[go: up one dir, main page]

JP2003050993A - 指紋読取方法および指紋読取装置 - Google Patents

指紋読取方法および指紋読取装置

Info

Publication number
JP2003050993A
JP2003050993A JP2001237349A JP2001237349A JP2003050993A JP 2003050993 A JP2003050993 A JP 2003050993A JP 2001237349 A JP2001237349 A JP 2001237349A JP 2001237349 A JP2001237349 A JP 2001237349A JP 2003050993 A JP2003050993 A JP 2003050993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
fingerprint
light
light source
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001237349A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Iwai
一 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2001237349A priority Critical patent/JP2003050993A/ja
Priority to US10/197,549 priority patent/US7084415B2/en
Priority to TW091117137A priority patent/TW571247B/zh
Priority to CNB021273057A priority patent/CN1169083C/zh
Priority to KR1020020046044A priority patent/KR20030014111A/ko
Publication of JP2003050993A publication Critical patent/JP2003050993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • G06V40/1382Detecting the live character of the finger, i.e. distinguishing from a fake or cadaver finger
    • G06V40/1394Detecting the live character of the finger, i.e. distinguishing from a fake or cadaver finger using acquisition arrangements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/40Spoof detection, e.g. liveness detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 指紋照合面に押し当てられた指先が本物(生
体)であるか、コピー等の擬似指であるかを簡単な構成
で判別できるようにする。 【解決手段】 指紋照合面2に対して検知光線を発光す
る光源として、赤色発光されるLED4と、緑色発光さ
れるLED5との2種類設けられる。指紋照合面2に指
先Yを押し当てた状態で、LED4のみを発光させて、
このときの指紋照合面2からの反射光が撮像手段10に
入射されて、第1の画像が得られる。同様に、LED5
のみを発光させて、第2の画像が得られる。指紋の凹凸
に応じた反射光の強弱の差つまりコントラスト差が、第
1の画像についてはD1として決定され、第2の画像に
ついてはD2として決定される。D1とD2との差の絶
対値が、しきい値Rよりも大きいときに、指Yが生体の
本物であると判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指紋読取方法および
指紋読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本人確認のためのパスワードを用いる代
わりに、指紋照合によって本人であるか否かの確認を行
うことが多くなっており、このために指紋照合装置が用
いられる。光学式の指紋照合装置にあっては、指紋の凹
凸を光りの強弱に変換して、これを撮像手段にて電気信
号(指紋に応じた画像信号)に変換し、得られた電気信
号をあらかじめ記憶されている本人用の電気信号と比較
することにより、本人であるか否かの確認が行われるよ
うになっている。指紋の凹凸に応じた光の強弱の信号を
得るために、光源から発光された検知光線が、指先が押
し当てられる指紋照合面に対して照射され、この指紋照
合面で反射された検知光線つまり反射光が、結象レンズ
等を経て撮像手段に入射されることになる。
【0003】ところで、指紋照合装置にあっては、指紋
照合面に対して本物の指先を押し当てる代わりに、他人
の指先の指紋を有する擬似指を押し当てる欺瞞行為、つ
まり本人でないもかかわらず本人であるとの認識を得よ
うとする欺瞞行為が行われる可能性がある。擬似指とし
は種々のものが考えられるが、例えば他人の指先(の指
紋)がコピーされたコピー画像がある。
【0004】上述した擬似指を利用した欺瞞行為を防止
するために、指紋照合面に押し当てられた指先が本物の
指先であるか否かの確認、つまり指先の真偽の確認を行
うことが行われている。このような指先の真偽の確認を
行う1つの手法として、指紋照合面に押し当てられた物
体が生体であるか否か判別するものがある(例えば特許
第2637253号公報、特許第2774313号公
報、特許第2773750号公報、特開2000−20
1907号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
公報に記載の手法では、いずれにあっても、指紋照合に
必要な光学系に対して、生体検知のための特別な構造を
別途付加する必要があり、装置が大型化したりコストア
ップの大きな原因となる。
【0006】したがって、本発明の目的は、簡単な構成
によって、指紋照合面に押し当てられた指先の真偽を確
認できるようにした指紋読取方法および指紋読取装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明における指紋読取方法にあっては、次のよう
な解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲
における請求項1に記載のように、第1の発光色を有す
る検知光線(例えば図1のLED4からの検知光線)を
指先(例えば図1の指先Y)が押し当てられる指紋照合
面(例えば図1の指紋照合面2)に照射して、該指紋照
合面からの反射光に応じた第1の画像を得る第1ステッ
プと、前記第1の発光色とは異なる色となる第2の発光
色を有する検知光線(例えば図1のLED5からの検知
光線)を前記指紋照合面に照射して、該指紋照合面から
の反射光に応じた第2の画像を得る第2ステップと、前
記第1の画像と第2の画像とを比較して、前記指紋照合
面に押し当てられた指先の真偽を判定する第3ステップ
と、を備えたものとしてある。
【0008】用いる検知光線の色の相違によって、得ら
れる画像状態、例えば指紋の凹凸に応じた光の強弱の差
となるコントラストの差が変化する。そして、このコン
トラストの差は、生体である本物の指と生体でない擬似
指との間では、検知光線がある特定の色の場合は相違し
ない場合もあるが、検知光線の色を変えることによって
大きく相違することになる。
【0009】つまり、本発明のように、検知光線の色と
して2種類用いて、この2種類の色に応じた画像同士を
比較することによって、指紋照合面に押し当てられた指
先が本物指であるか擬似指であるかの判定精度を高める
ことができる。そして、指紋照合に必要な本来の光学系
に対しては、検知光線の光源として2種類の色を発光で
きるようにするだけでよく、構成が簡単で安価に実施で
きる。勿論、3種類以上の色の光を用いることも可能で
ある。
【0010】前記解決手法を前提として、次のような手
法を合わせて採択することができる。すなわち、前記第
1の画像および第2の画像がそれぞれ白黒画像とされ、
前記第3ステップでの判定が、前記第1の画像中でのコ
ントラストの差(例えば図7のコントラスト差D1)と
前記第2の画像中でのコントラストの差(例えば図7の
コントラスト差D2)との差を、所定のしきい値(例え
ば図7のしきい値R)と比較することにより行われる、
ようにすることができる。この場合、撮像手段(例えば
図1の撮像手段10)は白黒画像を得ればよいので、カ
ラー画像を得る場合に比して、極めて安価なものとなり
かつ画像処理のための制御系の負担も小さいものです
む。また、指先の真偽の判定を極力簡単に行えるように
する上でも好ましいものとなる。
【0011】前記第1発光色および第2発光色の発光源
がそれぞれLED(例えば図1のLED4、5)とさ
れ、前記第1発光色と第2発光色とのいずれか一方が赤
色とされ、他方が緑色とされている、ようにすることが
できる。この場合、光源として、指紋照合装置用の光源
として一般的に用いられているLEDを利用でき、しか
も発光色の関係から安価なLEDを用いることができ、
さらに得られる画像の差が大きい色関係とすることがで
きる。勿論、赤と緑以外の色の光を用いることもでき
る。
【0012】前記第1の画像および第2の画像を記憶す
る(例えば図6のSRAM21)第4ステップをさらに
有し、前記第3ステップで用いる第1の画像および2第
2の画像がそれぞれ、前記第4ステップで記憶されてい
る第1の画像および第2の画像とされる、ようにするこ
とができる。この場合、指紋照合面に押し当てられて指
先の指紋画像を各色毎にすみやかに得るようにして、指
紋照合面に指先をおしあてておくのに必要な時間を極力
短くする上で好ましいものとなる。
【0013】前記目的を達成するため、本発明における
指紋読取装置にあっては次のような解決手法を採択して
ある。すなわち、特許請求の範囲における請求項5に記
載のように、光源からの検知光線を指先が押し当てられ
る指紋照合面(例えば図1の指紋照合面2)に照射し
て、該指紋照合面からの反射光を撮像手段(例えば図1
の撮像手段10)に入力させて該反射光に応じた画像を
得るようにした指紋読取装置において、前記光源とし
て、第1の発光色を有する検知光線を発光するための第
1の光源(例えば図1のLED4)と、該第1の発光色
とは異なる色とされた第2の発光色を有する検知光線を
発光するための第2の光源(例えば図1のLED5)と
が設けられている、ようにしてある。上記解決手法によ
れば、前述した本発明における指紋読取方法を実施する
場合において、光源から撮像手段までの光学系の構造が
提供される。
【0014】前記第2の光源を発光させないで前記第1
の光源のみを発光させる第1の発光状態と、該第1の光
源を発光させないで該第2の光源のみを発光させる第2
の発光状態とを切換える発光切換手段(例えば図1の発
光制御回路U1)をさらに備えている、ようにすること
ができる。この場合、発光切換手段をさらに有する構造
のものが提供される。
【0015】前記第1の発光状態で得られた第1の画像
と、前記第2の発光状態で得られた第2の画像との差に
基づいて、前記指紋照合面に押し当てられた指先の真偽
を判定する判定手段(例えば図6の真偽判別回路U3)
を備えている、ようにすることができる。この場合、最
終的に、指先の真偽を判定することができる構造が提供
される。
【0016】前記光源と指紋照合面との間に、該光源か
ら発光された検知光線を面発光にして該指紋照合面に照
射させる拡散板(例えば図1の拡散板3)が設けられて
いる、ようにすることができる。これにより、指紋照合
面に押し当てられ指先を極力均一光線で照射することが
でき、指紋の凹凸部のコントラスト差を均一にする上で
好ましいものとなる。
【0017】指紋読取方法でも述べたように、前記第1
の光源および第2の光源がそれぞれLEDとされ、前記
第1発光色と第2発光色とのいずれか一方が赤色とさ
れ、他方が緑色とされている、ようにすることができ
る。
【0018】、前記第1の画像と第2の画像とをそれぞ
れ記憶する記憶手段(例えば図6のSRAM21)をさ
らに備え、前記判定手段が用いる前記第1の画像および
第2の画像がそれぞれ、前記記憶手段に記憶されている
第1の画像および第2の画像とされる、ようにすること
ができる。この場合、指紋読取方法についての説明にお
いて述べたが、指紋照合面に押し当てられて指先の指紋
画像を各色毎にすみやかに得るようにして、指紋照合面
に指先を押し当てておくのに必要な時間を極力短くする
上で好ましいものとなる。
【0019】前記撮像手段が、白黒画像を得るものとさ
れ、前記判定手段による判定が、前記第1の画像中での
コントラストの差(例えば図7のコントラスト差D1)
と前記第2の画像中でのコントラストの差(例えば図7
のコントラスト差D2)との差を、所定のしきい値(例
えば図7のしきい値R)と比較することにより行われ
る、ようにすることができる。この場合、撮像手段とし
て白黒画像を得ればよいので、カラー画像を得る場合に
比して極めて安価ですむ。また、指先の真偽の判定を極
力簡単に行えるようにする上でも好ましいものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1において、1は、光学ガラス
あるいは光学プラスチックにより形成されたプリズムで
あり、後述する検知光線の経路を示す関係上、そのハッ
チングを省略して示してある。
【0021】プリズム1は、断面4角形とされた4角プ
リズムとされて、その4つの面は次のようになってい
る。まず、上面に相当する所定面1aは、平坦面とされ
て、その殆どの面積部分が、指先Yが押し当てられる指
紋照合面2として構成されている。実施形態では、指紋
照合面2となる部分には、所定面1aの所定面積部分に
対して、指先の指紋(の凹凸)を強調するための膜部材
(例えばシリコン膜)を塗布することにより形成されて
いる。
【0022】プリズム1の4つの面のうち、所定面1a
(指紋照合面2)に対向する対向面1bは、所定面1a
に対して若干傾斜されている。より具体的には、図1中
左方から右方に向かうにつれて、プリズム1の上下方向
厚さが徐々に厚くなるように、対向面1bが傾斜されて
いる。
【0023】プリズム1の4つの面のうち、図1中左側
となる一方の側端面1cは、所定面1aと直角に伸びて
いる。プリズム1の4つの面のうち、図1中右方側とな
る他方の側端面1dは、所定面1aに対して若干傾斜さ
れている。すなわち、他方の側端面1dは、所定面1a
から離れるにしたがって、一方の側端面1cからの離間
距離が徐々に大きくなるように傾斜されている。
【0024】プリズム1の直下方、つまり対向面1b直
近には、拡散板(導光板)3が配設されている。拡散板
3は、全体的に平板状とされて、その大きな面積を有す
る板面が、プリズム1の対向面1b直近で(対向面1b
に当接させてもよい)、かつ対向面1bと平行に配設さ
れている。拡散板3は、図1中左方に向かうにつれて徐
々に薄肉となるようにされて、その底面3aは、プリズ
ム1の所定面1aと平行あるいはほぼ平行とされてい
る。
【0025】図3にも示すように、拡散板3の図1中左
端側には、光源としてとしてのLED4、5が配設され
ている。LED4は、例えば赤色発光用とされて、紙面
直角方向に間隔をあけて複数設けられている(実施形態
では2個)。LED5は、例えば緑色発光用とされて、
紙面直角方向に間隔をあけて複数設けられている(実施
形態では2個)。LED4と5とは互いに対をなすもの
で、互いに近接配置された1つづつのLED4と5との
組が、合計2組構成されている。
【0026】拡散板3は、LED4、5から発光された
検知光線を、拡散して、プリズム1の対向面1bに向け
て面発光するものである。このような拡散板3は、例え
ば図4に示すような構造のものを採択することができ
る。すなわち、拡散板3は、それぞれ光透過性部材から
なる本体板部3Aと、本体板部3Aの上面に一体化され
た表面板部3Bとから構成されている。本体板部3Aの
上面には、そのほぼ全面に渡って、細かい溝部3Cが形
成されている。この溝部3Cは、入射された光源として
のLED4、5からの検知光線を広く面状に分散させる
ものであって、LED4,5から出射される光が進む方
向とほぼ平行な方向(図1および図3において左右方
向)に伸びており、かつLED4、5の配設方向(図1
紙面直角方向で、図3上下方向)に多数形成されてい
る。上記表面板部3Bによって、本体板部3Aで広く拡
散された検知光線が、所定方向に向けて発光される均一
光線となるように矯正される。
【0027】これに対して、プリズム1の拡散板3と接
する面1bには、図5に示されるように、拡散板3の溝
部3C(図4)と垂直な方向に伸びるマイクロプリズム
1Aが、LED4,5からの光が進行する方向(図1の
左右方向)に多数設けられている。このように、マイク
ロプリズム1Aを形成することで、光を効果的に指紋照
合面2の方向に拡散することができる。
【0028】拡散板3により面発光状態とされた検知光
線は、前述したプリズム1の4つの面1a〜1dの設定
によって、プリズム1内を、図1矢印で示すように伝達
されて、最終的にプリズム1の一方の側端面1cから外
部へ出射される。すなわち、拡散板3からの検知光線
は、対向面1bからプリズム1内に入射されて、プリズ
ム1内を進んで、所定面1aつまり指紋照合面2に対し
て斜めに入射される。指紋照合面2で反射された検知光
線つまり反射光は、プリズム1内を通って対向面1bに
対して斜めに入射される。対向面1bに入射された反射
光は、この対向面1bにおいて反射されて、プリズム1
2内を進んで、他方の側端面1dに対して斜めに入射さ
れる。この他方の側端面1dに入射された反射光は、他
方の側端面で反射されて、プリズム1内を通って、一方
の側端面1cに向かい、この一方の側端面1cからプリ
ズム1の外部へ出射されることになる。
【0029】プリズム1の図1左方側、つまりプリズム
1からの検知光線の出射方向には、結象レンズ体RZが
配置されている。この結象レンズ体RZは、第1レンズ
6とアイリス7(絞り)と第2レンズ8とを組み合わせ
て構成されている。第2レンズ8は、アイリス7を挟ん
で、第1レンズ6とは反対側に配設されて、アイリス7
を通過した後の検知光線が入射される入射面が凸面とさ
れ、出射面が平坦面とされた片面凸レンズとされてい
る。
【0030】結象レンズ体RZの左方には、反射ミラー
9が配設され、この反射ミラー9の下方に、撮像手段1
0が配設されている。この撮像手段10としては、例え
ばn個×m個のマトリクス状に配置された多数のフォト
ダイオードから構成することができ、またCMOSイメ
ージセンサによって構成することもできる。なお、撮像
手段10は、白黒画像のみを得ることのできる白黒画像
用とされて、安価なものとなっている。上記反射ミラー
9と撮像手段10とは、上下方向に近接していて全体的
に上下方向に薄くなるような配置とされている。
【0031】図1中、破線で示すのは、光学系を構成す
る部材を覆うケーシングKである。ケーシングKは、プ
リズム1の厚さよりも若干厚い程度の厚さとされて、極
めて薄くされている。
【0032】すなわち、プリズム1の下方直近に薄い拡
散板3が配置されて、このプリズム1と拡散板3との組
付状態での上下方向厚さが小さいものとされて、ケーシ
ングKの上下方向厚さを小さくすることに大きく寄与し
ている。特に、プリズム1と拡散板3との上下方向の厚
さの変化方向が図1左右方向において互いに逆になって
いるので、つまり、図1において、プリズム1は右方に
向かうにつれて徐々に厚くされているのに対して、拡散
板3は右方に向かうにつれて徐々に薄くされ、プリズム
1と拡散板3とを上下方向に重ねるように配置した場合
に、その合計の上下方向厚さが小さくなるようにされて
いる。ちなみに、拡散板3を、プリズム1と同様に、図
1右方に向かうにつれて徐々に厚くなるようにした場合
は、プリズム1と拡散板3との上下方向厚さは、図1に
示す場合よりもかなり厚くなってしまう。
【0033】プリズム1と拡散板3との組立体を図1左
方へ延長した軌跡内に、結象レンズ体5とLED4、5
とが上下方向に隔置された状態で配設される。そして、
この結象レンズ体RZとLED4、5よりも図1左方に
配置された反射ミラー9と薄板状の撮像手段10とが、
上記延長軌跡内において、上下方向に隔置して配設され
ている。このように、プリズム1と拡散板3とを上下方
向に重ねた厚さの範囲内で、各種部品RZ(6〜8)、
9、10を配置して、ケーシングKが極力薄くなうよう
にされている。なお、前述した第1レンズ6、アイリス
7、第2レンズ9は、あらかじめ保持ケース11に保
持、一体化された組立体とされて、この保持ケース11
がケーシングKの所定位置に固定される。なお、結象レ
ンズ体RZの光軸を基準に考えたとき、この光軸を挟ん
で一方側に指紋照合面2が位置され、他方側に拡散板
3、LED4、5が位置され、光軸上にプリズム1が位
置される(プリズム1の上下方向ほぼ中間位置に光軸が
位置される)。
【0034】ここで、LED4と5とは、そのいずれか
一方のみが先に発光され、次に他方のLEDが発光され
るようになっており、このとき、一方が発光されている
ときは他方は消灯される。すなわち、例えば赤色発光と
なるLED4が先に所定時間発光され(このとき緑色発
光となるLED5は消灯)、次いでLED5が所定時間
発光される(このときLED4は消灯)。このようなL
ED4と5との発光状態を切換える発光制御回路が、図
1中符号U1で示される。
【0035】図6には、撮像手段10によって撮像され
た画像を処理するための回路が示される。この図6にお
いて、制御回路U2は、撮像手段10で撮像された画像
を、記憶手段としての例えばSRAM21に記憶させて
おくためのものである。すなわち、撮像手段10から画
像(画像信号)が、画像素子コントロール回路22、信
号増幅器23、A/D変換器24を経て、SRAM21
に入力(記憶)される。そして、タイミング制御回路2
5によって、コントロール回路22とA/D変換器24
とSRAM21との同期が図られる。
【0036】制御回路U3は、指先Yが本物の指先であ
るか否かを判別するための判別手段を構成するものであ
る。この制御回路U3の機能については後述するが、指
先Yの真偽の判定のために、SRAM21に記憶されて
いる画像(LED4のみを発光させたときに得られる第
1の画像、およびLED5のみを発光させたときに得ら
れる第2の画像)が読み込まれようになっている。そし
て、制御回路U3からは、指先Yの真偽の判定結果が出
力される。勿論、指先Yが本物である判定されたことを
前提に、今回読み込まれた画像(上記第1の画像あるい
は第2の画像の少なくともいずれか一方の画像)が、あ
らかじめ記憶(登録)されている本人の指紋画像と比較
されて、本人であるか否かの判定が別途行われることに
なる。
【0037】ここで、図2を参照しつつ、指先Yの指紋
の凹凸に応じた反射光の強弱について、また色の相違す
る2種類の検知光線を利用した指先の真偽判定の考え方
について説明する。
【0038】まず、図2において、指先Yが部分的に拡
大されて示され、指紋の凸部に相当する部分が符号31
で示され、指紋の凹部に相当する部分が符号32で示さ
れる。凸部31に入射された検知光線は、この凸部部分
において種々の方向に拡散されることになり、この結
果、凸部31で反射された反射光は光の強度が弱いもの
となる。
【0039】これに対して、凹部32に入射された検知
光線は、ここで拡散されることなく鏡面反射されること
になる。この結果、凹部32で反射された反射光は、光
の強度が強いものとなる。したがって、撮像手段10に
よって得られる画像は、凸部31に相当する部分におい
ては光の強度が弱くなり、凹部32に相当する部分では
光の強度が強いものとなり、全体として、指紋の凹凸に
応じたコントラストの差が大きいものが得られて、指紋
照合を精度よく行う上で好ましいものとなる(指紋凹凸
形状の明確な認識が可能)。
【0040】上記凸b31と凹部32との光の強度の差
は、コントラストの差として数値化され得る。いま、赤
色の検知光線のみを用いて、指紋照合面2に本物の指先
Yを押し当てたときに得られる画像において、上記コン
トラストの差をHRCとすると、HRCは例えば2と数
値化される。同様に、赤色の検知光線のみを用いて、指
紋照合面2に対して、上記HRC=2を得た指先を白黒
コピーしてなる擬似指を押し当てたときに得られる画像
において、上記コントラストをNRCとすると、NRC
=6である。
【0041】同様に、緑色の検知光線のみを用いて、指
紋照合面2に本物の指先Yを押し当てたときに得られる
画像において、上記コントラストの差をHGCとする
と、HGCは例えば5と数値化される。同様に、緑色の
検知光線のみを用いて、指紋照合面2に対して、上記H
GC=5を得た指先を白黒コピーしてなる擬似指を押し
当てたときに得られる画像において、上記コントラスト
をNGCとすると、NGC=5である。
【0042】このように、検知光線として異なる色を用
いるとコントラスト差が相違してくる理由は、次のとお
りである。まず、指紋の凸部31における光の拡散の強
弱は、検知光線の色と被検出物となる凸部31の色との
相関関係が成立する。また、光の拡散の強弱は、取得画
像の凸部と凹部のコントラストの差違として表れる。し
たがって、指紋の凹凸形状が同一である擬似指であって
も、検知光線の色を相違させることによって、本物の指
とは異なるコントラスト差を生じることになる。換言す
れば、生体である本物の指先の場合は、検知光線の色を
変更すると、ある色での上記コントラスト差と、別の色
での上記コントラスト差との差がかなり大きくなる(擬
似指の場合はこの差が小さくなる)。
【0043】より具体的に指先の真偽の判定手法につい
て説明すると、上述のように、緑色の検知光線のみを用
いたときのコントラスト差を、本物の指先と擬似指とで
比較したとき、本物の指先のコントラスト差HGC=5
で、擬似指のコントラスト差NGC=5で同一となり、
指先が本物であるか偽物であるか判定できないものとな
る。しかしながら、赤色の検知光線のみを用いたときの
コントラスト差は、本物がHRC=2で、偽物がNRC
=6であり、コントラスト差に大きな相違を有すること
になる。
【0044】ここで、指先が本物であるときに、検知光
線を赤色としたときのコントラスト差(HRC=2)
と、緑色としたときとのコントラスト差(HGC=5)
の差をその絶対値で見ると「3」となり、かなり大きい
値となる。
【0045】一方、指先が擬似指であるときに、検知光
線を赤色としたときのコントラスト差(NRC=6)
と、緑色としたときとのコントラスト差(NGC=5)
の差をその絶対値で見ると「1」となり、かなり小さい
値となる。
【0046】指紋照合しているときは、指先Yが本物で
あるか擬似指であるか不明の状態である。したがって、
検知光線を赤色としたときに得られる画像におけるコン
トラスト差D1を得て、検知光線を緑色としたときに得
られる画像におけるコントラスト差D2を得て、この両
方のコントラスト差D1とD2との差をdD(例えば絶
対値で示すことができる)とする。この差dDがある所
定のしきい値Rよりも大きければ本物の指先であると判
定することができ、逆に差dDがしきい値Rよりも小さ
いときは擬似指であると判定することができる。
【0047】図6の真偽判別回路U3が、上述した指先
の真偽の判定を行うものである。以下図7のフローチャ
ートを参照しつつ、SRAM21への画像記憶の処理を
も含めて(発光制御回路U1の発光状態切換制御と回路
U2とを利用したSRAM21へ画像記憶する処理)、
真偽判別回路U3の制御内容について説明する。なお、
以下の説明でQはステップを示す。
【0048】まず、Q1において、赤色発光するLED
4のみが発光されて(緑色発光のLED5は消灯)、こ
のときに撮像手段10で得られた画像が、第1の画像と
してSRAM21に記憶される。次に、Q2において、
緑色発光するLED5のみが発光されて(赤色発光のL
ED4は消灯)、このときに撮像手段10で得られた画
像が、第2の画像としてSRAM21に記憶される。
【0049】Q3では、SRAM21に記憶されている
第1の画像が、真偽判別回路U3に読み出されて、この
第1の画像中における指紋の凹凸に応じて生じるコント
ラスト差D1が決定される。同様に、Q4において、S
RAM21に記憶されている第2の画像が、真偽判別回
路U3に読み出されて、この第2の画像中における指紋
の凹凸に応じて生じるコントラスト差D2が決定され
る。
【0050】Q5では、コントラスト差D1とD2との
差(dD)の絶対値が、所定のしきい値Rよりも大きい
か否かが判別される。このQ5の判別でYESのとき
は、Q6において、本物の指先であると判定される。Q
5の判別でNOのときは、Q7において、擬似指である
と判定される。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、極めて簡単な構成、特
に光学系を簡単な構成としつつ、指紋照合面に押し当て
られている指先の真偽を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されされ光学系の一例を示す簡略
側面図。
【図2】指紋照合面に押し当てられて指先を拡大して示
す図。
【図3】拡散板と光源とを示す簡略平面図。
【図4】拡散板の断面図で、図3X4−X4線相当断面
図。
【図5】プリズムの構成を示す斜視図。
【図6】画像の記憶と指先の真偽判定とを行う回路例を
示す図。
【図7】画像の記憶とこれに基づく指先の真偽判定を行
う制御例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1:プリズム 2:指紋照合面 3:拡散板 4:LED(赤色発光の光源) 5:LED(緑色発光の光源) 10:撮像手段 21:SRAM(記憶手段) U1:発光制御回路(発光切換手段) U2:記憶回路 U3:真偽判定回路(判定手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の発光色を有する検知光線を指先が押
    し当てられる指紋照合面に照射して、該指紋照合面から
    の反射光に応じた第1の画像を得る第1ステップと、 前記第1の発光色とは異なる色となる第2の発光色を有
    する検知光線を前記指紋照合面に照射して、該指紋照合
    面からの反射光に応じた第2の画像を得る第2ステップ
    と、 前記第1の画像と第2の画像とを比較して、前記指紋照
    合面に押し当てられた指先の真偽を判定する第3ステッ
    プと、を備えていることを特徴とする指紋読取方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1の画像および第2の画像がそれぞれ白黒画像と
    され、 前記第3ステップでの判定が、前記第1の画像中でのコ
    ントラストの差と前記第2の画像中でのコントラストの
    差との差を、所定のしきい値と比較することにより行わ
    れる、ことを特徴とする指紋読取方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1発光色および第2発光色の発光源がそれぞれL
    EDとされ、 前記第1発光色と第2発光色とのいずれか一方が赤色と
    され、他方が緑色とされている、ことを特徴とする指紋
    読取方法。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記第1の画像および第2の画像を記憶する第4ステッ
    プをさらに有し、 前記第3ステップで用いる第1の画像および2第2の画
    像がそれぞれ、前記第4ステップで記憶されている第1
    の画像および第2の画像とされる、ことを特徴とする指
    紋読取方法。
  5. 【請求項5】光源からの検知光線を指先が押し当てられ
    る指紋照合面に照射して、該指紋照合面からの反射光を
    撮像手段に入力させて該反射光に応じた画像を得るよう
    にした指紋読取装置において、 前記光源として、第1の発光色を有する検知光線を発光
    するための第1の光源と、該第1の発光色とは異なる色
    とされた第2の発光色を有する検知光線を発光するため
    の第2の光源とが設けられている、ことを特徴とする指
    紋読取装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記第2の光源を発光させないで前記第1の光源のみを
    発光させる第1の発光状態と、該第1の光源を発光させ
    ないで該第2の光源のみを発光させる第2の発光状態と
    を切換える発光切換手段をさらに備えている、ことを特
    徴とする指紋読取装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記第1の発光状態で得られた第1の画像と、前記第2
    の発光状態で得られた第2の画像との差に基づいて、前
    記指紋照合面に押し当てられた指先の真偽を判定する判
    定手段を備えている、ことを特徴とする指紋読取装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記光源と指紋照合面との間に、該光源から発光された
    検知光線を面発光にして該指紋照合面に照射させる拡散
    板が設けられている、ことを特徴とする指紋読取装置。
  9. 【請求項9】請求項6において、 前記第1の光源および第2の光源がそれぞれLEDとさ
    れ、 前記第1発光色と第2発光色とのいずれか一方が赤色と
    され、他方が緑色とされている、ことを特徴とする指紋
    読取装置。
  10. 【請求項10】請求項7において、 前記第1の画像と第2の画像とをそれぞれ記憶する記憶
    手段をさらに備え、 前記判定手段が用いる前記第1の画像および第2の画像
    がそれぞれ、前記記憶手段に記憶されている第1の画像
    および第2の画像とされる、ことを特徴とする指紋読取
    装置。
  11. 【請求項11】請求項7において、 前記撮像手段が、白黒画像を得るものとされ、 前記判定手段による判定が、前記第1の画像中でのコン
    トラストの差と前記第2の画像中でのコントラストの差
    との差を、所定のしきい値と比較することにより行われ
    る、ことを特徴とする指紋読取装置。
JP2001237349A 2001-08-06 2001-08-06 指紋読取方法および指紋読取装置 Pending JP2003050993A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001237349A JP2003050993A (ja) 2001-08-06 2001-08-06 指紋読取方法および指紋読取装置
US10/197,549 US7084415B2 (en) 2001-08-06 2002-07-18 Fingerprint reading method using compared monochromatic images and fingerprint reading apparatus
TW091117137A TW571247B (en) 2001-08-06 2002-07-31 Fingerprint reading method and fingerprint reading apparatus
CNB021273057A CN1169083C (zh) 2001-08-06 2002-07-31 指纹读取方法以及指纹读取装置
KR1020020046044A KR20030014111A (ko) 2001-08-06 2002-08-05 지문 판독 방법 및 지문 판독 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001237349A JP2003050993A (ja) 2001-08-06 2001-08-06 指紋読取方法および指紋読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003050993A true JP2003050993A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19068444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001237349A Pending JP2003050993A (ja) 2001-08-06 2001-08-06 指紋読取方法および指紋読取装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7084415B2 (ja)
JP (1) JP2003050993A (ja)
KR (1) KR20030014111A (ja)
CN (1) CN1169083C (ja)
TW (1) TW571247B (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259964A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd 指紋認証装置および情報処理装置
JP2008501196A (ja) * 2004-06-01 2008-01-17 ルミディグム インコーポレイテッド マルチスペクトル画像化バイオメトリクス
JP2008036182A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 生体認証装置
WO2010008143A3 (ko) * 2008-07-14 2010-03-11 주식회사 유니온커뮤니티 생체지문 판단장치 및 그 판단방법
WO2010106657A1 (ja) 2009-03-18 2010-09-23 富士通株式会社 生体情報取得装置及び生体認証装置
US7831072B2 (en) 2004-06-01 2010-11-09 Lumidigm, Inc. Multispectral imaging biometrics
WO2011052323A1 (ja) 2009-10-26 2011-05-05 日本電気株式会社 偽指判定装置および偽指判定方法
WO2011058837A1 (ja) 2009-11-10 2011-05-19 日本電気株式会社 偽指判定装置、偽指判定方法および偽指判定プログラム
WO2011058836A1 (ja) 2009-11-10 2011-05-19 日本電気株式会社 偽指判定装置、偽指判定方法および偽指判定プログラム
US7995808B2 (en) 2006-07-19 2011-08-09 Lumidigm, Inc. Contactless multispectral biometric capture
US8175346B2 (en) 2006-07-19 2012-05-08 Lumidigm, Inc. Whole-hand multispectral biometric imaging
US8184873B2 (en) 2003-04-04 2012-05-22 Lumidigm, Inc. White-light spectral biometric sensors
US8229185B2 (en) 2004-06-01 2012-07-24 Lumidigm, Inc. Hygienic biometric sensors
WO2012102000A1 (ja) 2011-01-27 2012-08-02 Necエンジニアリング株式会社 画像読取装置
US8285010B2 (en) 2007-03-21 2012-10-09 Lumidigm, Inc. Biometrics based on locally consistent features
US8355545B2 (en) 2007-04-10 2013-01-15 Lumidigm, Inc. Biometric detection using spatial, temporal, and/or spectral techniques
US8570149B2 (en) 2010-03-16 2013-10-29 Lumidigm, Inc. Biometric imaging using an optical adaptive interface
US8731250B2 (en) 2009-08-26 2014-05-20 Lumidigm, Inc. Multiplexed biometric imaging
US8787630B2 (en) 2004-08-11 2014-07-22 Lumidigm, Inc. Multispectral barcode imaging
US8942439B2 (en) 2010-06-04 2015-01-27 Nec Corporation Fingerprint authentication system, fingerprint authentication method, and fingerprint authentication program
CN111095275A (zh) * 2019-08-29 2020-05-01 深圳市汇顶科技股份有限公司 指纹识别的装置、方法和电子设备

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10123725A1 (de) * 2001-05-15 2002-11-21 Zeiss Carl Projektionsbelichtungsanlage der Mikrolithographie, Optisches System und Herstellverfahren
JP2003075135A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Nec Corp 指紋画像入力装置および指紋画像による生体識別方法
DE10162796B4 (de) * 2001-12-20 2007-10-31 Carl Zeiss Smt Ag Verfahren zur Optimierung der Abbildungseigenschaften von mindestens zwei optischen Elementen sowie photolithographisches Fertigungsverfahren
KR100442583B1 (ko) * 2002-01-02 2004-08-02 (주)니트 젠 모조지문 판별방법 및 장치
JP4556111B2 (ja) * 2004-09-02 2010-10-06 ソニー株式会社 情報処理装置
US7747046B2 (en) * 2005-06-10 2010-06-29 Cross Match Technologies, Inc. Apparatus and method for obtaining images using a prism
WO2007027579A2 (en) * 2005-09-01 2007-03-08 Lumidigm, Inc. Biometric sensors
US7607584B2 (en) * 2006-04-26 2009-10-27 International Business Machines Corporation Verification of a biometric identification
JP5015496B2 (ja) * 2006-06-01 2012-08-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 固体撮像装置、撮像方法および撮像システム
KR100816553B1 (ko) * 2006-09-15 2008-03-25 (주)니트 젠 지문의 주기성 및 방향성을 고려한 모조지문 판별방법
KR20080047048A (ko) * 2006-11-24 2008-05-28 삼성전자주식회사 입력 장치와 그를 이용한 터치 스크린
KR20080085268A (ko) * 2007-03-19 2008-09-24 (주)실리콘화일 지문인식장치 및 지문인식장치를 내장한 카드의 사용자인증방법
US8325154B2 (en) * 2007-04-20 2012-12-04 Pixart Imaging Incorporation Optical touch control apparatus and method thereof
TWI380196B (en) * 2007-12-25 2012-12-21 Pixart Imaging Inc Method for detecting users' pressing action and optical operating unit
US8300902B2 (en) * 2008-10-20 2012-10-30 Union Community Co., Ltd. Apparatus for distinguishing forged fingerprint and method thereof
US20100246902A1 (en) * 2009-02-26 2010-09-30 Lumidigm, Inc. Method and apparatus to combine biometric sensing and other functionality
KR101054314B1 (ko) * 2009-12-10 2011-08-08 연세대학교 산학협력단 위조 지문 검출 장치 및 그 방법
CN102103685A (zh) * 2009-12-18 2011-06-22 茂晖科技股份有限公司 具活体扫瞄功能的光学指纹辨识装置及辨识法
TWI427542B (zh) * 2010-09-06 2014-02-21 Egis Technology Inc 指紋防偽裝置及其方法
TWI421782B (zh) * 2010-10-12 2014-01-01 Egis Technology Inc 指紋防偽裝置及其方法
WO2012133110A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 日本電気株式会社 認証装置、及び認証方法
EP2562682B1 (de) * 2011-08-24 2014-10-08 DERMALOG Identification Systems GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Aufnahme eines Fingerabdruckes mit Echtheitserkennung
KR101436786B1 (ko) * 2013-03-21 2014-09-11 주식회사 슈프리마 위조 지문 판별 장치 및 방법
KR101407936B1 (ko) * 2013-09-27 2014-06-17 실리콘 디스플레이 (주) 광학식 박막 트랜지스터형 지문센서
CN105184284B (zh) * 2015-10-20 2018-09-21 杭州指安科技股份有限公司 一种背景照明颜色可变的光学指纹采集设备及设计方法
TWI554953B (zh) * 2015-10-30 2016-10-21 培新科技股份有限公司 指紋影像擷取裝置及其指紋影像擷取模組
TWI579534B (zh) * 2015-12-16 2017-04-21 和碩聯合科技股份有限公司 壓力感測系統
CN105438912B (zh) * 2016-01-28 2018-07-13 中国人民解放军信息工程大学 一种位置监控方法及系统
CN107133550B (zh) * 2016-02-29 2019-12-03 北京小米移动软件有限公司 指纹验证方法及装置
CN106022292A (zh) * 2016-05-31 2016-10-12 京东方科技集团股份有限公司 显示装置及其指纹识别方法
US10083338B2 (en) * 2016-07-25 2018-09-25 Idspire Corporation Ltd. Optical fingerprint sensor with prism module
FR3067493B1 (fr) 2017-06-07 2021-07-16 Safran Identity & Security Procede de detection d'une fausse empreinte
EP3642759B1 (en) * 2017-06-22 2024-08-07 Fingerprint Cards Anacatum IP AB Method of enrolling a fingerprint
CN111026295B (zh) * 2019-04-23 2023-08-18 深圳阜时科技有限公司 一种传感模组及电子设备
CN112307819A (zh) * 2019-07-29 2021-02-02 北京小米移动软件有限公司 电子设备及图像处理方法
TWM599952U (zh) * 2020-05-13 2020-08-11 聯詠科技股份有限公司 電子裝置與指紋辨識模組
CN112016525A (zh) * 2020-09-30 2020-12-01 墨奇科技(北京)有限公司 非接触式指纹采集方法和装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02110780A (ja) * 1988-10-20 1990-04-23 Fujitsu Ltd 接触式指紋像検出装置
CA2003131C (en) * 1988-11-25 1998-06-23 Seigo Igaki Biological object detection apparatus
JPH07308308A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Matsumura Electron:Kk 指紋による個人特定照合方法及びその装置
US5737439A (en) * 1996-10-29 1998-04-07 Smarttouch, Llc. Anti-fraud biometric scanner that accurately detects blood flow
JPH10289304A (ja) * 1997-02-12 1998-10-27 Nec Corp 指紋画像入力装置
JP3788043B2 (ja) 1998-06-30 2006-06-21 三菱電機株式会社 指紋像入力装置
JP3627214B2 (ja) 1999-09-13 2005-03-09 日本光電工業株式会社 血中吸光物質測定装置
JP2001167258A (ja) * 1999-11-01 2001-06-22 Trw Inc 可変照明による擬似指紋の排除方法及び装置
KR100471645B1 (ko) * 2002-07-09 2005-03-10 씨큐트로닉스 (주) 지문입력기의 위조지문 감지장치 및 방법

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184873B2 (en) 2003-04-04 2012-05-22 Lumidigm, Inc. White-light spectral biometric sensors
US8165357B2 (en) 2004-06-01 2012-04-24 Lumidigm, Inc. Two camera biometric imaging
JP2008501196A (ja) * 2004-06-01 2008-01-17 ルミディグム インコーポレイテッド マルチスペクトル画像化バイオメトリクス
US8913800B2 (en) 2004-06-01 2014-12-16 Lumidigm, Inc. Optical biometrics imaging with films
US7831072B2 (en) 2004-06-01 2010-11-09 Lumidigm, Inc. Multispectral imaging biometrics
US7835554B2 (en) 2004-06-01 2010-11-16 Lumidigm, Inc. Multispectral imaging biometrics
US8229185B2 (en) 2004-06-01 2012-07-24 Lumidigm, Inc. Hygienic biometric sensors
US8787630B2 (en) 2004-08-11 2014-07-22 Lumidigm, Inc. Multispectral barcode imaging
JP2007259964A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd 指紋認証装置および情報処理装置
US8385611B2 (en) 2006-03-27 2013-02-26 Fujistu Limited Fingerprint authentication device and information processing device with a sweep fingerprint sensor that acquires images of fingerprint at least two different sensitivity levels in single scan
US8175346B2 (en) 2006-07-19 2012-05-08 Lumidigm, Inc. Whole-hand multispectral biometric imaging
US8831297B2 (en) 2006-07-19 2014-09-09 Lumidigm, Inc. Contactless multispectral biometric capture
US7995808B2 (en) 2006-07-19 2011-08-09 Lumidigm, Inc. Contactless multispectral biometric capture
US8781181B2 (en) 2006-07-19 2014-07-15 Lumidigm, Inc. Contactless multispectral biometric capture
JP2008036182A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 生体認証装置
US8285010B2 (en) 2007-03-21 2012-10-09 Lumidigm, Inc. Biometrics based on locally consistent features
US8355545B2 (en) 2007-04-10 2013-01-15 Lumidigm, Inc. Biometric detection using spatial, temporal, and/or spectral techniques
WO2010008143A3 (ko) * 2008-07-14 2010-03-11 주식회사 유니온커뮤니티 생체지문 판단장치 및 그 판단방법
WO2010106657A1 (ja) 2009-03-18 2010-09-23 富士通株式会社 生体情報取得装置及び生体認証装置
US8692875B2 (en) 2009-03-18 2014-04-08 Fujitsu Limited Biometric data acquiring device and biometric authentication device
US8731250B2 (en) 2009-08-26 2014-05-20 Lumidigm, Inc. Multiplexed biometric imaging
US8872908B2 (en) 2009-08-26 2014-10-28 Lumidigm, Inc Dual-imager biometric sensor
US10922525B2 (en) 2009-10-26 2021-02-16 Nec Corporation Fake finger determination apparatus and fake finger determination method
WO2011052323A1 (ja) 2009-10-26 2011-05-05 日本電気株式会社 偽指判定装置および偽指判定方法
EP3723034A1 (en) 2009-10-26 2020-10-14 NEC Corporation Fake finger determination apparatus and fake finger determination method
US12266210B2 (en) 2009-10-26 2025-04-01 Nec Corporation Fake finger determination apparatus and fake finger determination method
US11741744B2 (en) 2009-10-26 2023-08-29 Nec Corporation Fake finger determination apparatus and fake finger determination method
CN102612706B (zh) * 2009-11-10 2015-09-02 日本电气株式会社 假手指判定设备、假手指判定方法和假手指判定程序
CN102612706A (zh) * 2009-11-10 2012-07-25 日本电气株式会社 假手指判定设备、假手指判定方法和假手指判定程序
WO2011058837A1 (ja) 2009-11-10 2011-05-19 日本電気株式会社 偽指判定装置、偽指判定方法および偽指判定プログラム
US12106602B2 (en) 2009-11-10 2024-10-01 Nec Corporation Fake-finger determination device, fake-finger determination method and fake-finger determination program
US10496871B2 (en) 2009-11-10 2019-12-03 Nec Corporation Fake-finger determination device, fake-finger determination method, and fake-finger determination program
WO2011058836A1 (ja) 2009-11-10 2011-05-19 日本電気株式会社 偽指判定装置、偽指判定方法および偽指判定プログラム
US11734951B2 (en) 2009-11-10 2023-08-22 Nec Corporation Fake-finger determination device, fake-finger determination method, and fake-finger determination program
US8855381B2 (en) 2009-11-10 2014-10-07 Nec Corporation Fake-finger determination device, fake-finger determination method and fake-finger determination program
US11443548B2 (en) 2009-11-10 2022-09-13 Nec Corporation Fake-finger determination device, fake-finger determination method and fake-finger determination program
US8570149B2 (en) 2010-03-16 2013-10-29 Lumidigm, Inc. Biometric imaging using an optical adaptive interface
US8942439B2 (en) 2010-06-04 2015-01-27 Nec Corporation Fingerprint authentication system, fingerprint authentication method, and fingerprint authentication program
WO2012102000A1 (ja) 2011-01-27 2012-08-02 Necエンジニアリング株式会社 画像読取装置
CN111095275A (zh) * 2019-08-29 2020-05-01 深圳市汇顶科技股份有限公司 指纹识别的装置、方法和电子设备
CN111095275B (zh) * 2019-08-29 2023-09-05 深圳市汇顶科技股份有限公司 指纹识别的装置、方法和电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN1402183A (zh) 2003-03-12
CN1169083C (zh) 2004-09-29
US20030025897A1 (en) 2003-02-06
US7084415B2 (en) 2006-08-01
KR20030014111A (ko) 2003-02-15
TW571247B (en) 2004-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003050993A (ja) 指紋読取方法および指紋読取装置
US6292576B1 (en) Method and apparatus for distinguishing a human finger from a reproduction of a fingerprint
US9336427B2 (en) Biometric information image-capturing device, biometric authentication apparatus and manufacturing method of biometric information image-capturing device
JP6052657B2 (ja) 対象物検証装置、対象物検証プログラム、及び対象物検証方法
WO2020073165A1 (zh) 指纹检测装置、方法和电子设备
JP5056798B2 (ja) 判定装置、指紋入力装置、判定方法および判定プログラム
US4924085A (en) Uneven-surface data detection apparatus
US20080037001A1 (en) Biometric identification apparatus
JP6870709B2 (ja) 情報読取装置
WO2011052323A1 (ja) 偽指判定装置および偽指判定方法
US10942362B2 (en) Projector, electronic device having projector, and method for obtaining depth information of image data
JP2003050992A (ja) 指紋読取装置
CN115775396B (zh) 用于利用显示器下的指纹传感器检测伪造指纹的方法
JP4675636B2 (ja) 指紋照合装置
US11893100B2 (en) Spoof detection based on specular and diffuse reflections
WO2001065466A2 (en) Method and apparatus for detecting a color change of a live finger
JP7089886B2 (ja) 識別装置
KR20040042727A (ko) 광학 지문입력장치
JP2018005723A (ja) 生体認証装置
JPH01314383A (ja) 接触型指紋検出装置
JPH06223163A (ja) 指紋検出センサ
JPS63269258A (ja) 凹凸面情報入力装置
JPS63681A (ja) 凹凸面情報検出器
CN120343224A (zh) 一种图像采集装置、电子设备以及人脸识别方法
CN117238043A (zh) 生物体认证装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080731