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JP2003071967A - 光触媒層を最外層に形成した化粧板 - Google Patents

光触媒層を最外層に形成した化粧板

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JP2003071967A
JP2003071967A JP2001262901A JP2001262901A JP2003071967A JP 2003071967 A JP2003071967 A JP 2003071967A JP 2001262901 A JP2001262901 A JP 2001262901A JP 2001262901 A JP2001262901 A JP 2001262901A JP 2003071967 A JP2003071967 A JP 2003071967A
Authority
JP
Japan
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layer
decorative
photocatalyst
photocatalyst layer
decorative plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001262901A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Kuroda
佳照 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧板の表面に付着した汚れを自ら分解して
汚れを低減し、さらに、化粧板の表面を親水性にするこ
とにより払拭による清掃を簡単に行えるようにした光触
媒層を最外層に形成した化粧板を提供すること。 【解決手段】 無機質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた
基材層1の表面に化粧層2を備え、最外層に酸化チタン
を含有する光触媒層3を一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機質材料に熱硬
化性樹脂を含浸させた基材層の表面に化粧層を備えた化
粧板に関し、特に、化粧板の表面に付着した汚れを低減
し、かつ払拭による清掃を簡単に行えるようにした光触
媒層を最外層に形成した化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台所等の壁面には、耐水性、耐熱
性、油等の汚れが付着した場合の払拭による清掃の容易
性等に鑑みて、一般には、タイルを貼着する施工が採用
されてきた。ところで、タイルの表面に付着した油等の
汚れは、払拭により簡単に除去することができるが、タ
イルの目地に入った汚れは、この目地に浸透し、払拭程
度では簡単に除去することができず、経年により目地の
汚れが目立つようになるという問題があった。
【0003】一方、タイルを貼着する施工に代えて、無
機質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた基材層の表面に化
粧層を備えた化粧板を用いる施工が汎用されている。こ
の化粧板を用いる施工は、タイルを貼着する施工に比較
して施工作業が簡単で、かつ、タイルと同様、耐水性、
耐熱性、油等の汚れが付着した場合の払拭による清掃の
容易性に優れ、さらに、目地は印刷されたものであるた
め、目地に汚れが浸透しないという利点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
化粧板は、上記のように、耐水性、耐熱性、油等の汚れ
が付着した場合の払拭による清掃の容易性に優れてはい
るものの、多くの化粧板は、最外層がメラミン系樹脂を
含有する化粧層からなるため、汚れがひどくなると、払
拭による清掃に手数を要するという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の化粧板の有する問題
点に鑑み、化粧板の表面に付着した汚れを自ら分解して
汚れを低減し、さらに、化粧板の表面を親水性にするこ
とにより払拭による清掃を簡単に行えるようにした光触
媒層を最外層に形成した化粧板を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光触媒層を最外層に形成した化粧板は、無
機質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた基材層の表面に化
粧層を備え、最外層に酸化チタンを含有する光触媒層を
一体に形成したことを特徴とする。
【0007】この光触媒層を最外層に形成した化粧板
は、無機質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた基材層の表
面に化粧層を備え、最外層に酸化チタンを含有する光触
媒層を一体に形成することにより、化粧板の表面に落ち
にくい油などの汚れが付着しても、汚れを光触媒層で分
解して汚れを低減することができるとともに、最外層の
酸化チタンを含有する光触媒層が親水性を呈するため、
油などの汚れが付着しにくく、払拭による清掃をより簡
単に行うことができる。
【0007】この場合において、光触媒層を、アナター
ゼ型酸化チタン粉末をシリコン系樹脂に分散させた塗布
層から構成することができる。
【0008】これにより、光触媒効率が高いアナターゼ
型酸化チタン粉末を用いることによって、紫外線量の少
ない室内でも効率よく汚れを分解することができ、ま
た、アナターゼ型酸化チタン粉末をシリコン系樹脂に分
散させた塗布層からなる光触媒層よりなる光触媒層は、
酸化チタンによる光触媒層自体の分解、劣化が起こりに
くく、光触媒層を長期に亘って安定した状態で維持する
ことができる。
【0009】また、光触媒層の下層に、シリコン系樹脂
の塗布層からなるプライマー層を形成することができ
る。
【0010】これにより、光触媒層の接着安定性を向上
することができる。
【0011】また、少なくとも化粧板の表面に、タイル
模様となるように、幅2〜5mm、深さ0.2〜0.7
mmの目地を形成するとともに、該目地に対応して、光
触媒層、化粧層及び基材層の一部が凹曲されてなるよう
にすることができる。
【0012】これにより、化粧板の意匠性を高めなが
ら、目地を形成することによる化粧板の強度の低下を防
止し、耐撓み性が良好な化粧板とすることができるとと
もに、窪んだ目地であっても清掃を簡単に行うことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光触媒層を最外層
に形成した化粧板の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0014】図1に、本発明の光触媒層を最外層に形成
した化粧板の第1実施例を示す。この化粧板Tは、無機
質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた基材層1の表面に化
粧層2を備え、最外層に酸化チタンを含有する光触媒層
3を層状に一体に形成したものである。なお、本実施例
の化粧板Tにおいては、基材層1の裏面には、壁板等の
下地への接着性を向上させるために、熱硬化性樹脂を含
浸させた紙からなるバッカー層4を層状に一体に形成す
るようにしている。
【0015】基材層1は、特に限定されるものではない
が、無機質骨材、具体的には、水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム等の含水無機化合物や炭酸カルシウ
ム、タルク等の充填剤を含有し、メラミン樹脂、フェノ
ール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布を
好適に用いることができる。そして、より具体的には、
この基材層1には、図2(A)に示すように、秤量30
〜100g/m2程度のガラス不織布に、メラミン樹
脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた後、
この不織布層10bの片面に、水酸化アルミニウム等の
無機質骨材及びメラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂(さらに、必要に応じて他の添加剤)を混合し
た混合物(本明細書において、「混合樹脂」という。)
を塗布して混合樹脂層10aを形成し、2層構造とした
ものや、図2(B)に示すように、ガラス不織布に、メ
ラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸さ
せた不織布層10bの両面に、水酸化アルミニウム等の
無機質骨材及びメラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂(さらに、必要に応じて他の添加剤)を混合し
た混合樹脂を塗布して混合樹脂層10aを形成し、3層
構造としたものや、図2(C)に示すように、ガラス不
織布に水酸化アルミニウム等の無機質骨材及びメラミン
樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂(さらに、必要
に応じて他の添加剤)を混合した混合樹脂を含浸させた
不織布層10bの両面に、該混合樹脂を塗布して混合樹
脂層10aを形成したもの(この場合、図示の3層構造
のほか、2層構造とすることもできる。)や、図2
(D)に示すように、ガラス不織布に、水酸化アルミニ
ウム等の無機質骨材及びメラミン樹脂、フェノール樹脂
等の熱硬化性樹脂(さらに、必要に応じて他の添加剤)
を混合した混合樹脂を含浸させた不織布層10bからな
る1層構造のものや、不織布層10bと混合樹脂層10
aとを別々に成形し重ね合わせたもの等からなる基材シ
ート材10を適宜選択し、これらを複数枚積層して構成
することができる。
【0016】また、化粧層2は、特に限定されるもので
はないが、例えば、酸化チタンを含有するクラフト紙
に、メラミン樹脂を含浸させたものを好適に用いること
ができる。この化粧層2の表面には、化粧板Tの模様や
目地となる適宜の印刷を施すようにする。そして、この
酸化チタンを含有するクラフト紙には、秤量50〜15
0g/m 2のもの、好ましくは、70〜120g/m2
採用し、これにメラミン樹脂を80〜200重量%含浸
させ、さらに、その表面に任意の印刷層を形成するよう
にする。この場合、この酸化チタンを含有するクラフト
紙の秤量が、150g/m2より大きいと、後述の実施
例5に示すように、目地Tbを形成するために金型を用
いて化粧板Tを加熱、押圧したとき、化粧層1が凹状に
窪みにくくなり成形性が悪く、反対に、50g/m2
り小さいと、化粧層1が破損しやすくなる。また、メラ
ミン樹脂の含浸量が、200重量%より多いと、所期の
難燃性若しくは不燃性の性質が得にくくなり、反対に、
80重量%より少ないと、化粧板Tを加熱、押圧したと
き、化粧層1が凹状に窪みにくく(目地Tbが形成され
にくく)、成形性が悪くなる。
【0017】また、化粧板Tの最外層に形成される光触
媒層3は、特に限定されるものではないが、1〜100
nm程度の粒径のアナターゼ型酸化チタン粉末をシリコ
ン系樹脂に分散させた材料を塗布することにより形成す
るようにした、0.01〜1.0μm程度の厚さの塗布
層から構成することができる。
【0018】次に、この光触媒層を最外層に形成した化
粧板Tの作用について説明する。この光触媒層3を最外
層に形成した化粧板Tは、無機質材料に熱硬化性樹脂を
含浸させた基材層1の表面に化粧層2を備え、最外層に
光触媒層3を一体に形成することにより、化粧板Tの表
面に落ちにくい油などの汚れが付着しても、汚れを光触
媒層3で分解して汚れを低減することができるととも
に、最外層の酸化チタンを含有する光触媒層3が親水性
を呈するため、油などの汚れが付着しにくく、払拭によ
る清掃をより簡単に行うことができるものとなる。さら
に、この化粧板Tは、光触媒層3を構成する光触媒に、
光触媒効率が高いアナターゼ型酸化チタン粉末を用いる
ことによって、紫外線量の少ない室内でも効率よく汚れ
を分解することができ、また、アナターゼ型酸化チタン
粉末をシリコン系樹脂に分散させた塗布層からなる光触
媒層3は、酸化チタンによる光触媒層3自体の分解、劣
化が起こりにくく、光触媒層3を長期に亘って安定した
状態で維持することができるものとなる。
【0019】図3に、本発明の光触媒層を最外層に形成
した化粧板の第2実施例を示す。この化粧板Tは、上記
第1実施例の化粧板Tの化粧層2と光触媒層3の間にプ
ライマー層5を形成したものである。このプライマー層
5は、特に限定されるものではないが、0.1〜5.0
μm程度の厚さのシリコン系樹脂の塗布層から構成する
ことができる。このように、化粧層2と光触媒層3の間
にプライマー層5を形成することにより、光触媒層3の
接着安定性を一層向上することができるものとなる。
【0020】図4に、本発明の光触媒層を最外層に形成
した化粧板の第3実施例を示す。この化粧板Tは、上記
第2実施例の化粧板Tの化粧層2とプライマー層5の間
にフイルム層6をラミネート加工することにより形成し
たものである。このフイルム層6は、特に限定されるも
のではないが、10〜200μm程度の厚さのアクリル
系樹脂フイルムから構成することができる。このよう
に、化粧層2とプライマー層5の間にフイルム層6を形
成することにより、プライマー層5、さらには、光触媒
層3の接着安定性を一層向上することができるものとな
る。そして、このようなフイルム層6を有する化粧板T
は、例えば、アクリル系樹脂フイルムにプライマー及び
光触媒塗料を塗布することによりプライマー層5及び光
触媒層3を形成した3層構造のフイルムを、基材層1及
び化粧層2等の積層時に同時に積層することによって化
粧板Tを得ることができる利点がある。
【0021】図5に、本発明の光触媒層を最外層に形成
した化粧板の第4実施例を示す。この化粧板Tは、上記
第2実施例の化粧板Tの化粧層2とプライマー層5の間
に接着層7を形成したものである。この接着層7は、特
に限定されるものではないが、0.1〜10.0μm程
度の厚さのアクリル系樹脂又はアクリル系樹脂とシリコ
ン系樹脂の混合物からなる塗布層から構成することがで
きる。このように、化粧層2とプライマー層5の間に接
着層7を形成することにより、プライマー層5、さらに
は、光触媒層3の接着安定性を一層向上することができ
るものとなる。
【0022】図6に、本発明の光触媒層を最外層に形成
した化粧板の第5実施例を示す。この化粧板Tは、化粧
板Tの表面Taに目地Tbを形成したものである。この
目地Tbは、化粧板Tの表面Taに、タイル模様となる
ように、幅2〜5mm、深さ0.2〜0.7mmの目地
Tbを形成するとともに、この目地Tbに対応して、化
粧層2、基材層1、バッカー層4等の一部が凹曲されて
なるようにしたものである。この場合、目地Tbは、光
触媒層3を形成した化粧層2、基材層1、バッカー層4
等を順次重ねた後、例えば、140℃程度に加熱しなが
ら、その上方から、タイル模様となる目地Tbに対応し
た突条を形成したプレス上金型により押圧する。これに
より、光触媒層3を形成した化粧層2、基材層1、バッ
カー層4等にそれぞれ含まれる熱硬化性樹脂によって、
積層した素材間が互いに接着され、全体が一体化される
とともに、化粧板Tの表面に、タイル模様となる目地T
bが形成される。さらに、この目地Tbに対応して化粧
層2、基材層1、バッカー層4等の一部が凹曲され、タ
イル模様の凹曲条Tcが形成される。この凹曲条Tc
は、化粧層2に近い程目地Tbと同じ深さに凹曲し、バ
ッカー層4に近い程深さが浅くなる様に、凹曲の程度が
化粧層2側からバッカー層4側にかけて徐々に小さくな
っている。化粧板Tの裏面は本質的には平坦であるが、
場合によっては、プレス上金型の突条の押圧力がバッカ
ー層4にまで及び、目地Tbに対応する0.01〜0.
3mm程度の高さの突条リブが形成されるようにしても
よい。なお、光触媒層3は、目地Tbを形成した後に形
成することもできる。このように、化粧板Tの表面Ta
に、上記のような目地Tbを形成することにより、化粧
板Tの意匠性を高めながら、目地Tbを形成することに
よる化粧板Tの強度の低下を防止し、耐撓み性が良好な
化粧板とすることができるものとなる。また、目地Tb
は、表面に光触媒層3を備えているため、汚れが付着し
ても、汚れを光触媒層で分解して汚れを低減することが
でき、汚れを、払拭により簡単に除去することができ
る。
【0023】以上、本発明の光触媒層を最外層に形成し
た化粧板について、複数の実施例に基づいて説明した
が、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるも
のではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせ
る等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成
を変更することができ、さらに、本発明の光触媒層を最
外層に形成した化粧板は、化粧板の最外層に形成した光
触媒層3の表面を保護するため、透明なシリコン系樹脂
塗膜にてコーティングすること等を排除するものでな
い。
【0024】
【発明の効果】本発明の光触媒層を最外層に形成した化
粧板によれば、無機質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた
基材層の表面に化粧層を備え、最外層に酸化チタンを含
有する光触媒層を一体に形成することにより、化粧板の
表面に落ちにくい油などの汚れが付着しても、汚れを光
触媒層で分解して汚れを低減することができるととも
に、最外層の酸化チタンを含有する光触媒層が親水性を
呈するため、油などの汚れが付着しにくく、汚れを払拭
により簡単に除去することができる。
【0025】また、光触媒層に光触媒効率が高いアナタ
ーゼ型酸化チタン粉末を用いることによって、紫外線量
の少ない室内でも効率よく汚れを分解することができ、
また、アナターゼ型酸化チタン粉末をシリコン系樹脂に
分散させた塗布層からなる光触媒層よりなる光触媒層
は、酸化チタンによる光触媒層自体の分解、劣化が起こ
りにくく、光触媒層を長期に亘って安定した状態で維持
することができる。
【0026】また、光触媒層の下層に、シリコン系樹脂
の塗布層からなるプライマー層を形成することにより、
光触媒層の接着安定性を向上することができる。
【0027】また、少なくとも化粧板の表面に、タイル
模様となるように、幅2〜5mm、深さ0.2〜0.7
mmの目地を形成するとともに、該目地に対応して、光
触媒層、化粧層及び基材層の一部が凹曲されてなるよう
にすることにより、化粧板の意匠性を高めながら、目地
を形成することによる化粧板の強度の低下を防止し、耐
撓み性が良好な化粧板とすることができるとともに、窪
んだ目地であっても清掃を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光触媒層を最外層に形成した化粧板の
第1実施例を示す断面図である。
【図2】基材層を構成する芯材シートの例を示す断面図
である。
【図3】本発明の光触媒層を最外層に形成した化粧板の
第2実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の光触媒層を最外層に形成した化粧板の
第3実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の光触媒層を最外層に形成した化粧板の
第4実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の光触媒層を最外層に形成した化粧板の
第5実施例を示し、(a)は外観斜視図、(b)は断面
図である。
【符号の説明】
T 化粧板 Ta 表面 Tb 目地 1 基材層 10 基材シート材 10a 混合樹脂層 10b ガラス不織布層 2 化粧層 3 光触媒層 4 バッカー層 5 プライマー層 6 フイルム層 7 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA01A AA21C AK01A AK52C AK52D AR00B BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C CC00C DC28B DD05 DE01C EH462 EJ65D EJ82A GB09 HB00B HB40B JB05 JB13A JL06 JL08C 4G069 AA03 AA08 BA04A BA04B BA48A CD10 DA06 EA11 EC22X EC22Y ED02 FA03 FB23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質材料に熱硬化性樹脂を含浸させた
    基材層の表面に化粧層を備え、最外層に酸化チタンを含
    有する光触媒層を一体に形成したことを特徴とする光触
    媒層を最外層に形成した化粧板。
  2. 【請求項2】 光触媒層は、アナターゼ型酸化チタン粉
    末をシリコン系樹脂に分散させた塗布層からなることを
    特徴とする請求項1記載の光触媒層を最外層に形成した
    化粧板。
  3. 【請求項3】 光触媒層の下層に、シリコン系樹脂の塗
    布層からなるプライマー層を形成したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の光触媒層を最外層に形成した化粧
    板。
  4. 【請求項4】 少なくとも化粧板の表面に、タイル模様
    となるように、幅2〜5mm、深さ0.2〜0.7mm
    の目地を形成するとともに、該目地に対応して、光触媒
    層、化粧層及び基材層の一部が凹曲されていることを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の光触媒層を最外層に
    形成した化粧板。
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