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JP2003058020A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003058020A
JP2003058020A JP2001249980A JP2001249980A JP2003058020A JP 2003058020 A JP2003058020 A JP 2003058020A JP 2001249980 A JP2001249980 A JP 2001249980A JP 2001249980 A JP2001249980 A JP 2001249980A JP 2003058020 A JP2003058020 A JP 2003058020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image carrier
sheet
cartridge
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001249980A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Okuda
和久 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001249980A priority Critical patent/JP2003058020A/ja
Publication of JP2003058020A publication Critical patent/JP2003058020A/ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複雑な加圧解除機構を設けることなく、現像
カートリッジの加圧機構を解除する操作をせずにドラム
カートリッジの着脱を行うことができる。 【解決手段】 像担持体24aと、ドラムカートリッジ
24と、現像カートリッジ25と、転写手段27と、シ
ート案内手段31とを有する画像形成装置において、前
記現像カートリッジのシート幅方向両端に像担持体案内
手段32を設け、該像担持体案内手段32は、前記シー
ト案内手段のシート搬送方向下流側先端より上方に配置
された頂点部位と、前記像担持体の外周部を画像形成装
置本体外部より前記頂点部位に案内する外傾斜部と、前
記像担持体の外周部を画像形成時の位置より前記頂点部
位に案内する内傾斜部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタな
どの画像形成装置、特に表面に画像データの走査光が照
射されることにより潜像を形成するための感光体ドラム
を有し、画像形成装置本体に着脱自在なドラムカートリ
ッジ、及び上記感光体ドラム上の潜像を顕像化するため
の現像カートリッジとを有する画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、高精細、高速かつ安定な画像を得
る画像形成方式として、電子写真方式を用いた画像形成
装置が広く一般に普及している。かかる画像形成装置に
おいては像担持体である感光体ドラムの交換や現像剤で
あるトナーの補給を使用者が行うことができるように、
これらをカートリッジとして装置本体に着脱可能に構成
することが多く行われる。
【0003】図を用いて、従来の画像形成装置について
説明する。図17は従来の画像形成装置の画像形成部の要
部構成図、図18は従来の画像形成装置における現像カー
トリッジの斜視図である。
【0004】図17に示すように、画像形成装置は光学手
段であるレーザスキャナ701を有し、またドラムカート
リッジ1000と現像カートリッジ1100が着脱可能に構成さ
れている。レーザスキャナ701は不図示のレーザービー
ム発振器、ポリゴンミラー701b、折り返しミラー701c
を備えており、レーザービーム発振器701aから変調信
号を射出し、ポリゴンミラー701bによって感光体ドラ
ム1000aに走査光を照射し、折り返しミラー701cによ
って走査光を反射する。ドラムカートリッジ1000は感光
体ドラム1000a、帯電ローラ1000bを有し、また使用者
が把持するためのつまみ1000cを設けている。現像カー
トリッジ1100は、感光体ドラム1000aを現像する現像ス
リーブ1100a、攪拌羽根1100b、1100c、トナー補給容
器1200、攪拌羽根1200a、トナー補給容器のつまみ1200
bを有している。
【0005】ドラムカートリッジ1000は、つまみ1000c
を把持することにより、装置本体から像担持体の軸線と
直交する方向(図17に示す矢印B方向)に着脱可能に構
成されている。一方、現像スリーブ1100aは感光体ドラ
ム1000aに近接して潜像を現像する必要があるため、現
像カートリッジ1100は回動基準軸1130、1131(図18参
照)を有して回動可能に構成され、図示しない加圧機構
により図17に示す矢印A方向に加圧されている。これに
より、現像スリーブ1100a表面と感光体ドラム1000a表
面が所定の相対位置を確保するよう構成されている。
【0006】画像形成に際しては、シートPは不図示の
給送装置から一枚ずつ給送され、レジストローラ対210
を抜けた後に、現像カートリッジ1100のシートガイド11
20の表面に案内されながら感光体ドラム1000aと転写ロ
ーラ703のニップ部へ進入する。感光体ドラム1000aは
帯電ローラ1000bによって一様に帯電された後にレーザ
スキャナ701から照射されたレーザ光を走査することに
より静電潜像が形成され、これをトナー補給容器1200か
ら供給するトナーを用いて現像スリーブ1100aによって
現像することによりトナー像を形成する。そして転写ロ
ーラ703によってシートPにトナー像を転写し、不図示
の定着手段によって加熱及び加圧することによって画像
を定着させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成にあっ
ては、レジストローラ対210を抜けたシートPをできる
だけスムーズに感光体ドラム1000aと転写ローラ703の
ニップ部に導くために、シートガイド1120の先端を当該
ニップ部に極力近接させて配置している。しかしドラム
カートリッジ1000は図17の矢印B方向に着脱可能となっ
ているため、ドラムカートリッジ1000を着脱する際に
は、シートガイド1120の先端と感光体ドラム1000aの下
端が、図17のYに示した部分において干渉することとな
る。
【0008】そこでドラムカートリッジ1000の着脱時に
は、上述の加圧機構を加圧解除することによりシートガ
イド1120がニップ部から離間するよう現像カートリッジ
1100を回動させ、シートガイド1120先端を感光体ドラム
1000aの下端より下方に下げておく必要がある。これは
使用者にとって面倒な作業であり、操作性が悪いという
ことができる。また、誤って加圧機構を解除しないでド
ラムカートリッジ1000の着脱を行ってしまうと、シート
ガイド1120と感光体ドラム1000aの双方を破損させてし
まうおそれがある。
【0009】かかる操作性の悪さを改善するために、ド
ラムカートリッジ1000の着脱のために装置本体の不図示
のカバーを開いたことに連動して加圧機構を解除するこ
とも考えられる。しかしかかる機構は生産コストの増加
を招いてしまうため、好ましくない。
【0010】そこで本発明は、複雑な加圧解除機構を設
けることなく、現像カートリッジの加圧機構を解除する
操作をせずにドラムカートリッジの着脱を行うことので
きる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、少な
くとも像担持体を備え装置本体に対し略水平方向に着脱
可能に構成されたドラムカートリッジと、前記像担持体
上に担持された潜像を現像し装置本体に対して回動可能
に軸支された現像カートリッジと、前記像担持体上のト
ナー像をシートに転写する転写手段と、前記現像カート
リッジに設けられシートを前記像担持体と転写手段との
ニップ部に導くシート案内手段とを有する画像形成装置
において、前記現像カートリッジのシート幅方向両端に
像担持体案内手段を設け、該像担持体案内手段は、前記
シート案内手段のシート搬送方向下流側先端よりわずか
に上方に配置された頂点部位と、前記像担持体の外周部
を画像形成装置本体外部より前記頂点部位に案内するた
めの外傾斜部と、前記像担持体の外周部を画像形成時の
位置より前記頂点部位に案内するための内傾斜部とを有
することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る画
像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図1は本実施形態に係る画像形成装置の全体構成
図、図2は画像形成装置の外観斜視図、図3は記録部の
要部構成図、図4はドラムカートリッジの外観斜視図、
図5は現像カートリッジの外観斜視図、図6乃至図9は
ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図である。
【0013】(全体構成)まず、画像形成装置の全体構
成について説明する。本実施形態においては画像形成装
置として電子写真方式を採用した複写機を例に用いて説
明する。図1において装置本体1は、原稿Dを複数枚積
載して一枚ずつ搬送する原稿搬送部2、原稿Dの画像情
報を読み取る画像読取部3、表示部や入力キーなどによ
り構成される操作部4(図2参照)、複数枚のシートS
を収納して一枚ずつ給送するカセット給送部5、マルチ
ペーパー給送部6、電子写真方式を採用したレーザービ
ームプリンタからなる記録部7から構成されている。ま
た画像読取部3の下方に排出部8が設けられており、い
わゆる胴内排出の構成を取っている。
【0014】原稿搬送部2は画像読取部3の上部に開閉
可能に設けられており、積載された原稿Dを画像読取部
3に連続的に給送すると共に、画像読取部3上面に直接
載置された原稿を圧着させる役目も有している。画像読
取部の上面には原稿台ガラス10及び流し読みガラス11が
設けられている。原稿台ガラス10上に原稿Dが載置され
た場合は画像読取手段であるイメージセンサ12を駆動し
て画像を読み取り、装置本体1の画像処理部へと画像情
報を送信する。また原稿搬送部2によって原稿Dが連続
的に給送される場合には、流し読みガラス11の位置にイ
メージセンサ12を固定して読み取りを行う。
【0015】操作部4は、図2に示すように装置外面に
配置され、表示部13及び入力キー14を有している。表示
部13は現在の装置の設定を表示すると共に、使用者に対
して情報の報知を行う。入力キー14は使用者が装置の操
作を行うためのキーが複数設けられている。
【0016】カセット給送部5は、装置本体1に対して
着脱可能なフィーダ部15と、フィーダ部に対して着脱可
能な給送カセット16から構成されている。フィーダ部15
は用途に応じて複数装着することが可能となっている。
給送カセット16には、積載されたシートSを繰り出すピ
ックアップローラ17、繰り出し枚数を制限するための分
離爪18、繰り出されたシートSを分離する分離ローラ対
19が設けられており、レジストローラ対22へとシートS
を一枚ずつ分離給送する。
【0017】マルチペーパー給送部6はカセット給送部
5と同様にシートSを給送するものであり、カセット給
送部5に収納されていない任意のシートを給送するため
に用いられる。マルチペーパー給送部6にはピックアッ
プローラ20、分離パッド21が設けられており、積載され
たシートをレジストローラ対22へと一枚ずつ分離給送す
る。
【0018】レジストローラ対22は、シートSの先端が
到達した時点では回転を停止しており、シート先端を突
き当てて斜行を矯正すると共に、記録部7の画像形成プ
ロセスと同期して搬送を再開する。
【0019】記録部7は、図3に示すように、光学手段
であるレーザスキャナ23、像担持体である感光体ドラム
24aを備えたドラムカートリッジ24、現像スリーブ及び
トナー補給容器を備えた現像カートリッジ25、転写ロー
ラ27、定着器28から構成されている。
【0020】レーザスキャナ23は、図示しないレーザー
ビーム発振器、ポリゴンミラー23b、折り返しミラー23
cを備えており、レーザービーム発振器から変調信号を
射出し、ポリゴンミラー23bにより感光体ドラム24a上
に走査光を照射し、折り返しミラー23cにより走査光を
反射する。
【0021】ドラムカートリッジ24は、像担持体である
感光体ドラム24a、帯電ローラ24bを一体に組み込まれ
ており、また使用者が把持するためのつまみ24cを有
し、装置本体1に対して着脱自在となっている。感光体
ドラム24aの表面は帯電ローラ24bによって均一に帯電
され、その表面にレーザービーム発振器からの走査光が
照射されることにより潜像が形成される。
【0022】現像カートリッジ25は、現像スリーブ25
a、攪拌羽根25b、25c、トナー補給容器26、攪拌羽根
26aを一体に組み込んでおり、装置本体に対して着脱可
能に構成している。またトナー補給容器26は現像カート
リッジ25に対して着脱可能に構成されている。トナー補
給容器26内に充填されたトナーは攪拌羽根26a、25c、
25bによって現像スリーブ25aへと供給され、現像ブレ
ード25dによって現像スリーブ25a上に一定膜厚のトナ
ーがコートされる。
【0023】現像カートリッジ25は上部両側に回動基準
軸30(図5参照)を有して回動可能に構成され、図示し
ない加圧機構により図3に示す矢印A方向に加圧されて
いる。これにより、現像スリーブ25a表面と感光体ドラ
ム24a表面が所定の相対位置を確保し、現像スリーブ25
aが感光体ドラム24a上の潜像を現像してトナー像を形
成する。
【0024】図5及び図6に示すように、現像カートリ
ッジ25の感光体ドラム24a近傍には、シートSを感光体
ドラム24aと転写ローラ27とのニップ部に導くシート案
内手段としてのシートガイド31が設けられている。ニッ
プ部に搬送されたシートSには、感光体ドラム24a上に
形成されたトナー像が転写ローラ27によって転写され
る。その後シートは定着器28へと送られ、熱と圧力を印
加されることによりトナー像がシートSに定着され、排
出部8へと排出されて画像形成が終了する。
【0025】(カートリッジ着脱構成)ドラムカートリ
ッジ24は、使用者がつまみ24cを把持することにより、
装置本体1の開口部1a(図2参照)から、感光体ドラ
ム24aの軸線と直交方向、かつ略水平方向(図3に示す
矢印B方向)に着脱可能となっている。また現像カート
リッジ25も、ドラムカートリッジ24を取り出した状態に
おいて、同様に開口部1aから着脱可能となっている。
トナー補給容器26は、装置本体1のフロントカバー1b
を開放することにより、感光体ドラム24aの軸線方向に
着脱可能となっている。
【0026】図5及び図6に示すように、現像カートリ
ッジ25のシート幅方向両端には、像担持体案内手段であ
るドラムガイド32が設けられている。ドラムガイド32は
現像カートリッジ25に一体に形成されており、それぞれ
シートガイド31のシート搬送方向下流側先端よりわずか
に上方に配置された頂点部位31aと、感光体ドラム24a
の外周部を装置本体外部より頂点部位31aに案内するた
めの外傾斜部31bと、感光体ドラム24aの外周部を画像
形成時の位置より頂点部位31aに案内するための内傾斜
部31cとを有し、略山型の形状を成している。
【0027】頂点部位31aはシートガイド31の先端より
わずかに上方に突出し、かつ感光体ドラム24a、転写ロ
ーラ27の外周部に干渉しないようにその先端形状を設定
している。外傾斜部31bはドラムカートリッジ24の装着
時に転写ローラ27の外周部に干渉しないようにその傾斜
形状を設定しており、また内傾斜部31cも同様にドラム
カートリッジ24の装着時に感光体ドラム24aの外周部に
干渉しないようにその傾斜形状を設定している。
【0028】なお、ドラムガイド32は、図5に示すよう
にシート幅方向の両端で、かつ本装置で扱う最大シート
幅(A3)の外側に設けられているため、シートPの搬
送には支障をきたさない。
【0029】ドラムカートリッジ24を装置本体1より取
り外す場合には、使用者はつまみ24cを掴んで図7に示
す矢印C方向へ引き出す。このとき感光体ドラム24aの
最大シート幅より外側両端の外周部は、現像カートリッ
ジ25上のドラムガイド32の内傾斜部31cに当接する。こ
れにより現像カートリッジ25はその回動基準軸30を中心
にして、現像スリーブ25aを感光体ドラム24aに加圧す
る加圧機構の力に抗して図中反時計回り方向に回動す
る。
【0030】さらにドラムカートリッジ24を引き出す
と、図8に示すように感光体ドラム24aの外周部はドラ
ムガイド32の頂点部位31aに乗り上げる。このとき感光
体ドラム24aの外周部とシートガイド31の上端は隙間X
を保っているため、両者は干渉することなくドラムカー
トリッジ24を取り外すことができる。
【0031】ドラムカートリッジ24を装置本体1に装着
する場合には、使用者はつまみ24cを掴んで図9に示す
矢印D方向へ挿入する。このとき感光体ドラム24aの最
大シート幅より外側両側の外周部は、現像カートリッジ
25上のドラムガイド32の外傾斜部31bに当接する。これ
により現像カートリッジ25はその回動基準軸30を中心に
して、現像スリーブ25aを感光体ドラム24aに加圧する
加圧機構の力に抗して図中反時計回り方向に回動する。
【0032】さらにドラムカートリッジ24を挿入する
と、取り外す場合と同様に、図8に示すように感光体ド
ラム24aの外周部がドラムガイド32の頂点部位31aに乗
り上げる。このとき感光体ドラム24aの外周部とシート
ガイド31の上端は隙間Xを保っているため、両者は干渉
することなくドラムカートリッジ24を装着することがで
きる。
【0033】以上説明した如く、ドラムカートリッジ24
の着脱時に加圧機構を解除する操作をすることなくドラ
ムカートリッジ24の着脱を行うことができるため、操作
性を向上させることができると共に、複雑な加圧解除機
構を必要としないため低コストの装置を提供することが
できる。
【0034】またドラムガイド32は現像カートリッジ25
の着脱時の把持部を兼ねており、本装置の使用者は現像
スリーブ25aやシートガイド31などの寸法精度を要する
部品を把持することなく、安全に現像カートリッジ25を
装置本体1に対して着脱することができる。
【0035】[第二実施形態]本発明に係る画像形成装
置の第二実施形態について、図を用いて説明する。図10
は本実施形態に係る現像カートリッジの外観斜視図、図
11は現像カートリッジの側面図、図12は現像カートリッ
ジの平面図、図13乃至図16はドラムカートリッジの着脱
動作を説明する図である。
【0036】本実施形態に係る現像カートリッジ25にお
いては、図10に示すように、ドラムガイド32の頂点部位
31aの外側に、像担持体案内コロとしてのドラムガイド
コロ33を回動可能に軸支している。ドラムガイドコロ33
は、図11及び図13に示すように頂点部位31aより上方に
わずかに突出するよう配置されている。また図12に示す
ように、ドラムガイドコロ33はドラムガイド32の外側、
すなわち本装置で扱う最大シート幅(A3)の外側に設
けられているため、シートPの搬送には支障をきたさな
い。
【0037】ドラムカートリッジ24を装置本体1より取
り外す場合には、使用者はつまみ24cをつかんで図14に
示す矢印C方向へ引き出す。このとき感光体ドラム24a
の最大シート幅より外側両端の外周部は、現像カートリ
ッジ25上のドラムガイド32の内傾斜部31cに当接する。
これにより現像カートリッジ25はその回動基準軸30を中
心にして、現像スリーブ25aを感光体ドラム24aに加圧
する加圧機構の力に抗して図中反時計回り方向に回動す
る。
【0038】さらにドラムカートリッジ24を引き出す
と、図15に示すように感光体ドラム24aの外周部はドラ
ムガイドコロ33を回転させつつ乗り上げる。このとき感
光体ドラム24aの外周部とシートガイド31の上端は隙間
Xを保っているため、両者は干渉することなくドラムカ
ートリッジ24を取り外すことができる。
【0039】ドラムカートリッジ24を装置本体1に装着
する場合には、使用者はつまみ24cを掴んで図16に示す
矢印D方向へ挿入する。このとき感光体ドラム24aの最
大シート幅より外側両側の外周部は、現像カートリッジ
25上のドラムガイド32の外傾斜部31bに当接する。これ
により現像カートリッジ25はその回動基準軸30を中心に
して、現像スリーブ25aを感光体ドラム24aに加圧する
加圧機構の力に抗して図中反時計回り方向に回動する。
【0040】さらにドラムカートリッジ24を挿入する
と、取り外す場合と同様に、図15に示すように感光体ド
ラム24aの外周部がドラムガイドコロ33を回転させつつ
乗り上げる。このとき感光体ドラム24aの外周部とシー
トガイド31の上端は隙間Xを保っているため、両者は干
渉することなくドラムカートリッジ24を装着することが
できる。
【0041】以上説明した如く、上記第一実施形態と同
様に、ドラムカートリッジ24の着脱時に加圧機構を解除
する操作をすることなくドラムカートリッジ24の着脱を
行うことができるため、操作性を向上させることができ
ると共に、複雑な加圧解除機構を必要としないため低コ
ストの装置を提供することができる。さらに本実施形態
においては、ドラムガイドコロ33を回転させつつ頂点部
位31aに乗り上げるため、ドラムカートリッジ24の着脱
時の摺動抵抗が低減され、よりスムーズな着脱を行うこ
とができる。
【0042】また第一実施形態と同様に、ドラムガイド
32は現像カートリッジ25の着脱時の把持部を兼ねてい
る。ここで本実施形態においてはドラムガイド32の側面
に把持する際の滑り止めのための凹凸形状として凹形状
のローレット34を形成しており、本装置の使用者は現像
スリーブ25aやシートガイド31などの寸法精度を要する
部品を把持することなく、安全かつ確実に現像カートリ
ッジ25を装置本体1に対して着脱することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、装置本体に対し着脱可
能に構成されたドラムカートリッジと、該ドラムカート
リッジに対し回動可能に加圧された現像カートリッジと
を有する画像形成装置において、現像カートリッジのシ
ート幅方向両端に像担持体案内手段を設け、像担持体案
内手段は、シート案内手段のシート搬送方向下流側先端
よりわずかに上方に配置された頂点部位と、像担持体の
外周部を頂点部位に案内するための外傾斜部及び内傾斜
部とを有する略山型の形状に形成したことにより、ドラ
ムカートリッジの着脱時に像担持体と現像スリーブとの
加圧機構を解除する操作をすることなくドラムカートリ
ッジの着脱を行うことができるため、操作性を向上させ
ることができると共に、複雑な加圧解除機構を必要とし
ないため低コストの装置を提供することができる。
【0044】また像担持体案内手段は現像カートリッジ
の着脱時の把持部を兼ねており、本装置の使用者は現像
スリーブやシート案内手段などの寸法精度を要する部品
を把持することなく、安全に現像カートリッジを装置本
体に対して着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図
である。
【図2】画像形成装置の外観斜視図である。
【図3】記録部の要部構成図である。
【図4】ドラムカートリッジの外観斜視図である。
【図5】現像カートリッジの外観斜視図である。
【図6】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図で
ある。
【図7】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図で
ある。
【図8】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図で
ある。
【図9】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図で
ある。
【図10】第二実施形態に係る現像カートリッジの外観
斜視図である。
【図11】現像カートリッジの側面図である。
【図12】現像カートリッジの平面図である。
【図13】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図
である。
【図14】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図
である。
【図15】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図
である。
【図16】ドラムカートリッジの着脱動作を説明する図
である。
【図17】従来の画像形成装置の画像形成部の要部構成
図である。
【図18】従来の画像形成装置における現像カートリッ
ジの斜視図である。
【符号の説明】
D …原稿 S …シート 1 …装置本体 1a …開口部 2 …原稿搬送部 3 …画像読取部 4 …操作部 5 …カセット給送部 6 …マルチペーパー給送部 7 …記録部 8 …排出部 10 …原稿台ガラス 11 …ガラス 12 …イメージセンサ 13 …表示部 14 …入力キー 15 …フィーダ部 16 …給送カセット 17 …ピックアップローラ 18 …分離爪 19 …分離ローラ対 20 …ピックアップローラ 21 …分離パッド 22 …レジストローラ対 23 …レーザスキャナ 23b …ポリゴンミラー 23c …ミラー 24 …ドラムカートリッジ 24a …感光体ドラム 24b …帯電ローラ 24c …つまみ 25 …現像カートリッジ 25a …現像スリーブ 25b …攪拌羽根 25c …攪拌羽根 25d …現像ブレード 26 …トナー補給容器 26a …攪拌羽根 27 …転写ローラ 28 …定着器 30 …回動基準軸 31 …シートガイド 31a …頂点部位 31b …外傾斜部 31c …内傾斜部 32 …ドラムガイド 33 …ドラムガイドコロ 34 …ローレット 210 …レジストローラ対 701 …レーザスキャナ 701a …レーザービーム発振器 701b …ポリゴンミラー 701c …折り返しミラー 703 …転写ローラ 1000 …ドラムカートリッジ 1000a …感光体ドラム 1000b …帯電ローラ 1000c …つまみ 1100 …現像カートリッジ 1100a …現像スリーブ 1100b …攪拌羽根 1100c …攪拌羽根 1120 …シートガイド 1130 …回動基準軸 1131 …回動基準軸 1200 …トナー補給容器 1200a …攪拌羽根 1200b …つまみ
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Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも像担持体を備え装置本体に対
    し略水平方向に着脱可能に構成されたドラムカートリッ
    ジと、前記像担持体上に担持された潜像を現像し装置本
    体に対して回動可能に軸支された現像カートリッジと、
    前記像担持体上のトナー像をシートに転写する転写手段
    と、前記現像カートリッジに設けられシートを前記像担
    持体と転写手段とのニップ部に導くシート案内手段とを
    有する画像形成装置において、 前記現像カートリッジのシート幅方向両端に像担持体案
    内手段を設け、 該像担持体案内手段は、 前記シート案内手段のシート搬送方向下流側先端よりわ
    ずかに上方に配置された頂点部位と、 前記像担持体の外周部を画像形成装置本体外部より前記
    頂点部位に案内するための外傾斜部と、 前記像担持体の外周部を画像形成時の位置より前記頂点
    部位に案内するための内傾斜部とを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体案内手段の頂点部位の近傍
    に、該頂点部位よりもわずかに突出する像担持体案内コ
    ロを設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記現像カートリッジは装置本体に対し
    略水平方向に着脱可能であって、前記像担持体案内手段
    は、該現像カートリッジを着脱するための把持部を兼ね
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体案内手段の側面に、把持す
    る際の滑り止めのための凹凸形状を設けたことを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
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