[go: up one dir, main page]

JP2003055831A - 延伸装置及び延伸プラスチックフィラメントの製造方法 - Google Patents

延伸装置及び延伸プラスチックフィラメントの製造方法

Info

Publication number
JP2003055831A
JP2003055831A JP2002232043A JP2002232043A JP2003055831A JP 2003055831 A JP2003055831 A JP 2003055831A JP 2002232043 A JP2002232043 A JP 2002232043A JP 2002232043 A JP2002232043 A JP 2002232043A JP 2003055831 A JP2003055831 A JP 2003055831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filaments
heating
filament
temperature
heating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002232043A
Other languages
English (en)
Inventor
Engelbert Loecher
エンゲルベルト・レヒヤー
Helmut Leiner
ヘルムート・ライナー
Robert Groten
ロベルト・グロテン
Peter Dengel
ペーター・デンゲル
George Riboulet
ジョルジュ・リボーレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Freudenberg KG
Original Assignee
Carl Freudenberg KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carl Freudenberg KG filed Critical Carl Freudenberg KG
Publication of JP2003055831A publication Critical patent/JP2003055831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D10/00Physical treatment of artificial filaments or the like during manufacture, i.e. during a continuous production process before the filaments have been collected
    • D01D10/02Heat treatment
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/098Melt spinning methods with simultaneous stretching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紡糸装置(1)と空気式巻取装置(10)と
を包含する、延伸プラスチックフィラメント(2、3)
のための延伸装置及び製造方法の提供。 【解決手段】 紡糸装置(1)と巻取装置(10)の間
に加熱装置(5)が配設されており、この加熱装置がフ
ィラメント(2、3)を該フィラメントのガラス転移温
度と該フィラメントの溶融温度との間の温度に加熱す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡糸装置及び空気
式巻取装置を包含する延伸装置、ならびに延伸プラスチ
ックフィラメントの製造方法に関する。特に、1dte
xより大きい個別繊度を有する溶融紡糸フィラメントが
紡糸装置から出た後で少なくとも凝固温度に冷却され、
プラスチック糸、ステープルファイバ、または不織布を
製造するために、空気式巻取装置を利用して延伸される
タイプの延伸装置ならびに製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融紡糸によるプラスチックフィラメン
トの製造は、本質的に3つの方法ステップからなる。初
めに、ポリマーが押出機によって溶融され、それに続き
フィラメントの紡糸が、細管孔を具備した1つの紡糸ノ
ズルまたは複数の紡糸ノズルを利用して行われる。最後
に、プラスチックフィラメントまたはプラスチックファ
イバの断面の減少ならびに機械的性質の変化を達成する
ために、紡糸フィラメントの延伸が行われる。紡糸フィ
ラメントの断面の減少は、多くの技術的かつ繊維工業に
適用するための本質的な前提条件である。
【0003】フィラメントの延伸は、巻取装置を利用し
て、ガレットを介した機械的方法またはノズルを介した
空気的方法で行われる。
【0004】組み込まれる巻取装置の形式とは無関係
に、空気式または機械式に高い紡糸速度、すなわち35
00m/分より大きい紡糸速度で単段の設備上で紡糸さ
れたフィラメントは、遅い紡糸速度、すなわち3500
m/分より小さい紡糸速度で紡糸され、追加の方法ステ
ップで再延伸が行われたフィラメントよりも、幾つかの
機械的性質、例えば強度及び弾性係数が明らかに劣る。
【0005】確かに、単段の設備を用いて得られる高い
紡糸速度は、低い紡糸速度に比べて改善された生産性を
可能にするが、同時にフィラメント自体の内部でフィラ
メントの表面との間に構造差が発生し、この構造差が再
延伸フィラメントに比べてフィラメントの強度及び弾性
係数が低減する一因になっている。
【0006】米国特許第2604667号は、少なくと
も4700m/分の巻取速度を用いた再延伸によって、
特殊な延伸装置なしで配向された糸を製造することを教
示している。この高い速度は、高い強度を得るするため
に必要である。この速度を下回ると、製造されたフィラ
メントは高い伸びを有する。この巻取速度を達成するた
めに、駆動ローラまたは空気ノズルを使用することがで
きる。米国特許第2604667号は、まず第一にヤー
ンの製造を扱っており、さらに巻取装置として空気ノズ
ルの使用によるステープルファイバの製造を記述してい
る。さらに、音速領域ないし超音速領域で駆動された巻
取装置の空気式ノズルを利用して紡糸した、エンドレス
フィラメントからなる紡糸フリースの製造についても記
述している。それぞれに凝固した複数のフィラメント
は、貯蔵装置のノズルを利用して、スピンフリース(ス
パンボンド不織布)の製造のために供給される。空気の
摩擦によってフィラメント上にかかる力が、巻取速度の
調整を可能にし、それによりフィラメントの機械的性質
に影響を与えることができる。その場合、フィラメント
の性質に影響を与えることには限界があることが判明し
ている。ノズルに供給された空気の圧力上昇によって生
じる巻取速度の上昇にもかかわらず、強度はそれ以上増
加することがなく、伸びがそれ以上減少することもな
い。
【0007】ドイツ国特許公開公報第2117659号
明細書から、合成の、線状のポリマーからなる細管の溶
融紡糸による糸及び繊維の製造方法が知られており、こ
の方法は3500m/分までの巻取速度で処理を行う。
この巻取速度は、ガレット対の速度によって設定されて
いる。伸びに影響を与えるために、紡糸ノズルと巻取ガ
レットの間には加熱機構が配設されており、この加熱機
構の中で50フィラメントからなるプラスチック糸が、
凝固点を上回る温度で溶融温度以下に加熱され、それに
よって1:2までの延伸比が達成される。さらに、微細
な個別繊度と特殊に適合された強度及び伸びとを有する
フィラメントからなるスピンフリースの製造が記述され
ているが、これは詳細に実施されてはいない。
【0008】ドイツ国特許公開公報第2925006号
において、一方では強度に対し、他方では伸び及び収縮
に対して与えられる、延伸の影響が詳述されている。フ
ィラメントが延伸によってより高い強度を得るのに対
し、伸び及び収縮は低減されることが記載されている。
ドイツ国特許公開公報第2117659号よりも高い、
4100〜6000m/分の巻取速度は、容易に赤熱さ
れる加熱機構の使用によって、フィラメントとの直接接
触で達成される。
【0009】ポリマー、特にポリアミド、ポリエステル
またはポリプロピレンから溶融紡糸方法でプラスチック
ファイバを製造するために、ドイツ国特許第40215
45号明細書から、少なくとも1つの紡糸ノズルと、1
つの吹付シャフトと、1つの加熱シャフトと、1つの調
製装置と、ガレット装置と、1つの巻取装置とを備えた
設備が知られている。加熱シャフトは対流を発生する吹
付装置、例えば吹付ノズルを有する。この設備を用い
て、完全延伸プラスチック糸またはプラスチックファイ
バを製造することができ、個々の繊維またはフィラメン
トは1dtexより小さい個別繊度を有する。この設備
を用い、この方法に従って、特に微細かつ屈撓性のある
製品に加工できる、再処理を要しない完全延伸プラスチ
ック糸が製造される。この設備がより高い繊度領域に対
して充分な延伸性質をもたらすかどうかは、記載されて
いない。
【0010】ドイツ国特許第19705113号明細書
は、延伸プラスチックフィラメントの製造に関する分野
に対応する装置と方法とを開示している。加熱装置の中
では、プラスチックフィラメントが加熱手段流を有する
対流の中で加熱される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の装置及び方法に比べ、加熱装置の長さに関してよりコ
ンパクトな構造形状を可能にし、かつ1dtexより大
きい繊度を有する延伸プラスチックフィラメント、及び
より高い強度と低減された伸びを有するフィラメントの
製造を可能にする装置及び方法を提示することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、延伸装
置は紡糸装置と巻取装置の間に配設された加熱装置を有
し、この加熱装置の中では加熱手段が、プラスチックフ
ィラメントを該プラスチックフィラメントのガラス転移
温度と該プラスチックフィラメントの溶融温度の間の温
度に加熱する。
【0013】この延伸装置の設備を用いれば、熱可塑性
プラスチック、例えばポリエステル(PES)、ポリア
ミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン
(PE)などからなるエンドレスフィラメントを、技術
的または繊維工業に適用するための単一紡糸または多重
紡糸(2層式、セグメント式、同軸式など)によって製
造することができる。溶融紡糸によって製造されたフィ
ラメントの機械的性質は、特に同じ繊度において、フィ
ラメント及びそのフィラメントとから製造された不織布
材の引裂強度、伸び挙動、弾性係数及び熱的収縮に関し
て著しく改善される。
【0014】好ましくは加熱装置は、加熱手段がその中
へ5〜50m/hの流速で供給され、0.05〜1.
0barの静的過圧を発生する加熱装置である。
【0015】延伸装置は、加熱装置が赤外線加熱装置で
ある延伸装置であるのが有利である。
【0016】本発明に係わる延伸装置の中の静的過圧
は、0.1〜0.5barになるのが好ましい。
【0017】好ましくは、この延伸装置に加熱手段とし
て5〜50m/hの蒸気が供給される。
【0018】加熱装置は、高温の空気、またはその他の
高温の、好ましくは不活性ガスを用いて、或いは添加剤
を加えた混合気体、特に蒸気を用いて駆動することがで
きる。空気は、フィラメントのガラス転移温度と溶融温
度の間の、ある温度に加熱される。
【0019】延伸は、加熱装置内へのフィラメントの流
入速度と、巻取装置内へのフィラメントの流入速度との
差によって定義される。
【0020】驚くべきことに、延伸の結果は加熱手段の
流れの方向には依存しないことが見い出された。
【0021】本発明の延伸装置に続けて、有利な形態と
しては、スピンフリースを製造するための手段を設けて
もよい。この手段は、空気式巻取装置を介して搬送され
たプラスチックフィラメントを、平坦な形成体、即ちス
ピンフリース(スパンボンド不織布)へと配置せしめ
る。プラスチックフィラメントのためにその他の機械的
搬送手段を用いることは不要である。驚くべきことに、
本発明に係わる装置及び方法を、好ましくはハイドロダ
イナミック処理によって要素フィラメントへと分割また
は分裂されるセグメント化されたマルチフィラメントに
対して適用する際、同じエネルギー損失でもって分割率
または分裂率を増加し、もしくはマルチフィラメントの
分割率または分裂率が同じ場合にはそれに要するエネル
ギー損失を低減させることができる。さらに、加熱装置
の長さは先行技術よりも短くすることができる。
【0022】延伸装置は、ステープルファイバを製造す
るための手段で代用してもよく、プラスチックフィラメ
ントは短い繊維に切断される。この繊維は、特に繊維不
織布の製造に適している。
【0023】本発明はまた、延伸プラスチックフィラメ
ントの製造方法にも係わる。この方法においては、溶融
紡糸フィラメントは紡糸装置から出た後に少なくとも凝
固温度に冷却され、空気式巻取装置を利用して延伸さ
れ、それに続いて加熱装置の中で延伸のために加熱され
る。その際、フィラメントは延伸のために加熱装置の中
で、該フィラメントのガラス転移温度と該フィラメント
の溶融温度の間の温度に加熱される。
【0024】好ましくは、本発明に係わる方法によれ
ば、フィラメントには加熱装置の中で、気体状の、凝固
点を上回る温度に加熱された、20〜50m/hの流
速を有し0.05〜1.0barの静的過圧を発生する
加熱手段が吹付けられる。プラスチックフィラメント
は、それによってより小さい伸びでより高い強度を有す
るようになる。
【0025】有利には、垂直方向に移動されるフィラメ
ントに対して直角に配設された、赤外線加熱装置によっ
て加熱が行われる。
【0026】このフィラメントは別個の再延伸を必要と
せず、本発明は従来より小さな巻取速度で方法を実施す
ることを可能にする。
【0027】好ましくは本発明の方法は、加熱装置と巻
取装置との間で再延伸が1.1〜1.5の延伸比で行わ
れるように実施される。
【0028】さらに、フィラメントに対して100℃〜
350℃の温度範囲で吹付けられる場合、加熱手段の体
積速度は、5m/h〜50m/hの蒸気になるのが
有利である。
【0029】フィラメントが加熱手段の流れを受けつ
つ、2000m/分〜4700m/分の巻取速度で案内
されるならば、強度と伸びを明らかに改善するために充
分である。
【0030】それにもかかわらず、性質の改善はこれよ
り高い速度でも生ずる。
【0031】本発明の方法によって、製造するプラスチ
ックフィラメントの性質に影響を及ぼすことができる。
例えば、60%未満の糸伸びが達成されるように、加熱
手段の流量と温度を調節することができる。又は単一の
延伸フィラメントに対する再延伸フィラメントの引張強
度が、同じ巻取速度において相対的に少なくとも20%
増加し、その際に好ましくは少なくとも32cN/te
x、特に好ましくは34〜45cN/texのフィラメ
ントの巻取強度又は引張強度が達成されるように、加熱
手段の流量とその温度を調節することができる。あるい
は最大6%の熱収縮(180℃、15分)が達成される
ように、加熱手段の流量とその温度を調節することが可
能でなる。特に、材料としてPESが使用される場合に
当てはまる。
【0032】さらに、弾性変形領域から塑性変形領域へ
の移行が少なくとも約20%高い力のもとで初めて行わ
れるように、加熱手段の体積速度とその温度とを調節す
るフィラメントの巻取速度を用いることが有利である。
【0033】フィラメントは高延伸するにもかかわら
ず、このフィラメントを延伸に続き連続的に、または独
立した処理ステップでもう一度再延伸することが可能で
ある。
【0034】その他の方法ステップとして、不織布を製
造するためにプラスチックフィラメントを支持体に配置
し、あるいはステープルファイバの製造のために切断す
ることができる。切断したフィラメントを別法で処理す
るために充填することができる。
【0035】特に好ましいのは、プラスチックフィラメ
ントを不織布を製造するために使用することである。フ
ィラメントは少なくとも32cN/texの引張強度
と、60%未満の伸びとを有する。スピンフリースを製
造するために、プラスチックフィラメントをエンドレス
フィラメントとして取り出すことができ、繊維ウェブの
製造のために、本発明に従って得られたステープルファ
イバを使用することができる。
【0036】さらに有利なのは、ヤーンの製造にプラス
チックフィラメントを使用することである。フィラメン
トは少なくとも32cN/texの引張強度と60%未
満の伸びとを有する。この場合、ヤーンはエンドレスプ
ラスチックフィラメントから製造することができ、ある
いはステープルファイバから紡糸することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】添付図面には、延伸プラスチック
フィラメントを製造するための延伸装置を概略的に示し
ている。
【0038】図1a及び図1bに示した延伸プラスチッ
クファイバを製造するための延伸装置は、公知の方法で
溶融プラスチックが供給される紡糸装置1を包含する。
紡糸装置1の中に配設された紡糸ノズルを介して、紡糸
ノズルの中の開口数に対応する本数のフィラメント2が
流出し、これが一緒になってフィラメント束3が得られ
る。常法で、最大400フィラメントまでが1つのフィ
ラメント束にまとめられる。紡糸ノズルから流出後、フ
ィラメント2は凝固温度以下に冷却され、その際に追加
の冷却装置4を設けてもよい。この場合、個々のフィラ
メントの中に結晶性及び無定形の領域が形成される。
【0039】冷却されたフィラメント2はここで加熱装
置5に供給され、そこで束ねられ、それによって加熱装
置5を通して平行に移動される(図1a)。加熱装置5
は加熱シャフト6を有し、この加熱シャフト6に加熱手
段8、特に蒸気が供給される。加熱シャフト6の中の加
熱手段8の流れ方向は、フィラメント束3への流れ方向
と同じか、又はそれと対流をなすように案内することが
できる。図1bにおいては、加熱装置5として赤外線加
熱装置13が示されている。この装置13はフィラメン
ト束3の垂直な移動方向に対し、直角に加熱を行うよう
に設けられている。
【0040】加熱シャフト6に対して一定の距離を置い
て巻取装置10が配設されており、この巻取装置によっ
てフィラメント束3に引張力がかけられる。これは、高
圧の空気12が供給されるベンチュリノズル11を介し
て空気式方法で行われ、それによって最も狭い断面では
音速が達成され、さらには音速を超えることもできる。
【0041】巻取装置10から流出されるフィラメント
束3は、公知の方法でプラスチック糸に処理し、ステー
プルファイバの製作のために切断し、あるいはスピンフ
リースの製造に利用することができる。スピンフリース
の製造は、例えばフランス国特許第7420254号明
細書に記載されている。
【0042】図2に、種々の設備もしくは方法のための
紡糸フィラメントの速度推移に関する概要を示してい
る。従来技術の1つでは、1ステップで高速に、ここで
は巻取速度6000m/分で、フィラメントの直接的な
紡糸及び延伸の常法の条件下に、フィラメントは縦方向
及び横方向への非常に高い速度勾配の下に急激に冷却さ
れる(曲線A)。紡糸経路に沿って、速度勾配は2´/F
ONT>10l/秒以上であり、冷却速度は26000℃
/秒のオーダーにある。この極端な条件は、フィラメン
トの中でフィラメントの外皮と核との間に様々な異種構
造を生ぜしめる。多段ステップによる再延伸フィラメン
トに比べ、これは結果的にある程度の機械的性質の低減
を招来する。
【0043】巻取速度4400m/分への速度減少は、
曲線Bから読み取ることができるように、明らかに速度
勾配と冷却速度とを低減する。しかし破断荷重も小さく
なり、破断伸びが増加する。
【0044】この有利な低い巻取速度を用いるにもかか
わらず、破断荷重の増大と破断伸びの低減とを得るため
に、2段階の機械的方法が使用される。この方法は、高
い速度勾配を有する第1領域と、やはり幾分高い速度勾
配を有する第2領域とを有する。これは曲線Cに示され
ている。
【0045】本発明によれば、紡糸ノズルと巻取装置の
間に加熱装置を使用することによって、4400m/分
の巻取速度で、曲線Dに示したような速度勾配の推移が
達成される。加熱装置5の長さに相当する範囲Lにわた
り、凝固点以上に加熱されたフィラメントの再延伸が行
われる。
【0046】
【実施例】表1では、256℃の融点と、290℃で1
90Pa/秒の粘度とを有するポリエチレンテレフタレ
ート(PET)の様々な質量スループットについて、加
熱装置付き及び加熱装置なしの場合について、種々の実
験結果を対比している。
【0047】第1の実験装置Tにおいては、紡糸装置1
と巻取装置10のみからなるフィラメント製造用の延伸
装置を使用した。
【0048】第2の実験装置Vは、紡糸装置1と巻取装
置10の間に本発明に係わる加熱装置5が設けられた。
その中でフィラメントは凝固温度を上回る温度に加熱さ
れるが、フィラメントの融点には達しないことによっ
て、第1の実験装置と区別される。
【0049】これらの実験は、両方の実験装置につい
て、一方では(T1、V1.1、V1.2)紡糸ノズル
の細管開口あたり0.9g/分の質量スループットで、
他方では(T2、V2)紡糸ノズルの細管開口あたり
0.56g/分の質量スループットで紡糸を実施した。
【0050】第1の実験系列(T1、V1.1、V1.
2)で製造したフィラメントとの本質的な性質の比較に
おいて、まずフィラメントの巻取速度が実験V1.1及
びV1.2ではT1より明らかに後退していることが確
認される。これは、加熱装置の中で摩擦力が巻取装置の
中の圧力上昇によって完全には調整されないことにより
説明できる。そのため両方の実験装置T、Vに従って同
じ巻取速度で製造された2つのフィラメントの機械的性
質を直接的に比較することは、ここでは不可能である。
【0051】しかし、4800m/分から4000m/
分又は3300m/分に低減した巻取速度にもかかわら
ず、強度は30.5cN/texから40cN/tex
又は43cN/texに増大し、伸びは72%から56
%又は45%に低減したことが分かる(T1及びV1.
1、V1.2)。従って、高い強度のフィラメントを製
造するために平均的な巻取速度で処理することが可能に
なる。加熱装置を備えた実験装置同士の対比では、40
00m/分から3300m/分への速度低減は、40c
N/Texから43cN/Texへの強度の改善と、5
6%から45%への伸びの低減とをもたらす(V1.1
対V1.2)。
【0052】第2の実験系列V2、T2においては、ポ
リマー/孔という質量スループットが0.56g/分に
調節された。微細な繊度領域でも、巻取速度は低減し
た。強度は、26cN/Texから38cN/Texに
著しく改善され、同様に伸びが82%から48%に明ら
かに低減された。
【0053】
【表1】
【0054】図3に、実験T1、V1.1、V1.2、
T2、V2から得られたフィラメントの力−伸びの推移
をまとめた。強度及び伸びに対する加熱装置の非常に大
きな影響が明らかである。特に重要なのは、10cN/
Texより高い力の領域における本質的な伸びの改善で
ある。改善されたフィラメントは、ここで明らかに、過
大な伸びを受けることなく、より多くの荷重を吸収する
ことができる。この挙動は、V1.2もしくはV2に従
って低減した巻取速度で製造されたフィラメントでさ
え、まだ本質的な範囲で与えられている。
【0055】約300℃の温度の紡糸装置から流出する
フィラメントの冷却は、室温の空気の流入によって行わ
れ、加熱装置の中での270℃〜300℃へのフィラメ
ントの加熱は、20m/h及び30m/hの間の蒸
気の体積速度で行われる。ポリオレフィンのための気体
状の流体8の温度を、各溶融温度に従って適宜変化させ
る必要があることは当然である。気体状の流体8に対す
る質量スループットは、特に延伸されるフィラメントの
量、使用したポリマー(単数又は複数)、延伸率、及び
紡糸装置1と加熱装置5の間での予延伸に関連して合わ
せられる。
【0056】本発明によって得られるフィラメントは、
該フィラメントの機械的性質が改善されていることに基
づき、特に不織布の製造に適している。材料としては熱
可塑性プラスチック、例えばポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)のよ
うなポリエステル、ポリアミド6(PA6)、ポリアミ
ド6.6(PA6.6)、ポリアミド11(PA1
1)、ポリアミド4.6(PA4.6)のようなポリア
ミド、またはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)のようなポリオレフィンまたはそれらのコポリ
マーが対象となる。これらのフィラメントは、複数の異
種材料から製造してもよく、その際には公知の紡糸技術
が使用される。
【0057】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、1dtex
より大きい繊度を有する延伸プラスチックフィラメント
を、同様の巻き取り速度を用いた場合でも従来より高い
強度と低減された伸びを有して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の例示的な実施例による紡糸−延伸装
置の概略図である。
【図1b】異なる加熱装置を備えた、図1aと同様の紡
糸−延伸装置の概略図である。
【図2】従来のシステムと比較した場合における、本発
明によるフィラメント束の速度推移である。
【図3】フィラメントの力−延びに関する機械的性質の
特性曲線である。
【符号の説明】
1 紡糸装置 2 フィラメント 3 フィラメント束 4 冷却装置 5 加熱装置 6 加熱シャフト 8 加熱手段 10 巻取装置 11 ベンチュリノズル 12 高圧空気 13 赤外線加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト・グロテン ドイツ国エフ−68280スンドホーフェン, リュ・ド・リル・20 (72)発明者 ペーター・デンゲル ドイツ国67659カイザースラウターン,オ ホゼンベルク・7 (72)発明者 ジョルジュ・リボーレ フランス国68000コルマール,ル・デ・バ ン・11 Fターム(参考) 4L045 AA05 BA03 DA15 DA41 DC03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡糸装置(1)と、空気式巻取装置(1
    0)とを包含する、延伸プラスチックフィラメント
    (2、3)の製造のための延伸装置であって、 前記紡糸装置(1)と前記巻取装置(10)との間に加
    熱装置(5)が配設されており、この加熱装置の中で加
    熱手段(8)がプラスチックフィラメント(2、3)を
    該プラスチックフィラメントのガラス転移温度と該プラ
    スチックフィラメントの溶融温度の間の温度に加熱する
    ことを特徴とする延伸装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段(8)が5〜50m/h
    の流速で供給され、0.05〜1.0barの静的過圧
    を発生する、請求項1記載の延伸装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱装置(5)が赤外線加熱装置
    (13)である、請求項1記載の延伸装置。
  4. 【請求項4】 前記静的過圧が0.1〜0.5barで
    ある、請求項2記載の延伸装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段(8)として5〜50m
    /hの蒸気が供給される、請求項1〜4のいずれか1項
    記載の延伸装置。
  6. 【請求項6】 1dtexより大きい個別繊度を有する
    溶融紡糸フィラメント(2、3)が紡糸装置(1)から
    出た後で少なくとも凝固温度に冷却され、空気式巻取装
    置(10)を利用して延伸される、延伸プラスチックフ
    ィラメント(2、3)の製造方法であって、 前記フィラメントが延伸のために加熱装置(5)の中で
    該フィラメントのガラス転移温度と該フィラメントの溶
    融温度の間の温度に加熱されることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 流速20〜50m/hで供給され、
    0.05〜1.0barの静的過圧を発生する、気体状
    の加熱された流体(8)によって、前記フィラメントが
    前記加熱装置(5)の中で案内される、請求項6記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 垂直方向に移動する前記フィラメントに
    対して直角に配設された赤外線加熱装置(13)によっ
    て加熱が行われる、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記加熱装置(5)と前記巻取装置(1
    0)の間で、延伸比1.1〜1.5で再延伸が行われ
    る、請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記フィラメントが2000m/分〜
    4700m/分の巻取速度で加熱手段(8)によって案
    内される、請求項6記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記加熱手段(8)の流速が、前記加
    熱装置(5)の中へ流入する際に35m/秒から50m
    /秒の間にあり、前記加熱装置(5)から流出する際に
    70m/秒から90m/秒の間にある、請求項7記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 単一の延伸フィラメントに対する再延
    伸フィラメントの引張強度が、同じ巻取速度において相
    対的に少なくとも20%増加し、好ましくは少なくとも
    32cN/tex、より好ましくは40〜50cN/t
    exのフィラメントの引張強度が達成されるように、前
    記フィラメント(2、3)の巻取速度、前記加熱手段の
    エネルギーの量、及び前記加熱手段(8)の温度が調節
    される、請求項7または8記載の方法。
  13. 【請求項13】 弾性変形領域から塑性変形領域への移
    行が少なくとも約20%増加した力のもとに初めて行わ
    れるように、前記フィラメント(2、3)の巻取速度及
    び前記加熱手段(8)の温度が調節される、請求項12
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 最大6%の熱収縮(180℃、15
    分)が達成されるように、前記加熱手段(8)の量と前
    記加熱手段(8)の温度が調節される、請求項13記載
    の方法。
JP2002232043A 2001-08-09 2002-08-08 延伸装置及び延伸プラスチックフィラメントの製造方法 Pending JP2003055831A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10139228A DE10139228A1 (de) 2001-08-09 2001-08-09 Verstreckvorrichtung und Verfahren zur Herstellung verstreckter Kunststoffilamente
DE10139228.1 2001-08-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003055831A true JP2003055831A (ja) 2003-02-26

Family

ID=7694963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002232043A Pending JP2003055831A (ja) 2001-08-09 2002-08-08 延伸装置及び延伸プラスチックフィラメントの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20030034585A1 (ja)
EP (1) EP1283284A1 (ja)
JP (1) JP2003055831A (ja)
CN (1) CN1401830A (ja)
BR (1) BR0203103A (ja)
CA (1) CA2395921A1 (ja)
DE (1) DE10139228A1 (ja)
ZA (1) ZA200206193B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026249A1 (ja) * 2010-08-24 2012-03-01 富士フイルム株式会社 紡糸方法及び紡糸装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE383464T1 (de) * 2004-11-10 2008-01-15 Freudenberg Carl Kg Dehnbare vliesstoffe
US20070026039A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 Drumheller Paul D Composite self-cohered web materials
US20070027551A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 Farnsworth Ted R Composite self-cohered web materials
US7655288B2 (en) * 2005-07-29 2010-02-02 Gore Enterprise Holdings, Inc. Composite self-cohered web materials
US7655584B2 (en) * 2005-07-29 2010-02-02 Gore Enterprise Holdings, Inc. Highly porous self-cohered web materials
US20070026040A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 Crawley Jerald M Composite self-cohered web materials
US7604668B2 (en) * 2005-07-29 2009-10-20 Gore Enterprise Holdings, Inc. Composite self-cohered web materials
US8048503B2 (en) * 2005-07-29 2011-11-01 Gore Enterprise Holdings, Inc. Highly porous self-cohered web materials
US7850810B2 (en) * 2005-07-29 2010-12-14 Gore Enterprise Holdings, Inc. Method of making porous self-cohered web materials
TWI337634B (en) * 2007-12-27 2011-02-21 Taiwan Textile Res Inst Apparatus and method for manufacturing nonwoven fabric
EP2456912A1 (de) * 2009-07-22 2012-05-30 Oerlikon Textile GmbH & Co. KG Verfahren zum abziehen und zum verstrecken eines synthetischen fadens sowie eine vorrichtung zur durchführung des verfahrens
CN102677201A (zh) * 2011-03-18 2012-09-19 江苏鑫龙化纤机械有限公司 干热牵伸箱的箱体结构
CN104514039A (zh) * 2014-06-30 2015-04-15 河南盛世塑业有限公司 一种塑料成丝机
CN105437282B (zh) * 2015-12-16 2017-04-26 重庆嘉威特节能玻璃有限公司 一种新型移动式玻璃制造拉伸成型设备
CN106350873B (zh) * 2016-09-22 2018-11-02 南通纺织丝绸产业技术研究院 一种热熔静电一体化纺丝机设备
CN108823719B (zh) * 2018-08-10 2020-08-11 杭州华远特种纤维有限公司 一种dty丝线的生产工艺

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7101603A (ja) * 1971-02-06 1972-08-08
DE2117659A1 (de) * 1971-04-10 1972-10-19 Farbwerke Hoechst AG, vormals Meister Lucius & Brüning, 6000 Frankfurt Verfahren zum Herstellen von Fäden und Fasern
US3946100A (en) * 1973-09-26 1976-03-23 Celanese Corporation Process for the expeditious formation and structural modification of polyester fibers
EP0034880B1 (en) * 1980-02-18 1986-03-05 Imperial Chemical Industries Plc Process for forming a continuous filament yarn from a melt spinnable polyethylene terephthalat and novel polyester yarns produced by the process
DE4021545A1 (de) * 1990-07-06 1992-01-16 Engineering Der Voest Alpine I Verfahren und vorrichtung zum herstellen von kunststoffaeden oder -fasern aus polymeren, insbesondere polyamid, polyester oder polypropylen
DE19631879C2 (de) * 1996-08-07 2000-03-30 Brown John Deutsche Eng Gmbh Verfahren und Spinnvorrichtung zum Herstellen von Kunststoffäden aus Polymeren im Wege des Schmelzspinnens
DE19705113C2 (de) * 1997-02-12 1999-04-29 Freudenberg Carl Fa Verstreckvorrichtung und Verfahren zur Herstellung verstreckter Kunststoffilamente

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026249A1 (ja) * 2010-08-24 2012-03-01 富士フイルム株式会社 紡糸方法及び紡糸装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1401830A (zh) 2003-03-12
DE10139228A1 (de) 2003-03-06
EP1283284A1 (de) 2003-02-12
CA2395921A1 (en) 2003-02-09
BR0203103A (pt) 2003-05-27
ZA200206193B (en) 2003-04-03
US20030034585A1 (en) 2003-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003055831A (ja) 延伸装置及び延伸プラスチックフィラメントの製造方法
US2957747A (en) Process for producing crimpable polyamide filaments
US3621088A (en) High production of water-quenched filaments
US5730821A (en) Process for producing a web of thermoplastic polymer filaments
US6887423B2 (en) Process for making a stretchable nonwoven web
UA46838C2 (uk) Спосіб виготовлення нетканого матеріалу, з'єднуваного в процесі формування, та пристрій для його здійснення
JP2009515061A (ja) 三次元的に捲縮された被覆ステープルファイバーを製造するための方法、及び被覆ステープルファイバー
US5439364A (en) Apparatus for delivering and depositing continuous filaments by means of aerodynamic forces
US4369155A (en) Method for the production of melt-spun and molecular-oriented drawn, crystalline filaments
JP2564646B2 (ja) ポリエステル繊維の製造方法
KR960031662A (ko) 다섬조사의 제조 방법 및 장치
KR100619475B1 (ko) 고 배향 사를 생산하기 위한 장치 및 방법
US6824717B2 (en) Method for melt spinning filament yarns
JP2918332B2 (ja) マイクロフィラメントの製造の為の方法および紡糸装置
CN1321230C (zh) 高模量低收缩型涤纶工业丝的制备工艺及其涤纶工业丝
CA2280872A1 (en) Drawing device and method for producing drawn synthetic filaments
JP6720158B2 (ja) ポリアミド溶融物からマルチフィラメント糸を製造する方法および装置
US5609808A (en) Method of making a fleece or mat of thermoplastic polymer filaments
US5298097A (en) Apparatus and method for thermally bonding a textile web
KR950001648B1 (ko) 중합체로 구성된 합성사 또는 합성 섬유의 제조방법 및 이를 위한 제조장치
US7504348B1 (en) Production of nonwoven fibrous webs including fibers with varying degrees of shrinkage
WO2003012179A2 (en) Filament draw jet apparatus and process
KR19990036196A (ko) 폴리에스테르 방사의 제조 방법 및 장치
US3167845A (en) Bulk yarn process and apparatus
US5277859A (en) Method for the production of polypropylene yarn

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110