JP2003039491A - 射出成形用金型装置及びこれを用いた射出成形方法 - Google Patents
射出成形用金型装置及びこれを用いた射出成形方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲートの切断跡の発生を抑制し、トンネルゲ
ートを円滑且つ確実に切断することができる射出成形用
金型装置を提供する。 【解決手段】 固定型21と可動型22とを備え、固定型21
に、ライナー24を製品キャビティ23に連通させるトンネ
ルゲート25を形成する。製品キャビティ23とトンネルゲ
ート25を連通する開口部27を、型開閉方向と交差方向に
長い形状に形成する。型開時、ライナー24及び成形品1
が固定型21から離れるに伴い、この固定型21内にあるト
ンネルゲート25内で固化した樹脂Jが、製品キャビティ
23とトンネルゲート25を連通する開口部27から切り離さ
れ、この際、開口部27が型開閉方向と交差方向に長い形
状で、型開閉方向には短い形状であるため、凹凸を伴う
切断跡の発生が抑制され、円滑且つ確実な切り離しを行
うことができる。
ートを円滑且つ確実に切断することができる射出成形用
金型装置を提供する。 【解決手段】 固定型21と可動型22とを備え、固定型21
に、ライナー24を製品キャビティ23に連通させるトンネ
ルゲート25を形成する。製品キャビティ23とトンネルゲ
ート25を連通する開口部27を、型開閉方向と交差方向に
長い形状に形成する。型開時、ライナー24及び成形品1
が固定型21から離れるに伴い、この固定型21内にあるト
ンネルゲート25内で固化した樹脂Jが、製品キャビティ
23とトンネルゲート25を連通する開口部27から切り離さ
れ、この際、開口部27が型開閉方向と交差方向に長い形
状で、型開閉方向には短い形状であるため、凹凸を伴う
切断跡の発生が抑制され、円滑且つ確実な切り離しを行
うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂など
の成形に用いられる射出成形用金型装置及びこれを用い
た射出成形方法に関する。
の成形に用いられる射出成形用金型装置及びこれを用い
た射出成形方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図5は、成形材料、例
えば熱可塑性樹脂により射出成形される成形品(製品)
1の一例を示している。この成形品1は、薄肉の箱状に
なっており、四方に厚みが小さい薄肉な側壁2を有す
る。この種の成形品1を形成する複数個取りのコールド
ランナー方式の金型装置としては、サイドゲート方式の
金型装置が一般的である。図6において、6は固定型、
7は可動型で、これら固定型6及び可動型7は、互いに
図示上下方向に移動して開閉するものであり、型閉時に
固定型6及び可動型7間に製品形状のキャビティ8が複
数形成されるようになっている(図示は、1つのみ)。
箱状の成形品1の場合、一般的に、固定型6及び可動型
7の開閉方向は側壁2に沿う方向に設定され、且つ、固
定型6により成形品1の外面を形成し、可動型7により
成形品1の内面を形成する。また、型閉した固定型6及
び可動型7間には、固定型6に設けられた図示していな
いスプルーから前記各キャビティ8への分流用の材料通
路であるランナー9と、このランナー9をキャビティ8
に連通させるサイドゲート10も形成されるようになって
いる。このサイドゲート10は、成形品1の側壁2の外面
に相当する位置に開口するものである。
えば熱可塑性樹脂により射出成形される成形品(製品)
1の一例を示している。この成形品1は、薄肉の箱状に
なっており、四方に厚みが小さい薄肉な側壁2を有す
る。この種の成形品1を形成する複数個取りのコールド
ランナー方式の金型装置としては、サイドゲート方式の
金型装置が一般的である。図6において、6は固定型、
7は可動型で、これら固定型6及び可動型7は、互いに
図示上下方向に移動して開閉するものであり、型閉時に
固定型6及び可動型7間に製品形状のキャビティ8が複
数形成されるようになっている(図示は、1つのみ)。
箱状の成形品1の場合、一般的に、固定型6及び可動型
7の開閉方向は側壁2に沿う方向に設定され、且つ、固
定型6により成形品1の外面を形成し、可動型7により
成形品1の内面を形成する。また、型閉した固定型6及
び可動型7間には、固定型6に設けられた図示していな
いスプルーから前記各キャビティ8への分流用の材料通
路であるランナー9と、このランナー9をキャビティ8
に連通させるサイドゲート10も形成されるようになって
いる。このサイドゲート10は、成形品1の側壁2の外面
に相当する位置に開口するものである。
【0003】そして、成形時には、固定型6と可動型7
とを型閉し、射出成形機からスプルーへ溶融した熱可塑
性樹脂を射出する(射出工程)。この樹脂は、スプルー
からランナー9に流入し、さらに、ゲート10からキャビ
ティ8内に流入する。尚、射出成形機側では、射出工程
後、金型装置内の樹脂に所定の圧力を加える保圧工程が
行われる。この保圧工程は、キャビティ8からの樹脂の
逆流を防止するとともに、キャビティ8内に充填された
樹脂の冷却に伴う収縮分の樹脂を補うためのものであ
る。そして、キャビティ8内の樹脂が十分に冷却して固
化した後、固定型6と可動型7とを型開し、キャビティ
8内の樹脂すなわち成形品1を取り出す。このとき、ス
プルー及びランナー9内で固化した樹脂も取り出される
が、スプルー及びランナー9内で固化した樹脂は、成形
品1と一体に繋がっている。そこで、成形後の後処理と
して、人手あるいはロボットによりゲート10においてス
プルー及びランナー9内で固化した樹脂と成形品1とを
切断する。
とを型閉し、射出成形機からスプルーへ溶融した熱可塑
性樹脂を射出する(射出工程)。この樹脂は、スプルー
からランナー9に流入し、さらに、ゲート10からキャビ
ティ8内に流入する。尚、射出成形機側では、射出工程
後、金型装置内の樹脂に所定の圧力を加える保圧工程が
行われる。この保圧工程は、キャビティ8からの樹脂の
逆流を防止するとともに、キャビティ8内に充填された
樹脂の冷却に伴う収縮分の樹脂を補うためのものであ
る。そして、キャビティ8内の樹脂が十分に冷却して固
化した後、固定型6と可動型7とを型開し、キャビティ
8内の樹脂すなわち成形品1を取り出す。このとき、ス
プルー及びランナー9内で固化した樹脂も取り出される
が、スプルー及びランナー9内で固化した樹脂は、成形
品1と一体に繋がっている。そこで、成形後の後処理と
して、人手あるいはロボットによりゲート10においてス
プルー及びランナー9内で固化した樹脂と成形品1とを
切断する。
【0004】このようにゲート10部分の樹脂の切断を後
処理で行うと、工数が増え、コストがかさむ問題があ
る。
処理で行うと、工数が増え、コストがかさむ問題があ
る。
【0005】これに対して、スプルー及びランナー9内
で固化した樹脂と成形品1とが型開に伴って自動的に切
断されるゲート方式として、図7〜図8に示すようなト
ンネルゲート11がある。トンネルゲート11は、固定型6
と可動型7との間ではなく、固定型6あるいは可動型7
に孔状に形成されたものであり、固定型6及び可動型7
の開閉方向に対して傾斜してアンダーカット形状をなし
ており、固定型6におけるトンネルゲート11とキャビテ
ィ8との間の部分がカット部12をなしている。そして、
射出成形機から成形材料たる溶融した樹脂Jが、ランナ
ー9を通って、トンネルゲート11からキャビティ8内に
流入し、このキャビティ8に充填される。樹脂Jが固化
した後、可動型6と固定型とを型開し、この際、キャビ
ティ8とトンネルゲート11を連通する開口部13におい
て、樹脂Jがカット部12により切断されると共に、トン
ネルゲート11内の樹脂Jはトンネルゲート11から無理抜
きされる。
で固化した樹脂と成形品1とが型開に伴って自動的に切
断されるゲート方式として、図7〜図8に示すようなト
ンネルゲート11がある。トンネルゲート11は、固定型6
と可動型7との間ではなく、固定型6あるいは可動型7
に孔状に形成されたものであり、固定型6及び可動型7
の開閉方向に対して傾斜してアンダーカット形状をなし
ており、固定型6におけるトンネルゲート11とキャビテ
ィ8との間の部分がカット部12をなしている。そして、
射出成形機から成形材料たる溶融した樹脂Jが、ランナ
ー9を通って、トンネルゲート11からキャビティ8内に
流入し、このキャビティ8に充填される。樹脂Jが固化
した後、可動型6と固定型とを型開し、この際、キャビ
ティ8とトンネルゲート11を連通する開口部13におい
て、樹脂Jがカット部12により切断されると共に、トン
ネルゲート11内の樹脂Jはトンネルゲート11から無理抜
きされる。
【0006】しかしながら、このようなトンネルゲート
11の場合でも、トンネルゲート11内の樹脂Jとキャビテ
ィ8内の樹脂Jとが円滑に切断されないと、図7(A)
の鎖線に示すように、前記開口部13において、キャビテ
ィ8側に凹んだ切断跡14が残ったり、あるいはトンネル
ゲート11側に凹んだ切断跡が成形品1に生じる問題があ
る。特に、薄肉の成形品1の場合は、キャビティ8側に
凹んだ切断跡14が発生すると、その切断跡14部分の肉厚
が更に薄くなって必要な製品強度が得られなかったり、
極端な場合その切断跡14が穴となって成形不良が発生す
る問題がある。
11の場合でも、トンネルゲート11内の樹脂Jとキャビテ
ィ8内の樹脂Jとが円滑に切断されないと、図7(A)
の鎖線に示すように、前記開口部13において、キャビテ
ィ8側に凹んだ切断跡14が残ったり、あるいはトンネル
ゲート11側に凹んだ切断跡が成形品1に生じる問題があ
る。特に、薄肉の成形品1の場合は、キャビティ8側に
凹んだ切断跡14が発生すると、その切断跡14部分の肉厚
が更に薄くなって必要な製品強度が得られなかったり、
極端な場合その切断跡14が穴となって成形不良が発生す
る問題がある。
【0007】また、トンネルゲート11内の樹脂が成形品
1から確実に切断されるように、図8(A)に示すよう
に、前記開口部13は、一般的に小さい円形状に設定され
る。そのため、キャビティ8内への樹脂の充填不足が生
じやすい問題もある。特に薄肉の成形品1の場合は、充
填不足が生じやすい。
1から確実に切断されるように、図8(A)に示すよう
に、前記開口部13は、一般的に小さい円形状に設定され
る。そのため、キャビティ8内への樹脂の充填不足が生
じやすい問題もある。特に薄肉の成形品1の場合は、充
填不足が生じやすい。
【0008】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、ゲートの切断跡の発生を抑制し、ゲート
を円滑且つ確実に切断することができる射出成形方法及
びこれを用いた成形方法を提供することを目的とする。
とするもので、ゲートの切断跡の発生を抑制し、ゲート
を円滑且つ確実に切断することができる射出成形方法及
びこれを用いた成形方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に開閉して型閉時に相互間に材料通路及び製品キャビテ
ィを形成する一対の型体を備え、一方の型体に、前記材
料通路を製品キャビティに連通させるトンネルゲートを
形成し、前記製品キャビティ内の成形材料と前記トンネ
ルゲート内の成形材料とを型体開閉方向に切り離す射出
成形用金型装置において、前記製品キャビティと前記ト
ンネルゲートを連通する開口部が型開閉方向と交差方向
に長い形状をなす射出成形用金型装置である。
に開閉して型閉時に相互間に材料通路及び製品キャビテ
ィを形成する一対の型体を備え、一方の型体に、前記材
料通路を製品キャビティに連通させるトンネルゲートを
形成し、前記製品キャビティ内の成形材料と前記トンネ
ルゲート内の成形材料とを型体開閉方向に切り離す射出
成形用金型装置において、前記製品キャビティと前記ト
ンネルゲートを連通する開口部が型開閉方向と交差方向
に長い形状をなす射出成形用金型装置である。
【0010】型開時、材料通路及び成形品が一方の型体
から離れるに伴い、この一方の型体内にあるトンネルゲ
ート内で固化した成形材料が、製品キャビティとトンネ
ルゲートを連通する開口部から切り離される。この際、
開口部が型開閉方向と交差方向に長い形状で、型開閉方
向には短い形状であるため、凹凸を伴う切断跡の発生が
抑制され、凹凸の切断跡が発生しても成形品の厚さ方向
に対する影響が少なく済む。
から離れるに伴い、この一方の型体内にあるトンネルゲ
ート内で固化した成形材料が、製品キャビティとトンネ
ルゲートを連通する開口部から切り離される。この際、
開口部が型開閉方向と交差方向に長い形状で、型開閉方
向には短い形状であるため、凹凸を伴う切断跡の発生が
抑制され、凹凸の切断跡が発生しても成形品の厚さ方向
に対する影響が少なく済む。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の射出
成形用金型装置において、前記開口部の長さ方向両側が
円弧形状である。
成形用金型装置において、前記開口部の長さ方向両側が
円弧形状である。
【0012】両側が円弧形状であるため、切り離し時に
部分的に無理な力が加わらず、円滑に切り離しを行うこ
とができ、一層、凹凸の切断跡の発生が抑制される。
部分的に無理な力が加わらず、円滑に切り離しを行うこ
とができ、一層、凹凸の切断跡の発生が抑制される。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
射出成形用金型装置を用い、一対の型体を型閉してこれ
ら型体間に材料通路及び製品キャビティを形成し、前記
材料通路から一方の型体に形成されたトンネルゲートを
通して製品キャビティ内に成形材料を充填し、この製品
キャビティ内に充填された成形材料が固化した後、型開
して前記開口部において成形材料を切り離す射出成形方
法である。
射出成形用金型装置を用い、一対の型体を型閉してこれ
ら型体間に材料通路及び製品キャビティを形成し、前記
材料通路から一方の型体に形成されたトンネルゲートを
通して製品キャビティ内に成形材料を充填し、この製品
キャビティ内に充填された成形材料が固化した後、型開
して前記開口部において成形材料を切り離す射出成形方
法である。
【0014】開口部における凹凸を伴う切断跡の発生が
抑制され、凹凸の切断跡が発生しても成形品の厚さ方向
に対する影響が少なく済み、トンネルゲートにおける樹
脂の切り離しを円滑に行うことができる。
抑制され、凹凸の切断跡が発生しても成形品の厚さ方向
に対する影響が少なく済み、トンネルゲートにおける樹
脂の切り離しを円滑に行うことができる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、本発明の射出成形用金型装置
及びこれを用いた射出成形方法の第1実施形態につい
て、図1〜図3を参照しながら説明する。尚、成形され
る成形品1は、先に説明した図5に示すような薄肉の箱
状のものであり、例えばその厚さは0.3ミリ以下の厚
さのものである。本実施例の金型装置は、複数個取りの
コールドランナー方式のものであり、図1及び図2に示
すように、互いに図示上下方向(型開閉方向)に移動し
て開閉する固定型21及び可動型22を備えている。一対の
型体であるこれら固定型21及び可動型22は、型閉時に相
互間に製品形状の製品キャビティ23を複数形成するもの
である(図示は、1つのみ)。そして、固定型21及び可
動型22の開閉方向は成形品1の側壁2に沿う方向に設定
され、且つ、固定型21により成形品1の外面を形成し、
可動型22により成形品1の内面を形成するようにしてあ
る。また、型閉した固定型21及び可動型22間には、固定
型21に設けられた図示していないスプルーから前記各製
品キャビティ23への分流用の材料通路であるランナー24
も形成されるようになっている。
及びこれを用いた射出成形方法の第1実施形態につい
て、図1〜図3を参照しながら説明する。尚、成形され
る成形品1は、先に説明した図5に示すような薄肉の箱
状のものであり、例えばその厚さは0.3ミリ以下の厚
さのものである。本実施例の金型装置は、複数個取りの
コールドランナー方式のものであり、図1及び図2に示
すように、互いに図示上下方向(型開閉方向)に移動し
て開閉する固定型21及び可動型22を備えている。一対の
型体であるこれら固定型21及び可動型22は、型閉時に相
互間に製品形状の製品キャビティ23を複数形成するもの
である(図示は、1つのみ)。そして、固定型21及び可
動型22の開閉方向は成形品1の側壁2に沿う方向に設定
され、且つ、固定型21により成形品1の外面を形成し、
可動型22により成形品1の内面を形成するようにしてあ
る。また、型閉した固定型21及び可動型22間には、固定
型21に設けられた図示していないスプルーから前記各製
品キャビティ23への分流用の材料通路であるランナー24
も形成されるようになっている。
【0016】前述のように、固定型21により成形品1の
外面を形成し、可動型22により成形品1の内面を形成す
るため、製品キャビティ23は、固定型21に形成された凹
部23aと可動型22に形成された凸部23bとの間に形成され
るようになっており、固定型21と可動型22との分割面PL
は、成形品1の側壁2の先端縁に相当する位置にある。
さらに、前記可動型22内には、前記ランナー24を製品キ
ャビティ23に連通させるトンネルゲート25が形成されて
いる。このトンネルゲート25は、前記型開閉方向に対し
て傾斜してアンダーカット形状をなしており、固定型21
におけるトンネルゲート25とキャビティ23との間の部分
がカット部26をなしている。また、製品キャビティ23と
トンネルゲート25を連通する開口部27は、図1(A)に
示すように、型開閉方向と直行する方向に延びる細長い
形状になっており、この例の開口部27は楕円形であり、
長さ方向両側に円弧部27A,27Aを有する。尚、開口部
27は成形品1の側壁2の外側の面、すなわち前記凹部23
aの内側の面に形成されている。
外面を形成し、可動型22により成形品1の内面を形成す
るため、製品キャビティ23は、固定型21に形成された凹
部23aと可動型22に形成された凸部23bとの間に形成され
るようになっており、固定型21と可動型22との分割面PL
は、成形品1の側壁2の先端縁に相当する位置にある。
さらに、前記可動型22内には、前記ランナー24を製品キ
ャビティ23に連通させるトンネルゲート25が形成されて
いる。このトンネルゲート25は、前記型開閉方向に対し
て傾斜してアンダーカット形状をなしており、固定型21
におけるトンネルゲート25とキャビティ23との間の部分
がカット部26をなしている。また、製品キャビティ23と
トンネルゲート25を連通する開口部27は、図1(A)に
示すように、型開閉方向と直行する方向に延びる細長い
形状になっており、この例の開口部27は楕円形であり、
長さ方向両側に円弧部27A,27Aを有する。尚、開口部
27は成形品1の側壁2の外側の面、すなわち前記凹部23
aの内側の面に形成されている。
【0017】つぎに、前記射出成形用金型装置を用いた
射出成形方法について説明する。成形時には、固定型21
と可動型22とを型閉し、これら固定型21及び可動型22間
にランナー24及び製品キャビティ23を形成する。そし
て、図1に示すように、射出成形機から固定型21のスプ
ルーへ成形材料である溶融した熱可塑性樹脂Jを射出す
る(射出工程)。この樹脂Jは、スプルーからランナー
24に流入し、さらに、トンネルゲート25から製品キャビ
ティ23内に流入する。
射出成形方法について説明する。成形時には、固定型21
と可動型22とを型閉し、これら固定型21及び可動型22間
にランナー24及び製品キャビティ23を形成する。そし
て、図1に示すように、射出成形機から固定型21のスプ
ルーへ成形材料である溶融した熱可塑性樹脂Jを射出す
る(射出工程)。この樹脂Jは、スプルーからランナー
24に流入し、さらに、トンネルゲート25から製品キャビ
ティ23内に流入する。
【0018】このようにして製品キャビティ23内に樹脂
Jを充填し、この製品キャビティ23内の樹脂Jが十分に
冷却して固化した後、固定型21と可動型22とを型開す
る。このとき、製品キャビティ23とトンネルゲート25を
連通する開口部27において、樹脂Jがカット部26により
切断される。この場合、開口部27が型開閉方向と交差方
向に長い形状で、型開閉方向には短い形状であるため、
凹凸を伴う切断跡の発生が抑制され、凹凸の切断跡が発
生しても従来に比べて浅く、小さいものとなり、成形品
1の厚さ方向に対する影響も少なく済む。また、固定型
21側と可動型22側とでの離型抵抗の相違により、製品キ
ャビティ23内の樹脂すなわち成形された成形品1とスプ
ルー及びランナー24内で固化した樹脂Jとは、まず固定
型21から離れる。ついで、可動型22側に設けられた図示
していない突き出しピンなどの突き出し機構により突き
出されて成形品1とスプルー及びランナー24内の樹脂と
は、可動型22から離れ、金型装置内から取り出される。
尚、可動型22からの離型に際して、トンネルゲート25内
の樹脂Jは、トンネルゲート25から無理抜きされる。
Jを充填し、この製品キャビティ23内の樹脂Jが十分に
冷却して固化した後、固定型21と可動型22とを型開す
る。このとき、製品キャビティ23とトンネルゲート25を
連通する開口部27において、樹脂Jがカット部26により
切断される。この場合、開口部27が型開閉方向と交差方
向に長い形状で、型開閉方向には短い形状であるため、
凹凸を伴う切断跡の発生が抑制され、凹凸の切断跡が発
生しても従来に比べて浅く、小さいものとなり、成形品
1の厚さ方向に対する影響も少なく済む。また、固定型
21側と可動型22側とでの離型抵抗の相違により、製品キ
ャビティ23内の樹脂すなわち成形された成形品1とスプ
ルー及びランナー24内で固化した樹脂Jとは、まず固定
型21から離れる。ついで、可動型22側に設けられた図示
していない突き出しピンなどの突き出し機構により突き
出されて成形品1とスプルー及びランナー24内の樹脂と
は、可動型22から離れ、金型装置内から取り出される。
尚、可動型22からの離型に際して、トンネルゲート25内
の樹脂Jは、トンネルゲート25から無理抜きされる。
【0019】その後、再び型閉が行われ、以上の成形サ
イクルが繰り返される。
イクルが繰り返される。
【0020】また、図3は切断跡14に係わる説明図であ
り、本実施形態の開口部27の高さHに対し、従来の開口
部13の高さが2倍(2H)とすると、同図に示すよう
に、本実施形態の開口部27では仮に発生しても小さい三
角形に対応する切断跡であり、従来例の開口部13では大
きな三角形に対応する切断跡14となり、図示のとおり、
本実施形態では仮に切断跡が発生しても成形品1の厚さ
方向に対する影響を極力削減することができる。
り、本実施形態の開口部27の高さHに対し、従来の開口
部13の高さが2倍(2H)とすると、同図に示すよう
に、本実施形態の開口部27では仮に発生しても小さい三
角形に対応する切断跡であり、従来例の開口部13では大
きな三角形に対応する切断跡14となり、図示のとおり、
本実施形態では仮に切断跡が発生しても成形品1の厚さ
方向に対する影響を極力削減することができる。
【0021】このように本実施形態では、請求項1に対
応して、互いに開閉して型閉時に相互間に材料通路たる
ランナー24及び製品キャビティ23を形成する一対の型体
たる固定型21及び可動型22を備え、一方の型体たる固定
型21に、ライナー24を製品キャビティ23に連通させるト
ンネルゲート25を形成し、製品キャビティ23内の成形材
料たる樹脂Jとトンネルゲート25内の樹脂Jとを型体開
閉方向に切り離す射出成形用金型装置において、製品キ
ャビティ23とトンネルゲート25を連通する開口部27が型
開閉方向と交差方向に長い形状をなすから、型開時、ラ
イナー24及び成形品1が固定型21から離れるに伴い、こ
の固定型21内にあるトンネルゲート25内で固化した樹脂
Jが、製品キャビティ23とトンネルゲート25を連通する
開口部27から切り離され、この際、開口部27が型開閉方
向と交差方向に長い形状で、型開閉方向には短い形状で
あるため、凹凸を伴う切断跡の発生が抑制され、凹凸の
切断跡が発生しても成形品1の厚さ方向に対する影響が
少なく済み、特に薄肉の成形品1の成形に好適なものと
なる。
応して、互いに開閉して型閉時に相互間に材料通路たる
ランナー24及び製品キャビティ23を形成する一対の型体
たる固定型21及び可動型22を備え、一方の型体たる固定
型21に、ライナー24を製品キャビティ23に連通させるト
ンネルゲート25を形成し、製品キャビティ23内の成形材
料たる樹脂Jとトンネルゲート25内の樹脂Jとを型体開
閉方向に切り離す射出成形用金型装置において、製品キ
ャビティ23とトンネルゲート25を連通する開口部27が型
開閉方向と交差方向に長い形状をなすから、型開時、ラ
イナー24及び成形品1が固定型21から離れるに伴い、こ
の固定型21内にあるトンネルゲート25内で固化した樹脂
Jが、製品キャビティ23とトンネルゲート25を連通する
開口部27から切り離され、この際、開口部27が型開閉方
向と交差方向に長い形状で、型開閉方向には短い形状で
あるため、凹凸を伴う切断跡の発生が抑制され、凹凸の
切断跡が発生しても成形品1の厚さ方向に対する影響が
少なく済み、特に薄肉の成形品1の成形に好適なものと
なる。
【0022】また、このように本実施形態では、請求項
2に対応して、請求項1の射出成形用金型装置におい
て、開口部27の長さ方向両側が円弧形状であり、円弧部
27A,27Aを有するから、角型のように角部がなく、開
口部27において切り離し時に部分的に無理な力が加わら
ず、円滑に切り離しを行うことができ、一層、凹凸の切
断跡の発生を抑制することができる。
2に対応して、請求項1の射出成形用金型装置におい
て、開口部27の長さ方向両側が円弧形状であり、円弧部
27A,27Aを有するから、角型のように角部がなく、開
口部27において切り離し時に部分的に無理な力が加わら
ず、円滑に切り離しを行うことができ、一層、凹凸の切
断跡の発生を抑制することができる。
【0023】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
射出成形用金型装置を用い、一対の型体たる固定型21及
び可動型22を型閉してこれら固定型21及び可動型22間に
材料通路たるランナー24及び製品キャビティ23を形成
し、ランナー24から一方の型体たる固定型21に形成され
たトンネルゲート25を通して製品キャビティ23内に成形
材料たる溶融した樹脂Jを充填し、この製品キャビティ
23内に充填された樹脂Jが固化した後、型開して開口部
27において樹脂Jを切り離す射出成形方法であるから、
開口部27における凹凸を伴う切断跡の発生が抑制され、
凹凸の切断跡が発生しても成形品1の厚さ方向に対する
影響が少なく済み、トンネルゲート25における樹脂Jの
切り離しを円滑且つ確実に行うことができる。
射出成形用金型装置を用い、一対の型体たる固定型21及
び可動型22を型閉してこれら固定型21及び可動型22間に
材料通路たるランナー24及び製品キャビティ23を形成
し、ランナー24から一方の型体たる固定型21に形成され
たトンネルゲート25を通して製品キャビティ23内に成形
材料たる溶融した樹脂Jを充填し、この製品キャビティ
23内に充填された樹脂Jが固化した後、型開して開口部
27において樹脂Jを切り離す射出成形方法であるから、
開口部27における凹凸を伴う切断跡の発生が抑制され、
凹凸の切断跡が発生しても成形品1の厚さ方向に対する
影響が少なく済み、トンネルゲート25における樹脂Jの
切り離しを円滑且つ確実に行うことができる。
【0024】図4は本発明の第2実施形態を示し、上記
第1実施形態と同一部分に同一符号を付し、その詳細な
説明を省略して詳述すると、同図は、前記開口部の変形
例を示し、この例の開口部28は型体開閉方向両側が平行
で、長さ方向両側に半円部28A,28Aを有する長穴形状
をなしている。
第1実施形態と同一部分に同一符号を付し、その詳細な
説明を省略して詳述すると、同図は、前記開口部の変形
例を示し、この例の開口部28は型体開閉方向両側が平行
で、長さ方向両側に半円部28A,28Aを有する長穴形状
をなしている。
【0025】したがって、本実施形態でも、開口部28が
型開閉方向と交差方向に長い形状をし、また、開口部28
の長さ方向両側が円弧形状であるから、請求項1,2,
3に対応して上記第1実施形態と同様な作用効果を奏す
る。
型開閉方向と交差方向に長い形状をし、また、開口部28
の長さ方向両側が円弧形状であるから、請求項1,2,
3に対応して上記第1実施形態と同様な作用効果を奏す
る。
【0026】尚、本発明は、前記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、成
形される成形品の形状は、上記実施形態のような箱状の
ものには限らない。また、実施形態では、熱可塑性樹脂
の成形を例に取ったが、本発明は、熱可塑性樹脂以外の
成形材料の成形にも適用できる。
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、成
形される成形品の形状は、上記実施形態のような箱状の
ものには限らない。また、実施形態では、熱可塑性樹脂
の成形を例に取ったが、本発明は、熱可塑性樹脂以外の
成形材料の成形にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、互いに開閉して型閉
時に相互間に材料通路及び製品キャビティを形成する一
対の型体を備え、一方の型体に、前記材料通路を製品キ
ャビティに連通させるトンネルゲートを形成し、前記製
品キャビティ内の成形材料と前記トンネルゲート内の成
形材料とを型体開閉方向に切り離す射出成形用金型装置
において、前記製品キャビティと前記トンネルゲートを
連通する開口部が型開閉方向と交差方向に長い形状をな
す射出成形用金型装置であり、ゲートの切断跡の発生を
抑制し、ゲートを円滑且つ確実に切断することができ
る。
時に相互間に材料通路及び製品キャビティを形成する一
対の型体を備え、一方の型体に、前記材料通路を製品キ
ャビティに連通させるトンネルゲートを形成し、前記製
品キャビティ内の成形材料と前記トンネルゲート内の成
形材料とを型体開閉方向に切り離す射出成形用金型装置
において、前記製品キャビティと前記トンネルゲートを
連通する開口部が型開閉方向と交差方向に長い形状をな
す射出成形用金型装置であり、ゲートの切断跡の発生を
抑制し、ゲートを円滑且つ確実に切断することができ
る。
【0028】また、請求項2の発明は、請求項1の射出
成形用金型装置において、前記開口部の長さ方向両側が
円弧形状であり、切り離し時に部分的に無理な力が加わ
らず、円滑に切り離しを行うことができ、一層、凹凸の
切断跡の発生を抑制できる。
成形用金型装置において、前記開口部の長さ方向両側が
円弧形状であり、切り離し時に部分的に無理な力が加わ
らず、円滑に切り離しを行うことができ、一層、凹凸の
切断跡の発生を抑制できる。
【0029】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
射出成形用金型装置を用い、一対の型体を型閉してこれ
ら型体間に材料通路及び製品キャビティを形成し、前記
材料通路から一方の型体に形成されたトンネルゲートを
通して製品キャビティ内に成形材料を充填し、この製品
キャビティ内に充填された成形材料が固化した後、型開
して前記開口部において成形材料を切り離す射出成形方
法であり、ゲートの切断跡の発生を抑制し、ゲートを円
滑且つ確実に切断することができる。
射出成形用金型装置を用い、一対の型体を型閉してこれ
ら型体間に材料通路及び製品キャビティを形成し、前記
材料通路から一方の型体に形成されたトンネルゲートを
通して製品キャビティ内に成形材料を充填し、この製品
キャビティ内に充填された成形材料が固化した後、型開
して前記開口部において成形材料を切り離す射出成形方
法であり、ゲートの切断跡の発生を抑制し、ゲートを円
滑且つ確実に切断することができる。
【図1】本発明の第1実施形態を示し、図1(A)は成
形品の要部の側面図、図1(B)は射出成形用金型装置
の型閉時の断面図である。
形品の要部の側面図、図1(B)は射出成形用金型装置
の型閉時の断面図である。
【図2】同上、射出成形用金型装置の型開時の断面図で
ある。
ある。
【図3】同上、開口部における成形材料の切り離し状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す成形品の要部の側
面図である。
面図である。
【図5】成形品の斜視図である。
【図6】従来の射出成形用金型装置の一例を示す断面図
である。
である。
【図7】従来の射出成形用金型装置の他の例を示す断面
図である。
図である。
【図8】同上、図8(A)は成形品の要部の側面図、図
8(B)は射出成形用金型装置の型閉時の断面図であ
る。
8(B)は射出成形用金型装置の型閉時の断面図であ
る。
21 固定型(一方の型体)
22 可動型
23 製品キャビティ
24 ライナー(材料通路)
25 トンネルゲート
27,28 開口部
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに開閉して型閉時に相互間に材料通
路及び製品キャビティを形成する一対の型体を備え、一
方の型体に、前記材料通路を製品キャビティに連通させ
るトンネルゲートを形成し、前記製品キャビティ内の成
形材料と前記トンネルゲート内の成形材料とを型体開閉
方向に切り離す射出成形用金型装置において、前記製品
キャビティと前記トンネルゲートを連通する開口部が型
開閉方向と交差方向に長い形状をなすことを特徴とする
射出成形用金型装置。 - 【請求項2】 前記開口部の長さ方向両側が円弧形状で
あることを特徴とする請求項1記載の射出成形用金型装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の射出成形用金型装
置を用い、一対の型体を型閉してこれら型体間に材料通
路及び製品キャビティを形成し、前記材料通路から一方
の型体に形成されたトンネルゲートを通して製品キャビ
ティ内に成形材料を充填し、この製品キャビティ内に充
填された成形材料が固化した後、型開して前記開口部に
おいて成形材料を切り離すことを特徴とする射出成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232771A JP2003039491A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 射出成形用金型装置及びこれを用いた射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232771A JP2003039491A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 射出成形用金型装置及びこれを用いた射出成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003039491A true JP2003039491A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19064638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001232771A Withdrawn JP2003039491A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 射出成形用金型装置及びこれを用いた射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003039491A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7640646B2 (en) | 2001-12-28 | 2010-01-05 | Taisei Plas Co., Ltd. | Method for producing composite of aluminum alloy and thermoplastic resin |
JP2016055547A (ja) * | 2014-09-10 | 2016-04-21 | 盛岡セイコー工業株式会社 | 成形用金型、及び成形方法 |
CN105904672A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-08-31 | 健大电业制品(昆山)有限公司 | 一种产品易取出且易加工的模具 |
EP4177037A4 (en) * | 2021-09-21 | 2023-07-26 | Technocrats Corporation | DIE FOR MOLDING, SLIDING ELEMENT, AND SLIDING UNIT |
US11780135B2 (en) | 2021-06-25 | 2023-10-10 | Seiko Epson Corporation | Injection molding apparatus and mold of injection molding apparatus |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001232771A patent/JP2003039491A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7640646B2 (en) | 2001-12-28 | 2010-01-05 | Taisei Plas Co., Ltd. | Method for producing composite of aluminum alloy and thermoplastic resin |
JP2016055547A (ja) * | 2014-09-10 | 2016-04-21 | 盛岡セイコー工業株式会社 | 成形用金型、及び成形方法 |
CN105904672A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-08-31 | 健大电业制品(昆山)有限公司 | 一种产品易取出且易加工的模具 |
US11780135B2 (en) | 2021-06-25 | 2023-10-10 | Seiko Epson Corporation | Injection molding apparatus and mold of injection molding apparatus |
EP4177037A4 (en) * | 2021-09-21 | 2023-07-26 | Technocrats Corporation | DIE FOR MOLDING, SLIDING ELEMENT, AND SLIDING UNIT |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |