[go: up one dir, main page]

JP2003087047A - アンテナ装置における信号受信部の構造 - Google Patents

アンテナ装置における信号受信部の構造

Info

Publication number
JP2003087047A
JP2003087047A JP2001275654A JP2001275654A JP2003087047A JP 2003087047 A JP2003087047 A JP 2003087047A JP 2001275654 A JP2001275654 A JP 2001275654A JP 2001275654 A JP2001275654 A JP 2001275654A JP 2003087047 A JP2003087047 A JP 2003087047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof
converter
cover
pedestal
waterproof cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001275654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4611582B2 (ja
Inventor
Masahiko Murase
村瀬正彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP2001275654A priority Critical patent/JP4611582B2/ja
Publication of JP2003087047A publication Critical patent/JP2003087047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4611582B2 publication Critical patent/JP4611582B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ接続部に防水キャップを被せ、強風
を伴う雨から保護するのみならず暴風雨のときにおい
て、瞬間的に強力な風が下方から吹き上げた場合におい
ても、水滴がコネクタ接続部に至ることのないようにす
る。 【解決手段】 一次放射器と、コンバータ−本体と、出
力端子と、連結部材と、一次放射器とコンバータ−本体
とを包被するようにしたカバーとを備え、出力端子は台
座と、コネクタ接続部とを有し、台座の周囲には防水キ
ャップ挿入間隙を隔てて防水囲壁を形成し、台座の外周
面には、防水キャップの上部を密着させ、上記カバーの
下方には中空の防水筒体を付設させ、防水筒体で防水キ
ャップを取り囲み、防水筒体の上部位置は、防水囲壁の
下端との間に、間隙を隔てた状態で配置する

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パラボラアンテナ
と、パラボラアンテナに対して一定の位置関係を保つよ
うに受信部支持アームを介して連結されている高周波信
号受信部とを備えるアンテナ装置に関するものであり、
詳しくは、パラボラアンテナからの信号を受入れる為の
一次放射器と、一次放射器から入来する信号を周波数変
換する為のコンバータ−本体と、コンバータ−本体から
信号を出力させる為にコンバータ−本体の下方に装着し
てある出力端子と、上記信号受信部を受信部支持アーム
の先部に連結する為の連結部材と、上記一次放射器とコ
ンバータ−本体とを包被するようにしたカバーとを備え
ているアンテナ装置における信号受信部の構造に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来より広く知られている上記信号受信
部において、コンバータ−本体から信号を出力させる為
にコンバータ−本体の下方に装着してある出力端子にあ
っては、コンバータ−本体の下方に付設した下向き筒状
の台座と、台座の中央部下方に設けたコネクタ接続部と
を有しており、上記台座の周囲には、下方が解放された
環状の防水キャップ挿入間隙を隔て、かつ、上方を台座
に一体化した防水囲壁を形成し、上記台座の外周面に
は、上記台座の中央部下方に設けたコネクタ接続部を包
被するように周設する防水キャップの上部を密着させ得
るようにしてある。従って、防水キャップで包被された
コネクタ接続部は強風を伴う雨に曝されてもコネクタ接
続部に雨水が浸入することはなく、そこに好ましい絶縁
状態を維持する利点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のア
ンテナ装置における信号受信部の構造では、暴風雨のと
きにおいて、防水キャップの周囲に付着する水滴が瞬間
的な強風によって吹き上げられ、上記防水囲壁の内側に
おける下方が解放された環状の防水キャップ挿入間隙に
押し上げられ、引き続き強い圧力によって防水キャップ
の上部内側における密着部を開いて通過し、コネクタ接
続部に至り、そこの絶縁を破壊する問題点があった。 【0004】本件出願のアンテナ装置における信号受信
部の構造は、上記従来技術の問題点を解決する為に提供
するものである。本件出願の目的は、一次放射器と、コ
ンバータ−本体とをカバーによって包被することによ
り、外観的に美しくしたアンテナ装置における信号受信
部の構造を提供しようとするものである。他の目的は、
コンバーター本体の下方に付設するコネクタ接続部に防
水キャップを被せることによって強風を伴う雨から保護
できるようにしたアンテナ装置における信号受信部の構
造を提供しようとするものである。他の目的は、コネク
タ接続部に防水キャップを被せ、強風を伴う雨から保護
するのみならず、暴風雨のときにおいて、瞬間的に強力
な風が下方から吹き上げた場合においても、水滴がコネ
クタ接続部に至ることのないようにしたアンテナ装置に
おける信号受信部の構造を提供しようとするものであ
る。他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の
説明により容易に明らかになるであろう。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願発明におけるアンテ
ナ装置における信号受信部の構造は、パラボラアンテナ
に対して一定の位置関係を保つように受信部支持アーム
を介して連結される高周波信号受信部は、パラボラアン
テナからの信号を受入れる為の一次放射器と、一次放射
器から入来する信号を周波数変換する為のコンバータ−
本体と、コンバータ−本体から信号を出力させる為にコ
ンバータ−本体の下方に装着してある出力端子と、上記
信号受信部を受信部支持アームの先部に連結する為の連
結部材と、上記一次放射器とコンバータ−本体とを包被
するようにしたカバーとを備えており、上記出力端子は
コンバータ−本体の下方に付設した下向き筒状の台座
と、台座の中央部下方に設けたコネクタ接続部とを有し
ており、上記台座の周囲には、下方が解放された環状の
防水キャップ挿入間隙を隔て、かつ、上方を台座に一体
化した防水囲壁を形成し、上記台座の外周面には、上記
台座の中央部下方に設けたコネクタ接続部を包被するよ
うに周設する防水キャップの上部を密着させ得るように
してあるアンテナ装置における高周波信号受信部におい
て、上記カバーの下方には中空で環状に形成した防水筒
体を一体的に付設させ、その防水筒体は、防水囲壁より
下方において上記コネクタ接続部を包被するように周設
する防水キャップを取り囲み、内側に僅かな防水キャッ
プ抜差用の環状の間隙が形成されるように配置し、上記
防水筒体の上部位置は、上記防水囲壁の下端との間に、
下方から入る空気をカバー内に向けて逃す為の間隙を隔
てた状態で配置したものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図1乃至図4は、パラボラアン
テナと高周波信号受信部1とで構成されるアンテナ装置
において、高周波信号受信部1の構成を示す。これらの
図において、高周波信号受信部1は周知のように図示外
のパラボラアンテナに対して一定の位置関係を保つよう
に受信部支持アーム5を介して連結されている。この信
号受信部1にあっては、パラボラアンテナからの信号を
受入れる為の一次放射器2と、一次放射器2から入来す
る信号を周波数変換する為のコンバータ−本体3と、コ
ンバータ−本体から信号を出力させる為の出力端子4
と、信号受信部1を受信部支持アームの先部に連結する
為に信号受信部から突出させた連結部材6と、上記一次
放射器とコンバータ−本体とを包被するように配設され
たカバー7とを備えている。 【0007】図示されている一次放射器2は周知のよう
に先端を開口させたラッパ状の開口部2aと、筒状中空
の導入部2bとが一体的にダイカスト製法で作られてい
る。コンバータ本体3は一端3aを導入部2bに連通さ
せ、他端3bの側を開口させた構成であって、その開口
部3bに板金をプレス加工した蓋3cを着脱自在に装着
し、内部には任意構成による電子回路が装着されている
プリント基板3dが備えさせてある。 【0008】出力端子4は同軸コネクター接続部とも称
され、周知のように外部導体4aと内部導体4cを備え
る。筒状形成の外被部分4aは、導入部2b及びコンバ
ータ本体3の構造部分、コンバータ−本体の下方に付設
した下向き筒状の台座15、更には連結部材6等と一体
的に導電材、例えばダイカスト製法で作られる。或は図
示のように、外被部分(外部導体4a)を周知の如く別
体形成し、接栓台座としての台座15の中央部下方に設
けたコネクタ接続部用の雌ねじ孔に対して上方の部材を
電気的及び機械的に螺合一体化させることによっても形
成される。外被部分4aの内部の空間部4bにあっては
周知のように絶縁材で保持された内部導体4cが備え
ら、これには上記プリント基板3dの回路が結線されて
いる。 【0009】18は、同軸ケーブル17の先端に装着し
てあるコネクタを示す。18aは上記外被部分4aの外
周に周設された雄ねじに螺合させて上記コネクタを外被
部分4aに機械的に定着させると共に高周波的にも同軸
ケーブルの外被に接続するようにしてあるナット部材、
18bは中心導体を示し、同軸ケーブル17における芯
線に接続してある。20は周知のように弾力性のある材
料で形成されている防水キャップの存在を示す。上記台
座15の周囲には、下方が解放された有底環状の防水キ
ャップ挿入間隙15bを形成し、これを隔てた外周位置
には、上方を台座15に一体化した防水囲壁15cを一
体形成してある。上記円柱状の台座15の外周面15a
には、上記台座の中央部下方に設けたコネクタ接続部4
を包被するように周設する防水キャップ20の上部を弾
力的に密着させてある。防水キャップ20の上部20a
の口径寸法は、台座15の外周面15aに対し、防水キ
ャップ20の上部の開口部を防水キャップ挿入間隙15
bに臨ませて、下方から軽く弾力性のある防水キャップ
20の下部を摘んで、弾力的な抵抗力に対抗しながら押
し上げることが出来る程度の大きさに設定してある。 【0010】上記連結部材6は上記出力端子4における
台座15から前側の重心点に近いバランスの良い位置に
図示のように、その台座15と一体材でもって斜め前下
方向に延設してある。上記連結部材6の上部位置6bか
ら上方に向けては一次放射器2の元部2cとコンバータ
−本体3における一次放射器側の一部3aを支持する為
の支持部材14を一体材でもって形成してある。一端が
図示外のパラボラアンテナに対して一定の位置関係を保
つ状態で装着されている断面角形の中空状の受信部支持
アーム5の他端5aは、図2に示されているよう上記連
結部材6をアーム5の他端5aの中に差込んだ状態で、
抜差し自在の状態で一体的に連結してある。6aはボル
ト19を螺合させる為の雌ねじ孔で、これにボルト19
を螺合させ、図2の如き締付け状態では上記連結部材6
の両端の部材6cはアーム5の内面に当接して両者は一
体化している。 【0011】上記一次放射器2とコンバータ−本体3と
を包被する上記のカバー7は、図1〜4に示される如く
一次放射器の信号入来方向24に向けて二分されてお
り、夫々の材料は、合成樹脂(例えばABS樹脂等の硬
質樹脂)を用いて前側カバー要素8と、後側カバー要素
9とが形成されている。前側カバー要素8は、一次放射
器の前面2aを保護する為の包被要素8aと、一次放射
器2bの外周に空間25を隔てて配置し、一次放射器2
bを保護する為の包被要素8bと、コンバータ−本体3
の前半部及び連結部材6の元部に位置する支持部材1
5、特に其処に内蔵される出力端子4の部分15を保護
する為の包被要素8cと、後側カバー要素9における合
着部9dに対向させる合着部8dとを備える。 【0012】後側カバー要素9は、コンバータ−本体3
の後方と周囲とを保護する為の包被要素9a、9bと、
コンバータ−本体3の下側(出力端子4の周囲部分)を
保護する為の包被要素9cと、前側カバー要素8におけ
る合着部8dに対向させる合着部9dとを備える。この
後側カバー要素9の下方には、中空部9fを有し、環状
に形成された防水筒体9eを一体的に形成具備させる。
その防水筒体9eは、上記コネクタ接続部4を包被する
ように周設する防水キャップ20を取り囲み、内側に僅
かな防水キャップ抜差用の環状の間隙28が形成される
ように配置する。上記防水筒体9eの上部位置9gの図
示の形状は、筒状形成のままであるが、上広がりのラッ
パ形状であってもよい。しかしこの上部位置9gは上記
防水囲壁15cの下端との間に間隙29を設ける。この
間隙29は暴風雨のときにおいて、瞬間的に強力な風が
下方から(矢印30方向から)吹き上げた場合において
も、防水キャップ20の周囲に付着する水滴が上昇し、
防水囲壁9eの内側における下方が解放された環状の防
水キャップ挿入間隙15bに押し上げられ、引き続き空
気圧によって防水キャップの上部20aの内側における
密着部を開いて通過し、コネクタ接続部4に至ることの
ないように、下方から(矢印30から)入る空気をカバ
ー9内に向けて逃す為の間隙29である。この間隙29
があることにより、暴風雨時、瞬間的に強力な風が下方
から(矢印30から)上記コネクタ接続部4に向けて吹
き上げた場合でも、一時的には防水筒体9eによってそ
の勢力を弱め、それの内側の間隙28に勢いよく圧入さ
れた雨水でも、上方の逃し間隙29によって空気が四散
することにより圧力は極度に低下し、防水囲壁9eの内
側における環状の防水キャップ挿入間隙15bに圧入さ
れる力を失う。このような状態で水滴が防水キャップの
上部20aの内側における密着部を開いて通過する働き
を防止する。 【0013】コンバータ−本体3の下側(出力端子4の
周囲部分)を保護する為の包被要素9cの外縁の形状
は、図3から明らかなように包被要素8c及びアーム5
の周囲の形状に対応させ、それら部材と相互に補完的な
形状となし、相互間に雨水が入らないように極力隙間の
ない形状にしてある。なお僅かに入った水滴などは内部
のダイカスト製法で作られている部材によって保護され
ている電子部品が存在する空間には入ることは出来ず、
逃し間隙29から排水される。27は、必要に応じて包
被要素9cに設けた水抜き孔である。 【0014】カバー7における各複数の第1及び第2係
合片10、11は、夫々元部を、前側カバー要素8と、
後側カバー要素9に対して先端部が噛合わせ方向に弾力
性が得られるように一体的に装着してある。係合片10
の先端には係合爪10aが形成され、一次放射器2に対
する矢印24方向からの装着状態においてはコンバータ
−本体3の周壁に設ける4〜6ヶの凸部10bに対して
図示の如く夫々係止するようにしてある。対応数の係合
片11の先端には係合爪11aが形成され、一次放射器
2に対して前側カバー要素8を装着した後、後側カバー
要素9を装着した状態においては係合片10の中間に設
ける透孔10cの孔縁に図示の如く係止するようにして
ある。上記の前側カバー要素8と、後側カバー要素9と
の合着部16は図4のように双方に凹部と凸部を補完可
能に形成し、雨水の浸入を防止できるようにしてある。
また上記合着部16の位置は、図からも明らかなように
水漏があってもコンバータ−本体3に入らないように、
上記出力端子4の位置の上方に配置され、前側カバー要
素8を図2の左から被せ付け、次に後側カバー要素9を
図2の右から被せ付けた場合に、嵌め付け可能に出力端
子4の最大太径部の位置(図3参照)に合着部16の位
置を定めている。 【0015】上記構成のものにあっては、ダイカスト製
法または他の導電材料を用いての鋳造法によって一体的
に成形された一次放射器2の本体、コンバータ−本体3
の本体、出力端子4の台座15(必要に応じては外被部
分4aも共に)、連結部材6等から成る基体に対して、
順次、プリント基板3d、内部導体4c等の周知とする
必要な内部要素を組付け、矢印24方向から入来する信
号を変換して同軸ケーブル17に向けて送出可能に構成
する。次に図2の左からと、右から、前側カバー要素8
と、後側カバー要素9とを相対的に上記基体に図2の状
態に被せ付け、相手方に向けて張出すリブ2d、9h等
を介して一体化させる。この組み付け作業において、上
記後側カバー要素の下方に、図4に示されているように
中空で環状に形成した防水筒体9eが一体的に付設され
ていても、その形成位置は、上記合着部16の位置を中
心にして一部(約半分)を張出す状態に形成してあるか
ら、前側カバー要素8と、後側カバー要素9とを相対的
に合着させる場合、予め突設させてある出力端子部材4
aを防水筒体9eの中空部9fに差し通すと手間少なく
簡単に合着することができる利点があり、その後図2の
状態に合着固定させればよい。次に受信部支持アーム5
の他端5aを連結部材6に被せ付け、図示の如くボルト
19を用いて固着する。その場合上記他端5aの先端は
上記包被要素8cの下端に密着するように装着する。ま
た、各所には必要な水密用パッキンを配置する。12は
周知のコルゲートを示し、そこの外側にはパッキン(シ
ール材)21を周設する。また蓋の周囲にもパッキン
(シール材)22を周設する。出力端子4の上部の空間
にも防水用のパッキン(シール材)23を設ける。この
ようにして一次放射器2の本体、コンバータ−本体3の
本体、出力端子4の外被部分4aにおける夫々の内部に
雨水が浸入しないようにしてある。 【0016】 【発明の効果】以上のように本願発明は、台座15の周
囲に、防水キャップ挿入間隙15bを隔てて防水囲壁1
5cを形成し、それの内側には、台座の中央部に設けた
コネクタ接続部4を包被するように防水キャップの上部
20aを水密的に配置出来るようにするものであるか
ら、コネクタ接続部を暴風時の雨水から守ることが出来
る効果がある。その上、本願発明にあっては、一次放射
器とコンバータ−本体とを包被するようにしたカバー9
の下方には中空環状の防水筒体9eを一体的に付設し、
上記コネクタ接続部を包被すべき防水キャップ20を取
り囲み、防水筒体9eの上部位置は、上記防水囲壁15
cの下端との間に、下方から入る空気をカバー内に向け
て逃す為の間隙29を隔てた状態で配置するものである
から、暴風時の雨水が瞬間的な強風で防水筒体9eの内
側の間隙28を強い圧力で押し上げられるようなことが
あっても、それよりも上方の「空気をカバー内に向けて
逃す為の間隙29」でその圧力を低下させ、上記防水キ
ャップ挿入間隙15b内に入り込んだ水滴を更に押上げ
るような圧力を消失させ、上記コネクタ接続部4を水滴
から守る効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A)は、信号受信部の正面図、(B)は、左
側面図、(C)は、右側面図。 【図2】(A)は、図3のI−I位置において、一部を
破断した信号受信部の正面図、(B)はIIーII線拡大
図。(C)は、(A)図のC部分拡大図。 【図3】信号受信部の底面図。 【図4】(A)は、一対のカバー要素を分離させた状態
を示す正面図、(B)はBーB’線部分拡大図。 【符号の説明】 1・・・高周波信号受信部、2・・・一次放射器、3・
・・コンバータ−本体、4・・・出力端子、5・・・受
信部支持アーム、6・・・連結部材、7・・・カバー、
8・・・前側カバー要素、9・・・後側カバー要素、9
e・・・防水筒体、10・・・第1係合片、11・・・
第2係合片、14・・・支持部材、15・・・台座、1
5b・・・防水キャップ抜差用の環状の間隙、15c・
・・防水囲壁、16・・・合着部、28・・・防水キャ
ップ抜差用の環状の間隙、29・・・空気をカバー内に
向けて逃す為の間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 パラボラアンテナに対して一定の位置関
    係を保つように受信部支持アームを介して連結される高
    周波信号受信部は、パラボラアンテナからの信号を受入
    れる為の一次放射器と、一次放射器から入来する信号を
    周波数変換する為のコンバータ−本体と、コンバータ−
    本体から信号を出力させる為にコンバータ−本体の下方
    に装着してある出力端子と、上記信号受信部を受信部支
    持アームの先部に連結する為の連結部材と、上記一次放
    射器とコンバータ−本体とを包被するようにしたカバー
    とを備えており、上記出力端子はコンバータ−本体の下
    方に付設した下向き筒状の台座と、台座の中央部下方に
    設けたコネクタ接続部とを有しており、上記台座の周囲
    には、下方が解放された環状の防水キャップ挿入間隙を
    隔て、かつ、上方を台座に一体化した防水囲壁を形成
    し、上記台座の外周面には、上記台座の中央部下方に設
    けたコネクタ接続部を包被するように周設する防水キャ
    ップの上部を密着させ得るようにしてあるアンテナ装置
    における高周波信号受信部において、上記カバーの下方
    には中空で環状に形成した防水筒体を一体的に付設さ
    せ、その防水筒体は、防水囲壁より下方において上記コ
    ネクタ接続部を包被するように周設する防水キャップを
    取り囲み、内側に僅かな防水キャップ抜差用の環状の間
    隙が形成されるように配置し、上記防水筒体の上部位置
    は、上記防水囲壁の下端との間に、下方から入る空気を
    カバー内に向けて逃す為の間隙を隔てた状態で配置した
    ことを特徴とするアンテナ装置における信号受信部の構
    造。
JP2001275654A 2001-09-11 2001-09-11 アンテナ装置における信号受信部の構造 Expired - Fee Related JP4611582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275654A JP4611582B2 (ja) 2001-09-11 2001-09-11 アンテナ装置における信号受信部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275654A JP4611582B2 (ja) 2001-09-11 2001-09-11 アンテナ装置における信号受信部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003087047A true JP2003087047A (ja) 2003-03-20
JP4611582B2 JP4611582B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=19100480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001275654A Expired - Fee Related JP4611582B2 (ja) 2001-09-11 2001-09-11 アンテナ装置における信号受信部の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4611582B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160080167A (ko) 2014-12-29 2016-07-07 주식회사 혜민바이오 폐중질유의 정제방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673908U (ja) * 1993-03-16 1994-10-18 八木アンテナ株式会社 パラボラアンテナ用一次放射器
JPH0969726A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Maspro Denkoh Corp 平面状アンテナ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673908U (ja) * 1993-03-16 1994-10-18 八木アンテナ株式会社 パラボラアンテナ用一次放射器
JPH0969726A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Maspro Denkoh Corp 平面状アンテナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160080167A (ko) 2014-12-29 2016-07-07 주식회사 혜민바이오 폐중질유의 정제방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4611582B2 (ja) 2011-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103444013B (zh) 连接器
US9099815B2 (en) Device connector with heat-radiating rubber heat bridge between heat generating component and connector housing
WO2005031915A1 (ja) 自動車用アンテナ
JP2002313453A (ja) 機器直付け用シールドコネクタ
JP6048427B2 (ja) 電子装置
JP2010136070A (ja) 電気装置のキャビネット及びアンテナ装置
CN206149617U (zh) 电子控制单元
JPWO2014181841A1 (ja) コネクタの防水構造
JP2003087047A (ja) アンテナ装置における信号受信部の構造
JP4372779B2 (ja) 防爆アンテナ
US7056137B1 (en) Electrical connectors having a sealing element
JP2003101329A (ja) アンテナ装置における信号送受信部の構造
JP4468615B2 (ja) アンテナ装置における信号受信部の構造
US7697708B2 (en) Condenser microphone
KR101227562B1 (ko) 방수 전선 연결 장치
JP2012195207A (ja) 電線ヒューズ
KR100942049B1 (ko) 동축케이블 조립체
KR200282261Y1 (ko) 접지장치
CN215007979U (zh) 一种nmw-kgh-06-fs型防水开关盒
CN114136352A (zh) 一种高精度地图定位传感器的防水结构
JP2517903Y2 (ja) アンテナ装置
JP3019748B2 (ja) 電源切断器の防水構造
KR200318483Y1 (ko) 전기접속장치의 접속단자
JPH09135085A (ja) ケースの防水構造
JP3061166B2 (ja) 同軸ケーブル直付接栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees