JP2003065533A - ガス燃焼器具 - Google Patents
ガス燃焼器具Info
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- Control Of Combustion (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Abstract
た燃料ガスに適した仕様に切り替わるガス燃焼器具を提
供することを目的とする。 【解決手段】 パイロットバーナ40の火炎の長さによ
る熱電対23の起電力の違いから供給ガスを判別し、供
給ガスがDMEと判別された場合には、切替電磁弁22
を開いてガス流量を増やし、しかも、電磁ソレノイド1
3のオフ状態を維持するため、ダンパー11の開度が小
さくなり、適切な空燃比で正常に燃焼する。LPGと判
定される場合には、切替電磁弁22を閉じたままにする
ため、ガス流量がDMEの場合よりも減少し、同一イン
プットで燃焼する。しかも、電磁ソレノイド13をオン
するため、ダンパー11の開度が大きくなり、吸引空気
流量がDMEの場合と等しく、適切な空燃比で正常に燃
焼する。
Description
る燃料ガスを燃焼可能なガス燃焼器具に関する。
ス種としては、主に都市ガスとLPガス(プロパンを主
成分とした液化石油ガスで、以下、LPGと呼ぶ)とが
知られているが、LPGはやや高価である。そこで、最
近、安価なジメチルエーテル(以下、DMEと呼ぶ)を
LPGの代替燃料として使用することが検討されてい
る。また、DMEの供給は現在のところ十分なものでは
ないので、常にDMEを使い続けることができる保障も
なく、DMEの供給が滞った場合には、LPGを使う必
要があり、今後LPGをDMEに置き換えるようにして
も、当面の間はDMEとLPGとの並行使用をすること
も考えられている。
とLPGとはウォッベ指数(以下、WIと呼ぶ)が大幅
に異なるため、LPG用の燃焼器具にそのままDMEを
供給すると、単位時間当たりの発熱量(インプット)が
大幅に変化して燃焼器具の燃焼や出力などの特性が悪化
してしまうので、供給ガスがDMEかLPGかを判別し
て、そのガス種に適したガス供給流量や燃焼用空気供給
流量に調整する必要がある。現在、燃料ガスとしてはL
PG以外にも都市ガスや天然ガスが使用されており、ガ
ス種を変更する際には、作業員がそのガス種専用ノズル
に交換すると共に、空気供給口となるダンパーの開度を
手作業で変更している。しかし、このような方法でガス
種に適したガス流量や空気流量に調整するのは面倒であ
る。また、ガス種の数だけノズルを用意しておかなけれ
ばならず、在庫管理が大変であり、しかもノズルの製造
コストが高くなってしまう。そこで、本発明のガス燃焼
器具は上記課題を解決し、燃料ガスの種類に応じた仕様
に切り替わるガス燃焼器具を提供することを目的とす
る。
明の請求項1記載のガス燃焼器具は、ウォッベ指数(W
I)の異なる2種類の燃料ガスを燃焼可能なガス燃焼器
具であって、ノズルから噴出して供給された燃料ガス
と、該燃料ガスの噴出エネルギーによって吸引された燃
焼用一次空気とを混合させて燃焼するバーナと、上記ノ
ズルの上流側のガス供給路に設けられ、低WIガスでは
上記ノズルへ供給するガス流量を、高WIガスの場合の
供給ガス流量よりも増加させるガス流量切替手段と、上
記低WIガスでは上記バーナに吸引される燃焼用一次空
気の通過抵抗を上記高WIガスの場合の空気通過抵抗よ
りも増加させて、該高WIガスと略同流量の一次空気を
吸引させる空気通過抵抗切替手段とを備え、燃料ガスの
WIに関係なく同じ単位時間当たりの発熱量で燃焼する
ことを要旨とする。
具は、上記請求項1記載のガス燃焼器具において、WI
の異なる燃料ガスの種類を判別するガス種判別手段と、
上記ガス種判別手段の判別結果に応じて上記ガス流量切
替手段と上記空気通過抵抗切替手段とを自動的に切り替
える自動切替手段とを備えたことを要旨とする。
具は、上記請求項1または2記載のガス燃焼器具におい
て、上記バーナの火炎状態を検知する熱電対と、上記ガ
ス流量切替手段としてガス流路の通過抵抗を切り替える
切替弁とを備え、上記熱電対から発生する起電力に応じ
て上記切替弁を制御することを要旨とする。
具は、上記請求項2記載のガス燃焼器具において、上記
低WIガスを燃焼した場合と上記高WIガスを燃焼した
場合とで、その燃焼状態が異なるパイロットバーナと、
上記パイロットバーナの火炎状態を検知するパイロット
炎検知手段と、上記バーナへのガス供給を一時的に遮断
する遮断手段とを備え、上記ガス種判別手段が上記パイ
ロット炎検知手段の検知信号に基づいてガス種を判別す
ると共に、該ガス種判別手段の判別中は上記バーナへの
ガス供給を遮断することを要旨とする。
具は、上記請求項1〜4の何れかに記載のガス燃焼器具
において、上記低WIガスはジメチルエーテル、上記高
WIガスはLPガスであることを要旨とする。
ガス燃焼器具は、ノズルからの燃料ガスの噴出エネルギ
ーによって吸引された空気と燃料ガスとを混合させてバ
ーナで自然燃焼する。高WIガスが供給される場合に
は、低WIガスの場合と同じインプットになるように、
ノズルの上流側のガス供給路でガス流量を低WIガスの
場合よりも減少させる。従って、ガス種が変更されても
ノズルを交換する必要がない。また、このようにガス流
量を減らしても、バーナに吸引される空気通過抵抗を低
WIガスの場合よりも減少させて低WIガスの場合と同
じ流量の空気を吸引するため、適切な空燃比を保って、
正常に燃焼できる。
具は、ガス種判別手段が燃料ガスの種類を判別し、判別
されたガス種に適したガス流量および空気通過抵抗に自
動的に切り替える。
具は、ガス種によってバーナの燃焼状態が変化し、熱電
対から発生する起電力も増減して、その起電力に応じて
切替弁を制御する。このため、ガス流路の通過抵抗が切
り替わり、バーナへ供給されるガス流量も変化する。こ
のようにして、供給ガスの種類に応じてガス流量が切り
替わり、所望のインプットを得ることができる。
具は、バーナを燃焼させる前に、燃料ガスのWIの大き
さによって燃焼状態が変化するパイロットバーナの火炎
状態を検知して、ガス種判別手段がその検知信号に基づ
いてガス種を判別する。この判別後は自動的にガス流量
や空気通過抵抗を切り替えてからバーナを燃焼させる。
パイロットバーナは、燃焼状態が大きく変化する構成で
あっても支障がなく、ガス種をより正確に判別でき、バ
ーナを異常燃焼させることがない。
具は、DMEが供給される場合にはLPGの場合よりも
ガス流量と空気通過抵抗とを増加させ、LPGと同イン
プットでかつ正常にバーナを燃焼させる。DMEは、L
PGと同様にガスボンベに液化封入して供給できるた
め、LPGの代替燃料としてそのまま安全に使うことが
できる。
を一層明らかにするために、以下本発明のガス燃焼器具
の好適な実施形態について説明する。
ろについて図1〜図4を用いて説明する。テーブルこん
ろは、燃料ガスのWIの大きさに関係なくDME(低W
Iガス)でもLPG(高WIガス)でも燃焼するメイン
バーナ10と、メインバーナ10の近傍に設けられWI
の大きさによって燃焼状態が大きく変化するパイロット
バーナ40とを備える。
ス流路となる主ガス管61には、上流から順に、元電磁
弁20,主電磁弁21,ガス流量を規制する主オリフィ
ス15が設けられると共に、その下流先端には、メイン
バーナ10へのガス流量を規制するノズル14が嵌着さ
れる。
下流で主オリフィス15を迂回するバイパス管62が接
続され、このバイパス管62には、上流側から順に、流
路を開閉する切替電磁弁22,ガス流量を規制する副オ
リフィスが設けられる。また、主ガス管61には、元電
磁弁20と主電磁弁21との間に、パイロットバーナ4
0へのガス供給路としてパイロットガス管62が接続さ
れる。
22は、各バーナ10,40の燃焼制御等を行うコント
ローラ30の指示により開閉制御される。このコントロ
ーラ30には、パイロットバーナ40の火炎状態を検知
する熱電対23と、パイロットバーナ40を点火するイ
グナイタ24と、点火操作によりオンするマイクロスイ
ッチ25とが接続される。この熱電対23は、DMEが
バーナ10に供給されて燃焼する場合には、LPGがバ
ーナ10に供給されて燃焼する場合よりも大きな起電力
を発生する位置に配置される。
空気とを混合させるスロート10aが形成され、図3,
4に示されるように、スロート10aの先端開口には、
燃焼用空気通過抵抗を調整するダンパー11が嵌着され
る。ダンパー11は、中心でノズル14を保持するノズ
ル保持部11dと、その周囲に扇形の空気供給口11e
を左右に2つ形成した固定板11aと、回動により固定
板11aと重なり合って空気供給口11eの大きさを調
整する一対の回動板11bと、回動板11bから突出し
た作動片11cとからなる。従って、燃焼用一次空気
は、ノズル14からの燃料ガスの噴出エネルギーによっ
て空気供給口11eから吸引され、スロート10aで燃
料ガスと混合後、図示しない炎口から噴出する。
インバーナ10の入口となる空気供給口11eの開口面
積を小さくする方向に付勢する戻しバネ12が係合され
ると共に、プランジャー13aを備えた電磁ソレノイド
13が設けられる。
ス15,16およびノズル14の内径について説明す
る。主オリフィス15の内径φ15および副オリフィス1
6の内径φ16は、LPGが主オリフィス15を通過して
バーナ10へ供給される時のインプットと、DMEが主
オリフィス15と副オリフィス16との両方を通過して
供給される時のインプットとが等しくなるように決めら
れている。
たものとWIとに比例することから、LPGとDMEと
で同一インプットにするためには次式が成り立つように
すればよい。 φ15 2WILPG=(φ15 2+φ16 2)WIDME …式(1) 尚、WILPG:LPG(ここでは純プロパン)のWIで
19,000kcal/Nm3、WIDME:DMEのWI
で12,420kcal/Nm3。式(1)を変形し
て、 φ16/φ15={(WILPG/WIDME)−1}1/2 …式(2)
0.73となることから、副オリフィス16の内径φ16
を主オリフィス15の内径φ15の0.73倍の大きさに
すると、インプットを等しくすることができる。
16を通過しても、バーナ10へのガス流量がノズル1
4によって規制されないように、ノズル14の内径φ14
は、大きく形成されている。具体的には、φ14=(φ15
2+φ16 2)1/2にφ16=0.73φ15を代入して、φ14
=1.24φ15となるように形成される。
0.83mmとした場合には、副オリフィス16の内径
φ16を0.61mmとし、ノズル14の内径φ14を1.
03mm以上とすればよい。
は、操作ボタンを押すと、コントローラ13は、マイク
ロスイッチ25からの信号を受けて点火操作を検知し、
元電磁弁20を開いてパイロットバーナ40へ燃料ガス
を供給すると共に、イグナイタ24に通電してパイロッ
トバーナ40を点火する。この際、主電磁弁21は閉弁
している。
の大きさによって火炎の長さが変化する。燃料ガスがD
MEの場合では、図1の実線で示されるように、短い火
炎が形成され、熱電対23は、その感熱部が火炎の内炎
の先端から若干はなれた外炎(高温部)に接触する。一
方、燃料ガスがLPGの場合では、図1の破線で示され
るように、長い火炎が形成され、熱電対23は、その感
熱部が未燃焼領域である内炎(低温部)に接触する。
2秒後)の熱電対23の起電力が判定レベルV1未満で
あれば、供給ガスがLPGであると判定し、起電力が判
定レベルV1以上であれば、供給ガスがDMEであると
判定する。また、この起電力が着火検知レベルV0(<
V1)未満であれば、元電磁弁20を閉じて、パイロッ
トバーナ40を消火する。
切替電磁弁22を閉じたまま主電磁弁21を開き、主オ
リフィス15で規制されたガス流量でメインバーナ10
へ燃料ガスを供給する。これと同時に、図3に示される
ように、電磁ソレノイド13に通電してプランジャー1
3aを電磁ソレノイド13の中央へ引き寄せる。これに
よりダンパー11の作動片11cが図3中で左回転し
て、固定板11aと回動板11bとが重なり、メインバ
ーナ10の空気供給口11eの開口面積が大きくなる。
れば、主電磁弁21の開弁と共に切替電磁弁22も開
き、図2に示されるように、燃料ガスをバイパス管62
と主ガス管61との両方から、LPGの場合よりもガス
流量が増えた状態(主オリフィス15と副オリフィス1
6とからの合計流量)でメインバーナ10へ供給する。
従って、DMEというWIの小さい燃料ガスが供給され
る場合でも、LPGの場合と同インプットで燃焼するこ
とができる。また、この際、電磁ソレノイド13に通電
せず、図4に示されるように、ダンパー11の作動片1
1cおよび回動板11bが、戻しバネ12により図4中
で右回転した状態を維持し、メインバーナ10の空気供
給口11eの開口面積が小さいままである。
調整されたメインバーナ10は、パイロットバーナ40
から火移りして点火する。メインバーナ10にLPGが
供給される場合では、切替電磁弁22が閉じておりガス
流量が制限されて、ノズル14からのガス噴出エネルギ
ーが小さくなるが、電磁ソレノイド13によりダンパー
11の作動片11cを動かすため、メインバーナ10の
空気供給口11eの開口面積が大きくなり、空気通過抵
抗が減少して燃焼用空気を十分吸引することができる。
電磁弁22が開いてガス流量が増加し、ノズル14から
のガス噴出エネルギーが大きくなるため、戻しバネ12
によって空気供給口11eの開口面積を小さくして、空
気通過抵抗が増加し、必要な流量だけ、つまりLPGと
同じ流量だけ燃焼用空気を吸引する。
同じ器具を用いて同一インプットで燃焼させる際に、適
切な空燃比で正常に燃焼させることができる。そして、
点火操作後、再び操作ボタンが押し操作されると、元電
磁弁20,主電磁弁21,切替電磁弁22を閉弁して、
各バーナ10,40へのガス供給を遮断して消火する。
ルこんろでは、メインバーナ10へ燃料ガスを供給する
前に、パイロットバーナ40で燃焼させ、熱電対23の
起電力値と判定値と比較する。判定したガス種に応じて
メインバーナ10へのガス供給流量を自動的に調整する
ため、メインバーナ10を所定のインプットで燃焼させ
ることができる。しかも、電磁ソレノイド13と戻しバ
ネ12とを用いて空気通過抵抗を適切に調整すること
で、燃焼用一次空気を所定流量吸引して、正常に燃焼さ
せることができる。
格,供給状況に応じて適宜切り替えて使うといった並行
使用が可能になり、経済的である。この際、使用者は燃
料ガスを区別して器具を使用しなくてもよく、安全で使
い勝手がよい。
る作業をしなければならなかったが、本実施形態のテー
ブルこんろでは、共通ノズルを用いたまま、ガス種に適
したガス流量に自動調整することができ、ガス種転換作
業が容易になる。
が、本発明はこうした実施形態に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、熱電
対23に代えてフレームロッドを用い、その電流を検知
してガス種を判別してもよい。
抗の変更により行うことに代えて、ガスガバナにより供
給ガス圧を変更して行ってもよい。また、ガス種に応じ
たガス流量および空気通過抵抗を自動的に切り替えず
に、手動でダンパー開度やガス流路の通過抵抗(例えば
弁体の上下位置)を切り替えてもよい。
のガス燃焼器具によれば、ノズルの上流側のガス供給路
でガス流量を切り替えるため、ノズルをガス種毎に交換
しなくてもよい。この結果、ノズルの種類が増えず、そ
の在庫管理が容易になり、しかもノズルの製造コストを
抑えることができる。また、ノズル交換が不要なのでガ
ス種転換作業が容易になる。
よれば、ガス種が変わる度にわざわざ手動でガス流量や
空気通過抵抗を切り替えなくても、常に実際の供給ガス
種と適合した仕様で燃焼でき、安全かつ便利である。
よれば、ガス種に応じて熱電対の起電力が変化すること
を利用して切替弁を制御しガス流量を切り替えるため、
簡単な構成で所望のインプットを得ることができる。
よれば、バーナを燃焼させる前に、ガス種を判別して自
動的にガス流量や空気通過抵抗を適切に切り替えるた
め、判別前にバーナが異常燃焼するといった不具合がな
く安全である。しかも、ガス種によって燃焼状態の変化
を大きく取ることができるパイロットバーナを用いてガ
ス種を判別するため、ガス種判別精度が一層正確にな
る。
よれば、ガスボンベという同じガス供給形態のLPGと
DMEとを判別でき切り替えて使用できるため、市場価
格,供給状況等に応じて燃料ガスを選択でき、経済的で
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ネ、13…電磁ソレノイド、14…ノズル、15…主オ
リフィス、16…副オリフィス、20…元電磁弁、21
…主電磁弁、22…切替電磁弁、23…熱電対、30…
コントローラ、40…パイロットバーナ、61〜63…
ガス管。
Claims (5)
- 【請求項1】 ウォッベ指数(WI)の異なる2種類の
燃料ガスを燃焼可能なガス燃焼器具であって、 ノズルから噴出して供給された燃料ガスと、該燃料ガス
の噴出エネルギーによって吸引された燃焼用一次空気と
を混合させて燃焼するバーナと、 上記ノズルの上流側のガス供給路に設けられ、低WIガ
スでは上記ノズルへ供給するガス流量を、高WIガスの
場合の供給ガス流量よりも増加させるガス流量切替手段
と、 上記低WIガスでは上記バーナに吸引される燃焼用一次
空気の通過抵抗を上記高WIガスの場合の空気通過抵抗
よりも増加させて、該高WIガスと略同流量の一次空気
を吸引させる空気通過抵抗切替手段とを備え、 燃料ガスのWIに関係なく同じ単位時間当たりの発熱量
で燃焼することを特徴とするガス燃焼器具。 - 【請求項2】 WIの異なる燃料ガスの種類を判別する
ガス種判別手段と、 上記ガス種判別手段の判別結果に応じて上記ガス流量切
替手段と上記空気通過抵抗切替手段とを自動的に切り替
える自動切替手段とを備えたことを特徴とする請求項1
記載のガス燃焼器具。 - 【請求項3】 上記バーナの火炎状態を検知する熱電対
と、 上記ガス流量切替手段としてガス流路の通過抵抗を切り
替える切替弁とを備え、 上記熱電対から発生する起電力に応じて上記切替弁を制
御することを特徴とする請求項1または2記載のガス燃
焼器具。 - 【請求項4】 上記低WIガスを燃焼した場合と上記高
WIガスを燃焼した場合とで、その燃焼状態が異なるパ
イロットバーナと、 上記パイロットバーナの火炎状態を検知するパイロット
炎検知手段と、 上記バーナへのガス供給を一時的に遮断する遮断手段と
を備え、 上記ガス種判別手段が上記パイロット炎検知手段の検知
信号に基づいてガス種を判別すると共に、該ガス種判別
手段の判別中は上記バーナへのガス供給を遮断すること
を特徴とする請求項2記載のガス燃焼器具。 - 【請求項5】 上記低WIガスはジメチルエーテル、上
記高WIガスはLPガスであることを特徴とする請求項
1〜4の何れかに記載のガス燃焼器具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257171A JP4691673B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | ガス燃焼器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003065533A true JP2003065533A (ja) | 2003-03-05 |
JP4691673B2 JP4691673B2 (ja) | 2011-06-01 |
Family
ID=19084878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001257171A Expired - Lifetime JP4691673B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | ガス燃焼器具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4691673B2 (ja) |
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