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JP2003078088A - 熱電モジュール実装装置及びその温度制御方法 - Google Patents

熱電モジュール実装装置及びその温度制御方法

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JP2003078088A
JP2003078088A JP2001262267A JP2001262267A JP2003078088A JP 2003078088 A JP2003078088 A JP 2003078088A JP 2001262267 A JP2001262267 A JP 2001262267A JP 2001262267 A JP2001262267 A JP 2001262267A JP 2003078088 A JP2003078088 A JP 2003078088A
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temperature
thermoelectric module
thermistor
thin film
adjusting
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勝彦 尾上
Toshiharu Hoshi
星  俊治
Kenzaburo Iijima
健三郎 飯島
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Yamaha Corp
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Publication date
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電子部品を個別的に温度制御ができる
と共に実装面積が小さく組立工数を低減することができ
る熱電モジュール実装装置及びその温度制御方法を提供
する。 【解決手段】 熱電モジュール実装装置は、バルク型熱
電モジュール1上に、複数の温度調節部材である薄膜型
ヒータ2と、バルク型熱電モジュール1の温度を検出す
るサーミスタ3とが形成されている。更に、薄膜型ヒー
タ2上には絶縁体を介してCu−Wからなるベース基板
4が形成され、このベース基板4上にサーミスタ5及び
LD6が形成されている。薄膜型ヒータ2は、ニクロム
シートをバルク型熱電モジュール1上に張り付ける等し
て形成され、各薄膜型ヒータ2に通電する金ワイヤー8
が各2本ずつ接続されている。サーミスタ3の温度検出
結果によりバルク型熱電モジュール1を通電制御した
後、サーミスタ5の温度検出結果により、薄膜型ヒータ
2を通電制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電発電及び熱電
冷却等に使用される熱電モジュールを実装した熱電モジ
ュール実装装置及びその温度制御方法に関し、特に、複
数の電子部品の温度制御を個別的に行う熱電モジュール
実装装置及びその温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば光通信用レーザダイオード
等の電子部品を複数個使用する際に、全ての電子部品に
共通の1つのペルチェモジュールを使用する例が特開平
9−49948号公報に開示されている(従来例1)。
図13は、従来例1に記載のアレイ型発光素子である。
【0003】図13に示すように、従来例1のアレイ型
発光素子においては、基板130上に、複数の発光素子
101を1列に配列した発光素子アレイ110と、複数
の光ファイバ102を平面上に配列した光ファイバアレ
イ120とが実装され、更に、発光素子アレイ110の
発光面と光ファイバアレイ120の入射端面との間に
は、光発光素子101と光ファイバ102との結合効率
を向上させるレンズアレイ140が挿入されている。光
ファイバアレイ120を構成する各光ファイバ102
は、入射端近傍に回折格子102aを有し、これが発光
素子101に対する外部共振器となり、回折格子102
aおける回折波長を適切に設定することにより、各光フ
ァイバ102毎に出射されるレーザ光の発振波長を任意
に設定することができる。また、各発光素子101に結
合された光ファイバ102の後端は、基板130上に実
装された合波器150に結合され、各光ファイバ102
から注入された光を合波して光ファイバ151に出力す
る。このアレイ型発光素子は、発光素子モジュール全体
がペルチェ効果素子160上に実装されている。ペルチ
ェ効果素子160は基板130上に温度検出素子を有し
てこの出力変化により、ペルチェ効果素子160に駆動
電流を供給する駆動回路162を帰還制御している。
【0004】また、複数個の電子部品を制御する方法と
して、複数のペルチェモジュールを1つずつ並べて実装
した装置がある(従来例2)。図14は、従来例2のペ
ルチェモジュール実装装置を示す断面図である。図14
に示すように、従来例2においては、下部基板201の
上に複数個配設された下部電極202を有し、各下部電
極202上に夫々1対のp型熱電素子203a及びn型
熱電素子203bが当接され、隣接する下部電極202
上のp型熱電素子203aとn型熱電素子203bとの
上端が上部電極204により接続され、更に上部電極2
04上に上部基板205が配置され、ペルチェモジュー
ル210が構成されている。そして、このペルチェモジ
ュール210上に、Cu−W合金製ベース211が配置
され、この上に、LD(レーザダイオード(laser diod
e))212及び温度測定用のサーミスタ213が載せ
られている。このように、LD212を複数個有する装
置では、複数個のペルチェモジュール210を各LD2
12に対して、1つずつ実装することにより、各LD毎
に温度制御が可能となる。なお、図示していないが、C
u−Wベース上にはフォトダイオードも載せられている
ことが多い。
【0005】更に、基板上にマウントするLDの発信波
長を可変させるための微少ヒータを各LDの直下の基板
上に配置した半導体レーザ装置が特開平10−2335
48号公報に開示されている(従来例3)。従来例3の
半導体レーザ装置は、基板上に配置され複数のLDを1
列に並べ、前記基板のLDをマウントする面に前記各L
Dの直下となるように微少ヒータが設けられている。こ
の微少ヒータによりLDの発信波長制御を行うことがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1の技術では、複数の電子部品を共通のペルチェ素子を
使用して温度制御するため、各電子部品を個別的に温度
制御することが困難であるという問題点がある。
【0007】また、従来例2の技術においては、レーザ
ダイオード1つに対して1つのペルチェモジュールを実
装するため、レーザダイオードを個別に温度制御するこ
とが可能であるが、複数のペルチェモジュールを実装す
るため、実装面積が大きくなり、従って装置全体が大き
くなると共に、組立の工数が増加するという問題点があ
る。
【0008】更に、従来例3の技術においては、複数の
LDが同一基板上に形成されているため、個々のLDを
温度調節すると、隣接するLDにも熱が伝わり個別的に
正確に温度制御することが困難であった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、複数の電子部品を個別的に温度制御ができ
ると共に実装面積が小さく組立工数を低減することがで
きる熱電モジュール実装装置及びその温度制御方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱電モジュ
ール実装装置は、p型熱電素子及びn型熱電素子のペル
チェ効果により熱を移動させる熱電モジュールと、この
熱電モジュール上に配置された複数の電子部品と、前記
熱電モジュールと前記各電子部品との間に設けられ前記
電子部品を個別的に温度調節する複数の温度調節部材
と、を有することを特徴とする。
【0011】本発明においては、複数のレーザダイオー
ド等の電子部品に対して、各1つずつの温度調節部材を
有しているため、1つの熱電モジュールで複数の電子部
品の温度制御を個別的に行うことが可能となる。複数の
電子部品が配置される熱電モジュールが1つであるた
め、電子部品1つに対して1つの熱電モジュールを有し
ている従来の装置に比べて、装置を小型化することがで
きると共に組立工数を低減することができる。
【0012】前記熱電モジュールに設けられこの熱電モ
ジュールの温度を検知する第1のサーミスタと、複数の
前記温度調節部材に夫々設けられこれらの温度調節部材
の温度を検知する複数の第2のサーミスタと、を有する
ことができる。
【0013】また、前記温度調節部材は、導通により発
熱する薄膜抵抗、この膜抵抗とこの薄膜抵抗の熱を均一
に伝達する熱伝導部材とからなる積層体、又は前記熱電
モジュールの熱を均一に伝達する熱伝導部材と前記薄膜
抵抗とこの薄膜抵抗の熱を均一に伝達する熱伝導部材と
からなる積層体とすることができる。
【0014】更に、前記温度調節部材は、相互に平行に
配置された1又は複数個の上部電極及び下部電極とこの
電極間に接合されたn型熱電素子及びp型熱電素子とを
有し、前記上部電極及び下部電極により前記n型熱電素
子及びp型熱電素子が交互に直列接続された個別熱電モ
ジュール、又はこの個別熱電モジュールとこの個別熱電
モジュールの熱を均一に伝達する熱伝導部材とが積層さ
れたものとすることができる。
【0015】更にまた、前記電子部品は、1又は複数の
レーザダイオードとすることができる。
【0016】本発明に係る熱電モジュール実装装置の温
度制御方法は、熱電モジュールの温度調節をした後、こ
の熱電モジュール上に設けられた複数の温度調節部材を
個別的に温度調節する熱電モジュール実装装置の温度制
御方法であって、前記熱電モジュールの温度調節をする
工程は、前記熱電モジュールに設けられた第1のサーミ
スタにより前記熱電モジュールの温度を測定する工程
と、この熱電モジュールの測定温度と第1の温度範囲と
を対比する工程と、前記熱電モジュールの測定温度が前
記第1の温度範囲から外れる場合は前記熱電モジュール
の出力を前記熱電モジュールの温度が前記第1の温度範
囲に入る方向へ制御する工程と、を有し、前記複数の前
記温度調節部材を個別的に温度調節する工程は、前記温
度調節部材に個別的に設けられた第2のサーミスタのう
ち測定対象の第2のサーミスタを選択する工程と、選択
された第2のサーミスタにより温度調節部材の温度を測
定する工程と、前記温度調節部材の測定温度と第2の温
度範囲とを対比する工程と、前記温度調節部材の測定温
度が前記第2の温度範囲から外れる場合はその温度調節
部材の出力を前記温度調節部材の温度が前記第2の温度
範囲に入る方向へ個別的に制御する工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0017】本発明においては、熱電モジュールの温度
を調節した後、熱電モジュール上の温度調節部材の温度
を調節するため、温度調節部材上に例えばLD等の電子
部品を配置した場合に極めて正確に温度制御することが
できる。
【0018】また、本発明方法においては、前記複数の
前記温度調節部材を個別的に温度調節する工程の後工程
として、前記第1のサーミスタによる測定温度と前記第
2のサーミスタによる測定温度との温度差が予め設定さ
れた設定温度差以下であるか否かを判定する工程を有
し、前記温度差が前記設定温度差より大きいときは、前
記熱電モジュールの温度調節をする工程及び前記複数の
前記温度調節部材を個別的に温度調節する工程を繰り返
してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)
は、本発明の第1の実施例の熱電モジュール実装装置を
示す上面図、図1(b)は図1(a)の一部拡大図、図
1(c)は図1(a)のA−A線による断面図である。
【0020】図1(a)及び図1(b)に示すように、
本実施例においては、バルク型熱電モジュール1上に、
複数の薄膜型ヒータ2と、バルク型熱電モジュール1上
に配置されたバルク型熱電モジュール用サーミスタ(第
1のサーミスタ)3とが形成されている。薄膜型ヒータ
(薄膜抵抗)2には通電用のワイヤ8が接続されてい
る。更に、各薄膜型ヒータ2上には、図1(b)に示す
ように、薄膜型ヒータ2上には絶縁体(図示せず)を介
してCu又はCu−W等の熱伝導部材からなるベース基
板4が形成され、このベース基板4上にサーミスタ(第
2のサーミスタ)5及びLD6が形成されている。な
お、図示されていないが、フォトダイオードもマウント
されていることが多い。ベース基板4には、サーミスタ
及びLD又はワイヤ等と導通をとるための導通用パター
ンが形成されたアルミナの薄膜又は薄板を形成してもよ
い。薄膜型ヒータ2上に熱伝導部材を設けるのは、薄膜
型ヒータ2からの熱をLD6に均一に速く分散させると
共に、各LD6毎に設けたサーミスタ5によりLD6の
温度を極めて正確に測定するためである。これらの薄膜
型ヒータ2及びベース基板4により温度調節部材が構成
されている。即ち、温度調節部材は各LD6毎に個別に
設けられ、各LD6を個別に温度調整することができ
る。これにより、バルク型熱電モジュール用サーミスタ
3により、バルク型熱電モジュール1の温度が検出さ
れ、この検出結果によりバルク型熱電モジュール1の駆
動電流が帰還制御され、各LD6毎に設けられたサーミ
スタ5により、各薄膜型ヒータ2の温度が検出され、こ
の検出結果に基づき各薄膜ヒータ2が通電制御される。
【0021】図2は、本実施例の温度調節部材の変形例
を示す断面図である。本実施例においては、上部基板1
1a上に薄膜ヒータ2及びベース基板4(熱伝導部材)
を形成したが、図2に示すように、上部基板11a上に
温度調節部材として薄膜ヒータ2のみを形成し、この薄
膜ヒータ2上に絶縁体(図示せず)を介してLD6及び
サーミスタ5を形成してもよい。また、上部基板11a
上に熱伝導部材、薄膜ヒータ及び熱伝導部材からなる積
層体を形成してもよい。
【0022】バルク型熱電モジュール1は、例えばアル
ミナ又は窒化アルミニウム等からなる下部基板11bの
上に複数個の薄板状の例えばCu等からなる下部電極1
3bが接合されている。そして、各下部電極13b上に
は1対のp型熱電素子12a及びn型熱電素子12bが
ハンダ層等により接合されている。また、p型熱電素子
12aの上端は、隣接する下部電極13b上に配置され
たn型熱電素子12bに、例えばCu等からなる上部電
極13aをハンダ層等により接合することにより接続さ
れ、n型熱電素子12bの上端は、隣接する別の下部電
極13b上に配置されたp型熱電素子12aに上部電極
13aをハンダ層等により接合することにより接続され
ている。この下部電極13b及び上部電極13aにより
p型熱電素子12aとn型熱電素子12bとが交互に直
列に接続されている。こうして、p型熱電素子12a、
n型熱電素子12b、上部電極13a及び下部電極13
bからバルク型熱電モジュール1が構成されている。そ
して、上部電極13a上には、例えばアルミナ等からな
る上部基板11aが接合されている。また、この熱電素
子の直列接続体の両端に配置された下部電極13bには
リード線7が接続されている。なお、バルク型熱電モジ
ュールのサーミスタ3及び個々のLD6には夫々通電用
の金ワイヤ(図示せず)が接続されている。
【0023】図3は、本実施例の薄膜型ヒータ2を示す
上面図である。このような薄膜型ヒータは、ニクロムシ
ートをバルク型熱電モジュール1上に張り付けるか、又
はバルク型熱電モジュール1の上部基板11aに予めニ
クロム薄膜を成膜し、所定の形状に加工することによっ
て形成することができる。そして、各薄膜型ヒータ2に
は、図1に示すように、薄膜型ヒータ2に通電する金ワ
イヤー8が少なくとも各2本ずつ接続されている。な
お、各ヒータ及びバルク型熱電モジュールへ電流を流す
ためのリードにおいて、例えばマイナス側のリードをア
ースとして共通化し、リード線の数量を減らすこともで
きる。この方法は他の実施例、例えばヒータの代わりに
薄膜型熱電モジュールを使用した実施例でも適用でき
る。
【0024】次に、本実施例の温度制御方法について更
に詳しく説明する。図4は、本実施例の温度制御部を示
す模式図である。なお、図4においては、バルク型熱電
モジュール1及び薄膜型ヒータ2に接続された金ワイヤ
8、7を各1本ずつのみ示し、また、ベース基板4上に
配置されるLD6及びフォトダイオードは図示していな
い。図4に示すように、バルク型熱電モジュール1及び
ベース基板4上に配置された夫々サーミスタ3及びサー
ミスタ5は、金ワイヤ30により温度制御コントローラ
31に接続されている。また、バルク型熱電モジュール
1のリード線及び薄膜型ヒータ2に接続された金ワイヤ
8、7が電源32に接続され、この電源32が温度制御
コントローラ31に接続されている。更に、温度制御コ
ントローラ31にはメモリ33が接続されている。バル
ク型熱電モジュール1及び各薄膜型ヒータ2は、所定の
温度範囲が設定され、この温度範囲がメモリ33に入力
されている。
【0025】図5は、本実施例の温度制御方法を示すフ
ローチャートである。先ず、第1のサーミスタであるバ
ルク型熱電モジュール用サーミスタ3により、バルク型
熱電モジュール1の温度を測定する(ステップ(以下、
Sという)1)。このサーミスタ3の測定温度と、メモ
リ33から出力されるバルク型熱電モジュール1の設定
された温度範囲とが温度制御コントローラ31に入力さ
れ、バルク型熱電モジュール1の測定温度が設定された
温度範囲内であるか否かを対比する(S2)。このと
き、サーミスタ3の温度が設定された温度範囲より高い
又は低い場合は、温度制御コントローラ31によりバル
ク型熱電モジュール1に流す電流値を減少又は増加さ
せ、バルク熱電モジュール1の温度が設定された温度範
囲に入る方向にバルク型熱電モジュール1の出力を下げ
る又は上げる。こうしてバルク型熱電モジュール1の温
度調節をする(S3)。なお、本実施例においては、温
度制御部材として薄膜ヒータを使用しているため、第1
のサーミスタ3は第2のサーミスタ5よりも常に設定温
度を低くする必要がある。
【0026】次に、各温度調節部材の温度調節をする。
先ず、複数の薄膜型ヒータ2上に個別に配置された第2
のサーミスタ5から、任意の第2のサーミスタ5を選択
する(S4)。そして、制御コントローラ31が選択さ
れた第2のサーミスタ5の設定された温度範囲をメモリ
から読みだし(S5)、選択された第2のサーミスタ5
の温度を測定し(S6)、制御コントローラ31でこれ
ら2つの温度を対比し、薄膜型ヒータ2の測定温度が設
定温度範囲内にあるか否かを調べる(S7)。ここで、
サーミスタ5の測定温度が設定された温度範囲より高い
又は低いときは、薄膜型ヒータ2の温度が設定された温
度範囲に入る方向に電流を減少又は増加して薄膜型ヒー
タ2の温度を下げる又は上げる(S8)。なお、上述し
た如く、本実施例においては、温度調節部材として、薄
膜ヒータ2及びベース基板4を使用したが、薄膜ヒータ
2単体又は熱伝導部材、薄膜ヒータ及び熱伝導部材から
なる積層体を使用する場合においても同様にこれらの温
度調節部材の温度を調節する。そして、ステップ5に戻
り、再びサーミスタ5を選択して温度を測定する。選択
したサーミスタ5の測定温度が設定温度範囲内である場
合は、全てのサーミスタ5の温度測定が完了したか否か
を確認し(S9)、全てのサーミスタ5の温度測定が完
了していない場合はステップ3に戻り、再びサーミスタ
5を選択する。また、全てのサーミスタ5の測定が完了
している場合は、熱電モジュール実装装置の温度制御が
完了(S10)する。
【0027】本実施例においては、バルク型熱電モジュ
ール用サーミスタ3により、バルク型熱電モジュール1
の温度を検知し、これに基づいてバルク型熱電モジュー
ル1に供給する駆動電流を帰還制御して、例えば20℃
に温度調節する。そして、各薄膜型ヒータ2の上に配置
されている各サーミスタ5により、各薄膜型ヒータ2の
温度を検知し、これに基づいて各薄膜型ヒータ2に通電
する各電流を制御して、例えば25℃に調節する。この
方法により各LD6を任意の温度に調節できる。各LD
6の温度調節は、バルク型熱電モジュール1及び各薄膜
型ヒータ2を使用して2段階に行い、更に、LD6と同
一個数の薄膜型ヒータ2及びベース基板4を有すると共
に各ベース基板4上にはサーミスタ5が設けられている
ため同一温度又は異なる温度に極めて精度よく調節する
ことができる。更に、第1のサーミスタ3の温度を常に
一定にできるため、簡単なプログラムで温度制御の精度
が高い。また、従来例2のように、LD6の温度調節個
別的に行う薄膜型ヒータ2を有していない場合は、バル
ク型ペルチェモジュール(バルク型熱電モジュール1)
がLDと同一個数必要であったが、本実施例では、LD
6を個別的に温度調整するための薄膜型ヒータ2及びベ
ース基板4をLD6と同一個数有しているため、複数の
LD6の温度調節を個別的に行う場合にも、バルク型熱
電モジュール1は1つしか必要なく、従って、組立工数
を低減することができると共に、装置全体を小型化する
ことができる。
【0028】また、従来例3でヒータはLDの直下とな
るように配置されているが、本発明では、LD6と薄膜
型ヒータ2との間には熱伝導部材のベース基板4が設け
られ、各ベース基板4上に形成されるLD6に対して個
別に同一ベース基板4上にサーミスタ5を配置すること
ができるため、各LD6の波長に適する温度になるよう
に各LD6毎に設けられたサーミスタ5を使用して各薄
膜型ヒータ2を極めて精度よく温度調節することができ
る。更に、従来例3のように各LDが同一プラットフォ
ーム上にあるのではなく、各薄膜型ヒータ2及びベース
基板4がLD6に対して個別に分割されて設けられてい
るため、ベース基板4により薄膜ヒータ2の温度を均一
にLD6に伝えることができると共に各薄膜型ヒータ2
及びベース基板4の間で熱の移動がなく、薄膜型ヒータ
2及びベース基板4からなる温度調節部材の温度を極め
て精度よく調節することができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例においては、第1の実施例の温度調節部
材として使用した薄膜型ヒータの代わりに個別に設けら
れた熱電モジュールとすることができる。本実施例にお
いては、個別熱電モジュールとして薄膜型ペルチェモジ
ュール(薄膜型熱電モジュール)を使用する。図6
(a)及び図6(b)は、本実施例の温度調節部材を示
す図であって、図6(a)は上面図、図6(b)は図6
(a)のB−B線による断面図である。
【0030】図6(a)及び図6(b)に示すように、
薄膜型熱電モジュール20は、例えばCu等からなる下
部電極21b上に、例えばBi−Te系熱電材料からな
るp型熱電素子22aが接合され、この下部電極21b
とは隣接して配置される下部電極21c上には例えばB
i−Te系熱電材料からなるn型熱電素子22bが接合
され、下部電極21b上のp型熱電素子22aの他端
と、下部電極21c上のn型熱電素子22bの他端と
が、例えばCu等からなる上部電極21aに接合されて
いる。こうして、薄膜型熱電モジュール20が構成され
ている。更に、上部電極21a上にはアルミナ又は窒化
アルミニウム等からなる絶縁薄膜23が接合され、下部
電極21b、21cには、この薄膜型熱電モジュール2
0に駆動電流を供給するためのリード線(図示せず)が
設けられている。なお、熱電材料の種類及び熱電素対の
数は必要に応じて適宜変更することができる。
【0031】図7(a)及び図7(b)は、本実施例の
応用例を示す図である。図7(a)は、4つの薄膜型熱
電モジュール20をバルク型熱電モジュール1上に並列
して実装する例を示している。また、図7(b)は、バ
ルク型熱電モジュール1上に、5つの薄膜型熱電モジュ
ール20を配置している例である。バルク型熱電モジュ
ール1上には、バルク型熱電モジュールの温度を検知す
るサーミスタ3が設けられている。本実施例では、バル
ク型熱電モジュールの上部基板が薄膜型熱電モジュール
の下部基板を兼ねているが、薄膜型熱電モジュールに個
別に下部基板を設けてもよい。
【0032】このようなバルク型熱電モジュール1の大
きさは、例えば、縦が8mm、横が16mm、高さが
2.3mmである。また、薄膜型熱電モジュール20の
大きさは、例えば、縦が2mm、横が2mm、高さが
0.3mmである。なお、第1の実施例のように薄膜型
ヒータを使用する場合は、例えば、縦が2mm、横が2
mm、高さが0.1mm等とすることができる。そし
て、これらのバルク型熱電モジュール1と薄膜型熱電モ
ジュール又は薄膜型ヒータとを使用すると、±0.1℃
以上の精度で、実装する電子部品の温度調節をすること
ができる。
【0033】本実施例の薄膜型熱電モジュールは、メッ
キ法及びスパッタ法等により成膜することにより形成す
ることができるため、図7に示すように、所望の位置に
容易に配置することができる。また、従来の一方向凝固
法又は焼結法等を使用して作成したバルク熱電材料に微
細加工を施し、小型化及び薄膜化してもよい。なお、本
実施例においては、温度調節部材を薄膜型熱電モジュー
ルとして説明したが、本発明においては、この温度調節
部材は、バルク型熱電モジュール1上に個別的に温度制
御できるように複数個配置することができればよく、従
って温度調節部材として熱電モジュールを使用する際に
は、バルク型熱電モジュール1上に複数個設置すること
ができる程度に小型であればよい。
【0034】本実施例においては、バルク型モジュール
用サーミスタ3により、バルク型熱電モジュール1の温
度を検知して、バルク型熱電モジュール1の駆動電流を
制御する。そして、薄膜型熱電モジュール20のサーミ
スタ5によって、薄膜型熱電モジュール20の温度を検
知し、薄膜型熱電モジュール20に供給する駆動電流を
制御する。これにより、薄膜型熱電モジュール20を第
1の実施例と同様のバルク型熱電モジュール1上であっ
て、このバルク型ン捏電モジュール1に実装される各電
子部品との間に、薄膜型熱電モジュール20を配置する
と、各電子部品の温度調節を個別的に各薄膜型熱電モジ
ュール20で行うことができる。
【0035】次に、第3の実施例について説明する。第
1及び第2の実施例においては、バルク型熱電モジュー
ル上に温度調節部材として、薄膜型ヒータ及び熱伝導部
材が積層されており、この温度調節部材上に電子部品及
びサーミスタを配置しているが、本実施例においては、
バルク型熱電モジュール上の温度調節部材として、熱伝
導部材、薄膜型ヒータ及び熱伝導部材が積層されたもの
を配置する。図8は、本実施例の熱電モジュール実装装
置を示す断面図である。
【0036】図8に示すように、下部基板41b上に複
数の下部電極(図示せず)が配置され、この下部電極上
に1対のp型及びn型熱電素子42a、42bが配置さ
れ、下部電極上のp型熱電素子42aとこの下部電極と
隣接する他の下部電極上のn型熱電素子42bとが上部
電極(図示せず)により接続されている。更に、これら
の上部電極上に上部基板41aが配置され、第1及び第
2の実施例と同様に、バルク熱電モジュール40が形成
されている。この上部基板41a上に熱電導部材43が
配置され、更にこの上に薄膜型ヒータ44、更に熱伝導
部材45が順次積層されている。そしてこれら熱伝導部
材43、薄膜型ヒータ44及び熱伝導部材45から温度
調節部材が構成されている。更に、この温度調整部材上
には、電子部品46と温度調整部材の温度を検知するサ
ーミスタ47が配置されている。
【0037】熱伝導部材45は、例えばCuW等を使用
することができ、バルク熱電モジュール40側の熱伝導
部材43は、電子部品46を配置する熱伝導部材43に
CuWを使用する場合は、下側の熱伝導部材43には酸
化アルミニウム(アルミナ)(20W/mK)又は窒化
アルミニウム(140乃至170W/mK)等の材料を
使用することができる。
【0038】このような温度調節部材の製造方法として
は、バルク熱電モジュールの上部基板41a上に、アル
ミナ等により熱伝導部材43となる薄膜を形成し、更に
ニクロム薄膜、CuW薄膜を積層した後、所定の形状に
加工することができる。なお、本実施例においては、熱
伝導部材、薄膜ヒータ及び熱伝導部材からなる積層体と
したが、薄膜ヒータ及び熱伝導部材からなる積層体とす
ることもでき、この場合は、上部基板41a上に直接ヒ
ータ薄膜を形成して所定形状に加工して薄膜ヒータを形
成し、これをCuW薄膜と接合してもよい。
【0039】本発明の温度調節部材としては、第1及び
第3並びに第2の実施例の夫々薄膜型ヒータ及び薄膜型
熱電モジュールに限らず、例えば、ニクロム薄膜等の高
抵抗薄膜等を使用することも可能である。
【0040】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。第2の実施例においては、温度調節部材として、
n型及びP型の熱電素子を1つずつ有する薄膜型の熱電
ジュールを使用したが、本実施例においては、複数個の
熱電素子を有する個別熱電モジュールを実装したもので
ある。図9は本実施例の熱電モジュール実装装置を示す
断面図である。また、図10は本実施例の変形例を示す
断面図である。なお、図9、図10に示す第4の実施例
において、図1に示す第1の実施例と同一の構成要素に
は同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0041】図9に示すように、バルク型熱電モジュー
ル1上に、個別熱電モジュール100が形成されてい
る。個別熱電モジュール100は、例えばアルミナ又は
窒化アルミニウム等からなる下部基板111bの上に複
数個の薄板状の例えばCu等からなる下部電極113b
が接合されている。そして、各下部電極113b上には
1対のp型熱電素子112a及びn型熱電素子112b
がハンダ層等により接合されている。また、p型熱電素
子112aの上端は、隣接する下部電極113b上に配
置されたn型熱電素子112bに、例えばCu等からな
る上部電極113aをハンダ層等により接合することに
より接続され、n型熱電素子112bの上端は、隣接す
る別の下部電極113b上に配置されたp型熱電素子1
12aに上部電極113aをハンダ層等により接合する
ことにより接続されている。この下部電極113b及び
上部電極113aによりp型熱電素子112aとn型熱
電素子112bとが交互に直列に接続されている。こう
して、p型熱電素子112a、n型熱電素子112b、
上部電極113a及び下部電極113bから個別熱電モ
ジュール100が構成されている。そして、上部電極1
13a上には、例えばアルミナ等からなる上部基板11
1aが接合されている。
【0042】また、図10に示すように、個別熱電モジ
ュールの下部基板111bは形成せず、バルク型熱電モ
ジュール1の上部基板11aと個別熱電モジュールの下
部基板111bとを共通化した個別熱電モジュール12
0を形成してもよい。なお、上述した如く、本発明の温
度調節部材はバルク型熱電モジュール1上に複数個配置
される電子部品を個別的に温度制御するものであって、
バルク型熱電モジュール1上に複数個配置することがで
きる程度に小型のものが得られれば、製造方法は限定さ
れない。
【0043】個別熱電モジュール100又は120上に
は複数のベース基板158が形成され、各ベース基板1
58上に個別に温度制御される半導体レーザモジュール
130及びこの半導体レーザモジュール130の温度を
測定するサーミスタ5が形成されている。
【0044】更に、本実施例においても、図4に示す第
1の実施例の温度制御部と同様の構成の温度制御部を有
する。
【0045】次に、半導体レーザモジュール130につ
いて説明する。第1乃至第3の実施例においては、個別
に温度制御される電子部品をLDとしたが、本実施例の
ように、複数の電子部品から構成される場合もある。図
11は、本実施例の半導体レーザモジュールを示す模式
的側面図である。
【0046】図11に示すように、ベース板158上に
半導体レーザ素子154、レンズ150、及び受光素子
157が固定され、半導体レーザモジュール130が構
成されている。ベース板158は個別熱電モジュール1
00の上部基板111aに固定されている。なお、ベー
ス板158を形成せず、直接上部基板111a上に電子
部品を固定してもよい。半導体レーザ素子154はベー
ス板158上に固定されたヘッダ156に搭載されたヒ
ートシンク155上に固定されている。ヘッダ156は
半導体レーザ素子154の電極用端子(図示せず)を有
し、ヒートシンク155は半導体レーザ素子154の放
熱を行うとと共に半導体レーザ素子154とほぼ同程度
の熱膨張係数を有する例えばダイヤモンド、SiC、シ
リコン、Cu−W溶浸材又はCu−W−Ni合金等の材
料から形成されて熱応力による故障を防止している。受
光素子(フォトダイオード)157は、ヘッダ156の
後方に設けられ半導体レーザ素子154の温度変化等に
よる光出力の変化を監視し、その光出力が常に一定にな
るように駆動回路にフィードバックをかけている。ま
た、レンズ150はレンズホルダ153により固定され
ている。レンズホルダ153は、半導体レーザ素子15
4から出射され広がったレーザ光がレンズ150により
平行光になるように光軸調整された後、ベース158に
溶接固定されている。この際、光調節後の半導体レーザ
素子154とレンズ150との軸ずれ感度が1μm以下
と高いため、固定安定度が高いYAGレーザ溶接を使用
することが好ましい。これにより、半導体レーザ素子1
54から出射されたレーザ光はレンズ150により平行
に変換される。
【0047】次に、本実施例の温度制御方法について説
明する。図12は本実施例の温度制御方法を示すフロー
チャートである。本実施例においては、図5に示す第1
の実施例の温度制御方法に加え、低消費電力化のための
工程を有する。
【0048】予め、温度制御部において、バルク型熱電
モジュール1の温度範囲(第1の温度範囲)がメモリに
設定されている。図12に示すように、先ず、第1のサ
ーミスタであるバルク型熱電モジュール用サーミスタ3
により、バルク型熱電モジュール1の温度を測定する
(S101)。このサーミスタ3の測定温度と、メモリ
から出力されるバルク型熱電モジュール1の設定温度範
囲とが温度制御コントローラに入力され、バルク型熱電
モジュール1の測定温度が設定温度範囲内であるか否か
を対比する(S102)。サーミスタの温度が設定され
た温度範囲から外れる場合は、バルク型熱電モジュール
1へ出力する電流値を変更し、バルク型熱電モジュール
1の温度調節をする(S103)。例えば、ここで温度
調節されたバルク熱電モジュール1の温度を20℃とす
る。
【0049】次に、各温度調節部材の温度調節をする。
先ず、複数の個別熱電モジュール100上に個別に配置
された第2のサーミスタ5から、任意の第2のサーミス
タ5を選択する(S104)。そして、制御コントロー
ラが選択された第2のサーミスタ5の予め設定された温
度範囲(第2の温度範囲)をメモリから読みだし(S1
05)、選択された第2のサーミスタ5の温度を測定し
(S106)、制御コントローラでこれら2つの温度を
対比し、個別熱電モジュール100の測定温度が設定温
度範囲内にあるか否かを調べる(S107)。ここで、
サーミスタ5の測定温度が設定された温度範囲から外れ
るときは、個別熱電モジュール100へ出力する電流値
を変更して個別熱電モジュール100の温度を調整する
(S108)。選択したサーミスタ5の測定温度が設定
温度範囲内である場合は、全てのサーミスタ5の温度測
定が完了したか否かを確認する(S109)。ステップ
109で確認された場合はステップ110に進む。個別
熱電モジュール100が例えば3個配置されている場
合、各個別熱電モジュール100が調整された温度は、
例えば23℃、24℃、25℃である。
【0050】ステップ110にいては、ステップ101
において測定した第1のサーミスタ3の温度が最適であ
ったか否かを判定する。この最適である状態とは、バル
ク型熱電モジュール1及び複数個の個別熱電モジュール
100の総消費電力が最低である状態である。ここで
は、例えば、ステップ101におけるバルク型熱電モジ
ュール1のサーミスタ3による測定温度と、ステップ1
06で測定された個別熱電モジュール100のサーミス
タ5による測定温度のうち、例えばサーミスタ3の測定
温度に最も近いものとの温度差が一定温差以下でない場
合は、最適状態でないと判定される。ここで最適状態で
ないと判定された場合は、メモリに設定されているバル
ク型熱電モジュール1の設定温度が書き換えられ、再び
ステップ101乃至ステップ109の工程を繰り返し、
熱電モジュール実装装置の総消費電力が最低になるよう
に、バルク型熱電モジュール1及び個別熱電モジュール
100の温度制御が行われる。例えば、ステップ102
において、上述したように、バルク型熱電モジュール1
の温度、即ち第1のサーミスタ3の測定温度が20℃で
あり、個別熱電モジュール100のうち、最もサーミス
タ3の測定温度と近いものが23℃で合った場合、その
温度差は3℃である。ここで、ステップ110で低消費
電力化のために許容される温度差が±2℃以内と設定さ
れていた場合、サーミスタ3とサーミスタ5との温度差
が3℃で、許容される温度差以上であるため、再びステ
ップ101へ戻り、バルク型熱電モジュール1の温度を
例えば22℃に調整する。ステップ110において最適
状態と判定された場合は、温度調整が完了する(ステッ
プ111)。
【0051】本実施例においては、温度調節部材として
個別熱電モジュール100を使用するため、例えば薄膜
ヒータを使用すると温度調節部材では加熱のみしか温度
調節できなかったが、電子部品の発熱又は外部温度の変
化等でバルク熱電モジュール1の温度が高くなってしま
った場合においても、個別熱電モジュール100で冷却
できるため、温度制御しやすくなる。更に、温度制御方
法に、総消費電力が最小であるか否かを判定する工程を
有するため、熱電モジュール実装装置を低消費電力化す
ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
1つの熱電モジュール上に、実装する電子部品に対応す
る複数の温度調節部材を有しているため、複数の特性又
は種類が異なる等する電子部品の温度調節を個別的に、
且つ精度よく行うことが可能となる。また、装置全体を
小型化する共に、組立工数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)乃至(c)は、本発明の第1の実施例
に係る熱電モジュール実装装置を示す図であって、
(a)は上面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)
は(a)のA−A線による断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施例の温度調節部材の変形
例を示す断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施例の薄膜型ヒータ2を示
す上面図である。
【図4】 本発明の第1の実施例の温度制御部を示す模
式図である。
【図5】 本発明の第1の実施例の温度制御方法を示す
フローチャートである。
【図6】 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施例
の温度調節部材を示す図であって、(a)は上面図、
(b)は(a)のB−B線による断面図である。
【図7】 (a)及び(b)は本発明の第2の実施例の
応用例を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施例に係る熱電モジュール
実装装置を示す断面図である。
【図9】 本発明の第4の実施例に係る熱電モジュール
実装装置を示す断面図である。
【図10】 本発明の第4の実施例の変形例を示す断面
図である。
【図11】 本発明の第4の実施例の電子部品を示す側
面図である。
【図12】 本発明の第4の実施例の温度制御方法を示
すフローチャートである。
【図13】 従来例1のアレイ型発光素子モジュールを
示す斜視図である。
【図14】 従来例2の熱電モジュール実装装置を示す
断面図である。
【符号の説明】
1;バルク型熱電モジュール、 2;薄膜型ヒータ、
3、5;サーミスタ、4;ベース基板、 6;LD、
7;リード線、 8;金ワイヤー、 11a;下部基
板、 11b;上部基板、 12a、22a;p型熱電
素子、 12b、22b;n型熱電素子、 13a、2
1a;上部電極、 13b、21b、21c;下部電
極、 20;薄膜型熱電モジュール、 23;絶縁薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 35/32 H01L 35/32 A H01S 5/024 H01S 5/024 H05B 3/00 310 H05B 3/00 310E (72)発明者 飯島 健三郎 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 3K058 AA73 AA95 BA19 CA12 CA22 CA61 CA92 CB13 CE22 CE31 5F036 AA01 BA33 BF01 5F073 AB15 AB27 AB28 BA02 EA27 FA06 FA25 5H323 AA40 BB01 BB11 BB13 CA09 CB02 CB35 CB42 DA01 FF01 FF10 GG02 KK05 NN02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型熱電素子及びn型熱電素子のペルチ
    ェ効果により熱を移動させる熱電モジュールと、この熱
    電モジュール上に配置された複数の電子部品と、前記熱
    電モジュールと前記各電子部品との間に設けられ前記各
    電子部品を個別的に温度調節する複数の温度調節部材
    と、を有することを特徴とする熱電モジュール実装装
    置。
  2. 【請求項2】 前記熱電モジュールに設けられこの熱電
    モジュールの温度を検知する第1のサーミスタと、複数
    の前記温度調節部材に夫々設けられこれらの温度調節部
    材の温度を検知する複数の第2のサーミスタと、を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の熱電モジュール実
    装装置。
  3. 【請求項3】 前記温度調節部材は、導通により発熱す
    る薄膜抵抗、この膜抵抗とこの薄膜抵抗の熱を均一に伝
    達する熱伝導部材とからなる積層体、又は前記熱電モジ
    ュールの熱を均一に伝達する熱伝導部材と前記薄膜抵抗
    とこの薄膜抵抗の熱を均一に伝達する熱伝導部材とから
    なる積層体であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の熱電モジュール実装装置。
  4. 【請求項4】 前記温度調節部材は、相互に平行に配置
    された1又は複数個の上部電極及び下部電極とこの電極
    間に接合されたn型熱電素子及びp型熱電素子とを有
    し、前記上部電極及び下部電極により前記n型熱電素子
    及びp型熱電素子が交互に直列接続された個別熱電モジ
    ュール、又はこの個別熱電モジュールとこの個別熱電モ
    ジュールの熱を均一に伝達する熱伝導部材とが積層され
    たものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    熱電モジュール実装装置。
  5. 【請求項5】 前記電子部品は、1又は複数のレーザダ
    イオードであることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載の熱電モジュール実装装置。
  6. 【請求項6】 熱電モジュールの温度調節をした後、こ
    の熱電モジュール上に設けられた複数の温度調節部材を
    個別的に温度調節する熱電モジュール実装装置の温度制
    御方法であって、前記熱電モジュールの温度調節をする
    工程は、前記熱電モジュールに設けられた第1のサーミ
    スタにより前記熱電モジュールの温度を測定する工程
    と、この熱電モジュールの測定温度と第1の温度範囲と
    を対比する工程と、前記熱電モジュールの測定温度が前
    記第1の温度範囲から外れる場合は前記熱電モジュール
    の出力を前記熱電モジュールの温度が前記第1の温度範
    囲に入る方向へ制御する工程と、を有し、前記複数の前
    記温度調節部材を個別的に温度調節する工程は、前記温
    度調節部材に個別的に設けられた第2のサーミスタのう
    ち測定対象の第2のサーミスタを選択する工程と、選択
    された第2のサーミスタにより温度調節部材の温度を測
    定する工程と、前記温度調節部材の測定温度と第2の温
    度範囲とを対比する工程と、前記温度調節部材の測定温
    度が前記第2の温度範囲から外れる場合はその温度調節
    部材の出力を前記温度調節部材の温度が前記第2の温度
    範囲に入る方向へ個別的に制御する工程と、を有するこ
    とを特徴とする熱電モジュール実装装置の温度制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記複数の前記温度調節部材を個別的に
    温度調節する工程の後工程として、前記第1のサーミス
    タによる測定温度と前記第2のサーミスタによる測定温
    度との温度差が予め設定された設定温度差以下であるか
    否かを判定する工程を有し、前記温度差が前記設定温度
    差より大きいときは、前記熱電モジュールの温度調節を
    する工程及び前記複数の前記温度調節部材を個別的に温
    度調節する工程を繰り返すことを特徴とする請求項6に
    記載の熱電モジュール実装装置の温度制御方法。
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