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JP2003049290A - 塩化水素水溶液から塩素を電気化学的に製造する方法 - Google Patents

塩化水素水溶液から塩素を電気化学的に製造する方法

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JP2003049290A
JP2003049290A JP2002222751A JP2002222751A JP2003049290A JP 2003049290 A JP2003049290 A JP 2003049290A JP 2002222751 A JP2002222751 A JP 2002222751A JP 2002222751 A JP2002222751 A JP 2002222751A JP 2003049290 A JP2003049290 A JP 2003049290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩化水素水溶液から塩素を電気化学的に製造
する方法。 【解決手段】 本発明は、電解槽中で塩化水素水溶液か
ら塩素を電気化学的に製造する方法であって、電解槽が
陽極室と陰極室を含んでなり、陽極室がカチオン交換膜
により陰極室から分離され、陽極室が陽極を、また陰極
室がガス拡散陰極を含み、そして、塩化水素水溶液が陽
極室の中に、また酸素含有ガスが陰極室の中に通され、
そして陰極室中の酸素圧力が少なくとも約1.05バー
ルである製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解槽中で塩化水
素水溶液から塩素を電気化学的に製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、塩素元素による塩素化により有
機塩素化合物を製造する場合副生成物として塩化水素水
溶液(塩酸)が得られる。これらの有機塩素化合物の多
くは、プラスチックを工業生産するための中間体であ
る。生成する塩化水素水溶液の活用が図られなければな
らない。好ましくは塩化水素水溶液から塩素を再度製造
し、次にこの塩素を例えば更なる塩素化に使用可能とす
ることにより、これらが活用される。
【0003】例えば、塩化水素水溶液をガス拡散陰極で
電解することにより、塩素への反応を行うことができ
る。対応する方法が米国特許第5,770,035号に
開示されている。米国特許第5,770,035号によ
れば、この電解は、好適な陽極、例えば貴金属で被覆し
た、あるいは貴金属でドーピングしたチタン電極、を有
する陽極空間を有し、塩化水素水溶液で満たされた電解
槽中で行なわれる。陽極で生成する塩素は、陽極空間か
ら逃散し、好適な精製段階に供給される。陽極空間は、
市販のカチオン交換膜により陰極空間から分離される。
陰極側では、ガス拡散電極はカチオン交換膜の上に載っ
ている。ガス拡散電極の後ろには電流分布器がある。通
常、酸素含有ガスまたは純酸素は陰極空間の中に通され
る。
【0004】陽極空間は陰極空間よりも高い圧力に保た
れる。結果として、カチオン交換膜はガス拡散陰極の上
に押し付けられ、次にガス拡散陰極は電流分布器の上に
押し付けられる。例えば陽極室で生成する塩素ガスを通
過させる液体シールにより、この圧力を調節することが
できる。
【0005】米国特許第5,770,035号に開示さ
れている方法は、4,000A/m 2よりも大きい、特
別な電流密度を意味する高電流密度において比較的多量
の水素がガス拡散陰極で生成するという難点を有する。
しかしながら、この方法を工業的に行う場合、経済的な
理由で高電流密度が必要である。加えて、高電流密度に
おいて電圧が比較的上昇し、結果としてエネルギー消費
が増加する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高電流密度で運転する
場合にも生成する水素を可能な限り少量とし、電圧を可
能な限り低く保ちながら、塩化水素水溶液から塩素を電
気化学的に製造する方法を提供することが本発明の目的
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)陽極を
含む少なくとも一つの陽極室、(b)(i)酸素を消費
する陰極と(ii)少なくとも約1.05バールの圧力
を有する少なくとも一つの陰極室、及び(c)この陽極
室と陰極室を分離するカチオン交換膜、を有する電解槽
中で塩化水素水溶液から塩素を電気化学的に製造する方
法であって、塩化水素水溶液がこの少なくとも一つの陽
極室の中へ通過し、また酸素含有ガスがこの少なくとも
一つの陰極室の中へ通過する製造方法に関する。
【0008】本発明のこれらの特徴と他の特徴は、次の
発明の実施の形態と添付の特許請求の範囲を参照するこ
とにより更によく理解されるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、電解槽中で塩化水素水
溶液から塩素を電気化学的に製造する方法であって、電
解槽が少なくとも一つの陽極室と一つの陰極室を含んで
なり、陽極室がカチオン交換膜により陰極室から分離さ
れ、陽極室が陽極を含み、また陰極室が酸素消費型陰極
を含み、そして、塩化水素水溶液が陽極室の中に、また
酸素含有ガスが陰極室の中に通過し、そして陰極室中の
絶対圧力が少なくとも約1.05バールである製造方法
に関する。
【0010】本発明により陰極室中の圧力を若干増加さ
せる結果、酸素消費型陰極における水素の生成が低減
し、加えて外気圧力に相当する大気圧下陰極室中でこの
反応を行う場合に比較して、達成される電解電圧が低下
する。陰極室中の圧力の比較的小さな増加でも、酸素消
費型陰極における水素の望ましくない発生を実質的に低
減させ、その結果、エネルギー消費に関して有利となる
電解電圧の低下をもたらすことは驚くべきことであり、
予期できることではない。
【0011】例えば、純酸素、酸素と不活性ガス、特に
窒素との混合物、または空気を酸素含有ガスとして使用
することができる。好ましくは、特に少なくとも約99
容積%の純度を有する純酸素が酸素含有ガスとして使用
される。
【0012】陰極室中での表示圧力は絶対値である。陰
極室中の圧力は、好ましくは約1.05から約1.5バ
ールまで、特に好ましくは約1.05から約1.3バー
ルまでである。
【0013】例えば、陰極室に供給される酸素含有ガス
を圧力維持装置により補充する場合には、本発明により
陰極室中の圧力を少なくとも約1.05バールの値に調
節することができる。好適な圧力維持装置は例えば液体
シールであり、それによって陰極空間が遮断される。ま
た、バルブにより絞ることも陰極空間中の圧力を調節す
るための好適な方法である。
【0014】カチオン交換膜と酸素消費型陰極の間の充
分な接触を確保するために、好ましくは、陰極室中の圧
力よりも約0.01から約1,000ミリバール高い圧
力が陽極室中で確立される。
【0015】陽極室中の圧力は、陰極室中の圧力よりも
特に好ましくは約50から約500ミリバール、極めて
特に好ましくは約200から約500ミリバール高い。
【0016】本発明に記載の方法は、好ましくは少なく
とも約3,500A/m2の電流密度で、特に好ましく
は少なくとも約4,000A/m2の電流密度で、更に
特に好ましくは少なくとも約5,000A/m2の電流
密度で運転される。
【0017】供給される塩化水素水溶液の温度は、好ま
しくは約30から約80℃まで、特に好ましくは約50
から約70℃までである。
【0018】本発明に記載の方法を実施する場合の電解
ユニット中の塩酸の濃度は、好ましくは約5から約20
重量%まで、特に好ましくは約10から約15重量%ま
でである。電解ユニットに供給され、約8から約36重
量%までの濃度範囲を有する塩酸により、電解ユニット
中の消費された塩酸を補充することができる。
【0019】好ましくは、この酸素含有ガスは、理論的
に必要とされる量に対して酸素が過剰に存在するような
量で供給される。1.2ないし1.5倍過剰の酸素が特
に好ましい。
【0020】本発明に記載の方法は、電気化学セル(電
解槽)中で行なわれ、陽極室はカチオン交換膜により陰
極室から分離され、陰極室は酸素消費型陰極を含んでい
る。
【0021】使用される電解槽は、例えば、陽極室中の
陽極と、酸素消費型陰極(OCC)の上に水圧により押
し付けられ、次に、陰極側で配電体上に支持され、その
結果電気的に接触しているカチオン交換膜と、そして陰
極側のガス空間(陰極室)といった構成要素を含んでな
ることができる。
【0022】塩化水素水溶液は陽極室の中へ通過し、そ
して酸素含有ガスは陰極室の中へ通過する。
【0023】酸素消費型陰極の選択は決定的ではない。
一部が市販されている既知の酸素消費型陰極を使用する
ことができる。しかしながら、白金族、好ましくは白金
またはロジウムの触媒を含有する酸素消費型陰極が好ま
しくは使用される。
【0024】好適なカチオン交換膜は、例えばスルホン
酸基を活性中心として含有するペルフルオロエチレンを
含んでなるものである。両側に同じ等量のスルホン酸基
を有する単一プライの膜と、両側に異なる等量のスルホ
ン酸基を有する膜の両方が好適である。また、陰極側に
カルボキシル基を有する膜も可能である。
【0025】好適な陽極は、例えば、特に、耐酸性で塩
素を放出する被膜を有するチタン陽極である。
【0026】陰極側の電流分布器は、例えば膨脹チタン
(expanded titanium)金属あるいは
貴金属で被覆したチタンからなることができる。
【0027】本発明に記載の方法を実施するための好適
な電解槽を図1に概略的に図示する。
【0028】電解槽1は、カチオン交換膜6により酸素
消費型陰極5を有する陰極室2と陽極4を有する陽極室
3に区分されている。酸素消費型陰極5はカチオン交換
膜6の陰極側にある。酸素消費型陰極5の後ろには電流
分布器7がある。陽極室3中の圧力が高いために、カチ
オン交換膜6は酸素消費型陰極5の上に、そして次に酸
素消費型陰極は電流分布器7の上に押し付けられる。こ
のようにして、酸素消費型陰極5は充分な電気的接触を
形成し、電流が充分に供給される。陰極室2と陽極室3
中の圧力は、各々の場合圧力維持手段8により確立され
る。塩化水素水溶液はHCl入口12経由で陽極室3の
中へ通過する。塩素は陽極4で生成し、圧力維持手段8
を通過し、Cl2出口13経由で陽極室3から取り出さ
れる。酸素含有ガスは、O2入口9経由で陰極室2の中
へ通過し、そこで陽極室3から酸素消費型陰極5の中に
拡散するプロトンと酸素消費型陰極5で反応して、水を
生成する。生成する水は、過剰な酸素含有ガスと共に圧
力維持手段8経由で陰極室2から取り出される。生成す
る水はH2O出口11経由で、そして酸素含有ガスはO2
出口10経由で取り出される。また、酸素を下方から供
給し、そして/または生成する水と酸素含有ガスの除去
を各々の場合に別々の圧力維持手段経由で別々に行うこ
とも可能である。
【0029】本発明は次の例示的な実施例で更に説明さ
れ、ここでは、すべての部とパーセンテージは特記しな
い限り重量によるものである。
【0030】次の実施例においては、本発明に記載の方
法は更に説明され、そしてこの実施例は本発明の一般的
な概念を限定するものとして理解されるべきでない。
【0031】
【実施例】実施例1(比較例) 図1で概略的に図示し、そして上記で更に詳細に説明し
たように、陰極室2と陽極室3に区分された電解槽1中
でこの電解を行った。使用した陽極4は、10cm×1
0cmのサイズを有する活性化チタン陽極であった。塩
化水素水溶液を陽極室3に供給した。塩化水素水溶液の
温度は60℃であり、濃度は12−15重量%であっ
た。陰極室2には、活性化膨脹チタン金属の形で電流分
布器7上に直接に置かれたガス拡散電極(E−TEK
社,タイプELAT)が酸素消費型陰極5として含まれ
ていた。陰極室2と陽極室3をカチオン交換膜6(Du
Pont社,タイプNafionR324)により分離
した。99容積%以上の含量を有する純酸素を20℃の
温度で陰極室2の中へ通過させた。
【0032】陽極室3中では絶対圧力1.4バール、及
び陰極室2中では絶対圧力1バールで、電圧1.67V
及び電流密度6,000A/m2で電解を行った。生成
した水と共に過剰な酸素含有ガスを陰極室2から除去し
た。このガス中の水素濃度をガスクロマトグラフィによ
り求めた。水素濃度は10分の電解時間後で700pp
mであり、電解の過程で徐々に増加し、そして3時間の
電解時間後で1,600ppmであった。
【0033】実施例2(比較例) 陽極室3中の絶対圧力が1.15バールであったことを
除いて、塩化水素水溶液の電解を実施例1で述べた通り
に行った。水素濃度は10分の電解時間後で700pp
mであり、電解の過程で徐々に増加し、そして3時間の
電解時間後で1,600ppmであった。
【0034】実施例3 陰極室2中の絶対圧力が1.06バールであり、そして
6,000A/m2の電流密度での発生電圧が1.62
Vであったことを除いて、塩化水素水溶液の電解を実施
例1で述べた通りに行った。水素濃度は300ppmで
あり、数日の電解時間にわたって一定であった。
【0035】実施例4(比較例) 塩化水素水溶液の電解を実施例1に述べた通りに行っ
た。陽極室3中の絶対圧力は1.4バールであり、陰極
室2中の絶対圧力は1バールであり、電圧は1.82V
であり、そして電流密度は7,000A/m2であっ
た。僅か3分間の電解時間後で8,000ppmの水素
濃度を測定した。
【0036】実施例5 陰極室2中の絶対圧力が1.12バールであり、そして
7,000A/m2の選択した電流密度での発生電圧が
1.74Vであったことを除いて、塩化水素水溶液の電
解を実施例4で述べた通りに行った。水素濃度は600
ppmであり、数日の全電解時間にわたって一定であっ
た。
【0037】ある好ましいバージョンを参考にして本発
明を詳細に述べたが、他のバリエーションが可能であ
る。それゆえ、添付の特許請求の範囲の精神と範囲は、
この中に含まれるバージョンの記述に限定されるべきで
ない。
【0038】本発明の特徴及び態様は次の通りである。
【0039】1.(a)陽極を含む少なくとも一つの陽
極室、(b)(i)酸素消費型陰極と(ii)少なくと
も約1.05バールである圧力を有する少なくとも一つ
の陰極室、及び(c)陽極室とこの陰極室を分離するカ
チオン交換膜、を有する電解槽中で塩化水素水溶液から
塩素を電気化学的に製造する方法であって、ここで、塩
化水素水溶液が少なくとも一つの陽極室の中に通され、
また酸素含有ガスがこの少なくとも一つの陰極室の中に
通される製造方法。
【0040】2.陰極室中の圧力が約1.05から約
1.5バールまでの範囲にある上記1に記載の方法。
【0041】3.陽極室中の圧力が陰極室中の圧力より
も約0.01から約1000ミリバールまでの範囲で高
い上記1に記載の方法。
【0042】4.陽極室中の圧力が陰極室中の圧力より
も約50から約500ミリバール高い上記3に記載の方
法。
【0043】5.該槽が少なくとも約3,500A/m
2の電流密度で運転される上記1に記載の方法。
【0044】6.該方法が少なくとも約5,000A/
2の電流密度で運転される上記5に記載の方法。
【0045】7.使用される酸素消費型陰極が白金族の
触媒を含有する上記1に記載の方法。
【0046】8.該陰極が白金触媒またはロジウム触媒
を含有する上記1に記載の方法。
【0047】9.該カチオン交換膜がペルフルオロエチ
レンを含んでなる上記1に記載の方法。
【0048】10.該カチオン交換膜がスルホン酸基を
活性中心として含有する上記9に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するために好適な電解槽の
概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリツツ・ゲスターマン ドイツ51377レーフエルクーゼン・ベルリ ナーシユトラーセ83 (72)発明者 ハンス−デイーター・ピンター ドイツ42929ベルメルスキルヘン・フオル ストリング20 (72)発明者 ゲルト・スピーア ドイツ51399ブルシヤイト・アムバイハー 5 Fターム(参考) 4K021 AA03 BA05 BB01 BB03 BB04 BC05 CA05 CA13 DB05 DB11 DB18 DB21 DB31 DB53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)陽極を含む少なくとも一つの陽極
    室、(b)(i)酸素消費型陰極と(ii)少なくとも
    約1.05バールである圧力を有する少なくとも一つの
    陰極室、及び(c)該陽極室と該陰極室を分離するカチ
    オン交換膜、を有する電解槽中で塩化水素水溶液から塩
    素を電気化学的に製造する方法であって、塩化水素水溶
    液が該少なくとも一つの陽極室の中へ通過し、また酸素
    含有ガスが該少なくとも一つの陰極室の中へ通過する製
    造方法。
  2. 【請求項2】 該方法が少なくとも約5,000A/m
    2の電流密度で運転される請求項1に記載の方法。
JP2002222751A 2001-08-03 2002-07-31 塩化水素水溶液から塩素を電気化学的に製造する方法 Expired - Fee Related JP4251432B6 (ja)

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