JP2003047187A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
機を提供する。 【解決手段】 回転子巻線端部8a、8b、8c、8d
の、直線部分9a、9b、9c、9dの相互間に各間隔
片16a、16b、16cを配置して両側面部に蛇行通
風路17a、17b、17cを構成する。また、連結部
分10a、10b、10c、10dの相互間に各間隔片
22a、22b、22cを配置して両側面部にそれぞれ
各断面積Si、Sm、Soを有する各蛇行通風路23
a、23b、23cを構成する。ここで、Si<Sm<
Soとし、So=(1.25〜2.5)×Siの関係を
満たすように各蛇行通風路23a、23b、23cを構
成する。
Description
間隔片に設けた蛇行通風路の構造を改善して各巻線の温
度上昇の低減と均一化を図った回転電機に関する。
回転子巻線の温度分布を如何に均一化して低く抑えるか
は、回転電機を大容量化、小型化する上で設計上極めて
重要な課題である。図5は、従来のタービン発電機を断
面して示す側面図、図6は、図5における回転子おいて
コイル保持環及びエンドリングを外した状態を示す斜視
図、図7は、図5における回転子巻線端部回りの要部を
断面して示す側面図、図8は、図5における回転子巻線
端部の要部を展開して示す平面図、図9は、図8におけ
る間隔片の要部を示す斜視図である。
く別けると、固定子1と、回転子5と、ファン26と、
冷却器27とを備えている。全体的な概要を説明する
と、固定子1は、固定子鉄心2と、固定子巻線3と、ダ
クト4とを有している。回転子5は、回転子鉄心6と、
回転子巻線7と、コイル保持環30と、エンドリング3
1と、回転軸13とを有している。回転軸13は、軸受
(図示せず)に回転自在に支承され、ファン26が回転
軸13の端部に対象的に取り付けられている。回転子鉄
心6の外周と固定子鉄心2の内周間は空隙25で隔てら
れている。
された冷却ガスは二手に分かれ、一方の冷却ガスは、エ
ンドリング31の開口部31a(図7参照)から導入さ
れてコイル保持環30内の回転子巻線端部8を冷却し、
回転子磁極14(図6参照)の切欠排気路15から矢印
A3の方向に空隙25内へ吐出される。他方の冷却ガス
は、固定子巻線3の端部を冷却して空隙25内を軸方向
に流れ矢印A3の冷却ガスと合流する。そして、ダクト
4内を矢印A4のように流れて固定子鉄心2及び固定子
巻線3を冷却した後、矢印A5のように流れて冷却器2
7で熱交換されファン26の吸気側へ還流する。
うに、各回転子磁極14の左右の回転子鉄心6に複数設
けられたスロット(図示せず)内に、それぞれ回転子磁
極14を中心に集中巻回して成形された鞍形の矩形状の
回転子コイル11を複数個同心状に配置し、これらを直
列に接続した複数の界磁コイルからなる。回転子コイル
11は、上記スロット内のコイル辺(図示せず)と回転
子鉄心6の端面から突出された回転子巻線端部8とを有
し、回転子巻線端部8は、回転子鉄心6の端面から回転
軸方向に突出された一対の直線部分9及びこの両直線部
分9を連結する連結部分10を有する。そして、複数の
回転子巻線端部8が相互に間隔を置いて回転子磁極14
の端部に突出して配置されている。
回転子巻線端部8及び隣り合う回転子巻線端部8相互間
に配置された間隔片18の各外周を覆って保持し、その
一方の端部は回転子鉄心6の端部に嵌合されている。コ
イル保持環30の他方の端部にはエンドリング31が嵌
合され、回転軸方向に貫通して設けた開口部31aと回
転軸13との間の空間から回転子巻線端部8を冷却する
冷却ガスが矢印A1のように導入される。回転子巻線端
部8の周方向幅中心部の下部には、間隔片17、18に
設けられた蛇行通風路(図示せず)を流れて回転子巻線
端部8を冷却した冷却ガスを集め矢印A2のように切欠
排気路15に導出する仕切り板20が回転軸13上に設
けられている。
8b、8c、8dは、それぞれ各一対の直線部分9a、
9b、9c、9dと各連結部分10a、10b、10
c、10dとを有している。そして、直線部分9a、9
b、9c、9dの相互間にはそれぞれ間隔片16a、1
6b、16cが配置され、連結部分10a、10b、1
0c、10dの相互間にはそれぞれ間隔片18a、18
b、18cが配置されている。各間隔片16a、16
b、16c、18a、18b、18cは同じ厚さで形成
されている。
部には、当接した前記各直線部分9a、9b、9c、9
dの側壁面の長手方向に沿って蛇行して延びる蛇行通風
路17a、17b、17cが構成されている。また、各
間隔片18a、18b、18cの両側面部には当接する
前記各連結部分10a、10b、10c、10dの側壁
面の長手方向に沿って蛇行して延びる蛇行通風路19
a、19b、19cが構成されている。これらの蛇行通
風路17a、17b、17cでは前記各直線部分9a、
9b、9c、9dの側壁面が、また、蛇行通風路19
a、19b、19cでは前記各連結部分10a、10
b、10c、10dの側壁面が、それぞれ各蛇行通風路
17a、17b、17c、19a、19b、19cの一
壁面を構成している。
参照)の溝(図示せず)内に差し込まれ一方の側端面が
回転子磁極14の側壁に当接された一対の側板20a
と、この一対の側板20aの他方の側端面に接合されて
エンドリング31の開口部31a(図7参照)に配置さ
れた端板20bとで構成されている。
16a、18aを代表して以下に説明する。各間隔片1
6a、18aの両側面部には、同じ溝深さDiと幅Wを
有して各間隔片16a、18aの長手方向に向け蛇行し
延びる蛇行溝21が形成されている。そして、間隔片1
6aが直線部分9a、9b間に、間隔片18aが連結部
分10a、10b間にそれぞれ配置されて組み立てられ
ると、間隔片16aの蛇行溝21と直線部分9a、9b
の側壁面とにより蛇行通風路17aが、間隔片18aの
蛇行溝21と連結部分10a、10bの側壁面とにより
蛇行通風路19a(蛇行通風路はいずれも図示せず)が
それぞれ構成される。そして、導入された冷却ガスは、
矢印A2のように各蛇行通風路17a、19a内を連続
して流れながら前記直線部分9a、9b及び連結部分1
0a、10bを冷却し、前記仕切り板20の左右の側板
20aで囲まれた空間へ導出される。
8に示すように、エンドリング31の開口部31a(図
7参照)から矢印A1のように導入された後、間隔片1
6a、16b、16cの各両側の蛇行通風路17a、1
7b、17cに導入され、一点鎖線で代表して示す矢印
A2方向に向かって蛇行通風路17a、17b、17c
から間隔片18a、18b、18cの各両側の蛇行通風
路19a、19b、19c内へ連続して流れる。そし
て、中央部で左右の蛇行通風路19a、19b、19c
からの流れが合流(左方からの流れは図示せず)し仕切
り板20の左右の側板20aで囲まれた空間を回転軸方
向へ進み切欠排気路15へ導出される。以上のように、
蛇行通風路17a、17b、17c、19a、19b、
19cを流れる冷却ガスにより回転子巻線端部8a、8
b、8c、8dにおける電気抵抗損失は吸収され、回転
子巻線の温度上昇が抑制される。
8b、8c、8dにおける電気抵抗損失は、それぞれの
巻線長さに比例した値となり、回転子磁極14により近
い回転子巻線端部8aにおいて最も小さく、回転子磁極
14により遠い回転子巻線端部8dにおいて最も大き
い。しかし、回転子巻線端部8dの表面積も長さに比例
して増えるので、(電気抵抗損失/表面積)の値は、回
転子巻線端部8a、8d共に同じ値となる。したがっ
て、冷却条件が同じであれば、両者の温度上昇差はない
はずである。ところが、従来のタービン発電機において
は、回転子巻線端部8a、8b、8c、8dを冷却する
冷却ガスが各回転子巻線端部8a、8b、8c、8dの
長さ方向に沿って各蛇行通風路17a、17b、17
c、19a、19b、19c内を流れ冷却する方式であ
るにも拘らず、回転子巻線端部8aを冷却する冷却ガス
が流れる蛇行通風路17a、19aの断面積も、回転子
巻線端部8dを冷却する冷却ガスが流れる蛇行通風路1
7c、19cの断面積も同一となっていた。
行通風路17c、19cにおける冷却ガス量は、ほぼ同
等か或いは通風抵抗が高くなる分だけ後者が前者よりも
少ないことも予想される。したがって、長経路の回転子
巻線端部8dを冷却したガスの温度は短経路の回転子巻
線端部8aを冷却したガスの温度よりも高温となり、こ
の冷却ガスの温度差が両回転子巻線端部8a、8d間の
温度差ともなっていた。そして、この温度差は、特に、
回転子巻線端部8a、8d間で長さの差が大きい2極機
で大きく問題となっていた。
るためになされたもので、回転子巻線間の間隔片に設け
た蛇行通風路の構造を改善して各回転子巻線の温度上昇
の低減と均一化とを図った回転電機を提供することを目
的とする。
は、回転子磁極の周りに3つ以上の環状の回転子巻線が
順次間隔を置いて配置されており、また隣接する前記回
転子巻線の相互間にそれぞれ間隔片が配置され、この各
間隔片の表面は隣接する回転子巻線に当接し、前記表面
に形成された蛇行溝が蛇行通風路を構成している回転電
機であって、前記回転子磁極により遠い前記間隔片にお
ける前記蛇行通風路の断面積が、それにより近い前記間
隔片における前記蛇行通風路の断面積よりも大きく形成
されたものである。
回転子巻線が回転軸方向に延びる一対の直線部分と、こ
の一対の直線部分を連結する連結部分とを有し、隣接す
る前記回転子巻線の各直線部分の相互間及び各連結部分
の相互間に前記間隔片がそれぞれ配置されており、これ
らの間隔片の内、少なくとも前記隣接する各連結部分の
相互間に設けられた前記各間隔片について、前記回転子
磁極により遠い間隔片における前記蛇行通風路の断面積
が、それにより近い間隔片における前記蛇行通風路の断
面積よりも大きいことを特徴とするものである。
転子磁極により遠い前記間隔片の厚さが、それにより近
い間隔片よりも厚いことを特徴とするものである。
回転子巻線が回転軸方向に延びる一対の直線部分と、こ
の一対の直線部分を連結する連結部分とを有し、隣接す
る前記回転子巻線の前記各直線部分の相互間及び前記各
連結部分の相互間に前記間隔片がそれぞれ配置されてお
り、これらの間隔片の内、少なくとも前記隣接する各直
線部分の相互間に設けられた前記各間隔片について、前
記回転子磁極により遠い間隔片における前記蛇行通風路
の断面積が、それにより近い間隔片における前記蛇行通
風路の断面積よりも大きいことを特徴とするものであ
る。
回転子巻線が回転軸方向に延びる一対の直線部分と、こ
の一対の直線部分を連結する連結部分とを有し、隣接す
る前記回転子巻線の前記各直線部分の相互間及び前記各
連結部分の相互間に前記間隔片がそれぞれ配置されてお
り、前記隣接する各直線部分の相互間に設けられた前記
各間隔片について、前記回転子磁極により遠い間隔片に
おける前記蛇行通風路の断面積が、それにより近い間隔
片における前記蛇行通風路の断面積よりも大きく、また
前記隣接する各連結部分の相互間に設けられた前記各間
隔片についても、前記回転子磁極により遠い間隔片にお
ける前記蛇行通風路の断面積が、それにより近い間隔片
における前記蛇行通風路の断面積よりも大きいことを特
徴とするものである。
転子磁極にもっとも近い間隔片について、その蛇行通風
路の断面積をSiとし、前記回転子磁極からもっとも遠
い間隔片についてその蛇行通風路の断面積をSoとした
とき、So=(1.25〜2.5)×Siの関係にある
ことを特徴とするものである。
実施の形態1を図面に基づいて説明する。図1は、この
発明の実施の形態1であるタービン発電機の回転子巻線
端部の要部を展開して示す平面図である。なお、図中、
同一符号は従来例におけるものと同一、又は同等のもの
を示す。以下、同じである。
は、それぞれの回転子磁極14の周りに3つ以上の、具
体的には4つの環状の回転子巻線を順次間隔を置いて配
置したものである。4つの回転子巻線端部8a、8b、
8c、8dは、それぞれ2つの互いにほぼ平行な直線部
分9a、9b、9c、9dと、2つの直線部分9a、9
b、9c、9dを連結する連結部分10a、10b、1
0c、10dを有している。各回転子巻線端部8a、8
b、8c、8dの連結部分10a、10b、10c、1
0dの相互間にそれぞれ間隔片22a、22b、22c
が配置され、各直線部分9a、9b、9c、9dの相互
間にそれぞれ間隔片17a、17b、17cが配置され
ている。ここで、各間隔片22a、22b、22cの厚
さは、回転子磁極14にもっとも近い間隔片22aでも
っとも薄く、回転子磁極14から離れるに従って厚くな
り、回転子磁極14からもっとも離れた間隔片22cが
もっとも厚く形成されている。そして、各間隔片22
a、22b、22cの両側面部には、図9で示したと同
様の蛇行溝21が形成されており、その溝幅Wはすべて
の間隔片22a、22b、22cについて同じとされ、
その溝深さは、回転子磁極14にもっとも近い間隔片2
2aでもっとも浅く、回転子磁極14から遠ざかるに従
って溝深さが増大し、回転子磁極14からもっとも遠い
間隔片22cでもっとも深くなっている。なお、各回転
子巻線の直線部分9a、9b、9c、9dの間の各間隔
片16a、16b、16cは従来例におけるものと同じ
であり、いずれも従来例と同じ厚さを有し、各間隔片1
6a、16b、16cの両側面部に形成された各蛇行溝
21の溝幅W、溝深さDiも共に同じで、同一断面積の
蛇行通風路17a、17b、17cが形成されている。
下に詳しく説明する。即ち、回転子巻線端部8a、8b
の各連結部分10a、10b間に間隔片22aを配置し
てその両側面部に蛇行通風路23aを構成し、各連結部
分10b、10c間に間隔片22bを配置してその両側
面部に蛇行通風路23bを構成し、各連結部分10c、
10d間に間隔片22cを配置してその両側面部に蛇行
通風路23cを構成している。ここで、蛇行通風路23
a、23b、23cの各断面積を、回転子磁極14にも
っとも近い蛇行通風路23aでもっとも小さなSi、蛇
行通風路23bでSm、回転子磁極14からもっとも遠
い蛇行通風路23cでもっとも大きなSoとすると、S
i<Sm<Soの関係にあり、So=(1.25〜2.
5)×Siの範囲で選択される。具体的には、同じ高さ
寸法の間隔片材を用いて蛇行通風路23a、23b、2
3cの溝幅W(図9参照)を同じにしているので、それ
ぞれの溝深さを、上記各断面積Si、Sm、Soに対応
してDi、Dm、Doとすると、Di<Dm<Doの関
係にあり、DO=(1.25〜2.5)×Diの範囲で
選択される。この場合、Dmの値は、DOに対し連結部
10c、10dの長さ比程度に選定すればよい。
4にもっとも近い連結部分10aの冷却に必要なガス量
を流せる程度であればよく、回転子磁極14から遠ざか
るに従ってガス量を多く流すようにし、回転子磁極14
からもっとも遠い連結部分10dを冷却するに十分なガ
ス量を流す蛇行通風路23cの溝深さDoを確保する必
要がある。このため、各間隔片22a、22b、22c
の厚みは、蛇行通風路23a、23b、23cの各溝深
さDi、Dm、Doが十分得られるように対応して厚く
変えているが、全体としては従来例の場合と大差なく、
直線部分9a、9b、9c、9dの突出長さが長くなる
ことはない。
示のように、エンドリング31の開口部31a(図7参
照)から矢印A1のように導入された後、間隔片16
a、16b、16cの各両側面部の蛇行通風路17a、
17b、17cに導入され、一点鎖線で代表して示す矢
印A2方向に向かって蛇行通風路17a、17b、17
cから間隔片22a、22b、22cの各両側面部の蛇
行通風路23a、23b、23c内へ連続して流れる。
そして、中央部で左右の蛇行通風路23a、23b、2
3cからの流れが合流(左方からの流れは図示せず)し
仕切り板20の左右の側板20aで囲まれた空間を回転
軸方向に流れ切欠排気路15へ導出される。
3a、23b、23cの各断面積Si、Sm、Soを以
上の関係に、具体的には、溝深さDi、Dm、Doを以
上の関係に選択したことにより、回転子磁極14にもっ
とも近い回転子巻線から、回転子磁極14からもっとも
遠い回転子巻線に至る各回転子巻線の温度上昇の低減と
均一化をすることができる。
形態2であるタービン発電機の回転子巻線端部の要部を
展開して示す平面図である。図2に示す実施の形態2の
タービン発電機も、それぞれの回転子磁極14の周りに
3つ以上の、具体的には4つの環状の回転子巻線を順次
間隔を置いて配置したものである。4つの回転子巻線端
部8a、8b、8c、8dは、それぞれ2つの互いにほ
ぼ平行な直線部分9a、9b、9c、9dと、2つの直
線部分9a、9b、9c、9dを連結する連結部分10
a、10b、10c、10dを有している。4つの回転
子巻線端部8a、8b、8c、8dの各直線部分9a、
9b、9c、9dの相互間にそれぞれ同じ厚さを有する
間隔片24a、24b、24cが配置されている。そし
て、各間隔片24a、24b、24cの両側面部には、
図9で示したと同様の蛇行溝21が形成されており、そ
の溝幅Wはすべての間隔片24a、24b、24cにつ
いて同じとされ、その溝深さは、回転子磁極14にもっ
とも近い間隔片24aでもっとも浅く、回転子磁極14
から遠ざかるに従って溝深さが増大し、回転子磁極14
からもっとも遠い間隔片24cでもっとも深くなってい
る。以上の構成となっている他は、実施の形態1におけ
るのと同一構成である。
下に詳しく説明する。即ち、回転子巻線端部8a、8b
の各直線部分9a、9b間に間隔片24aを配置してそ
の両側面部に蛇行通風路25aを構成し、各直線部分9
b、9c間に間隔片24bを配置してその両側面部に蛇
行通風路25bを構成し、各直線部分9c、9d間に間
隔片24cを配置してその両側面部に蛇行通風路25c
を構成している。ここで、蛇行通風路25a、25b、
25cの各断面積を、回転子磁極14にもっとも近い蛇
行通風路25aでもっとも小さなSi、蛇行通風路25
bでSm、回転子磁極14からもっとも遠い蛇行通風路
25cでもっとも大きなSoとすると、実施の形態1に
おけると同様、Si<Sm<Soの関係にあり、So=
(1.25〜2.5)×Siの範囲で選択される。具体
的には、前記実施の形態1におけると同様、同じ高さ寸
法の間隔片材を用い蛇行通風路25a、25b、25c
の溝幅W(図9参照)を同じにしているので、それぞれ
の溝深さを、上記各断面積Si、Sm、Soに対応して
Di、Dm、Doとすると、Di<Dm<Doの関係に
あり、DO=(1.25〜2.5)×Diの範囲で選択
される。この場合、Dmの値はDOに対し直線部分9
c、9dの長さ比程度に選定すればよい。
4にもっとも近い直線部分9aの冷却に必要なガス量を
流せる程度であればよく、回転子磁極14から遠ざかる
に従ってガス量を多く流すようにし、回転子磁極14か
らもっとも遠い直線部分9dを冷却するに十分なガス量
を流す蛇行通風路25cの溝深さDoを確保する必要が
ある。なお、蛇行通風路25a、25b、25c、23
a、23b、23cにおける冷却ガスの流れは実施の形
態1におけると同様であり、特に図示しない。
5a、25b、25cの各断面積Si、Sm、Soを以
上の関係に、具体的には、溝深さDi、Dm、Doを以
上の関係に選択したことにより、回転子磁極14にもっ
とも近い回転子巻線から、回転子磁極14からもっとも
遠い回転子巻線に至る各回転子巻線の温度上昇の更なる
低減と均一化をすることができる。
形態3であるタービン発電機の回転子巻線端部の要部を
展開して示す平面図である。図3に示す実施の形態3の
タービン発電機も、各回転子磁極14の周りに4つの環
状の回転子巻線を順次間隔を置いて配置したものであ
る。4つの回転子巻線端部8a、8b、8c、8dは、
それぞれ2つの互いにほぼ平行な直線部分9a、9b、
9c、9dと、2つの直線部分9a、9b、9c、9d
を連結する連結部分10a、10b、10c、10dを
有している。回転子巻線端部8a、8bの連結部分10
a、10b間には、実施の形態1における間隔片22a
に代って間隔片32が配置されている。そして、間隔片
32には、溝深さDiを有する図9で示したと同様の蛇
行溝(図示せず)が当接する連結部分10aの側面側の
みに形成され、連結部分10aの側面と共に蛇行通風路
23aを構成している点が異なる他は、実施の形態1に
おけるのと同一構成である。なお、間隔片32の厚さ
は、その一方の側面部のみに蛇行通風路23aを設けた
分だけ実施の形態1における間隔片22aよりも更に薄
くなっている。この場合における蛇行通風路23a、2
3b、23cの各断面積Si、Sm、So及び溝深さD
i、Dm、Doの相互間の関係も、実施の形態1におけ
ると同様である。本実施の形態3においては、以上のよ
うに構成したことにより、回転子巻線端部8a、8b、
8c、8dのみならず、これらを覆い保持するコイル保
持環30(図7参照)の軸方向長さも共に短縮でき、回
転電機のコストを低減できる。
形態4であるタービン発電機の回転子巻線端部の要部を
展開して示す平面図である。図4に示す実施の形態4の
タービン発電機も、各回転子磁極14の周りに4つの環
状の回転子巻線を順次間隔を置いて配置したものであ
る。4つの回転子巻線端部8a、8b、8c、8dは、
それぞれ2つの互いにほぼ平行な直線部分9a、9b、
9c、9dと、2つの直線部分9a、9b、9c、9d
を連結する連結部分10a、10b、10c、10dを
有している。回転子巻線端部8a、8b、8c、8dの
各連結部分10a、10b、10c、10dの相互間
に、従来例における間隔片18a、18b、18cと同
じ厚さを有する間隔片33a、33b、33cが配置さ
れている。そして、各間隔片33a、33b、33cの
両側面部には、実施の形態1における間隔片22a、2
2b、22cと同様に、各溝深さDi、Dm、Doを有
する蛇行溝(図示せず)が形成され、各連結部分10
a、10b、10c、10dの側面と共に蛇行通風路2
3a、23b、23cを構成している。この場合におけ
る蛇行通風路23a、23b、23cの各断面積Si、
Sm、So及び溝深さDi、Dm、Doの相互間の関係
も、実施の形態1におけると同様である。その他の構成
は実施の形態1におけると同一構成である。本実施の形
態4においては、以上のように構成したことにより、実
施の形態1におけると同様の効果が得られる他、間隔片
の材料の種類を統一することができるので、回転電機の
製造歩留りが向上する。
の回転子磁極当たりの回転子コイル数を4個として説明
したが、これに限らず、更に多くの回転子コイルを有す
る大型機の場合であっても本発明は適用できる。また、
タービン発電機について説明したが、同様の構造を有す
る他の回転電機であってもよい。
の周りに3つ以上の環状の回転子巻線が順次間隔を置い
て配置されており、また隣接する前記回転子巻線の相互
間にそれぞれ間隔片が配置され、この各間隔片の表面は
隣接する回転子巻線に当接し、前記表面に形成された蛇
行溝が蛇行通風路を構成している回転電機であって、前
記回転子磁極により遠い前記間隔片における前記蛇行通
風路の断面積を、それにより近い前記間隔片における前
記蛇行通風路の断面積よりも大きく形成したので、前記
回転子磁極により近い回転子巻線から前記回転子磁極に
より遠い回転子巻線に至る各回転子巻線の温度上昇の低
減と均一化をすることができる。
と、この一対の直線部分を連結する連結部分とを有する
前記回転子巻線の相互間に配置された間隔片の内、少な
くとも前記各連結部分の相互間に設けられた前記各間隔
片について、前記回転子磁極により遠い間隔片における
前記蛇行通風路の断面積を、それにより近い間隔片にお
ける前記蛇行通風路の断面積よりも大きくしたので、前
記各連結部分の温度上昇の低減と均一化がなされて、前
記回転子磁極により近い回転子巻線から前記回転子磁極
により遠い回転子巻線に至る各回転子巻線の温度上昇の
低減と均一化をすることができる。
結部分の相互間に設けられた間隔片の厚さを、それによ
り近い間隔片よりも厚くしたので、当該間隔片における
前記蛇行通風路の必要な断面積を確実に確保することが
できる。このため、前記各連結部分の温度上昇の確実な
低減と均一化がなされて、前記回転子磁極により近い回
転子巻線から前記回転子磁極により遠い回転子巻線に至
る各回転子巻線の温度上昇を確実に低減し均一化するこ
とができる。
と、この一対の直線部分を連結する連結部分とを有する
前記回転子巻線の相互間に配置された間隔片の内、少な
くとも前記各直線部分の相互間に設けられた前記各間隔
片について、前記回転子磁極により遠い間隔片における
前記蛇行通風路の断面積を、それにより近い間隔片にお
ける前記蛇行通風路の断面積よりも大きくしたので、前
記各直線部分の温度上昇の確実な低減と均一化がなされ
て、前記回転子磁極により近い回転子巻線から前記回転
子磁極により遠い回転子巻線に至る各回転子巻線の温度
上昇の低減と均一化をすることができる。
部分を連結する連結部分とを有する前記回転子巻線の前
記各直線部分の相互間及び前記各連結部分の相互間に配
置された前記各間隔片について、前記回転子磁極により
遠い間隔片における前記蛇行通風路の断面積を、それに
より近い間隔片における前記蛇行通風路の断面積よりも
大きくしたので、前記各直線部分及び各連結部分の温度
上昇の更なる低減と均一化がなされて、前記回転子磁極
により近い回転子巻線から前記回転子磁極により遠い回
転子巻線に至る各回転子巻線の温度上昇の更なる低減と
均一化をすることができる。
片について、その蛇行通風路の断面積をSiとし、前記
回転子磁極からもっとも遠い間隔片についてその蛇行通
風路の断面積をSoとしたとき、So=(1.25〜
2.5)×Siの関係にあるようにしたので、前記回転
子磁極にもっとも遠い回転子巻線の温度上昇を確実に低
減して前記回転子磁極にもっとも近い回転子巻線の温度
上昇との上昇差も低くすることができる。
機の回転子巻線端部の要部を展開して示す平面図であ
る。
機の回転子巻線端部の要部を展開して示す平面図であ
る。
機の回転子巻線端部の要部を展開して示す平面図であ
る。
機の回転子巻線端部の要部を展開して示す平面図であ
る。
である。
エンドリングを外した状態を示す斜視図である。
面して示す側面図である。
て示す平面図である。
る。
b、9c、9d;直線部分 10a、10b、10c、
10d;連結部分 13a;回転軸方向 14;回転子
磁極 16a、16b、16c、22a、22b、22
c、24a、24b、24c、32、33a、33b、
33c;間隔片 17a、17b、17c、23a、2
3b、23c、25a、25b、25c;蛇行通風路
Claims (6)
- 【請求項1】 回転子磁極の周りに3つ以上の環状の回
転子巻線が順次間隔を置いて配置されており、また隣接
する前記回転子巻線の相互間にそれぞれ間隔片が配置さ
れ、この各間隔片の表面は隣接する回転子巻線に当接
し、前記表面に形成された蛇行溝が蛇行通風路を構成し
ている回転電機であって、前記回転子磁極により遠い前
記間隔片における前記蛇行通風路の断面積が、それによ
り近い前記間隔片における前記蛇行通風路の断面積より
も大きいことを特徴とする回転電機。 - 【請求項2】 前記各回転子巻線が回転軸方向に延びる
一対の直線部分と、この一対の直線部分を連結する連結
部分とを有し、隣接する前記回転子巻線の各直線部分の
相互間及び各連結部分の相互間に前記間隔片がそれぞれ
配置されており、これらの間隔片の内、少なくとも前記
隣接する各連結部分の相互間に設けられた前記各間隔片
について、前記回転子磁極により遠い間隔片における前
記蛇行通風路の断面積が、それにより近い間隔片におけ
る前記蛇行通風路の断面積よりも大きいことを特徴とす
る請求項1記載の回転電機。 - 【請求項3】 前記回転子磁極により遠い前記間隔片の
厚さが、それにより近い間隔片よりも厚いことを特徴と
する請求項2記載の回転電機。 - 【請求項4】 前記各回転子巻線が回転軸方向に延びる
一対の直線部分と、この一対の直線部分を連結する連結
部分とを有し、隣接する前記回転子巻線の前記各直線部
分の相互間及び前記各連結部分の相互間に前記間隔片が
それぞれ配置されており、これらの間隔片の内、少なく
とも前記隣接する各直線部分の相互間に設けられた前記
各間隔片について、前記回転子磁極により遠い間隔片に
おける前記蛇行通風路の断面積が、それにより近い間隔
片における前記蛇行通風路の断面積よりも大きいことを
特徴とする請求項1記載の回転電機。 - 【請求項5】 前記各回転子巻線が回転軸方向に延びる
一対の直線部分と、この一対の直線部分を連結する連結
部分とを有し、隣接する前記回転子巻線の前記各直線部
分の相互間及び前記各連結部分の相互間に前記間隔片が
それぞれ配置されており、前記隣接する各直線部分の相
互間に設けられた前記各間隔片について、前記回転子磁
極により遠い間隔片における前記蛇行通風路の断面積
が、それにより近い間隔片における前記蛇行通風路の断
面積よりも大きく、また前記隣接する各連結部分の相互
間に設けられた前記各間隔片についても、前記回転子磁
極により遠い間隔片における前記蛇行通風路の断面積
が、それにより近い間隔片における前記蛇行通風路の断
面積よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の回転
電機。 - 【請求項6】 前記回転子磁極にもっとも近い間隔片に
ついて、その蛇行通風路の断面積をSiとし、前記回転
子磁極からもっとも遠い間隔片についてその蛇行通風路
の断面積をSoとしたとき、So=(1.25〜2.
5)×Siの関係にあることを特徴とする請求項1〜請
求項5のいずれか一項記載の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228471A JP3735545B2 (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228471A JP3735545B2 (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003047187A true JP2003047187A (ja) | 2003-02-14 |
JP3735545B2 JP3735545B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=19060976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001228471A Expired - Lifetime JP3735545B2 (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3735545B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005341792A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-08 | General Electric Co <Ge> | 電気機械における末端巻線拘束装置 |
JP2007300718A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toshiba Corp | 回転電機の回転子 |
EP2112745A1 (de) * | 2008-04-21 | 2009-10-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Kühlung eines elektrischen Leiters |
JP2014128086A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | 2軸励磁発電機 |
JPWO2016013108A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
CN119628316A (zh) * | 2025-02-17 | 2025-03-14 | 东方电气集团东方电机有限公司 | 一种改善水轮发电机磁极线圈温升均匀性的装置及方法 |
-
2001
- 2001-07-27 JP JP2001228471A patent/JP3735545B2/ja not_active Expired - Lifetime
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