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JP2003053259A - ガラス容器の塗装方法 - Google Patents

ガラス容器の塗装方法

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Publication number
JP2003053259A
JP2003053259A JP2001249137A JP2001249137A JP2003053259A JP 2003053259 A JP2003053259 A JP 2003053259A JP 2001249137 A JP2001249137 A JP 2001249137A JP 2001249137 A JP2001249137 A JP 2001249137A JP 2003053259 A JP2003053259 A JP 2003053259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass container
coating
resin
silane coupling
thermoplastic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001249137A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Maekawa
進 前川
Tamio Iimure
民雄 飯牟礼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP2001249137A priority Critical patent/JP2003053259A/ja
Publication of JP2003053259A publication Critical patent/JP2003053259A/ja
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  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス容器の破損時の飛散防止、強度向上とと
もに回収容器の洗浄に用いられる強アルカリ溶液に浸漬
した場合に塗膜が白化したりブリスターが発生したりせ
ず、容器どうしがぶつかった時の衝撃で塗膜が剥離する
ことがなく、更に洗浄し乾燥した後にも水垢跡が残るこ
とがない、ガラス容器のリサイクル使用回数を向上させ
たガラス容器の塗装方法を提供する。 【解決手段】ガラス容器の外面をシランカップリング剤
で処理する工程、上記処理されたガラス容器外面に熱可
塑性樹脂を塗布する工程、上記熱可塑性樹脂が塗布され
たガラス容器外面にラジカル重合性化合物を含む反応性
化合物を塗布し、その後活性エネルギー線を照射する工
程からなることを特徴とするガラス容器の塗装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス容器の塗装
方法に関し、更に詳しくはガラス容器の外面に複層の塗
膜を形成することによるリターナブル塗装ガラス容器の
塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、地球環境に対する配慮、及び資源
の有効利用の観点からガラス容器を使用後洗浄し再利用
するリターナブル塗装ガラス容器の採用が見直されてい
る。しかし、一般にガラス容器は、その優れた透明性、
耐薬品性、保存性から食品、薬品等の充填に使用されて
いるが、重い、割れやすい等の欠点があり、用途が限定
されている。これらの対策として、特開昭49−102
711号公報、特開昭59−140267号公報には破
損時の破片飛散防止のために光硬化性樹脂を塗布する方
法が開示されている。又、特開2000−104007
号公報、特開2000−169792号公報には同じ目
的のために水性アクリル樹脂、水性ウレタン樹脂等の合
成樹脂を塗布する方法が開示されている。又、特開平1
−201047号公報には耐圧強度、衝撃強度を向上さ
せるために、シランカップリング剤で処理した後、重合
性不飽和結合を有する反応性組成物を塗布する方法が開
示されている。しかしながら、これらの方法ではガラス
容器の破損時の飛散防止、強度向上には効果はあるもの
の、リターナブル塗装ガラス容器に適用した場合、回収
容器の洗浄に用いられる強アルカリ溶液に浸漬した場合
塗膜が白化したり、ブリスターが発生し塗膜が剥離した
り、洗浄し、乾燥した後に水垢跡が残る等の欠点を有し
ており、リサイクル使用回数は十分なものではなかっ
た。ここで言うリサイクル使用回数とは、リターナブル
塗装ガラス容器を回収し、洗浄し再使用できる回数のこ
とを言う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑み、ガラス容器の外面に複層の塗膜を形成することに
より、リターナブル塗装ガラス容器のリサイクル使用回
数を向上させる塗装方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス容器の
外面をシランカップリング剤で処理する工程、上記処理
されたガラス容器外面に熱可塑性樹脂を塗布する工程、
上記熱可塑性樹脂を塗布されたガラス容器外面にラジカ
ル重合性化合物を含む反応性化合物を塗布し、その後、
活性エネルギー線照射をする工程からなることを特徴と
するガラス容器の塗装方法である。また、ガラス容器の
外面にシランカップリング剤と熱可塑性樹脂組成物の混
合物を塗布する工程、上記塗布をされたガラス容器外面
にラジカル重合性化合物を含む反応性化合物を塗布し、
その後、活性エネルギー線照射をする工程からなること
を特徴とするガラス容器の塗装方法である。さらに、こ
れら方法で用いられる熱可塑性高分子樹脂が高分子エポ
キシ樹脂及び/または高分子ウレタン樹脂及び/又は高
分子ジエン系樹脂であることを特徴とするガラス容器の
塗装方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のガラス容器の塗装方法における第1の工程は、
要すればガラス容器を溶剤脱脂や火炎処理、プラズマ処
理等の前処理を行った後に、ガラス容器の外面をシラン
カップリング剤で処理する工程である。上記工程でのシ
ランカップリング剤処理は、シランカップリング剤の単
独又は2種以上の原液を塗布する方法、その有機溶剤溶
液を塗布する方法、又は加水分解組成物を塗布する方法
で処理される。上記有機溶剤溶液にした場合のシランカ
ップリング剤の濃度は0.01%以上あればよい。使用
できる有機溶剤としては、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブタノール等のアルコール
系溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶
剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸n−ブチル
等のエステル系溶剤、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル等のアルコールエ
ーテル系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート等のエステルエーテル系溶剤、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等のエー
テル系溶剤の単独又は2種以上の混合物が使用できる。
加水分解組成物は、要すれば酢酸水溶液等でpHを4前
後に調整して加水分解したものを、要すれば水及び/又
は上記の有機溶剤で希釈したものが使用できる。塗布方
法としては、スプレー塗布、ロールコーター塗布、浸漬
塗布等により行うことができる。塗布後の乾燥は、50
〜200℃の温風で1秒〜10分間で乾燥する。
【0006】本発明方法でのシランカップリング剤の塗
布量は、シランカップリング剤として、1〜100mg
/m2が好ましい。シランカップリング剤の塗布量が1
mg/m2未満であると熱可塑性樹脂塗膜の密着性が不
十分となり好ましくない。一方100mg/m2を越え
ると熱可塑性樹脂塗膜の密着性が劣る傾向にあり、また
経済性の面からも好ましくない。
【0007】本発明で使用できるシランカップリング剤
は、ガラス表面と反応しうるケイ素原子に直接結合した
クロル基、メトキシ基、エトキシ基、ヒドロキシル基等
の活性基と、その上に塗布される塗膜を形成する樹脂と
相溶し、もしくは反応することができる(メタ)アクリ
ロイル基、ビニル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプ
ト基を含む有機基が結合されたものである。具体的に
は、(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリクロルシラン、プロペニルトリメトキ
シシラン、プロペニルトリエトキシシラン等の不飽和結
合含有シランカップリング剤、グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、グリシドキシプロピルトリエトキシ
シラン、エポキシシクロヘキセニルエチルトリエトキシ
シラン等のエポキシ基含有シランカップリング剤、モル
フォリノプロピルトリメトキシシラン、モルフォリノプ
ロピルトリエトキシシラン、アミノプロピルトリメトキ
シシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フ
ェニルアミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニ
ルアミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ基含有
シランカップリング剤、メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、メルカプトプロピルトリエトキシシラン等の
メルカプト基含有シランカップリング剤を挙げることが
できる。
【0008】本発明のガラス容器の塗装方法における第
2の工程は、上記シランカップリング処理されたガラス
容器外面に熱可塑性樹脂を塗布する工程である。
【0009】本発明で使用できる熱可塑性樹脂として
は、数平均分子量が5000以上、ガラス転移温度が−
40℃〜130℃の有機溶剤型又は水性の高分子ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ジエン系樹脂の単独又は2種以上の混合物が使用で
きる。好適なものはエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ジエ
ン系樹脂である。数平均分子量は5000以上あれば良
く、好ましくは8000以上である。5000未満であ
ると密着性、耐アルカリ性が不十分となり好ましくな
い。分子量を特定できない、部分的に架橋構造を有する
樹脂を分散したものも使用できる。ガラス転移温度は−
40℃〜130℃であればよく、好ましくは−30℃〜
110℃である。−40℃未満であると密着性が低下し
て好ましくない。一方130℃を超えると塗膜の耐衝撃
性が低下し好ましくない。
【0010】ポリエステル樹脂としては、末端が水酸
基、又はカルボキシル基の飽和ポリエステル樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂のいずれも使用できる。上記ポリエ
ステル樹脂の数平均分子量は5000以上、水酸基価は
0.01〜50、酸価は0.01〜30、ガラス転移温
度は10〜90℃のもが使用できる。
【0011】エポキシ樹脂としては、ビスフェノール
A、B、Fと(メチル)エピハロヒドリンの縮合重合に
より得られる芳香族エポキシ樹脂、及びこれと(無水)
フタル酸、(無水)コハク酸、アジピン酸、セバチン
酸、(無水)マレイン酸、フマル酸等の二塩基酸、(無
水)トリメリット酸等の三塩基酸と反応させて得られ
る、数平均分子量5000以上、酸化は0.01〜30
のものが挙げられる。
【0012】ウレタン樹脂としては、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トルエ
ンジイソシアネート等のイソシアネートモノマーとポリ
エステルポリオール、エポキシ樹脂、アクリルポリオー
ル等と反応させて得られる数平均分子量5000以上の
ものが使用できる。
【0013】ジエン系樹脂としては、ブタジエン、イソ
プレン等のジエンモノマーの単独又は2種以上とスチレ
ン、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル等のビニ
ルモノマーの単独又は2種以上と共重合させた数平均分
子量5000以上のものが使用できる。
【0014】アクリル樹脂としては、(メタ)アクリル
酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−
ヒドロキシプロピル等の水酸基含有重合性単量体、(メ
タ)アクリル酸、マレイン酸等のカルボキシル基含有重
合性単量体、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)
アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、
スチレン、ビニルトルエン等の芳香族系単量体、アクロ
ニトリル、アクリルアミド等を公知の重合法を用いて得
られる数平均分子量5000以上、酸価は0.01〜3
0のものが使用できる。
【0015】本発明で使用する熱可塑性樹脂は、上記熱
可塑性樹脂の1種以上を、先の有機溶剤に溶解又は水に
分散し、要すれば消泡剤や塗装作業性を改善するための
種々の添加剤を加えたものを使用することができる。上
記熱可塑性樹脂溶液の塗布方法としては、スプレー塗
布、ロールコーター塗布、浸漬塗布等公知の方法が用い
られる。塗布量は乾燥塗膜重量で0.5〜100g/m
2好ましくは3〜50g/m2である。塗布量が0.5g
/m2未満では塗膜の耐衝撃性が低下して好ましくな
い。一方100g/m2を越えると衝撃性のそれ以上の
向上はなく、経済性から好ましくない。塗布後の乾燥
は、50〜200℃の温風で1秒〜10分間乾燥する。
【0016】本発明のガラス容器の塗装方法における第
3の工程は、上記熱可塑性樹脂を塗布したガラス容器の
外面に、ラジカル重合性化合物を含む反応性化合物を塗
布し、次いで活性エネルギー線照射をする工程である。
【0017】この工程で使用されるラジカル重合性化合
物を含む反応性組成物としては、分子中に2個以上の
(メタ)アクリレート基を含有するウレタン(メタ)ア
クリレート樹脂、ポリエステル(メタ)アクリレート樹
脂、アクリル(メタ)アクリレート樹脂に、紫外線照射
により硬化させる場合はベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインプロピルエーテル、ベンジル、ベンジルジメチ
ルケタール、ベンゾイルシクロヘキサノール等の光重合
開始剤、必要ならエチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールモノ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリレートのモノマー等の1種以上を配合する。
電子線で硬化させる場合には上記の光重合開始剤は配合
しなくてよい。
【0018】本発明で使用する上記反応性化合物には、
更に熱可塑性樹脂、有機溶剤、上記組成物の消泡性、塗
装性、塗膜の柔軟性、滑性、傷つき性を改善する目的で
シリコン系、フッ素系、アクリル樹脂系、ワックス系の
添加剤を配合することができる。上記反応性組成物塗布
量は乾燥塗膜重量で1〜100g/m2、好ましくは1
0〜50g/m2である。塗布量が1g/m2未満では耐
アルカリ性が不十分となり好ましくない。一方100g
/m2を越えても耐アルカリ性のそれ以上の向上は認め
られず、経済性から好ましくない。
【0019】硬化に用いる活性エネルギー線としては、
低圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドランプ、無電
極放電ランプ、キセノンランプ、エキシマランプ等の紫
外線ランプ類、走査型、非走査型の電子線照射装置等を
用いることができる。活性エネルギー線の照射量として
は、紫外線の場合は100〜10000mJ/cm2
電子線の場合は1〜50Mradが好ましい。上記反応
性組成物に有機溶剤を配合した場合には、上記反応性組
成物の塗布後に50〜200℃の温風で1秒〜10分間
乾燥させて、有機溶剤を蒸発させた後に活性エネルギー
線を照射することが好ましい。
【0020】本発明方法においては、先の第1の工程と
第2の工程を、先のシランカップリング剤と熱可塑性樹
脂の混合物を塗布することにより、ガラス容器を同時に
処理してもよい。上記混合物は、シランカップリング剤
を熱可塑性樹脂固形分に対し0.01〜5%含んだもの
であればよく、その塗布量は乾燥塗膜重量で0.5〜1
00g/m2好ましくは3〜50g/m2である。
【0021】本発明方法で得られた塗布膜は、シランカ
ップリング剤、熱可塑性樹脂塗膜、活性エネルギー線硬
化塗膜の3層、またはシランカップリング剤と熱可塑性
樹脂の複合塗膜と活性エネルギー線硬化塗膜の2層から
構成されているのでガラスの破損時の飛散防止やガラス
肉厚を薄くしたときの容器としての耐圧強度衝撃の補強
機能を有していることのみならず、傷が付きにくく、ま
た容器どうしがぶつかった時の衝撃で塗膜が剥離するこ
とはなく、かつ回収容器の洗浄に使用される高温の強ア
ルカリ液に浸漬されても膜が白化したりブリスターが発
生したり剥離することがない。更に水垢跡が残らないと
いう特徴を有するのでリサイクル回数を飛躍的に高める
ことを可能にした。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳しく
説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるも
のでない。尚、以下の実施例において、部、又は%はそ
れぞれ重量部、重量%を意味する。 製造例1 ステンレス容器に水10部、酢酸0.01部、メタノー
ル10部を仕込み、ディスパーで撹拌し、25℃に保ち
ながらγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
10部を滴下する。滴下終了後、同温度で1時間撹拌を
継続する。これを酢酸エチル970部に溶解してシラン
カップリング剤溶液1を得た。 製造例2 ステンレス容器に水10部、メタノール10部を仕込
み、ディスパーで攪拌し、25℃に保ちながらγ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン10部を滴下する。滴下
終了後、同温度で1時間攪拌を継続する。このものをメ
タノール250部、酢酸エチル720部に溶解してシラ
ンカップリング剤溶液2を得た。 製造例3 シランカップリング剤としてγ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシランを用いる以外は製造例1と同様にし
てシランカップリング剤溶液3を得た。 製造例4 撹拌機つき4口フラスコに100部のフェノトートYP
50S(東都化成社製エポキシ樹脂:数平均分子量14
000、ガラス転移温度110℃)、100部のメチル
エチルケトン、100部のトルエンを仕込み、80℃で
撹拌溶解してエポキシ樹脂溶液を得た。 製造例5 撹拌機つき4口フラスコに100部のバイロン200
(東洋紡績社製ポリエステル樹脂:数平均分子量160
00、ガラス転移温度67℃、酸化0.1)、100部
のメチルエチルケトン、100部のトルエンを仕込み、
80℃で撹拌溶解してポリエステル樹脂溶液を得た。 製造例6 ステンレス容器に表1の材料をそれぞれ仕込み、ディス
パーで均一になるまで撹拌して反応性組成物No.1〜
4を得た。
【0023】
【表1】
【0024】実施例1試験瓶の作成 ビール瓶を溶剤脱脂した後、瓶を回転させながらシラン
カップリング剤溶液1を乾燥塗布量がシランカップリン
グ剤として10mg/m2になるようにスプレーで塗装
した。ついでこれを回転させながら50℃の温風で1分
間乾燥させた後に、上記瓶を回転させながら熱可塑性樹
脂として、製造例4のエポキシ樹脂溶液を乾燥塗布量が
3g/m2になるようにスプレーで塗布した。この瓶を
回転させながら80℃の温風で3分間乾燥させた後に、
更に瓶を回転させながら表1記載のNo.1の反応性組
成物を乾燥塗布量が13g/m2になるようにスプレー
塗装した後、これに80℃の温風を1分間送風した。次
いで集光型高圧水銀灯HL−60NL(日本電池社製)
の下を瓶を回転させながら通過させて塗膜を硬化させて
リサイクル試験用瓶を作成した。この時のビール瓶の胴
部における紫外線積算照射量をUVR−N1(日本電池
社製、工業用UVチェッカー)で測定した結果は120
0mJ/cm2であった。
【0025】評価方法 リサイクル使用回数、およびその時に塗膜に残る水滴跡
を水垢汚染性として評価した。その結果を表2に記載す
る。評価の方法は下記の方法に従って行った。 〈リサイクル使用回数〉試験瓶を70℃の2%苛性ソー
ダ水溶液に10分間浸漬した後、水で洗浄し、乾燥す
る。これをラインシミュレーター(AGR社製)で5分
間加傷試験を行うのを1サイクルとする。上記サイクル
を繰り返し、塗膜に傷や剥離が認められない最高リサイ
クル回数をリサイクル使用回数とした。 〈水垢汚染性〉リサイクル使用回数時における塗膜に残
った水滴跡を下記の評価基準で評価した。 ○:水滴跡なし △:僅かに水滴跡がある ×:多数の水滴跡がある
【0026】実施例2 反応性組成物を表1記載のNo.2の反応性組成物に変
えて、紫外線積算照射量を2000mJ/cm2とする
以外は実施例1と同様にして試験瓶を作成し評価した。
この結果を表2に示す。
【0027】実施例3 反応性組成物を表1記載のNo.3の反応性組成物に変
えて、紫外線積算照射量を1500mJ/cm2とする
以外は実施例1と同様にして試験瓶を作成し評価した。
この結果を表2に示す。
【0028】実施例4 反応性組成物を表1記載のNo.4の反応性組成物に変
えて、紫外線積算照射量を1800mJ/cm2とする
以外は実施例1と同様にして試験瓶を作成し評価した。
この結果を表2に示す。
【0029】実施例5 シランカップリング剤溶液を製造例2のシランカップリ
ング剤溶液2に変えた以外は、実施例1と同様にして試
験瓶を作成し評価した。この結果を表2に示す。
【0030】実施例6 溶剤脱脂したビール瓶を製造例3のシランカップリング
剤溶液3中に浸漬した後、上記ビール瓶を回転させなが
ら50℃の温風を1分間送風した。この時のシランカッ
プリング剤の塗布量は9mg/m2であった。次いで上
記ビール瓶を水性エマルジョン液(スーパーフレックス
410、数平均分子量200000、ガラス転移温度−
18℃、第一工業製薬社製)に浸漬した後、110℃の
温風で5分間乾燥した。この時の乾燥塗布量は10g/
2であった。更に上記ビール瓶を表1記載の反応性組
成物No.1の液中に浸漬した後、80℃の温風を1分
間送風した。その後、集光型高圧水銀灯HL−60NL
の下を上記ビール瓶を回転させながら通過させ塗膜を硬
化させて試験瓶を得た。この時のビール瓶胴部の紫外線
積算照射量は1200mJ/cm2であり、得られた塗
布量は11g/m2であった。評価結果を表2に示す。
【0031】実施例7 溶剤脱脂したビール瓶を製造例3のシランカップリング
溶液3中に浸漬した後、上記ビール瓶を回転させながら
50℃の温風を1分間送風した。このときのシランカッ
プリング剤の塗布量は10mg/m2であった。ついで
上記ビール瓶を水性エマルジョン溶液(XR−104
6、部分架橋スチレン・ブタジエン樹脂、樹脂固形分の
トルエン不溶解部分80%、ガラス転移温度5℃、日本
エイアンドエル社製)に浸漬した後、90℃の温風で5
分間乾燥した。この時の乾燥塗布量は10g/m2であ
った。更に上記ビール瓶を表1記載の反応性組成物N
o.1の液中に浸漬した後、80℃の温風を1分間送風
した。その後、集光型高圧水銀灯HL−60NLの下を
上記ビール瓶を回転させながら通過させて塗膜を硬化さ
せて試験瓶を得た。この時のビール瓶胴部の紫外線積算
照射量は1200mJ/cm2であり、得られた塗布量
は30g/m2であった。評価結果を表2に示す。
【0032】実施例8 ビール瓶を溶剤脱脂した後、これを回転させながらγ−
アミノプロピルトリメトキシシラン1部と製造例3のエ
ポキシ樹脂溶液300部の混合溶液を乾燥塗布量で10
g/m2になるようにスプレーで塗布した。次いで上記
瓶を回転させながら表1記載のNo.1反応性組成物を
乾燥塗布量で13g/m2になるようにスプレーで塗布
し、これに80℃の温風を1分間送風した。次いでこの
ものを集光型高圧水銀灯HI−500N(日本電池社
製)の下を回転させながら通過させ、塗膜を硬化して試
験用瓶を得た。この時の紫外線積算照射量は1200m
J/cm2であった。評価結果を表2に示す。
【0033】比較例1 溶剤脱脂したビール瓶を回転させながら熱可塑性樹脂と
して製造例3のエポキシ樹脂溶液をスプレーで塗布した
後、80℃の温風を3分間送風した。得られた乾燥塗布
量は3g/m2であった。次いで上記瓶を回転させなが
ら表1に記載の反応性組成物No.1を塗布量13g/
2になるようにスプレー塗布した。これに80℃の温
風を1分間送風した後、集光型高圧水銀灯HI−500
Nの下を回転させながら通過させて塗膜を硬化させ試験
瓶を得た。この時の紫外線積算照射量は1200mJ/
cm2であった。評価結果を表2に示す。
【0034】比較例2 溶剤脱脂したビール瓶を回転させながら製造例1のシラ
ンカップリング剤溶液1をスプレーで塗布した後、50
℃の温風を1分間送風した。得られた乾燥塗布量は10
mg/m2であった。次いで上記瓶を回転させながら表
1に記載の反応性組成物No.1を塗布量13g/m2
になるようにスプレー塗布した。これに80℃の温風を
1分間送風した後、集光型高圧水銀灯HL−60Nの下
を回転させながら通過させて塗膜を硬化させて試験瓶を
得た。この時の紫外線積算照射量は1200mJ/cm
2であった。評価結果を表2に示す。
【0035】比較例3 溶剤脱脂したビール瓶を回転させながら製造例1のシラ
ンカップリング剤溶液1をスプレーで塗布した後、50
℃の温風を1分間送風した。得られた乾燥塗布量は10
mg/m2であった。次いで上記瓶を回転させながら熱
可塑性樹脂として製造例3のエポキシ樹脂溶液を乾燥塗
布量が13g/m2になるようにスプレーで塗布した
後、150℃の温風を5分間送風して試験瓶を得た。評
価結果を表2に示す。
【0036】比較例4 溶剤脱脂したビール瓶を製造例3のシランカップリング
剤溶液3中に浸漬した後、上記ビール瓶を回転させなが
ら50℃の温風を1分間送風した。この時のシランカッ
プリング剤の塗布量は9mg/m2であった。次いで上
記ビール瓶を水性エマルジョン液(スーパーフレックス
420、数平均分子量300000、ガラス転移温度−
5℃、第一工業製薬社製)に浸漬した後、150℃の温
風で5分間乾燥して試験瓶を得た。この時の乾燥塗布量
は13g/m2であった。評価結果を表に示す
【0037】
【表2】
【0038】実施例の結果から明らかなように、本発明
方法で塗装されたビール瓶は、リサイクル使用回数、水
垢汚染性に優れていた。
【0039】
【発明の効果】本発明方法によれば、塗布膜はシランカ
ップリング剤、熱可塑性樹脂膜、活性エネルギー線硬化
膜の3層から構成されている結果、塗膜に傷が付きにく
く、瓶同士がぶつかったときの衝撃で塗膜が剥離するこ
ともない。また、回収瓶の洗浄に使用される高温の強ア
ルカリ液に浸漬しても、膜が白化したり、ブリスターが
発生したり、塗膜が剥離したりすることがない。更に水
垢が残らないのでリサイクル回数を高めることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/24 302 B05D 7/24 302L 302P 302T 302U C03C 17/34 C03C 17/34 A Fターム(参考) 4D075 AA01 AB01 AC21 BB34X BB46Z BB47Z CA03 CA07 DB13 DC02 EA17 EB12 EB22 EB33 EB38 EC45 4G059 AA04 AB01 AC16 AC18 AC22 FA05 FA09 FA15 FA17 FA19 FA21 FA30 FB05 GA01 GA02 GA04 GA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス容器の外面をシランカップリング剤
    で処理する工程、前記処理されたガラス容器外面に熱可
    塑性樹脂を塗布する工程、前記熱可塑性樹脂を塗布され
    たガラス容器外面にラジカル重合性化合物を含む反応性
    化合物を塗布し、その後、活性エネルギー線照射をする
    工程からなることを特徴とするガラス容器の塗装方法。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂が高分子エポキシ樹脂及び/
    又は高分子ウレタン樹脂及び/又は高分子ジエン系樹脂
    であることを特徴とする請求項1に記載のガラス容器の
    塗装方法。
  3. 【請求項3】ガラス容器の外面にシランカップリング剤
    と熱可塑性樹脂組成物の混合物を塗布する工程、前記塗
    布をされたガラス容器外面に、ラジカル重合性化合物を
    含む反応性化合物を塗布し、その後、活性エネルギー線
    照射をする工程からなることを特徴とするガラス容器の
    塗装方法。
  4. 【請求項4】熱可塑性樹脂が高分子エポキシ樹脂及び/
    又は高分子ウレタン樹脂及び/又は高分子ジエン系樹脂
    であることを特徴とする請求項3に記載のガラス容器の
    塗装方法。
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