JP2003039436A - タイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型 - Google Patents
タイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレッドセグメント間へのゴムの噛込みを防
止する。 【解決手段】 一対のサイドモールドおよび、複数個の
セグメント3a,3bを具える加硫金型によって生タイ
ヤを加硫するに当り、サイドモールドの締込み変位に先
だって、複数個のセグメント3a,3bの縮径変位を、
いくつかのセグメントをグループとして、グループ毎に
タイミングをずらして生タイヤに接触させることにより
行うとともに、生タイヤに最後に接触するグループのセ
グメント3bの縮径変位を、他のグループのセグメント
3aに周方向端面7aを摺接させながら行う。
止する。 【解決手段】 一対のサイドモールドおよび、複数個の
セグメント3a,3bを具える加硫金型によって生タイ
ヤを加硫するに当り、サイドモールドの締込み変位に先
だって、複数個のセグメント3a,3bの縮径変位を、
いくつかのセグメントをグループとして、グループ毎に
タイミングをずらして生タイヤに接触させることにより
行うとともに、生タイヤに最後に接触するグループのセ
グメント3bの縮径変位を、他のグループのセグメント
3aに周方向端面7aを摺接させながら行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレッドリング
を、それぞれが半径方向に拡縮変位できる複数個のセグ
メントに分割構成してなるいわゆる割り金型によるタイ
ヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型に関するもの
である。
を、それぞれが半径方向に拡縮変位できる複数個のセグ
メントに分割構成してなるいわゆる割り金型によるタイ
ヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一対のサイドモールドおよび、それぞれ
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型によって生タイヤを加硫成型するに当っては、金
型内に配置した生タイヤに対し、対をなすサイドモール
ドを予め締込み変位させた姿勢の下で、それぞれのトレ
ッドセグメントを、アウターリングに設けたカムによっ
て同時に、かつ等しい速度で縮径変位させて、全てのト
レッドセグメントを生タイヤの周面にほぼ同時に接触さ
せることが従来から広く一般に行われている。
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型によって生タイヤを加硫成型するに当っては、金
型内に配置した生タイヤに対し、対をなすサイドモール
ドを予め締込み変位させた姿勢の下で、それぞれのトレ
ッドセグメントを、アウターリングに設けたカムによっ
て同時に、かつ等しい速度で縮径変位させて、全てのト
レッドセグメントを生タイヤの周面にほぼ同時に接触さ
せることが従来から広く一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】全てのトレッドセグメ
ントの、生タイヤ周面へのこのようなほぼ同時の接触
は、生タイヤを、そこに収容したブラダをもって加硫金
型の成型表面に押圧する従来のブラダ加硫方式において
はとくに問題を生じることはない。
ントの、生タイヤ周面へのこのようなほぼ同時の接触
は、生タイヤを、そこに収容したブラダをもって加硫金
型の成型表面に押圧する従来のブラダ加硫方式において
はとくに問題を生じることはない。
【0004】しかるに、全てのトレッドセグメントを等
速で同時に縮径変位させて、同時に生タイヤに接触させ
るこの従来方法を、製品タイヤの内周面形状と対応する
外周面形状を有する剛性コア上で成型された生タイヤの
加硫成型に用いるときは、とくに、その生タイヤの外径
寸法が製品タイヤのそれ、いいかえれば、加硫金型のト
レッド成型面の内径寸法とほぼ同一であることに起因し
て、それぞれのトレッドセグメント、なかでもそれらの
セグメントの凸部を、トレッドセグメントの縮径変位の
途中から生タイヤ内へ同時に押し込む場合に、隣接する
それぞれのトレッドセグメント間の微小間隙に、生タイ
ヤのはみ出しゴムの挟み込みを生じ、これがいわゆる噛
込みゴムとなって製品不良の原因となり、この一方で、
噛込みゴムの存在下での金型の型閉めにより、甚だしく
は、金型に変形、破損等が生じるという問題があった。
速で同時に縮径変位させて、同時に生タイヤに接触させ
るこの従来方法を、製品タイヤの内周面形状と対応する
外周面形状を有する剛性コア上で成型された生タイヤの
加硫成型に用いるときは、とくに、その生タイヤの外径
寸法が製品タイヤのそれ、いいかえれば、加硫金型のト
レッド成型面の内径寸法とほぼ同一であることに起因し
て、それぞれのトレッドセグメント、なかでもそれらの
セグメントの凸部を、トレッドセグメントの縮径変位の
途中から生タイヤ内へ同時に押し込む場合に、隣接する
それぞれのトレッドセグメント間の微小間隙に、生タイ
ヤのはみ出しゴムの挟み込みを生じ、これがいわゆる噛
込みゴムとなって製品不良の原因となり、この一方で、
噛込みゴムの存在下での金型の型閉めにより、甚だしく
は、金型に変形、破損等が生じるという問題があった。
【0005】そして、同様のゴム噛みは、予め締込み姿
勢にあるサイドモールドに対してトレッドセグメントを
縮径変位させた場合に、トレッドセグメントとサイドモ
ールドとの間の微小間隙にも発生するという問題があっ
た。
勢にあるサイドモールドに対してトレッドセグメントを
縮径変位させた場合に、トレッドセグメントとサイドモ
ールドとの間の微小間隙にも発生するという問題があっ
た。
【0006】この発明は、このような問題点に鑑みてな
されたものであり、それの目的とするところは、剛性コ
ア上で成型されて製品タイヤと極く近似する形状および
寸法を有する生タイヤの加硫成型に当って上述したよう
なゴム噛みの発生、なかでもとくに、トレッドセグメン
ト間または、トレッドセグメントとサイドモールドとの
間へのゴム噛みの発生を有効に防止できるタイヤの加硫
方法およびそれに用いる加硫金型を提供するにある。
されたものであり、それの目的とするところは、剛性コ
ア上で成型されて製品タイヤと極く近似する形状および
寸法を有する生タイヤの加硫成型に当って上述したよう
なゴム噛みの発生、なかでもとくに、トレッドセグメン
ト間または、トレッドセグメントとサイドモールドとの
間へのゴム噛みの発生を有効に防止できるタイヤの加硫
方法およびそれに用いる加硫金型を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のタイヤの加硫
方法は、一対のサイドモールドおよび、それぞれが拡縮
変位する複数個のトレッドセグメントを具える加硫金型
によって生タイヤを加硫するに当り、サイドモールドの
締込み変位に先だって、または締込み変位の後、複数個
のトレッドセグメントの縮径変位を、いくつかのトレッ
ドセグメントをグループとして、グループ毎にタイミン
グをずらして生タイヤに接触させることにより行うとと
もに、タイヤに最後に接触するグループのトレッドセグ
メントの縮径変位を、他のグループのトレッドセグメン
トに周方向端面を摺接させながら行うものである。
方法は、一対のサイドモールドおよび、それぞれが拡縮
変位する複数個のトレッドセグメントを具える加硫金型
によって生タイヤを加硫するに当り、サイドモールドの
締込み変位に先だって、または締込み変位の後、複数個
のトレッドセグメントの縮径変位を、いくつかのトレッ
ドセグメントをグループとして、グループ毎にタイミン
グをずらして生タイヤに接触させることにより行うとと
もに、タイヤに最後に接触するグループのトレッドセグ
メントの縮径変位を、他のグループのトレッドセグメン
トに周方向端面を摺接させながら行うものである。
【0008】この方法によれば、生タイヤの周面に先に
接触するトレッドセグメントの成型作用によって、それ
らのセグメントの周方向に押し出されたゴムは、生タイ
ヤの周面に最後に接触するグループのトレッドセグメン
トの、隣接するトレッドセグメントへの摺接下での縮径
変位に基づいて、半径方向内方へ十分に押し込み変形さ
れ、これにより、トレッドセグメント間へのゴムの残留
が効果的に防止されるので、はみ出しゴムの、セグメン
ト間への噛込みを有効に防止して、製品タイヤの外観品
質を向上させ、併せて、加硫金型の損傷等のおそれを取
り除くことができる。
接触するトレッドセグメントの成型作用によって、それ
らのセグメントの周方向に押し出されたゴムは、生タイ
ヤの周面に最後に接触するグループのトレッドセグメン
トの、隣接するトレッドセグメントへの摺接下での縮径
変位に基づいて、半径方向内方へ十分に押し込み変形さ
れ、これにより、トレッドセグメント間へのゴムの残留
が効果的に防止されるので、はみ出しゴムの、セグメン
ト間への噛込みを有効に防止して、製品タイヤの外観品
質を向上させ、併せて、加硫金型の損傷等のおそれを取
り除くことができる。
【0009】また、サイドモールドとトレッドセグメン
トとの間においては、それらの相対構造のいかんによ
り、サイドモールドの締込み変位を、縮径姿勢のそれぞ
れのトレッドセグメントに対し、サイドモールドの半径
方向外周面を摺接させながら行うこと、または、複数個
のトレッドセグメントの縮径変位を、締込み姿勢のサイ
ドモールドに対し、トレッドセグメントの側面を摺接さ
せながら行うことが好ましい。
トとの間においては、それらの相対構造のいかんによ
り、サイドモールドの締込み変位を、縮径姿勢のそれぞ
れのトレッドセグメントに対し、サイドモールドの半径
方向外周面を摺接させながら行うこと、または、複数個
のトレッドセグメントの縮径変位を、締込み姿勢のサイ
ドモールドに対し、トレッドセグメントの側面を摺接さ
せながら行うことが好ましい。
【0010】前者によれば、トレッドセグメントの作用
下で、生タイヤの幅方向に押し出されたゴムを、セグメ
ントに摺接するサイドモールドをもって幅方向内側の適
正位置まで十分に押し戻し変形させることができ、また
後者によれば、サイドモールドの作用によって生タイヤ
の半径方向外方へ押し出されたゴムを、トレッドセグメ
ントの摺接縮径変位によって半径方向内方へ押し戻し変
形させることができ、これらのいずれによっても、トレ
ッドセグメントとサイドモールドとの間へのゴム噛みを
有効に防止して、製品外観の向上をもたらし、また、金
型の損傷等のおそれをより十分に取り除くことができ
る。
下で、生タイヤの幅方向に押し出されたゴムを、セグメ
ントに摺接するサイドモールドをもって幅方向内側の適
正位置まで十分に押し戻し変形させることができ、また
後者によれば、サイドモールドの作用によって生タイヤ
の半径方向外方へ押し出されたゴムを、トレッドセグメ
ントの摺接縮径変位によって半径方向内方へ押し戻し変
形させることができ、これらのいずれによっても、トレ
ッドセグメントとサイドモールドとの間へのゴム噛みを
有効に防止して、製品外観の向上をもたらし、また、金
型の損傷等のおそれをより十分に取り除くことができ
る。
【0011】この発明に係る他の加硫方法は、一対のサ
イドモールドおよび、それぞれが拡縮変位する複数個の
トレッドセグメントを具える加硫金型によって生タイヤ
を加硫するに当り、サイドモールドの締込み変位に先だ
って、または締込み変位の後、複数個のトレッドセグメ
ントの縮径変位を、いくつかのトレッドセグメントをグ
ループとして、グループ毎に縮径速度を相違させて行わ
せるとともに、全てのトレッドセグメントを同時に縮径
限位置に到達させるものである。
イドモールドおよび、それぞれが拡縮変位する複数個の
トレッドセグメントを具える加硫金型によって生タイヤ
を加硫するに当り、サイドモールドの締込み変位に先だ
って、または締込み変位の後、複数個のトレッドセグメ
ントの縮径変位を、いくつかのトレッドセグメントをグ
ループとして、グループ毎に縮径速度を相違させて行わ
せるとともに、全てのトレッドセグメントを同時に縮径
限位置に到達させるものである。
【0012】この方法では、それぞれのトレッドセグメ
ントの周方向端面の、先に述べたような摺接は生じない
も、トレッドセグメントのグループ毎の縮径変位開始位
置を相互に異ならせるとともに、グループ毎の縮径速度
を相違させることで、それらのセグメントが生タイヤに
接触するに際しての、隣接するセグメントの相対間隔
を、全てのトレッドセグメントを等速で縮径させる場合
に比して有利に狭めることができるので、これによって
もまた、ゴム噛みの発生を抑制することができる。
ントの周方向端面の、先に述べたような摺接は生じない
も、トレッドセグメントのグループ毎の縮径変位開始位
置を相互に異ならせるとともに、グループ毎の縮径速度
を相違させることで、それらのセグメントが生タイヤに
接触するに際しての、隣接するセグメントの相対間隔
を、全てのトレッドセグメントを等速で縮径させる場合
に比して有利に狭めることができるので、これによって
もまた、ゴム噛みの発生を抑制することができる。
【0013】また、このような方法の実施に用いる加硫
金型は、一対のサイドモールドおよび、それぞれが拡縮
変位する複数個のトレッドセグメントを具えるものであ
って、放射状に位置するそれぞれのトレッドセグメント
の一部を、半径方向外方に向けて周方向長さが次第に増
加するほぼ扇状のセグメントとし、残りのトレッドセグ
メントを、周方向長さが半径方向の内外で一定であり、
かつ、それぞれの周方向端面が拡縮変位方向と平行にな
るとともに、隣接するトレッドセグメントの周方向端面
と平行となる等長セグメントとし、複数個のトレッドセ
グメントのそれぞれを、拡縮変位を司る進退駆動機構に
連結したものである。
金型は、一対のサイドモールドおよび、それぞれが拡縮
変位する複数個のトレッドセグメントを具えるものであ
って、放射状に位置するそれぞれのトレッドセグメント
の一部を、半径方向外方に向けて周方向長さが次第に増
加するほぼ扇状のセグメントとし、残りのトレッドセグ
メントを、周方向長さが半径方向の内外で一定であり、
かつ、それぞれの周方向端面が拡縮変位方向と平行にな
るとともに、隣接するトレッドセグメントの周方向端面
と平行となる等長セグメントとし、複数個のトレッドセ
グメントのそれぞれを、拡縮変位を司る進退駆動機構に
連結したものである。
【0014】これによれば、生タイヤの加硫成型に際し
て、ほぼ扇状のセグメントのそれぞれを、進退駆動機構
の作用の下で、生タイヤの周面に先に当接させ、その後
に、等長セグメントを、隣接セグメントへの摺接下で縮
径変位させて、遅れてタイヤ周面に当接させることで、
先の方法を容易にかつ確実に実施することができる。こ
こで、ほぼ扇状のセグメントと等長セグメントとを周方
向に交互に配設した場合には、周方向での均一性をより
高めることができる。
て、ほぼ扇状のセグメントのそれぞれを、進退駆動機構
の作用の下で、生タイヤの周面に先に当接させ、その後
に、等長セグメントを、隣接セグメントへの摺接下で縮
径変位させて、遅れてタイヤ周面に当接させることで、
先の方法を容易にかつ確実に実施することができる。こ
こで、ほぼ扇状のセグメントと等長セグメントとを周方
向に交互に配設した場合には、周方向での均一性をより
高めることができる。
【0015】ところで、それぞれのセグメントの進退駆
動機構は、シリンダもしくは歯車機構とすることがで
き、これらのいずれにあっても、各トレッドセグメント
を、所要のタイミングで、かつ所要の速度で縮径変位さ
せることができるので、先の方法を円滑かつ確実に実施
することができる。
動機構は、シリンダもしくは歯車機構とすることがで
き、これらのいずれにあっても、各トレッドセグメント
を、所要のタイミングで、かつ所要の速度で縮径変位さ
せることができるので、先の方法を円滑かつ確実に実施
することができる。
【0016】また、進退駆動機構を、全てのトレッドセ
グメントに共通のアウターリングに設けたカムとした場
合には、この発明に係る前記他の方法の実施に当って、
複数個のトレッドセグメントのうちの一のグループ、た
とえば等長セグメントを速い速度で、そして他のグルー
プのたとえば扇状のセグメントを遅い速度で縮径変位さ
せることができて、前述した作用効果をもたらすことが
でき、またその方法を、より少ない設備コストおよびラ
ンニングコストの下に実施することができる。
グメントに共通のアウターリングに設けたカムとした場
合には、この発明に係る前記他の方法の実施に当って、
複数個のトレッドセグメントのうちの一のグループ、た
とえば等長セグメントを速い速度で、そして他のグルー
プのたとえば扇状のセグメントを遅い速度で縮径変位さ
せることができて、前述した作用効果をもたらすことが
でき、またその方法を、より少ない設備コストおよびラ
ンニングコストの下に実施することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1は、この発明
に係る装置の実施形態を加硫金型の半部について示す縦
断面図であり、図中1,2はそれぞれ、上下に対をなす
上サイドモールドおよび下サイドモールドを示し、また
3は、それぞれが拡縮変位される複数個のトレッドセグ
メントの一つを示す。
面に示すところに基づいて説明する。図1は、この発明
に係る装置の実施形態を加硫金型の半部について示す縦
断面図であり、図中1,2はそれぞれ、上下に対をなす
上サイドモールドおよび下サイドモールドを示し、また
3は、それぞれが拡縮変位される複数個のトレッドセグ
メントの一つを示す。
【0018】ここで、上サイドモールド1は、下サイド
モールド2に対し、ホルダ4とともに昇降されて開放お
よび締込み変位され、そして各トレッドセグメント3
は、ここでは油圧シリンダ5とした進退駆動機構によ
り、セグメント3を保持するセクタ6と一体に拡縮変位
される。
モールド2に対し、ホルダ4とともに昇降されて開放お
よび締込み変位され、そして各トレッドセグメント3
は、ここでは油圧シリンダ5とした進退駆動機構によ
り、セグメント3を保持するセクタ6と一体に拡縮変位
される。
【0019】ところで、ここにおける複数個のトレッド
セグメントは、図2に略線平面図で示すように、放射状
に位置するそれぞれのトレッドセグメントの一部を、半
径方向の外方に向けて周方向長さが次第に増加するほぼ
扇状のセグメント3aとし、また、残りのトレッドセグ
メントを、それぞれの周方向端面7aが、図に矢印Aで
示す拡縮変位方向と平行になるとともに、隣接するトレ
ッドセグメント、図ではほぼ扇状のセグメント3aの周
方向端面7bと平行となる等長セグメント3bとしたも
のであり、好ましくは、これらの両セグメント3a,3
bを周方向に交互に配設してなる。
セグメントは、図2に略線平面図で示すように、放射状
に位置するそれぞれのトレッドセグメントの一部を、半
径方向の外方に向けて周方向長さが次第に増加するほぼ
扇状のセグメント3aとし、また、残りのトレッドセグ
メントを、それぞれの周方向端面7aが、図に矢印Aで
示す拡縮変位方向と平行になるとともに、隣接するトレ
ッドセグメント、図ではほぼ扇状のセグメント3aの周
方向端面7bと平行となる等長セグメント3bとしたも
のであり、好ましくは、これらの両セグメント3a,3
bを周方向に交互に配設してなる。
【0020】複数個のセグメントをこのように構成した
場合には、図2(b)に示すように、ほぼ扇状のセグメ
ント3aの全てを、限界位置まで予め縮径変位させた状
態で、他の等長セグメント3bを限界位置まで縮径変位
させるに際し、各等長セグメント3bのそれぞれの周方
向端面7aは、隣接するセグメント3aのそれぞれの周
方向端面7bに摺接することになる。
場合には、図2(b)に示すように、ほぼ扇状のセグメ
ント3aの全てを、限界位置まで予め縮径変位させた状
態で、他の等長セグメント3bを限界位置まで縮径変位
させるに際し、各等長セグメント3bのそれぞれの周方
向端面7aは、隣接するセグメント3aのそれぞれの周
方向端面7bに摺接することになる。
【0021】従って、図1に示す加硫金型をもって生タ
イヤの加硫成型を行う場合には、たとえば、剛性コアC
上で成型した生タイヤGを、その剛性コアCとともに下
サイドモールド2上に位置決め配置した状態で、上サイ
ドモールド1を、図3(a)に示すように、生タイヤG
からやや間隔をおいた位置まで下降させ、そこで、ほぼ
扇状のセグメント3aの全てを、それぞれの油圧シリン
ダ5をもってそれらの縮径限界位置まで進出変位させて
生タイヤGの周面に当接させ、次いで、セグメント3a
間に位置するそれぞれの等長セグメント3bを、他のそ
れぞれの油圧シリンダ5により、セグメント3aの周方
向端面7bへの摺接下で、縮径限界位置まで進出変位さ
せる。
イヤの加硫成型を行う場合には、たとえば、剛性コアC
上で成型した生タイヤGを、その剛性コアCとともに下
サイドモールド2上に位置決め配置した状態で、上サイ
ドモールド1を、図3(a)に示すように、生タイヤG
からやや間隔をおいた位置まで下降させ、そこで、ほぼ
扇状のセグメント3aの全てを、それぞれの油圧シリン
ダ5をもってそれらの縮径限界位置まで進出変位させて
生タイヤGの周面に当接させ、次いで、セグメント3a
間に位置するそれぞれの等長セグメント3bを、他のそ
れぞれの油圧シリンダ5により、セグメント3aの周方
向端面7bへの摺接下で、縮径限界位置まで進出変位さ
せる。
【0022】これによれば、ほぼ扇状のセグメント3a
の先の縮径変位によって、そのセグメント3aの周方向
に押し出された生タイヤGの周面ゴムは、その後に続く
等長セグメント3bの縮径変位における、それの周方向
端面7aの、他のセグメント3aのそれぞれの周方向端
面7bへの摺接に基づいて半径方向内方へ十分に押し込
み変形されることになるので、それらのセグメント3
a,3b間へのゴムの噛込みは十分に防止されることに
なる。
の先の縮径変位によって、そのセグメント3aの周方向
に押し出された生タイヤGの周面ゴムは、その後に続く
等長セグメント3bの縮径変位における、それの周方向
端面7aの、他のセグメント3aのそれぞれの周方向端
面7bへの摺接に基づいて半径方向内方へ十分に押し込
み変形されることになるので、それらのセグメント3
a,3b間へのゴムの噛込みは十分に防止されることに
なる。
【0023】そしてその後は、図3(b)に示すよう
に、上サイドモールド1の外周面を、それぞれのセグメ
ント3a,3bの内周面に摺接させて締込み変位させ
る。このことによれば、縮径姿勢としたそれぞれのセグ
メント3a,3bによってタイヤの幅方向外側へ押し出
されたゴムを、その上サイドモールド1をもって幅方向
内側へ適正に押し込み変形させることができ、それらの
セグメント3a,3bと上サイドモールド1との間への
ゴムの噛込みを防止することができる。
に、上サイドモールド1の外周面を、それぞれのセグメ
ント3a,3bの内周面に摺接させて締込み変位させ
る。このことによれば、縮径姿勢としたそれぞれのセグ
メント3a,3bによってタイヤの幅方向外側へ押し出
されたゴムを、その上サイドモールド1をもって幅方向
内側へ適正に押し込み変形させることができ、それらの
セグメント3a,3bと上サイドモールド1との間への
ゴムの噛込みを防止することができる。
【0024】なおここで、セグメント3a,3bと、サ
イドモールド1,2との相対構造を、たとえば図4に示
すように、セグメント3a,3bの縮径変位に際して、
各セグメント3a,3bの両側面が、締込み姿勢にある
サイドモールド1,2の相互の対向面に摺接する構造と
した場合には、サイドモールド1,2の締込み変位の後
にセグメント3a,3bを縮径変位させることで、サイ
ドモールド1,2によって半径方向外方へ押し出された
ゴムを、セグメント3a,3bによって半径方向内方へ
押し込み変形させることができ、これによってもまたゴ
ムの噛込みを有効に防止することができる。
イドモールド1,2との相対構造を、たとえば図4に示
すように、セグメント3a,3bの縮径変位に際して、
各セグメント3a,3bの両側面が、締込み姿勢にある
サイドモールド1,2の相互の対向面に摺接する構造と
した場合には、サイドモールド1,2の締込み変位の後
にセグメント3a,3bを縮径変位させることで、サイ
ドモールド1,2によって半径方向外方へ押し出された
ゴムを、セグメント3a,3bによって半径方向内方へ
押し込み変形させることができ、これによってもまたゴ
ムの噛込みを有効に防止することができる。
【0025】ところで、図1に示す加硫金型を用いる場
合にあってより好ましくは、図5(a)に示すように、
上下のサイドモールド1,2をともに、位置決め配置さ
れた生タイヤGから所定の間隔をおいて位置させた状態
で、それぞれのセグメント3a,3bを所要の順序で縮
径変位させ、その後、図5(b)に示すように、上下の
両サイドモールド1,2を締込み変位させる。これによ
れば、それぞれのセグメント3a,3bの縮径変位によ
って上サイドモールド側へ押し出されるゴムのみなら
ず、下サイドモールド側へ押し出されるゴムをもまた、
タイヤ幅方向の内側へ有効に押し込み変形させることが
できる。
合にあってより好ましくは、図5(a)に示すように、
上下のサイドモールド1,2をともに、位置決め配置さ
れた生タイヤGから所定の間隔をおいて位置させた状態
で、それぞれのセグメント3a,3bを所要の順序で縮
径変位させ、その後、図5(b)に示すように、上下の
両サイドモールド1,2を締込み変位させる。これによ
れば、それぞれのセグメント3a,3bの縮径変位によ
って上サイドモールド側へ押し出されるゴムのみなら
ず、下サイドモールド側へ押し出されるゴムをもまた、
タイヤ幅方向の内側へ有効に押し込み変形させることが
できる。
【0026】図6は、加硫金型の他の実施形態を示す図
であり、これは、各セグメント3a,3bの進退駆動機
構を、ラックアンドピニオンからなる歯車機構8とした
ものである。これによってもまた、各歯車機構8は、セ
グメント3a,3bを、所要のタイミングで、かつ所要
の速度で縮径変位させることができるので、先の場合と
同様の作用効果をもたらすことができる。そして、この
装置を用いる場合にも、好ましくは、生タイヤGを、図
5に示すように、下サイドモールド2から幾分間隔をお
いて位置決め配置する。
であり、これは、各セグメント3a,3bの進退駆動機
構を、ラックアンドピニオンからなる歯車機構8とした
ものである。これによってもまた、各歯車機構8は、セ
グメント3a,3bを、所要のタイミングで、かつ所要
の速度で縮径変位させることができるので、先の場合と
同様の作用効果をもたらすことができる。そして、この
装置を用いる場合にも、好ましくは、生タイヤGを、図
5に示すように、下サイドモールド2から幾分間隔をお
いて位置決め配置する。
【0027】図7はさらに他の実施形態を示す図であ
り、これは一の共通のアウターリング9に、ほぼ扇状の
セグメント3a用のカム面9aと、等長セグメント3b
用のカム面9bとを設け、これらのカム面の、アウター
リング9の昇降方向に対するテーパ角度θ1,θ2を、
扇状のセグメント3aに対して小さく、等長セグメント
3bに対しては大きくし、また等長セグメント3bの縮
径始点を他方のセグメント3aより半径方向外側に位置
させたものである。これによれば、セグメント3bに嵌
合連結したカム9bは、そのセグメント3bを、他のセ
グメント3aより速い速度で縮径変形させるも、それら
の両セグメント3a,3bは、同時に縮径限位置に達す
ることになる。
り、これは一の共通のアウターリング9に、ほぼ扇状の
セグメント3a用のカム面9aと、等長セグメント3b
用のカム面9bとを設け、これらのカム面の、アウター
リング9の昇降方向に対するテーパ角度θ1,θ2を、
扇状のセグメント3aに対して小さく、等長セグメント
3bに対しては大きくし、また等長セグメント3bの縮
径始点を他方のセグメント3aより半径方向外側に位置
させたものである。これによれば、セグメント3bに嵌
合連結したカム9bは、そのセグメント3bを、他のセ
グメント3aより速い速度で縮径変形させるも、それら
の両セグメント3a,3bは、同時に縮径限位置に達す
ることになる。
【0028】従って、ここでは、扇状のセグメント3a
が生タイヤGに接触するに際しての、それと他のセグメ
ント3bとの隣接間隙を、従来技術のそれに比して有利
に低減させて、ゴムの噛込みを有効に防止することがで
きる。
が生タイヤGに接触するに際しての、それと他のセグメ
ント3bとの隣接間隙を、従来技術のそれに比して有利
に低減させて、ゴムの噛込みを有効に防止することがで
きる。
【0029】なお、図6,7に示す加硫金型においても
また、図4について述べたように、予め締込み変位させ
たサイドモールド1,2にセグメント3a,3bを摺接
させる構造とすることもできる。
また、図4について述べたように、予め締込み変位させ
たサイドモールド1,2にセグメント3a,3bを摺接
させる構造とすることもできる。
【0030】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、生タイヤが
剛性コア上で成型されたものであっても、トレッドセグ
メント間または、トレッドセグメントとサイドモールド
との間へのゴムの噛込みを有効に防止して、製品タイヤ
の外観品質を高めるとともに、加硫金型への損傷等の発
生を十分に防止することができる。
剛性コア上で成型されたものであっても、トレッドセグ
メント間または、トレッドセグメントとサイドモールド
との間へのゴムの噛込みを有効に防止して、製品タイヤ
の外観品質を高めるとともに、加硫金型への損傷等の発
生を十分に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る装置の実施形態を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】 複数個のトレッドセグメントの略線平面図で
ある。
ある。
【図3】 一の加硫方法についての工程図である。
【図4】 加硫金型の変更例を示す縦断面図である。
【図5】 他の加硫方法を示す工程図である。
【図6】 装置の他の実施形態を示す縦断面図である。
【図7】 装置のさらに他の実施形態を示す縦断面図で
ある。
ある。
1 上サイドモールド
2 下サイドモールド
3 トレッドセグメント
3a ほぼ扇状のセグメント
3b 等長セグメント
4 ホルダ
5 油圧シリンダ
6 セクタ
7a,7b 周方向端面
8 歯車機構
9 アウターリング
A 拡縮変位方向
C 剛性コア
G 生タイヤ
Claims (8)
- 【請求項1】 一対のサイドモールドおよび、それぞれ
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型によって生タイヤを加硫するに当り、 サイドモールドの締込み変位に先だって、または締込み
変位の後、複数個のトレッドセグメントの縮径変位を、
いくつかのトレッドセグメントをグループとして、グル
ープ毎にタイミングをずらして生タイヤに接触させるこ
とにより行うとともに、生タイヤに最後に接触するグル
ープのトレッドセグメントの縮径変位を、他のグループ
のトレッドセグメントに周方向端面を摺接させながら行
うタイヤの加硫方法。 - 【請求項2】 一対のサイドモールドおよび、それぞれ
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型によって生タイヤを加硫するに当り、 サイドモールドの締込み変位を、縮径姿勢のそれぞれの
トレッドセグメントに対し、サイドモールドの半径方向
外周面を摺接させながら行うタイヤの加硫方法。 - 【請求項3】 一対のサイドモールドおよび、それぞれ
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型によって生タイヤを加硫するに当り、 複数個のトレッドセグメントのそれぞれの縮径変位を、
締込み姿勢のサイドモールドに対し、トレッドセグメン
トの側面を摺接させながら行うタイヤの加硫方法。 - 【請求項4】 一対のサイドモールドおよび、それぞれ
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型によって生タイヤを加硫するに当り、 サイドモールドの締込み変位に先だって、または締込み
変位の後、複数個のトレッドセグメントの縮径変位を、
いくつかのトレッドセグメントをグループとして、グル
ープ毎に縮径速度を相違させて行わせるとともに、全て
のトレッドセグメントを同時に縮径限位置に到達させる
タイヤの加硫方法。 - 【請求項5】 一対のサイドモールドおよび、それぞれ
が拡縮変位する複数個のトレッドセグメントを具える加
硫金型であって、 放射状に位置するそれぞれのトレッドセグメントの一部
を、半径方向外方に向けて周方向長さが次第に増加する
ほぼ扇状のセグメントとし、残りのトレッドセグメント
を、それぞれの周方向端面が拡縮変位方向と平行になる
とともに、隣接するトレッドセグメントの周方向端面と
平行となる等長セグメントとし、複数個のトレッドセグ
メントのそれぞれを、拡縮変位を司る進退駆動機構に連
結してなる加硫金型。 - 【請求項6】 ほぼ扇状のセグメントと等長セグメント
とを周方向に交互に配設してなる請求項5に記載の加硫
金型。 - 【請求項7】 進退駆動機構を、シリンダもしくは歯車
機構としてなる請求項5もしくは6に記載の加硫金型。 - 【請求項8】 進退駆動機構を、アウターリングに設け
たカムとしてなる請求項5もしくは6に記載の加硫金
型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001231906A JP2003039436A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | タイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001231906A JP2003039436A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | タイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003039436A true JP2003039436A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19063899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001231906A Pending JP2003039436A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | タイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003039436A (ja) |
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CN101797778A (zh) * | 2009-02-09 | 2010-08-11 | 住友橡胶工业株式会社 | 轮胎的硫化模具 |
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- 2001-07-31 JP JP2001231906A patent/JP2003039436A/ja active Pending
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