JP2003074337A - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents
自動二輪車の排気装置Info
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Abstract
な第1の辺95と、この第1の辺95の上端から車体側
方へ離れるほど上昇するように延ばした第2の辺96
と、この第2の辺96の先端と第1の辺95の下端とを
繋ぐ第3の辺97とからなる三角形断面にした。 【効果】 鉛直線に平行な第1の辺を備えることで、第
1の辺が後輪に干渉しない程度に消音器を車体中心側へ
寄せて配置することができ、消音器の車体側方への突出
量を抑えることができ、また、車体の中心のスペースと
して左右の消音器の断面の各第2の辺の間及び各第2辺
の上方に底部中央が低くなった、大きく且つまとまった
スペースを形成することができ、この大きなスペースに
シート、収納部、テールランプを効率よく配置すること
ができる。
Description
方への突出量を抑えつつ消音器上方のスペースを有効に
利用するのに好適な自動二輪車の排気装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動二輪車の排気装置としては、例え
ば、特開平11−280467号公報「鞍乗型車両の排
気装置」に記載されたものが知られている。上記公報の
図1には、車体側方に配置した消音器を備えた鞍乗型車
両が記載され、同公報の図7には消音器Mの横断面が記
載されている。この消音器Mの横断面形状を、一般的な
消音器の横断面形状と共に次図に掲載し説明する。 【0003】図10(a),(b)は従来の消音器の断
面を説明する説明図である。なお、断面形状は簡略化し
た。(a)は上記公報に示された消音器Mの断面図であ
り、断面形状を略半円形状にしたことを示す。200は
車幅の中心を示す車幅中心線であり、この車幅中心線2
00から消音器Mの内側面201との距離をd、車幅中
心線200から消音器Mの外側面202までの最大距離
をm1、消音器Mの高さをhとする。また、203は、
消音器Mの上方に、例えば、収納部、シート、テールラ
ンプ等を配置するためのスペースである。 【0004】(b)は一般的な消音器211の断面図で
あり、円形状にしたものである。ここで、車幅中心線2
00から消音器211までの最小距離をd、最大距離を
m2、消音器211の高さ(即ち、外径である。)をh
とする。なお、213は(a)と同様な、消音器211
の上方のスペースである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】(a),(b)におい
て、消音器Mは、断面形状を半円形状にする、即ち内側
面201を平面とすることで全体を車幅中心線200側
に寄せ、消音器211よりも車体側方への突出量を小さ
くした(即ち、m1<m2である。)ものであるが、消
音器Mでは、内側面201の上端部が角張って、スペー
ス203が消音器211の上方の配置スペース213よ
りもまとまって取れず、効果的に利用できるスペースが
小さくなる。 【0006】従って、スペース203に収納部を配置す
る場合には、収納容積が小さくなり、シートを配置する
場合にはクッション材の厚みが確保できず、テールラン
プを配置する場合には灯体表面積が小さくなる。 【0007】そこで、本発明の目的は、自動二輪車の排
気装置を改良することで、左右の消音器の側方への突出
量を抑えつつ消音器上方のスペースを有効に利用するこ
とにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、エンジンから後方へ排気管を延ばし、こ
の排気管を後輪より上方に配置した左右一対の消音器に
接続した自動二輪車において、消音器は、鉛直線に平行
な第1の辺と、この第1の辺の上端から車体側方へ離れ
るほど上昇するように延ばした第2の辺と、この第2の
辺の先端と第1の辺の下端とを繋ぐ第3の辺とからなる
三角形断面にしたことを特徴とする。 【0009】鉛直線に平行な第1の辺を備えることで、
第1の辺が後輪に干渉しない程度に消音器を車体中心側
へ寄せて配置することができ、消音器の車体側方への突
出量を抑えることができ、また、車体の中心のスペース
として左右の消音器の断面の各第2の辺の間及び各第2
辺の上方に底部中央が底部左右より低くなった、大きく
且つまとまったスペースを形成することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る排気装置を備えた自動
二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパイ
プ11から後方且つやや下方にメインフレーム12,1
2(奥側のメインフレーム12は不図示)を延ばし、こ
れらのメインフレーム12,12の下部にV型のエンジ
ン13を取付け、このエンジン13の前側のシリンダヘ
ッド14から排気管15,16を後方へ延ばし、排気管
15と後述する排気管26とを一つに集合させた後に排
気管としての集合部17に連結し、この集合部17から
排気管18を立上げて後輪21の上方に配置した左右の
消音器22,23(奥側の消音器23は不図示)に連結
し、エンジン13の後側のシリンダヘッド25から後方
へ排気管26,27を延ばし、排気管27と前述の排気
管16とを一つに集合させた後に前述の集合部17に連
結し、メインフレーム12,12の後部上部から後方斜
め上方へシートレール28を延ばし、このシートレール
28にメインフレーム12,12の後部下部から後方斜
め上方へ延ばしたサブパイプ31,31(奥側のサブパ
イプ31は不図示)を取付けた車両である。 【0011】ここで、35はエンジン13の後部に一体
的に設けたミッションケース、36はミッションケース
35にスイング可能に取付けたスイングアーム、37は
スイングアーム36の前部下部及びミッションケース3
5にリンク装置38を介して下端を連結するとともに上
端をメインフレーム12,12の後部に連結したリヤク
ッションユニット、41はメインフレーム12,12の
上部に取付けた燃料タンク、42は燃料タンク41の下
部に設けた吸気ボックス、43はシートレール28上に
取付けたタンデムシート(44は運転者用シート、45
は同乗者用シート)、46,46(奥側の符号46は不
図示)は同乗者が掴まるグラブレール、47は消音器2
2,23を覆うリヤカウル、48はリヤフェンダ、49
はテールランプ、51はフロントフォーク、52は前
輪、53はフロントフェンダ、54はフロントカウル、
55はハンドルである。 【0012】図2は本発明に係る自動二輪車の平面図で
あり、エンジン13(図1参照)の前側の各気筒から排
気管15,16を後方へ延ばし、エンジン13の後側の
各気筒から排気管26,27を後方へ延ばし、排気管1
8を左右の消音器22,23に連結したことを示す。 【0013】グラブレール46,46は、消音器22,
23よりも車体側方へ突出するため、例えば、車体後部
の側方から車体に何等かの外力が作用しても、グラブレ
ール46,46によって、その外力が直接に消音器2
2,23に作用するのを防止することができる。 【0014】上記した排気管15,16、排気管26,
27、集合部17(図1参照)、排気管18及び消音器
22,23は、排気装置60を構成するものである。 【0015】図3は本発明に係る排気装置を説明する車
体後部の平面図であり、排気管18は、前側に設けた排
気管前部61と、この排気管前部61から右側の消音器
23に接続する右側接続部62と、この右側接続部62
と左側の消音器22とを連結する連結部63とからな
る。 【0016】消音器22は、自動二輪車10(図1参
照)の車体長手中心軸65に平行な平行部66と、この
平行部66から車体後方へ延ばすとともに車体長手中心
軸65に徐々に近づけた傾斜部67とからなる。なお、
71は平行部66の長手中心軸であり、車体長手中心軸
65に平行にした軸である。72は傾斜部67の長手中
心軸であり、車体長手中心軸65に対して角度θだけ傾
けた軸である。 【0017】消音器23は、車体長手中心軸65に対し
て消音器22と対称な形状にした部材であり、平行部7
4及び傾斜部75からなる。なお、76は平行部74の
長手中心軸、77は傾斜部75の長手中心軸であり、長
手中心軸76は車体長手中心軸65に平行にした軸、長
手中心軸77は車体長手中心軸65に対して角度θだけ
傾けた軸である。 【0018】上記した平行部66,74は、後輪21の
車軸80の上方に配置した部分であり、後輪21が車体
に対して上昇したときに後輪21の上部と干渉しないよ
うに留意する部分である。 【0019】リヤカウル47は、タンデムシート43
(図1参照)の両側部及び後部の下方に配置した部材で
あり、消音器22,23の平行部66,74の側方位置
で車幅としての最大幅Bとなり、この位置より後方では
縁部47a,47bは後方にいくにつれて傾斜部67,
75にほぼ沿って先すぼまりとなる。 【0020】図4は本発明に係る排気装置の配置を説明
する側面図であり、左右の消音器22,23(消音器2
3は不図示)を連結する連結部63(図3も参照)を、
タンデムシート43における運転者用シート44と同乗
者用シート45との間の下方に配置したことを示す。な
お、82は車体に対して最も上昇した後輪21の位置、
即ち最上昇位置である。 【0021】タンデムシート43は、下部に設けた底板
43aの運転者用シート44と同乗者用シート45との
間の位置に窪み部43bを形成し、この窪み部43bの
底と連結部63とを所定クリアランスCだけ隔てた部材
である。消音器22,23は、運転者用シート44の後
方、即ち、乗車した運転者83よりも後方に位置する。 【0022】このように、連結部63を運転者用シート
44と同乗者用シート45との間の下方に配置したこと
により、タンデムシート43と連結部63とを所定クリ
アランスCだけ離すことができるとともに、後輪21が
車体に対して上昇する際の後輪21の移動距離を確保す
ることができる。更に、運転者用シート44及び同乗者
用シート45のクッション材43cの厚さを確保するこ
とができ、運転者用シート44及び同乗者用シート45
のクッション性は損なわれない。 【0023】図5は本発明に係る排気装置を説明する背
面図であり、背面から見た後輪21の最上昇位置84に
対して、消音器22の平行部66及び排気管23の平行
部74を側方へそれぞれ距離D1及び距離D2(D2=
D1でもよい。)だけ離し、リヤカウル47の両側部を
消音器22,23の側面に回り込ませるように形成した
ことを示す。 【0024】このように、リヤカウル47の両側部を消
音器22,23の側面に回り込ませることにより、乗車
した運転者及び同乗者に対する消音器の熱的影響を抑
え、また、空力特性を向上させ、更に外観性を向上させ
ることができる。 【0025】図6(a),(b)は本発明に係る消音器
を説明する説明図であり、(a)は図4の6矢視図、
(b)は消音器22の横断面図である。(a)におい
て、消音器22は、通常の円筒形とは異なる外形形状
(おむすび状の筒形)を有する部材であり、外壁22a
を、内壁部22bと上部傾斜壁部22cと外側傾斜壁部
22dとから構成し、上部傾斜壁部22cにシートレー
ル28(図1参照)の後部に取付けるための取付け部8
6を設け、外側傾斜壁部22dに遮熱板87(図1参
照)を取付けるための遮熱板取付け部88を設けたもの
である。なお、91,92はテールパイプである。 【0026】(b)において、消音器22((a)参
照)の断面を三角形に見立てたときに、内壁部22bの
断面を、鉛直線94(車幅の中心を示す車幅中心線でも
ある。)に平行な第1の辺95、上部傾斜壁部22cの
断面を、第1の辺95の上端から車体の側方へ延びる第
2の辺96、外側傾斜壁部22dの断面を、第2の辺9
6の先端と第1の辺95の下端とを繋ぐ第3の辺97と
することができる。なお、消音器23(図5参照)の構
造は、上記(a),(b)で説明した消音器22の構造
と同様であり、詳細説明は省略する。 【0027】図7は本発明に係る自動二輪車の要部側面
図であり、メインフレーム12,12の後部に設けた上
部突出部12a,12aに側面視で略S字状のシートレ
ール28の前端を取付け、メインフレーム12,12の
後部下部に側面視で略S字状のサブパイプ31,31の
それぞれの前端を取付け、これらのサブパイプ31,3
1の中間部をシートレール28の中間部に取付けるとと
もに、サブパイプ31,31の後端をシートレール28
の後端部に更に取付けたことを示す。 【0028】このように、シートレール28とサブパイ
プ31,31とをメインフレーム12,12に対して高
低差を付けて取付けることで、メインフレーム12,1
2とシートレール28とサブパイプ31,31とで三角
形状フレーム101を形成することができ、更に、シー
トレール28の中間部とサブパイプ31,31の中間部
とを連結し、シートレール28の後端部とサブパイプ3
1,31の後端とを連結するために、シートレール28
の前半部に加えてシートレール28の後半部の剛性を高
めることができる。 【0029】従って、このような構造で運転者及び同乗
者が乗車したタンデムシート43、容量を大きくした消
音器22,23及びその他の部品の重量を十分に支える
ことができる。 【0030】図8は図7の8矢視図であり、シートレー
ル及びサブパイプを説明する図である。シートレール2
8は、この方向から見た状態では、真直に後方へ延びる
断面矩形状の部材であり、後端部に、消音器22,23
(図5参照)、図示せぬテールランプを取付けたりリヤ
カウル47(図5参照)を介してグラブレール46,4
6(図2参照)を取付けるためのブラケット103,1
04,105を取付けたものである。 【0031】サブパイプ31は、この方向から見た状態
ではシートレール28に平行な平行パイプ部107と、
この平行パイプ部107からシートレール28側に近づ
けた傾斜パイプ部108と、シートレール28の側面に
取付けた取付パイプ部111とからなり、平行パイプ部
107の後端をシートレール28に貫通させて取付けた
クロスパイプ113に取付けた部材である。なお、11
5はシートレール28をメインフレーム12,12(図
7参照)に取付けるためのメインフレーム取付け部であ
る。 【0032】図9は消音器の断面を比較して説明する説
明図であり、(a)は本実施の形態、(b)は比較例を
示す。なお、消音器の断面形状は簡略化した。(a)の
本実施の形態において、左右の消音器22,23を三角
形断面とすることで、消音器22,23の各第2の辺9
6,96の上方に底部の中央が底部の左右よりも低く、
且つ大きくてまとまったスペース120を形成すること
ができる。このスペース120の断面積をS1とする。 【0033】(b)の比較例において、左右の消音器2
20,221は、それぞれの断面が、鉛直線に平行な第
1の辺223と、この第1の辺223の上端から車体側
方へ水平に延ばした第2の辺224と、この第2の辺2
24の先端と第1の辺223の下端とを繋ぐ第3の辺2
25とからなるものであり、第2の辺224,224の
上方には矩形部226及びこの矩形部226の底部中央
部から下方へ膨出した膨出部227からなるスペース2
28ができる。 【0034】このスペース228の断面積をS2とする
と、断面積S2は(a)に示した断面積S1よりも小さ
く(即ち、S2<S1である。)、スペース228は、
矩形部226と膨出部227とに細分され、まとまった
形状になっていない。従って、このスペース228にシ
ート、収納部、テールランプ等を配置する場合に、スペ
ース228に無駄になる部分が多くなり、スペース22
8を有効に利用することができない。 【0035】図6(b)に戻って、以上説明したよう
に、消音器22,23(符号23は不図示)を三角形断
面としたのは、第1の辺95を設けることで、消音器2
2,23を車体中心側へできるだけ寄せられるように
し、第2の辺96を設けることで、消音器22,23の
上方に大きなまとまったスペースを形成できるように
し、第3の辺97を設けることで、リヤカウル47を、
消音器22,23の上方から側方及び下方へ回り込ませ
るように配置できるようにするためである。 【0036】以上の図1、図6(a),(b)及び図9
(a)で説明したように、本発明は、エンジン13から
後方へ排気管15,16、集合部17、排気管18を延
ばし、これらの排気管15,16、集合部17、排気管
18を後輪21より上方に配置した左右一対の消音器2
2,23に接続した自動二輪車10において、消音器2
2,23は、鉛直線94に平行な第1の辺95と、この
第1の辺95の上端から車体側方へ離れるほど上昇する
ように延ばした第2の辺96と、この第2の辺96の先
端と第1の辺95の下端とを繋ぐ第3の辺97とからな
る三角形断面にしたことを特徴とする。 【0037】鉛直線94に平行な第1の辺95を備える
ことで、第1の辺95が後輪21に干渉しない程度に消
音器22,23を従来のような円形断面の消音器よりも
車体中心側へできるだけ寄せて配置することができ、消
音器22,23の車体側方への突出量を抑えることがで
き、また、車体の中心のスペースとして左右の消音器2
2,23の断面の各第2の辺96の間及び各第2辺96
の上方に底部中央が底部左右より低くなった、大きく且
つまとまったスペース120を形成することができ、こ
の大きなスペース120にシート、収納部、テールラン
プ等を効率よく配置することができる、即ち、スペース
120を有効に利用することができる。 【0038】従って、このスペース120にタンデムシ
ート43を配置すれば、タンデムシート43のクッショ
ン材43cを厚くすることができ、クッション性を向上
させることができ、収納部を配置すれば、より大きな物
を収納することができ、テールランプ49を配置すれ
ば、灯体の表面積を大きくすることができ、後方からの
視認性を向上させることができる。 【0039】尚、本発明では、消音器を、第1の辺、第
2の辺及び第3の辺からなる三角形断面にしたが、これ
に限らず、第1の辺及び第2の辺と、第1の辺及び第2
の辺にそれぞれ平行な2つの辺とからなる平行四辺形断
面としてもよいし、第1の辺と第2の辺との長さを等し
くし、これらの第1の辺及び第2の辺と、第1の辺及び
第2の辺にそれぞれ平行な2つの辺とからなる菱形断面
としてもよい。このように、平行四辺形断面、菱形断面
とすることで、消音器の側方への突出量を抑えつつ消音
器の容量をより一層大きくすることができる。 【0040】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の自動二輪車の排気装置は、消音器を、
鉛直線に平行な第1の辺と、この第1の辺の上端から車
体側方へ離れるほど上昇するように延ばした第2の辺
と、この第2の辺の先端と第1の辺の下端とを繋ぐ第3
の辺とからなる三角形断面にしたので、鉛直線に平行な
第1の辺を備えることで、第1の辺が後輪に干渉しない
程度に消音器を車体中心側へ寄せて配置することがで
き、消音器の車体側方への突出量を抑えることができ、
また、車体の中心のスペースとして左右の消音器の断面
の各第2の辺の間及び各第2辺の上方に底部中央が底部
左右より低くなった、大きく且つまとまったスペースを
形成することができ、このスペースを有効に利用するこ
とができる。 【0041】例えば、このスペースにシートを配置すれ
ば、シートのクッション材を厚くすることができて、ク
ッション性を向上させることができ、収納部を配置すれ
ば、より大きな物を収納することができ、テールランプ
を配置すれば、灯体の表面積を大きくすることができ
て、後方からの視認性を向上させることができる。
面図 【図2】本発明に係る自動二輪車の平面図 【図3】本発明に係る排気装置を説明する車体後部の平
面図 【図4】本発明に係る排気装置の配置を説明する側面図 【図5】本発明に係る排気装置を説明する背面図 【図6】本発明に係る消音器を説明する説明図 【図7】本発明に係る自動二輪車の要部側面図 【図8】図7の8矢視図 【図9】消音器の断面を比較して説明する説明図 【図10】従来の消音器の断面を説明する説明図 【符号の説明】 10…自動二輪車、13…エンジン、15,16,1
7,18,26,27…排気管、22,23…消音器、
94…鉛直線、95…第1の辺、96…第2の辺、97
…第3の辺。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジンから後方へ排気管を延ばし、こ
の排気管を後輪より上方に配置した左右一対の消音器に
接続した自動二輪車において、 前記消音器は、鉛直線に平行な第1の辺と、この第1の
辺の上端から車体側方へ離れるほど上昇するように延ば
した第2の辺と、この第2の辺の先端と前記第1の辺の
下端とを繋ぐ第3の辺とからなる三角形断面にしたこと
を特徴とする自動二輪車の排気装置。
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2002
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