JP2003060447A - 送信システム - Google Patents
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Abstract
幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出力の
線型性を改善する送信システムに関し、並列接続した単
位増幅器が故障しても、故障していない単位増幅器の非
線型歪を安定に補償することが可能な送信システムを提
供する。 【解決手段】 複数の単位増幅器を並列接続して成る電
力増幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出
力の線型性を改善する送信システムにおいて、複数の単
位増幅器の入力端子、又は、出力端子のいずれかにおけ
るレベル変化を検出する構成と、検出されたレベル変化
に対応してベースバンド信号部が出力するベースバンド
信号に対する利得を可変にして適応プリ・ディストーシ
ョンの参照信号を生成する構成とを備えて構成する。
Description
を並列接続して成る電力増幅器に適応プリ・ディストー
ションを施して送信出力の線型性を改善する送信システ
ムに係り、特に、並列接続した単位増幅器が故障して
も、故障していない単位増幅器の非線型歪を安定に補償
することが可能な送信システムに関する。
テムにおいても、通信路における減衰を考慮して送信シ
ステムの最終段には大電力を出力できる電力増幅器が設
けられる。特に、無線通信システムにおいては、アンテ
ナの指向性によって電波が伝播する空間に制約が加えら
れるとはいえ、空間の伝播定数の不均一さによって生ず
る屈折、空間中に存在する塵埃による散乱や、建造物又
は丘陵又は山林などによる反射などによって電力損失が
増す。更に、伝播空間に存在する自然界の雑音や人間の
社会活動によって生ずる雑音によって信号対雑音比が低
下するので、十分大きな出力電力で送信する必要があ
る。
は、比較的小電力の時には高い線型性を有しているが、
大電力になると線型性が失われて非線型歪が大きくな
る。この非線型歪は同一通信帯域の他チャンネルの信号
や異なる通信帯域の信号に対する雑音となる。従って、
大きな出力電力を得ながら非線型歪を小さくすることが
必須で、複数の単位増幅器を並列接続して成る電力増幅
器に適応プリ・ディストーションを施して送信出力の線
型性を改善する送信システムが実用化されている。
る。図5において、1は、原信号を処理してベースバン
ド信号を出力するベースバンド信号部である。2は、適
応プリ・ディストーションを行なうための補償信号を生
成する補償信号生成回路である。補償信号生成回路2に
はベースバンド信号部が出力するベースバンド信号が供
給される。
号を加算する加算回路、4は、加算回路3の出力を変調
する直交変調回路、5は、直交変調回路4の出力をアナ
ログ変換するデジタル・アナログ・コンバータ(図で
は、Digital Analog Convertorの頭文字をとった略語
「DAC」を記載している。以降も、図では同様に記載
する。)、6は無線周波帯の搬送波を生成する無線周波
発振器、7は、無線周波発振器6が出力する無線周波帯
の搬送波によってデジタル・アナログ・コンバータ5の
出力を無線周波帯に周波数変換するアップ・コンバータ
である。
出力を電力増幅する単位増幅器で、図5の例では単位増
幅器を2つ並列接続して電力増幅器を構成している。
又、12は、該電力増幅器の出力の一部を分岐する方向
性結合器、13は、出力電力を空間に放射するアンテナ
である。又、14は、方向性結合器12が分岐した無線
周波帯の信号のレベルを調整する減衰器、15は、無線
周波発振器6の出力によって減衰器14の出力を周波数
変換するダウン・コンバータである。
デジタル信号に変換する第一のアナログ・デジタル・コ
ンバータ(図では、「ADC」と略記している。これ
は、Analog Digital Convertorの頭文字による略語であ
る。尚、以降も、図では同様に記載する。) である。
尚、第一のアナログ・デジタル・コンバータは増幅器を
内蔵しているものとする。
バータ16の出力をベースバンド信号に変換する直交復
調回路である。又、18は、直交復調回路17が出力す
る帰還信号とベースバンド信号部1が出力するベースバ
ンド信号との差をとる減算回路である。ここでは、減算
回路18に供給されるベースバンド信号を参照信号と呼
ぶことにする。
18の構成要素によって従来の送信システム構成され
る。図5の構成において、ベースバンド信号部1が出力
するベースバンド信号と補償信号は加算回路3において
加算され、直交変調回路4によって直交変調された後に
デジタル・アナログ・コンバータ5によってアナログ変
換されてアップ・コンバータ7で無線周波帯信号にアッ
プ・コンバートされる。
並列接続した電力増幅器によって所定のレベルまで増幅
されて、方向性結合器12を解してアンテナ13から空
間に放射される。ここで、複数の単位増幅器を並列接続
して電力増幅器とするのは、所要の出力電力を単一の単
位増幅器によって得るのが困難なためである。一方、方
向性結合器12において一部分岐された無線周波帯信号
は減衰器14においてレベルを調整されてダウン・コン
バータ15に供給され、前記無線周波帯の搬送波によっ
てダウン・コンバートされた後に、第一のアナログ・デ
ジタル・コンバータ16によってデジタル変換され、直
交復調回路17によって復調されて帰還信号となる。該
帰還信号は前記ベースバンド信号に前記電力増幅器にお
いて生じた歪成分を加えたものになる。
号を形成するベースバンド信号と参照信号を形成するベ
ースバンド信号とを同一レベルで減算して誤差信号とし
て出力する。こうして生成した誤差信号のレベルが最小
になるように、補償信号生成回路2はベースバンド信号
に係数を演算して帰還信号が参照信号と同一になるよう
に歪の逆成分を含んだ信号を出力する。これが、補償信
号生成回路2による適応プリ・ディストーション動作の
概要であり、適応プリ・ディストーションによって該電
力増幅器で生ずる歪成分を補償することができる。即
ち、送信システムの出力の線型性を保つことができる。
に、減算回路において帰還信号と参照信号との減算を行
なうる場合には、該帰還信号に含まれるベースバンド信
号成分と参照信号を形成するベースバンド信号のレベル
を一致させておくことが必要である。しかし、並列接続
された複数の単位増幅器のうち一部が故障した場合、該
帰還信号に含まれるベースバンド信号成分のレベルはベ
ースバンド信号部1が出力するベースバンド信号のレベ
ルより低くなる。
ョン動作とは逆に、補償信号生成回路2は該帰還信号の
レベルを引き上げるように補償信号の振幅と位相を制御
するようになり、加算回路3の出力レベルが高く引き上
げられるようになる。このため、前記電力増幅器への入
力レベルが高くなり、該電力増幅器の入力レベルの限界
を超え、該電力増幅器の出力の非線型歪を増加させると
いう問題が生ずる。これを、適応プリ・ディストーショ
ンの発散と呼んでいる。
位増幅器を並列接続して成る電力増幅器に適応プリ・デ
ィストーションを施して送信出力の線型性を改善する送
信システムに係り、特に、並列接続した単位増幅器の一
部が故障しても、故障していない単位増幅器の非線型歪
を安定に補償することが可能な送信システムを提供する
ことを目的とする。
位増幅器を並列接続して成る電力増幅器に適応プリ・デ
ィストーションを施して送信出力の線型性を改善する送
信システムにおいて、複数の単位増幅器の入力端子又は
出力端子のいずれかのレベル変化を検出する構成と、検
出されたレベル変化に対応してベースバンド信号部が出
力するベースバンド信号に対する利得を可変にして適応
プリ・ディストーションの参照信号を生成する構成とを
備えることを特徴とする送信システムである。
入力端子又は出力端子のいずれかのレベル変化を検出す
る構成と、検出されたレベル変化に対応してベースバン
ド信号部が出力するベースバンド信号に対する利得を可
変にして適応プリ・ディストーションの参照信号を生成
する構成とを備えるので、一部の単位増幅器に故障が生
じても、適応プリ・ディストーションのための誤差信号
を生成する際の参照信号を形成するベースバンド信号成
分と帰還信号に含まれるベースバンド信号成分のレベル
を一致させることができる。従って、適応プリ・ディス
トーションの発散を防止することができ、安定な送信シ
ステムを得ることができる。
続して成る電力増幅器に適応プリ・ディストーションを
施して送信出力の線型性を改善する送信システムにおい
て、複数の単位増幅器の入力端子又は出力端子のいずれ
かのレベル変化を検出する構成と、検出されたレベル変
化に対応して適応プリ・ディストーションの帰還信号に
対する利得を可変にする構成を備えることを特徴とする
送信システムである。
入力端子又は出力端子のいずれかのレベル変化を検出す
る構成と、検出されたレベル変化に対応して適応プリ・
ディストーションの帰還信号に対する利得を可変にする
構成を備えるので、一部の単位増幅器に故障が生じて
も、適応プリ・ディストーションのための誤差信号を生
成する際の参照信号を形成するベースバンド信号成分と
帰還信号に含まれるベースバンド信号成分のレベルを一
致させることができる。従って、適応プリ・ディストー
ションの発散を防止することができ、安定な送信システ
ムを得ることができる。
を詳細に説明する。図1は、本発明の第一の実施の形態
である。図1において、1は、原信号を処理してベース
バンド信号を出力するベースバンド信号部である。
うための補償信号を生成する補償信号生成回路で、補償
信号生成回路2にはベースバンド信号部が出力するベー
スバンド信号が供給される。又、3は、該ベースバンド
信号と該補償信号を加算する加算回路、4は、加算回路
3の出力を変調する直交変調回路、5は、直交変調回路
4の出力をアナログ変換するデジタル・アナログ・コン
バータ、6は無線周波帯の搬送波を生成する無線周波発
振器、7は、無線周波発振器6が出力する無線周波帯の
搬送波によってデジタル・アナログ・コンバータ5の出
力を無線周波帯に周波数変換するアップ・コンバータで
ある。
出力を電力増幅する単位増幅器で、図1の例では単位増
幅器を2つ並列接続して電力増幅器を構成している。
又、10及び11は、単位増幅器8及び9の入力側に挿
入されたアイソレータである。又、12は、該電力増幅
器の出力の一部を分岐する方向性結合器、13は、出力
電力を空間に放射するアンテナである。
無線周波帯の信号のレベルを調整する減衰器、15は、
無線周波発振器6の出力によって減衰器14の出力を周
波数変換するダウン・コンバータ、16は、ダウン・コ
ンバータ15の出力をデジタル信号に変換する第一のア
ナログ・デジタル・コンバータ、17は、第一のアナロ
グ・デジタル・コンバータ16の出力をベースバンド信
号に変換する直交復調回路である。尚、第一のアナログ
・デジタル・コンバータ16は増幅器を内蔵している。
11がアイソレーション端子から出力する電力を合成す
る電力合成回路である。又、20は、電力合成回路19
の出力を監視して電力の変化を検出する電力検出回路、
21は、電力検出回路20の出力をデジタル変換する第
二のアナログ・デジタル・コンバータである。
コンバータ21の出力に対応してベースバンド信号に対
する利得を制御する利得可変回路で、利得可変回路の出
力が参照信号である。又、18は、直交復調回路17が
出力する帰還信号と利得可変回路22が出力する参照信
号との差をとる減算回路である。
回路22の構成要素によって本発明の第一の実施の形態
が構成される。図1の構成において、2つの単位増幅器
が正常に動作している場合の動作は従来の送信システム
における動作と全く同じである。即ち、ベースバンド信
号と補償信号は加算回路3において加算され、直交変調
回路4によって直交変調された後にデジタル・アナログ
・コンバータ5によってアナログ変換されてアップ・コ
ンバータ7で無線周波帯信号にアップ・コンバートされ
る。
並列接続した電力増幅器によって所定のレベルまで増幅
されて、方向性結合器12を会してアンテナ13から空
間に放射される。一方、方向性結合器12において一部
分岐された無線周波帯信号は減衰器14においてレベル
を調整されてダウン・コンバータ15に供給され、前記
無線周波帯の搬送波によってダウン・コンバートされた
後に、第一のアナログ・デジタル・コンバータ16によ
ってデジタル変換され、直交復調回路17によって復調
されて帰還信号となる。該帰還信号は前記ベースバンド
信号に前記電力増幅器において生じた歪成分を加えたも
のになっている。
信号を形成するベースバンド信号と特可変回路22が出
力する参照信号を形成するベースバンド信号とを同一レ
ベルで比較して、誤差信号を生成して補償信号生成回路
2に供給する。こうして生成した誤差信号のレベルが最
小になるように、補償信号生成回路2はベースバンド信
号を予め歪ませて歪成分を出力する。これにより、該電
力増幅器で生ずる歪成分を補償することによって送信シ
ステムの出力の線型性を保つことができる。
増幅器8又は9が正常に動作していて単位増幅器8又は
9の入力端子から反射がない場合にはアイソレーション
端子には出力が現われないが、単位増幅器8又は9が故
障して故障した単位増幅器の入力端子で反射が生ずる
と、故障した単位増幅器の入力端子に接続されているア
イソレータのアイソレーション端子に出力が現われる。
伴う電力が出力され、この検出された電力の情報が利得
可変回路22に供給されて、誤差信号を生成するための
参照信号のレベルが制御される。ここで、利得可変回路
22における利得制御の概要は下記の通りである。即
ち、図1の例では単位増幅器を2つ並列接続しているの
で、一方の単位増幅器が故障した場合には出力電力は3
dB低下する。従って、直交復調回路17が出力する帰
還信号のレベルも3dB低下し、同時に電力検出回路2
0はアイソレータ10又は11からの電力を検出する。
第二のアナログ・デジタル・コンバータ21からは、電
力検出回路20の出力変化に応じたデジタル信号を出力
させることができる。
のアナログ・デジタル・コンバータ21の出力信号によ
って、損失0dBと損失3dBの回路の一方を選択でき
るようにしておき、一方の単位増幅器が故障して帰還信
号のレベルが3dB低下した時に損失3dBの回路を選
択すれば、減算回路18に供給される帰還信号と参照信
号のレベルを一致させることができる。尚、損失0dB
と損失3dBの回路の一方を選択できるようにすること
は当業者には容易なことであるので、利得可変回路22
の構成を図示することは省略する。
子におけるレベルが一致するので、適応プリ・ディスト
ーションの発散を防止することができる。ここで、図1
の構成では2つの単位増幅器を並列接続して電力増幅器
を構成していることを考慮して、一方の単位増幅器が故
障した時には参照信号のレベルを3dB低下させるよう
に構成しているが、例えば、3つの単位増幅器を並列接
続してその1つ又は2つが故障した時には次のように構
成すればよい。即ち、1つの単位増幅器が故障した時に
は方向性結合器12の出力レベルが約1.8dB低下
し、2つの単位増幅器が故障した時には方向性結合器1
2の出力レベルが約4.8dB低下し、これに応じて電
力検出回路20の出力も変化する。そして、第二のアナ
ログ・デジタル・コンバータ21の出力は故障した増幅
器数に合わせて変化するので、利得可変回路22におい
て故障した増幅器数に合わせて0dB、1.8dB及び
4.8dBの損失を有する回路を選択すれば、参照信号
と帰還信号のレベルを一致させることができる。
するケースが主であるため、完全にダウンしたケースを
想定して説明してきたが、単位増幅器が完全にダウンせ
ずに低下したレベルで出力する場合には、第二のアナロ
グ・デジタル・コンバータ21のビット数を多くして、
利得可変回路22において第二のアナログ・デジタル・
コンバータ21の出力に対応して多種の損失の回路を組
み合わせて選択するようにすれば、このケースにも参照
信号と帰還信号のレベルを一致させることができる。
は、複数の単位増幅器を並列接続して成る電力増幅器に
適応プリ・ディストーションを施して送信出力の線型性
を改善する送信システムにおいて、複数の単位増幅器の
入力端子のレベル変化を検出する構成と、検出されたレ
ベル変化に対応してベースバンド信号部が出力するベー
スバンド信号に対する利得を可変にして適応プリ・ディ
ストーションの参照信号を生成する構成とを備えること
にある。
る。図2において、1は、原信号を処理してベースバン
ド信号を出力するベースバンド信号部である。2は、適
応プリ・ディストーションを行なうための補償信号を生
成する補償信号生成回路で、補償信号生成回路2にはベ
ースバンド信号部が出力するベースバンド信号が供給さ
れる。
号を加算する加算回路、4は、加算回路3の出力を変調
する直交変調回路、5は、直交変調回路4の出力をアナ
ログ変換するデジタル・アナログ・コンバータ、6は無
線周波帯の搬送波を生成する無線周波発振器、7は、無
線周波発振器6が出力する無線周波帯の搬送波によって
デジタル・アナログ・コンバータ5の出力を無線周波帯
に周波数変換するアップ・コンバータである。
出力を電力増幅する単位増幅器で、図1の例では単位増
幅器を2つ並列接続して電力増幅器を構成している。
又、12は、該電力増幅器の出力の一部を分岐する方向
性結合器、13は、出力電力を空間に放射するアンテナ
である。又、14は、方向性結合器12が分岐した無線
周波帯の信号のレベルを調整する減衰器、15は、無線
周波発振器6の出力によって減衰器14の出力を周波数
変換するダウン・コンバータ、16は、ダウン・コンバ
ータ15の出力をデジタル信号に変換する第一のアナロ
グ・デジタル・コンバータ、17は、第一のアナログ・
デジタル・コンバータ16の出力をベースバンド信号に
変換する直交復調回路である。尚、第一のアナログ・デ
ジタル・コンバータ16は増幅器を内蔵している。
を更に分岐する方向性結合器、20は、方向性結合器2
3の出力を監視して電力の変化を検出する電力検出回
路、21は、電力検出回路20の出力をデジタル変換す
る第二のアナログ・デジタル・コンバータである。又、
22は、第二のアナログ・デジタル・コンバータ21の
出力に対応してベースバンド信号に対する利得を制御す
る利得可変回路で、利得可変回路の出力が参照信号であ
る。
帰還信号と利得可変回路22が出力する参照信号との差
をとる減算回路である。そして、補償信号生成回路2か
ら利得可変回路22の構成要素によって本発明の第二の
実施の形態が構成される。図1の構成と図2の構成を比
較すれば、図2の構成では電力増幅器の故障に伴うレベ
ル変化を方向性結合器12の出力側で行なう点だけが異
なっていることが判る。従って、図2の構成については
図1の構成との違いだけを説明する。
の一方が故障した時には2つの単位増幅器によって構成
される電力増幅器の出力は3dB低下する。従って、方
向性結合器23で分岐される信号の電力も又3dB低下
する。そして、電力検出回路20はこのレベル低下を検
出して、該電力増幅器が正常に動作している時とは異な
るレベルの信号を出力するので、第二のアナログ・デジ
タル・コンバータ21は該電力増幅器が正常に動作して
いる時とは異なるデジタル信号を出力して利得可変回路
22に供給する。
二のアナログ・デジタル・コンバータ21の出力信号に
よって、損失0dBと損失3dBの回路の一方を選択で
きるようにしておき、一方の単位増幅器が故障して帰還
信号のレベルが3dB低下した時に損失3dBの回路を
選択すれば、減算回路18に供給される帰還信号と参照
信号のレベルを一致させることができる。
数が2とは異なる場合や、単位増幅器が完全にダウンし
ない場合についても減算回路18に供給される帰還信号
と参照信号のレベルを一致させることができることは図
1の構成と同じである。そして、本発明の第二の実施の
形態の特徴は、複数の単位増幅器を並列接続して成る電
力増幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出
力の線型性を改善する送信システムにおいて、複数の単
位増幅器の出力端子側のレベル変化を検出する構成と、
検出されたレベル変化に対応してベースバンド信号部が
出力するベースバンド信号に対する利得を可変にして適
応プリ・ディストーションの参照信号を生成する構成と
を備えることにあるといえる。
る。図3において、1は、原信号を処理してベースバン
ド信号を出力するベースバンド信号部である。2は、適
応プリ・ディストーションを行なうための補償信号を生
成する補償信号生成回路で、補償信号生成回路2にはベ
ースバンド信号部が出力するベースバンド信号が供給さ
れる。
号を加算する加算回路、4は、加算回路3の出力を変調
する直交変調回路、5は、直交変調回路4の出力をアナ
ログ変換するデジタル・アナログ・コンバータ、6は無
線周波帯の搬送波を生成する無線周波発振器、7は、無
線周波発振器6が出力する無線周波帯の搬送波によって
デジタル・アナログ・コンバータ5の出力を無線周波帯
に周波数変換するアップ・コンバータである。
出力を電力増幅する単位増幅器で、図1の例では単位増
幅器を2つ並列接続して電力増幅器を構成している。
又、12は、該電力増幅器の出力の一部を分岐する方向
性結合器、13は、出力電力を空間に放射するアンテナ
である。又、14は、方向性結合器12が分岐した無線
周波帯の信号のレベルを調整する減衰器、15は、無線
周波発振器6の出力によって減衰器14の出力を周波数
変換するダウン・コンバータ、16は、ダウン・コンバ
ータ15の出力をデジタル信号に変換する第一のアナロ
グ・デジタル・コンバータ、17は、第一のアナログ・
デジタル・コンバータ16の出力をベースバンド信号に
変換する直交復調回路である。尚、第一のアナログ・デ
ジタル・コンバータ16は増幅器を内蔵している。
器8の出力信号を分岐する方向性結合器及び単位増幅器
9の出力信号を分岐する方向性結合器、19は、方向性
結合器24及び方向性結合器25が分岐した信号を合成
する電力合成回路、20は、電力合成回路19の出力を
監視してレベルの変化を検出する電力検出回路、21
は、電力検出回路20の出力をデジタル変換する第二の
アナログ・デジタル・コンバータである。
コンバータ21の出力に対応してベースバンド信号に対
する利得を制御する利得可変回路で、利得可変回路の出
力が参照信号である。又、18は、直交復調回路17が
出力する帰還信号と利得可変回路22が出力する参照信
号との差をとる減算回路である。
合器25までの構成要素によって本発明の第三の実施の
形態が構成される。図1の構成と図3の構成を比較すれ
ば、図3の構成では電力増幅器の故障に伴うレベル変化
を単位増幅器の出力端子側で検出する点だけが異なるこ
とが判る。従って、図3の構成については図1の構成と
の違いだけを説明する。
の一方が故障した時には電力合成回路19が出力する信
号のレベルは3dB低下する。そして、電力検出回路2
0はこのレベル低下を検出して、該電力増幅器が正常に
動作している時とは異なるレベルの信号を出力するの
で、第二のアナログ・デジタル・コンバータ21は該電
力増幅器が正常に動作している時とは異なるデジタル信
号を出力して利得可変回路22に供給する。
二のアナログ・デジタル・コンバータ21の出力信号に
よって、損失0dBと損失3dBの回路の一方を選択で
きるようにしておき、一方の単位増幅器が故障して帰還
信号のレベルが3dB低下した時に損失3dBの回路を
選択すれば、減算回路18に供給される帰還信号と参照
信号のレベルを一致させることができる。
数が2とは異なる場合や、単位増幅器が完全にダウンし
ない場合についても減算回路18に供給される帰還信号
と参照信号のレベルを一致させることができることは図
1の構成と同じである。そして、本発明の第三の実施の
形態の特徴は、複数の単位増幅器を並列接続して成る電
力増幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出
力の線型性を改善する送信システムにおいて、複数の単
位増幅器の出力端子側のレベル変化を検出する構成と、
検出されたレベル変化に対応してベースバンド信号部が
出力するベースバンド信号に対する利得を可変にして適
応プリ・ディストーションの参照信号を生成する構成と
を備えることにあるといえる。
る。図4において、1は、原信号を処理してベースバン
ド信号を出力するベースバンド信号部である。2は、適
応プリ・ディストーションを行なうための補償信号を生
成する補償信号生成回路で、補償信号生成回路2にはベ
ースバンド信号部が出力するベースバンド信号が供給さ
れる。
号を加算する加算回路、4は、加算回路3の出力を変調
する直交変調回路、5は、直交変調回路4の出力をアナ
ログ変換するデジタル・アナログ・コンバータ、6は無
線周波帯の搬送波を生成する無線周波発振器、7は、無
線周波発振器6が出力する無線周波帯の搬送波によって
デジタル・アナログ・コンバータ5の出力を無線周波帯
に周波数変換するアップ・コンバータである。
出力を電力増幅する単位増幅器で、図1の例では単位増
幅器を2つ並列接続して電力増幅器を構成している。
又、10及び11は、単位増幅器8及び9の入力側に挿
入されたアイソレータである。又、12は、該電力増幅
器の出力の一部を分岐する方向性結合器、13は、出力
電力を空間に放射するアンテナである。
無線周波帯の信号のレベルを調整する減衰器、15は、
無線周波発振器6の出力によって減衰器14の出力を周
波数変換するダウン・コンバータ、16は、ダウン・コ
ンバータ15の出力をデジタル信号に変換する第一のア
ナログ・デジタル・コンバータ、17は、第一のアナロ
グ・デジタル・コンバータ16の出力をベースバンド信
号に変換する直交復調回路である。尚、第一のアナログ
・デジタル・コンバータ16は増幅器を内蔵している。
11がアイソレーション端子から出力する信号の電力を
合成する電力合成回路である。又、20は、電力合成回
路19の出力を監視して電力の変化を検出する電力検出
回路、21は、電力検出回路20の出力をデジタル変換
する第二のアナログ・デジタル・コンバータである。
コンバータ21の出力に対応してベースバンド信号に対
する利得を制御する利得可変回路で、利得可変回路の出
力が帰還信号である。又、18は、利得可変回路22が
出力する帰還信号とベースバンド信号部が出力するベー
スバンド信号に等しい参照信号との差をとって誤差信号
を出力する減算回路である。
回路22までの構成要素によって本発明の第四の実施の
形態が構成される。図1の構成と図4の構成を比較すれ
ば、図4の構成では利得可変回路22を帰還ループ内の
直交復調回路17と減算回路18の間に挿入する点だけ
が異なることが判る。従って、図4の構成については図
1の構成との違いだけを説明する。
の一方が故障した時には故障した単位増幅器に接続され
ているアイソレータのアイソレーション端子から信号が
出力されるので、電力合成回路の出力レベルが上昇す
る。そして、電力検出回路20はこのレベル変化を検出
して、該電力増幅器が正常に動作している時とは異なる
レベルの信号を出力するので、第二のアナログ・デジタ
ル・コンバータ21は該電力増幅器が正常に動作してい
る時とは異なるデジタル信号を出力して利得可変回路2
2に供給する。
た時には方向性結合器12が分岐する帰還ループ側の信
号のレベルが3dB低下する。ここで、利得可変回路2
2は、例えば、第二のアナログ・デジタル・コンバータ
21の出力信号によって、損失0dBと損失3dBの回
路の一方を選択できるようにしておき、一方の単位増幅
器が故障して帰還ループ側の信号のレベルが3dB低下
低下した時に損失0dBの回路を選択すれば、減算回路
18に供給される帰還信号と参照信号のレベルを一致さ
せることができる。
数が2とは異なる場合や、単位増幅器が完全にダウンし
ない場合についても減算回路18に供給される帰還信号
と参照信号のレベルを一致させることができることは図
1の構成と同じである。そして、本発明の第四の実施の
形態の特徴は、複数の単位増幅器を並列接続して成る電
力増幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出
力の線型性を改善する送信システムにおいて、複数の単
位増幅器の入力端子側のレベル変化を検出する構成と、
検出されたレベル変化に対応して適応プリ・ディストー
ションの帰還信号に対する利得を可変にする構成を備え
ることを特徴とする送信システムであるといえる。
利得可変回路22を帰還ループ内で直交復調回路17と
減算回路18の間に挿入したものであるが、帰還ループ
内で第一のアナログ・デジタル・コンバータ16と直交
復調回路17の間に挿入しても、ダウン・コンバータ1
5と第一のアナログ・デジタル・コンバータ16の間に
挿入しても、減衰器14とダウン・コンバータ15の間
に挿入しても、検出されたレベル変化に対応して適応プ
リ・ディストーションの帰還信号に対する利得を可変に
する構成であることには違いがない。
変回路22を帰還ループ内に挿入しても、図4と同様に
減算回路18に供給される帰還信号と参照信号のレベル
を一致させることができる。そして、この場合の構成
は、複数の単位増幅器を並列接続して成る電力増幅器に
適応プリ・ディストーションを施して送信出力の線型性
を改善する送信システムにおいて、複数の単位増幅器の
出力端子側のレベル変化を検出する構成と、検出された
レベル変化に対応して適応プリ・ディストーションの帰
還信号に対する利得を可変にする構成を備えることを特
徴とする送信システムであるといえる。
数の単位増幅器を並列接続して成る電力増幅器に適応プ
リ・ディストーションを施して送信出力の線型性を改善
する送信システムに関し、並列接続した単位増幅器が故
障しても、故障していない単位増幅器の非線型歪を安定
に補償することが可能な送信システムを得ることができ
る。
幅器の入力端子又は出力端子のいずれかのレベル変化を
検出する構成と、検出されたレベル変化に対応してベー
スバンド信号部が出力するベースバンド信号に対する利
得を可変にして適応プリ・ディストーションの参照信号
を生成する構成とを備えるので、適応プリ・ディストー
ションのための誤差信号を生成する際の参照信号を形成
するベースバンド信号成分と帰還信号に含まれるベース
バンド信号成分のレベルを一致させることができる。従
って、適応プリ・ディストーションの発散を防止するこ
とができ、安定な送信システムを得ることができる。
器の入力端子又は出力端子のいずれかのレベル変化を検
出する構成と、検出されたレベル変化に対応して適応プ
リ・ディストーションの帰還信号に対する利得を可変に
する構成を備えるので、適応プリ・ディストーションの
ための誤差信号を生成する際の参照信号を形成するベー
スバンド信号成分と帰還信号に含まれるベースバンド信
号成分のレベルを一致させることができる。従って、適
応プリ・ディストーションの発散を防止することがで
き、安定な送信システムを得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の単位増幅器を並列接続して成る電
力増幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出
力の線型性を改善する送信システムにおいて、 複数の単位増幅器の入力端子、又は、出力端子のいずれ
かにおけるレベル変化を検出する構成と、 検出されたレベル変化に対応してベースバンド信号部が
出力するベースバンド信号に対する利得を可変にして適
応プリ・ディストーションの参照信号を生成する構成と
を備えることを特徴とする送信システム。 - 【請求項2】 複数の単位増幅器を並列接続して成る電
力増幅器に適応プリ・ディストーションを施して送信出
力の線型性を改善する送信システムにおいて、 複数の単位増幅器の入力端子、又は、出力端子のいずれ
かにおけるレベル変化を検出する構成と、 検出されたレベル変化に対応して適応プリ・ディストー
ションの帰還信号に対する利得を可変にする構成とを備
えることを特徴とする送信システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007525867A (ja) * | 2003-07-03 | 2007-09-06 | アイスフィーレ セミコンダクター コーポレイション | 送信システム用の適応プレディストーション |
US7405680B2 (en) | 2003-11-14 | 2008-07-29 | Fujitsu Limited | Distortion compensator |
WO2008090613A1 (ja) * | 2007-01-25 | 2008-07-31 | Fujitsu Limited | 歪補償装置 |
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-
2001
- 2001-08-20 JP JP2001248482A patent/JP4427935B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2008090613A1 (ja) * | 2007-01-25 | 2010-05-13 | 富士通株式会社 | 歪補償装置 |
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