファン制御部とを備え、駆
動時に上記温度監視部から上記警告信号が上記ファン制
御部に入力されたときに、上記ファン制御部はファン回
転速度を高めるように構成されたことを特徴としてい
る。
【0020】また、請求項5記載の発明は、発熱量の大
きな半導体チップを有し、該半導体チップをファンによ
り冷却するようにしてなる情報処理装置に係り、情報処
理装置に電源を供給する電源部と、該電源の供給量の変
化を検出してこれに基づいてファン制御信号を出力する
ファン制御部とを備え、駆動時に上記電源から上記電源
の供給量の変化を示す信号が上記ファン制御部に入力さ
れたときに、上記ファン制御部はファン回転速度を低下
させるように構成されたことを特徴としている。
【0021】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5のいずれか1に記載の情報処理装置に係り、上記半
導体チップはCPUが用いられることを特徴としてい
る。
【0022】また、請求項7記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の情報処理装置に係り、上記電源制御部
は、上記電源変化信号として上記情報処理装置が通常の
動作を行っているときは二値信号の一方を出力し、上記
情報処理装置が通常の動作から省電力モードに切り替わ
ったときは上記二値信号の他方を出力することを特徴と
している。
【0023】また、請求項8記載の発明は、請求項3、
4、6、7のいずれか1に記載の情報処理装置に係り、
上記温度監視部は、BIOSに種類の異なる半導体チッ
プ毎に該半導体チップと上記温度閾値との相対表を予め
保存しておくことを特徴としている。
【0024】また、請求項9記載の発明は、請求項7又
は8記載の情報処理装置に係り、上記電源制御部から上
記二値信号の一方が上記電源変化信号として出力された
とき、上記ファン制御部は、ファン回転速度を低下させ
るようなファン制御信号を出力することを特徴としてい
る。
【0025】また、請求項10記載の発明は、請求1乃
至9のいずれか1に記載の情報処理装置に係り、上記半
導体チップは、共通のマザーボードに設けられたソケッ
トに着脱可能に取り付けられることを特徴としている。
【0026】また、請求項11記載の発明は、発熱量の
大きな半導体チップを有する情報処理装置の冷却方法に
係り、上記半導体チップに供給する電源が変化したとき
に電源制御部から電源変化信号を冷却手段制御部に出力
し、駆動時に上記電源制御部から上記電源変化信号が上
記冷却手段制御部に入力されたときに、上記冷却手段制
御部により冷却手段の冷却能力を調整させることを特徴
としている。
【0027】また、請求項12記載の発明は、発熱量の
大きな半導体チップを有する情報処理装置の冷却方法に
係り、上記半導体チップに供給する電源が変化したとき
に電源制御部から電源変化信号をファン制御部に出力
し、駆動時に上記電源制御部から上記電源変化信号が上
記ファン制御部に入力されたときに、上記ファン制御部
によりファン回転速度を低下させることを特徴としてい
る。
【0028】また、請求項13記載の発明は、発熱量の
大きな半導体チップを有する情報処理装置の冷却方法に
係り、複数種類の半導体チップのそれぞれの特性に対応
した複数の温度閾値が予め保存されていて、上記複数種
類の半導体チップのうち、任意の一つが組み込まれたと
き当該半導体チップに対応した温度閾値に選択的に設定
され、当該半導体チップのチップ温度が上記温度閾値を
越えたときは温度監視部から警告信号をファン制御部に
出力し、駆動時に上記温度監視部から上記警告信号が上
記ファン制御部に入力されたときに、上記ファン制御部
によりファン回転速度を高めることを特徴としている。
【0029】また、請求項14記載の発明は、発熱量の
大きな半導体チップを有する情報処理装置の冷却方法に
係り、情報処理装置に電源を供給する電源部から上記電
源の供給量の変化を示す信号をファン制御部に出力し、
駆動時に上記電源から上記信号が上記ファン制御部に入
力されたときに、上記ファン制御部によりファン回転速
度を低下させることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて
具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である情報
処理装置の構成を示すブロック図、図2は同情報処理装
置の電源制御部から出力されるサスペンド信号を示す
図、図3は同情報処理装置の温度監視部にCPUの種類
に応じて設定される温度の温度閾値を示す図、図4は同
情報処理装置のファン制御部から出力されるファン制御
信号を示す図、図5は同情報処理装置のCPUをファン
により冷却する方法を説明するタイミングチャートであ
る。なお、この例では情報処理装置をPCに適用した例
で示している。この例の情報処理装置(PC)6は、図
1に示すように、PCの演算処理機能を司る中枢部品と
しての役割を担い半導体チップから構成されるCPU1
と、CPU1に設けられた温度センサにより検出された
チップ温度を示す温度信号Stが入力され、組み込まれ
た半導体チップが温度閾値を越えたときは温度信号St
に応じてアラーム(警告)信号Saを出力する温度監視
部2と、CPU1に供給する電源を制御し電源変化に応
じてサスペンド信号(電源変化信号)Ssを出力する電
源制御部3と、温度監視部2からの出力信号あるいは電
源制御部2からのサスペンド信号Ssに応じてファン制
御信号Sfを出力するファン制御部4と、ファン制御信
号Sfによりファン回転速度が制御されるファン5とを
備えている。また、温度監視部2は、複数種類の半導体
チップのそれぞれの特性に対応した複数の温度閾値が予
め保存されていて、複数種類の半導体チップのうち、任
意の一つが組み込まれたとき当該半導体チップに対応し
た温度閾値に選択的に設定され、当該半導体チップのチ
ップ温度がその温度閾値を越えたときは警告信号Saを
出力するように構成されている。
【0031】電源制御部3から出力されるサスペンド信
号Ssは、図2に示すように、PCが通常の動作を行っ
ているときはH(ハイレベル)信号を出力する一方、P
Cが通常の動作からサスペンドモードに切り替わったと
きはL(ローレベル)信号を出力する。したがって、こ
のサスペンド信号Ssのレベルをファン制御部4で確認
することにより、PCが通常の動作を行っているか、P
Cが通常の動作からサスペンドモードに切り替わったか
どうかを知ることができる。
【0032】温度監視部2には、図3に示すように、複
数種類の半導体チップのそれぞれの特性に対応した複数
の温度閾値が予め設定されて保存され、例えば温度規格
(特性)の異なるCPU毎に温度の温度閾値が保存され
る。例えば、73℃と相対的に温度規格が高いCPU−
Aの場合には、70℃と相対的に高い温度閾値が設定さ
れる。一方、例えば、65℃と相対的に温度規格が低い
CPU−Bの場合には、63℃と相対的に低い温度閾値
が設定される。具体的には、種類の異なる半導体チップ
毎に当該半導体チップと温度閾値との相対表が、BIO
S(Basic Input Output System)に保存される。これ
によって、PCに使用されるCPUの温度規格すなわち
耐熱の限界に応じて、ファン回転速度(高速、中速ある
いは低速)を切り替えるタイミングが調整できるように
構成されている。ここで、CPU1は、PCのマザーボ
ードに設けられたソケットに着脱可能に取り付けられる
ように構成されている。これによって、種類の異なるC
PUでも、共通のマザーボードに取り付けることができ
る。したがって、CPUの種類に応じて複数種類のマザ
ーボードを用意する必要がなくなる。
【0033】ファン制御部4から出力されるファン制御
信号Sfは、図4に示すように、検出されたCPU1の
チップ温度に応じて異なったファン制御電圧をファン5
に出力して、ファン5の動作時にファン回転速度を変更
してその都度冷却能力を調整するように構成されてい
る。例えば、相対的に低いチップ温度が検出されたとき
には、6Vと相対的に低いファン制御電圧をファン制御
信号Sfとしてファン5に出力して、これまでのファン
回転速度を1500rpmと低速に変更して、ファン5
の冷却能力を低めるように調整する。また、相対的に高
いチップ温度が検出されたときには、12Vと相対的に
高いファン制御電圧をファン制御信号Sfとしてファン
5に出力して、これまでのファン回転速度を2200r
pmと高速に変更して、ファン5の冷却能力を高めるよ
うに調整する。また、相対的に中程度のチップ温度が検
出されたときには、8Vと相対的に中程度のファン制御
電圧をファン制御信号Sfとしてファン5に出力して、
これまでのファン回転速度を1800rpmと中速に変
更して、ファン5の冷却能力を中程度に調整する。
【0034】次に、図5を参照して、この例のPCのC
PUを構成している半導体チップをファンにより冷却す
る方法を説明する。ここでは、一例として、図1のCP
U1として図3に示したCPU−Aを用いた例について
説明する。図5において、横軸は動作モードを示し、縦
軸はA.温度及びB.ファン回転速度を示している。予
め、温度制御部2には、図3のCPU−Aの温度規格7
3℃に対応した70℃の温度閾値Ttが設定される。図
5において、時刻t0においては、PCが通常の動作
(S0)を行っているものとして、CPU1を構成する
半導体チップ(この例ではCPU−A)のチップ温度T
は温度規格73℃よりも低い値になっていて、ファン制
御部4はファン5に8Vのファン制御電圧をファン制御
信号Sfとして出力して、ファン5のファン回転速度を
1800rpmの中速に設定する。このファン回転速度
はCPUの性能により適宜変更可能になっている。この
状態では、電源制御部3から出力されるサスペンド信号
Ssは、図2において、Hレベルになっている。
【0035】次に、時刻t1において、PCがサスペン
ドモード(S1)に切り替わると、省電力機能が働いて
チップ温度Tは徐々に低下し、電源制御部3から出力さ
れるサスペンド信号SsがLレベルに変化する。ファン
制御部4はこのLレベル信号に基づいて、ファン5に6
Vのファン制御電圧をファン制御信号Sfとして出力し
て、ファン5のファン回転速度を1500rpmの低速
に設定する。この結果、ファン5による冷却能力は低下
する。このように、この例によれば、電源制御部3から
出力されるサスペンド信号Ssをファン制御部4で確認
することにより、時刻t1においてその出力がLレベル
に変化したときは、ファン制御部4はファン5にファン
回転速度を低下させるようなファン制御信号Sfを出力
するので、PCがサスペンドモードに切り替わったとき
は、ファン5による不要な騒音を回避することができ
る。
【0036】次に、時刻t2において、PCが通常の動
作(S0)に戻ると、CPUが動作することによりチッ
プ温度Tは再び上昇する。これに伴って、電源制御部3
から出力されるサスペンド信号SsはHレベルに変化す
ると共に、CPU1に設けられた温度センサから温度上
昇を示す温度信号Stが温度監視部2に出力されるの
で、温度監視部2はその温度信号Stに応じて信号を出
力する。これに基づいて、ファン制御部4はファン5に
8Vのファン制御電圧をファン制御信号Sfとして出力
して、ファン5のファン回転速度を1800rpmの中
速に設定する。この結果、ファン5による冷却能力が高
められるので、CPU1のチップ温度の上昇は抑制され
る。
【0037】次に、PCが通常の動作(S0)を継続す
ることにより、チップ温度Tがさらに上昇して、時刻t
3においてチップ温度が予め設定された温度閾値70℃
を上回ると、CPU1に設けられた温度センサから温度
上昇を示す温度信号Stが温度監視部2に出力されるの
で、温度監視部2はその温度信号Stに応じてアラーム
信号Saを出力する。これにより、半導体チップのチッ
プ温度Tが温度規格Tdに近づいていることがわかる。
それに基づいて、ファン制御部4はファン5に12Vの
ファン制御電圧をファン制御信号Sfとして出力して、
ファン5のファン回転速度を2200rpmの高速に設
定する。この結果、ファン5による冷却能力が一段と高
められるので、CPU1のチップ温度Tの上昇は抑制さ
れる。
【0038】次に、時刻t4において、PCが再びサス
ペンドモード(S1)に切り替わると、省電力機能が働
いてチップ温度Tは徐々に低下し、電源制御部3から出
力されるサスペンド信号SsがLレベルに変化する。フ
ァン制御部4はこのLレベル信号に基づいて、ファン5
に6Vのファン制御電圧をファン制御信号Sfとして出
力して、ファン5のファン回転速度を1500rpmの
低速に設定する。この結果、ファン5による冷却能力は
低下する。このように、この例によれば、電源制御部3
から出力されるサスペンド信号Ssをファン制御部4で
確認することにより、時刻t4においてその出力がLレ
ベルに変化したときは、ファン制御部4はファン5にフ
ァン回転速度を低下させるようなファン制御信号Sfを
出力するので、PCがサスペンドモードに切り替わった
ときは、ファン5による不要な騒音を回避することがで
きる。したがって、ユーザに対して不安や、混乱を与え
ることがなくなる。
【0039】次に、図1のCPU1として図3に示した
CPU−Bを用いた場合では、その温度規格65℃に対
応した63℃の温度閾値Ttが予め温度制御部2に保存
された上で、上述したCPU−Aを用いた場合と略同様
な冷却方法が行われる。この場合は、図5において、時
刻t1以降にPCが通常の動作(S0)を継続すること
により、チップ温度Tがさらに上昇して、時刻t3にお
いてチップ温度Tが予め設定された温度閾値63℃を上
回ると、CPU1に設けられた温度センサから温度上昇
を示す温度信号Stが温度監視部2に出力されるので、
温度監視部2はその温度信号Stに応じてアラーム信号
Saを出力する。これに基づいて、ファン制御部4はフ
ァン5に12Vのファン制御電圧をファン制御信号Sf
として出力して、ファン5のファン回転速度を2200
rpmの高速に設定する。この結果、ファン5による冷
却能力が一段と高められるので、CPU1のチップ温度
Tの上昇は抑制される。
【0040】これ以外は、CPU−Aを用いた場合と略
同様な動作が行われる。したがって、この場合で、時刻
t1、時刻t4において電源制御部3から出力されるサ
スペンド信号Ssの出力がLレベルに変化したときは、
ファン制御部4がファン5にファン回転速度を低下させ
るようなファン制御信号Sfを出力するので、PCがサ
スペンドモードに切り替わったときは、ファン5による
不要な騒音を回避することができる。
【0041】上述したように、この例の情報処理装置6
によれば、CPU1に供給する電源を制御する電源制御
部3から出力されるサスペンド信号Ssを確認して、時
刻t1、時刻t4において電源変化が生じてその出力が
Lレベルに変化したときは、ファン制御部4はファン5
にファン回転速度を低下させるようなファン制御信号S
fを出力するので、PCがサスペンドモードに切り替わ
ったときは、ファン5による不要な騒音を回避すること
ができる。したがって、第1の従来例のように、時刻t
1、t4において、PCが通常の動作(S0)からサス
ペンドモード(S1)に切り替わったときに、ファン回
転速度が最初に設定された高速に維持されて、不要な騒
音が発生するようなことはなくなる。
【0042】また、この例の情報処理装置6によれば、
時刻t1、時刻t4において電源変化が生じてサスペン
ド信号SsがLレベルに変化したときは、ファン制御部
4がファン5にファン回転速度を低下させるようなファ
ン制御信号Sfを出力するが、第2の従来例のように、
時刻t1、t4において、PCが通常の動作(S0)か
らサスペンドモード(S1)に切り替わったときに、フ
ァンによる不要な騒音を回避すべくファン回転速度を高
速から停止状態に切り替えることはないので、ファンに
よる冷却が行われなくなって、チップ温度が規格温度T
dを越えてしまうことはなくなる。
【0043】また、この例の情報処理装置6によれば、
CPU1はマザーボードに設けられたソケットに着脱可
能に取り付けられるように構成されているので、種類の
異なるCPUでも、共通のマザーボードに取り付けるこ
とができるため、CPUの種類に応じて複数種類のマザ
ーボードを用意する必要がなくなる。したがって、コス
トダウンを図ることができる。
【0044】前述したように、種類の異なるすなわち温
度規格の異なるCPU毎に、図3に示したような、CP
Uと温度閾値との相対表を温度監視部2に予め設定して
おくことにより、どのような種類のCPUを用いた場合
でも、前述したような効果が得られるように対処させる
ことができる。
【0045】このように、この例の情報処理装置6によ
れば、CPU1に供給する電源を制御する電源制御部3
から出力されるサスペンド信号SsがLレベルに変化し
たときは、ファン制御部4はファン5にファン回転速度
を低下させるようなファン制御信号Sfを出力するの
で、PCがサスペンドモードに切り替わったときは、フ
ァン5による騒音を抑制することができる。また、この
例の情報処理装置6によれば、PCが通常の動作(S
0)からサスペンドモード(S1)に切り替わったとき
に、ファン回転速度を高速から停止状態に切り替えるこ
とはないので、ファンによる冷却が行われるようにな
る。また、この例の情報処理装置6によれば、CPU1
はマザーボードに設けられたソケットに着脱可能に取り
付けられるように構成されているので、種類の異なるC
PUでも、共通のマザーボードに取り付けることができ
る。したがって、サスペンドモードにおいてチップ温度
が規格温度を越えることなくファンによる不要な騒音を
回避することができ、かつ異なる種類の半導体チップを
用いてもマザーボードの共通化を図ることができる。
【0046】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、実施例で
示したファンは、これに限らず半導体チップの冷却の度
合い(冷却能力)を調整できる手段であれば、例えば水
やガス等の他の冷却手段を用いることができる。また、
実施例では、電源制御部から出力されるサスペンド信号
に応じてファン制御部からファン制御信号を出力させる
例を示したが、ファン制御信号はこのようなサスペンド
信号に限ることはない。すなわち、情報処理装置に電源
を供給する電源部と、電源の供給量の変化を検出してこ
れに基づいてファン制御信号を出力するファン制御部と
を備えるような構成にすることができる。この例によれ
ば、特別な信号であるサスペンド信号を出力させること
なく目的を達成することができる。
【0047】また、実施例では、情報処理装置をPCに
適用した例で説明したが、CPUのように動作時に発熱
量の大きな半導体チップを用いるものであれば、PDA
(Personal Digital Assistants)等の他の情報処理装
置にも適用することができる。また、発熱量の大きな半
導体チップとしてはCPUに用いる例で説明したが、信
号を制御するチップセットやグラフィック描画用等に用
いる他の半導体チップにも適用することができる。ま
た、電源変化を示す信号であれば電源制御部から出力さ
れるサスペンド信号に限ることなく、他の信号を利用す
ることができる。また、サスペンド信号は、Hレベルと
Lレベルとを有する二値信号を用いることにより、実施
例に限らずにHレベルとLレベルとを反転させた信号を
出力するようにしてもよい。また、CPUの温度規格、
温度閾値、ファン制御電圧、ファン回転速度等の値は一
例を示したものであって、目的、用途等に応じて任意に
変更することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の情報処
理装置及び該装置の冷却方法によれば、発熱量の大きな
半導体チップに供給する電源が変化したときは、ファン
制御部はファンにファン回転速度を低下させるようなフ
ァン制御信号を出力するので、情報処理装置がサスペン
ドモードに切り替わったときは、ファンによる騒音を抑
制することができる。また、この発明の情報処理装置及
び該装置の冷却方法によれば、情報処理装置が通常の動
作からサスペンドモードに切り替わったときに、ファン
回転速度を高速から停止状態に切り替えることはないの
で、ファンによる冷却を行うことができる。また、この
発明の情報処理装置によれば、発熱量の大きな半導体チ
ップはマザーボードに設けられたソケットに着脱可能に
取り付けられるように構成されているので、種類の異な
る半導体チップでも、共通のマザーボードに取り付ける
ことができる。したがって、サスペンドモードにおいて
チップ温度が規格温度を越えることなくファンによる不
要な騒音を回避することができ、かつ異なる種類の半導
体チップを用いてもマザーボードの共通化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】同情報処理装置の電源制御部から出力されるサ
スペンド信号を示す図である。
【図3】同情報処理装置の温度監視部にCPUの種類に
応じて設定される温度の温度閾値を示す図である。
【図4】同情報処理装置のファン制御部から出力される
ファン制御信号を示す図である。
【図5】同情報処理装置のCPUをファンにより冷却す
る方法を説明するタイミングチャートである。
【図6】従来の情報処理装置のCPUの取り付け構造例
を概略的に示す平面図である。
【図7】従来の情報処理装置(第1の従来例)のCPU
をファンにより冷却する方法を説明するタイミングチャ
ートである。
【図8】従来の情報処理装置(第2の従来例)のCPU
をファンにより冷却する他の方法を説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 CPU(半導体チップ) 2 温度監視部 3 電源制御部 4 ファン制御部 5 ファン 6 情報処理装置(PC) St 温度信号 Sa アラーム(警告)信号 Ss サスペンド信号 Sf ファン制御信号 Tt チップ温度の温度閾値 Td 温度規格 T チップ温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20 H01L 23/46 C

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱量の大きな半導体チップを有し、該
    半導体チップを冷却手段により冷却するようにしてなる
    情報処理装置であって、 前記半導体チップに供給する電源が変化したときに電源
    変化信号を出力する電源制御部と、前記電源変化信号に
    応じて冷却手段制御信号を出力する冷却手段制御部とを
    備え、駆動時に前記電源制御部から前記電源変化信号が
    前記冷却手段制御部に入力されたときに、前記冷却手段
    制御部は冷却手段の冷却能力を調整させるように構成さ
    れたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 発熱量の大きな半導体チップを有し、該
    半導体チップをファンにより冷却するようにしてなる情
    報処理装置であって、 前記半導体チップに供給する電源が変化したときに電源
    変化信号を出力する電源制御部と、前記電源変化信号に
    応じてファン制御信号を出力するファン制御部とを備
    え、駆動時に前記電源制御部から前記電源変化信号が前
    記ファン制御部に入力されたときに、前記ファン制御部
    はファン回転速度を低下させるように構成されたことを
    特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 複数種類の半導体チップのそれぞれの特
    性に対応した複数の温度閾値が予め保存されていて、前
    記複数種類の半導体チップのうち、任意の一つが組み込
    まれたとき当該半導体チップに対応した温度閾値に選択
    的に設定される温度監視部を備えることを特徴とする請
    求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 発熱量の大きな半導体チップを有し、該
    半導体チップをファンにより冷却するようにしてなる情
    報処理装置であって、 複数種類の半導体チップのそれぞれの特性に対応した複
    数の温度閾値が予め保存されていて、前記複数種類の半
    導体チップのうち、任意の一つが組み込まれたとき当該
    半導体チップに対応した温度閾値に選択的に設定され、
    当該半導体チップのチップ温度が前記温度閾値を越えた
    ときは警告信号を出力する温度監視部と、前記警告信号
    に応じてファン制御信号を出力するファン制御部とを備
    え、駆動時に前記温度監視部から前記警告信号が前記フ
    ァン制御部に入力されたときに、前記ファン制御部はフ
    ァン回転速度を高めるように構成されたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  5. 【請求項5】 発熱量の大きな半導体チップを有し、該
    半導体チップをファンにより冷却するようにしてなる情
    報処理装置であって、 情報処理装置に電源を供給する電源部と、該電源の供給
    量の変化を検出してこれに基づいてファン制御信号を出
    力するファン制御部とを備え、駆動時に前記電源から前
    記電源の供給量の変化を示す信号が前記ファン制御部に
    入力されたときに、前記ファン制御部はファン回転速度
    を低下させるように構成されたことを特徴とする情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体チップはCPUが用いられる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記電源制御部は、前記電源変化信号と
    して前記情報処理装置が通常の動作を行っているときは
    二値信号の一方を出力し、前記情報処理装置が通常の動
    作から省電力モードに切り替わったときは前記二値信号
    の他方を出力することを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記温度監視部は、BIOSに種類の異
    なる半導体チップ毎に該半導体チップと前記温度閾値と
    の相対表を予め保存しておくことを特徴とする請求項
    3、4、6、7のいずれか1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記電源制御部から前記二値信号の一方
    が前記電源変化信号として出力されたとき、前記ファン
    制御部は、ファン回転速度を低下させるようなファン制
    御信号を出力することを特徴とする請求項7又は8記載
    の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体チップは、共通のマザーボ
    ードに設けられたソケットに着脱可能に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載の
    情報処理装置。
  11. 【請求項11】 発熱量の大きな半導体チップを有する
    情報処理装置の冷却方法であって、 前記半導体チップに供給する電源が変化したときに電源
    制御部から電源変化信号を冷却手段制御部に出力し、駆
    動時に前記電源制御部から前記電源変化信号が前記冷却
    手段制御部に入力されたときに、前記冷却手段制御部に
    より冷却手段の冷却能力を調整させることを特徴とする
    情報処理装置の冷却方法。
  12. 【請求項12】 発熱量の大きな半導体チップを有する
    情報処理装置の冷却方法であって、 前記半導体チップに供給する電源が変化したときに電源
    制御部から電源変化信号をファン制御部に出力し、駆動
    時に前記電源制御部から前記電源変化信号が前記ファン
    制御部に入力されたときに、前記ファン制御部によりフ
    ァン回転速度を低下させることを特徴とする情報処理装
    置の冷却方法。
  13. 【請求項13】 発熱量の大きな半導体チップを有する
    情報処理装置の冷却方法であって、 複数種類の半導体チップのそれぞれの特性に対応した複
    数の温度閾値が予め保存されていて、前記複数種類の半
    導体チップのうち、任意の一つが組み込まれたとき当該
    半導体チップに対応した温度閾値に選択的に設定され、
    当該半導体チップのチップ温度が前記温度閾値を越えた
    ときは温度監視部から警告信号をファン制御部に出力
    し、駆動時に前記温度監視部から前記警告信号が前記フ
    ァン制御部に入力されたときに、前記ファン制御部によ
    りファン回転速度を高めることを特徴とする情報処理装
    置の冷却方法。
  14. 【請求項14】 発熱量の大きな半導体チップを有する
    情報処理装置の冷却方法であって、 情報処理装置に電源を供給する電源部から前記電源の供
    給量の変化を示す信号をファン制御部に出力し、駆動時
    に前記電源から前記信号が前記ファン制御部に入力され
    たときに、前記ファン制御部によりファン回転速度を低
    下させることを特徴とする情報処理装置の冷却方法。
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